JPH087622B2 - 光空間伝送システムのデュアルサーボ制御装置 - Google Patents

光空間伝送システムのデュアルサーボ制御装置

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JPH087622B2
JPH087622B2 JP2279460A JP27946090A JPH087622B2 JP H087622 B2 JPH087622 B2 JP H087622B2 JP 2279460 A JP2279460 A JP 2279460A JP 27946090 A JP27946090 A JP 27946090A JP H087622 B2 JPH087622 B2 JP H087622B2
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JP
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deflection system
tracking mirror
distance
laser beam
optical
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博 土井
友宏 宮崎
光仁 亀井
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工業技術院長
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  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Lasers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、移動体との通信を光空間伝送方式で行な
う場合のデュアルサーボ制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は、例えば計測自動制御学会論文集Vol.23,No.
10,PP.1017〜1023(1987)で報告されている従来のレー
ザビームの方位制御装置の構成を示す斜視図である。た
だし、この文献には写真が掲載されていたため、ほぼ同
じ構成をもつ日本ロボット学会誌Vol.6,No.1,PP.26〜34
(1988)の図を用いて説明する。第6図において、3は
レーザビーム、11はレーザ発振器、12は追尾ミラー、51
はコリメータレンズ、52は直角プリズム、53はハーフミ
ラー、54は全反射ミラー、55は追尾ミラー12を直交した
2軸で駆動するハーモニックギアをもった2台のステッ
ピングモータ、56は通信の相手側に設けられたコーナキ
ューブ、57は戻ってきたレーザビーム3を集光するレン
ズ、58は戻ってきたレーザビーム3の位置を検出する二
次元ポジションセンサである。
次に、動作について説明する。レーザ発振器11より発
射されたレーザビーム3は、コリメータレンズ51、直角
プリズム52、ハーフミラー53及び全反射ミラー54を介し
て追尾ミラー12の中心に入る。追尾ミラー12は直交した
2台のステッピングモータ55によりハーモニックギアを
介して駆動され、これにより、レーザビーム3は三次元
空間の任意の方位に制御可能となる。レーザビーム3が
相手側のコーナキューブ56を照射したとき、その反射光
はコーナキューブ56の中心からのずれ量の2倍だけずれ
て追尾ミラー12に戻される。さらに、全反射ミラー54及
びハーフミラー53を経てレンズ57で集光され、二次元ポ
ジションセンサ58により検出される。二次元ポジション
センサ58の受光位置情報とステッピングモータ55の操作
量から算出された追尾ミラー12の角度情報は、図示しな
いマイクロコンピュータに入力され、マイクロコンピュ
ータは入力された情報からステッピングモータ55の操作
量を決定し、レーザビーム3がコーナキューブ56の中心
を指向するよう追尾ミラー12を制御する。
第7図(a),(b)はコーナキューブ56を10m離し
た位置に設置し、半径0.26m、角速度57.3deg/sで回転さ
せたときのステッピングモータ55の直交する2軸の追従
特性であり、横軸は時間、縦軸はずれ量を示し、第7図
(a)はパン(水平)方向のずれ角ζ、第7図(b)は
チルト(上下)方向のずれ角ηを示す。回転が一定の場
合には±0.01deg以内で追従するが、回転の最初のとこ
ろではコーナキューブ56が大きな加速度をもつため、追
従誤差が大きくなっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のレーザビームの方位制御装置は以上のように構
成されており、大きな加速度をもつ移動体に対しては追
従誤差が大きくなるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するために成され
たものであり、高速な応答と高い分解能を併せ持つ光空
間伝送システムのデュアルサーボ制御装置を得ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る光空間伝送システムのデュアルサーボ
