JPH0884293A - 変換アーチファクトの減少方法及び装置 - Google Patents

変換アーチファクトの減少方法及び装置

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JPH0884293A
JPH0884293A JP7094227A JP9422795A JPH0884293A JP H0884293 A JPH0884293 A JP H0884293A JP 7094227 A JP7094227 A JP 7094227A JP 9422795 A JP9422795 A JP 9422795A JP H0884293 A JPH0884293 A JP H0884293A
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ハケット アンドリュー
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THOMSON KONSHIYUME ELECTRON
Thomson Consumer Electronics SA
Thomson Consumer Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フィルムがテレビジョンで伝送された場合、
フィルムの同一のフレームがテレビジョンの2つのイン
ターレースフィールドを発生するのに用いられる。これ
により、第2フィールドで伝送された情報がオリジナル
画像より20msだけ一時的に位置変化することとな
る。この位置変化は、受信した画像にジャッダ及び二重
画像というアーチファクトを発生させる。この問題点を
解消するため、両サイドブロックマッチングを用いて動
き情報が計算される両サイド動き補償内挿法によりオリ
ジナルフィルムフレームから中間フィールドが生成され
る。本発明は、テレビジョン受像機、ビデオ信号デコー
ダ、又はテレビジョン信号を伝送する前のテレビジョン
スタジオに適用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続的なフィルムソー
ス画像が最小で2倍の画像周波数のインターレースフォ
ーマットに変換される場合の変換アーチファクト(人為
生成現象、artefacts)を減少する方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】50Hzのテレビジョンシステムは、各
1/50秒に半分の画像を伝送し次の1/50秒に残り
の半分の画像を伝送するインターレースとして知られて
いるシステムを用いて、1/25秒毎に1つの完全な画
像を伝送する。テレビジョンカメラもこのインターレー
スシステムを用いて動作し、これにより、カメラのとら
えたオリジナル画像は、動きの問題を起こすことなく受
像機側で表示される。これが図1に概略的に示されてい
る。同図において、水平軸は時間Tを示しており、交番
する第1フィールドFI1及び第2フィールドFI2か
らなる画像のサンプリングを表わす平行な矢印が示され
ている。このケースでは、フィールド周期FIPである
1/50秒毎に半分の画像がサンプリングされる。垂直
軸は水平位置Xを示しており、矢印の長さは対象物が動
いた場合のその位置を表わしている。これら矢印の先端
を通る線を描くことにより、対象物の軌跡TOOが観測
される。例えば、この例では対象物は一定速度で水平に
移動していることが示されている。
【0003】一方、フィルムは、1秒に24回の新しい
画像という速度で発生する完全な画像の連続である。こ
のようなフィルム画像がテレビジョンで伝送される場
合、テレビジョンシステムとの単純な両立性を得るべく
映写速度は1秒に25画像となる。動き速度及びオーデ
ィオピッチの不正確性は無視される。これが、図1の場
合と同じ条件を用いかつフレーム周期FRPを用いて、
図2に示されている。同図には対象物が画像を横切った
場合の同様の軌跡TOOが表わされている。
【0004】フィルム画像がテレビジョンで伝送された
場合、フィルム画像の同一のフレームがテレビジョンの
2つのインターレースフィールドを発生するのに用いら
れる。これにより、第2フィールドで伝送される情報が
オリジナル画像より20msだけ一時的に位置変化する
こととなる。これが図3に示されている。この位置変化
は、受信した画像に2つの知覚できるアーチファクトを
発生させる。第1のアーチファクトは、二重画像であ
り、複数の対象物が一定速度又はスムーズな変化速度で
動いていることが人間の視覚システムから予期される。
脳は、同一の速度で移動しオリジナル対象物が20ms
で移動する距離だけ離隔した2つの対象物を知覚する。
これは、図3において、矢印の先端を通って描かれた二
重の軌跡DTOOによって表わされる。
【0005】第2のアーチファクトはジャッダである。
これは、スムーズな動きを与えるべく画像を結合させる
よりむしろ個々の画像が知覚されるに充分に長い時間間
隔である各1/25秒に1回のみ、各対象物の位置が見
掛け上更新されることによって生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明の1つの目的は、連続的なソース画像が
