JPH087437Y2 - 座布団兼用メガホン - Google Patents
座布団兼用メガホンInfo
- Publication number
- JPH087437Y2 JPH087437Y2 JP1989068797U JP6879789U JPH087437Y2 JP H087437 Y2 JPH087437 Y2 JP H087437Y2 JP 1989068797 U JP1989068797 U JP 1989068797U JP 6879789 U JP6879789 U JP 6879789U JP H087437 Y2 JPH087437 Y2 JP H087437Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- megaphone
- shaped plate
- cushion
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、フェルト、不織布等の如き繊維集合体の
一面に合成樹脂層を有する扇面形板であって、これを丸
めて筒状とする時にはメガホンとしての機能を発揮し、
平板とする時には、座布団となるものに関する考案であ
る。
一面に合成樹脂層を有する扇面形板であって、これを丸
めて筒状とする時にはメガホンとしての機能を発揮し、
平板とする時には、座布団となるものに関する考案であ
る。
(従来の技術) メガホンとシートとの両方の目的を達成することがで
きるものとしては、例えば実開昭64−6698号に示された
ものが見られる。
きるものとしては、例えば実開昭64−6698号に示された
ものが見られる。
(考案が解決しようとする課題) この考案のものは、長方形のビニールシートの三方の
周縁と、ビニールシートの縦方向に複数本の空気道とを
それぞれ設け、これら空気道は、1ケ所の空気挿入口か
らの空気の圧入によって、前記三方の周縁の空気道と縦
方向の複数本の空気道とは、いずれも空気が充満される
ように連通しており、またこのビニールシートの側面に
はホックが設けられており、メガホンとする時にはビニ
ールシートを丸めてホックを装着し、空気を挿入口から
吹き込んでメガホンの形状を維持し、シートでありたい
時には、ホックを外して展開すればよく、また空気挿入
口の栓を取外すことによって簡単に折りたゝむことがで
きるようにしたものであるが、このためには、ビニール
シートの三方の周縁と、ビニールシートの縦方向に複数
本の空気道をそれぞれ設け、これら空気道は1ケ所の空
気挿入口からの空気の圧入によって、いずれの空気道も
空気が充満されるように連通していなければならず、ま
た空気挿入口には、圧入した空気が漏出しないための空
気栓をも付設しなければならない。
周縁と、ビニールシートの縦方向に複数本の空気道とを
それぞれ設け、これら空気道は、1ケ所の空気挿入口か
らの空気の圧入によって、前記三方の周縁の空気道と縦
方向の複数本の空気道とは、いずれも空気が充満される
ように連通しており、またこのビニールシートの側面に
はホックが設けられており、メガホンとする時にはビニ
ールシートを丸めてホックを装着し、空気を挿入口から
吹き込んでメガホンの形状を維持し、シートでありたい
時には、ホックを外して展開すればよく、また空気挿入
口の栓を取外すことによって簡単に折りたゝむことがで
きるようにしたものであるが、このためには、ビニール
シートの三方の周縁と、ビニールシートの縦方向に複数
本の空気道をそれぞれ設け、これら空気道は1ケ所の空
気挿入口からの空気の圧入によって、いずれの空気道も
空気が充満されるように連通していなければならず、ま
た空気挿入口には、圧入した空気が漏出しないための空
気栓をも付設しなければならない。
これらのことから、空気道の形成には、空気道から空
気が漏出しないために細心の技術と強度とを必要とし、
また空気が圧入されたまゝ、シート状としてスタンド等
に置いて腰を下ろすためには、空気道におけるビニール
シートの強度に相当の強度を必要とする等、製作が面倒
であり、またコストも予想に反して安価とはなり難いも
のである。
気が漏出しないために細心の技術と強度とを必要とし、
また空気が圧入されたまゝ、シート状としてスタンド等
に置いて腰を下ろすためには、空気道におけるビニール
シートの強度に相当の強度を必要とする等、製作が面倒
であり、またコストも予想に反して安価とはなり難いも
のである。
これらのことから、この考案は、製作が容易であり、
かつ安価に提供することができ、快適にして満足するこ
とができる運動競技の観戦がなし得ることを目的として
なされたものである。
かつ安価に提供することができ、快適にして満足するこ
とができる運動競技の観戦がなし得ることを目的として
なされたものである。
(問題点を解決するための手段) 前記した目的を達成するため、この考案にあっては、
フェルト、不織布等の如き、繊維集合体の一面に、合成
樹脂層を有する扇面形板であって、この扇面形板の四隅
には、これをメガホン状にした時には、扇面形板を構成
する合成樹脂層が内側となるように形状を維持したり、
メガホン状から座布団状にしたりするための止着具を設
けた座布団兼用メガホンとすることによって、よく前記
した目的を達することができたものである。
フェルト、不織布等の如き、繊維集合体の一面に、合成
樹脂層を有する扇面形板であって、この扇面形板の四隅
には、これをメガホン状にした時には、扇面形板を構成
する合成樹脂層が内側となるように形状を維持したり、
メガホン状から座布団状にしたりするための止着具を設
けた座布団兼用メガホンとすることによって、よく前記
