JPH0874875A - 定速度自在継手 - Google Patents

定速度自在継手

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JPH0874875A
JPH0874875A JP7125593A JP12559395A JPH0874875A JP H0874875 A JPH0874875 A JP H0874875A JP 7125593 A JP7125593 A JP 7125593A JP 12559395 A JP12559395 A JP 12559395A JP H0874875 A JPH0874875 A JP H0874875A
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constant velocity
guide groove
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Werner Krude
ヴェルナー・クルーデ
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GKN Automotive GmbH
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/202Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
    • F16D3/205Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part
    • F16D3/2057Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having four or more pins, e.g. with compensation for relative pin movement
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S464/00Rotary shafts, gudgeons, housings, and flexible couplings for rotary shafts
    • Y10S464/904Homokinetic coupling
    • Y10S464/905Torque transmitted via radially extending pin

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 外方継手部材および内方継手部材がそれらが
作動において発生する角度において相対的に同中心的に
回転するように最適な方法において相対的に保持され
る、自動車の推進軸のごとき高速駆動装置用の定速度自
在継手を提供する。 【構成】 外方継手部材1および内方継手部材2からな
るいわゆる4極型継手の形において設けられた定速度自
在継手が外方継手部材1のそれぞれのストツパに対して
そのアーム5によつて内方継手部材2と連係する十字形
部材を心出しすることにより支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各々2つの対向案内ト
ラツクからなりかつ別個のインサートの形において配置
される継手軸線に対して平行に延びる軸線のまわりに枢
動可能に支持される4つの均一に周部に分布された案内
溝を備えた外方継手部材からなり、前記案内溝の周部に
延びる長手方向側が継手軸線に対して平行に延びかつ隣
接する案内溝の対応する結合要素と作動係合にあるよう
に保持される結合要素を備えており、そしてさらに前記
案内溝に対応しかつ継手軸線に対して半径方向に延びる
アーム、および各アームに支持される少なくとも1つの
ローラからなる内方継手部材からなる、とくに高速駆動
軸用の、定速度自在継手に関する。
【0002】
【従来の技術】高速駆動装置用のいわゆる4極型の定速
度自在継手が知られている(ドイツ連邦共和国特許出願
第3521177C2号)。4極型の定速度自在継手を
作動させるための予め定めた条件は、十字形のごとく成
形された内方継手部材の軸線間に位置決めされた平面へ
の連接時、現存するジオメトリが適宜な処置により補償
