JPH0886786A - 飛出し防止用封止具を備えた乾式分析フィルム用カートリッジ - Google Patents

飛出し防止用封止具を備えた乾式分析フィルム用カートリッジ

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JPH0886786A
JPH0886786A JP6221763A JP22176394A JPH0886786A JP H0886786 A JPH0886786 A JP H0886786A JP 6221763 A JP6221763 A JP 6221763A JP 22176394 A JP22176394 A JP 22176394A JP H0886786 A JPH0886786 A JP H0886786A
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analysis film
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泰司 藤嵜
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義弘 瀬戸
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清一 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 箱体内に収容した乾式分析フィルムが落下衝
撃等で取出口から飛び出すのを簡易な構造で防止する。 【構成】 乾式分析フィルム1を収容する箱体11の一端
に一側壁面11a に開口した第1開口部14a と端面に開口
した第2開口部14b とからなる取出口14を設け、箱体11
の第1開口部14a 近傍の一側壁面11a 及び対向する他の
一外側壁面11bに係止部13a,13b を備え、両係止部13a,1
3b に係止する係止部6a,7aを備え前記第1開口部14a
及び前記第2開口部14b を覆う飛出し防止用封止具(飛
出し防止用キャップ)5を着脱可能に装着してなり、飛
出し防止用封止具5は第2開口部14b から箱体11の内方
に突出して乾式分析フィルム1に接触して第1開口部14
aの取出し位置より内部に押圧し位置させる突出部8aを
有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液、尿等の試料液に
含まれる所定の生化学物質・化学物質との化学反応、生
化学反応又は免疫反応等により光学濃度変化を生じる試
薬層を有する乾式分析フィルムを収容し、この乾式分析
フィルムが順次取出口から取り出される飛出し防止用封
止具を備えた乾式分析フィルム用カートリッジに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、試料液の小滴を点着供給するだけ
でこの試料液中に含まれている特定の化学成分の含有量
又はその活性値、あるいは有形成分の含有量を定量分析
することのできる乾式の一体型多層分析フィルム(多層
分析要素、多層分析素子とも称される)が開発され実用
化されている。また、濾紙タイプの試験片やそれを改良
した単層又は多層の試験片も提案され、一部は実用化さ
れている。
【0003】このような乾式分析フィルムを用いて試料
液中の化学成分等の定量的な分析を行うには、試料液を
乾式分析フィルムに展開層を有するものでは展開層に、
展開層を有しないものでは直接試薬層に点着させた後、
これをインキュベータ(恒温器)内で所定時間恒温保持
(インキュベーション)して呈色反応(色素生成反応又
は指示薬色素の変色反応)させ、次いで試料液中の所定
の生化学物質と乾式分析フィルムに含まれる試薬との組
み合わせにより予め選定された波長を含む測定用照射光
をこの乾式分析フィルムに照射してその光学濃度を測定
し、この光学濃度から、あらかじめ求めておいた光学濃
度と所定の生化学物質の物質濃度との対応を表わす検量
線を用いて前記試料液中の所定の生化学物質の物質濃度
(含有量)又は活性値を求めるものである。
【0004】ところで、前記一体型多層乾式分析フィル
ムは、有機ポリマーからなる支持体の上に試薬を含有し
た試薬層を少なくとも1層、さらに好ましくは試薬層の
上側に展開層を設けた構成を有するものであり、正方
形、矩形などの所定の形状の乾式分析フィルム片に形成
される。そして自動操作のために、前記乾式分析フィル
ム片を有機ポリマー製のマウントによって挾持した化学
分析スライドとして実用化されている。また、本件発明
