JPH087365Y2 - 光コネクタの位置決め部材取り外し治具 - Google Patents
光コネクタの位置決め部材取り外し治具Info
- Publication number
- JPH087365Y2 JPH087365Y2 JP7961489U JP7961489U JPH087365Y2 JP H087365 Y2 JPH087365 Y2 JP H087365Y2 JP 7961489 U JP7961489 U JP 7961489U JP 7961489 U JP7961489 U JP 7961489U JP H087365 Y2 JPH087365 Y2 JP H087365Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positioning member
- optical connector
- wedge
- positioning
- removal jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光コネクタに取り付けられた位置決め部材の
取り外し治具に関する。
取り外し治具に関する。
従来、この種の位置決め部材の取り外し専用治具は提
案されていなかった。従って、位置決め部材を取り外す
必要があるときには、ピンセット等のように先端が細く
て硬い部材を位置決め部材の下側にこじ入れて、この位
置決め部材を広げることにより取り外していた。
案されていなかった。従って、位置決め部材を取り外す
必要があるときには、ピンセット等のように先端が細く
て硬い部材を位置決め部材の下側にこじ入れて、この位
置決め部材を広げることにより取り外していた。
しかしながら、従来のようにピンセット等により位置
決め部材を取り外す構成にあっては、このピンセット等
をこじ入れた部分は広がるが、他の部分は広がらない。
このため、位置決め部材を少しずつ外していかなければ
ならず、従って作業者の熟練者が必要になったり、ある
いは位置決め部材を取り付けている部分や位置決め部材
に傷を付けたりするという欠点があった。
決め部材を取り外す構成にあっては、このピンセット等
をこじ入れた部分は広がるが、他の部分は広がらない。
このため、位置決め部材を少しずつ外していかなければ
ならず、従って作業者の熟練者が必要になったり、ある
いは位置決め部材を取り付けている部分や位置決め部材
に傷を付けたりするという欠点があった。
本考案の目的は上述した欠点に鑑みなされたもので、
位置決め部材取付部や位置決め部材を損傷させることな
く、容易に位置決め部材を取り外すことのできる光コネ
クタの位置決め部材取り外し治具を提供することにあ
る。
位置決め部材取付部や位置決め部材を損傷させることな
く、容易に位置決め部材を取り外すことのできる光コネ
クタの位置決め部材取り外し治具を提供することにあ
る。
上述した目的を達成するために、本考案に係わる光コ
ネクタの位置決め部材取り外し治具は、外周面上に設け
られた複数個の溝部の一部に位置決め部材の突起部を嵌
合した光コネクタに取り付けて使用するものであり、頂
点部が位置決め部材の内径よりも小さい径でかつ溝部と
同ピッチ間隔で配置された楔状部材と、この楔状部材の
外周側で所定方向に摺動可能に設けられた押し出し部材
とを備えた構成としたものである。
ネクタの位置決め部材取り外し治具は、外周面上に設け
られた複数個の溝部の一部に位置決め部材の突起部を嵌
合した光コネクタに取り付けて使用するものであり、頂
点部が位置決め部材の内径よりも小さい径でかつ溝部と
同ピッチ間隔で配置された楔状部材と、この楔状部材の
外周側で所定方向に摺動可能に設けられた押し出し部材
とを備えた構成としたものである。
このように本考案にあっては、位置決め部材の下側に
入り込んで位置決め部材を押し広げる楔状部材と、押し
広げられた位置決め部材を押し出す押し出し部材を有す
ることにより、作業者の熟練度を必要とせず、容易に、
しかも光コネクタの位置決め部材取付部や位置決め部材
に傷を付けたり、変形させたりすることなく、位置決め
部材を取り外すことができる。
入り込んで位置決め部材を押し広げる楔状部材と、押し
広げられた位置決め部材を押し出す押し出し部材を有す
ることにより、作業者の熟練度を必要とせず、容易に、
しかも光コネクタの位置決め部材取付部や位置決め部材
に傷を付けたり、変形させたりすることなく、位置決め
部材を取り外すことができる。
次に、本考案について図面を参照して説明する。
第1図(A)、(B)は本考案に係わる光コネクタの
位置決め部材取り外し治具の一実施例を示す正面図およ
び側面図である。固定台1には所定の間隔をおいて一対
のガイド支柱2が立設されており、このガイド支柱2は
可動台3が上下方向に摺動自在に装着されている。ま
た、固定台1の上面には押し出し部材4が配置されてお