インターレースフォーマットで表示される場合に動きジ
ャッダを減少させるか又は除去する方法を提供すること
にある。この目的は、特許請求の範囲の請求項1に記載
された方法によって達成される。
【0007】本発明の他の目的は、上述の方法を用いる
装置を提供することにある。この目的は、特許請求の範
囲の請求項8に記載された装置によって達成される。
【0008】本発明は、TVシステムにおけるフィルム
ジャッダの除去に適切であり、テレビジョン受像機、ビ
デオ信号デコーダ、又はテレビジョン信号を伝送する前
のテレビジョンスタジオに適用可能である。
【0009】前述の問題点を解決すべく、動き補償内挿
処理によってオリジナルフィルムフレームから中間フィ
ールドが発生せしめられる。動き補償処理によれば、移
動対象物の速度が測定され、前述したアーチフェクトを
除去すべくかつこの例では単一の補正された軌跡CST
を形成すべく正しく位置している移動対象物を有する中
間フィールドが生成される。これが図4に示されてい
る。オリジナルの各第1フィールドOFFIの次に破線
で描かれた動き補償された第2フィールドMCSFIが
続いている。
【0010】本発明は、100Hzスキャニングを伴う
TV受像機における表示に適切であり、フィルムソース
の100Hzへのアップ変換に使用できる点で有効であ
る。この場合、オリジナルの各第1フィールドOFFI
の次に3つの内挿されたフィールドMCSFI(破線及
び点線)が続く。
【0011】本発明の方法は、原則として、連続的なフ
ィルムソース画像が最小で2倍の画像周波数のインター
レースフォーマットに変換される場合の変換アーチファ
クトを減少するのに適しており、前記インターレースフ
ォーマットの動き補償されたフィールドが、前記インタ
ーレースフォーマットの例えば各第1フィールドである
予め選択されたタイプの動き補償されてないフィールド
間で生成される。本発明の方法の有効な実施態様は、特
許請求の範囲における従属請求項から得られる。
【0012】本発明の装置は、原則として、連続的なフ
ィルムソース画像が最小で2倍の画像周波数のインター
レースフォーマットに変換される場合の変換アーチファ
クトを減少するものであって、オリジナルフィルム画像
を再生すべく、フィルムソース画像から変換された前記
インターレースフォーマットの2つの受け取ったフィー
ルドを結合するインターレース−連続変換手段と、前記
再生された画像内の各画素について動きベクトルを計算
する動き予測手段と、前記動き予測手段で計算された動
きベクトルを補正する後続ベクトル後処理手段と、前記
補正された動きベクトルを用いて、適切に遅延された再
生画像に作用する両サイド動き補償内挿手段と、フィル
ムソース画像から変換された前記インターレースフォー
マットの前記受け取ったフィールドの適切に遅延された
フィールドか、又は前記動き補償内挿手段からの内挿さ
れた出力フィールドを選択するスイッチ手段とを含んで
いる。
【0013】本発明の装置の有効な実施態様は、特許請
求の範囲における従属請求項から得られる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例装置が図5に示されてい
る。スタジオ環境においては、この装置は、テレシネ又
は他のフィルム投影装置の出力側に設けられる。テレビ
ジョン受像機においては、この装置は、ビデオ信号とは
無関係な信号手段によって又は例えばヨーロッパ特許公
開EP−A−0567072号公報に記載されているよ
うなフィルムモード検出器によってフィルム画像が伝送
されてきた時にイネーブルとなる。この検出器では、隣
接する両方フィールドにおける垂直方向の中間画素の大
きさが垂直方向に隣接する画素対の大きさの間にあるか
が、その隣接する各画素対についてチェックされる。こ
れら比較結果は、各フィールド内で結合される。フィル
ムモードをセットするには、結合結果が、あるフィール
ド数内で特定のパターンに等しくなければならない。フ
ィルムモードのリセット規準は、これより弱い。否であ
る結合結果が、あるフィールド数内で特定数生じるかも
しれず、この特定数を越えた場合にフィルムモードがオ
フとされる。
【0015】入力信号INの第1フィールド即ち半分画
像OFFIは、情報を正しい一時的な位置に含んでい
る。このフィールドは、さらなる処理を受けずに適切な
遅延補償τ1の後に直接的に出力される。動き補償され
た第2フィールドMCFSIがこれに続く処理によって
生成される。最初の処理ステップは、オリジナルフィル
ム画像を再生すべくインターレース−連続変換手段IP
CSにおいて、2つの受け取ったフィールドを結合する
ものである。IPCSの機能が図6に示されている。同
図においても水平軸は時間Tを表している。垂直軸は垂
直方向の位置Vを表している。同図より、第1フィール
ドFI1を第2フィールドFI2に対して1フィールド
周期FIPだけ遅延させることによって、連続スキャニ
ング画像出力フレームOFRが再生されることが分か
る。
【0016】次の処理ステップは、動き予測手段DSM
Eにおいて画像内の各点の動きを計算することにある。
この計算は、異なるタイプの動き予測法を使用しかつフ