者らは、前記マウントを有しない乾式分析フィルム片を
直接カートリッジに装填し、このカートリッジを生化学
分析装置のフィルム供給装置に格納し、順次取り出して
測定を行う技術を提案している。
【0005】そして、前記乾式分析フィルムの収容及び
供給は、例えば、実公昭57−53271号公報(米国特許第
4,151,931 号明細書)等に見られるように、この乾式分
析フィルムを多数積層してカートリッジに収容し、この
カートリッジの上部には側面に開口する取出口が設けら
れ、横方向から作動する押出しブレードで最上段の乾式
分析フィルムを押し出して分析装置に供給するものであ
り、このカートリッジの乾式分析フィルムの底部には支
持部材がラチェット機構によって上動のみ可能に配設さ
れ、この支持部材を下方からのプランジャの作動によっ
て上昇させて順次取出口側に付勢するようにした技術が
開示されている。
【0006】また、カートリッジ内に収容した乾式分析
フィルムを弾性体又はスプリングによって付勢された押
え部材によって取出口の方向に押圧し、乾式分析フィル
ムを順次取出口から取り出すようにした技術も、例え
ば、特開平5−188058号公報、特開平1−87438(欧州特
許公開第 304 838号に対応)、欧州特許公開第 567 067
号に見られるように開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上述のよう
なカートリッジの構造では、内部に乾式分析フィルムを
積層収容し、搬送している際に落下等の各種衝撃が作用
したときに収容されている乾式分析フィルムが移動し
て、取出口の内部に進入して少し飛び出してしまう恐れ
がある。また、飛び出さなくても位置がずれると、その
後の乾式分析フィルムの取り出し、搬送機構による搬
送、測定が正常に行えなくなる恐れがある。
【0008】具体的には、前記カートリッジから乾式分
析フィルムが飛び出していると生化学分析装置などの保
管庫にセットする際にホルダー部に引っ掛かって傷がつ
いたり、正常な姿勢に格納できないことが懸念される。
さらに、カートリッジが格納できても位置のずれた乾式
分析フィルムが搬送途中で引っ掛かってジャムが生起す
る恐れがある。
【0009】さらに、乾式分析フィルムには前述のよう
に試料液を点着するものであるが、点着位置がずれると
試料液の展開に偏りが生じて測定時の測定範囲から外れ
た部分では測定されないことから、その測定精度は大き
く低下することになる。
【0010】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、搬送時などの衝撃で乾式分析フィルムが取出口から
飛び出すのを簡易な構造で防止して正規の位置に保持す
るようにした飛出し防止用封止具を備えた乾式分析フィ
ルム用カートリッジを提供することを目的とするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の飛出し防止用封止具を備えた乾式分析フィルム
用カートリッジは、乾式分析フィルムを複数積層して収
容する箱体の一端に乾式分析フィルムを取り出すための
取出口を設け、前記取出口は1枚の乾式分析フィルムが
挿通する一側壁面に開口した第1開口部と、端面に開口
した第2開口部とを有し、前記箱体の第1開口部近傍の
一外側壁面及び対向する他の一外側壁面に係止部を備
え、前記両係止部に係止する係止部を備え、前記第1開
口部及び前記第2開口部を覆う乾式分析フイルム飛出し
防止用封止具を着脱可能に装着してなり、前記飛出し防
止用封止具は、前記第2開口部から箱体の内方に突出し
て乾式分析フィルムに接触して乾式分析フィルムを第1
開口部の取出し位置より内部に押圧し位置させる突出部
を有することを特徴とする飛出し防止用封止具を備えた
ことを特徴とするものである。
【0012】また、前記飛出し防止用封止具が、前記箱
体の第1開口部近傍の一外側壁面及び対向する他の一外
側壁面に係止して覆う略U字状の形状であり、前記箱体
の一外側壁面及び対向する他の一外側壁面に設けられて
いる係止部が凹陥状であり、前記飛出し防止用封止具の
略U字状の内側の両端又はその近傍に備えた係止部が前
記凹陥状係止部に係止する突起状部に構成するのが好適
である。
【0013】
【作用】前記のような本発明では、カートリッジの箱体
内に乾式分析フィルムを収容した搬送時には、その取出
口と箱体の端面の開口を覆うように飛出し防止用封止具
(具体例としては飛出し防止用キャップ)を装着してい
るものであり、この飛出し防止用封止具の両端の係止部
