JPH0884654A - 灯籠装置 - Google Patents

灯籠装置

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JPH0884654A
JPH0884654A JP7811195A JP7811195A JPH0884654A JP H0884654 A JPH0884654 A JP H0884654A JP 7811195 A JP7811195 A JP 7811195A JP 7811195 A JP7811195 A JP 7811195A JP H0884654 A JPH0884654 A JP H0884654A
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JP
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image
video
lantern
projection
display device
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JP7811195A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kawakami
和夫 川上
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 火袋の底部に竿を連設した灯籠装置におい
て、前記火袋の内部に映像発生手段を設置するとともに
その映像ソフトを変換可能とした灯籠装置である。 【効果】 映像発生手段における映像ソフト(ビデオテ
ープ,スライドフィルム,映写フィルム等)を変えるこ
とによって、火袋に映し出される映像を場合場合に応じ
て変化させることができ、オリジナルな映像を放映する
ことができる結果、この灯籠装置を使用すれば、故人に
応じたオリジナルな映像ソフトを放映することができる
ため、葬式・盆会・法要等で故人の遺徳を充分に偲ぶこ
とができるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は灯籠装置に関し、特
に、葬式・盆飾り・法要等に使用されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の灯籠装置にあって
は、所謂、回転灯籠が使用されていた。この回転灯籠
は、人や馬の形に切り抜いたものを火袋の中で回転させ
ながら火袋の壁面に映し出し、その影絵が駆け回ってい
るようにみせるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の回転灯籠にあっては、映し出される映像が固定的
であったため、装飾的効果のみを発揮するにすぎず、こ
の結果、葬式・盆会・法要等で故人の遺徳を偲ぶという
役目を果たしにくいという不都合を有した。
【0004】この発明の課題はかかる不都合を解消する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、この発明に係る灯籠装置においては、火袋の底部に
竿を連設した灯籠装置において、前記火袋の内部に映像
発生手段を設置するとともにその映像ソフトを変換可能
としたものである。
【0006】なお、前記映像発生手段を映像投影手段と
し、この投影手段によって前記火袋の内壁面に映像を投
影し、この映像を前記火袋の外側面から観察可能にする
こともできる。
【0007】また、前記映像投影手段とともに回転影絵
発生手段を設置することもできる。
【0008】また、前記投影手段を映写装置とすること
もできる。
【0009】また、前記映写装置をスライド映写装置と
することもできる。
【0010】また、前記スライド映写装置のスライド映
写フィルムを環状のエンドレス状にすることもできる。
【0011】また、前記投影手段をビデオ画像投影装置
とすることもできる。
【0012】また、前記映像発生手段をディスプレイ装
置とし、且つ、前記火袋の壁面に窓部を形成するととも
にこの窓部の内側に前記ディスプレイ装置を配置し、前
記ディスプレイ装置が表す映像を前記窓部を介して前記
火袋の外側から観察可能にすることもできる。
【0013】また、前記ディスプレイ装置とともに回転
影絵発生手段を設置することもできる。
【0014】また、前記ディスプレイ装置をビデオ画像
放映装置とすることもできる。
【0015】また、前記ディスプレイ装置を電飾ディス
プレイ装置とすることもできる。
【0016】
【作用】この発明に係る灯籠装置は上記のように構成さ
れているため、映像発生手段における映像ソフト(ビデ
