JPH0873904A - 加圧及び通電装置 - Google Patents

加圧及び通電装置

Info

Publication number
JPH0873904A
JPH0873904A JP6245753A JP24575394A JPH0873904A JP H0873904 A JPH0873904 A JP H0873904A JP 6245753 A JP6245753 A JP 6245753A JP 24575394 A JP24575394 A JP 24575394A JP H0873904 A JPH0873904 A JP H0873904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
electrodes
base
fixed
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6245753A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouichi Sakayori
▲しょう▼一 酒寄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
II P LE MU KK
II P LE-MU KK
Original Assignee
II P LE MU KK
II P LE-MU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by II P LE MU KK, II P LE-MU KK filed Critical II P LE MU KK
Priority to JP6245753A priority Critical patent/JPH0873904A/ja
Publication of JPH0873904A publication Critical patent/JPH0873904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は金属、希土類、又はセラミツクの粉
末を入れたダイで粉末を加圧しながら通電して加熱し焼
結する加圧及び通電装置の電極の姿勢調整と冷却装置を
提供することを目的にする。 【構成】本発明の加圧及び通電装置は、粉末を充填する
ダイと、このダイ内の粉末を加圧し通電する一対の電極
と、この一対の電極のうちいずれか一方の電極を移動し
且つ前記ダイを加圧する加圧装置と、前記電極に電流を
供給する直流電源と、を備えた加圧及び通電装置に於い
て、電極の基端部に球を挿入し、その球の回りに配置し
た押し引きするねじとで、球の中心を中心として揺動す
ることによつて電極の端面の平行度を調整するとともに
加圧力を球で受けるようにしたものであり、その電極の
冷却は、電極の軸心にほぼ直角な平面上に放射状に設け
た第一の冷却水路と、この冷却水路の端部から前記軸心
と平行に設けた折り返し水路と、この折り返し水路の端
部から前記平面と平行な平面上に放射状に設けた第二の
冷却水路と、によるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は金属、希土類、又はセ
ラミツクの粉末を入れたダイで粉末を加圧しながら通電
して加熱し焼結する放電焼結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加圧台と、この加圧台の先端に設けた絶
縁体と、この絶縁体を介して前記加圧台に取り付けた電
極とを一対備え、加圧装置で彼加圧体を加圧し通電する
一対の電極の端面の平行度を前記加圧台のねじ又は楔で
調整する加圧及び通電装置を特開平4−9405号公報
に開示した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電極を揺動し
て電極の端面の平行をねじで調整する際に、揺動の中心
が定まらない欠点が有った。更に、加圧力を受ける押し
ねじの先端はほぼ点接触と考えられるから、ねじの先端
部分が許容応力を越えて破壊する欠点があった。又、ダ
イは二千度を越えるまで加熱する場合があり、充分に冷
却する構造の電極が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の加圧及び通電装
置は、粉末を充填するダイと、このダイ内の粉末を加圧
し通電する一対の電極と、この一対の電極のうちいずれ
か一方の電極を移動し且つ前記ダイを加圧する加圧装置
と、前記電極に電流を供給する直流電源と、を備えた加
圧及び通電装置に於いて、電極の基端部に球を挿入し、
その球の回りに配置した押し引きするねじとで、球の中
心を中心として揺動することによつて電極の端面の平行
度を調整するとともに、加圧力を球で受けるようにした
ものであり、その電極の冷却は、電極の軸心にほぼ直角
な平面上に放射状に設けた第一の冷却水路と、この冷却
水路の端部から前記軸心と平行に設けた折り返し水路
と、この折り返し水路の端部から前記平面と平行な平面
上に放射状に設けた第二の冷却水路と、によるものであ
る。
【0005】
【作 用】一対の電極の端面の平行度は基端部に設けた
球の中心を中心として押し引きねじで調整することによ
つて方向的にも、寸法的にも確実に調整することが出
来、電極の加圧力はで受ける。又、電極には、電極の軸
心にほぼ直角な平面上に放射状に設けた冷却水路とこの
冷却水路の端部から前記軸心と平行に設けた折り返し水
路と、この折り返し水路の端部から前記平面と平行な平
面上に放射状に設けた冷却水路に冷却水を通すことによ
つて、ダイを二千度を越えるまで加熱しても、電極を充
分に冷却するものである。
【0006】
【実施例】この発明を例示した図にもとずいて説明す
る。複数の柱1の上下に、ヘース2、3をナツト等で固
定する、このベース2の中央に油圧シリンダ4をボルト
等で固定し、その油圧シリンダ4のピストンロツト5の
先端に固定したブロツク6に、移動ビーム7をボルト等
で水平に固定する。その移動ビーム7の端部に軸8を鉛
直に取り付け、軸8の軸受9をベース2に固定するとに
よつて、移動ビーム7を水平に保ちながら鉛直方向に移
動出来るように案内する。この移動ビーム7と平行に置
いた揺動板10との中心部に球11を挿入し、移動ビー
ム7と揺動板10との間に僅かな間隙eを設ける、この
移動ビーム7と揺動板10とは引きボルト12で引き合
い、押しねじ13で押し、ナツト14で固定することに
よつて電極16の端面と電極36の端面との平行度を球
11の球心を中心に調堕する。揺動板10にはベークラ
トやテフロン等の絶縁材15を介して電極16をねじ1
7で固定してあり、その電極16にプレート18を当て
てボル等で固着したブスバー19を通して直流電源20
からパルス電流や直流電流を供給する。
【0007】電極16の給水口21から軸心水路22を
通して冷却水を電極16の先端部分に送り、そこから電
極16の軸心にほぼ直角な平面上に放射状に第一の冷却
水路23を設け、この冷却水路23の端部から軸心と平
行に折り返し水路24を設ける、そして、この折り返し
水路24の端部から前記平面と平行な平面上に放射状に
第二の冷却水路25をもうけその先端部を栓26で区切
った軸心水路22の一方に集めた後に排水口27から排
水する。
【0008】一方、ベース3に台28を固定し、台28
と電極台29との中心部に球30を挿入し、台28と電
極台29との間に僅かな間隙eを設けるようにする、こ
の台28と電極台29とは引きねじ32で球30に向か