が箱体両側壁面の係止部に係止して保持され、第1開口
部を閉塞するとともに、飛出し防止用封止具の突出部が
第2開口部から箱体の内方に突出して、収容されている
乾式分析フィルムに接触して内部に押し込んだ位置に保
持し、1枚目の乾式分析フィルムを第1開口部の取出し
位置より内部に規制することで、搬送時の落下等の各種
衝撃が作用しても乾式分析フィルムは前記第1開口部の
内部に進入することがなく、正規位置に保持されるもの
である。
【0014】一方、使用に際して前記飛出し防止用封止
具を箱体から外すと、取出口の第1開口部及び第2開口
部を開放するとともに、飛出し防止用封止具の突出部に
よって内部に押し込まれていた乾式分析フィルムが取出
口の方向に移動して、1枚目の乾式分析フィルムが第1
開口部内に進入していない正規の位置に停止して飛び出
すことがないので、このカートリッジを生化学分析装置
等の保管庫へのセット時に引っ掛かったりすることなく
格納できる。また、位置ずれのない乾式分析フィルムを
取り出すことによって、正常な搬送が行えるとともに、
最初の乾式分析フィルムについても正確な測定が行える
ものであり、高い信頼性が得られるようにしている。
【0015】また、前記飛出し防止用封止具を、第1開
口部側の第1片を長く反対側の第2片を短く設けると、
長い部分によって高い保持力を得るとともに、短い部分
によって取り外す際に外れやすい構造となって機能を分
化しており、カートリッジの他側壁面から突出している
第2片の先端部分を操作して容易に外すことができると
ともに、装着状態での保持力を確保している。
【0016】さらに、前記第2片は、外側に開いて係止
部の係止を外すとともに取出口側に移動させて反対側の
第1片の係止を外すものであり、前記第2片の係止部の
突出部側の係止面を傾斜面に形成すると、第2片の取出
口側への移動操作によってその係止が外れて、取り外し
がさらに容易に行える。
【0017】一方、前記第1片を箱体の一側壁面の縦リ
ブの間に挿入するように構成することにより、装着時に
第1片が案内されて取り付けが容易であるとともに、横
方向に外れにくい構造となっている。
【0018】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。図1は本発明の一実施例の飛出し防止用封止
具(以下、具体例に即してフィルム飛出し防止用キャッ
プという)を備えた乾式分析フィルム用カートリッジの
外観斜視図、図2は図1のA−A線に沿う縦断面図、図
3は前記カートリッジから乾式分析フィルムを取り出し
ている状態を示す縦断面図である。さらに、図4は飛出
し防止用キャップの装着時の斜視図を示し、図5には飛
出し防止用キャップを装着したカートリッジの正面中央
縦断面図、正面図、背面図、平面図、底面図を示し、図
6には飛出し防止用キャップの六面図(背面図は正面図
と対称)と断面図及び斜視図を示している。
【0019】本例のカートリッジ10は、乾式分析フィル
ム1を多数枚積み重ねた状態で収容する角筒状の分割箱
体11で構成され、この箱体11の一端(上端)が開口して
挿入口となり、この開口が蓋部材12の装着によって閉塞
される。
【0020】また、前記箱体11の他の一端(最下部)に
は、乾式分析フィルム1を取り出すための取出口14が形
成されている。この取出口14は、箱体11の一側壁面11a
に開口する1枚の乾式分析フィルム1が挿通可能な第1
開口部14a と、底面に開口する前記乾式分析フィルム1
を吸引保持する取出用吸盤15(図3参照)が進入する第
2開口部14b とで形成されている。前記第2開口部14b
は図4にも示すように、前記一側壁面11a の下端部で第
1開口部14a と連続して形成され、対向する反対側の他
側壁面11b では飛出し防止用キャップ5の幅に除去され
た切欠き部14cが形成されている。
【0021】なお、前記カートリッジ10に収容される乾
式分析フィルム1の厚さは測定項目(測定対照成分又は
アナライトの名称)に応じて異なる場合があり、それに
応じて取出口14から確実に1枚のみ取り出せるようにそ
の第1開口部14a の寸法が異なって形成される。
【0022】一方、前記箱体11の内部には、乾式分析フ
ィルム1を取出口14の方向に付勢するフィルム押え機構
16(図2、図3、図7参照)が設置される。フィルム押
え機構16は、前記取出口14と反対側から摺動可能に配設
され前記乾式分析フィルム1に接触し取出口14の方向に
押える押え部材17a を有する押え手段17と、押え部材17
