JPH0885954A - 表土復元緑化基盤材及び表土復元緑化工法 - Google Patents

表土復元緑化基盤材及び表土復元緑化工法

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JPH0885954A
JPH0885954A JP22341394A JP22341394A JPH0885954A JP H0885954 A JPH0885954 A JP H0885954A JP 22341394 A JP22341394 A JP 22341394A JP 22341394 A JP22341394 A JP 22341394A JP H0885954 A JPH0885954 A JP H0885954A
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JP22341394A
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Noriyuki Sasahara
則之 笹原
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TENCHION KK
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TENCHION KK
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表土復元緑化工法において、新たに造成する
施工面の保水、保肥、通気性を良好にし、且つ、現地の
土質に適合した土壌菌を有効に繁殖させて現地周辺と一
体化した緑化の復元及び生態系の保全を図ることを目的
とする。 【構成】 撹拌筒4を備え、団粒化した緑化基盤材を吹
き付けることのできる吹き付けノズル10を使用して、
泥状化した緑化基盤材に対して施工地及びその周辺の表
層土を容積比で5%以下混合して吹き付けノズルにより
団粒化した基盤材を施工面に吹き付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、災害や開発行為などに
より裸地化した山腹斜面や道路法面などに対し単に植物
を生育させるだけでなく、従来そこにあった表土を復元
し現地周辺と一体となった緑化復元及び生態系の早期回
復を目的とした自然復元のための表土復元緑化基盤材お
よび表土復元緑化工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】開発優先の時代には、大型建設機械によ
り大量に切り取られた山腹裸地斜面に対し安価に然も早
期に緑化復元することが要求され発芽・生育の旺盛な外
来草を導入するための緑化工法として周知の種子散布工
法や有機物を主体とした厚層基材吹付工法が施工され、
その時代の要求にそれなりに対応して来た。
【0003】然し環境を優先される今日では従来の単に
外来の草本類を主体とした植物を導入するための種子散
布工法や厚層基材吹付工法などの緑化工法では、かえっ
て現地の生態系が破壊されるとされ問題となっているの
が現状である。
【0004】そのようなことから現在では草本類のみの
緑化ではなく恒久的な緑化復元を目的として肥料木等の
木本類を施工当初より導入するための工法が研究されて
いる。
【0005】更に特に環境が重視される自然公園地内を
開発する場合には現地に自生する植物以外の品種の導入
が禁止されて居り種子を用いずに緑化基盤材のみを吹付
け、緑化は周辺の植物の侵入を待つと云った自然植生を
誘導する工法などが採用されている。
【0006】又、特公平5−2772号公報において
は、周辺植物の導入の目的と植物養分の循環を司る土壌
ビ生物の利用を目的とし従来の有機質資材を主体とした
緑化基盤材に土木工事によって取り去った土壌のうち少
なくとも表層土を粒径4mm以下の土粒子に篩い分けした
土粒子を有機質資材に対し容積比40〜50%の割り合
いで混合した材料を岩盤法面へ吹付ける工法が開示され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】草本類を主体とした緑