って引き合い、等分に配置した押しねじ33で押し、ナ
ツト34で固定することによつて電極36の端面と電極
16の端面との平行度を球30の球心を中心に調整す
る。電極台29にはベークラトやテフロン等の絶縁材3
5を介して電極36をねじ37で固定してあり、その電
極36に絶縁材38で電極台29に支持したブスバー3
9の先端部を固定し、このブスバー39を通して直流電
源20と通電する。
【0009】電極台29の給水口40から水路41を通
して冷却水を電極36の先端部分に送るのであるが。図
2の側面図、図3の展開図をもつて示すように、電極3
6の軸心にほぼ直角な平面上の半径方向に冷却水路42
を設け、この冷却水路42の端部から円周方向に溝43
を設け、その溝43の他端から軸心方向に冷却水路44
を設けたら、この冷却水路44の他端から軸心と平行に
折り返し水路45を設ける、この折り返し水路45の端
部から前記平面と平行な平面上に放射状に冷却水路46
を設けるようにして上下平行な二平面上に放射状に設け
た冷却水路42、44の端を円周方向の溝43と折り返
し水路45で冷却水路46とを一本の水路のようにつな
いで、その端を水路47を通って排水口48から排水す
る。そして円周方向の溝43の外はは円筒49で被うよ
うにする。
【0010】前記電極16、36の先端にはチツプ5
0、51をねじ等で交換出来るように取り付け、電極1
6にはセラミツク、テフロン等の絶縁性の板52を軸用
固定環53で取り付けてある。又、電極36には図示し
ていないが、軸心部に超音波振動装置を設け、彼加圧体
を超音波振動させ、振動エネルギイを粉末に与えてこれ
を活性化し焼結するようにしてもよい。
【0011】電極台29にOリング54のシール部材を
有するフランジ55を固定し、その、フランジ55にベ
ローズ56の一端を気密に固定し他端を椀状のチヤンバ
57に気密に固定してシール装置を構成し、軸用固定環
58で支持する、このチヤンバ57は二重構造になつて
いて、垂直面の給水口59から入れた水を通して水平面
の排水口60から排水して冷却するようになつている、
そして、その端部にフランジ61を畧水平に設け、そこ
にシール62を取り付ける。又、チヤンバ57の開口6
3に真空ポンブ64を接続し、チヤンバ57内の気体を
排気し、チヤンバ57の開口65はチヤンバ57内にA
r等の雰囲気ガスを供給するボンベ66と弁67を介し
て接続するものであり、この弁67と前記真空ポンプ6
4とは手動による他、制御装置68の指令によつても作
動する。チヤンバ57内の温度やダイ69の温度は温度
センサ70によつて検出し、その検出信号を制御装置6
8に送り、その信号を受けた制御装置68は直流電源2
0を制御して電極16、電極36に供給する電流を変え
たりする。更に、チヤンバ57に真空計、あるいは圧力
計71を取り付けその信号を制御装置68に送る。
【0012】一方、電極16にOリング72のシール部
材を有するテフロン等の絶縁部材からなるフランジ73
を移動可能に支持し、その、フランジ73に椀状のチヤ
ンバ74を気密に固定して支持する、このチヤンバ74
は二重構造になつていて、水平面の給水口75から入れ
た水を垂直面の排水口76から排水して冷却するように
なつている、そして、その端部にフランジ77を畧水平
に設けていることは、チヤンバ57と同じである。この
チヤンバー74は軸78の一端部に支持し、その軸78
はベース2に取り付けた直動軸受79で支持する。そし
て、軸78の他端にワイヤ80の一端を固定し、ベース
2に設けた滑車81に掛けたワイヤ81の端にチヤンバ
ー74の重さに相当する錘82を取り付ける。チヤンバ
ー74は電極16と共に移動する他に、チヤンバー74
に端を固定したラツク83で移動させる、このラツク8
3はベース2の軸受84で支持してあり、そのラツク8
3をベース2に固定したトルクモータ85で回転する歯
車86に噛み合わせてあるのでチヤンバー74は電極と
トルクモータ85の両方で移動する。通常のAC、DC
モータを使用するときはモータと歯車86との間にトル
クリミツタクラツチを設ければよい。又、モータを使わ
ずにハンドルで手回しによつてチヤンバー74を動かす
ことも出来る。そして、チヤンバー74の下降位置はラ
ツク83に設けたドツク87とスイツチ88との接触に
よつて検出しトルクモータ85を停止するようになつて
いる。
【0013】
【発明の効果】一対の電極の端面の平行度は、基端部に
設けた球の中心を中心とし、球の周囲に配置した押し引
きねじで調整することによつて方向的にも、寸法的にも
確実に調整することが出来、電極に例えば百トンの加圧
力を与える場合にも直径六十五ミリの鋼球を挿入するだ
けで押しねじの破壊は無くなつた。又、電極には、電極
の軸心にほぼ直角な平面上に放射状に設けた冷却水路と
この冷却水路の端部から前記軸心と平行に設けた折り返
し水路と、この折り返し水路の端部から前記平面と平行
な平面上に放射状に設けた冷却水路に冷却水を通すこと
によつて、ダイを二千度を越えるまで加熱しても、電極
を充分に冷却することが出来るようになつた。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の概念図である、
【図2】は冷却水路の一例を側面展開した図である、
【図3】は冷却水路の一例を平面展開した図である、
【符号の説明】
4…油圧シリンダ、11、30…球、16、36…電
極、20…直流電源、23、42、44…冷却水路、2
5、46…冷却水路、24、45…折り返し水路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉末を充填するダイと、このダイ内の粉末
    を加圧し通電する一対の電極と、この一対の電極のうち
    いずれか一方の電極を移動し且つ前記ダイを加圧する加
    圧装置と、前記電極に電流を供給する直流電源と、を備
    えた加圧及び通電装置に於いて、電極の基端部に挿入し
    た球と、その球の回りに配置した押し引きするねじと、
    を有し、球の中心を中心として揺動して電極の端面の平
    行度を調整するとともに加圧力を球で受けるようにした
    加圧及び通電装置。
  2. 【請求項2】電極が、電極の軸心にほぼ直角な平面上に
    放射状に設けた第一の冷却水路とこの冷却水路の端部か
    ら前記軸心と平行に設けた折り返し水路と、この折り返
    し水路の端部から前記平面と平行な平面上に放射状に設
    けた第二の冷却水路とを有する加圧及び通電装置。
JP6245753A 1994-09-05 1994-09-05 加圧及び通電装置 Pending JPH0873904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6245753A JPH0873904A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 加圧及び通電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6245753A JPH0873904A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 加圧及び通電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0873904A true JPH0873904A (ja) 1996-03-19

