JPH0877868A - 押釦スイッチ構造 - Google Patents

押釦スイッチ構造

Info

Publication number
JPH0877868A
JPH0877868A JP20897194A JP20897194A JPH0877868A JP H0877868 A JPH0877868 A JP H0877868A JP 20897194 A JP20897194 A JP 20897194A JP 20897194 A JP20897194 A JP 20897194A JP H0877868 A JPH0877868 A JP H0877868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
operation button
static electricity
contact
shield plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20897194A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Morimura
準 森村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP20897194A priority Critical patent/JPH0877868A/ja
Publication of JPH0877868A publication Critical patent/JPH0877868A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作釦部からプリント基板部への静電気の侵
入を阻止して、回路部品の静電破壊を防止できるスイッ
チ構造を提供する。 【構成】 電子機器の前面板の開口部に配設された操作
釦と、操作釦の背後に配置されたスイッチとからなり、
操作釦の押圧によりスイッチの作動片が押されて接点の
状態が変化する押釦スイッチ構造において、スイッチ本
体の表面が金属で構成され、そのスイッチ本体の金属部
が電子機器の電子回路への静電気の侵入を防止するため
に前面板の背面側に設けられたシールド板に接触させ
て、接地された筐体に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器等に使用され
る操作釦とスイッチ本体からなる押釦スイッチ構造に係
り、特に、操作釦部から侵入する静電気によりプリント
基板に搭載された電子部品が破壊されるのを防止できる
静電気対策用の押釦スイッチ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の電子機器等に使用される押
釦スイッチの構造を示す図で、(a)はスイッチ本体と
シールド板の位置関係を示す上面図、(b)は押釦スイ
ッチ部の断面図である。以下、図を用いて説明する。1
は開口部を有する樹脂製の前面板で、その開口部に対応
して樹脂製の操作釦11が配設されている。操作釦11
の外周の一端は弾性のある連結部11aで前面板1に連
結されている。また、操作釦11の裏面には背後に配置
されたスイッチ本体6の作動片62を押圧する突起状の
アクチュエータ11bが設けられている。6はスイッチ
本体で、スイッチ部を収容する樹脂製の外筐器61、操
作釦11が押圧されたときに操作釦11のアクチュエー
タ11bによる押圧力を接点部63に伝達する作動片6
2、スイッチ作用を行う接点部63及び操作釦11の開
放時に作動片62を復旧させるばね(図示せず)で構成
されている。3は電子部品(図示せず)等を搭載すると
ともにスイッチ本体6を固定するプリント基板で、スイ
ッチ本体6の接点端子63a,63bがプリント基板3
の導電パターンに半田付けされている。7は前面板1と
プリント基板3の間に挿入された静電気防止用の金属製
のシールド板で、接地された機器の筐体(図示せず)に
接続されている。
【0003】操作者が操作釦11を押圧すると、スイッ
チ本体6の作動片62が押され、背後の接点部63の状
態が変化する。操作釦11を開放すると、前面板1と操
作釦11を連結する弾性のある連結部11aの復元力で
操作釦11が元の状態に戻され、同時に、スイッチ本体
6の内部のばね(図示せず)の反発力により作動片62
も元の状態に戻される。このようにして、スイッチング
作用が行われる。
【0004】このとき、操作者の手指が操作釦11に触
れると(或いは接近すると)、人体に帯電していた静電
気は操作釦11(或いは操作釦11の近傍のすき間)か
ら機器内に侵入するが、スイッチ本体6の近傍に配置さ
れたシールド板7に捕捉され、接地された筐体(図示せ
ず)に除去(放電)される。その結果、プリント基板3
には静電気は到達できず、回路部品(特に、マイクロコ
ンピュータ等のIC類)は静電破壊から保護される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2に示す従来構成で
は、操作者が操作釦11を押す操作をする際に、機器内
に侵入する人体からの静電気は前面板1とプリント基板
3間に配置されたシールド板7に捕捉され、筐体に逃が
される。しかし、このシールド板7で静電気を完全に捕
捉するにはシールド板7の形状をスイッチの形状に合わ
せて可能な限り完全に遮蔽できるような形状にしなけれ
ばならない。しかしながら、電子機器の部品(スイッチ
の照明ランプ等)の配置等の関係からスイッチ全体をシ
ールド板7で覆うことが困難な場合がある。また、シー
ルド板7には必然的に操作釦11に対応した開口部がで
き、操作釦11近傍からスイッチ本体6を介して侵入す
る静電気を完全に捕捉して接地することは困難である。
【0006】本発明は、操作釦部から侵入する静電気を
スイッチ内部に到達しないようにして、プリント基板に
搭載された回路部品を静電破壊から保護できる押釦スイ
