JPH088415Y2 - 流量検知器 - Google Patents

流量検知器

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JPH088415Y2
JPH088415Y2 JP1988007434U JP743488U JPH088415Y2 JP H088415 Y2 JPH088415 Y2 JP H088415Y2 JP 1988007434 U JP1988007434 U JP 1988007434U JP 743488 U JP743488 U JP 743488U JP H088415 Y2 JPH088415 Y2 JP H088415Y2
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valve
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float valve
inlet
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JP1988007434U
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良一 遠藤
武晴 恵良
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武晴 恵良
良一 遠藤
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、潤滑油あるいはガス等の流体の微小流量を
検知する流量検知器に関する。
(従来の技術) 従来、例えば潤滑油等の流体を所定位置に注滴するた
めの注滴装置が知られている。この注滴装置において、
流体が所定の位置に確実に注滴されているか否かを確認
するために用いる流量検知器として、従来、第2図乃至
第4図に示すものがそれぞれ知られている。なお、これ
ら第2図乃至第4図において互いに共通する部分につい
ては、図面に同一符号を付してある。
第2図に示すものは、入口1と出口2とこれら入口1
と出口2との間を連通する連通路3とをそれぞれ有する
ボディ4の連通路3内に、フロート5が昇降自在に収容
してある。該フロート5を下端に固定したロッド6の上
端側は、ボディ4の上面に設けたガイド7の孔7a内を摺
動可能に挿通して該ボディ4の上部外方に延出してあ
り、該延出端部に磁石8が固定してある。ボディ4の上
方所定位置には、一対の電極端子9,10を有するリードリ
レー11が配設されている。
そして、第2図(A)に示す状態において入口1から
流体が流入すると、フロート5と一体にロッド6と磁石
8とが上昇し、該磁石8がリードリレー11の側面に到達
すると、第2図(B)に示す如く該リードリレー11が作
動して両電極端子9,10が電気導通状態となる。
また、第3図に示すものは、第2図における磁石8を
設けずに、しかもリードリレー11に代えて、電池12によ
り点灯する発光ダイオード(LED)、またはランプより
なる光源体13と、これと離間対向して配設された光検出
素子14とを設けたものである。そして、入口1から流体
が流入すると、フロート5と一体にロッド6が上昇して
光源体13と光検出素子14との間に到達すると、光検出素
子14が作動して、その出力端子15,16から信号が出力さ
れる。
更に、第4図に示すものは、第2図における磁石8を
設けずに、しかもリードリレー11に代えて、発振器17と
差動コイル18と検知器19とを設けたものである。そし
て、ボディ4の入口1から流体が流入すると、フロート
5と一体にロッド6が上昇して差動コイル18内に到達す
ると検知器19が作動して検知信号を出力する。
上述したように、第2図乃至第4図に示す従来のいず
れのものも、ボディ4の入口1から出口2に向かって流
れる流体の流量とロッド6の移動(昇降)量とが比例関
係にあるから、あるしき位置を動作点とする流量検知が
行なわれるものである。
(考案が解決しようとする課題) これら従来の流量検知器のいずれのものも、ロッド6
が垂直となるようにその取付姿勢が限定され、また小型
化が困難であり、しかも、微少流量を検知することは困
難であった。また、流量の変化を電気信号に変換する電
子回路部品が複雑であるからコストが高く、また、前記
電子回路部品とボディとが別体であるから、容積が大き
くなり、従って、例えば、潤滑油の供給系統別に流量検
知を数多く行なうような場合には、設置スペースを多く
必要とすると共に、取付作業が複雑となる等の問題点が
あった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、取付姿勢
が自由で、コンパクト化を容易に図ることができ、しか
も微少流量を確実に検知し得ると共に、流量の変化を電
気信号に変換する電子回路部品が簡単で、供給系統別に
流量検知を行なう場合の設置スペースが少なくて済むと
共に、取付作業を容易にした流量検知器を提供すること
