JPH087306Y2 - 水流センサーを備えた浴槽水の循環装置 - Google Patents
水流センサーを備えた浴槽水の循環装置Info
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- JPH087306Y2 JPH087306Y2 JP1991062062U JP6206291U JPH087306Y2 JP H087306 Y2 JPH087306 Y2 JP H087306Y2 JP 1991062062 U JP1991062062 U JP 1991062062U JP 6206291 U JP6206291 U JP 6206291U JP H087306 Y2 JPH087306 Y2 JP H087306Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、風呂の浴槽水を循環
して、清澄に保持する浴槽水の循環装置に関する。
して、清澄に保持する浴槽水の循環装置に関する。
【0002】
【従来の技術】風呂の浴槽水を循環して一定の温度に加
温し、また、浴槽水をフィルターで清澄に保持する装置
は開発されている。この装置は、24時間連続して運転
される。このため、浴槽水が正常に循環しているかどう
かを検出する水流センサーを必要とする。それは、何等
かの原因で水流が停止されると、循環ポンプの運転を停
止しないと、循環ポンプが故障するからである。例え
ば、配管の途中から空気を吸入して循環ポンプが空転し
た場合、あるいは、浴槽の吸入口から異物が吸入される
と、浴槽水の循環が停止される。
温し、また、浴槽水をフィルターで清澄に保持する装置
は開発されている。この装置は、24時間連続して運転
される。このため、浴槽水が正常に循環しているかどう
かを検出する水流センサーを必要とする。それは、何等
かの原因で水流が停止されると、循環ポンプの運転を停
止しないと、循環ポンプが故障するからである。例え
ば、配管の途中から空気を吸入して循環ポンプが空転し
た場合、あるいは、浴槽の吸入口から異物が吸入される
と、浴槽水の循環が停止される。
【0003】循環路にフロートを設け、水流でフロート
を上下に移動させて、浴槽水の流動を検出するセンサー
は開発されている(実開昭56−74894号公報)。
この公報に記載されるセンサーは、垂直に配設された水
密軸の外周に水路を設けている。水路には、水密軸に沿
って上下に移動できる環状のフロートを設けている。フ
ロートには永久磁石を固定し、水密軸の内部にはリード
スイッチを内蔵している。
を上下に移動させて、浴槽水の流動を検出するセンサー
は開発されている(実開昭56−74894号公報)。
この公報に記載されるセンサーは、垂直に配設された水
密軸の外周に水路を設けている。水路には、水密軸に沿
って上下に移動できる環状のフロートを設けている。フ
ロートには永久磁石を固定し、水密軸の内部にはリード
スイッチを内蔵している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この構造の水流センサ
ーは、長期間にわたって確実な動作を期待できない。そ
れは、フロートと水密軸との間にスケールが堆積し、こ
れがフロートの上下動を阻害することが理由である。ま
た、この構造の水流センサーは、水密軸の内部に、防水
したリードスイッチを内蔵する必要があるので、全体の
構造が複雑で製造コストが高くなる欠点がある。さら
に、この構造の水流センサーは、水密軸が水漏れを起こ
すと、リードスイッチに水が接触し、漏電による誤動作
をする。
ーは、長期間にわたって確実な動作を期待できない。そ
れは、フロートと水密軸との間にスケールが堆積し、こ
れがフロートの上下動を阻害することが理由である。ま
た、この構造の水流センサーは、水密軸の内部に、防水
したリードスイッチを内蔵する必要があるので、全体の
構造が複雑で製造コストが高くなる欠点がある。さら
に、この構造の水流センサーは、水密軸が水漏れを起こ
すと、リードスイッチに水が接触し、漏電による誤動作
をする。
【0005】機械的に運動するフロートの運動で水流を
検出する水流センサーは、スケール等が堆積して移動し
難くなる欠点を解消できない。機械的な可動部分のない
圧力センサーを使用して、間接的に水流を検出すること
ができる。この構造によると、フロートのように、可動
部分が動かなくなる故障を解消できる。圧力センサーを
水流センサーに使用する装置は、特開平3−11785
4号公報に記載される。
検出する水流センサーは、スケール等が堆積して移動し
難くなる欠点を解消できない。機械的な可動部分のない
圧力センサーを使用して、間接的に水流を検出すること
