JPH0885427A - フェンダーカバー - Google Patents

フェンダーカバー

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Publication number
JPH0885427A
JPH0885427A JP24991694A JP24991694A JPH0885427A JP H0885427 A JPH0885427 A JP H0885427A JP 24991694 A JP24991694 A JP 24991694A JP 24991694 A JP24991694 A JP 24991694A JP H0885427 A JPH0885427 A JP H0885427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated sheet
fender
fender cover
slide fastener
sewn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24991694A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Abe
真 阿部
Isao Hayashi
功 林
Toshiro Yamauchi
敏郎 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Shell Sekiyu KK
Box KK
Original Assignee
Showa Shell Sekiyu KK
Box KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Shell Sekiyu KK, Box KK filed Critical Showa Shell Sekiyu KK
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Publication of JPH0885427A publication Critical patent/JPH0885427A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フェンダーを単にカバーして傷から保護する
だけでなく、自動車の修理、清掃などに有役に寄与する
機能を付加した商品性、意匠性の高いフェンダーカバー
の提供。 【構成】 合成樹脂層、緩衡材層および必要に応じて裏
打層の順に積層された積層シートよりなるフェンダーカ
バーにおいて、(a)積層シートの上部両端近傍にマグ
ネットを包むように前記積層シート材料片または緩衡材
層と裏打層よりなる積層シート材料片を固着または縫合
してなるマグネット領域部、(b)マグネット領域部の
下部にフェンダーカバーを横切って設けられた複数のス
ライド部材を有するスライドファスナーと該スライドフ
ァスナーが直接フェンダーに接触することがないようス
ライドファスナーの裏側に設けられた前記積層シートの
折り返し部よりなるフェンダーミラー貫通領域、(c)
フェンダーミラー貫通領域の下部にあって前記積層シー
ト表面に設けられた1つ以上のポケットよりなるポケッ
ト領域、よりなることを特徴とするフェンダーカバー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車を修理、清掃あ
るいは洗浄するに際して使用できるフェンダーカバーに
関する。
【0002】
【従来技術】自動車を修理、清掃あるいは洗浄するにあ
たり、自動車のフェンダー部分を傷つけたりすることの
ないようフェンダーに毛布等を掛けて作業を行う姿をよ
く見かける。しかし、毛布がずり落ちないように固定す
るに十分な固着力をもつマグネットは文房具店で売って
いるものでは不充分であり、毛布を迅速、適確に固定す
ることは結構面倒な作業であった。そこでシート材料に
あらかじめ所定の固着力を持つマグネットを付設したフ
ェンダーカバーが考えられるが、これだけでは如何にも
商品価値に乏しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はフェン
ダーを単にカバーして傷から保護するだけでなく、自動
車の修理、清掃などに有役に寄与する機能を付加した商
品性、意匠性の高いフェンダーカバーを提供する点にあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂層、
緩衡材層および必要に応じて裏打層の順に積層された積
層シートよりなるフェンダーカバーにおいて、(a)積
層シートの上部両端近傍にマグネットを包むように前記
積層シート材料片または緩衡材層と裏打層よりなる積層
シート材料片を固着または縫合してなるマグネット領域
部、(b)マグネット領域部の下部にフェンダーカバー
を横切って設けられた複数のスライド部材を有するスラ
イドファスナーと該スライドファスナーが直接フェンダ
