JPH0875647A - 測定物の光学的透過性及び/又は伝達性を検出するためのコンピューター制御された装置、該装置の操作方法及び該装置の測定ファンクションの初期化方法 - Google Patents
測定物の光学的透過性及び/又は伝達性を検出するためのコンピューター制御された装置、該装置の操作方法及び該装置の測定ファンクションの初期化方法Info
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Abstract
的透過性及び/又は伝達性を検出するためのコンピュー
ター制御された装置、並びに該装置の操作方法及び該装
置の測定ファンクションの初期化方法を提供する。 【解決手段】 装置の測定ファンクションが記憶される
第一不揮発性メモリー、装置の全工程を制御するための
制御ユニット、及び前記測定ファンクションの各々に対
して指定された開放コードを記憶するための第二不揮発
性メモリーであって、前記開放コードは第一不揮発性メ
モリーの測定ファンクションを呼び出すために前記制御
ユニットによって使用される第二不揮発性メモリーを備
えた装置。
Description
過性及び/又は伝達性を検出するためのコンピューター
制御された装置、該装置の操作方法及び該装置の測定フ
ァンクションの初期化方法に関するものである。
を検出するためのコンピューター制御された装置、例え
ばデンシトメーター又は分光光度計は広く知られてい
る。それらは、圧力装置に固定されて取り付けられても
よいし又は移動手持ち装置として設計されてもよい。手
持ちデンシトメーターの形態の前記手持ち装置は、ヨー
ロッパ特許EP−A−0603448に記載されてい
る。この手持ちデンシトメーターは、測定物(例えば、
印刷シート)を透過した及び/又は測定物から伝達され
た光を受けるための測定ユニットを含む。更に、その中
に記載された典型的な手持ち装置は、ハンドルとして設
計された入力ユニットを有している。このハンドルの助
けにより、例えば、測定の種類を入力することができ
(密度測定、全体の値の決定等)、測定における特定の
パラメーターを入力することができ、測定などを行うこ
とができる。この種の他の手持ち装置の場合には、前記
特徴を入力すること及び/又は手持ち装置に備えられた
キーボードの助けを借りて測定を行うことも普通であ
る。更に、前記手持ち装置は基本的に、測定された値及
び、それ以前に、選択された測定の種類、パラメーター
を表示するための表示ユニット(例えば、LCDディス
プレイ)を含む。
個々の測定ファンクションが記憶される不揮発性メモリ
ー(例えば、ROM)も有している。不揮発性メモリー
に記憶された前記測定ファンクションは、前記不揮発性
メモリーに記憶された全ての測定ファンクションが使用
者に利用可能であるように、前記装置の操作中に呼び出
される。同時に、制御ユニット(制御コンピューター、
マイクロコンピューター)は、前記装置における全ての
シーケンスの配列を制御する。
は多数の測定ファンクション、例えば、密度測定、密度
差の測定、密度増加の測定、圧力特性の決定、被覆面積
の決定、コントラスト測定、色むら誤差の測定、及び更
なる測定ファンクションを備えることができる。しかし
ながら、前記装置の種々の使用者は、前記測定ファンク
ションの全てを常に必要とするわけではない。それ故、
このような装置を購入する場合、第一に、優れた装備の
装置は通常より高いこと、及び第二に、そのような良い
装備でない装置は、特定の測定ファンクションが全くオ
プションとして提供されず、且つそれ故、使用者を混乱
させ得ないので、本質的に取り扱いが容易であること、
の理由で、使用者は、不必要な測定ファンクションを有
する前記装置に固執しない。例えば、代表的なプリンタ
ーは、密度、密度増加及び被覆面積の測定ファンクショ
ンを必要とする。高い品質が要求される印刷系は、例え
ば、密度、密度増加、被覆面積、圧力特性の測定ファン
クションを必要とする。加工施設(例えば、写真フィル
ムの加工施設)は、他方、代表的には、例えば、密度及
び密度増加の測定ファンクションを必要とする。しかし
ながら、他の使用者は、密度の測定ファンクションを必
要とするのみである。更に他の取引先はまだ知らないけ
れども、このような装置を購入する場合、正に取引先が
将来測定することを欲するであろうもの、又は操作の変
更(例えば、印刷系の一層高品質の要求)に起因して、
追加の値はこのような装置を用いて突然に測定されなけ
ればならない。
ンが備えられた異なる装置が入手され得る。この事は通
常、何れかの与えられた時間において、装置が実行し得
る全ての測定ファンクション(プログラム)は不揮発性