ができる。この構造によると、フロートのように、可動
部分が動かなくなる故障を解消できる。圧力センサーを
水流センサーに使用する装置は、特開平3−11785
4号公報に記載される。
【0006】本考案者は、圧力センサーを水流センサー
に使用する装置を実現するために、図6に示す浴槽水の
循環装置を開発した。この装置は、循環ポンプ1の出力
側をチーズ12で分岐し、分岐路に圧力センサー7を接
続している。この装置は、循環ポンプ1の吸入側が詰ま
ると、圧力センサー7の検出圧力は低くなり、反対に循
環ポンプ1の吐出側が詰まると検出圧力が著しく高くな
る。このため、圧力センサー7の検出圧力が異常に高
く、あるいは低いときに循環ポンプ1を停止することに
よって、循環ポンプの故障を防止することができる。
に使用する装置を実現するために、図6に示す浴槽水の
循環装置を開発した。この装置は、循環ポンプ1の出力
側をチーズ12で分岐し、分岐路に圧力センサー7を接
続している。この装置は、循環ポンプ1の吸入側が詰ま
ると、圧力センサー7の検出圧力は低くなり、反対に循
環ポンプ1の吐出側が詰まると検出圧力が著しく高くな
る。このため、圧力センサー7の検出圧力が異常に高
く、あるいは低いときに循環ポンプ1を停止することに
よって、循環ポンプの故障を防止することができる。
【0007】しかしながら、本考案が実際にこの装置を
試作して実験した結果、この装置も一定期間運転する
と、正常に動作しなくなる欠点がある。それは、分岐路
に異物が侵入し、これが圧力センサーの動作を狂わせる
ことが理由である。とくに、浴槽水は、上水道に比較す
ると異物の含有量が多い。また、汗を含有しており、こ
れが異物の付着性を強くする作用がある。さらにまた、
この種の装置は24時間連続運転されるので、運転時間
が極めて長く、水流センサーを長期間にわたって正常に
動作させることは至難の技術とされている。従来の装置
は、数年使用すると正常に動作しなくなるので、水流セ
ンサーを交換し、あるいは、水流センサーを連結した部
分を綺麗に清掃する必要があった。さらに困ったこと
に、水流センサーは故障する前に交換する必要がある。
水流センサーの故障は循環ポンプを故障させるからであ
る。
試作して実験した結果、この装置も一定期間運転する
と、正常に動作しなくなる欠点がある。それは、分岐路
に異物が侵入し、これが圧力センサーの動作を狂わせる
ことが理由である。とくに、浴槽水は、上水道に比較す
ると異物の含有量が多い。また、汗を含有しており、こ
れが異物の付着性を強くする作用がある。さらにまた、
この種の装置は24時間連続運転されるので、運転時間
が極めて長く、水流センサーを長期間にわたって正常に
動作させることは至難の技術とされている。従来の装置
は、数年使用すると正常に動作しなくなるので、水流セ
ンサーを交換し、あるいは、水流センサーを連結した部
分を綺麗に清掃する必要があった。さらに困ったこと
に、水流センサーは故障する前に交換する必要がある。
水流センサーの故障は循環ポンプを故障させるからであ
る。
【0008】この考案は、従来から切望されていた技術
課題を解決するために開発されたもので、この考案の重
要な目的は、長期間にわたって正確に動作する水流セン
サーを備えた浴槽水の循環装置を提供するにある。
課題を解決するために開発されたもので、この考案の重
要な目的は、長期間にわたって正確に動作する水流セン
サーを備えた浴槽水の循環装置を提供するにある。
【0009】また、この考案の他の重要な目的は、水流
センサーに付着する異物を簡単かつ容易に、しかも綺麗
に除去できる水流センサーを備えた浴槽水の循環装置を
提供するにある。
センサーに付着する異物を簡単かつ容易に、しかも綺麗
に除去できる水流センサーを備えた浴槽水の循環装置を
提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案の水流センサー
2を備えた浴槽水の循環装置は、前述の目的を達成する
ために、下記の構成を備えている。すなわち、浴槽水の
循環装置は、互いに直列に連結された循環ポンプ1と、
水流センサー2と、フィルター3と、加熱手段5とを備
え、これ等が循環路を介して浴槽6に連結されている。
循環ポンプ1は浴槽水を強制的に循環する。水流センサ
ー2は循環水の流動状態を検出して循環ポンプ1の運転
を制御する。水流センサー2はフロートのように運動し
ない圧力センサー7である。
2を備えた浴槽水の循環装置は、前述の目的を達成する
ために、下記の構成を備えている。すなわち、浴槽水の
循環装置は、互いに直列に連結された循環ポンプ1と、
水流センサー2と、フィルター3と、加熱手段5とを備
え、これ等が循環路を介して浴槽6に連結されている。