a を取出口14の方向に付勢するスプリング18と、スプリ
ング18の他端を担持するとともに箱体11に係合して取出
口14と反対方向への移動を規制するストッパー19とを備
えている。具体的構造は後述する。
【0023】前記箱体11の一側壁面11a には、図5の
(B)に示すように両側に縦リブ11cが形成され、両側
の縦リブ11c の間に上から蓋部材12の脚部12a を係止す
る開口部11d 、乾式分析フィルム1の厚さに対応して選
択的に1個が開口される3つの識別孔11e (開口されな
い孔は貫通しておらず薄い壁が残るように形成されてお
り、カートリッジに乾式分析フィルムを収容して組み立
てる工程などの際に開口手段により容易に開口される)
がそれぞれ設けられるとともに、底部側には前記取出口
14の第1開口部14a の上方近傍に係止部として第1の係
止凹部13a が設けられている。第1の係止凹部13a は図
2に示すように内部に貫通しておらず薄い壁部が残るよ
うに形成され、また、一側壁面11a の内壁面の両側には
ラチェット歯11h(図3参照)が縦方向に延びて形成され
ている。
【0024】また、箱体11の反対側の他側壁面11b に
は、図5の(C)に示すように両側の縦方向に縦リブ11
f が形成され、この他側壁面11b の縦リブ11f は前記一
側壁面11a の縦リブ11c より幅は広いが高さは低く、か
つ、短く形成され、下端部には後述の飛出し防止用キャ
ップ5の取外し用の操作空間が形成されている。そし
て、両側の縦リブ11f の間に上から蓋部材12の脚部12a
を係止する開口部11d 、一側壁面11a の前記識別孔11e
に対応した長円形の透孔11g がそれぞれ設けられるとと
もに、底部側には前記取出口14の第2開口部14b の切欠
きの上方近傍に係止部としての第2の係止凹部13b が設
けられている。この第2の係止凹部13b も図2に示すよ
うに内部に貫通しておらず薄い壁部が残るように形成さ
れ、また、他側壁面11b の内壁面の両側にもラチェット
歯11h(図3参照)が縦方向に延びて形成されている。
【0025】なお、前記箱体11は成形時には2分割構造
であるが、乾式分析フィルム1の収容時には両分割体は
融着されて一体の箱体11として構成され、分割線は現出
しているが分割不能となっている。
【0026】そして、前記のようなカートリッジ10の箱
体11の取出口14に対して、前記第1及び第2の係止凹部
13a,13b によって飛出し防止用キャップ5が着脱可能に
装着される。前記飛出し防止用キャップ5は合成樹脂
(有機ポリマー)によって成形されて弾性を有し、その
形状は各図から明らかなように、全体として略U字状に
形成され、前記一側壁面11a に装着される第1片6と、
他側壁面11b に装着される第2片7と、底面に装着され
る底片8とで構成されている。
【0027】前記第1片6には先端内方に前記第1の係
止凹部13a に係止する係止部としての第1の係止突起6a
が設けられ、第2片7には先端内方に前記第2の係止凹
部13b に係止する係止部としての第2の係止突起7aが設
けられ、第1片6は第2片7より長く形成されている。
また、前記底片8には、前記第2開口部14b から箱体11
の内方に突出する突出部8aを有し、両側の第1片6及び
第2片7と連結する部分は、箱体11の一側壁面11a 及び
他側壁面11b の下端壁部に係合する凹部形状に形成され
ている。
【0028】さらに、前記飛出し防止用キャップ5の短
い方の第2片7の先端部は、飛出し防止用キャップ5を
外す際の操作部8bとなり、この先端部分は係止突起7aか
ら外側に傾斜して突出形成され、他側壁面11b との係止
時に先端が離れるよう形成されている。また、前記第2
片7の第2の係止突起7aの形状は、側方から見て上下の
取出口側(底部側)及び先端側の係止面がそれぞれ傾斜
面に形成されている。一方、長い方の第1片6の先端部
は、先端になるに従って幅が狭くなるように形成され、
その第1の係止突起6aの形状は、取出口側(底部側)が
垂直面に、先端側が傾斜面に形成されている。
【0029】さらに、前記箱体11の分割線が見えてる側
面部分には、このカートリッジ10に収納される乾式分析
フィルム1の製造ロット、測定項目、使用期限、特性等
のいずれかを表わす情報を有するバーコード等のデータ
記録部(図示せず)が付設される。
【0030】ここで、前記フィルム押え機構16の具体的
構造を図2、図3及び図7に基づき説明する。前記押え
手段17は、平板状の押え部材17a に背部から垂直向きに
突出する角柱状の軸体17b が設けられている。この軸体
17b は断面が角を丸めた長方形(又は正方形)であり、
ストッパー19から突出する先端部分が保持部17c に設け
られ、この保持部17c には貫通孔17d が開口され、軸体
17b の側面には溝17eが設けられている。
【0031】一方、前記ストッパー19は、角筒状に延び
軸体17b と摺動可能な摺動体19a と、この摺動体19a の
一端に横方向に延びてスプリング18の一端を担持するス
プリング受け19b と、前記スプリング受け19b に連接さ
れた係止部19c とを有している。前記摺動体19a の長さ
は軸体17b の押え部材17a から保持部17c までの長さよ
り短く形成されている。
【0032】また、前記ストッパー19には、スプリング
受け19b に先端が外側に拡がった薄板状の係止部19c が
設けられ、その先端には外方向に突出する爪部19d が設
けられ、この爪部19d が前記箱体11の内壁面の縦方向に
延びるラチェット歯11h に係合される。
【0033】前記スプリング18は、一端が軸体17b の外
周で押え部材17a の背面に当接し、他端が摺動体19a の
外周でスプリング受け19b の背面に当接した状態で縮装
される。そして、箱体11の内部に組み込まれる以前の状
態は、スプリング18を圧縮して軸体17b の保持部17c
を、ストッパー19の摺動体19a から突出させて、その貫
通孔17d に図示しない治具が挿通され、フィルム押え機
構16が組立部品にユニット化された状態で保持される。
【0034】前記カートリッジ10に収納される乾式分析
フィルム1は、図8に示すように、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)やポリスチレン等の有機ポリマシー
ト等のプラスチックシートからなる光透過性の支持体2
上に試薬層3を塗布又は接着等により設け、この上に展
開層4をラミネート法等により積層したフィルム片(チ
ップ)であり、従来の化学分析スライドにおけるマウン
トに相当するものは有していない。
【0035】前記試薬層3はゼラチン等の親水性ポリマ
バインダ又は多孔性層の中にアナライトに選択的に反応
する検出試薬及び発色反応に必要な試薬(化学分析試薬
又は免疫分析試薬)成分が含まれる少なくとも1つの層
で構成されている。また、前記展開層4は外部との間で
コスレに強い材料例えばポリエステル等の合成繊維から
なる織物布地や編み物布地、天然繊維と合成繊維との混
紡による織物布地、編み物布地、不織布等若しくは紙か
ら構成されて保護層として機能するとともに、この展開
層4上に点着された試料液を試薬層3上に一様に供給し
得るように展延する。
【0036】この乾式分析フィルム1は常湿状態では、
図8(A)に示すように平面に近い形状に形成される。
しかしながら、乾式分析フィルム1は保管時においては
化学反応を進行させないように乾燥環境下(たとえば湿
度が20%以下)に配設されるため、展開層4を内側にし
て湾曲した形状となる。すなわち図8(B)に示すよう
な一方向にのみ湾曲した形状、図8(C)に示すような
複数方向に湾曲した形状となる。
【0037】前記のようなカートリッジ10には乾式分析
フィルム1及びフィルム押え機構16が収納されるもので
あり、その収納前若しくは収納後に前記飛出し防止用キ
ャップ5が装着される。
【0038】まず、乾式分析フィルム1の収納を説明す
れば、角筒状に接合された箱体11に対し、例えば 100枚
又は50枚程度の所定枚数の乾式分析フィルム1を積層し
て蓋部材12が外された開口から収容する。その際、各乾
式分析フィルム1の間には前記湾曲形状に応じて若干の
空隙が形成されて、全体として圧縮方向に弾性を有する
ことになる。
【0039】一方、治具等に組立部品状態で支承されて
いるフィルム押え機構16を、その保持部17c を組立手段
(ロボットハンド)によって掴んで保持して前記箱体11
に挿入し、そのストッパー19の係止部19c の爪部19d を
箱体11のラチェット歯11h に係合させつつ内部に押し込
み、押え部材17a が乾式分析フィルム1に接触するかそ
れ以前の状態で、前記保持部17c の掴みを解放し、その
後蓋部材12を装着してなる。保持が解放されたフィルム
押え機構16は、スプリング18の付勢力によって押え手段
17が移動し、押え部材17a の押圧面が乾式分析フィルム
1に接触してこれを押圧する。なお、初期の収容状態で
乾式分析フィルム1の厚さが異なる場合、収容枚数が異
なる場合には、それぞれの乾式分析フィルム1の全体の
収納高さに応じてストッパー19の係合位置を調整するも
のである。
【0040】次に、前記飛出し防止用キャップ5を図4
に示すようにカートリッジ10の箱体11の底部の取出口14
を覆うように装着するものであるが、その際に飛出し防
止用キャップ5における第1片6及び第2片7の係止突
起6a,7aの先端側の傾斜面により、この第1片6及び第
2片7は一側壁面11a 及び他側壁面11b の端部との接触
によってその傾斜に伴って容易に外側に広がるように変
形し、一側壁面11a 及び他側壁面11b に沿って移動する
とともに、第1片6が両側の縦リブ11c に案内されてそ
の間に挿入される。そして、第1片6及び第2片7の係
止突起6a,7aがそれぞれ係止凹部13a,13b に係止し、こ
の係止状態では第1片6の係止突起6aの底部側の垂直面
によって保持力が高くなっている。
【0041】前記飛出し防止用キャップ5の装着状態に
おいては、第1片6が取出口14の第1開口部14a を閉塞
するとともに、底片8の突出部8aが第2開口部14b から
箱体11の内方に突出して、この突出部8aが収容した乾式
分析フィルム1の最も取出口14に近い面に接触して、こ
の乾式分析フィルム1を第1開口部14a の取出し位置よ
り内部に押し込んだ内壁面に面する位置に規制してい
る。この状態でカートリッジ10は搬送され、その取扱中
に落下等の各種衝撃が作用しても乾式分析フィルム1は
取出口14の第1開口部14a の内部に移動することがな
く、飛び出しが防止されている。
【0042】一方、前記のようなカートリッジ10を生化
学分析装置等の保管庫に挿入するときには、飛出し防止
用キャップ5を箱体11から外すものである。その際、飛
出し防止用キャップ5の第2片7の先端操作部8bを底部
側に押すように操作すると、この操作部8bは先端部が他
側壁面11b から突出していることで指が掛かりやすく、
さらに、第2片7の係止突起7aの底部側が傾斜面である
ことから、下方への力の作用で第2片7が外側に変形し
て第2の係止凹部13b との係止が外れるものであり、そ
の後は飛出し防止用キャップ5を変形させつつ第2片7
を底部側にずらして突出部8aを第2開口部14b から引き
出し、最後に第1片6の係止突起6aを一側壁面11a の第
1の係止凹部13a から外してなるものであり、その操作
が簡易に行える。
【0043】飛出し防止用キャップ5の取り外しによ
り、取出口14の第1開口部14a 及び第2開口部14b が開
放されるとともに、突出部8aによって第1開口部14a の
取出し位置より内部に押し込まれていた1枚目の乾式分
析フィルム1が第1開口部14aと合致する取出し位置に
移動し、前記保管庫に装填してから取出用吸盤15による
取り出しが行われるものである。
【0044】前記飛出し防止用キャップ5の構造によ
り、第1片6が長く第2片7が短く形成していること
で、長い部分によって高い保持力を得るとともに、短い
部分によって外れやすい構造となって機能を分化してお
り、着脱性と装着状態での保持力を確保している。
【0045】なお、前記実施例では、飛出し防止用キャ
ップ5の係止構造は、箱体11の側壁面11a,11b に設けた
係止部13a,13b が凹陥状であり、飛出し防止用キャップ
5に設けた係止部61,7aが突起状であるが、この係止構
造は適宜設計変更可能であり、例えば、箱体11の側壁面
11a,11b の係止部を突起状に、飛出し防止用キャップ5
の係止部を凹陥状又は貫通開孔に形成するようにしても
よい。
【0046】また、本発明のカートリッジ10に収容可能
な乾式分析フィルム1としては、前記実施例に記載した
ようなマウントを有しない乾式分析フィルム片の他、マ
ウントを有するスライドタイプの乾式分析フィルム、濾
紙タイプの乾式分析フィルム等のものが適用可能であ
る。また、乾式分析フィルム1の取出し方法としても取
出用吸盤15によるものの他、押出しブレードによって一
方から他方に押し出すものなどが採用可能である。
【0047】
【発明の好ましい実施態様】
(1) 前記飛出し防止用封止具は、第1開口部近傍の
一側壁面に設けられた係止部に係止する係止部を有する
第1片が、対向する他の一側壁面に設けられた係止部に
係止する係止部を有する第2片より長く形成されるとと
ともに、第2片の先端部分が一側壁面より突出して形成
されていることを特徴とする請求項1記載の飛出し防止
用封止具を備えた乾式分析フィルム用カートリッジ。
【0048】(2) 前記第2片の係止部の突出部側の
