JPH0874660A - 極超音速機用エンジン排気ノズル - Google Patents
極超音速機用エンジン排気ノズルInfo
- Publication number
- JPH0874660A JPH0874660A JP20641694A JP20641694A JPH0874660A JP H0874660 A JPH0874660 A JP H0874660A JP 20641694 A JP20641694 A JP 20641694A JP 20641694 A JP20641694 A JP 20641694A JP H0874660 A JPH0874660 A JP H0874660A
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- Japan
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- nozzle
- flaps
- engine
- flap
- hypersonic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノズルを大型にすることなく、離着陸時から
亜音速及び超音速を経て飛行マッハ数が5を越える極超
音速時まで高いノズル効率を維持することができる極超
音速機用エンジン排気ノズルを提供する。 【構成】 極超音速機用エンジン6の後方に設置され、
コンバージェント部を構成する複数のCフラップ12
と、Cフラップに主ヒンジ13で揺動可能に連結され全
体としてダイバージェント部を構成する複数のDフラッ
プ14とを備える。各Dフラップ14は、少なくとも1
つの補助ヒンジ17で連結された複数の部分フラップ1
4a、14bからなる。また各ヒンジ部には前後に位置
するフラップの相対角度を変化させる駆動機構18が設
けられている。
亜音速及び超音速を経て飛行マッハ数が5を越える極超
音速時まで高いノズル効率を維持することができる極超
音速機用エンジン排気ノズルを提供する。 【構成】 極超音速機用エンジン6の後方に設置され、
コンバージェント部を構成する複数のCフラップ12
と、Cフラップに主ヒンジ13で揺動可能に連結され全
体としてダイバージェント部を構成する複数のDフラッ
プ14とを備える。各Dフラップ14は、少なくとも1
つの補助ヒンジ17で連結された複数の部分フラップ1
4a、14bからなる。また各ヒンジ部には前後に位置
するフラップの相対角度を変化させる駆動機構18が設
けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飛行マッハ数が5を越
える極超音速航空機用のエンジン排気ノズルに関する。
える極超音速航空機用のエンジン排気ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】飛行マッハ数が5を越える極超音速航空
機が、現在研究開発されており、そのエンジン用排気ノ
ズルとして、従来のジェットエンジンノズルとロケット
ノズルの適用が検討されている。マッハ2程度の超音速
機用の従来のジェットエンジンノズルには、一例として
図4に例示する直線フラップノズル(CDノズル)が用
いられている。このノズルは、直線フラップで構成され
たコンバージェント部(Cフラップ1)と、ダイバージ
ェント部(Dフラップ2)とがスロート部のヒンジ3で
連結されたものであり、Dフラップ2がヒンジ3を中心
に揺動することにより、ノズルの開口比AR(出口面積
Sout /スロート面積S0 )を変化させて、図4(A)
の亜音速飛行状態から図4(B)の超音速飛行状態まで
対応できるようになっている。
機が、現在研究開発されており、そのエンジン用排気ノ
ズルとして、従来のジェットエンジンノズルとロケット
ノズルの適用が検討されている。マッハ2程度の超音速
機用の従来のジェットエンジンノズルには、一例として
図4に例示する直線フラップノズル(CDノズル)が用
いられている。このノズルは、直線フラップで構成され
たコンバージェント部(Cフラップ1)と、ダイバージ
ェント部(Dフラップ2)とがスロート部のヒンジ3で
連結されたものであり、Dフラップ2がヒンジ3を中心
に揺動することにより、ノズルの開口比AR(出口面積
Sout /スロート面積S0 )を変化させて、図4(A)
の亜音速飛行状態から図4(B)の超音速飛行状態まで
対応できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかるCDノ
ズルを飛行マッハ数が5を越える極超音速航空機に適用
すると、極極超音速飛行時の圧力比(入口全圧/大気
