JPH087891Y2 - 碁 盤 - Google Patents
碁 盤Info
- Publication number
- JPH087891Y2 JPH087891Y2 JP1990096378U JP9637890U JPH087891Y2 JP H087891 Y2 JPH087891 Y2 JP H087891Y2 JP 1990096378 U JP1990096378 U JP 1990096378U JP 9637890 U JP9637890 U JP 9637890U JP H087891 Y2 JPH087891 Y2 JP H087891Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stone
- board
- ruled lines
- diameter
- spherical portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Revetment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、碁盤の改良に関するものである。
従来の技術 通常、碁盤は碁石の載置面,所謂「甲羅」を平に形成
し、その平らな盤面には縦横19本づつの罫線を設けるこ
とにより324個のます目を形成し、また、罫線が交差す
る交点を碁石の載置個所とするよう黒点の目印が形成さ
れている。
し、その平らな盤面には縦横19本づつの罫線を設けるこ
とにより324個のます目を形成し、また、罫線が交差す
る交点を碁石の載置個所とするよう黒点の目印が形成さ
れている。
その碁盤においては碁石の載置個所を含めて盤面全面
が平に形成されているため、競技者等のひざ等が当って
盤本体が少しでもズレ動くと、碁石が所定の交点位置か
ら容易にズレ動いてしまい、また、修復不可能な程大幅
にズレ動いてしまうことを屡々経験するところである。
が平に形成されているため、競技者等のひざ等が当って
盤本体が少しでもズレ動くと、碁石が所定の交点位置か
ら容易にズレ動いてしまい、また、修復不可能な程大幅
にズレ動いてしまうことを屡々経験するところである。
この碁石の載置安定性を保つため、平面形状が円形で
碁石の球面部を整合する曲率の窪み部を罫線の交点位置
に設けることが既に提案されている(実開平2-39781
号,実開平2-109678号)。
碁石の球面部を整合する曲率の窪み部を罫線の交点位置
に設けることが既に提案されている(実開平2-39781
号,実開平2-109678号)。
考案が解決しようとする課題 本考案は、上述した窪み部を碁石の載置安定性のみな
らず、その窪み部を更に生かすことにより囲碁の快感を
高められるよう改良した碁盤を提供することを目的とす
る。
らず、その窪み部を更に生かすことにより囲碁の快感を
高められるよう改良した碁盤を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 本考案の碁盤においては、縦横の罫線が交差する交点
位置に相応させて、開口縁が碁石の径よりも小さい平面
円形で、曲率が碁石の球面部よりも相対的に小さくて空
間を碁石の球面部との間に呈する深さの窪み部を盤面に
設け、且つ、罫線の交点を黒点の目印で該窪み部の底中
央に設けることにより構成されている。
位置に相応させて、開口縁が碁石の径よりも小さい平面
円形で、曲率が碁石の球面部よりも相対的に小さくて空
間を碁石の球面部との間に呈する深さの窪み部を盤面に
設け、且つ、罫線の交点を黒点の目印で該窪み部の底中
央に設けることにより構成されている。
作用 この碁盤では碁石を縦横の罫線が交差する交点位置に
載置すると、碁石の球面部を交点位置に設けられた窪み
部の開口縁で位置決め係止できるため、多少の衝撃が盤
本体に加わっても碁石が容易にズレ動かないよう碁石を
盤面上に載置することができる。それに加えて、窪み部
が碁石の球面部との間に空間を呈する深さに形成されて
いるため、碁石を打ったときの音が該空間で籠ることに
よる心地よい打撃音として生ずることができる。
載置すると、碁石の球面部を交点位置に設けられた窪み
部の開口縁で位置決め係止できるため、多少の衝撃が盤
本体に加わっても碁石が容易にズレ動かないよう碁石を
盤面上に載置することができる。それに加えて、窪み部
が碁石の球面部との間に空間を呈する深さに形成されて
いるため、碁石を打ったときの音が該空間で籠ることに
よる心地よい打撃音として生ずることができる。
実施例 以下、添付図面を参照して説明すれば、次の通りであ
る。
る。
図示の碁盤としては、縦45.5cm,横42.4cmの長方形の
盤面を有する規格に合った桂等の木製のものから一般遊
戯用の簡易なプラスチック製のものにまで広く適用する
ことができる。その碁盤においては、第1図で示す如く
縦横19本の罫線2a,2b…、3a,3b…が浅い窪み面の線を黒
色に着色することにより盤面1に形成されている。この
各罫線2a,2b…、3a,3b…の交差個所には、後述する如く
特定面を黒色に着色することにより碁石を位置合せさせ
て載置する324個の交点4a,4b…が形成されている。
盤面を有する規格に合った桂等の木製のものから一般遊
戯用の簡易なプラスチック製のものにまで広く適用する
ことができる。その碁盤においては、第1図で示す如く
縦横19本の罫線2a,2b…、3a,3b…が浅い窪み面の線を黒
色に着色することにより盤面1に形成されている。この
各罫線2a,2b…、3a,3b…の交差個所には、後述する如く
特定面を黒色に着色することにより碁石を位置合せさせ
て載置する324個の交点4a,4b…が形成されている。
その各交点4a,4b…の形成位置に合せて、第2図で示
すように碁石を載置する窪み部5a,5b…が設けられてい
る。この窪み部5a,5b…は、碁石6の径より小さい平面
円形の開口縁50を有し、曲率を碁石6の球面部よりも相
対的に小さくすることにより、空間51を碁石6の球面部
との間に呈する深さのものに形成されている。その窪み
部5a,5b…には、底中心を黒色に着色することにより交
点4a,4b…が設けられている。
すように碁石を載置する窪み部5a,5b…が設けられてい