循環ポンプ1は浴槽水を強制的に循環する。水流センサ
ー2は循環水の流動状態を検出して循環ポンプ1の運転
を制御する。水流センサー2はフロートのように運動し
ない圧力センサー7である。
【0011】さらに、この考案の浴槽水の循環装置は、
圧力センサー7の圧力検出面7Aを浴槽水の循環路に表
出して配設する独特の構造としている。循環路を循環す
る浴槽水は、圧力センサー7の圧力検出面7Aに接触し
て流動し、圧力検出面7Aに付着、堆積する異物を洗い
流すことができるように構成している。
圧力センサー7の圧力検出面7Aを浴槽水の循環路に表
出して配設する独特の構造としている。循環路を循環す
る浴槽水は、圧力センサー7の圧力検出面7Aに接触し
て流動し、圧力検出面7Aに付着、堆積する異物を洗い
流すことができるように構成している。
【0012】
【作用】水流センサーを備えた浴槽水の循環装置は、下
記の動作をして、水流センサーで循環ポンプの運転を制
御する。水流センサーは、浴槽水の循環状態を検出す
る。浴槽水が正常に循環されないときに、水流センサー
は循環ポンプの運転を停止する。浴槽水が正常に運転さ
れない状態として、下記の、、の状態がある。 循環ポンプの排出側が詰まった状態 循環ポンプの吸入側が詰まった状態 循環路に空気が吸入されて浴槽水が循環しなくなっ
た状態
記の動作をして、水流センサーで循環ポンプの運転を制
御する。水流センサーは、浴槽水の循環状態を検出す
る。浴槽水が正常に循環されないときに、水流センサー
は循環ポンプの運転を停止する。浴槽水が正常に運転さ
れない状態として、下記の、、の状態がある。 循環ポンプの排出側が詰まった状態 循環ポンプの吸入側が詰まった状態 循環路に空気が吸入されて浴槽水が循環しなくなっ
た状態
【0013】の状態になると、水流センサーである圧
力センサーの検出圧力が異常に高くなる。との状態
になると、圧力センサーの検出圧力が異常に低くなる。
したがって、圧力センサーの検出圧力が異常に高いとき
と、低いときに循環ポンプの運転を停止する。このよう
に圧力センサーが循環ポンプの運転を制御することによ
り、循環ポンプの過負荷と空転を防止できる。
力センサーの検出圧力が異常に高くなる。との状態
になると、圧力センサーの検出圧力が異常に低くなる。
したがって、圧力センサーの検出圧力が異常に高いとき
と、低いときに循環ポンプの運転を停止する。このよう
に圧力センサーが循環ポンプの運転を制御することによ
り、循環ポンプの過負荷と空転を防止できる。
【0014】水流センサーである圧力センサーが循環ポ
ンプの運転を正確に制御するためには、圧力センサーの
正確な圧力検出が保障されなければならない。圧力セン
サーの故障が、循環ポンプの故障につながるからであ
る。
ンプの運転を正確に制御するためには、圧力センサーの
正確な圧力検出が保障されなければならない。圧力セン
サーの故障が、循環ポンプの故障につながるからであ
る。
【0015】24時間連続的に運転される浴槽水の循環
装置は、数年もの長い期間にわたって圧力センサーを正
常に作動させるのが極めて難しい。それは、圧力センサ
ーが非常に厳しい環境で連続的に使用されることが理由
である。循環路に循環される 浴槽水は異物を含有してい
る。とくに、垢等の付着性に富む異物を含有している。
従来の圧力センサーを装備する装置は、チーズで循環路
を分岐し、分岐した垂直管の上端を圧力センサーに連結
している。この構造の装置は、垂直管に次第に異物が堆
積し、数年も連続使用すると詰まってしまう弊害が発生
する。とくに、垂直管は一旦異物が侵入すると、除去さ
れることがなく、次第に異物が侵入して堆積する欠点が
ある。
装置は、数年もの長い期間にわたって圧力センサーを正
常に作動させるのが極めて難しい。それは、圧力センサ
ーが非常に厳しい環境で連続的に使用されることが理由
である。循環路に循環される 浴槽水は異物を含有してい
る。とくに、垢等の付着性に富む異物を含有している。
従来の圧力センサーを装備する装置は、チーズで循環路
を分岐し、分岐した垂直管の上端を圧力センサーに連結
している。この構造の装置は、垂直管に次第に異物が堆
積し、数年も連続使用すると詰まってしまう弊害が発生
する。とくに、垂直管は一旦異物が侵入すると、除去さ
れることがなく、次第に異物が侵入して堆積する欠点が
ある。
【0016】垂直管はさらに都合の悪い独特の環境とな
り、圧力センサーの正常な動作を阻害する。それは、垂
直管が圧力を検出するために、気密に密閉しているから
である。密閉された垂直管は上部に溜る空気を排気でき
ず、上部に空気が残存する。空気が残存する垂直管は、
浴槽水の水面レベルが変動する。浴槽内の温水レベルが
変動すると、垂直管に作用する水圧が変動するからであ