オテープ,スライドフィルム,映写フィルム等)を変え
ることによって、火袋に映し出される映像を場合場合に
応じて変化させることができ、オリジナルな映像を放映
することができる。
【0017】なお、前記映像発生手段を映像投影手段と
し、この投影手段によって前記火袋の内壁面に映像を投
影し、この映像を前記火袋の外側面から観察可能にすれ
ば、影絵的な映像を得ることができる。
【0018】また、前記映像投影手段とともに回転影絵
発生手段を設置すれば、当該映像を放映しながら回転灯
籠としての効果をも発揮することができる。
【0019】また、前記投影手段を映写装置とすれば、
撮影した映写フィルムを放映することができる。
【0020】また、前記映写装置をスライド映写装置と
すれば、撮影したスライド用フィルムを放映することが
できる。
【0021】また、前記スライド映写フィルムを環状の
エンドレス状にすれば、一連のフィルムを繰り返し放映
することができる。
【0022】また、前記投影手段をビデオ画像投影装置
とすれば、撮影したビデオフィルムを放映することがで
きる。
【0023】また、前記映像発生手段をディスプレイ装
置とし、且つ、前記火袋の壁面に窓部を形成するととも
にこの窓部の内側に前記ディスプレイ装置を配置し、前
記ディスプレイ装置が表す映像を前記窓部を介して前記
火袋の外側から観察可能にすれば、当該映像を直接観察
することができる。
【0024】また、前記ディスプレイ装置とともに回転
影絵発生手段を設置すれば、当該映像を放映しながら回
転灯籠としての効果をも発揮することができる。
【0025】また、前記ディスプレイ装置をビデオ画像
放映装置とすれば、撮影したビデオフィルムを放映する
ことができる。
【0026】また、前記ディスプレイ装置を電飾ディス
プレイ装置とすれば、電飾ディスプレイ装置によって構
成される映像を直接観察することができる。
【0027】
【実施例】図1において、10は灯籠であり、葬式・盆会
等に使用されるものである。20は火袋であり、この灯籠
10の主要部を厚生している。この火袋20内に光源が収容
される。30,30,30は竿であり、前記火袋20の底部に連設
されている。この竿30,30,30は火袋20を所定の高さに配
置するためのものである。次に、50は宝珠であり、前記
火袋20の上部に着脱可能に設置されている。この宝珠50
の両端縁からは飾り下51,51 が吊り下げられている。
【0028】次に、図2において、21は環状取付台であ
り、火袋20の下部を構成している。この環状取付台21に
は前記竿30,30,30が連なっている。また、22は上部環状
枠であり、火袋20の上部に位置している。この上部環状
枠22には前記宝珠50が着脱可能に載置される。つぎに、
23,23,…は桟であり、前記環状取付台21と前記上部環状
枠22との間に掛け渡されている。この桟23,23,…の中央
部は外側に湾曲している。24は不透明な投影シートであ
り、前記桟23,23,…の内側に貼り付けられている。この
投影シート24は不透明な紙,布,ビニールシート等如何
なるものであってもよい。なお、投影シートは、前記桟
23,23,…の外側に貼り付けることもできる。
【0029】次に、61は支持具であり、前記環状取付台
21に固定されている。この支持具61の高さは投影する映
像の位置に合わせて決められている。60はビデオ画像投
影機であり、前記支持具61の上面に載置固定されてい
る。このビデオ画像投影機60からの映像は投影レンズ62
を介して前記投影シート24の内壁面に投影される。そし
て、この投映像Mは前記投影シート24の外壁面からも観
察することができる。
【0030】70はビデオ再生デッキであり、前記灯籠10
とは別体として配置されている。このビデオ再生デッキ
70からの映像信号に基づいて前記ビデオ画像投影機60
は、前記投影シート24の内壁面に映像を投影することが
できる。ここに、このビデオ再生デッキ70に使用される
ビデオテープ(この発明の「映像ソフト」の一例であ
る)は当事者である故人の在りし日の映像を編集したも
のが適している。なお、71はリモコン装置であり、前記
ビデオ再生デッキ70および前記ビデオ画像投影機60を遠
隔コントロールするためのものである。なお、ビデオ再
生デッキ70の代わりにビデオカメラを接続すれば現在撮
影中のオリジナルな映像を前記ビデオ画像投影機60によ
って投影することができる。
【0031】なお、80は回転影絵発生手段であり、前記
火袋20内において前記ビデオ画像投影機60の上方に配置
されている。この回転影絵発生手段80は所謂回転灯籠と
しての影絵を火袋20に投影するためのものである。この