されねばならない突出した軸線の移動を発生することに
ある。
【0003】かかる補償処置はアームが支持ローラによ
つて受容される案内溝の自由度を設けるかまたは他方の
軸線上に位置決めされたアームに対して動くような一方
の軸線上に位置決めされたアームを許容することからな
る。
【0004】ドイツ特許明細書はかくして案内溝の半径
方向外側に設けられかつ外方継手部材の対応する歯と協
働する歯によつて外方継手部材の案内溝を枢動可能に配
置することを提案し、隣接する案内溝との反対方向にお
ける接続が結合要素として作用するさらに他の歯により
設けられる。
【0005】結合要素の目的は互いに隣接する案内溝が
同一の大きさからなるが、反対方向に延びる枢動運動を
実施することを保証することである。
【0006】ドイツ特許明細書のさらに他の提案によれ
ば、案内溝は外方ハウジング内に1軸受点のみにより枢
動可能に受容される。
【0007】前記ドイツ特許明細書のさらに他の提案は
内方継手部材内にアームを枢動可能に配置することから
なり、この場合に案内溝は外方継手部材の固定部分を形
成する。
【0008】4極型の定速度継手に関するさらに他の提
案は案内溝の運動により発生される振動を補償すること
を目的とし、振動案内路溝はそれらが発生器する遠心力
により中立位置の方向に負荷されるような方法において
配置される。
【0009】
【発明が解決すべき課題】提案された両方の解決は外方
継手部材が同中心方法において内方継手部材にに対して
回転することが保証されないので不都合である。内方継
手部材と外方継手部材との間の接続が一連の許容誤差に
より複雑であるので、相対的な両部材の回転は、最も好
ましくない場合には、不利益なバランスのずれた状況と
なるかも知れない円形走行条件外となり得る。これはと
くに継手が高速駆動装置に向けられるため危険である。
【0010】本発明の目的は、その場合に、実際の作動
条件下で発生する幾何学的配列において、外方継手部材
と内方継手部材が相対的に同中心的に回転する、高速駆
動装置用定速度自在継手を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、継手の
軸線に関連してそれらの半径方向外面に、インサートの
形において外方継手部材と連係する案内溝が各々その長
手方向側が軸方向に延びかつ形状が実質上矩形である開
口を備え、そして半径方向に外方の、球状に凸状の頭部
面によつて、内方継手部材のアームが、各々継手軸線に
関連して半径方向に前記外方継手部材の対応する対向面
に支持されることにより達成される。
【0012】本発明による解決は、内方継手部材が、そ
のアームの頭部面によつて、外方継手部材の対応する対
向面に直接支持されることにより好都合である。この方
法において製造許容誤差が加えられないことは確かであ
る。これはまた連接された継手位置に適用される。
【0013】それは2つの継手部材の相対的な心出しを
容易にする半径方向外側の案内溝に設けられた開口であ
る。
【0014】本発明の好都合な実施例において、外方継
手部材は、その断面が部分的に筒状でかつ各々案内溝と
連係する軸方向に延びる、半径方向に内方に向けられた
支持カムを備える。
【0015】一方で、支持体カムは、対向面の形状にお
いて、内方継手部材がアームの頭部面によつて外方継手
部材に対して心出しされることを保証し、そして他方
で、それらは案内溝の枢動運動用の支持面として役立
つ。
【0016】本発明のさらに他の好都合な実施例におい
て、案内溝がそれらの開口によつて支持カムを取り巻
き、該支持カムの部分的に筒状の領域の中心線が前記案
内溝の枢動運動用の枢動中心線を構成する。
【0017】本発明のさらに他の特徴によれば、案内溝
が連続の、閉止した、平らなリングの形において設けら
れそして継手軸線に関連して、半径方向外方端がそれぞ
れの支持カムの両側に配置される外方継手部材の軸方向
に延びる、内方に部分的に筒状のストツパに枢動可能に
支持されることが提案される。
【0018】この解決は4極型の定速度自在継手が現存
する条件に適するどのような種類の侵入距離も特徴付け
ることを可能にする。
【0019】本発明のさらに他の実施例によれば、固定
継手として設計された定速度継手に関連して、案内溝
が、継手軸線に関連して開口の両軸方向側で、半径方向
に延びる、カム形状突起からなりそして外方継手部材