る。とくに、垂直管は、循環ポンプの吸入側や排出側が
詰まっても、作用する水圧が変動するので、温水レベル
が変動する。温水レベルの変動は、垂直管に侵入する垢
等の異物を極めて強固に付着させる原因となる。垂直管
の内面に付着している垢が空気中に突出し、乾燥して硬
く硬化するからである。この状態が数年も続くと、垂直
管には次第に異物が硬く付着し、この状態が次第に成長
して最後には詰まって圧力センサーの正常な動作を阻止
するようになる。
り、圧力センサーの正常な動作を阻害する。それは、垂
直管が圧力を検出するために、気密に密閉しているから
である。密閉された垂直管は上部に溜る空気を排気でき
ず、上部に空気が残存する。空気が残存する垂直管は、
浴槽水の水面レベルが変動する。浴槽内の温水レベルが
変動すると、垂直管に作用する水圧が変動するからであ
る。とくに、垂直管は、循環ポンプの吸入側や排出側が
詰まっても、作用する水圧が変動するので、温水レベル
が変動する。温水レベルの変動は、垂直管に侵入する垢
等の異物を極めて強固に付着させる原因となる。垂直管
の内面に付着している垢が空気中に突出し、乾燥して硬
く硬化するからである。この状態が数年も続くと、垂直
管には次第に異物が硬く付着し、この状態が次第に成長
して最後には詰まって圧力センサーの正常な動作を阻止
するようになる。
【0017】この考案の浴槽水の循環装置は、極めて簡
単な独特の構成でこの弊害を防止している。この考案の
装置は、浴槽水で圧力センサーの正常な動作を阻害する
のではなく、反対に浴槽水を流動させることによって、
圧力センサーの長期間の正常な動作を保障している。そ
れは、この考案の装置が、圧力センサーの圧力検出面を
循環路に表出する状態で配設することにより、循環する
浴槽水を圧力検出面に接触し流動させ、流動する浴槽水
が圧力検出面に付着する異物を洗い流すことができるよ
うにしているからである。このため、この考案の浴槽水
の循環装置は、極めて長い期間にわたって水流センサー
を正確に動作できる、これによって、循環ポンプを正常
な状態で運転して故障を極限できる特長を実現する。
単な独特の構成でこの弊害を防止している。この考案の
装置は、浴槽水で圧力センサーの正常な動作を阻害する
のではなく、反対に浴槽水を流動させることによって、
圧力センサーの長期間の正常な動作を保障している。そ
れは、この考案の装置が、圧力センサーの圧力検出面を
循環路に表出する状態で配設することにより、循環する
浴槽水を圧力検出面に接触し流動させ、流動する浴槽水
が圧力検出面に付着する異物を洗い流すことができるよ
うにしているからである。このため、この考案の浴槽水
の循環装置は、極めて長い期間にわたって水流センサー
を正確に動作できる、これによって、循環ポンプを正常
な状態で運転して故障を極限できる特長を実現する。
【0018】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。但し、以下に示す実施例は、この考案の技術思
想を具体化する為の浴槽水の循環装置を例示すものであ
って、この考案の浴槽水の循環装置は、構成部品の材
質、形状、構造、配置を下記の構造に特定するものでな
い。この考案の浴槽水の循環装置は、実用新案登録請求
の範囲に於て、種々の変更を加えることができる。
明する。但し、以下に示す実施例は、この考案の技術思
想を具体化する為の浴槽水の循環装置を例示すものであ
って、この考案の浴槽水の循環装置は、構成部品の材
質、形状、構造、配置を下記の構造に特定するものでな
い。この考案の浴槽水の循環装置は、実用新案登録請求
の範囲に於て、種々の変更を加えることができる。
【0019】更に、この明細書は、実用新案登録請求の
範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応
する番号を、「実用新案登録請求の範囲」、および「課
題を解決する為の手段の欄」に示される部材に付記して
いる。ただ、実用新案登録請求の範囲に示される部材
を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応
する番号を、「実用新案登録請求の範囲」、および「課
題を解決する為の手段の欄」に示される部材に付記して
いる。ただ、実用新案登録請求の範囲に示される部材
を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0020】第1図に示す浴槽水の循環装置は、互いに
直列に連結された循環ポンプ1と、水流センサー2と、
フィルター3と、加熱手段5とを備えている。
直列に連結された循環ポンプ1と、水流センサー2と、
フィルター3と、加熱手段5とを備えている。