メモリー(例えば、ROM)に記憶されるというように
認識される。装置が異なる測定ファンクションを実行し
得る場合には、異なる測定ファンクション(プログラ
ム)も何れかの与えられた時間にROMに記憶される。
原則的に、この事は、どのようにして異なる測定ファン
クションを有する装置が提供され、他方、望まない測定
ファンクションが提供されず、そしてそれ故、使用者を
混乱させ得ないかに対する解答である。しかしながら、
この事は、前記装置のためのROMが各々の場合におい
て、非常に特別な測定ファンクション(プログラム)の
みがそれらに記憶されるように特別にプログラムされな
ければならないので、装置の製造において不都合であ
る。結果として、取引先の希望に応じて及び/又は販売
のために提供される装置の種類に応じて、特別なROM
がプログラムされ且つ製造なければならず、そしてそれ
故、種々の装置の製造は比較的高価である。
術的問題は、それ故、前記装置の製造を実質的に容易に
することである。更に、本発明は、前記装置が容易に品
質を向上されられ得る(すなわち、使用者がそれを望む
場合には、別の測定ファンクションが容易に備えられ得
る)ように、且つこの目的のために新規装置を購入する
ことのないように、前記装置及びそれらの操作手順を作
ることに関連する。このことに関連して、前記装置の品
質の向上は、例えば、前記装置を長期間にわたって工場
に送り返すことなく、非常に容易に可能であることが特
に望ましい。
題は、第二不揮発性メモリーに記憶されたものが個々の
測定ファンクションに対して指定された開放コードであ
り、且つ前記コードの助けをかりて、制御ユニットは第
一不揮発性メモリーの測定ファンクションを呼び出すこ
とで解決された。このようにして、ただ一種の不揮発性
メモリー(例えば、ROM)が製造され、この中に、前
記装置に全く適用可能な全ての測定ファンクション(プ
ログラム)が記憶される装置が製造され得る。開放コー
ドは第二不揮発性メモリーに記憶される。制御ユニット
は第二不揮発性メモリーから前記開放コードを呼び出
し、次いで前記開放コードの手段により、第一不揮発性
メモリーから選択された測定ファンクションを呼び出す
ことができる。換言すれば、この事は、使用者が望む測
定ファンクションのみが前記装置に存在した如く使用者
に対して言われる。前記測定ファンクションのための開
放コードがない場合には、測定ファンクションは全く呼
び出され得ないので、他の測定ファンクションは前記装
置のディスプレイに全く表示されない。呼び出され得な
い測定ファンクションは、それ故、使用者を混乱させ得
ない。実際、この事は、前記装置の製造のための経済的
な単純さを生じさせる。
ログラム)が記憶されるROMを製造することのみが今
後必要である。開放コード(これは、非常に短く且つ容
易に記憶される)は、どの測定ファンクション(プログ
ラム)が実際に呼び出され得るか(すなわち、実際に、
どの測定ファンクションを、前記装置は使用者のために
有しているか)を決定する。この事は、後で説明するよ
うに、前記装置を一層容易に製造することを可能にする
が、しかし更に、新規装置を購入することなく又は前記
装置を長期間にわたって工場に送ることなく、前記装置
の品質を一層容易に向上させることも可能にする。
的問題は、制御ユニットの手段により、誰でも第二不揮
発性メモリーから開放コードを呼び出すことができ、該
開放コードに助けられて、第一不揮発性メモリーに記録
された測定ファンクションが、本装置の操作中に、制御
ユニットの手段により呼び出されると表現される。この
方法は、他方、測定装置の測定ファンクションを容易に
初期化することを可能にするが、しかし更に、使用者に
既に売られた手持ち装置の品質を実質的に向上させるこ
と(すなわち、前記目的のために、前記装置を長期間に
わたって工場に送ることなく、それに別の又は他の測定
ファンクションを備えること)も可能にする。すなわ
ち、必要な初期化コードのみが前記装置に供給されるこ
と(すなわち、備えられること)が必要であり、その結
果、第二不揮発性メモリーは、必要な開放コードを記憶
するためにロック解除され得る。
態様並びに操作方法及び初期化方法の別の好適な変法
は、好ましい態様に関する下記の詳細な記載及び添付図
面から良く理解されるであろうが、ここで、図1は、本
発明装置の実施態様の図を示し(実施例の図1の態様は
手持ち装置として説明されている)、図2は、実施例の
図1の装置の上面図を示し、図3は、非常に詳細な実施
例の図1の装置を示し、図4は、実施例の図1の装置の
第二不揮発性メモリーの実施態様を示し、図5は、本装
置を起動させるための実施例の方法を説明するための実