圧)が高いために、開口比ARを大きくとる必要があ
り、Dフラップの開き角度が必然的に大きくなるため、
出口での排気流の方向が広がって推進軸とずれてしま
い、このため高い効率が得られない問題点があった。す
なわち、ノズル出口マッハ数(飛行マッハ数にほぼ等し
い)をMe、比熱比をkとすると、ノズルの開口比AR
は、図5に示す関係となり、ノズル出口マッハ数5(M
e=5)では、ARは20以上となり、Dフラップ2の
全長を従来より相当長くし、かつ出口面積Sout を大き
くする必要があり、ノズルが大型化し、かつ出口での排
気流の方向が広がることによる開角損失(或いは角度損
失)が大きくなる問題点があった。
ズルを飛行マッハ数が5を越える極超音速航空機に適用
すると、極極超音速飛行時の圧力比(入口全圧/大気
圧)が高いために、開口比ARを大きくとる必要があ
り、Dフラップの開き角度が必然的に大きくなるため、
出口での排気流の方向が広がって推進軸とずれてしま
い、このため高い効率が得られない問題点があった。す
なわち、ノズル出口マッハ数(飛行マッハ数にほぼ等し
い)をMe、比熱比をkとすると、ノズルの開口比AR
は、図5に示す関係となり、ノズル出口マッハ数5(M
e=5)では、ARは20以上となり、Dフラップ2の
全長を従来より相当長くし、かつ出口面積Sout を大き
くする必要があり、ノズルが大型化し、かつ出口での排
気流の方向が広がることによる開角損失(或いは角度損
失)が大きくなる問題点があった。
【0004】一方、従来のロケットノズルとして、例え
ば図6に例示する(A)円錐ノズル、(B)ベルノズ
ル、(C)プラグノズル、及び(D)ED(Expantion-
Deflection) ノズルが知られている。しかし、プラグノ
ズル(C)とEDノズル(D)は、地上付近での推力係
数の低下が小さく、寸法も小さくできるが、高温のジェ
ット噴流内に位置する部分の冷却が困難であり、ロケッ
トノズル用としてもいまだ実用化されていない。また、
円錐ノズル(A)とベルノズル(B)は、ロケットノズ
ルとしては広く用いられているが、マッハ3程度以下の
超音速飛行時のノズル効率が大幅に悪化するため、離着
陸時やマッハ3以下の超音速飛行時に適用できない問題
点があった。更に、円錐ノズル(A)とベルノズル
(B)をCDノズル(図4)のように、可変構造として
も、図7に示すように超音速巡行時(図7B)の効率は
高いものの、亜音速時(図7A)には適正な開口比が得
られないため効率が低下する問題点があった。
ば図6に例示する(A)円錐ノズル、(B)ベルノズ
ル、(C)プラグノズル、及び(D)ED(Expantion-
Deflection) ノズルが知られている。しかし、プラグノ
ズル(C)とEDノズル(D)は、地上付近での推力係
数の低下が小さく、寸法も小さくできるが、高温のジェ
ット噴流内に位置する部分の冷却が困難であり、ロケッ
トノズル用としてもいまだ実用化されていない。また、
円錐ノズル(A)とベルノズル(B)は、ロケットノズ
ルとしては広く用いられているが、マッハ3程度以下の
超音速飛行時のノズル効率が大幅に悪化するため、離着
陸時やマッハ3以下の超音速飛行時に適用できない問題
点があった。更に、円錐ノズル(A)とベルノズル
(B)をCDノズル(図4)のように、可変構造として
も、図7に示すように超音速巡行時(図7B)の効率は
高いものの、亜音速時(図7A)には適正な開口比が得
られないため効率が低下する問題点があった。
【0005】本発明は上述した問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、ノ
ズルを大型にすることなく、離着陸時から亜音速及び超
音速を経て飛行マッハ数が5を越える極超音速時まで高
いノズル効率を維持することができる極超音速機用エン
ジン排気ノズルを提供することにある。
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、ノ
ズルを大型にすることなく、離着陸時から亜音速及び超
音速を経て飛行マッハ数が5を越える極超音速時まで高
いノズル効率を維持することができる極超音速機用エン
ジン排気ノズルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、極超音
速機用エンジンの後方に設置され、コンバージェント部
を構成する複数のCフラップと、該Cフラップに主ヒン
ジで揺動可能に連結され全体としてダイバージェント部
を構成する複数のDフラップと、を備え、各Dフラップ
は、少なくとも1つの補助ヒンジで連結された複数の部
分フラップからなり、更に各ヒンジ部には前後に位置す