した目的を達することができたものである。
またこの繊維集合体は扇面形板であるがため、これを
丸めることによって、メガホン状となり、これを維持す
るためには扇面形板の四隅にある止着具例えばホック等
を利用すればよいもので、さらに扇面形板の一面に設け
られた合成樹脂層が内側になるように、これを丸めるこ
とによって声は扇面形板に吸収されないでメガホンから
出てゆくものとなる。
丸めることによって、メガホン状となり、これを維持す
るためには扇面形板の四隅にある止着具例えばホック等
を利用すればよいもので、さらに扇面形板の一面に設け
られた合成樹脂層が内側になるように、これを丸めるこ
とによって声は扇面形板に吸収されないでメガホンから
出てゆくものとなる。
(実施例) 次に添付図面について、この考案の実施の一例を説明
する。
する。
1は繊維集合体であって例えば不織布を素材とし、こ
れにニードルパンチを施して適度の硬さと弾力性をもた
せたものが好ましく用いられる。この繊維集合体1は第
1図に示すように扇面形に裁断されるが、この形状は第
1図の形状にこだわることなく、第3図に示すように扇
面をなす1つの縁が直線状とされてもよく、あるいは第
4図に示すように扇面をなす2つの縁が直線状とされて
もよい。これら第3図あるいは第4図のような形状とし
た場合には、メガホンとして用いる時に使用する止着具
の位置を、この形状に合致するように選定すればよい。
繊維集合体1は不織布のほか、フェルトウエブ等適宜の
ものが用いられるが、いずれの場合にあっても、適当な
硬さと、厚みとメガホンにするための丸め得る柔軟さを
満足する繊維集合体であればよく、さらにその繊維集合
体に加工が施されてもよい。また厚さあるいは硬さを得
るため積層体とされてもよい。2はこの繊維集合体1の
一面に設けられた合成樹脂層であって、これは、例えば
プラスチックフィルムを貼付したり、合成樹脂をコーテ
ィングあるいはラミネートする等適宜の手段で設けられ
る。この合成樹脂層2となる合成樹脂としてはその種類
は問わないが、塩化ビニル樹脂等は価格と取扱いの容易
さ等からみて適当である。
れにニードルパンチを施して適度の硬さと弾力性をもた
せたものが好ましく用いられる。この繊維集合体1は第
1図に示すように扇面形に裁断されるが、この形状は第
1図の形状にこだわることなく、第3図に示すように扇
面をなす1つの縁が直線状とされてもよく、あるいは第
4図に示すように扇面をなす2つの縁が直線状とされて
もよい。これら第3図あるいは第4図のような形状とし
た場合には、メガホンとして用いる時に使用する止着具
の位置を、この形状に合致するように選定すればよい。
繊維集合体1は不織布のほか、フェルトウエブ等適宜の
ものが用いられるが、いずれの場合にあっても、適当な
硬さと、厚みとメガホンにするための丸め得る柔軟さを
満足する繊維集合体であればよく、さらにその繊維集合
体に加工が施されてもよい。また厚さあるいは硬さを得
るため積層体とされてもよい。2はこの繊維集合体1の
一面に設けられた合成樹脂層であって、これは、例えば
プラスチックフィルムを貼付したり、合成樹脂をコーテ
ィングあるいはラミネートする等適宜の手段で設けられ
る。この合成樹脂層2となる合成樹脂としてはその種類
は問わないが、塩化ビニル樹脂等は価格と取扱いの容易
さ等からみて適当である。
この合成樹脂層2を一面に有する繊維集合体1が扇面
形とされて扇面形板3とされる。このままでは座布団と
して使用できるが、メガホンとして用いるにはこの扇面
形板3をメガホン状に丸め、その形状を固定維持するこ
とが必要であり、このため扇面形板3の四隅に止着具4
が設けられる。この止着具4が設けられるには、この扇
面形板3がメガホンとされた時、扇面形板3の合成樹脂
層2が内側にあるように丸められることから、スナップ
ボタンあるいは面ファスナー等のように雌型と雄型とに
より、両者が嵌合したり係合したりして一体化され、ま
た離脱するものにあっては、例えば、繊維集合体1の面
に雄型4′を設けた時にはこれに対応する位置の合成樹
脂2の面に雌型4″を設けるものである。
形とされて扇面形板3とされる。このままでは座布団と
して使用できるが、メガホンとして用いるにはこの扇面
形板3をメガホン状に丸め、その形状を固定維持するこ
とが必要であり、このため扇面形板3の四隅に止着具4
が設けられる。この止着具4が設けられるには、この扇
面形板3がメガホンとされた時、扇面形板3の合成樹脂
層2が内側にあるように丸められることから、スナップ
ボタンあるいは面ファスナー等のように雌型と雄型とに
より、両者が嵌合したり係合したりして一体化され、ま
た離脱するものにあっては、例えば、繊維集合体1の面
に雄型4′を設けた時にはこれに対応する位置の合成樹
脂2の面に雌型4″を設けるものである。
なお、止着具4は扇面形板3の四隅だけとは限ること
なく、さらにその中間に設けられてもよい。またこの止
着具はスナップボタンあるいは面ファスナー等に限るこ
となく、扇面形板3がメガホンの形に丸められた状態を
維持し、これが座布団にしたいと希望した時には止着が
解放されて平板となし得るような止着具であるならば何
でもよい。
なく、さらにその中間に設けられてもよい。またこの止
着具はスナップボタンあるいは面ファスナー等に限るこ
となく、扇面形板3がメガホンの形に丸められた状態を
維持し、これが座布団にしたいと希望した時には止着が
解放されて平板となし得るような止着具であるならば何
でもよい。
(考案の効果) この考案になる座布団兼用メガホンは、フェルト、不
織布等の如き繊維集合体の一面に合成樹脂層を有する扇