施例のフローチャートを示し、図6は、本装置を初期化
するための実施例の方法のステップを説明するための実
施例のフローチャートを示し、図7は、測定ファンクシ
ョンの試験初期化のための実施例の方法のステップを説
明するための実施例のフローチャートを示し、図8は、
本装置のインターフェイスを介する測定ファンクション
の初期化の実施態様を示す。
図)及び図2(上面図)に示す手持ち装置1として説明
する。測定ユニットは測定ヘッド100の形態で認識さ
れ、測定ヘッド100は、矢印110の方向に測定を行
うために、装置1から延長可能であり且つ装置1内に再
挿入可能である。延長された状態において、測定物(図
示せず)、例えば印刷シートは、測定ヘッド100に備
えられた光源によって照射され、次いで印刷シートから
伝達された光は測定ヘッド100で受けられ、且つ続い
て解析される。測定の種類(例えば、密度測定)、測定
の個々のパラメーターの選択、及び/又は測定手順の実
施(測定ヘッドの延長等)は、入力ユニットとしてのハ
ンドル120の助けにより行うことができ、そして各々
の場合において、ディスプレイユニット(例えばLCD
ディスプレイ130)に表示され得る(図2)。他の公
知装置を用いて、例えばキーボードの手段により、前記
入力を行うこともできる。測定された値(例えば、密
度)は、測定後にLCDディスプレイ130に表示され
る。今までのところでは、本発明の手持ち装置は、例え
ば、最初に述べたEP−A−0603448に記載され
ているような従来技術の状態に相当する。
ョンは代表的にはプログラムとして第一不揮発性メモリ
ー15に、例えば、図3のブロックダイヤグラム(これ
は、本発明の実施態様の図1の装置を一層詳細に示す)
で説明されるように、ROM(読み出し専用メモリー)
に記憶される。実施例の方法において、制御コンピュー
ター14の形態の制御ユニットは本装置の全てのシーケ
ンスを制御する。更に、前記装置は入力ユニット12を
含み、入力ユニット12は、実施態様においては、図1
及び図2に示されるハンドル120として供給される。
既に述べた如く、この入力ユニット12は、何れかの他
の種類の使用者に制御された装置、例えば、キーボード
としても供給され得る。更に、図3に示される如く、前
記装置は測定系11を含み、測定系11は、従来技術の
測定系の何れかの状態に相当し、そして、実施態様にお
いては、測定ヘッド100(図1,図2)として製造さ
れる。ROM15に加えて、前記装置は第二不揮発性メ
モリー16〔例えばEEPROM(電気的に消去可能で
書き込み可能なROM)〕、バッテリー170の手段に
よって緩衝された揮発性メモリー17(例えば、ランダ
ムアクセスメモリー)、ディスプレイ13(これは、図
2のディスプレイ130に相当する)並びに外部装置と
接続するためのインターフェイス18も含む。
ー)の実施態様は、ブロックダイヤグラムとして図4に
示される。EEPROM16は、ロック160と不揮発
性で書き込み可能なメモリー161とからなる。実施態
様においては、前記ロックは制御ユニット14によるメ
モリー161へのアクセス(例えば、コードアクセス)
を阻止するための何らかの手段であってよい。メモリー
161へのアクセスを可能とするために、ロック160
は、例えば、マッチングキー(例えば、マッチングコー
ド)の手段によって、最初は毎回開かれていなければな
らない。このキーは、安全性の理由のために、個々の装
置に対して固有である(すなわち、異なる)ことが好ま
しい。
(functioning) は下記の如くである。原則的に、全ての
測定ファンクション(これは、前記装置を用いて基本的
に実行され得る)は、プログラムの形態でROM15に
記憶される。しかしながら、EEPROM16に、前記
装置が実際に実行可能であるべき何れかの測定ファンク
ションに応じて、特定の開放コード(例えば、ROM1
5に記憶された一つ又はそれより多くの測定ファンクシ
ョンへの呼び出しを制御ユニット14に対して開放する
コード)が記憶され、これは、ROM15の個々の測定
ファンクションを呼び出し得ることが必要である。換言
すれば、ROM15の測定ファンクションは、それらは
相当する開放コードの手段によって呼び出されることの
みが可能であるように管理される。原則的に、これらの
開放コードは、実行すべき測定ファンクションを毎回呼
び出すことができ、開放コードは制御コンピューター1
4を介して、EEPROM16から呼び出される。しか
しながら、開放コードは揮発性メモリー17〔これは、
バッテリー170の手段により、バッテリーバッファー
されている(battery-buffered)〕へもコピーされ得る。