るフラップの相対角度を変化させる駆動機構が設けられ
ている、ことを特徴とする極超音速機用エンジン排気ノ
ズルが提供される。
速機用エンジンの後方に設置され、コンバージェント部
を構成する複数のCフラップと、該Cフラップに主ヒン
ジで揺動可能に連結され全体としてダイバージェント部
を構成する複数のDフラップと、を備え、各Dフラップ
は、少なくとも1つの補助ヒンジで連結された複数の部
分フラップからなり、更に各ヒンジ部には前後に位置す
るフラップの相対角度を変化させる駆動機構が設けられ
ている、ことを特徴とする極超音速機用エンジン排気ノ
ズルが提供される。
【0007】本発明の好ましい実施例によれば、前記複
数の部分フラップのうち最下流側に位置する部分フラッ
プが、エンジンの推進軸に対してほぼ平行に位置する。
数の部分フラップのうち最下流側に位置する部分フラッ
プが、エンジンの推進軸に対してほぼ平行に位置する。
【0008】
【作用】上記本発明の構成によれば、Dフラップが、少
なくとも1つの補助ヒンジで連結された複数の部分フラ
ップからなるので、ヒンジ部に設けられた駆動機構によ
り部分フラップの相対角度を変化させることにより、ノ
ズルを飛行時に必要な開口比に合わせ、かつ出口での排
気流の方向をエンジンの推進軸と一致させることができ
る。従って、飛行マッハ数が上昇するにつれて、部分フ
ラップの相対角度を変化させてノズル開口比を大きく
し、また、出口での排気流の方向が可能な限り小さくな
るように最下流側に位置する部分フラップをエンジンの
推進軸に対してほぼ平行に位置決めすることにより、ノ
ズルを大型にすることなく、離着陸時から亜音速及び超
音速を経て飛行マッハ数が5を越える極超音速時まで、
高いノズル効率を維持することができる。
なくとも1つの補助ヒンジで連結された複数の部分フラ
ップからなるので、ヒンジ部に設けられた駆動機構によ
り部分フラップの相対角度を変化させることにより、ノ
ズルを飛行時に必要な開口比に合わせ、かつ出口での排
気流の方向をエンジンの推進軸と一致させることができ
る。従って、飛行マッハ数が上昇するにつれて、部分フ
ラップの相対角度を変化させてノズル開口比を大きく
し、また、出口での排気流の方向が可能な限り小さくな
るように最下流側に位置する部分フラップをエンジンの
推進軸に対してほぼ平行に位置決めすることにより、ノ
ズルを大型にすることなく、離着陸時から亜音速及び超
音速を経て飛行マッハ数が5を越える極超音速時まで、
高いノズル効率を維持することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照
して説明する。なお、各図において、共通する部分には
同一の符号を付して使用する。図1は、本発明による極
超音速機用エンジン排気ノズルの全体構成図であり、
(A)は亜音速飛行時、(B)は超音速飛行時を示して
いる。図1において、本発明の排気ノズル10は、極超
音速機用エンジン6の後方に設置された2次元ノズルで
あり、コンバージェント部を構成する複数のCフラップ
12と、Cフラップ12に主ヒンジ13で揺動可能に連
結され全体としてダイバージェント部を構成する複数の
Dフラップ14とを備えている。これらのCフラップ1
2及びDフラップ14は、図で紙面に垂直な方向に互い
に間隔を隔てた2枚の側壁16の間を摺動し、これらの
間にエンジン6の排ガスを流し、排ガスを後方(図で右
方)に噴射するようになっている。
して説明する。なお、各図において、共通する部分には
同一の符号を付して使用する。図1は、本発明による極
超音速機用エンジン排気ノズルの全体構成図であり、
(A)は亜音速飛行時、(B)は超音速飛行時を示して
いる。図1において、本発明の排気ノズル10は、極超
音速機用エンジン6の後方に設置された2次元ノズルで
あり、コンバージェント部を構成する複数のCフラップ
12と、Cフラップ12に主ヒンジ13で揺動可能に連
結され全体としてダイバージェント部を構成する複数の
Dフラップ14とを備えている。これらのCフラップ1
2及びDフラップ14は、図で紙面に垂直な方向に互い
に間隔を隔てた2枚の側壁16の間を摺動し、これらの
間にエンジン6の排ガスを流し、排ガスを後方(図で右
方)に噴射するようになっている。
【0010】各Dフラップ14は、少なくとも1つの補
助ヒンジ17で連結された複数の部分フラップ14a、
14bからなる。なお、この図では、各Dフラップ14
は、1つの補助ヒンジ17で連結された2つの部分フラ
ップ14a、14bからなるが、2つ以上の補助ヒンジ
17で連結された3つ以上の部分フラップで構成されて
もよい。また、図1に示すように、前記複数の部分フラ