【0021】この装置は、循環ポンブ1を運転して、浴
槽水をフィルター3と加熱手段5とに強制的に循環させ
る。循環路に連結された水流センサー2は、循環水の流
動状態を検出して循環ポンプ1の運転を制御する。水流
センサー2は、循環水量が一定値以下に減少したとき
に、循環ポンプ1の運転を停止する。浴槽水は、24時
間連続して循環され、ヒータやボイラー等の加熱手段5
でもって、例えば39℃〜46℃の範囲の設定温度に保
持される。
槽水をフィルター3と加熱手段5とに強制的に循環させ
る。循環路に連結された水流センサー2は、循環水の流
動状態を検出して循環ポンプ1の運転を制御する。水流
センサー2は、循環水量が一定値以下に減少したとき
に、循環ポンプ1の運転を停止する。浴槽水は、24時
間連続して循環され、ヒータやボイラー等の加熱手段5
でもって、例えば39℃〜46℃の範囲の設定温度に保
持される。
【0022】循環路の吸入側には、一次フィルター4を
連結している。一次フィルター4は、吸入される浴槽水
をろ過して、浴槽水に含まれる毛髪や有機質柔軟体等の
比較的大きくて付着性に富む異物を除去する。
連結している。一次フィルター4は、吸入される浴槽水
をろ過して、浴槽水に含まれる毛髪や有機質柔軟体等の
比較的大きくて付着性に富む異物を除去する。
【0023】循環ポンプ1は、一次フィルター4を介し
て浴槽水を吸入し、フィルター3と加熱手段5とを通過
させた後、浴槽6に還流する。
て浴槽水を吸入し、フィルター3と加熱手段5とを通過
させた後、浴槽6に還流する。
【0024】浴槽水を清澄にするフィルター3のロ材に
は、天然石を粒状に粉砕したもの、あるいは、天然石を
多孔質の粒状に焼結したものが使用できる。
は、天然石を粒状に粉砕したもの、あるいは、天然石を
多孔質の粒状に焼結したものが使用できる。
【0025】水流センサー2は、図2と図3とに示され
ている。この図に示す水流センサー2は、筒状のケーシ
ング8と、このケーシング8の上下面に配設された圧力
センサー7と、圧力センサー7の出力信号で循環ポンプ
1の運転を制御する制御手段9とを備えている。
ている。この図に示す水流センサー2は、筒状のケーシ
ング8と、このケーシング8の上下面に配設された圧力
センサー7と、圧力センサー7の出力信号で循環ポンプ
1の運転を制御する制御手段9とを備えている。
【0026】ケーシング8は、両端を2重筒状としてホ
ースの連結部8Aとし、中間を角筒状として本体ケース
8Bとしている。本体ケース8Bは、上下に圧力センサ
ー7を内蔵している。
ースの連結部8Aとし、中間を角筒状として本体ケース
8Bとしている。本体ケース8Bは、上下に圧力センサ
ー7を内蔵している。
【0027】圧力センサー7は、水が侵入しないよう
に、圧力検出面7Aに防水ゴム10を張設している。防
水ゴム10の周縁が隔壁11に挟着されて、圧力センサ
ー7は本体ケース8Bに固定されている。
に、圧力検出面7Aに防水ゴム10を張設している。防
水ゴム10の周縁が隔壁11に挟着されて、圧力センサ
ー7は本体ケース8Bに固定されている。
【0028】図に示す水流センサー2は、最高圧力セン
サー7aと、最低圧力センサー7bとを別々に内蔵して
いる。これ等圧力センサーは、図示しないが、一定の圧
力が作用すると接触する電極を内部に備えている。最高
圧力センサー7aは、例えば最高設定圧以上で電極が接
触する。最高設定圧は、循環ポンプ1の排出側が閉塞さ
れて排出側の圧力が異常に上昇する圧力、例えば0.4
〜2kg/cm2に設定される。最低圧力センサー7b
は、最低設定圧以上で電極が接触するようになってい
る。最低設定圧は、循環ポンプ1の吸入側が詰まったと
きの圧力、例えば0.1〜0.3kg/cm2に設定さ
れる。
サー7aと、最低圧力センサー7bとを別々に内蔵して
いる。これ等圧力センサーは、図示しないが、一定の圧
力が作用すると接触する電極を内部に備えている。最高
圧力センサー7aは、例えば最高設定圧以上で電極が接
触する。最高設定圧は、循環ポンプ1の排出側が閉塞さ
れて排出側の圧力が異常に上昇する圧力、例えば0.4
〜2kg/cm2に設定される。最低圧力センサー7b
は、最低設定圧以上で電極が接触するようになってい
る。最低設定圧は、循環ポンプ1の吸入側が詰まったと
きの圧力、例えば0.1〜0.3kg/cm2に設定さ
れる。
【0029】最高圧力センサー7aと、最低圧力センサ
ー7bの出力はリード線を介して制御手段9に接続され
ている。制御手段9は、最高圧力センサー7aがオフ、
最低圧力センサー7bがオンの時に限って循環ポンプ1
を運転する。最高圧力センサー7aが検出する循環路の
圧力が最高設定圧以上となり、あるいは、最低圧力セン