制御装置は、相互間の距離が変動する複数の通信局から
なり、通信局の各々は、他方の通信局に対して送信され
るレーザビームの方向を設定するための追尾ミラーと、
追尾ミラーを回転制御するための偏向系と、他方の通信
局から送信されるレーザビームを受信するための光位置
検出器と、光位置検出器から出力される位置検出情報に
基づいて偏向系を制御するための距離補償器とを備え、
各通信局の光位置検出器に対して相互に送信される各レ
ーザビームの方向を制御するものであって、光位置検出
器は、他方の通信局からのレーザビームの受光位置と基
準位置との位置偏差を位置検出情報として出力し、距離
補償器は、通信局間の距離を計測してその逆数を求める
計測距離処理手段と、位置偏差に通信局間の距離の逆数
を乗じる演算手段とを有し、偏向系は、追尾ミラーによ
り方向が設定されるレーザビームを光位置検出器上の基
準位置に向けて偏向制御するために、距離補償器の出力
に応じて追尾ミラーを回転制御する精密偏向系と、精密
偏向系から出力された追尾ミラーの回転角を検出する角
度センサと、追尾ミラーの回転角に応じて、精密偏向系
と同軸上で追尾ミラーを回転制御する粗偏向系とを有
し、粗偏向系は、精密偏向系よりも粗い分解能を有する
ものである。
〔作用〕
この発明においては、追尾ミラーの回転制御は分解能
が異なる2種類のアクチュエータにより行なわれるとと
もに、距離補償器により通信局間の距離が補償され、通
信局間の距離にかかわらず高速な応答と高い分解能が同
時に達成される。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。第
1図はこの実施例による光空間伝送システムのデュアル
サーボ制御装置のブロック構成を示し、5は光位置検出
器、dは移動体の移動に起因する外乱、22は通信局間の
距離の逆数を乗じる距離補償器、24は光位置検出器5に
より検出された偏差、25は伝達関数G2(S)を有する精
密偏向制御器、26は伝達関数H2(S)を有する精密偏向
系、θは精密偏向系26から出力される回転角θ、28
は回転角θを検出する角度センサ、29は伝達関数G
1(S)を有する粗偏向制御器、30は伝達関数H1(S)
を有する粗偏向系であり、精密偏向系26と同軸上で追尾
ミラー12を回転させる。θは粗偏向系30から出力され
た追尾ミラー12の回転角、32は2台の対向する通信局間
の距離Lである。
第2図は光空間伝送システムの基本構成を示し、1は
ロボット局、2は通信を行なう送受信部、3は送受信部
2から発射されたレーザビーム、4は中継局、5はレー
ザビーム3の位置を検出する光位置検出器、6はレーザ
ビーム3を方位制御する偏向系、7は通信局1,4を移動
させる移動体である。2台の通信局1,4は同一の構成を
もち、対向して設置されており、移動体7上に設けられ
たロボット局1とそれに対向して設置された中継局4か
らなる。
第3図は光空間伝送システムにおけるレーザビーム3
の方位制御動作を実現する偏向系の基本構成を示し、5
は通信する相手側に設けられたレーザビーム3の位置を
検出するための光位置検出器、12はレーザビーム3を方
位制御する追尾ミラー、13はレーザビーム3をパン(水
平)方向に方位制御する第1軸の粗偏向系、14はレーザ
ビーム3をチルト(上下)方向に方位制御する第2軸の
粗偏向系、15は第1軸の粗偏向系13より高い分解能をも
つパン(水平)方向の第1軸の精密偏向系、16は第2軸
の粗偏向系14より高い分解能をもつチルト(上下)方向
の第2軸の精密偏向系である。
第4図は距離補償器22の構成例を示し、41は発光ダイ
オード、42は発光ダイオード41を検出するテレビカメ
ラ、43はテレビカメラ42の出力を処理し、発光ダイオー
ド41の間隔から通信局1,4間の距離の逆数を出力する処
理回路である。
第5図は精密偏向系と角度センサ28の構成例を示し、
パン(水平)方向またはチルト(上下)方向の何れか一
方について示している。61は支点、62はピエゾアクチュ
エータ、63は間隔センサであり、追尾ミラー12との間隔
を検出することにより、追尾ミラー12の回転角を検出す
る。64は追尾ミラー12を支点61と共に支持するばねであ
る。
次に、動作について説明する。第2図において、ロボ
ット局1の送受信部2から発射されたレーザビーム3
は、中継局4の光位置検出器5でその位置を検出され
る。その結果は中継局4の送受信部2から送信され、こ
の信号はロボット局1の送受信部2で受信され、レーザ
ビーム3の方位制御を行なう偏向系6にフィードバック
される。同一の動作は、中継局4から発射されたレーザ
ビーム3についても行われる。レーザビーム3は複数の
波長を設けることが可能であり、光位置検出器5で検出
した結果や通信データは複数の波長を適宜利用して伝送
すればよい。移動体7は移動時にロボット局1及び中継
局4に外乱dを与える。
又、第3図において、レーザ発振器11から発射された
レーザビーム3は、追尾ミラー12により反射される。レ
ーザビーム3はこの追尾ミラー12を介して、第1軸の粗