化復元は現地周辺の生態系を破壊するばかりでなく岩盤
法面などの緑化困難地にあっては造成した緑化基盤内の
養分が早期に消費され1〜2年で衰退する事が多い。
【0008】又、恒久的な緑化復元を目的として肥料
木、例えばカバノキ科のヤシャブシ、ヤマハンノキ等を
施工当初より計画的に導入する方法も従来とられている
がこの場合でも、緑化基盤からの養分の連続的供給とい
う点からみると、従来の有機質資材を主体とした厚層基
材吹付工法を行っている限りは、保肥性や健全な土壌ビ
生物生態系の生成が期待される土壌団粒の形成を早期に
望むことはできない点で問題がある。
【0009】上記の問題点を改善するためのものとし
て、前記特公平5−2772号公報において岩盤法面緑
化工法が開示されている。当該発明によれば、4mm以下
に現地発生土を篩い分けして有機質資材の容量1に対し
てこの現地発生土を容量比0.4ないし0.5の割合で
混用することにより、培地(緑化基盤)の団粒化が進
み、土壌ビ生物の恰好の棲み家が多くなり培地より植物
への養分の連続的供給が滞りなく進行すると記述してあ
る。当該発明においては、培地の土壌の団粒化が、有機
質資材に現地発生土を混用することにより、年月の経過
と共に自然に進むと開示されているが、実際にはこの団
粒化のために必要な期間内に堆積した土粒子が流失する
などのために、培地の土壌の団粒化が十分に行なわれな
いことがあり、自然に団粒化されるまでには実際にはか
なりの年月を要する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明においては上記の
問題点を解決するために、粘土を含む土壌と、バーク堆
肥などの有機質資材とを、容積比でほゞ1:1の割合い
で配合した緑化基盤材をつくり、これを肥料、侵食防止
剤及び種子と共に、施工時に一旦泥状化し、吹付用ノズ
ル内で団粒形成剤と空気とを混合し空気を媒介として泥
状化した基盤材を高次団粒反応させながら吹付ける工法
(特公平2−26932号公報)に於いて、施工地及び
その周辺の表層土を容積比で5%以下の割合で前記泥状
化した基盤材に対し配合して混合した緑化基盤材をつく
り、これを施工面へ吹付けることを提案した。
【0011】
【作用】先願の前記特公平5−2772号公報において
は有機質資材に対し容積比で40〜50%の割合いで現
地発生土を混用し、更に、大きい陽イオン交換量を有す
る鉱物質土壌改良材を5%ないし10%の割合いで配合
しこれを従来の通常の吹付けノズルにより岩盤法面へ吹
付けているが、この場合の緑化基盤は、吹付け完了後、
施工面にある有機無機複合コロイドが年月の経過ととも
に形成されて、土壌の団粒化が進行している。これに対
して本発明においては、有機質資材を含む埴壌土(粘性
土)を施工時に特公平2−26932号公報に示された
ような撹拌筒を有する特殊な吹付けノズルにより、高次
団粒反応をさせながら吹付けることからこの団粒化され
た緑化基盤からの植物に対する養分の連続的供給が施工
当初より十分に行われることが可能となり有利であるば
かりでなく、高次団粒を形成した緑化基盤は吹き付け当
初より土壌微生物の理想的な棲み家となっている。従っ
て新規に造成する緑化基盤を現地周辺の表層土と調和し
た土壌ビ生物生態系に再生するために泥状化した緑化基
盤材に対して配合し混合する施工地及びその周辺の表層
土の量は、従来の通常の型式のノズル内において、団粒
化されないまゝで吹き付けられる通常の吹き付け法の場
合に比して僅かの量で十分に間に合う。
【0012】このことは、本発明においてはそのベース
になっている団粒化工法(特公平2−26932号公
報)により、吹付時にノズル内で団粒剤を混合して団粒
反応をさせるという化学反応を利用しているので、その
団粒化が施工時に確実に行われ、従来行われていたよう
な通常の型式のノズルを用いて緑化基盤材を施工面に単
に吹き付け、その後は自然界の営みを利用して緑化基盤
材の団粒化をさせる場合に比して、緑化基盤材の団粒化