を目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案の流量検知器は、入口
と出口とこれら入口と出口との間を連通する連通路とを
それぞれ有するボディと、該ボディの内部に取り付けら
れた一対の電極と、前記連通路を開閉すると共にその開
弁時前記一対の電極の一方に接触することにより両電極
を電気導通状態にする導電材よりなるニードル型のフロ
ート弁と、該フロート弁を閉弁方向に付勢する導電材よ
りなるバネと、前記ボディの内部に設けられた導電材よ
りなる区画部材とから成り、前記一対の電極の一方は、
他方の電極に対して電気絶縁状態にして取り付けられ、
前記一対の電極の他方は、前記フロート弁の上方部に設
けられ且つ前記フロート弁が開弁したとき、該フロート
弁、前記バネ及び前記区画部材を介して前記一方の電極
と電気導通状態となるように構成したことを特徴とする
ものである。
(作用) 入口から流入する流体の圧力が所定値以上になるとフ
ロート弁がバネの付勢力に抗して開弁して、流体は連通
路を介して出口側に流れる。該フロート弁の開弁に伴い
両電極が電気導通状態となる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図に基づき説明する。
第1図は本考案の流量検知器の断面図であり、同図中20
は電気絶縁材料より成るボディで、下部一側の入口21と
下部他側の出口22との間にこれらを連通する連通路23を
有している。該連通路23は、上端が後述する弁室28に且
つ下端が前記入口21に連通する第1通路24と、上端が前
記弁室28に且つ下端が出口22に連通する第2通路25とか
らなる。第1通路24の上端側内周面には、上端側に向か
うに従い漸次大径となるテーパ状の弁座26が形成されて
いる。また、前記第1通路24の下端屈曲コナー部24aよ
り入口側部24bは、弁室側部24cより小径に設定され、該
入口側部24bの弁室側部24c側端内部にはオリフィス27が
設けられている。
前記ボディ20の軸方向軸中間部より上端側には、下端
側から上端側に向かって順次連続して小径孔(弁室)2
8、中間径孔29及び大径孔30がそれぞれ形成されてい
る。小径孔28と中間径孔29との間は、区画部材31により
液密に隔絶されている。
該区画部材31は導電材より成るもので、主板32の外周
縁部に上方に突出する周側壁33を設けてなり、主板32の
外周側下面が、Oリング等のシール部材34を介して、小
径孔28と中間径孔29との間の境界段部35に当接されてい
る。
弁室である小径孔28内にはフロート弁36が上下動可能
に収容されている。該フロート弁36は導電材より成るも
ので、ロッド37の下端に弁体38を設けて構成されてい
る。該弁体38は、弁座26に対応して上端側から下端側に
向かって漸次小径となるテーパ状を成している。前記弁
体38は前記弁座26に接離すると共に、ロッド37の上端
は、区画部材31中心部に設けられたガイド孔39内を液密
且つ摺動自在に嵌挿されて中間径孔29内方に延出されて
いる。フロート弁36は、下降位置にあるとき弁体38が弁
座26に密着して閉弁状態となって入口21と出口22との間
を遮断し、また、上昇すると弁体38が弁座26から離間し
て開弁状態となって、入口21と出口22との間を連通す
る。
フロート弁36はバネ40により閉弁方向(図中下方向)
に付勢されている。該バネ40は、前記区画部材31と弁体
38との間に介装されている。
前記中間径孔29内には区画部材31の上側に位置して電
極部材41が設けられている。該電極部材41は、ディスク
状の一方(グランド側)の電極42の中央部に電気絶縁体
43を介して、ピン状の他方の電極44を固定して成る。前
記一方の電極42の外周下面と、前記区画部材31の周側壁
33の上面との間には、Oリング等の第2のシール部材45
が介装され、該第2のシール部材45は導電材より成る。
前記一方の電極42は、第2のシール部材45、区画部材
31及びバネ40を介してフロート弁36と電気的に接続され
ている。
従って、フロート弁36がバネ40の付勢力に抗して上昇
開弁して、ロッド37の上端が他方の電極44の下端に接触
すると、両電極42,44が互いに電気導通状態となる。
次に、上記構成の流量検知器の作動を説明する。この
流量検知器は、例えば潤滑油等の流体を所定箇所に注滴
するための注滴装置(図示省略)の端末管路に接続して
用いられるものである。入口21から矢印方向に流入した
流体は、オリフィス27を通過するときに急激に絞り込ま
れ且つオリフィス27を通過後、急速に解放されるので、
動圧と静圧との差が大きくなる。即ち、オリフィス27に
より流体にある値の圧力損失が与えられる。そして、流
体がバネ40の付勢力に抗してフロート弁36を押し上げて
開弁すると、入口21からの流体は、連通路23を介して出
口22側に流れる。一方、前記フロート弁36が押し上げら
れて開弁すると、そのロッド37の上端が他方の電極44に