偏向系13、第2軸の粗偏向系14、第1軸の精密偏向系15
及び第2軸の精密偏向系16の4つのアクチュエータによ
り方位制御される。第1軸及び第2軸の粗偏向系13,14
は、高速性が要求される場合には、例えばダイレクトド
ライブモータで構成される。又、第1軸及び第2軸の精
密偏向系15,16は、例えばピエゾアクチュエータで構成
される。レーザビーム3は通信の相手側に設けられた光
位置検出器5を照射し、光位置検出器5の中心とレーザ
ビーム3の中心との偏差がx偏差(水平方向)、y偏差
(上下方向)として出力される。この出力は、相手側の
送受信部2から伝送され、レーザビーム3の方位制御に
使用される。なお、光位置検出器5は例えば光検出器を
4個組み合せた4分割型光検出器で構成される。
次に、制御動作についてパン方向とチルト方向のうち
の一方について説明する。第1図において、移動体7の
移動に伴なって外乱dが発生すると、それまでの偏差23
との差が光位置検出器5により偏差24として検出され
る。この偏差24はフィードバックされ、この偏差24には
距離補償器22により通信局1,4間の距離Lの逆数1/Lが乗
じられ、精密偏向制御器25により処理され、精密偏向系
26の指令値となり、この指令値に従って精密偏向系26が
追尾ミラー12で追従を始める。距離補償器22としては、
第4図に示すように、例えば2個の発光ダイオード41を
通信局1,4の距離Lだけ離れたテレビカメラ42で検出
し、処理回路43は2個の発光ダイオード41の間隔を求
め、その間隔が通信局1,4間の距離Lに反比例すること
から、通信局1,4間の距離Lの逆数を出力する。又、フ
ィードバックは光空間伝送システムでは2台の送受信部
2を用いて行なわれるが、デュアルサーボ制御装置の方
式としては本質的でない。精密偏向系26から出力された
追尾ミラー12の回転角θは、角度センサ28により検出
される。第5図は精密偏向系26と角度センサ28の構成例
であるが、精密偏向制御器25からの出力値に従って支点
61の片側でピエゾアクチュエータ62が駆動され、追尾ミ
ラー12が傾く。一方、支点61の反対側では、例えば静電
容量式の間隔センサ63で非接触に追尾ミラー12の変位を
検出し、追尾ミラー12の回転角θを求める。この回転
角θは粗偏向制御器29により処理され、指令値として
粗偏向系30に与えられる。これを受けて粗偏向系30が精
密偏向系26と同軸上で同じ方向に動き出し、精密偏向系
26が可動範囲を逸脱しないように追尾ミラー12の回転角
をゼロに復帰させようとする。粗偏向系30は回転角θ
を出力し、結局絶対座標系からみた追尾ミラー12の回転
角はθ+θとなる。θ+θが小さい場合には、
θ+θに通信局1,4間の距離Lを乗じたものと外乱
dに起因するものLdとの差が光位置検出器5で偏差24と
して検出される。ここで、精密偏向系26から出力される
粗偏向系30への指令値θは角度データであるが、粗偏
向系30ではこの値を速度指令値として用いている。
次に、外乱に対するデュアルサーボ制御装置の制御特
性について述べる。
まず、この発明の制御動作と比較するため、距離補償
器22を設けない場合の制御特性について説明する。
一般に、距離補償器22を設けない場合の、外乱dから
光位置検出器5で検出される偏差24までの伝達関数Hd
(S)′は、 Hd(S)′=1/[1+L・G2(S)H2(S){1+G
1(S)H1(S)}] …(1) となる。上記式(1)のように、伝達関数Hd(S)′に
距離Lが含まれることから、距離補償器22を設けない場
合には、制御特性が通信局1および4間の距離Lに依存
することになる。第1図および式(1)から、距離L
は、制御ループの中で、精密偏向制御器G2(S)と同等
の役割を果たしていることが分かる。
すなわち、各通信局間の距離Lが大きく(遠く)なる
と、精密偏向制御器の比例ゲインが大きくなることと同
等の効果があり、逆に、各通信局間の距離Lが小さく
(近く)なると、精密偏向制御器の比例ゲインが小さく
なるのと同等の効果がある。
一般に、比例ゲインが大きくなると、制御特性は良く
なり、高速で高分解能の制御系を実現することができる
が、比例ゲインが大きくなり過ぎると、制御特性が振動
的になって振動が大きくなるので、逆に高い分解能を実
現することができなくなる。また、比例ゲインがさらに
大きくなると、制御特性は不安定となり、制御不能な状
態になることもある。
つまり、距離補償器22を設けない構成では、通信局1
および4間の距離Lが大きくなると、制御特性が振動的
になるので、高い分解能を実現することができなくなる
うえ、制御不能に陥るおそれもある。また、逆に、距離
Lが小さくなると、制御系の応答が遅くなるとともに分
解能も悪くなるので、高速な応答性および高い分解能を
実現することができなくなる。
以下、この発明の特徴の1つである距離補償器22を設
けた場合の光空間伝送システムのデュアルサーボ制御装
置の制御特性について説明する。
すなわち、第1図のように距離補償器22を設けた場
合、外乱dから光位置検出器5で検出される偏差24まで