開放コードはそれ故、RAM17に保護されて残り得
る。この事は、前記装置が起動された場合に、EEPR
OM16のロック160が毎回開けられる(このように
すると、ロック160を開けるためのキーを見出すこと
及び且つ許可なくEEPROM16を読み出すこと及び
/又はEEPROM16をコピー又は変形することが次
第に困難になる)ことがなくてよいという利点を有す
る。RAM、例えばRAM17は、非常な困難を伴って
操作することのみが可能であり、この事が、実施態様の
RAMに対して特定の保護手段が全く与えられていない
理由である。しかしながら、前記保護は必要な場合に与
えられる。
のようにして実施態様の手順が実行されるかを説明す
る。第一ステップ20において、装置は起動される。次
のステップ21において、RAM照合が起こる;すなわ
ち、第一に、開放コードが既にRAM17に記憶された
かどうかが決定され、次いで第二に、装置が停止される
場合に計算され且つ記憶されるチェックサム(checksum)
が正しいかどうかが決定される。開放コードがRAM1
7に全く記憶されていない場合には、装置が初めて起動
されるか又は開放コードがRAM17から消去されたか
の何れかである。この事は、例えば、EEPROMが取
り替えられる場合に起こり得る。例えば、EEPROM
16を取り替えるべき場合には、そのEEPROMメモ
リー161(図4)は、例えばROM15に記憶された
キーの手段によって、ステップ212に従ってロック解
除され得る。EEPROM16の内容、特に前記EEP
ROMのメモリー161に記憶された開放コードは、次
いで、前記EEPROMが取り替えられた後に、RAM
17にコピーされる。EEPROM16のロック160
は、次いで、再びロックされる。情報は次いで、開放コ
ードが前記RAMにコピーされたことを示すためにRA
M17に記憶される。ここで装置は読み込みの状態にあ
るので、ここで続くステップ22での別のプログラムが
実行される。
が最初でない場合でさえも、RAM17に記憶された開
放コードに対してRAM17に記憶されたチェックサム
が正しいかどうかを検出するために、同一のシーケンス
ステップが生じる。正しくない場合には、これは、RA
M17に生じた変化が操作又は他の事柄の何れかに対し
て影響を及ぼすということを意味する。幾つかの場合
に、先のパラグラフに記載された如く、前記EEPRO
Mの開放コードをRAM17に記憶させるために、同一
のシーケンスステップが生じる。前記の二つの場合は、
図5のパス211及びパス212によって代表される。
AM17に記憶されたチェックサムが正しい場合には、
EEPROM16のロック160(例えば、コード化さ
れた呼び出し)はロック解除される必要はなく且つその
メモリー161の内容もRAM17に記憶される必要は
ない。これは、図5にパス210によって示される通常
の場合である。前記通常の場合において、EEPROM
16のロック160を開けるためのキーも、それ故、R
OM15から呼び出される必要はない。それ故、前記通
常の場合において、呼び出しに必要とされたキーを決定
することは非常に困難となる。従って、EEPROM1
6をコピー又は操作することも非常に困難である。しか
しながら、誰かが又、許可なくEEPROM16のため
のキーを見出す場合でさえも、異なる固有のキーが各々
の装置のROM15に記憶されることが好ましいので、
前記キーは、実施態様においては、単一の装置のために
使用されるのみである。
ス211を通り次いでステップ212を実行した後、別
のプログラム実行22が続けられ、次いで例えば、主な
メニューが図3のディスプレイユニット13に表示され
る。
61に、制御ユニット14がROM15の全ての測定フ
ァンクションを呼び出すことができる手段によって、開
放コードを記憶させることが可能である。しかしなが
ら、ROM15の測定ファンクションの個々の群又は個
々の測定ファンクションのただ一つが呼び出され得る手
段によって、コードを記憶させることも可能である。
テップは、原則的に、本発明の実施態様に基づいて装置
の品質が向上された場合に、実施されることが非常に明
確になる。先ず、第一ステップ30で、入力ユニット1
2の手段により(例えば、図1のハンドル120の手段
により又はキーボードの手段により)、初期化コードが
入力される。別の実施例としては、後述の如く、初期化
コードは、図3のインターフェイス18を介して外部コ
ンピューターから与えられてもよい。この初期化コード
は、次のステップ31で、ファンクション数と各装置に
よって異なる装置コードとに分けられる。次のステップ
32で、ファンクション数は解読される;換言すれば、