が遙かに早くなり、保水、保肥、通気性が良好となる。
【0013】又、前記先願(特公平5−2772号公
報)におけるように現地発生土(表層土)を多量に用い
た場合には、その中に潜在する種子が発芽生育し一見早
期に現地周辺と一体となった植物群落が復元出来るかの
ように思われるが、実際には潜在する種子の内一年生の
草本類が先きに発芽生育し現地周辺の多年性植物とはか
なり異なった植物群落が一時形成される。
【0014】このことは潜在する発芽及び初期生育の遅
い多年性植物が被圧され成立することが出来ないばかり
でなく導入を目的として播種する復元目標とした植物の
成立も計画的に成立させることが困難となる恐れがあ
る。
【0015】また、施工能率の点からも、現地発生土を
大量に使用することは多大の労力を必要とするばかりで
なく均一な成果を挙げることも望めない。
【0016】以上の理由により、本発明においては、現
地で発生する施工地及びその周辺の表層土を出来るだけ
少量にすることを目的とし採取した表層土内のビ生物の
繁殖を旺盛にするために活性材を混合したバーミキュラ
イト(蛭石)などを培養基として使用することが好まし
いと考える。
【0017】
【実施例】本願発明の第1実施例について説明する。本
実施例は、先願(特公平2−26932号公報)の実施
例で用いた下記の組成の緑化基盤材に、泥状化した緑化
基盤材の容積に対し5%の割合いで、本発明による工法
の施工地周辺の表土を混合し前記先願特公平2−269
32号公報に示された方法に基いて、図4に示す型式の
吹き付けノズル10を用いて吹き付け施工を実施した。
【0018】使用材料及び吹き付け施工の方法は以下の
通りである。緑化基盤材として下記の組成のものを使用
した。 埴壌土(有機質肥料を含む)…1250l 植物性繊維 … 480l 化成肥料 … 20kg 侵食防止剤 … 45l ヤマハギ … 0.5kg 添加材(現地表土) … 100l この緑化基盤材に用水として清水1000lを加えて、
タンク内で混練した泥状材を調製した。尚上記泥状基材
の配合は施工面へ平均付着厚さ3cmで吹付けた場合の約
50m 2 当りの配合量である。
【0019】この泥状基材を揚程140mのスラリーポ
ンプで圧送し、内径40m/mのホースによって図4に
示す吹き付けノズル10の吐出口1及びこれに取付けら
れた撹拌筒4へと導いた。なお、この吐出口1の出口径
を20m/mとしホース6の中径40m/mを半分に絞
ったものとした。
【0020】一方撹拌筒4に設けた疎水剤注入口2より
疎水剤として下記の組成のものを撹拌筒4内へ導入し
た。 また、空気の導入は、吐出口1より勢いよく吐出する泥
状基材により発生する減圧効果により空気吸引口3より
吸引させた。
【0021】その結果、吐出口1から撹拌筒4内に勢い
よく吐出した泥状材aは、この撹拌筒内で邪魔板5等に
よって疎水剤及び空気と強制的に混合、撹拌され直ちに
団粒反応を起し泥状化に用いた余分の水を疎水し塑性化
しながらこの撹拌筒4の先端より噴出し施工面へ飛散し
付着した。なお図4において、7は泥状基材調量ハンド
ル、8は疎水剤ホース、9は疎水剤調量ハンドル、bは
塑性化した基盤材である。
【0022】このようにして施工面へ付着した緑化基盤
材は、大小様々な空隙を無数に形成した状態で安定し大
きな空隙には空気を、又小さな空隙には水分を保つこと
の出来る植物の生育基盤としてだけでなく、微生物や小
動物の棲み家として理想的な形、即ち団粒構造を形成し
ている。
【0023】次に本発明の第2実施例について説明す
る。本実施例では第1実施例で用いた現地表土に潜在す
る有効菌を旺盛にすることを目的とし、活性材としてカ
ニの甲羅等を原料としたキチンエース(商品名)を混合
したバーミキュライトに現地表土を以下の割合いで混合
し温室内で10日間培養したものを第1実施例と同じ要
領で調合、施工した。
【0024】本発明の効果を確認するため調査対象区と
して勾配1割(45°)の切土法面を使用し、これに前
記第1実施例及び第2実施例によりそれぞれの添加材を
加えて得た緑化基盤材を吹付けた箇所と現地表土を全く