の伝達関数は と表わされる。ここで、低周波領域において制御系全体
のループゲインが充分大きいため 1≪|1G2(S)H2(S)(1+G1(S)H1(S))| の関係が成り立ち、伝達関数は と近似できる。このように、上記伝達関数Hd(S)には
距離Lが含まれていないことから、距離補償器22を設け
ることにより、外乱dに対するデュアルサーボ制御系の
制御特性は、通信局1および4間の距離Lに依存するこ
となく一定となることが分かる。
したがって、精密偏向制御G2(S)および粗偏向制御
器G1(S)を最適に設定することにより、高速の応答性
および高い分解能を同時に達成するように、デュアルサ
ーボ系の比例ゲインを設定することができる。また、通
信局間の距離Lが変化した場合でも、制御特性が変化し
ないので、その制御性能が維持されることになる。
なお、機械系の共振等をなくしてデュアルサーボ制御
装置の特性を向上させるために、ブロック線図の適切な
位置にフィルタを挿入することも可能である。以上、制
御動作について説明したが、偏差24、粗偏向系30及び精
密偏向系26はパン方向の場合にはそれぞれx偏差、第1
軸の粗偏向系13及び第1軸の精密偏向系15に対応し、チ
ルト方向の場合にはそれぞれy偏差、第2軸の粗偏向系
14及び第2軸の精密偏向系16に対応する。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、受光されたレーザビ
ームの位置を光位置検出器で検出し、検出されたレーザ
ビーム位置出力に距離補償器により通信局間の距離の逆
数を乗じ、この出力に応じて精密偏向系によりレーザビ
ームを偏向制御する追尾ミラーを回転させ、この精密偏
向系から出力された追尾ミラーの回転角を角度センサに
より検出し、この回転角に応じて分解能が精密偏向系よ
り粗い粗偏向系により、精密偏向系と同軸上で追尾ミラ
ーを回転させるようにしており、分解能が異なる2種類
のアクチュエータにより追尾ミラーの回転制御を行なう
とともに、距離補償器により通信局間の距離を補償した
ので、通信局間の距離にかかわらず高速な応答と高い分
解能を同時に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置のブロック構成図、第2図はこの
発明による光空間伝送システムの基本構成図、第3図は
この発明による偏向系の基本構成を示す斜視図、第4図
はこの発明による距離補償器の構成図、第5図はこの発
明による精密偏向系と角度センサの構成図、第6図は従
来のレーザビームの方位制御装置の斜視図、第7図
(a),(b)は従来装置の水平方向及び上下方向の追
従特性図である。 3…レーザビーム、5…光位置検出器、12…追尾ミラ
ー、22…距離補償器、25…精密偏向制御器、26…精密偏
向系、28…角度センサ、29…粗偏向制御器、30…粗偏向
系。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 3/60 10/10 10/105 10/22

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互間の距離が変動する複数の通信局から
    なり、 前記通信局の各々は、 他方の通信局に対して送信されるレーザビームの方向を
    設定するための追尾ミラーと、 前記追尾ミラーを回転制御するための偏向系と、 前記他方の通信局から送信されるレーザビームを受信す
    るための光位置検出器と、 前記光位置検出器から出力される位置検出情報に基づい
    て前記偏向系を制御するための距離補償器とを備え、 前記各通信局の光位置検出器に対して相互に送信される
    各レーザビームの方向を制御する光空間伝送システムの
    デュアルサーボ制御装置であって、 前記光位置検出器は、前記他方の通信局からのレーザビ
    ームの受光位置と基準位置との位置偏差を前記位置検出
    情報として出力し、 前記距離補償器は、 前記通信局間の距離を計測してその逆数を求める計測距
    離処理手段と、 前記位置偏差に前記通信局間の距離の逆数を乗じる演算
    手段とを有し、 前記偏向系は、 前記追尾ミラーにより方向が設定されるレーザビームを
    前記光位置検出器上の基準位置に向けて偏向制御するた
    めに、 前記距離補償器の出力に応じて前記追尾ミラーを回転制
    御する精密偏向系と、 前記精密偏向系から出力された前記追尾ミラーの回転角
    を検出する角度センサと、 前記追尾ミラーの回転角に応じて、前記精密偏向系と同
    軸上で前記追尾ミラーを回転制御する粗偏向系とを有
    し、 前記粗偏向系は、前記精密偏向系よりも粗い分解能を有
    することを特徴とする光空間伝送システムのデュアルサ
    ーボ制御装置。
JP2279460A 1990-10-19 1990-10-19 光空間伝送システムのデュアルサーボ制御装置 Expired - Lifetime JPH087622B2 (ja)

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