り、この押し出し部材4は固定台1の内側面部5をガイ
ドにして前後に摺動可能な構成となっている。なお、可
動台3の下面には、内側面部5に対応して段部6を設け
ており、押し出し部材4の摺動を妨げないようになって
いる。また、固定台1および可動台3の所定位置にはそ
れぞれ楔状部材7が設けられている。
位置決め部材取り外し治具の一実施例を示す正面図およ
び側面図である。固定台1には所定の間隔をおいて一対
のガイド支柱2が立設されており、このガイド支柱2は
可動台3が上下方向に摺動自在に装着されている。ま
た、固定台1の上面には押し出し部材4が配置されてお
り、この押し出し部材4は固定台1の内側面部5をガイ
ドにして前後に摺動可能な構成となっている。なお、可
動台3の下面には、内側面部5に対応して段部6を設け
ており、押し出し部材4の摺動を妨げないようになって
いる。また、固定台1および可動台3の所定位置にはそ
れぞれ楔状部材7が設けられている。
光コネクタ8の位置決め部材9(第2図(A)参照)
は径方向に広がる弾性を有するC形状に作製されてお
り、円周方向の所定の位置には軸方向に延びる突起部10
が設けられている。また、この位置決め部材9の取付部
11は、その両側に位置する前側部12および後側部13より
も外径が小さく形成されている。前側部12には突起部10
の幅寸法よりもわずかに広い幅寸法で、しかも位置決め
部材9の内径寸法よりも深くかつ取付部11と接する等間
隔の複数個の溝部14(第2図(B)参照)が設けられて
いる。位置決め部材9はその突起部10を前側部12の溝部
14に嵌合させることにより、取付部11に取り付けられた
構造となっている。
は径方向に広がる弾性を有するC形状に作製されてお
り、円周方向の所定の位置には軸方向に延びる突起部10
が設けられている。また、この位置決め部材9の取付部
11は、その両側に位置する前側部12および後側部13より
も外径が小さく形成されている。前側部12には突起部10
の幅寸法よりもわずかに広い幅寸法で、しかも位置決め
部材9の内径寸法よりも深くかつ取付部11と接する等間
隔の複数個の溝部14(第2図(B)参照)が設けられて
いる。位置決め部材9はその突起部10を前側部12の溝部
14に嵌合させることにより、取付部11に取り付けられた
構造となっている。
また、可動台3を降下させて固定台1に重ねたとき、
楔状部材7は溝部14に嵌合し得るようになっており、か
つこの楔状部材7の頂点部7aが位置決め部材9の内径よ
りも内側の位置になるように配置されている。
楔状部材7は溝部14に嵌合し得るようになっており、か
つこの楔状部材7の頂点部7aが位置決め部材9の内径よ
りも内側の位置になるように配置されている。
次に、第3図ないし第6図を用いて位置決め部材9の
取り外し動作を説明する。まず、第3図に示すように、
可動台3を上方に移動させ、光コネクタ8をこの固定台
1と可動台3との間に挿入配置する。次に、第4図に示
すように、可動台3を降下させて固定台1に重ね合わ
せ、楔状部材7に前側部12の溝部14を合わせる。このと
き、固定台1および可動台3には突起部10を挟まないよ
うに逃げ部15(第1図(A)参照)が設けられている。
取り外し動作を説明する。まず、第3図に示すように、
可動台3を上方に移動させ、光コネクタ8をこの固定台
1と可動台3との間に挿入配置する。次に、第4図に示
すように、可動台3を降下させて固定台1に重ね合わ
せ、楔状部材7に前側部12の溝部14を合わせる。このと
き、固定台1および可動台3には突起部10を挟まないよ
うに逃げ部15(第1図(A)参照)が設けられている。
この後、第5図に示すように、矢印A方向に光コネク
タ8を押し込むと楔状部材7が溝部14を通り、位置決め
部材9の下側にもぐり込み、この位置決め部材9を押し
広げる。このとき、この位置決め部材9の内径が後側部
13の外径よりもわずかに大きくなるように楔状部材7の
斜面部7bを設定しているため、必要以上に位置決め部材
9を押し広げて変形させるようなことはない。
タ8を押し込むと楔状部材7が溝部14を通り、位置決め
部材9の下側にもぐり込み、この位置決め部材9を押し
広げる。このとき、この位置決め部材9の内径が後側部
13の外径よりもわずかに大きくなるように楔状部材7の
斜面部7bを設定しているため、必要以上に位置決め部材
9を押し広げて変形させるようなことはない。
次に、第6図に示すように、位置決め部材9を押し広
げた状態で押し出し部材4を位置決め部材9側へ押圧す
ることにより、位置決め部材9が押し出されて光コネク
タ8の取付部11から外れる。
げた状態で押し出し部材4を位置決め部材9側へ押圧す
ることにより、位置決め部材9が押し出されて光コネク
タ8の取付部11から外れる。
以上説明したように本考案に係わる光コネクタの位置