Family

ID=17138290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6245753A Pending JPH0873904A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 加圧及び通電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0873904A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002322502A (ja) * 2001-04-24 2002-11-08 Sumitomo Heavy Ind Ltd 加圧通電焼結装置およびそのパンチ温度制御方法
CN110640137A (zh) * 2019-09-19 2020-01-03 燕山大学 气氛保护或真空下金属粉末烧结和原位等通道挤压液压机及挤压方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002322502A (ja) * 2001-04-24 2002-11-08 Sumitomo Heavy Ind Ltd 加圧通電焼結装置およびそのパンチ温度制御方法
CN110640137A (zh) * 2019-09-19 2020-01-03 燕山大学 气氛保护或真空下金属粉末烧结和原位等通道挤压液压机及挤压方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6309591B1 (en) Apparatus for bonding a particle material to near theoretical density
EP0215657A2 (en) Sonar transducers
JPH0140798B2 (ja)
JPH0218944B2 (ja)
JPH0873904A (ja) 加圧及び通電装置
RU2355523C1 (ru) Устройство для электрохимической обработки
US11247267B2 (en) Device for sintering by pulsating current and associated method
US5550344A (en) Mounting apparatus for a cutting torch having soft touch height control
JP3536585B2 (ja) ワークのプラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
CN109373761B (zh) 一种多场耦合材料处理系统
JP2918485B2 (ja) 膨化製品製造装置
JP4242049B2 (ja) 高速昇温焼結方法及び焼結装置
CN209820120U (zh) 一种磁场耦合直流电流的压力烧结炉
EP0963804A1 (en) Sintering method and sintering apparatus
JP2640694B2 (ja) 放電焼結装置
US4878534A (en) Apparatus for the compacting of granular molding materials
JPH07180770A (ja) 高圧発生方法及び装置
JPS63299900A (ja) プレス機械におけるダイハイト調整装置
JPH03277704A (ja) 通電焼結システム及び焼結シエル
JPH07286201A (ja) 加圧及び通電装置
JPH04107203A (ja) 加圧及び通電装置
KR101615281B1 (ko) 금속의 나노 사이즈 표면 개질용 초음파 마이크로 단조장치
JP2005114142A (ja) 自己締付け型シール装置及び等方圧加圧装置
JPH0466606A (ja) 加圧通電装置
SU1657306A1 (ru) Устройство дл электрохимической обработки