ップ14a、14bのうち最下流側に位置する部分フラ
ップ14bが、エンジンの推進軸に対してほぼ平行に位
置決めされるのがよい。
助ヒンジ17で連結された複数の部分フラップ14a、
14bからなる。なお、この図では、各Dフラップ14
は、1つの補助ヒンジ17で連結された2つの部分フラ
ップ14a、14bからなるが、2つ以上の補助ヒンジ
17で連結された3つ以上の部分フラップで構成されて
もよい。また、図1に示すように、前記複数の部分フラ
ップ14a、14bのうち最下流側に位置する部分フラ
ップ14bが、エンジンの推進軸に対してほぼ平行に位
置決めされるのがよい。
【0011】更に、各ヒンジ部13、17には前後に位
置するフラップの相対角度を変化させる駆動機構18が
設けられている。この駆動機構18は、例えばリンク機
構と直動シリンダ又は回転モータとからなる。
置するフラップの相対角度を変化させる駆動機構18が
設けられている。この駆動機構18は、例えばリンク機
構と直動シリンダ又は回転モータとからなる。
【0012】上述した構成により、Dフラップ14が、
少なくとも1つの補助ヒンジ17で連結された複数の部
分フラップ14a、14bからなるので、ヒンジ部に設
けられた駆動機構18により部分フラップの相対角度を
変化させることにより、ノズルを飛行時に必要な開口比
に合わせ、かつ出口での排気流の方向をエンジンの推進
軸と一致させることができる。従って、飛行マッハ数が
上昇するにつれて、部分フラップ14a、14bの相対
角度を変化させてノズル開口比を大きくし、また、出口
での排気流の方向が可能な限り小さくなるように最下流
側に位置する部分フラップをエンジンの推進軸に対して
ほぼ平行に位置決めすることにより、ノズルを大型にす
ることなく、離着陸時から亜音速(図1A)及び超音速
を経て飛行マッハ数が5を越える極超音速時(図1B)
まで、高いノズル効率を維持することができる。
少なくとも1つの補助ヒンジ17で連結された複数の部
分フラップ14a、14bからなるので、ヒンジ部に設
けられた駆動機構18により部分フラップの相対角度を
変化させることにより、ノズルを飛行時に必要な開口比
に合わせ、かつ出口での排気流の方向をエンジンの推進
軸と一致させることができる。従って、飛行マッハ数が
上昇するにつれて、部分フラップ14a、14bの相対
角度を変化させてノズル開口比を大きくし、また、出口
での排気流の方向が可能な限り小さくなるように最下流
側に位置する部分フラップをエンジンの推進軸に対して
ほぼ平行に位置決めすることにより、ノズルを大型にす
ることなく、離着陸時から亜音速(図1A)及び超音速
を経て飛行マッハ数が5を越える極超音速時(図1B)
まで、高いノズル効率を維持することができる。
【0013】図2は、本発明のノズル内部の排ガス流れ
のイメージ図である。関節部(補助ヒンジ17)で発生
する衝撃波7の角度は、発生部での局所マッハ数をM3
程度とすると、図示のようになり、排ガスの流線(破線
で示す)は衝撃波により推進方向に曲げられる。従っ
て、最下流側に位置する部分フラップ14bを例えばエ
ンジンの推進軸に対してほぼ平行に位置決めすることに
より、出口での排気流の方向をエンジンの推進軸と一致
させることができる。
のイメージ図である。関節部(補助ヒンジ17)で発生
する衝撃波7の角度は、発生部での局所マッハ数をM3
程度とすると、図示のようになり、排ガスの流線(破線
で示す)は衝撃波により推進方向に曲げられる。従っ
て、最下流側に位置する部分フラップ14bを例えばエ
ンジンの推進軸に対してほぼ平行に位置決めすることに
より、出口での排気流の方向をエンジンの推進軸と一致
させることができる。
【0014】図3は、飛行マッハ数とノズル効率との関
係図である。この図に示すように、従来のCDノズルが
飛行マッハ数3以上でノズル効率が低下し、逆に従来の
ロケットノズルが飛行マッハ数3以下でノズル効率が低
下するのに対して、本発明によるノズルでは、図に実線
で模式的に示すように飛行マッハ数の広い範囲にわたっ
て高いノズル効率を維持することができる。
係図である。この図に示すように、従来のCDノズルが
飛行マッハ数3以上でノズル効率が低下し、逆に従来の
ロケットノズルが飛行マッハ数3以下でノズル効率が低
下するのに対して、本発明によるノズルでは、図に実線
で模式的に示すように飛行マッハ数の広い範囲にわたっ
て高いノズル効率を維持することができる。
【0015】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で自
由に変更できることは勿論である。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で自
由に変更できることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】上述したように、本発明の極超音速機用
エンジン排気ノズルは、ノズルを大型にすることなく、
離着陸時から亜音速及び超音速を経て飛行マッハ数が5
を越える極超音速時まで高いノズル効率を維持すること
ができる、等の優れた効果を有する。
エンジン排気ノズルは、ノズルを大型にすることなく、
離着陸時から亜音速及び超音速を経て飛行マッハ数が5
を越える極超音速時まで高いノズル効率を維持すること
ができる、等の優れた効果を有する。
【図1】本発明による極超音速機用エンジン排気ノズル
の全体構成図である。
の全体構成図である。
【図2】本発明のノズル内部の排ガス流れのイメージ図
である。
である。
【図3】飛行マッハ数とノズル効率との関係図である。
【図4】従来のCDノズルの作動図である。
【図5】ノズル出口マッハ数Meとノズル開口比ARと
の関係図である。
の関係図である。
【図6】従来のロケットノズルの模式図である。
【図7】従来のロケットノズルの作動図である。
1 Cフラップ 2 Dフラップ 3 ヒンジ 6 極超音速機用エンジン 7 衝撃波 10 排気ノズル 12 Cフラップ 13 主ヒンジ 14 Dフラップ 14a、14b 部分フラップ 16 側壁 17 補助ヒンジ 18 駆動機構
Claims (2)
- 【請求項1】 極超音速機用エンジンの後方に設置さ
れ、コンバージェント部を構成する複数のCフラップ
と、該Cフラップに主ヒンジで揺動可能に連結され全体
としてダイバージェント部を構成する複数のDフラップ
と、を備え、 各Dフラップは、少なくとも1つの補助ヒンジで連結さ
れた複数の部分フラップからなり、更に各ヒンジ部には
前後に位置するフラップの相対角度を変化させる駆動機
構が設けられている、ことを特徴とする極超音速機用エ
ンジン排気ノズル。 - 【請求項2】 前記複数の部分フラップのうち最下流側
に位置する部分フラップが、エンジンの推進軸に対して
ほぼ平行に位置する、ことを特徴とする請求項1に記載
の極超音速機用エンジン排気ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20641694A JPH0874660A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 極超音速機用エンジン排気ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20641694A JPH0874660A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 極超音速機用エンジン排気ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0874660A true JPH0874660A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16523015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20641694A Pending JPH0874660A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 極超音速機用エンジン排気ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0874660A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9739164B2 (en) | 2013-05-15 | 2017-08-22 | Ihi Corporation | Variable nozzle for aeronautic gas turbine engine |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20641694A patent/JPH0874660A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9739164B2 (en) | 2013-05-15 | 2017-08-22 | Ihi Corporation | Variable nozzle for aeronautic gas turbine engine |
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