開放コード又が、個々の場合には、開放コード類が、何
れのファンクションのための初期化コード内に存在する
かが決定される。更に、相当する初期化コードは次い
で、図3のRAM17から読み出される。すなわち、前
記装置で実行可能な全ての測定ファンクションのための
初期化コードの内容も、緩衝されたRAM17に記憶さ
れる。与えられた初期化コードは次いで、RAM17に
記憶された初期化コードと比較される。
初期化コードが図3のRAM17に記憶された初期化コ
ードと一致するかどうかが決定される。一致する場合に
は、パス332が取られる。次いで、別のステップ33
3で、制御ユニット14を介してROM15の追加の望
ましい測定ファンクションを呼び出すことを可能にする
手段によって、開放コードはRAM17に記憶されるの
で、それ故、追加の望ましい測定ファンクションは“明
確に”される。次いで、EEPROM16のロック16
0がロック解除され、ここで、キー(“ロック解除コー
ド”)がROM15からEEPROM16の前記ロック
に送られる。次いで、開放コードも、制御ユニット14
を介してROM15の追加の望ましい測定ファンクショ
ンを呼び出すことを可能にする手段によって、EEPR
OM16に記憶される;換言すれば、前記の望ましいフ
ァンクションを与えるために装置1が使用され得るよう
に、追加の望ましい測定ファンクションが“明確に”さ
れたことがEEPROM16に記憶される。続いて、E
EPROM16のロック160は再びロックされる。
わち、ステップ33の実行が否定的に答えられた場合に
は、パス330が取られる。別のステップ331におい
て、追加の測定ファンクションの“明確化”が次いで否
定されるか、又は恐らく、その代わりに、特定の追加の
測定ファンクションが“明確に”される。前記“明確
化”は次いで、先のパラグラフに記載された如く、パス
332及びステップ333の手段によって起こる。
クションの“明確化”が起こる場合並びに“明確化”が
否定されるか又はトライアルベースにおいてのみ起こる
場合に、使用者は、別のステップ34において、品質の
向上が成功したかどうか、又は特定の測定ファンクショ
ンがトライアルベースにおいて明確にされたかどうか
を、ディスプレイユニット13に示される。
送ることなく容易に装置の品質を向上させることを可能
にする。自分の装置の品質を向上させたい使用者は、正
しい初期化コードが自分の装置に与えられたことを確認
することが必要であるのみである。この事は又、使用者
が初期化コードを直接工場に発注し、それによって、個
々の使用者が登録され、次いで相当するインボイスが使
用者に送付され得るように起こり得る。使用者は、初期
化コード無しでもよく、例えば、トライアルベースにお
いて、予め決定された計数値に対して、追加の望ましい
測定ファンクションを呼び出すことが可能である。この
事は、図7のフローチャートを参照して以下で説明され
る場合に起こる。
初期化コードが装置に与えられる。与えられた初期化コ
ードは、RAM17に記憶されている相当する初期化コ
ードと比較される。更に、所望の測定ファンクションが
トライアルベースで既に明確にされたかどうかがRAM
17から読み出される。
に答えられた場合(すなわち、初期化コードが一致す
る)、及び追加の測定ファンクションが先のトライアル
ベースで既に“明確に”されなかった場合には、パス4
11が取られる。続くステップ412において、次い
で、追加の測定ファンクションが“明確に”されること
がRAM17に記憶される。更に、追加の測定ファンク
ションがトライアルベースで“明確に”されること(す
なわち、相当する開放コードの手段により、ROM15
に記憶された測定ファンクションはトライアルベースに
おいて呼び出され得ること)がRAM17に記憶され
る。加えて、前記測定ファンクションのためのカウンタ
ーは“0”に設定される。このカウンターは、前記追加
のファンクションが呼び出される毎に増加される。更
に、EEPROM16のロック160は次いでロック解
除され、ここで、キーがROM15からEEPROM1
6のロック160に送られる。EEPROM16のメモ
リー161に、次いで、追加のファンクションはトライ
アルベースにおいて既に先に“明確に”されたことが記
憶される。最後に、EEPROM16のロック160が
再びロックされる。
みが否定的に答えられた場合(すなわち、初期化コード
が一致しないか又はトライアルベースにおいて追加で所
望された測定ファンクションは先にトライアルベースに
おいて既に“明確に”されたかの何れか)には、パス4
10が取られ、そしてトライアルベースにおいて追加で