が、支持カムの両側で、前記突起に対応しかつ内方に部
分的に筒状である凹所を備え、前記案内溝が、前記突起
によつて、前記内方に部分的に筒状の部分の中心線のま
わりにそれぞれの凹所内で枢動可能であり、そして前記
支持カムにおいて前記対向面が球状に凹状であることが
提案される。
【0020】この解決の場合において、案内溝は、それ
らの端部において、開口の両側に設けられたそれらの突
起によつて、内方継手部材の対応する凹所において枢動
可能である。
【0021】さらに他の好都合な実施例の場合におい
て、固定継手として設計された定速度自在継手に関連し
て、内方継手部材と連係する軸に面する外方継手部材端
には、リングが設けられそして該リングが外方継手部材
に軸方向に向いている4つの支持耳片を備え、そして該
支持耳片の半径方向内方面が前記外方継手部材の前記開
放端に向く凹状の球状対向面の部分を構成することが提
案される。
【0022】耳片を備えたリングを使用することは、組
立ての観点から、固定継手を得るためのとくに安価な解
決を構成する。
【0023】本発明のさらに他の特徴によれば、支持カ
ムの半径方向内面が凹状球面として形作られそして案内
溝が、それと連係する開口によつて、前記支持カムに枢
動可能に支持されそしてその頭部面が部分的に球状に凸
状であるアームが外方継手部材に対して軸方向に定義さ
れた位置に内方継手部材の連接中心を保持することが提
案される。
【0024】この解決の場合において、内方継手部材は
外方継手部材に対して非常に正確に心出しされる。
【0025】本発明のさらに他の実施例によれば、案内
溝の軸方向端部分が、開口の両側で、継手軸線に関連し
て、それらの半径方向外側で半円形であるように形作ら
れる軸受カムを備えそして該軸受カムが外方継手部材の
対応する凹所に係合し、前記案内溝が前記軸受カムの中
心線のまわりに枢動可能であることが提案される。
【0026】再び、案内溝用枢動中心線は案内溝の端部
に設けられた軸受カムに制限される。内方継手部材のア
ームは再び案内溝の開口を通過しかつ外方継手部材の対
応する対向面に直接支持される。
【0027】本発明のさらに他の特徴によれば、隣接す
る案内溝の結合要素が軸方向の部分的領域において反対
方向に交互に重なり合う支持耳片により形成される。
【0028】結合要素に関する上述した設計解決は結合
要素が合理的なコストで製造されるのを許容し、精度に
関する条件が大き過ぎない。
【0029】本発明のさらに他の実施例によれば、2つ
の隣接する案内トラツクの結合要素が歯および該歯に対
応する歯ギヤツプからなる接続により形成される。
【0030】以下に、本発明を図面に示した実施例を参
照してより詳細に説明する。
【0031】
【実施例】図1に示される定速度自在継手は外方継手部
材およびそれに対して枢動し得るように外方継手部材の
内部に受容された内方継手部材2からなる。
【0032】内方継手部材2は継手軸線に対して半径方
向に延びるアーム5を備え、該アームには針軸受6によ
りローラ7が支持される。
【0033】それと連係する頭部面19によつて、アー
ム5は該アーム5に対応するように外方継手部材1に配
置される対向面26に支持されかつ継手軸線に対して半
径方向に内方に延びる支持カム8と連係する。
【0034】案内路溝3は、順次、それらの半径方向外
面に設けられる開口4の軸方向に延びる面10によつて
支持カム8の部分的に筒状の、周部に延びる側面に支持
される。
【0035】図2は拡大形状において細部Xを示す。そ
れらの周部に延びる側面において、支持カム8は点P1
のまわりに形成されかつ半径r1を有する部分的筒状部
分からなる。それらの開口4によつて、案内溝3はかく
して点P1のまわりで支持カム8に枢動可能に支持され
る。
【0036】図3は図1による定速度自在継手の長手方
向断面図を示す。カバー9は外方継手部材1にボルト1
1により接続されかつ一端で定速度自在継手を閉止す
る。
【0037】トルクを伝達するための軸12が内方継手
部材2に挿入される。その半径方向開放端において、定
速度自在継手は該定速度自在継手を密封するための回旋
ブーツ14が固定される被覆13を備えている。
【0038】ローラ構体が保持リング15により関連の
アーム5に固定される。
【0039】図1、図2および図3において、結合要素