混合されていない緑化基盤材を吹付けた箇所、すなわ
ち、無添加材区とを対象区としてそれぞれ25m2 づつ
10箇所設け、その緑化基盤より生育する植物の遷移に
ついて調査した。第1図に第1実施例の対象試験区、第
2図に第2実施例の対象試験区、第3図に前記無添加材
対象試験区におけるそれぞれの区における年次別の植物
の生育の遷移の例を示す。
【0025】現地表土としては、ヤシャブシ及びヤマハ
ンノキなどのカバノキ類が生育している林地の表土を採
取した。
【0026】先づ、施工当初において、緑化基盤材にヤ
マハギHの種子を混合して各試験区の施工面に一様に吹
き付けた。また、いづれも均一な遷移条件下にするため
施工開始後1年目より夫々の試験区へヤシャブシ及びヤ
マハンノキの種子を飛来すると思われる量をそれぞれ同
量づゝ散布した。
【0027】各対象試験区における調査結果としては、
施工開始後1年目には、先づ施工当初より計画的に各対
象試験区に導入することを目的として緑化基盤材に混合
して播種したヤマハギHが、いづれの試験区においても
同様に1m2 当り80〜120本成立し図1(a)、図
2(a)、図3(a)に示す通り、樹高約h1 =30cm
程度のブッシュを形成した。
【0028】施工後2年目の7月中旬にはヤマハギHは
1年目に成立したものゝ内優勢なものが約半数優先して
残り劣勢なものは被圧枯死させられ、このため成立本数
はいづれの試験区も半数以下となり、樹高約h2 =1m
前後のブッシュがいづれの試験区にも形成された。
【0029】施工後2年目の11月下旬の落葉時に全べ
ての試験区へ更にヤシャブシとヤマハンノキの種子を2
5m2 当り5gづつ侵入種Kとして播種した。播種方法
としては自然に飛来する状態を再現するため覆土をせ
ず、種子のみを散布した状態である。ちなみに25m2
当り5gの播種量の成立有効本数は、通常の播種方法で
播種した場合でも1m2 当り5本程度である。
【0030】施工後3年目の7月中旬には更に前記ヤマ
ハギHの自然淘汰が進み、優勢なものは図1(b)、図
2(b)、図3(b)に示す通り樹高h3 =1.5m以
上にまで成長し成立本数は極端に減少した。特に成立本
数の減少した箇所に昨年播種したヤシャブシ及びヤマハ
ンノキ(図1(b)及び図2(b)に示すK)の成立が
確認された。又、この侵入種Kの成立は試験区によりか
なり差異が発生していた。
【0031】施工後5年目には図1(c)及び図2
(c)に示す通り、浸入種Kは前記ヤマハギHを凌駕し
て成長し、更にこの傾向は著しくなった。この試験区毎
のヤシャブシ及びヤマハンノキの侵入種Kの成立本数及
び生育高の平均は次表の通りである。
【0032】
【表1】
【0033】試験の結果現地表土を緑化基盤に混入する
ことにより現地周辺より飛来する周辺植物の侵入が加速
されることが判明し、更に第2実施例の如く現地表土に
含まれた特定の菌を活性材を加えて旺盛にすることによ
り一層その効果が促進される結果となった。
【0034】このことは以下の様な作用が本発明にある
ものと考える。今回試験に供した現地表土はヤシャブシ
やヤマハンノキなどのカバノキ科が自生する林地の表土
を用いたがこの種の植物が生育する表土には根粒菌を含
む放線菌が多いことが知られている。緑化基盤材にこの
表土を一部混入することでこの放線菌が繁殖し飛来し発
芽したカバノキ類の生育を促進し成立する確率をあげた
ものと考える。
【0035】又、第2実施例でこの放線菌などを活性化
すカニの甲羅などを原料としたキチン質キチンエースを
混合したバーミキュライトに、放線菌を含んだ表土を混
合しより放線菌を活性化したものを緑化基盤材へ混合し
た試験区がヤシャブシやヤマハンノキ等の生育を一層促
進したものと考える。
【0036】今回の試験では仮りにカバノキ類などの自
生する林地の表土を用いその効果を確認したがその他の
樹木の自生する林地にはその樹木を生育させるために好
ましい種々の菌が生息しているものと考える。その林地
に適した土壌菌を新たに造成する緑化基盤に繁殖させる
ことにより、より現地周辺と一体となった緑化の復元更
に生態系の復元がより確実となり得るものと確信する。