所望された測定ファンクションは“明確に”されない。
における成功した“明確化”の場合並びに不成功の試み
の場合)において、結果は、ステップ42でディスプレ
イユニット13に表示され得る。
用者が自分で開始コードを入手する及び/又は前記製造
工場に開始コードを発注し次いで自分で装置に(例え
ば、ハンドル120により又はキーボードを介して)開
始コードを与えるという実施例の変法が論じられた。し
かし、装置の品質向上は、使用者が自分の装置を相対的
に代表的で且つ装置の品質向上がここで起こる状態にす
るような場合でも起こり得る。更に、装置の品質向上
は、図8を参照して説明される如く起こり得る。
を所在に関して代表例にし、且つ使用者が自分の装置で
実行したいと思う代表的な何らかの追加の測定ファンク
ションを与える。前記の所在代表例は、装置を、図3の
インターフェイス18を介して、図8に示される第一コ
ンピューター50に接続する。第一コンピューター50
は、モデム51を介して及び他のモデム61を介して、
第二コンピューター60に接続される。この第二コンピ
ューター60は、製造工場に設置された装置である。製
造された各々の個々の装置1のための全ての初期化コー
ド、開放コード、装置コード等は、この第二コンピュー
ター60のメモリーに記憶される。第一コンピューター
50−そしてそれによって代表例−が自分を認識し且つ
装置番号を第二コンピューター60に連絡し、そしてど
のような追加の測定ファンクションが接続された装置1
で実行すべきかを説明した後に、相当する初期化コード
が第二コンピューター60のメモリーから呼び出され、
次いでモデム61を介し、コネクション(例えば、電話
線)及びモデム51を介して、第一コンピューター50
に伝達される。ここから、それらは、インターフェイス
18を介して、装置1に与えられ、次いで、測定ファン
クションは既に説明された方法で初期化される。
化コードが第二コンピューター60のメモリーから呼び
出され次いで第一コンピューター50に伝達される前
に、第二コンピューター60を用いて自己認識しなけら
ばならないという事実に起因して、代表例の第一コンピ
ューター50は、その認識後に、製造工場に設置された
第二コンピューター60に知られており、且つ装置製造
者はそれ故、誰にインボイスを送らなければならないか
を知っているので、自動的にインボイスを代表例に送る
ことも可能である。その場所で、代表例は次いで、自分
の装置が品質向上された各々の使用者に関する口座を設
定する。
ので、第二コンピューター60のメモリーに記憶された
初期化コードは、コード化形態で伝達され得る。それ
故、第一コンピューター50が第二コンピューター60
に自分を認識させた後、初期化コードは先ず、前記第二
コンピューターに接続されたコーデック62の手段によ
ってコード化され、次いでコード化形態で、モデム61
及びモデム51を介して、第一コンピューター50に伝
達される。別の実施例としては、前記コンピューター6
0の手段により、初期化コードが先にコード化されても
よい。コード化された初期化コードが第一コンピュータ
ー50に伝達された後、コード化された初期化コード
は、第一コンピューター50に接続された他のコーデッ
ク52の助けによって、再び解読され、次いで、インタ
ーフェイス18を介して、装置1に、解読された形態で
伝達される。
ーター50への伝達路において、誰かが初期化コードを
モニターすべき場合には、初期化コードを使用し得る者
のみが、相当する装置1(初期化コードが、実施態様に
おいて、各々の装置に対して異なるということを取り消
す)に加えて、更に、コード化された形態で伝達された
初期化コードを解読するための相当するコーデック52
を有する何れかの者である。この事は、初期化コードの
伝達の間の安全性を増加させる。
させ得る変法は、代表例はこの場合コーデック52及び
相当するコンピューター50を有しなければならないの
で、特に、代表例のような大きな取引先に送られ得る。
しかしながら、原則的に、多くの個人取引先又は他の誰
かのためにも、それは使用可能であろう。
期化コード、全ての開放コード、装置コードの記憶も、
例えば、図3のEEPROM16が不完全で、古いEE
PROM16が再生産され得る場合に利点がある。サー
ビス技術者がEEPROM16を取り替える場合には、
サービス技術者は、入力ユニット12を介して、RAM
17に全く開放コードが記憶されていないことを入力し
得る。既に上述された手順からなる方法は、ここで、装
置を作動させる場合に起こる。他方、制御コンピュータ
ー14のみが不完全な場合は、別の高価な手段が前記方
法に必要とされることなく、新しい制御コンピューター