16が交互に重なり合う支持要素30により形成され
る。
【0040】図4は、結合要素16が歯ギヤツプ25a
と一致する歯25により形成される、本発明による定速
度自在継手を示す。
【0041】図5は図4による継手の長手方向断面図で
ある。
【0042】図6はその場合に案内溝3が平らにされた
リング17により形成される定速度自在継手を示す。ア
ーム5の頭部面19が再び支持カム8に支持される。平
らにされたリングの形に設けられる案内溝17が部分的
に筒状のストツパ18に支持される。
【0043】図7はストツパ18の部分的に筒状の部分
を拡大形状において示す。案内溝17は、平らにされた
リングの形において、点P2のまわりに枢動しかつ半径
r2を有する。
【0044】図8は図6による定速度自在継手の長手方
向断面図である。
【0045】図9は案内溝が継手軸線に対して半径方向
に外方に延びかつ継手の軸方向両端に配置されるカム形
状の突起20を備えている固定継手として設計される定
速度自在継手を示す。支持カム8はアーム5の頭部面1
9用の球状に凸状の対向面26を備え、それにより内方
継手部材が継手中心Mのまわりで外方継手部材に対して
枢動することを保証する。
【0046】カム形状突起20は外方継手部材1の凹所
に受容される。この種の支持は低摩擦条件を保証する。
【0047】図10は図9による定速度自在継手の長手
方向断面図を示す。
【0048】図11は平らにされたリングの形に設けら
れた案内溝17がまた外方継手部材1のストツパ18に
支持される固定継手として設計された定速度自在継手を
示している。
【0049】図12は外方継手部材1が、一端で、それ
と一体であるように設けられるカバー9により密封され
ることを示す。外方継手部材の開放端には、アーム5に
対応する4つの支持耳片22からなるリング21が設け
られる。支持耳片22はこの場合に球状に凸状の対向面
26の部分を収容し、かくして外方継手部材の開放端に
向かってアーム5の頭部面19用の支持面を設ける。
【0050】図13は、案内溝3が、それらの開口4に
よつて、それらの支持カム8上に再び枢動可能に支持さ
れることい継手として設計された定速度自在継手を示
す。
【0051】図14は図13による継手の長手方向断面
図を示し、そして継手が再び固定継手であることが理解
され得る。
【0052】図15はまた固定継手として設計された定
速度自在継手を示す。この場合に、案内溝3は外方継手
部材の2つの軸方向端に配置される軸受カム23により
外方継手部材1の凹所28に枢動可能に支持される。
【0053】図15による継手の長手方向断面図を示す
図16に示されるように、内方継手部材は再び継手中心
Mのまわりに枢動する。
【0054】図17は、部分的領域において、反対方向
に軸方向に交互に重なり合う支持要素30間の協働を示
す。
【0055】図18は軸方向に延びる側面10からなる
開口4を有する完全な案内溝3を示し、そして該案内溝
3の半径方向に内方の開放端において、図16は部分的
領域において反対方向に交互に重なり合う支持要素30
を示す。
【0056】図19は軸方向に重なり合う支持要素30
からなる2つの隣接する案内溝3の半径方向内方端を示
す。
【0057】図20は平らにされたリングとして設計さ
れた案内溝の断面図である。
【0058】図21は図20による案内溝を平面図にお
いて示し、図22は図21による実施例の長手方向断面
図を構成する。
【0059】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、各々2つの対
向案内トラツクからなりかつ別個のインサートの形にお
いて配置される継手軸線に対して平行に延びる軸線のま
わりに枢動可能に支持される4つの均一に周部に分布さ
れた案内溝を備えた外方継手部材からなり、前記案内溝
の周部に延びる長手方向側が継手軸線に対して平行に延
びかつ隣接する案内溝の対応する結合要素と作動係合に
あるように保持される結合要素を備えており、そしてさ
らに前記案内溝に対応しかつ継手軸線に対して半径方向
に延びるアーム、および各アームに支持される少なくと
も1つのローラからなる内方継手部材からなる、とくに
高速駆動軸用の、定速度自在継手において、継手の軸線
に関連してそれらの半径方向外面に、インサートの形に
おいて前記外方継手部材と連係する前記案内溝が各々そ