決め部材取り外し治具によれば、光コネクタに取り付け
られた位置決め部材き下側に入り込んでこの位置決め部
材を押し広げる楔状部材と、この押し広げられた位置決
め部材を押し出す押し出し部材とを備えた構成としたこ
とにより、従来に比べて作業者の熟練度を必要とせず、
容易に、しかも光コネクタの位置決め部材取付部や位置
決め部材に傷を付けたり、あるいは変形させたりするこ
となく、位置決め部材を取り外すことができるという優
れた効果を奏する。
決め部材取り外し治具によれば、光コネクタに取り付け
られた位置決め部材き下側に入り込んでこの位置決め部
材を押し広げる楔状部材と、この押し広げられた位置決
め部材を押し出す押し出し部材とを備えた構成としたこ
とにより、従来に比べて作業者の熟練度を必要とせず、
容易に、しかも光コネクタの位置決め部材取付部や位置
決め部材に傷を付けたり、あるいは変形させたりするこ
となく、位置決め部材を取り外すことができるという優
れた効果を奏する。
第1図(A)、(B)は本考案に係わる光コネクタの位
置決め部材取り外し治具の一実施例を示す正面図および
側面図、第2図(A)、(B)は位置決め部材を取り付
けている光コネクタの一部正面図および側面図、第3図
ないし第6図は位置決め部材の取り外し動作を説明する
ための動作説明図である。 1……固定台、3……可動台、4……押し出し部材、7
……楔状部材、7a……頂点部、7b……斜面部、8……光
コネクタ、9……位置決め部材、10……突起部、11……
取付部、14……溝部。
置決め部材取り外し治具の一実施例を示す正面図および
側面図、第2図(A)、(B)は位置決め部材を取り付
けている光コネクタの一部正面図および側面図、第3図
ないし第6図は位置決め部材の取り外し動作を説明する
ための動作説明図である。 1……固定台、3……可動台、4……押し出し部材、7
……楔状部材、7a……頂点部、7b……斜面部、8……光
コネクタ、9……位置決め部材、10……突起部、11……
取付部、14……溝部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 金山 和則 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 杉田 悦治 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】外周面上に設けられた複数個の溝部の一部
に位置決め部材の突起部を嵌合した光コネクタに取り付
けて使用するものであり、頂点部が前記位置決め部材の
内径よりも小さい径でかつ前記溝部と同ピッチ間隔で配
置された楔状部材と、この楔状部材の外周側で所定方向
に摺動可能に設けられた押し出し部材とを備えたことを
特徴とする光コネクタの位置決め部材取り外し治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7961489U JPH087365Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 光コネクタの位置決め部材取り外し治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7961489U JPH087365Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 光コネクタの位置決め部材取り外し治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0320305U JPH0320305U (ja) | 1991-02-27 |
JPH087365Y2 true JPH087365Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=31623929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7961489U Expired - Lifetime JPH087365Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 光コネクタの位置決め部材取り外し治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087365Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP7961489U patent/JPH087365Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0320305U (ja) | 1991-02-27 |
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