ように、回転影絵発生手段80を設置すると灯籠としての
装飾的効果が向上する。この回転影絵発生手段80も前記
リモコン装置71によってコントロールすることができ
る。
【0032】この実施例では、ビデオ画像投影機60とビ
デオ再生デッキ70とが別体のものを使用したが、一体的
のものを使用することもできる。また、映写機(スライ
ド映写機を含む)を用いることもできる。
【0033】また、火袋20が方形状のもの(図3参照の
こと)を用いれば投影される映像の歪みを少なくするこ
とができる。
【0034】次に、図3および図4は第二実施例であ
り、火袋20内にスライド映写手段90を設置したものであ
り、光源91の前方に投影レンズ92を配置したものであ
る。93は環状のエンドレス状スライド映写フィルムであ
り、このため、一連の映像を繰り返し放映することがで
きる。
【0035】なお、図4における、28は背面窓であり、
火袋20にスライド映写手段90等を出し入れする場合に使
用される。29,29 はこの背面窓28の引き戸である。
【0036】次に、図5および図6は第三実施例であ
り、前記火袋20の前壁面に窓部27を形成するとともにこ
の窓部27の内側にビデオ画像放映装置99を配置したもの
である。このビデオ画像放映装置99が表す映像は前記窓
部27を介して前記火袋20の外側から直接観察することが
できる。この場合においても、ビデオ画像放映装置99に
ビデオカメラを接続すれば現在撮影中のオリジナルな映
像を放映することができる。
【0037】なお、このビデオ画像放映装置99の代わり
に、電飾ディスプレイ装置を使用することができる。こ
こに電飾ディスプレイ装置とは所要数に分割されたシー
ト部材を断続的に回転させて表面に表される映像を適宜
変化させるとともにこの映像を後方からの光によって鮮
やかに表すものである。
【0038】また、灯籠の代わりに提灯を用いてこの発
明を実施することもできる。
【0039】
【発明の効果】この発明に係る灯籠装置は、火袋の底部
に竿を連設した灯籠装置において、前記火袋の内部に映
像発生手段を設置するとともにその映像ソフトを変換可
能としたため、映像発生手段における映像ソフト(ビデ
オテープ,スライドフィルム,映写フィルム等)を変え
ることによって、火袋に映し出される映像を場合場合に
応じて変化させることができ、オリジナルな映像を放映
することができる。
【0040】よって、この灯籠装置を使用すれば、故人
に応じたオリジナルな映像ソフトを放映することができ
るため、葬式・盆会・法要等で故人の遺徳を充分に偲ぶ
ことができるものである。
【0041】なお、前記映像発生手段を映像投影手段と
し、この投影手段によって前記火袋の内壁面に映像を投
影し、この映像を前記火袋の外側面から観察可能にすれ
ば、影絵的な映像を得ることができる。
【0042】また、前記映像投影手段とともに回転影絵
発生手段を設置すれば、当該映像を放映しながら回転灯
籠としての効果をも発揮することができる。
【0043】また、前記投影手段を映写装置とすれば、
撮影した映写フィルムを放映することができる。
【0044】また、前記映写装置をスライド映写装置と
すれば、撮影したスライド用フィルムを放映することが
できる。
【0045】また、前記スライド映写フィルムを環状の
エンドレス状にすれば、一連のフィルムを繰り返し放映
することができる。
【0046】また、前記投影手段をビデオ画像投影装置
とすれば、撮影したビデオフィルムを放映することがで
きる。
【0047】また、前記映像発生手段をディスプレイ装
置とし、且つ、前記火袋の壁面に窓部を形成するととも
にこの窓部の内側に前記ディスプレイ装置を配置し、前
記ディスプレイ装置が表す映像を前記窓部を介して前記
火袋の外側から観察可能にすれば、当該映像を直接観察
することができる。
【0048】また、前記ディスプレイ装置とともに回転
影絵発生手段を設置すれば、当該映像を放映しながら回
転灯籠としての効果をも発揮することができる。
【0049】また、前記ディスプレイ装置をビデオ画像
放映装置とすれば、撮影したビデオフィルムを放映する
ことができる。
【0050】また、前記ディスプレイ装置を電飾ディス
プレイ装置とすれば、電飾ディスプレイ装置によって構
成される映像を直接観察することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る灯籠装置の正面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面の要部拡大図であ
る。
【図3】図2に相当する第二実施例の図である。
【図4】図3におけるIV矢視図である。