サー7bが検出する循環路の圧力が最低設定圧力以下に
なると、循環ポンプ1の運転を停止する。循環路が最高
圧力以上となるのは、循環ポンプ1の排出側が詰まった
とき、最低圧以下となるのは、循環ポンプ1の吸入側が
詰まったときである。
ー7bの出力はリード線を介して制御手段9に接続され
ている。制御手段9は、最高圧力センサー7aがオフ、
最低圧力センサー7bがオンの時に限って循環ポンプ1
を運転する。最高圧力センサー7aが検出する循環路の
圧力が最高設定圧以上となり、あるいは、最低圧力セン
サー7bが検出する循環路の圧力が最低設定圧力以下に
なると、循環ポンプ1の運転を停止する。循環路が最高
圧力以上となるのは、循環ポンプ1の排出側が詰まった
とき、最低圧以下となるのは、循環ポンプ1の吸入側が
詰まったときである。
【0030】このため、この構造の浴槽水の循環装置
は、循環ポンプ1の吸入側が詰まっても、あるいは、排
出側が詰まっても循環ポンプ1の運転が停止される。
は、循環ポンプ1の吸入側が詰まっても、あるいは、排
出側が詰まっても循環ポンプ1の運転が停止される。
【0031】図2と図3とに示す水流センサー2は、ふ
たつの圧力センサー7a、7bを備えている。ただ、こ
の考案の装置は、水流センサーをこの構造に特定するも
のではない。水流センサーは、図4に示すように、1個
の圧力センサーを使用して、循環路の最高設定圧と、最
低設定圧の両方を検出することも可能である。
たつの圧力センサー7a、7bを備えている。ただ、こ
の考案の装置は、水流センサーをこの構造に特定するも
のではない。水流センサーは、図4に示すように、1個
の圧力センサーを使用して、循環路の最高設定圧と、最
低設定圧の両方を検出することも可能である。
【0032】1個の圧力センサー7で最高設定圧と最低
設定圧とを検出する水流センサー2は、循環路の検出圧
力に対応した信号を出力するセンサー、例えば、検出圧
が高くなるにしたがって出力電圧が高くなるセンサーを
使用する。この水流センサーは、圧力センサーによって
最高設定圧と最低設定圧とを区別して検出できないの
で、最高設定圧と最低設定圧とを、ROM9A等に記憶
させるCPU9Bで制御する必要がある。
設定圧とを検出する水流センサー2は、循環路の検出圧
力に対応した信号を出力するセンサー、例えば、検出圧
が高くなるにしたがって出力電圧が高くなるセンサーを
使用する。この水流センサーは、圧力センサーによって
最高設定圧と最低設定圧とを区別して検出できないの
で、最高設定圧と最低設定圧とを、ROM9A等に記憶
させるCPU9Bで制御する必要がある。
【0033】この水流センサー2は、圧力センサー7か
ら送られる信号を制御手段9のCPU9Bで処理して、
循環ポンプ1の運転を制御する。すなわち、制御手段9
は、循環路の圧力が最高設定圧よりも高く、あるいは、
最低設定圧よりも低いときに循環ポンプ1の運転を停止
する。例えば、図5に示すように、圧力センサー7が、
循環路の圧力(kg/cm2)に等しい電圧(V)を出
力するとする。すなわち、圧力センサー7の検出圧を1
kg/cm2とするとき、圧力センサー7の出力は1V
となり、検出圧力と出力電圧とが比例するとする。そし
て、制御手段9のROM9Aが記憶する最高設定圧が
0.6kg/cm2、最低設定圧が0.2kg/cm2
とすれば、制御手段9は、圧力センサー7から入力され
る電圧が0.2V以下で循環ポンプ1の運転を停止し、
圧力センサー7の出力が0.2〜0.6Vの範囲で循環
ポンプ1を運転し、0.6V以上では循環ポンプ1の運
転を停止する。
ら送られる信号を制御手段9のCPU9Bで処理して、
循環ポンプ1の運転を制御する。すなわち、制御手段9
は、循環路の圧力が最高設定圧よりも高く、あるいは、
最低設定圧よりも低いときに循環ポンプ1の運転を停止
する。例えば、図5に示すように、圧力センサー7が、
循環路の圧力(kg/cm2)に等しい電圧(V)を出
力するとする。すなわち、圧力センサー7の検出圧を1
kg/cm2とするとき、圧力センサー7の出力は1V
となり、検出圧力と出力電圧とが比例するとする。そし
て、制御手段9のROM9Aが記憶する最高設定圧が
0.6kg/cm2、最低設定圧が0.2kg/cm2
とすれば、制御手段9は、圧力センサー7から入力され
る電圧が0.2V以下で循環ポンプ1の運転を停止し、
圧力センサー7の出力が0.2〜0.6Vの範囲で循環
ポンプ1を運転し、0.6V以上では循環ポンプ1の運
転を停止する。
【0034】このように、圧力センサー7で循環路の圧
力に対応させた信号を出力し、制御手段9に最高設定圧
と最低設定圧とを記憶させる水流センサー2は、設定圧
を簡単に変更できる特長がある。反対に、図2と図3と