は簡単に起動され得る。同様にして、ROM15(ここ
に、基本的な全ての測定ファンクションが通常記憶され
る)は、全く問題なく取り替えられ得る。同様に将来の
プログラムバージョンを使用し得るために、EEPRO
M16を備えたコミュニケーションプロトコル(communi
cation protocol)のみが、何時でも正に同様に必要であ
る。
ースにおける“明確化”を考える際に、特定の測定ファ
ンクションの限定的な“明確化”に対しても、これは同
様に起こり得ることを又記憶すべきである。しかしなが
ら、測定ファンクションのトライアルベースにおける
“明確化”のための初期化コードもROM15に記憶す
ることができ、そして、実施態様において、測定ファン
クションのトライアルベースにおける“明確化”のため
の初期化コードの管理を簡単にするために、全ての装置
用として同一である。
から離れることなく、他の特定の形態で実施され得るこ
とは、当業者によって認識されるであろう。ここに記載
された態様は、それ故、全ての点で説明のためのもので
あり、限定的なものではないと考えるべきである。本発
明の範囲は、前述の記載よりもむしろ、添付の特許請求
の範囲によって示され、そして本発明の意味及び範疇に
入る全ての変化は添付の特許請求の範囲に示されている
と考えるべきである。
ムである。
様を示す図である。
を説明するためのフローチャートである。
のステップを説明するためのフローチャートである。
めの一実施例の方法のステップを説明するためのフロー
チャートである。
ァンクションの初期化の一実施態様を示すブロックダイ
ヤグラムである。
Claims (21)
- 【請求項1】 測定物を照らし、且つ測定物を透過した
又は測定物から伝達された測定光を受けるための測定ユ
ニット、 測定物の測定の種類を選択し、パラメーターを導入し、
且つ前記測定を開始するための入力ユニット、 測定された値を表示するための表示ユニット、 装置の測定ファンクションが記憶される第一不揮発性メ
モリー、 装置の全工程を制御するための制御ユニット、及び前記
測定ファンクションの各々に対して指定された開放コー
ドを記憶するための第二不揮発性メモリーであって、前
記開放コードは第一不揮発性メモリーの測定ファンクシ
ョンを呼び出すために前記制御ユニットによって使用さ
れる第二不揮発性メモリー、からなる測定物の光学的透
過性及び/又は伝達性を検出するためのコンピューター
制御された装置。 - 【請求項2】 装置で実行可能な全ての測定ファンクシ
ョンが第一不揮発性メモリーに記憶され、且つ第二不揮
発性メモリーに開放コードが記憶され、それによって制
御ユニットが第一不揮発性メモリーに記憶された全ての
測定ファンクションのうちの選択された測定ファンクシ
ョンを呼び出す請求項1記載のコンピューター制御され
た装置。 - 【請求項3】 第二不揮発性メモリーが、電気的に消去
可能で書き込み可能な読み出し専用メモリー(EEPR
OM)である請求項1記載のコンピューター制御された
装置。 - 【請求項4】 第二不揮発性メモリーが、キーコードに
よってのみ呼び出され得る内容を有するロック可能なメ
モリーである請求項1記載のコンピューター制御された
装置。 - 【請求項5】 第二不揮発性メモリーの内容が、各装置
に固有のキーコードによってのみ呼び出され得る請求項
4記載のコンピューター制御された装置。 - 【請求項6】 装置が初期化される場合に、第二不揮発
性メモリーから、制御ユニットが開放コードを負荷す
る、バッテリーによって支援された揮発性メモリーを更
に含む請求項1記載のコンピューター制御された装置。 - 【請求項7】 外部装置との接続のためのインターフェ
イスを更に含む請求項1記載のコンピューター制御され
た装置。 - 【請求項8】 測定物を照らし且つ測定物を透過した又
は測定物から伝達された光を受ける工程、 測定の種類、測定のパラメーター、及び前記測定を開始
するための信号を入力する工程、 測定された値を表示する工程、 第一不揮発性メモリーに記憶された測定ファンクション
を呼び出すことによって装置のシーケンスを制御する工
程、及び第一不揮発性メモリーに記憶された測定ファン
クションを呼び出すために第二不揮発性メモリーに記憶
された開放コードを使用する工程、からなる、測定物の
光学的透過性及び/又は伝達性を検出するためのコンピ
ューター制御された装置の操作方法。 - 【請求項9】 第二不揮発性メモリーから開放コードを
呼び出し、且つ前記コードを用いて、第一不揮発性メモ
リーに記憶された選択された測定ファンクションを呼び
出す制御ユニットを付与する工程を更に含む請求項8記
載の方法。 - 【請求項10】 装置が起動される場合に、第二不揮発