面形板からなるものであるから、従来のもののように、
ビニールシートの三方の周縁と、ビニールシートの縦方
向に複数本の空気道をそれぞれ設けて、これら全部の空
気道を連通させて、これら空気道の1ケ所に設けた空気
挿入口から空気を吹き込むことによって空気道全体に空
気を充満させてビニールシートを展開してメガホンの形
状を完成させるような、複雑な構造や、製作に手間を要
したり、空気道に空気を充満してビニールシートを展張
させるための強度を必要とするような複雑な条件を全く
必要としないで、その構成は簡単であり、製作も安価で
あり、この扇面形板に設けられた止着具は、扇面形板を
メガホン状にした時に、扇面形板を構成する合成樹脂層
が内側になるように止着されるように設けられているこ
とから、座布団状からメガホン状にした時には、必ず扇
面形板の合成樹脂層が内側になっているから、声が繊維
集合体に吸収されないで、メガホンとしての拡声効果
を、いささかも滅殺しない。
織布等の如き繊維集合体の一面に合成樹脂層を有する扇
面形板からなるものであるから、従来のもののように、
ビニールシートの三方の周縁と、ビニールシートの縦方
向に複数本の空気道をそれぞれ設けて、これら全部の空
気道を連通させて、これら空気道の1ケ所に設けた空気
挿入口から空気を吹き込むことによって空気道全体に空
気を充満させてビニールシートを展開してメガホンの形
状を完成させるような、複雑な構造や、製作に手間を要
したり、空気道に空気を充満してビニールシートを展張
させるための強度を必要とするような複雑な条件を全く
必要としないで、その構成は簡単であり、製作も安価で
あり、この扇面形板に設けられた止着具は、扇面形板を
メガホン状にした時に、扇面形板を構成する合成樹脂層
が内側になるように止着されるように設けられているこ
とから、座布団状からメガホン状にした時には、必ず扇
面形板の合成樹脂層が内側になっているから、声が繊維
集合体に吸収されないで、メガホンとしての拡声効果
を、いささかも滅殺しない。
また俄雨等に際しては扇面形板の合成樹脂層を上にし
て頭にかぶることにより雨傘の代りとなり、あるいは土
の上に直接敷いて座布団とす時には合成樹脂層を下にし
て座布団として用いれば、土中の水分が身体に伝わるこ
とが防止できるものとなるものである。
て頭にかぶることにより雨傘の代りとなり、あるいは土
の上に直接敷いて座布団とす時には合成樹脂層を下にし
て座布団として用いれば、土中の水分が身体に伝わるこ
とが防止できるものとなるものである。
添付図面はこの考案を説明するためのもので、第1図は
この考案の実施の一例を示す平面図、第2図は第1図の
X−X′線における縦断側面図、第3図および第4図は
それぞれ他の実施の一例を示す平面図である。 1:繊維集合体、2:合成樹脂層 3:扇面形板、4:止着具
この考案の実施の一例を示す平面図、第2図は第1図の
X−X′線における縦断側面図、第3図および第4図は
それぞれ他の実施の一例を示す平面図である。 1:繊維集合体、2:合成樹脂層 3:扇面形板、4:止着具
Claims (1)
- 【請求項1】フェルト、不織布等の如き繊維集合体の一
面に、合成樹脂層を有する扇面形板であって、この扇面
形板の四隅には、これをメガホン状にした時には、扇面
形板を構成する合成樹脂層が内側となるように形状を維
持したり、メガホン状から座布団状にしたりするための
止着具を設けたことを特徴とする座布団兼用メガホン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989068797U JPH087437Y2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 座布団兼用メガホン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989068797U JPH087437Y2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 座布団兼用メガホン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH038400U JPH038400U (ja) | 1991-01-25 |
JPH087437Y2 true JPH087437Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=31603542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989068797U Expired - Lifetime JPH087437Y2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 座布団兼用メガホン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087437Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS646698U (ja) * | 1987-07-02 | 1989-01-13 |
-
1989
- 1989-06-13 JP JP1989068797U patent/JPH087437Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH038400U (ja) | 1991-01-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |