JPH0886214A - ディーゼルエンジンの排気ガス脱硝装置 - Google Patents
ディーゼルエンジンの排気ガス脱硝装置Info
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Abstract
素の成分を、エンジンの運転条件に関係なく一定にでき
るようにする。 【構成】 排気管12を流れる排気ガス16は、冷却器
40によって所定の温度に冷却される。その後、排気ガ
ス16は、排気管12に取り付けた燃料添加ノズル18
から還元剤燃料が添加される。この燃料は、排気ガス1
6の熱によって低級の還元剤炭化水素に熱分解され、排
気ガス16とともに触媒層26に流入し、触媒層26の
触媒作用によって排気ガス中のNOX と反応してNOX
を還元して浄化する。一方、コントローラ30は、第1
の温度センサ56が検出した燃料を添加する位置の排気
ガス温度に基づいて冷却器40の冷却能力を制御し、燃
料を添加する位置の排気ガス温度を所定の値に制御す
る。
Description
ら排出される排気ガス中の窒素酸化物(NO X )を除去
する装置に係り、特に排気ガス中に灯油などの燃料を還
元剤として添加し、NOX をN2 やH2 Oに還元して除
去するディーゼルエンジンの排気ガス脱硝装置に関す
る。
からNOX を除去する場合、排気ガス温度を300〜4
00°Cにして排気ガス中にNOX とほぼ等モルのアン
モニアや尿素を加えたのち、バナジウム/チタニア触媒
やゼオライト触媒と接触させ、NOX をN2 とH2 Oに
還元分解する方法が採られていた。しかし、このアンモ
ニアまたは尿素を添加してNOX を還元する方法は、ア
ンモニアまたは尿素を別途用意する必要があり、また添
加量が多すぎると環境の二次汚染を引き起こすおそれが
ある。そこで、このような問題を解決するために、排気
ガス中の炭化水素を強制的に富化したのち、銅/ゼオラ
イト触媒を初めとする遷移金属担持メタロシリケート触
媒や、銅/アルミナ触媒を初めとする遷移金属担持アル
ミナ系複合酸化物触媒と接触させ、排気ガス中のNOX
を還元して除去する方法が開発された。
して、エンジンの吸気管中に燃料を添加する方法(特開
平4−358715号公報)、主燃料噴射時期に対して
タイミングをずらして少量の燃料をエンジン筒内に別途
噴射する方法(特開平3−253713号公報)、ある
いは燃料や特別な炭化水素を排気管中に直接添加する方
法がある。そして、排気管中に還元剤炭化水素を添加し
てNOX を除去する場合、特開平4−358716号公
報に開示されているように、炭化水素を添加した排気ガ
スをそのまま触媒層に導いて還元する方法と、特開平5
−44445号公報に示されているように、還元剤炭化
水素を添加した排気ガスを冷却して触媒層に導入する方
法とがある。また、図4に示したように、排気ガス中に
燃料を噴射して添加し、燃料を添加した排気ガスを冷却
装置によって冷却したのち、触媒層に導入してNOX を
還元する方法が考えられている。
ルエンジン10の排気管12に冷却器14が設けてあっ
て、冷却器14を流れる冷却水15によってディーゼル
エンジン10から排出された排気ガス16を冷却できる
ようにしてある。また、排気管12の冷却器14の上流
側には、燃料添加ノズル18が取り付けてある。このノ
ズル18は、排気管12を流れる排気ガス16中に還元
剤燃料を噴射するためのもので、還元剤燃料輸送管20
を介して燃料タンク22に接続した還元剤燃料添加量調
節器24の吐出した燃料を排気管12内に噴射する。
は、遷移金属担持メタロシリケート触媒などによって構
成した触媒層26が設けてあり、通過する還元剤燃料の
添加された排気ガス16中のNOX を還元して除去する
ようにしてある。そして、触媒層26には、温度センサ
28が設けてあり、この温度センサ28の検出信号をコ
ントローラ30に入力し、コントローラ30によって触
媒層26の温度を所定の温度となるようにしている。す
なわち、コントローラ30は、冷却器14に冷却水15
を供給する入口管32に設けた流量調節弁34に接続し
てあり、温度センサ28の検出信号に基づいて弁34の
開度を調節して冷却水15の流量を制御し、触媒層26
に流入する排気ガス16の温度が、触媒層26の最適作
用温度領域となるようにしている。
て炭化水素を用いて排気ガス中のNOX を還元浄化する
触媒は、還元剤炭化水素の分子量(炭素数)に対するN
OX 浄化温度特性が図5のようになっており、還元剤炭
化水素の炭素数が小さくなるのに従って、大きな浄化率
の得られる温度領域が高温側に移動する。このため、こ
のような特性をもつ触媒によって排気ガス中のNOX を
効率的に還元除去するためには、触媒層26において作
用する還元剤炭化水素の炭素数を的確に把握するか、あ
るいは常に一定の炭素数分布をもった還元剤炭化水素が
触媒層26がに導入されるように工夫するとともに、そ
の炭素数あるいは炭素数分布のときに効率的なNOX の
還元浄化ができるような排気ガス16の温度(=触媒層
26の温度)に制御する必要がある。
素が共存する高温雰囲気において、図6に示したように
容易に炭素数の小さな低級な炭化水素に分解されてしま
う。しかも、この分解の程度は、温度や酸素分圧、さら
にはNOX 等の他の共存ガス成分の存在など、雰囲気条
件によって大きく異なる。このため、上記した従来の燃
料などの還元剤炭化水素を添加方する方法は、NOX の
浄化を充分に行えない問題があった。
ガスの温度は、ディーゼルエンジンが高速運転をしてい
るか、低速運転をしているかなどのエンジンの運転状態
によって大きく異なる。このため、従来のエンジン吸気
管やエンジン筒内に還元剤燃料を噴射する方法、または
排気管に炭化水素や還元剤燃料を添加する方法は、還元
剤炭化水素の添加位置または添加位置から触媒層までの
経路において分解の条件がディーゼルエンジンの運転状
態によって変化し、還元剤炭化水素の炭素数分布が常に
変化する。この結果、触媒層の温度と還元剤炭化水素の
炭素数とがうまくマッチングしない場合を生じ、図7の
実線にに示したように、NOX の浄化率が極端に低下す
る事態が発生する。そして、従来の方法では、還元剤炭
化水素の分解の程度をディーゼルエンジンの運転条件に
応じて予測制御することが困難で、触媒を効率的に働か
せることが難しかった。このことは、添加する還元剤炭
化水素が単一の純粋な炭化水素でなく、複雑な組成を持
つ燃料をそのまま使用する場合に特に顕著となる。
化水素がわずかでも低分子量成分に分解されると、触媒
の最適作用温度域が高温側に移動するため、図4のよう
に排気ガス16を冷却して排気ガス温度を触媒層26の
最適作用温度に制御する手法は、適用できるエンジンの
運転範囲がより高負荷側、すなわち排気ガス温度がより
高い運転域でしか触媒を作用させられなくなるという問
題がある。
るためになされたもので、触媒層に流入する排気ガス中
の還元剤炭化水素の成分を、エンジンの運転条件に関係
なく一定にできるディーゼルエンジンの排気ガス脱硝装
置を提供することを目的としている。
めに、本発明に係るディーゼルエンジンの排気ガス脱硝
装置は、エンジンから排出された排気ガスが流れる排気
管に設けられ、前記排気ガスを冷却する冷却器と、この
冷却器の下流側の前記排気管に取り付けられ、前記排気
ガス中に窒素酸化物還元用燃料を噴射する燃料添加ノズ
ルと、この燃料添加ノズルの燃料添加部における前記排
気ガスの温度を検出する第1の温度センサと、前記燃料
添加ノズルの下流側に設けられて前記燃料の添加された
排気ガスが流入するとともに、この排気ガス中の窒素酸
化物を還元して除去する触媒層と、この触媒層の温度を
検出する第2の温度センサと、この第2の温度センサと
前記第1の温度センサとの検出信号に基づいて、前記冷
却器を流れる冷媒の流量を制御するコントローラとを有
する構成にしてある。
の温度センサとの検出信号に基づいて、触媒層の温度が
予め定めた値となるように冷却器の冷媒流量を制御でき
るようにする。また、燃料添加ノズルと触媒層との間の
排気管には、コントローラによって冷媒の流量が制御さ
れて排気ガスを冷却する第2冷却器を設けることができ
る。コントローラによって制御される第2冷却器の冷媒
の流量は、触媒層に流入する排気ガスと触媒層との温度
を所定の一定温度に冷却できる量である。
た冷却器より下流側に燃料添加ノズルを取り付けるとと
もに、このノズルから還元剤用燃料を添加する位置の排
気ガスの温度を第1の温度センサによって検出してコン
トローラに与え、コントローラによって冷却器の冷却能
力(冷媒流量)を変えて燃料添加位置の排気ガス温度を
所定値にできるようにしているため、エンジンの運転状
態に関係なく触媒層に流入する排気ガス中の還元剤炭化
水素の炭素数分布を一定にすることが可能となり、触媒
層の大きな浄化能力が得られる炭素数の分布にすること
ができる。また、触媒層の温度を、高いNOX 浄化率が
得られる所定の温度となるように冷却器の冷却能力を制
御すれば、よりNOX の浄化率をさらに向上することが
できる。
けて排気ガスを冷却すれば、燃料を添加する位置の排気
ガス温度と、触媒層に流入する排気ガス温度、触媒層の
温度とを独立して制御することが可能となり、NOX を
極めて効率よく還元浄化することができる。
脱硝装置の好ましい実施例を、添付図面に従って詳細に
説明する。なお、前記従来技術において説明した部分に
対応する部分については、同一の符号を付し、その説明
を省略する。
ス脱硝装置の構成説明図である。図1において、排気管
12には、排気ガス16を冷却するための冷却器40が
設けてある。この冷却器40は、排気ガス16と熱交換
をする冷媒である冷却水15が入口管44によって供給
されるようになっており、排気ガス16と熱交換をした
冷却水15が出口管48を介してラジエータなどの熱交
換部に戻される。そして、各入口管44には、コントロ
ーラ30によって開度が制御される流量調節弁52が設
けてあり、この弁52の開度を変えることにより、冷却
器40を流れる冷却水15の流量が変化し、冷却能力が
変わるようになっている。
側の適宜の位置に燃料添加ノズル18が取り付けてあ
る。このノズル18は、燃料添加量調節装置24の吐出
した燃料を、排気管12を流れる排気ガス16に噴射し
て添加する。また、燃料添加ノズル18を設けた付近の
排気管12には、第1の温度センサ56が取り付けてあ
り、燃料を添加する位置の排気ガス16温度を検出して
コントローラ30に入力するようにしてある。そして、
燃料を添加された排気ガス16は、下流側に設けた触媒
層26を通過するようにしてあり、触媒層26を通過す
る際に、NOX が還元浄化されるようになっている。こ
の触媒層26には、触媒層26の温度を検出してコント
ローラ30に入力する第2の温度センサ58が設けてあ
る。
のとおりである。燃料タンク22内の燃料は、ディーゼ
ルエンジン10に供給されて燃焼され、排気ガス16と
なってディーゼルエンジン10から排気管12に排出さ
れる。この排気ガス16は、冷却器40、触媒層26を
通過して外部に排出される。排気管12に流入した排気
ガス16は、冷却器40を通過する際に、冷却器40を
流れる冷却水15と熱交換をして300°C程度に冷却
される。また、還元剤燃料添加量調節装置24は、燃料
輸送管20を介して燃料タンク22内の燃料を吸引し、
燃料添加ノズル18から排気管12を流れる排気ガス1
6中に噴霧して添加する。排気ガス16に添加された還
元剤燃料は、排気ガス16の有する熱によって低級な炭
化水素に分解され、還元剤炭化水素となって排気ガス1
6とともに触媒層26に流入する。そして、触媒層26
は、触媒作用によって排気ガス16中のNOX を還元剤
炭化水素と反応させ、NOX をN2 やH2 Oに還元して
浄化する。
ンサ56と第2の温度センサ58との検出信号を取り込
んみ、冷却された排気ガス16の温度と触媒層26の温
度とを監視している。そして、コントローラ30は、こ
れらの温度センサ56、58の検出信号に基づいて冷却
器40を流れる冷却水15の流量を調節し、排気ガス1
6の温度を予め定めた制御する。
条件が変化することによって排気ガス16の温度が変化
し、例えばエンジンが高負荷運転となって排気ガス16
の温度が上昇すると、第1温度センサ56の検出する排
気ガス16の温度が上がるとともに、第2温度センサ5
8の検出する触媒層26の温度も高くなる。このため、
排気ガス16中に添加された燃料の分解条件が変化して
還元剤炭化水素の炭素数分布が変化するとともに、触媒
層26の還元特性も変化する。そこで、コントローラ3
0は、第1の温度センサ56の検出温度が高くなると、
流量調節弁52に制御信号を出力して開度を大きくし、
冷却水15の流量を増加させて排気ガス16の温度を低
下させ、排気ガス16、触媒層26の温度が所定の温度
となるようにする。
温度を一定にできるため、排気ガス16によって熱分解
された還元剤炭化水素の炭素数分布をほぼ一定にするこ
とが可能となる。また、触媒層26は、温度がこの炭素
数分布においてNOX を還元するのに適した温度に維持
されるため、図2に示したように、従来に比較してNO
X の浄化率を大幅に向上することができる。
転されている場合、コントローラは、排気ガス16を冷
却する冷却器40の冷却水15の流量が、触媒層26の
触媒がヒートショックによって破損しない程度となるよ
うに、流量調節弁52の開度を調整する。また、この低
負荷運転時には、燃料添加ノズル18から還元剤燃料を
排気ガス16中に噴霧しない。これは、エンジンの低負
荷運転時の場合、排気ガス16の温度が低く、NOX の
排出濃度が小さいことと、触媒層26の触媒が反応しな
いことによる。
である。この第2実施例は、燃料添加ノズル18と触媒
層26との間の排気管12に第2冷却器42が設けてあ
り、還元剤燃料を添加した排気ガス16を冷却できるよ
うにしてある。そして、第2冷却器42は、第1の冷却
器である冷却器40と同様に、入口管46によって冷却
水15を供給され、出口管50によっ冷却水15を熱交
換部に戻すようになっている。また、入口管46には、
流量調節弁54が設けてあり、この弁54がコントロー
ラ30によって制御されるようになっている。他の構成
は、前記第1実施例と同様である。
ンジン10からの排気ガス16は、冷却器40、42に
冷却されて触媒層26に流入するようになっている。そ
して、コントローラ30は、第1温度センサ56の検出
信号に基づいて、流量調節弁52を制御して冷却器40
の冷却能力を変化させ、燃料添加ノズル18が燃料を添
加する部分の排気ガス16の温度を一定にする。また、
コントローラ30は、第2の温度センサ58の検出信号
に基づいて流量調節弁54の開度を制御し、第2冷却器
42の冷却能力を調整し、触媒層26に流入する排気ガ
ス16の温度と触媒層26の温度とを予め定めた一定の
値に保持する。従って、燃料を添加する部分の排気ガス
16の温度と、触媒層26に流入する排気ガス16の温
度、すなわち触媒層26の温度とを独立して制御するこ
とができ、よりNOX の浄化率を高めることができる。
ば、排気管に設けた冷却器より下流側に燃料添加ノズル
を取り付けるとともに、このノズルから還元剤用燃料を
添加する位置の排気ガスの温度を第1の温度センサによ
って検出してコントローラに与え、コントローラによっ
て冷却器の冷却能力(冷媒流量)を変えて燃料添加位置
の排気ガス温度を所定値にできるようにしているため、
エンジンの運転状態に関係なく触媒層に流入する排気ガ
ス中の還元剤炭化水素の炭素数分布を一定にすることが
可能となり、触媒層の大きな浄化能力が得られる炭素数
の分布にすることができる。また、触媒層の温度を、高
いNOX 浄化率が得られる所定の温度となるように冷却
器の冷却能力を制御すれば、よりNOX の浄化率をさら
に向上することができる。
に第2冷却器を設けて排気ガスを冷却するようにしてい
るため、燃料を添加する部分の排気ガスの温度と、触媒
層に流入する排気ガスの温度、触媒層の温度とを独立し
て制御することが可能となり、NOX を極めて効率よく
還元浄化することができる。
の排気ガス脱硝装置の説明図である。
ス脱硝装置とのNOX 浄化率を比較する図である。
の排気ガス脱硝装置の説明図である。
の説明図である。
化率との関係を示す図である。
炭化水素が分解されたときに生ずる炭化水素の炭素数を
示す図である。
合のNOX の浄化率を示す図である。
ガス、18…燃料添加ノズル、26…触媒層、30…コ
ントローラ、40…冷却器、42…第2冷却器、52、
54… 流量調整弁、56…第1の温度センサ、58…
第2の温度センサ。
Claims (4)
- 【請求項1】 エンジンから排出された排気ガスが流れ
る排気管に設けられ、前記排気ガスを冷却する冷却器
と、この冷却器の下流側の前記排気管に取り付けられ、
前記排気ガス中に窒素酸化物還元用燃料を噴射する燃料
添加ノズルと、この燃料添加ノズルの燃料添加部におけ
る前記排気ガスの温度を検出する第1の温度センサと、
前記燃料添加ノズルの下流側に設けられて前記燃料の添
加された排気ガスが流入するとともに、この排気ガス中
の窒素酸化物を還元して除去する触媒層と、この触媒層
の温度を検出する第2の温度センサと、この第2の温度
センサと前記第1の温度センサとの検出信号に基づい
て、前記冷却器を流れる冷媒の流量を制御するコントロ
ーラとを有することを特徴とするディーゼルエンジンの
排気ガス脱硝装置。 - 【請求項2】 前記コントローラは、前記第1の温度セ
ンサと前記第2の温度センサとの検出信号に基づいて、
前記触媒層の温度が予め定めた値となるように前記冷却
器の冷媒流量を制御することを特徴とする請求項1に記
載のディーゼルエンジンの排気ガス脱硝装置。 - 【請求項3】 前記燃料添加ノズルと前記触媒層との間
の前記排気管には、前記コントローラによって冷媒の流
量が制御されて前記排気ガスを冷却する第2冷却器が設
けてあることを特徴とする請求項1に記載のディーゼル
エンジンの排気ガス脱硝装置。 - 【請求項4】 前記コントローラは、前記第1の温度セ
ンサと前記第2の温度センサとの検出信号に基づいて、
前記第2冷却器の冷媒流量を制御し、前記排気ガスの温
度と前記触媒層の温度とを所定の一定温度にすることを
特徴とする請求項3に記載のディーゼルエンジンの排気
ガス脱硝装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24688494A JP3449653B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | ディーゼルエンジンの排気ガス脱硝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24688494A JP3449653B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | ディーゼルエンジンの排気ガス脱硝装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0886214A true JPH0886214A (ja) | 1996-04-02 |
JP3449653B2 JP3449653B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=17155182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24688494A Expired - Fee Related JP3449653B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | ディーゼルエンジンの排気ガス脱硝装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3449653B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003074331A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排ガス浄化装置及び排ガス処理方法 |
JP2007278099A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Toyota Motor Corp | 排ガスの浄化方法及び車両のコージェネレーション方法 |
CN107726305A (zh) * | 2017-11-03 | 2018-02-23 | 西安交通大学 | 一种适合全负荷scr脱硝的锅炉及工作方法 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP24688494A patent/JP3449653B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003074331A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排ガス浄化装置及び排ガス処理方法 |
JP2007278099A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Toyota Motor Corp | 排ガスの浄化方法及び車両のコージェネレーション方法 |
CN107726305A (zh) * | 2017-11-03 | 2018-02-23 | 西安交通大学 | 一种适合全负荷scr脱硝的锅炉及工作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3449653B2 (ja) | 2003-09-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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