レームメモリFRM1を用いて、複数の異なる手段によ
ってなされるかもしれない。処理結果が、所望の出力フ
ィールドMCSFIの一時的な位置に中心を合わせた画
像内の各点に伴う動きベクトルである限り、これらベク
トルを与える正確な手段を設ける必要はない。ただし、
異なる方法によれば異なるコストについて異なるレベル
の能力が提供されるであろう。本実施例では、この動き
予測は、本出願人によるヨーロッパ特許公開EP−A−
93402187号公報に全て記載されている、輝度信
号に基づく両サイド動き予測方法を用いて行われる。こ
の方法は、基本的に、図7に示すように内挿された出力
フィールドIFIの現ブロック位置CBPに中心を合わ
せた検出ウインドウを用いた完全検出ブロックマッチン
グ法である。動きベクトルBHMVの過去の半分は、前
フィールドBFIの前検出ウインドウBSW内にランデ
ィング点を有している。動きベクトルFHMVの将来の
半分は、後フィールドFFIの後検出ウインドウFSW
内にランディング点を有している。
【0017】現フィールド又は現フレームIFIの連続
する画素ブロックCBPの各々は、動きベクトルを選択
するために、予め選択されたウインドウ幅の半分の幅を
有する前フィールド又は前フレームにおける上述の予め
選択されたウインドウ幅を有する検出ウインドウBSW
内のそれぞれの画素ブロック候補にマッチングされてお
り、さらに上述の予め選択されたウインドウ幅の半分の
幅を有する後フィールド又は後フレームにおける対応す
る検出ウインドウFSW内の対応する画素ブロックにマ
ッチングされている。その第1の部分は前フィールド又
は前フレームの最良のマッチングブロックの位置に関連
しており、その第2の部分は後フィールド又は後フレー
ムの最良のマッチングブロックの位置に関連している。
これにより、前述の検出ウインドウBSW及びFSWの
現在の位置は、前述の現フィールド又は現フレームの現
画素ブロックの位置に関連している。
【0018】このブロックマッチングの結果、各ブロッ
クについて複数の候補ベクトルが生成され、これらベク
トルは動き予測手段DSMEに続くベクトル後処理手段
VPPにおいて後処理される。この後処理手段内におい
て、動きベクトルは補正される。即ち、適当に補正され
かつスムーズ化される。
【0019】この補正は、各画素についてその動きの最
良の予測を表わす最終的な出力ベクトルを供給するため
に、本出願人によるヨーロッパ特許公開EP−A−93
402188号公報に記載されているように行うことが
できる。この予測のために、各ブロックに関する動きベ
クトルが計算され、現ブロックのいかなる画素について
も、現ブロックの動きベクトル及び3つの隣接ブロック
の動きベクトルからなる4つの動きベクトルを用いて画
素動きベクトルが計算される。
【0020】全ての画素について、4つのブロック動き
ベクトルに関する誤差値から、対応する各ブロックの中
心に対する画素の位置を考慮に入れることによりいくつ
かの予測誤差を計算することができる。これにより、そ
れら予測誤差の最小値が、その画素の最終的な動きベク
トルとして上述の4つのブロック動きベクトルの誤差値
を選択するために取り込まれる。
【0021】後処理手段VPPが、ヨーロッパ特許公開
EP−A−93402507号公報に記載されているよ
うに繰り返し構造の効果についてさらに補正を行い、画
素毎に1つの動きベクトルを供給するべくブロック動き
ベクトルを局所化することが有利である。
【0022】動きベクトルのこのような補正は以下のス
テップを含んでいる。 (1)ビデオ信号の異なる画像間における画素ブロック
のマッチングに関する誤差値を予測し、これにより基本
的な最小誤差に加えて直接の隣接画素位置を除く隣接す
る画素の位置に属するさらなる最小誤差を、上述した基
本最小誤差の画素位置を含む行又は列に沿って検出する
ステップ、(2)さらなる最小誤差を予め選択した閾値
と比較し、このさらなる最小誤差がその閾値より小さい
場合に周期的構造の決定を行うステップ、(3)画像内
容の周期的構造が検出された場合に、上述の最小誤差に
対応する現動きベクトルを隣接画素ブロック、特により
小さな誤差を現ブロックに生じさせる左のブロック若し
くは上のブロック、の動きベクトルによって又はこれら
両方のベクトルの平均によって置き換えるステップ。
【0023】さらに、本出願人によるヨーロッパ特許公
開EP−A−93402506号公報に記載されている
ように、画素毎について動きベクトルの信頼度がVPP
で生成可能である。信頼度が低い場合、動きベクトルが
正しくないという可能性が高い(例えば動き情報が正し
く検出できなかった移動対象物の経路によって新たなア
ンカバード材料について)。この場合、水平方向及び垂
直方向の両方向に0であるデフォルト動きベクトルとさ
れる。
【0024】この種の信頼度について、異なる内挿処
理、特に動き補償内挿処理及びフォールバック内挿処
理、を伴う信号経路が形成され、これにより上述の異な
る信号経路の出力信号が、入力ビデオ信号の特にブロッ
クベースの最小動き予測誤差から抽出された信頼度に関
連して結合される。
【0025】DSMEは、動きベクトルを計算するべ