の長手方向側が軸方向に延びかつ形状が実質上矩形であ
る開口を備え、そして半径方向に外方の、球状に凸状の
頭部面によつて、前記内方継手部材の前記アームが、各
々継手軸線に関連して半径方向に前記外方継手部材の対
応する対向面に支持される構成としたので、実際の作動
条件下で発生する幾何学的配列において、外方継手部材
と内方継手部材が相対的に同中心的に回転する、高速駆
動装置用定速度自在継手を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】支持カムにより枢動可能に保持される案内溝を
有する本発明による定速度自在継手、および同様に考え
得る結合要素の実施例を示す断面図である。
【図2】図1の細部Xを示す拡大図である。
【図3】外方継手部材に螺合されたカバーを有する図1
による継手の長手方向断面図である。
【図4】結合要素のさらに他の実施例を有する定速度自
在継手を示す断面図である。
【図5】外方継手部材に溶接されたカバーを示してい
る、図3による長手方向断面図である。
【図6】案内溝が平らにされたリングの形において設け
られる定速度自在継手の実施例を示す図である。
【図7】図6による細部Xの拡大図である。
【図8】図6による定速度自在継手の断面図である。
【図9】案内溝が、継手の軸方向端において、外方継手
部材の凹所にカム形状突起によつて枢動可能に支持され
る固定継手として設計される定速度自在継手を示す図で
ある。
【図10】図9による定速度自在継手の長手方向断面図
である。
【図11】外方継手部材のストツパに支持された案内溝
を有する定速度自在継手の長手方向断面図である。
【図12】図11による継手の長手方向断面図である。
【図13】支持カムに枢動可能に案内された案内溝を有
する固定継手として設計された定速度自在継手を示す図
である。
【図14】図13による定速度自在継手の長手方向断面
図である。
【図15】案内トラツクが外方継手部材の凹所に半円形
軸受カムによつて支持される固定継手として設計された
定速度自在継手の断面図である。
【図16】図15による定速度自在継手の長手方向断面
図である。
【図17】反対方向において部分的領域において交互に
重なり合う支持耳片を有する結合要素の実施例を示す図
である。
【図18】反対方向に交互に重なり合う支持耳片および
その半径方向外方端において開口を有する案内溝を示す
図である。
【図19】反対方向に交互に重なり合う協働支持耳片を
有する2つの隣接する案内溝を示す部分図である。
【図20】平らにされたリングの形において設けられた
案内溝の断面図である。
【図21】図20による案内溝の平面図である。
【図22】図21による案内溝の断面図である。
【符号の説明】
1 外方継手部材 2 内方継手部材 3 案内溝 4 開口 5 アーム 6 針軸受 7 ローラ 8 支持カム 9 カバー 10 アーム 16 結合要素 18 筒状ストツパ 19 頭部面 20 突起 21 リング 22 支持耳片 25 歯 25a 歯ギヤツプ 26 対向面 27 凹所

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々2つの対向案内トラツクからなりか
    つ別個のインサートの形において配置される継手軸線に
    対して平行に延びる軸線のまわりに枢動可能に支持され
    る4つの均一に周部に分布された案内溝を備えた外方継
    手部材からなり、前記案内溝の周部に延びる長手方向側
    が継手軸線に対して平行に延びかつ隣接する案内溝の対
    応する結合要素と作動係合にあるように保持される結合
    要素を備えており、そしてさらに前記案内溝に対応しか
    つ継手軸線に対して半径方向に延びるアーム、および各
    アームに支持される少なくとも1つのローラからなる内
    方継手部材からなる、とくに高速駆動軸用の、定速度自
    在継手において、 継手の軸線に関連してそれらの半径方向外面に、インサ
    ートの形において前記外方継手部材(1)と連係する前
    記案内溝(3)が各々その長手方向側が軸方向に延びか
    つ形状が実質上矩形である開口(4)を備え、そして半
    径方向に外方の、球状に凸状の頭部面(19)によつ
    て、前記内方継手部材(2)の前記アーム(5)が、各