に示すように、最高圧力センサー7aと、最低圧力セン
サー7bとを別々に装備する圧力センサー7は、制御手
段9を簡単な回路にできる特長がある。
力に対応させた信号を出力し、制御手段9に最高設定圧
と最低設定圧とを記憶させる水流センサー2は、設定圧
を簡単に変更できる特長がある。反対に、図2と図3と
に示すように、最高圧力センサー7aと、最低圧力セン
サー7bとを別々に装備する圧力センサー7は、制御手
段9を簡単な回路にできる特長がある。
【0035】図1に示す水流センサー2を備えた浴槽水
の循環装置は、循環ポンプ1が浴槽水を吸入し、一次フ
ィルター4でもって毛髪や大粒の有機質柔軟体をろ過
し、その後、フィルター3に送り込まれ、ここで殺菌、
ろ過された浴槽水を、加熱手段5で一定の温度に加熱し
て浴槽6に還流する。ヒータは、図示しないが、温度セ
ンサーで制御されて浴槽水の温度を設定温度に制御す
る。
の循環装置は、循環ポンプ1が浴槽水を吸入し、一次フ
ィルター4でもって毛髪や大粒の有機質柔軟体をろ過
し、その後、フィルター3に送り込まれ、ここで殺菌、
ろ過された浴槽水を、加熱手段5で一定の温度に加熱し
て浴槽6に還流する。ヒータは、図示しないが、温度セ
ンサーで制御されて浴槽水の温度を設定温度に制御す
る。
【0036】
【考案の効果】この考案の浴槽水の循環装置は、水流セ
ンサーに圧力センサーを使用し、圧力センサーの圧力検
出面を、浴槽水の循環路に表出させている。浴槽水が圧
力検出面に接触して循環されるようになっている。この
構造の水流センサーは、圧力検出面を浴槽水が高速で流
動する。このため、圧力検出面に異物が付着し難く、付
着する異物による誤動作が少なくなる。
ンサーに圧力センサーを使用し、圧力センサーの圧力検
出面を、浴槽水の循環路に表出させている。浴槽水が圧
力検出面に接触して循環されるようになっている。この
構造の水流センサーは、圧力検出面を浴槽水が高速で流
動する。このため、圧力検出面に異物が付着し難く、付
着する異物による誤動作が少なくなる。
【0037】さらにまた、この考案の浴槽水の循環装置
の特筆すべき特長は、水流センサーを特別に保守点検す
る必要がなく、メンテナンスを著しく簡素化できること
にある。それは、圧力センサーの圧力検出面を浴槽水の
循環路に表出させているので、循環装置を定期的に洗浄
するときに、水流センサーの圧力検出面も綺麗に洗浄さ
れるからである。浴槽水の循環装置は、数年も使用する
と、循環路や循環ポンプのインペラ等にスケールや異物
が堆積して、浴槽水の循環量が少なくなる。このため、
例えば、数年に1回の割合で、浴槽水に洗浄材を混合し
て数時間循環して洗浄する。洗浄材を混合した浴槽水
は、循環ポンプ、循環路、フィルター等に堆積するスケ
ール等を除去すると共に、循環路に表出して設けられた
圧力センサーの圧力検出面を綺麗に洗浄する。さらに、
この考案の装置に備える水流センサーは、従来の水流セ
ンサーのフロートのように、浴槽水の流動を阻害するこ
とがない。このため、洗浄材を添加した浴槽水で圧力検
出面を綺麗に洗浄できる特長がある。
の特筆すべき特長は、水流センサーを特別に保守点検す
る必要がなく、メンテナンスを著しく簡素化できること
にある。それは、圧力センサーの圧力検出面を浴槽水の
循環路に表出させているので、循環装置を定期的に洗浄
するときに、水流センサーの圧力検出面も綺麗に洗浄さ
れるからである。浴槽水の循環装置は、数年も使用する
と、循環路や循環ポンプのインペラ等にスケールや異物
が堆積して、浴槽水の循環量が少なくなる。このため、
例えば、数年に1回の割合で、浴槽水に洗浄材を混合し
て数時間循環して洗浄する。洗浄材を混合した浴槽水
は、循環ポンプ、循環路、フィルター等に堆積するスケ
ール等を除去すると共に、循環路に表出して設けられた
圧力センサーの圧力検出面を綺麗に洗浄する。さらに、
この考案の装置に備える水流センサーは、従来の水流セ
ンサーのフロートのように、浴槽水の流動を阻害するこ
とがない。このため、洗浄材を添加した浴槽水で圧力検
出面を綺麗に洗浄できる特長がある。
【図1】この考案の一実施例を示す浴槽水の循環装置の
概略断面図
概略断面図
【図2】水流センサーの一例を示す断面図
【図3】水流センサーの一例を示す断面図
【図4】この考案の他の実施例を示す浴槽水の循環装置
の概略断面図
の概略断面図
【図5】圧力センサーの検出圧力に対する出力電圧を示
すグラフ
すグラフ
【図6】従来の浴槽水の循環装置を示す概略断面図
1……循環ポンプ 2……水流センサ
ー 3……フィルター 4……一次フィル
ター 5……加熱手段 6……浴槽 7……圧力センサー 7A……圧力検出面 7a……最高圧力センサー 7b……最低圧力