く、本出願人によるヨーロッパ特許公開EP−A−93
402059号公報に記載されているように、動きベク
トル候補の均一でない測定値を用いるかもしれない。こ
の測定値の精度は、検出ウインドウを、最小で、高精度
の領域及び低精度の領域に分割することによってその検
出ウインドウ内で均一とならない。これにより、動きベ
クトル計算用の入力信号の使用される画素値濃度は、低
精度の領域におけるよりも小さくなる。
【0026】水平方向及び垂直方向の両方向への検出の
範囲は、コスト上及び複雑性上の制約のみに規定され
る。
【0027】VPPの出力ベクトルは、図8により詳し
く示した両サイド動き補償内挿手段DMCIに印加され
る。この手段は、さらにフレームメモリFRM2を使用
し、かつ(他の遅延手段τ2により)適切に遅延された
連続画像信号から、テレビジョン画像の第2フィールド
FI2の一時的な位置において動き補償された出力画像
IFI2(連続フレーム又はフィールド)を発生する。
ゼロベクトルZVの位置における各出力画素IPは、現
フィルムフレームCFR内の1つの画素及び前フレーム
PFR内の1つの画素の平均である。平均化に用いられ
る2つの画素は、所望の出力画素について測定された動
きベクトル(フレームPFR内の半分HMMVP及びフ
レームCFR内の半分HMMVC)を印加することによ
って選択される。このベクトルが動きDMの方向を正確
に表わす場合、これら2つの画素は各フレーム内の同一
対象物の同一部分に対応する。
【0028】この実施例に示すように、完全に連続スキ
ャニングされた画像が、フィールドFI2の位置に生成
可能である。
【0029】100Hz出力の場合、DMCIは3つの
中間の動き補償された出力画像IFI2(連続フレーム
又はフィールド)を内挿する。これにより、動きベクト
ル成分のそれぞれの割合を3つの画像の特定の1つの内
挿に印加することができる。
【0030】1つのフィールド又は3つのフィールドの
みを直接的にそれぞれ内挿することにより内挿手段DM
CIと統合することが可能な最終ステップは、内挿され
た情報から、単数又は複数の出力フィールドMCSFI
を生成するものである。これは、連続する画像から各第
2ラインを取り出すことによってなされる。
【0031】スイッチ手段SWは、本実施例装置の出力
OUにおいて、伝送されたフィールドに応じてフィール
ドFI1か又は新たに生成された単数若しくは複数のフ
ィールドMCSFIを選択する。
【0032】カラー情報は、輝度信号について抽出され
た動きベクトルを用いて、輝度の場合と全く同じ方法で
内挿処理することができる。
【0033】本発明は、伝送された又は記録された信号
が例えばMPEG1又はMPEG2等のデータ低減法を
用いて符号化されている場合、ビデオ信号デコーダ(T
V、VCR、PC、CD−I、CDビデオ)においても
使用可能である。このような場合、伝送された/記録さ
れた動き情報は、DSME及び/又はVPP回路内で、
又はこれらの回路に代わるものにおいて用いられる。
【0034】他のフィルム画像速度又はフィールド速度
(120Hz)の場合、それに応じて数が修正される。
【0035】参照したものに本発明を適用する場合、そ
のフィールド又はフレームの遅延の長さは、適宜修正さ
れる。
【0036】フィールドの使用順序も交換することがで
きる。即ち、フィールドOFFIは第2フィールドFI
2であり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラソースからのインターレース画像におけ
る移動対象物の軌跡を示す図である。
【図2】フィルムソースからの画像における移動対象物
の軌跡を示す図である。
【図3】フィルムソースからのインターレース表示され
た画像における移動対象物の軌跡を示す図である。
【図4】各第2フィールド又は4つのフィールドのうち
の3つが動き補償された場合の、フィルムソースからの
インターレース表示された画像における移動対象物の補
正された軌跡を示す図である。
【図5】本発明の一実施例装置を示すブロック図であ
る。
【図6】伝送されたフィルムソースからのインターレー
ス画像から連続スキャニングの発生を示す図である。
【図7】両サイドブロックマッチングを表す図である。
【図8】両サイド動き補償を表す図である。
【符号の説明】
IPCS インターレース−連続変換手段 DSME 動き予測手段 FRM1、FRM2 フレームメモリ VPP 後続ベクトル後処理手段 DMCI 両サイド動き補償内挿手段 SW スイッチ手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的なフィルムソース画像が最小で2
    倍の画像周波数のインターレースフォーマットに変換さ
    れる場合の変換アーチファクト(DTOO)の減少方法
    であって、前記インターレースフォーマットの動き補償
    されたフィールド(MCSFI)が、前記インターレー
    スフォーマットの例えば各第1フィールド(FI1)で
    ある予め選択されたタイプの動き補償されてないフィー
    ルド(OFFI)間で生成される(DMCI、PID、
    SW)ことを特徴とする変換アーチファクトの減少方