接触する。これにより、一方の電極42が第2のシール部
材45、区画部材31、バネ40及びフロート弁36を介して他
方の電極44とが互いに電気導通状態となる。即ち、流体
が入口21から出口22に向かって流れていれば、両電極4
2,44が互いに電気導通状態、即ち、スイッチがオンした
状態となる。
また、流体が入口21から出口22に向かって流れなけれ
ば、フロート弁36はバネ40の付勢力にて図示の如く下降
して閉弁位置にあり、ロッド37の上端が他方の電極44の
下端と離間しているため、両電極42,44は非導通状態、
即ち、スイッチがオフした状態となる。
上述したように本考案の流量検知器は、フロート弁36
の開弁圧を予めしきい値として設定し、該しきい値以上
の圧力の流体は出口22側へ通過させ、しきい値以下の圧
力の流体は出口22側へ通過させないようにしたものであ
り、つまり、オリフィス27をカスケードにした差圧安定
機構で、流量検知スイッチの特性をもたせたものであ
る。
(考案の効果) 上述した如く本考案の流量検知器によればは、入口と
フロート弁をバネにて閉弁方向に付勢することにより、
該フロート弁の動作方向を安定させたので、流量検知器
の取付姿勢が自由である。また、フロート弁が両電極を
接離するアクチュエータを兼ねているので、それらを個
別に設ける必要がなくなり、構成部品の節減及び全体形
状のコンパクト化を容易に図ることができる。また、フ
ロート弁が両電極を接離するアクチュエータを兼ねてい
ることにより、流量の変化を電気信号に変換する電子回
路部品が簡単となり、ボディに設けた両電極を所定箇所
に電気的に接続するだけでよいから、供給系統別に流量
検知を行なう場合における設置スペースが少なくて済む
と共に、取付作業も容易である。更に、フロート弁の開
閉動作に伴い両電極が接離するようにしたから、微少流
量を確実に検知し得る。また、バネは付勢部材と導電部
材とを兼ね、区画部材は導電部材を兼ねているので、そ
れらを個別に設ける必要がなく、構成部品の節減及び全
体形状のコンパクト化が容易に図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す流量検知器の断面図、
第2図乃至第4図は互いに異なる従来の流量検知器の断
面図である。 20……ボディ、21……入口、22……出口、23……連通
路、27……オリフィス、31……区画部材、36……フロー
ト弁、40……バネ、42,44……電極、45……第2のシー
ル部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−195175(JP,U) 実開 昭56−143672(JP,U) 実公 昭35−29317(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入口と出口とこれら入口と出口との間を連
    通する連通路とをそれぞれ有するボディと、該ボディの
    内部に取り付けられた一対の電極と、前記連通路を開閉
    すると共にその開弁時前記一対の電極の一方に接触する
    ことにより両電極を電気導通状態にする導電材よりなる
    ニードル型のフロート弁と、該フロート弁を閉弁方向に
    付勢する導電材よりなるバネと、前記ボディの内部に設
    けられた導電材よりなる区画部材とから成り、前記一対
    の電極の一方は、他方の電極に対して電気絶縁状態にし
    て取り付けられ、前記一対の電極の他方は、前記フロー
    ト弁の上方部に設けられ且つ前記フロート弁が開弁した
    とき、該フロート弁、前記バネ及び前記区画部材を介し
    て前記一方の電極と電気導通状態となるように構成した
    ことを特徴とする流量検知器。
JP1988007434U 1988-01-22 1988-01-22 流量検知器 Expired - Lifetime JPH088415Y2 (ja)

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JP1988007434U JPH088415Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22 流量検知器

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JP1988007434U JPH088415Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22 流量検知器

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JPH01112419U JPH01112419U (ja) 1989-07-28
JPH088415Y2 true JPH088415Y2 (ja) 1996-03-06

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