センサー 8……ケーシング 8A……連結部 8B……本体ケース 9……制御手段 9A……ROM 9B……CPU 10……防水ゴム 11……隔壁 12……チーズ
ー 3……フィルター 4……一次フィル
ター 5……加熱手段 6……浴槽 7……圧力センサー 7A……圧力検出面 7a……最高圧力センサー 7b……最低圧力
センサー 8……ケーシング 8A……連結部 8B……本体ケース 9……制御手段 9A……ROM 9B……CPU 10……防水ゴム 11……隔壁 12……チーズ
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに直列に連結された循環ポンプ
(1)と、水流センサー(2)と、フィルター(3)
と、加熱手段(5)とを備え、これ等が循環路を介して
浴槽(6)に連結され、循環ポンプ(1)が浴槽水を強
制的に循環し、水流センサー(2)が循環水の流動状態
を検出して循環ポンプ(1)の運転を制御するように構
成された装置であって、水流センサー(2)に圧力セン
サー(7)が使用された浴槽水の循環装置において、 圧力センサー(7)の圧力検出面(7A)を浴槽水の循
環路に表出して配設しており、循環路を循環する浴槽水が、圧力センサー(7)の圧力
検出面(7A)に接触して流動する ように構成されたこ
とを特徴とする水流センサーを備えた浴槽水の循環装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991062062U JPH087306Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 水流センサーを備えた浴槽水の循環装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991062062U JPH087306Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 水流センサーを備えた浴槽水の循環装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058339U JPH058339U (ja) | 1993-02-05 |
JPH087306Y2 true JPH087306Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=13189261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991062062U Expired - Lifetime JPH087306Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 水流センサーを備えた浴槽水の循環装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087306Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002090018A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Hitachi Via Mechanics Ltd | 冷却水循環装置 |
EP3557154B1 (en) * | 2016-12-15 | 2021-12-01 | Mitsubishi Electric Corporation | Pipe abnormality detection system, pipe abnormality detection method and program |
JP6922819B2 (ja) * | 2018-04-05 | 2021-08-18 | 三菱電機株式会社 | 給湯機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0213755A (ja) * | 1988-07-01 | 1990-01-18 | Rinnai Corp | 水加熱装置 |
JPH0762563B2 (ja) * | 1990-05-31 | 1995-07-05 | 株式会社ノーリツ | 自動風呂装置 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP1991062062U patent/JPH087306Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH058339U (ja) | 1993-02-05 |
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