    々継手軸線に関連して半径方向に前記外方継手部材
    (1)の対応する対向面(26)に支持されることを特
    徴とする定速度自在継手。
  2. 【請求項2】 前記外方継手部材(1)が、その断面が
    部分的に筒状でかつ各々前記案内溝(3)と連係する軸
    方向に延びる、半径方向に内方に向けられた支持カム
    (8)を備えることを特徴とする請求項1に記載の定速
    度自在継手。
  3. 【請求項3】 前記案内溝(3)がそれらの開口(4)
    によつて前記支持カム(8)を取り巻き、前記支持カム
    (8)の部分的に筒状の領域の中心線が前記案内溝
    (3)の枢動運動用の枢動中心線を構成することを特徴
    とする請求項および2に記載の定速度自在継手。
  4. 【請求項4】 前記案内溝(3)が連続の、閉止した、
    平らなリング(17)の形において設けられそして継手
    軸線に関連して、半径方向外方端がそれぞれの支持カム
    (8)の両側に配置される外方継手部材(1)の軸方向
    に延びる、内方に部分的に筒状のストツパ(18)に枢
    動可能に支持されることを特徴とする請求項1に記載の
    定速度自在継手。
  5. 【請求項5】 固定継手の形において設けられ、 前記案内溝(3)が、継手軸線に関連して前記開口
    (4)の両軸方向側で、半径方向に延びる、カム形状突
    起(20)からなりそして前記外方継手部材(1)が、
    前記支持カム(8)の両側で、前記突起(20)に対応
    しかつ内方に部分的に筒状である凹所(27)を備え、
    前記案内溝が、前記突起(20)によつて、前記内方に
    部分的に筒状の部分の中心線のまわりにそれぞれの凹所
    (20)内で枢動可能であり、そして前記支持カム
    (8)において前記対向面(26)が球状に凹状である
    ことを特徴とする請求項1に記載の定速度自在継手。
  6. 【請求項6】 固定継手の形において設けられ、 前記内方継手部材(2)と連係する軸(12)に面する
    前記外方継手部材(1)端には、リング(21)が設け
    られそして該リング(21)が外方継手部材に軸方向に
    向いている4つの支持耳片(22)を備え、そして該支
    持耳片(22)の半径方向内方面が前記外方継手部材
    (1)の前記開放端に向く凹状の球状対向面(26)の
    部分を構成することを特徴とする請求項1に記載の定速
    度自在継手。
  7. 【請求項7】 前記支持カム(8)の半径方向内面が凹
    状球面として形作られそして前記案内溝(3)が、それ
    と連係する開口(4)によつて、前記支持カム(8)に
    枢動可能に支持されそしてその頭部面(19)が部分的
    に球状に凸状である前記アーム(10)が前記外方継手
    部材(1)に対して軸方向に定義された位置に前記内方
    継手部材(2)の連接中心を保持することを特徴とする
    請求項1に記載の定速度自在継手。
  8. 【請求項8】 固定継手の形において設けられ、 前記案内溝(3)の軸方向端部分が、前記開口の両側
    で、継手軸線に関連して、それらの半径方向外側で半円
    形であるように形作られる軸受カム(23)を備えそし
    て該軸受カム(23)が前記外方継手部材(1)の対応
    する凹所(28)に係合し、前記案内溝(3)が前記軸
    受カム(23)の中心線のまわりに枢動可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の定速度自在継手。
  9. 【請求項9】 隣接する案内溝(3)の結合要素(1
    6)が軸方向の部分的領域において反対方向に交互に重
    なり合う支持耳片(22)により形成されることを特徴
    とする請求項1,2,3および4に記載の定速度自在継
    手。
  10. 【請求項10】 2つの隣接する案内トラツクの前記結
    合要素(16)が歯(25)および該歯(25)に対応
    する歯ギヤツプ(25a)からなる接続により形成され
    ることを特徴とする請求項1,2,3および4に記載の
    定速度自在継手。
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