ッチ構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、電子機器の前面板の開口部に配設された操
作釦と、該操作釦の背後に配置されたスイッチとからな
り、前記操作釦の押圧により前記スイッチの作動片が押
されて接点の状態が変化する押釦スイッチ構造におい
て、前記電子機器の電子回路への静電気の侵入を防止す
るために前記前面板の背面側に設けられたシールド板を
前記スイッチに接触させてなることを特徴とするもので
ある。
【0008】また、前記スイッチは表面が金属のケース
で覆われ、前記シールド板は該ケースの表面の金属部に
接触していることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】操作者の手指が操作釦に触れ、その静電気が機
器内に侵入してプリント基板に搭載されたIC等を静電
破壊させるのは、主に静電気が押釦スイッチ(接点)を
経由して回路パターンに流れ込むためである。機器内に
侵入した静電気はスイッチ本体の表面からシールド板を
経由して接地されるので、スイッチ内部には静電気は到
達できず、プリント基板に搭載されたIC等の電子部品
は静電気による破壊から保護される。
【0010】また、機器内に侵入した静電気はスイッチ
本体の表面の金属で確実に捕捉され、シールド板を経由
して接地されるので、スイッチ内部には静電気は到達で
きず、プリント基板に搭載されたIC等の電子部品は静
電気による破壊から保護される。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例の電子機器等に使用
される押釦スイッチの構造を示す図で、(a)はスイッ
チ本体とシールド板の位置関係を示す上面図、(b)は
押釦スイッチ部の断面図である。以下、図を用いて説明
する。1は開口部を有する樹脂製の前面板で、その開口
部に対応して樹脂製の操作釦11が配設されている。操
作釦11の外周の一端は弾性のある連結部11a(肉薄
化されている)で前面板1に連結されている。また、操
作釦11の裏面には背後に配置されたスイッチ本体2の
作動片22を押圧する突起状のアクチュエータ11bが
設けられている。2はスイッチ本体で、スイッチ部を収
容する樹脂製の外筐器21、操作釦11が押圧されたと
きに操作釦11のアクチュエータ11bによる押圧力を
接点部23に伝達する作動片22、スイッチ作用を行う
接点部23、樹脂製の外筐器21全体を覆う金属製のケ
ース24及び操作釦11の開放時に作動片22を復旧さ
せるばね(図示せず)で構成されている。3は電子部品
(図示せず)等を搭載するとともにスイッチ本体2を固
定するプリント基板で、スイッチ本体2の接点端子23
a,23bがプリント基板3の導電パターンに半田付け
されている。4は前面板1とプリント基板3の間に挿入
された静電気防止用の金属製のシールド板で、シールド
板4には接触片41が延設されている。この接触片41
はばね性を有しており、スイッチ本体2の外筐器21の
金属製のケース23にそのばね圧で確実に接触してお
り、シールド板4は接地された筐体に接続されている。
尚、シールド板4はねじや嵌め込み構造などで前面板1
に固定されている。
【0012】操作者が操作釦11を押圧すると、スイッ
チ本体2の作動片22が押され、背後の接点部23の状
態が変化する。操作釦11を開放すると、前面板1と操
作釦11を連結する弾性のある連結部11aの復元力で
操作釦11が元の状態に戻され、同時に、スイッチ本体
2の内部のばね(図示せず)の反発力により作動片22
も元の状態に戻される。このようにして、スイッチング
作用が行われる。
【0013】このとき、操作者の手指が操作釦11に触
れると(或いは近接すると)、人体に帯電していた静電
気は操作釦11(或いは操作釦11の近傍のすき間)か
ら機器内に侵入するがスイッチ本体2の近傍に配置され
たシールド板4に捕捉され、接地された筐体(図示せ
ず)に除去(放電)される。また、操作釦11からスイ
ッチ本体2に侵入しようとする静電気はスイッチ本体2
の金属性のケース24からシールド板4の接触片41を
介して接地される。その結果、プリント基板3には静電
気は到達できず、回路部品(特に、マイクロコンピュー
タ等のIC類)は静電破壊から保護される。
【0014】本実施例によれば、シールド板がスイッチ
本体と接触する状態までスイッチ本体に接近しているの
で、スイッチ本体からプリント基板の回路に侵入しよう
とする静電気は確実にシールド板に捕捉され、確実に静
電破壊の防止を実現できる。さらに、スイッチ本体が金
属ケースで覆われているので、操作釦から侵入する静電
気をこのケースにより確実にシールド板を介して接地す
るので、プリント基板側に搭載された電子部品は静電気
から保護される。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、操作釦からの静電気はスイッチ本体の表面からシ
ールド板を介して接地されるので、電子部品は静電破壊
から保護される。また、スイッチ本体の表面の金属が操
作釦からの静電気を確実に捕捉して接地するので、電子
部品は静電破壊から保護される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の押釦スイッチの構造を示す
図で、(a)はスイッチ本体とシールド板の位置関係を
示す上面図、(b)は押釦スイッチ部の断面図である。
【図2】従来の押釦スイッチの構造を示す図で、(a)
はスイッチ本体とシールド板の位置関係を示す上面図、
(b)は押釦スイッチ部の断面図である。
【符号の説明】
11・・・操作釦 2・・・スイッチ本体 24・・・金属製のケース 3・・・プリント基板 4・・・シールド板 41・・・接触片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の前面板の開口部に配設された