る。この窪み部5a,5b…は、碁石6の径より小さい平面
円形の開口縁50を有し、曲率を碁石6の球面部よりも相
対的に小さくすることにより、空間51を碁石6の球面部
との間に呈する深さのものに形成されている。その窪み
部5a,5b…には、底中心を黒色に着色することにより交
点4a,4b…が設けられている。
なお、窪み部5a,5b…は碁石の大きさによっても異な
るが、口径1〜8mm,深さ1〜3mm程度に形成することが
できる。また、星位置に相応させては多少大きくて形成
してもよい。通常、碁石の径は規格上21.8mmと定められ
ているが、その径に合せては窪み部5a,5b…は2〜3mm程
度の口径に形成するのが好ましい。
るが、口径1〜8mm,深さ1〜3mm程度に形成することが
できる。また、星位置に相応させては多少大きくて形成
してもよい。通常、碁石の径は規格上21.8mmと定められ
ているが、その径に合せては窪み部5a,5b…は2〜3mm程
度の口径に形成するのが好ましい。
このように構成する碁盤では、碁石6の径よりも小さ
くしかも碁石6の球面部よりも小さな曲率で湾曲する窪
み部5a,5b…を設けるため、碁石6の球面部を窪み部5a,
5b…の開口縁50で位置決め係止できるばかりでなく、碁
石6を打ったときの音が碁石6の球面部と窪み部5a,5b
…との間に存在する空間51により籠って心地のよい打撃
音として発することができる。従って、この碁盤では碁
石6が容易にズレ動かないよう盤面上に安定よく載置で
き、しかも碁石を打ったときの音により囲碁の快感を高
めることができる。
くしかも碁石6の球面部よりも小さな曲率で湾曲する窪
み部5a,5b…を設けるため、碁石6の球面部を窪み部5a,
5b…の開口縁50で位置決め係止できるばかりでなく、碁
石6を打ったときの音が碁石6の球面部と窪み部5a,5b
…との間に存在する空間51により籠って心地のよい打撃
音として発することができる。従って、この碁盤では碁
石6が容易にズレ動かないよう盤面上に安定よく載置で
き、しかも碁石を打ったときの音により囲碁の快感を高
めることができる。
考案の効果 以上の如く、本考案の碁盤に依れば、多少の衝撃を盤
本体に与えても碁石がズレ動くのを窪み部で防げ、しか
もその窪み部による碁石の打撃音で囲碁の快感を高める
ことができる。
本体に与えても碁石がズレ動くのを窪み部で防げ、しか
もその窪み部による碁石の打撃音で囲碁の快感を高める
ことができる。
第1図は本考案に係る碁盤の部分斜視図、第2図は同碁
盤の縦横罫線が交差する点位置を示す部分拡大断面図で
ある。 1:盤面、2a,2b…、3a,3b…:縦横の罫線、4a,4b:交点、
5a,5b:窪み部、6:碁石。
盤の縦横罫線が交差する点位置を示す部分拡大断面図で
ある。 1:盤面、2a,2b…、3a,3b…:縦横の罫線、4a,4b:交点、
5a,5b:窪み部、6:碁石。
Claims (1)
- 【請求項1】縦横の罫線(2a,2b…、3a,3b…)が交差す
る交点位置に相応させて、開口縁(50)が碁石(6)の
径よりも小さい平面円形で、曲率が碁石(6)の球面部
よりも相対的に小くて空間(51)を碁石(6)の球面部
との間に呈する深さの窪み部(5a,5b…)を盤面(1)
に設け、且つ、罫線(2a,2b…、3a,3b…)の交点(4a,4
b…)を黒点の目印で該窪み部(5a,5b…)の底中央に設
けたことを特徴とする碁盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990096378U JPH087891Y2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 碁 盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990096378U JPH087891Y2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 碁 盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0455379U JPH0455379U (ja) | 1992-05-12 |
JPH087891Y2 true JPH087891Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=31835858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990096378U Expired - Lifetime JPH087891Y2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 碁 盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087891Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0239781B2 (ja) * | 1982-11-09 | 1990-09-07 | Fuji Photo Film Co Ltd |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0239781U (ja) * | 1988-09-08 | 1990-03-16 | ||
JPH02109678U (ja) * | 1989-02-15 | 1990-09-03 |
-
1990
- 1990-09-12 JP JP1990096378U patent/JPH087891Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0239781B2 (ja) * | 1982-11-09 | 1990-09-07 | Fuji Photo Film Co Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0455379U (ja) | 1992-05-12 |
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