JPH0876021A - ヘッド双眼鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】双眼鏡を保持するための、片手もしくは両手を
使用しない、両手が自由に使用できることを目的とし、
また、左右の望遠部が独立単体で焦点調整を可能にした
双眼鏡を提供すること。 【構成】１１のゴムバンドと望遠部１２、１３が接続さ
れ、さらに１４の間隔調整板により、望遠部１２と１３
が接続され、１４の間隔調整板と図３の２０の山谷状の
ものとかみあい、望遠部の左右間隔の移動と固定をかね
ている。図４の１９の焦点レンズは１７のレバーの調整
により、１８の間隔により焦点は調整される。両手が自
由につかえることのできるよう、水中メガネ式にし更に
左右の望遠部が独立単体で焦点調整ができるヘッド双眼
鏡。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ゴムバンドと双眼鏡を
接続したことで、頭部から眼部の装着を可能にし、左右
独立焦点調整を持った望遠鏡に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来双眼鏡は、片手もしくは、両手を使
用し手の自由をさまたげ、また、左右両眼の焦点調整
は、左右一体焦点調整となっているため、右視力、左視
力に応じた視力焦点調整は不可能である。

【０００３】

【発明が解決しょうとする課題】本発明は、上記の欠点
を解消すると共に双眼鏡レンズをプラスチックレンズを
使用することで、従来のガラスレンズを使用した双眼鏡
に比べ軽量であり、遠方を確認しながら両手を使う作業
においては、その効果を十分に発揮できることを特徴と
するヘッド双眼鏡を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、図１、１１ゴ
ムバンドと双眼鏡本体と接続されておりゴムバンドを使
用することで、頭部の寸法に調整の幅をもたせることが
できる、さらには、図１、１４眼部間隔調整板により、
眼部間隔の移動を可能にした。図３、１５は眼部間隔調
整板の止め部であり眼部間隔調整板は図１、２１山状と
２２の谷状から構成され、図３、２０にも１４と同じ山
状、谷状が付属されており、図３、２０がかみあい山
状、谷状に間隔がもたれており、移動と固定を兼ねてい
る。図４、１９は焦点を調整するためのレンズであり、
１７の稼動部の前後調整により焦点は調整される、本来
の双眼鏡は右眼、左眼の一体共通焦点調整だが、本発明
は右眼、左眼と独立された望遠部をもつことで、右眼の
視力、左眼の視力に応じて焦点の調整が可能なことを特
徴としている。

【０００５】

【作用】本発明は、双眼鏡としてももちろんのこと、視
界の関係から望遠部図１、１２、１３を透明プラスチッ
クにすることで、視界の幅が広がり、また、着色された
プラスチツクであればサングラスとしての代用にもな
る。遠方を確認し両手を使って作業する場合、たとえば
魚釣りでの投げ釣の場合本発明の作用と効果は遺憾なく
発揮される。

【０００６】

【発明の効果】双眼鏡にゴムバンドを装着させ、頭部か
ら眼部に水中メガネの要領にしたことで、従来の双眼鏡
のように片手もしくは、両手で双眼鏡を眼部にあててい
るというわずらわしさが解消されるつまりは、双眼鏡を
したままに両手が自由に使用できるという効果をもたら
す、また、取外しもゴムバンドの使用により眼部から前
頭部にずらすという簡易なものになっている。本発明の
双眼鏡は、従来の双眼鏡にみられる望遠部が左右一体型
のものでなく、右目用の望遠部と左目用の望遠部を独立
させた形式にしている、これを図１、１４の眼部間隔調
整板で独立した左右両眼の望遠部を接続させていること
で、望遠部を目の位置にあわせることを可能にし、独立
されている望遠部の各々で焦点調整ができるなど、本発
明は優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のヘッド双眼鏡の斜視図

【図２】本発明の上面図

【図３】本発明の前方図

【図４】本発明の側面図

【符号の説明】

１１・・・・ゴムバンド １２・・・・望遠部右用 １３・・・・望遠部左用 １４・・・・眼部間隔調整板 １５・・・・眼部間隔調整止メ １６・・・・眼部間隔調整板カバー １７・・・・焦点調整レバー １８・・・・焦点調整間隔ミゾ １９・・・・焦点調整レンズ ２０・・・・望遠間隔調整受部 ２１・・・・間隔調整板山部 ２２・・・・間隔調整板谷部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 双眼鏡にゴムバンドが接続されている
   ことを特徴とするヘッド双眼鏡。
2. 【請求項２】 左右独立した、焦点調整可能な望遠部
   で構成され、左右の間隔稼動を特徴とするヘッド双眼
   鏡。