    操作釦と、該操作釦の背後に配置されたスイッチとから
    なり、前記操作釦の押圧により前記スイッチの作動片が
    押されて接点の状態が変化する押釦スイッチ構造におい
    て、 前記電子機器の電子回路への静電気の侵入を防止するた
    めに、前記前面板の背面側に設けられたシールド板を前
    記スイッチに接触させてなることを特徴とする押釦スイ
    ッチ構造。
  2. 【請求項2】 前記スイッチは表面が金属のケースで覆
    われ、前記シールド板は該ケースの表面の金属部に接触
    していることを特徴とする請求項1記載の押釦スイッチ
    構造。
JP20897194A 1994-09-01 1994-09-01 押釦スイッチ構造 Pending JPH0877868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20897194A JPH0877868A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 押釦スイッチ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20897194A JPH0877868A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 押釦スイッチ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0877868A true JPH0877868A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16565198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20897194A Pending JPH0877868A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 押釦スイッチ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0877868A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100376168B1 (ko) * 2000-09-21 2003-03-15 삼성전자주식회사 전자렌지의 동작 버튼
JP2014203592A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 船井電機株式会社 スイッチ構造及び表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100376168B1 (ko) * 2000-09-21 2003-03-15 삼성전자주식회사 전자렌지의 동작 버튼
JP2014203592A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 船井電機株式会社 スイッチ構造及び表示装置
US9595406B2 (en) 2013-04-02 2017-03-14 Funai Electric Co., Ltd. Switch structure and display device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930009394B1 (ko) 커넥터의 전하를 제거하기 위한 구조체
JP4620894B2 (ja) 電子機器
EP1039493A1 (en) El-combined sheet switch
US8049122B2 (en) Moisture resistant push to test button for circuit breakers
JPS61206299A (ja) 印刷配線板
US6062885A (en) Electrical switch assembly
JP2003178834A (ja) カードエッジコネクタ
JP2005116223A (ja) スイッチ装置
JPH0877868A (ja) 押釦スイッチ構造
JP4624271B2 (ja) 電子機器における押ボタンスイッチ装置の静電気対策構造
KR100785819B1 (ko) 메모리 카드용 스위칭 수단
JP3583855B2 (ja) 静電シールド構造
TW536903B (en) Sensor for detecting the state of a cover of a cellular phone
JP2006293623A (ja) 電子機器
US20070253127A1 (en) Electrostatic discharge protection structure of electronic device
JP3279809B2 (ja) 電子機器の操作装置
KR100577432B1 (ko) 전기전자기기
JPH06338361A (ja) コネクタ
HK1038637A1 (en) A differential electrical protection apparatus.
JPH0614479B2 (ja) 静電気破壊防止構造
JP3688821B2 (ja) 電子部品内蔵キイ
TW473755B (en) The dust-guard push switch for electric machines and equipment
JP2524037Y2 (ja) シールド基板の接地装置
JPH07212074A (ja) コネクタシールド部接触構造
JP2000323295A (ja) 電子機器の静電対策構造

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010130