係止面が傾斜面に形成されていることを特徴とする
(1)記載の飛出し防止用封止具を備えた乾式分析フィ
ルム用カートリッジ。
【0049】(3) 前記第1片が、箱体の一側壁面の
両側に突設された縦リブの間に挿入されることを特徴と
する(1)記載の飛出し防止用封止具を備えた乾式分析
フィルム用カートリッジ。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、一側壁面に開口した1
枚の乾式分析フィルムが挿通する第1開口部と端面に開
口した第2開口部とからなる取出口を有する箱体に、第
1開口部近傍の一側壁面及び対向する他の一側壁面に係
止部を形成し、両係止部に係止する係止部を備え第2開
口部から箱体の内方に突出する突出部を有する飛出し防
止用封止具(具体例としては飛出し防止キャップ)を着
脱可能に装着してなることにより、この飛出し防止用封
止具はカートリッジの搬送時等には箱体に確実に保持さ
れて乾式分析フィルムが第1開口部内に進入する飛び出
しを確実に防止するとともに、箱体からの取り外しが容
易に行え、保管庫へのセット時に引っ掛かったりするこ
となく、乾式分析フィルムの正常な取出しと搬送及び正
確な測定が行えるものであり、簡易な構造によって高い
信頼性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の飛出し防止用封止具を備え
た乾式分析フィルム用カートリッジの外観斜視図
【図2】図1のA−A線に沿うカートリッジの要部縦断
面側面図
【図3】カートリッジからのフィルム取出し状態を示す
縦断面側面図
【図4】飛出し防止用キャップの装着を示す斜視図
【図5】飛出し防止用キャップを装着したカートリッジ
の正面中央縦断面図、正面図、背面図、平面図及び底面
【図6】飛出し防止用キャップの背面図を省略した六面
図、断面図及び斜視図
【図7】フィルム押え機構の分解斜視図
【図8】乾式分析フィルムの構成を示す斜視図
【符号の説明】
1 乾式分析フィルム 5 飛出し防止用封止具(飛出し防止用キャップ) 6 第1片 6a 係止部(第1の係止突起) 7 第2片 7a 係止部(第2の係止突起) 7b 操作部 8 底片 8a 突出部 10 乾式分析フィルム用カートリッジ 11 箱体 11a 一側壁面 11b 他側壁面 11c,11f 縦リブ 13a 係止部(第1の係止凹部) 13b 係止部(第2の係止凹部) 14 取出口 14a 第1開口部 14b 第2開口部 14c 切欠き部 15 取出用吸盤 16 フィルム押え機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G01N 33/52 B (72)発明者 寺島 薫 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾式分析フィルムを複数積層して収容す
    る箱体の一端に乾式分析フィルムを取り出すための取出
    口を設け、前記取出口は1枚の乾式分析フィルムが挿通
    する一側壁面に開口した第1開口部と、端面に開口した
    第2開口部とを有する乾式分析フィルム用カートリッジ
    において、 前記箱体の第1開口部近傍の一外側壁面及び対向する他
    の一外側壁面に係止部を備え、 前記両係止部に係止する係止部を備え、前記第1開口部
    及び前記第2開口部を覆う乾式分析フイルム飛出し防止
    用封止具を着脱可能に装着してなり、 前記飛出し防止用封止具は、前記第2開口部から箱体の
    内方に突出して乾式分析フィルムに接触して乾式分析フ
    ィルムを第1開口部の取出し位置より内部に押圧し位置
    させる突出部を有することを特徴とする飛出し防止用封
    止具を備えた乾式分析フィルム用カートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記飛出し防止用封止具が、前記箱体の
    第1開口部近傍の一外側壁面及び対向する他の一外側壁
    面に係止して覆う略U字状の形状であり、前記箱体の一
    外側壁面及び対向する他の一外側壁面に設けられている
    係止部が凹陥状であり、前記飛出し防止用封止具の略U
    字状の内側の両端又はその近傍に備えた係止部が前記凹
    陥状係止部に係止する突起状部であることを特徴とする
    請求項1記載の飛出し防止用封止具を備えた乾式分析フ
    ィルム用カートリッジ。
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