    法。
  2. 【請求項2】 3つの動き補償されたフィールド(MC
    SFI)が、前記動き補償されてないフィールド(OF
    FI)の各対間に生成されることを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 動き補償されたフィールド(MCSF
    I)が、テレビジョン受像機、ビデオレコーダ、伝送後
    の補正用のビデオデコーダ、又は伝送若しくは記録前の
    補正のためにスタジオで生成されることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記動き補償用の動き情報を決定する
    (DSME)ために、内挿された出力フィールド(IF
    I)の現ブロック(CBP)の位置に中心を合わされた
    検出ウインドウを用いて完全検出ブロックマッチングが
    なされており、動きベクトル(BHMV)の過去の半分
    が前フィールド(BFI)の前検出ウインドウ(BS
    W)内にランディング点を有しておりかつ動きベクトル
    (FHMV)の将来の半分が後フィールド(FFI)の
    後検出ウインドウ(FSW)内にランディング点を有し
    ていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 動き補償されたフィールド(MCSF
    I)が、両サイド動き補償内挿法を用いて生成される
    (DMCI、FRM2、PIDS)ことを特徴とする請
    求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記フィルムソース画像が、特にMPE
    G1又はMPEG2符号化法を用いることによりかつ前
    記動き補償のためのこの符号化に関する動き情報を用い
    ることにより、データ低減法を用いてデジタル符号化さ
    れていると共に前記変換の前にそれぞれ復号化されてい
    ることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1項に記載の
    方法に関連して、連続的なフィルムソース画像が最小で
    2倍の画像周波数のインターレースフォーマットに変換
    される場合の変換アーチファクト(DTOO)の減少す
    る装置であって、 オリジナルフィルム画像(OFR)を再生すべく、フィ
    ルムソース画像から変換された前記インターレースフォ
    ーマットの2つの受け取ったフィールドを結合するイン
    ターレース−連続変換手段(IPCS)と、 前記再生された画像(OFR)内の各画素について動き
    ベクトルを計算する動き予測手段(DSME、FRM
    1)と、 前記動き予測手段で計算された動きベクトルを補正する
    後続ベクトル後処理手段(VPP)と、 前記補正された動きベクトルを用いて、適切に遅延され
    た(τ2)再生画像(OFR)に作用する両サイド動き
    補償内挿手段(DMCI)と、 フィルムソース画像から変換された前記インターレース
    フォーマットの前記受け取ったフィールドの適切に遅延
    された(τ1)フィールドか、又は前記動き補償内挿手
    段(DMCI)からの内挿された出力フィールドを選択
    するスイッチ手段(SW)とを含むことを特徴とする変
    換アーチファクトの減少装置。
  8. 【請求項8】 前記動き予測手段(DSME、FRM
    1)内において、内挿された出力フィールド(IFI)
    の現ブロック(CBP)に中心を合わされた検出ウイン
    ドウを用いて完全検出ブロックマッチングがなされてお
    り(DSME)、動きベクトル(BHMV)の過去の半
    分が前フィールド(BFI)の前検出ウインドウ(BS
    W)内にランディング点を有しておりかつ動きベクトル
    (FHMV)の将来の半分が後フィールド(FFI)の
    後検出ウインドウ(FSW)内にランディング点を有し
    ていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
JP7094227A 1994-03-30 1995-03-29 変換アーチファクトの減少方法及び装置 Pending JPH0884293A (ja)

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EP94400729 1994-03-30
FR94400729.3 1994-03-30

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JPH0884293A true JPH0884293A (ja) 1996-03-26

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JP (1) JPH0884293A (ja)
DE (1) DE69510851T2 (ja)

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