ーに接触することがないようスライドファスナーの裏側
に設けられた前記積層シートの折り返し部よりなるフェ
ンダーミラー貫通領域、(c)フェンダーミラー貫通領
域の下部にあって前記積層シート表面に設けられた1つ
以上のポケットよりなるポケット領域、よりなることを
特徴とするフェンダーカバーに関する。
【0005】前記合成樹脂としては、塩化ビニル系樹
脂、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィ
ン、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、
6−ナイロンなどのポリアミドなどの被膜形成性、可撓
性合成樹脂を挙げることができる。
【0006】緩衡材としては、不織布、毛布、発泡体な
どを挙げることができる。発泡体は独立気泡体でも連続
気泡体でもよい。発泡体の代表的構成材料としてはポリ
ウレタン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルなどが挙げら
れる。緩衡材層の厚みは材料の物性にもよるが通常2〜
5mmである。
【0007】裏打層を構成する材料は、織物、不織布、
あるいはネットなどを挙げることができ、緩衡材料の変
形に追従できる機能を有するものが好ましい。
【0008】積層シートの上部両端近傍に用いられる2
つのマグネットの磁力はこの2つによりフェンダーカバ
ーを充分保持する力があればよく、通常板状のマグネッ
トを用いる。マグネットは積層シートの裏側に当て、そ
の上から、積層シート材料または緩衡材層と裏打層より
なる積層シート材料をおいて、マグネットを包込むよう
に接着するか縫合することにより、マグネットを固定
し、かつマグネットが直接フェンダーに接触しないよう
に、配慮されている。
【0009】スライドファスナーを設ける理由は、フェ
ンダーには、フェンダーミラーが取付けられている車が
存在するからである。フェンダーにフェンダーミラーが
取付けられていると、そのままフェンダーカバーをかけ
ると、フェンダーミラーの部分のみがもり上ってしま
い、格好が悪い上、フェンダーカバーのすそが地面に平
行にならず、下手をするとフェンダーの下部が覆いきれ
ない場合が生ずる。そこで、フェンダーミラーの存在部
位にスライドファスナーを設けて開閉自在とし、フェン
ダーミラーをフェンダーカバーの外部に出すことができ
るようにする。そのため、スライドファスナーのスライ
ド部材は少なくとも2個とする必要がある。
【0010】また、1枚のフェンダーカバーを用いて、
車の右側にかけて仕事をし、次に左側にかけて仕事をす
るといった風にフェンダーカバーを使用するため、車の
右側にフェンダーカバーをかけたとき、フェンダーミラ
ーが右方に位置していたとすると、車の左側にフェンダ
ーカバーをかけたときは、フェンダーミラーは、左方に
位置することになるので、前記スライド部材は左方開閉
用に2個右方開閉用に2個、合計4個設けておくのが好
ましい。
【0011】スライドファスナーの裏側が直接フェンダ
ーに接触すると、フェンダーを傷付けることになる可能
性があるので、スライドファスナーが直接フェンダーに
接触しないような配慮が必要である。その為には、スラ
イドファスナーの裏側部分に相当する個所は、前記積層
シートの折り返し部とすることが必要である。折り返し
部を設ける代りに、別の積層シートを当てることも考え
られるが、製造工程から考えると折り返し部とするのが
手間がかからず有利である。
【0012】フェンダーミラー貫通領域の下部には、1
つまたはそれ以上のポケットを付設する。ポケットを構
成する材料は、織布、不織布、合成樹脂シートなどを用
いることができる。ポケットには、車の修理、清掃、洗
浄などに使用する機材、工具あるいは車から、取りはず
した部分などを一時的に収納するのに利用する。
【0013】ポケットは、例えば、工具を収納するポケ
ット、新しく取り付ける部分を収納するポケット、車か
ら取りはずした部品を収納するポケットというように内
容物を区分けして収納できるよう複数に区分けしてある
ことが好ましい。
【0014】フェンダーカバーは、景品として使用でき
る機会が多いので、ポケット領域の表面には、種々の宣
伝用の文字、商標などのほか、意匠性のある模様を設け
ることができる。
【0015】本発明のフェンダーカバーの1例とその製
法を図面に基づいて説明する。ポリ塩化ビニルフィルム
/ポリウレタン発泡体シート/ニット織布よりなる積層
シートを895mm×115mmの積層シート片Aと8
95mm×430mmの積層シート片Bとに切り出す。
積層シート片Bの長辺の一辺をスライドファスナー2の
幅に充分相当する長さDcmだけ折り返し(図2参
照)、折り返し部1を形成し、表側からスライドファス
ナーの一方の端を縫い付ける。このミシン目を線bで示
す。スライドファスナーの他の端を積層シート片Aの長
辺の一辺に縫い付け、このミシン目を線aで示す。使用
したスライドファスナーは、スライド部材3,4,5,
6を有するタイプのものを使用した。