【図5】図2に相当する第三実施例の図である。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図である。
【符号の説明】
10 … 灯籠(灯籠装置) 20 … 火袋 27 … 窓部 30 … 竿 60 … ビデオ画像投影機(映像発生手段,映像投影手
段) 70 … ビデオ再生デッキ(映像発生手段,映像投影手
段) 80 … 回転影絵発生手段 90 … スライド映写装置(映像発生手段,映像投影手
段) 93 … エンドレススライド映写フィルム 99 … ビデオ画像放映装置(ディスプレイ装置,映像
発生手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火袋の底部に竿を連設した灯籠装置にお
    いて、前記火袋の内部に映像発生手段を設置するととも
    にその映像ソフトを変換可能としたことを特徴とする灯
    籠装置。
  2. 【請求項2】 前記映像発生手段を映像投影手段とし、
    この投影手段によって前記火袋の内壁面に映像を投影
    し、この映像を前記火袋の外側面から観察可能にしたこ
    とを特徴とする請求項1の灯籠装置。
  3. 【請求項3】 前記映像投影手段とともに回転影絵発生
    手段を設置したことを特徴とする請求項2の灯籠装置。
  4. 【請求項4】 前記投影手段を映写装置としたことを特
    徴とする請求項2又は請求項3の灯籠装置。
  5. 【請求項5】 前記映写装置をスライド映写装置とした
    ことを特徴とする請求項4の灯籠装置。
  6. 【請求項6】 前記スライド映写装置のスライド映写フ
    ィルムを環状のエンドレス状にしたことを特徴とする請
    求項5の灯籠装置。
  7. 【請求項7】 前記投影手段をビデオ画像投影装置とし
    たことを特徴とする請求項2又は請求項3の灯籠装置。
  8. 【請求項8】 前記映像発生手段をディスプレイ装置と
    し、且つ、前記火袋の壁面に窓部を形成するとともにこ
    の窓部の内側に前記ディスプレイ装置を配置し、前記デ
    ィスプレイ装置が表す映像を前記窓部を介して前記火袋
    の外側から観察可能にしたことを特徴とする請求項1の
    灯籠装置。
  9. 【請求項9】 前記ディスプレイ装置とともに回転影絵
    発生手段を設置したことを特徴とする請求項8の灯籠装
    置。
  10. 【請求項10】 前記ディスプレイ装置をビデオ画像放映
    装置としたことを特徴とする請求項8又は請求項9の灯
    籠装置。
  11. 【請求項11】 前記ディスプレイ装置を電飾ディスプレ
    イ装置としたことを特徴とする請求項8又は請求項10の
    灯籠装置。
JP7811195A 1995-03-08 1995-03-08 灯籠装置 Pending JPH0884654A (ja)

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JP7811195A JPH0884654A (ja) 1995-03-08 1995-03-08 灯籠装置

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JP7811195A JPH0884654A (ja) 1995-03-08 1995-03-08 灯籠装置

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JPH0884654A true JPH0884654A (ja) 1996-04-02

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ID=13652782

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JP7811195A Pending JPH0884654A (ja) 1995-03-08 1995-03-08 灯籠装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108279545A (zh) * 2018-03-31 2018-07-13 广东知识城运营服务有限公司 一种投影装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108279545A (zh) * 2018-03-31 2018-07-13 广东知识城运营服务有限公司 一种投影装置

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