性メモリーに記憶された開放コードを用いて呼び出され
る全ての測定ファンクションが呼び出し可能であるかど
うかを検査し、可能でない場合、そのための開放コード
が第二不揮発性メモリーに記憶された全ての測定ファン
クションが第一不揮発性メモリーから呼び出し可能であ
るように、制御ユニットを使用して第二不揮発性メモリ
ーに記憶された開放コードを用いて呼び出す工程を更に
含む請求項8記載の方法。 - 【請求項11】 開放コードが第二不揮発性メモリーに
ロックされ、且つキーコードを用いてのみ呼び出され得
る請求項8記載の方法。 - 【請求項12】 第二不揮発性メモリーにロックされた
開放コードが、各装置に固有のキーコードによってのみ
呼び出され得る請求項11記載の方法。 - 【請求項13】 制御ユニット及び第二不揮発性メモリ
ーに記憶された開放コードを介して、トライアルベース
において第一不揮発性メモリーに記憶された選択された
測定ファンクションを呼び出す工程、 選択された測定ファンクションの個々のトライアル呼び
出しの各々を計数する工程、及び予め決定されたトライ
アル数が前記計数工程において呼び出された後、選択さ
れた測定ファンクションに対する使用者の呼び出しをブ
ロックする工程、を更に含む請求項9記載の方法。 - 【請求項14】 前記選択された測定ファンクションの
うちの一つのトライアル呼び出しの前に毎回、前記選択
された測定ファンクションのうちの前記一つが、前記予
め決定された回数予め呼び出されたかどうかを検査し、
呼び出された場合、前記選択された測定ファンクション
のうちの前記一つが、再びトライアルベースにおいて前
記制御ユニットを介して呼び出しされることからブロッ
クする工程を更に含む請求項9記載の方法。 - 【請求項15】 制御ユニットを使用して、第一不揮発
性メモリーに記憶された測定ファンクションを呼び出す
工程、 第二不揮発性メモリーを開くために、装置−固有初期化
コードを入れる工程、 前記第二不揮発性メモリーに開放コードを記憶させる工
程、及び装置の操作中に、制御ユニットによって、第一
不揮発性メモリーに記憶された前記測定ファンクション
を呼び出す工程、からなる測定物の光学的透過性及び/
又は伝達性を検出するためのコンピューター制御された
装置の測定ファンクションの初期化方法。 - 【請求項16】 初期化コードが入力ユニットを介して
マニュアルで入力される請求項15記載の方法。 - 【請求項17】 初期化コードが外部装置との接続のた
めのインターフェイスを介して入力される請求項15記
載の方法。 - 【請求項18】 第一コンピューターの主体性が確立さ
れた後に、所望の初期化コードを、第一コンピューター
及びインターフェイスを介して、第二コンピューターの
不揮発性メモリーからコンピューター制御された装置に
伝達し、それにより、第二不揮発性メモリーを開く工
程、及び前記コンピューター制御された装置による使用
のための開放コードを与える工程、を更に含む、コンピ
ューター制御された装置がインターフェイスを介して第
一コンピューターに接続され、前記第一コンピューター
は、個々の装置の各々に対する初期化コードが記憶され
た不揮発性メモリーを有する第二コンピューターに接続
されている請求項17記載の方法。 - 【請求項19】 第二コンピューターから第一コンピュ
ーターへの初期化コードの伝達の前に、初期化コードを
コード化する工程、及び伝達後、初期化コードがインタ
ーフェイスを介してコンピューター制御された装置に与
えられる前に、初期化コードを解読する工程、を更に含
む請求項18記載の方法。 - 【請求項20】 コンピューター制御された装置に、開
放コードをコンピューター制御された装置の第二不揮発
性メモリーに記憶させる初期化コードを与え、前記開放
コードは、第一不揮発性メモリーに記憶された測定ファ
ンクションを呼び出すために制御ユニットによって使用
される工程を更に含む請求項15記載の方法。 - 【請求項21】 コンピューター制御された装置に、開
放コードを第二不揮発性メモリーに記憶させる初期化コ
ードを与え、前記開放コードは、トライアルベースにお
いて第一不揮発性メモリーの選択された測定ファンクシ
ョンを呼び出すために制御ユニットによって使用され、
この間選択された測定ファンクションの個々のトライア
ル呼び出しの各々が計数され且つ予め決定されたトライ
アル数が呼び出された後に、前記選択された測定ファン
クションが制御ユニットによって呼び出されることから
ブロックされる工程を更に含む請求項15記載の方法。
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