【0016】つぎに前記積層シート片Aの左右両端に所
望の磁力を有するマグネットを置き、その上に積層シー
ト小片7,8を当て、これをミシンで縫い付け、マグネ
ット部7,8を形成してマグネットを積層シート片Aに
固定する。
【0017】一方、積層シート片Bには、図1で示すよ
うな布(必要に応じて模様を印刷した布)を縫い付けミ
シン目e,fによりポケットを三つ形成した。
【0018】最終に、積層シート片A,Bの耳部に耳部
用ふちとり布を縫い付け、ふちとり部9をもつフェンダ
ーカバーを完成した。
【0019】
【効果】フェンダーカバーの基体として、緩衡材層を有
する積層シートを用いたので、工具があたっても、フェ
ンダーを傷つけることがない。フェンダーカバーの表面
は、合成樹脂層であるため、汚れがつきにくい。マグネ
ットによりフェンダーに固定する方式であるため、取扱
が容易であり、かつマグネットは緩衡材を介しててフェ
ンダーに接触するのでフェンダーを傷付けることがな
い。スライドファスナーのスライド部材が複数個付けて
あることにより、フェンダーミラー部にフェンダーカバ
ーを固定する作業が容易である。スライドファスナーが
直接フェンダーに接触しないよう折り返し部が設けられ
ているので、ファスナーによりフェンダーを傷付けるこ
とがない。フェンダーカバーにポケット部を設けてある
ので、工具、取付け用部品、一時的に取りはずした部品
などを収納できるので、部品の紛失がなく作業性がよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフェンダーカバーの表側から見た図、
すなわち正面図である。
【図2】本発明のフェンダーカバーの裏側から見た図、
すなわち背面図である。
【図3】図1の上方から見た図、すなわち平面図であ
る。
【図4】図1の下方から見た図、すなわち底面図であ
る。
【図5】図1の右側から見た図、すなわち右側面図であ
る。
【図6】図1の左側から見た図、すなわち左側面図であ
る。
【符号の説明】
1 折り返し部 2 スライドファスナー 3 スライド部材 4 スライド部材 5 スライド部材 6 スライド部材 7 マグネット部 8 マグネット部 9 ふちとり部 A 積層シート片 B 積層シート片 a ミシン目 b ミシン目 e ミシン目 f ミシン目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 敏郎 東京都港区南青山2丁目18番18号 株式会 社ボックス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂層、緩衡材層および必要に応じ
    て裏打層の順に積層された積層シートよりなるフェンダ
    ーカバーにおいて、(a)積層シートの上部両端近傍に
    マグネットを包むように前記積層シート材料片または緩
    衡材層と裏打層よりなる積層シート材料片を固着または
    縫合してなるマグネット領域部、(b)マグネット領域
    部の下部にフェンダーカバーを横切って設けられた複数
    のスライド部材を有するスライドファスナーと該スライ
    ドファスナーが直接フェンダーに接触することがないよ
    うスライドファスナーの裏側に設けられた前記積層シー
    トの折り返し部よりなるフェンダーミラー貫通領域、
    (c)フェンダーミラー貫通領域の下部にあって前記積
    層シート表面に設けられた1つ以上のポケットよりなる
    ポケット領域、よりなることを特徴とするフェンダーカ
    バー。
JP24991694A 1994-09-19 1994-09-19 フェンダーカバー Pending JPH0885427A (ja)

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JP24991694A JPH0885427A (ja) 1994-09-19 1994-09-19 フェンダーカバー

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JP24991694A JPH0885427A (ja) 1994-09-19 1994-09-19 フェンダーカバー

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JPH0885427A true JPH0885427A (ja) 1996-04-02

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ID=17200103

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JP24991694A Pending JPH0885427A (ja) 1994-09-19 1994-09-19 フェンダーカバー

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