【0037】
【発明の効果】本発明を実施することにより次の効果を
奏する。 (1)泥状化した緑化基盤材に対して施工地及びその周
辺の表層土を容積比で5%以下混合し、撹拌筒を有する
吹き付けノズルにより団粒化した基盤材を施工面に吹き
付けることにより、施工面の保水、保肥、通気性が良好
となり、且つ、新たに造成する施工地及びその周辺の表
層土内に、現地の土質に適合して生息している土壌菌を
有効に繁殖させることが出来、現地周辺と一体化した緑
化の復元及び生態系の復元並びに保全がより確実とな
る。 (2)現地の土壌を最小限に利用することにより、自然
の破壊を防止し、その再生を容易にし、且つ、労力、コ
ストの面の負担も軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により実施した第1実施例の試験対象区
の植物の生育の遷移状態を示した模式図である。図1
(a)は播種後1年目、図1(b)は3年目、図1
(c)は5年目の状態を示す。
【図2】第2実施例の試験対象区の植物の生育の遷移状
態を示した模式図である。図2(a)、図2(b)、図
2(c)は、それぞれ1年目、3年目、5年目を示す。
【図3】無添加材区の試験対象区の植物の生育の遷移状
態を示した模式図である。図3(a)、図3(b)、図
3(c)はそれぞれ1年目、3年目、5年目を示す。
【図4】先願(特公平2−26932号公報)に開示さ
れ、本発明の実施例で使用した吹付けノズルの模式断面
図である。
【符号の説明】
1…泥状基材吐出口 2…疎水剤注入口 3…空気吸入口 4…撹拌筒 10…吹き付けノズル a…泥状の基材 b…塑性化した基材 h1 …1年目の樹高 h3 …3年目の樹高 h5 …5年目の樹高 K…侵入種のカバノキ類 H…ヤマハギ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘土を含む土壌を主体とした緑化基盤材
    を、施工時に一旦泥状化し、吹付用ノズル(10)内で
    団粒形成剤と空気を混合し、空気を媒介として泥状化し
    た緑化基盤材を高次団粒反応をさせながら施工面に吹付
    ける緑化基盤材に於いて、 前記泥状化した緑化基盤材に対して容積比で5%以下の
    割合で施工地及びその周辺の表層土を配合し混合されて
    いることを特徴とする表土復元緑化基盤材。
  2. 【請求項2】 前記施工地及びその周辺の表層土に培養
    基として活性材が混合されていることを特徴とする請求
    項1記載の表土復元緑化基盤材。
  3. 【請求項3】 粘土を含む土壌を主体とした緑化基盤材
    を施工時に一旦泥状化し、吹付用ノズル(10)内で団
    粒形成剤と空気を混合し、空気を媒介として泥状化した
    緑化基盤材を高次団粒反応をさせながら施工面に吹付け
    る緑化工法において、 前記泥状化した緑化基盤材に対して容積比で5%以下の
    割合で施工地及びその周辺の表層土を配合して混合し、
    その混合された材料を施工面へ吹付けることを特徴とす
    る表土復元緑化工法。
  4. 【請求項4】 前記施工地及びその周辺の表層土に培養
    基として活性材が混合されていることを特徴とする請求
    項3記載の表土復元緑化工法。
JP22341394A 1994-09-19 1994-09-19 表土復元緑化基盤材及び表土復元緑化工法 Pending JPH0885954A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100481081B1 (ko) * 2002-03-07 2005-04-07 한국해양연구원 와류형 해양방류관 노즐
JP2007043971A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Takinou Filter Kk 土着種子および土着微生物を利用した植生復元工法

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