JPH08705A - サウナ装置 - Google Patents
サウナ装置Info
- Publication number
- JPH08705A JPH08705A JP16459794A JP16459794A JPH08705A JP H08705 A JPH08705 A JP H08705A JP 16459794 A JP16459794 A JP 16459794A JP 16459794 A JP16459794 A JP 16459794A JP H08705 A JPH08705 A JP H08705A
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- JP
- Japan
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- sauna
- hot bath
- hot
- heating
- salt
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 きわめて低い温度で身体からの発汗を促すこ
とのできる構造が簡単で操作の容易なサウナ装置を提供
する。 【構成】 装置本体2の底部に加熱管7とガス吹込管8
とを配設すると共に、これら加熱管7とガス吹込管8を
食塩と砂もしくは温浴効果を有する鉱石の粉砕物からな
る温浴剤13で埋設し、この温浴剤13をカバー部材3
を閉止した状態で加熱管7で加熱し、ガス吹込管8で得
た乾燥熱風を装置本体2内に供給することによって装置
本体2内に温浴剤成分を充満させてサウナ装置1とす
る。
とのできる構造が簡単で操作の容易なサウナ装置を提供
する。 【構成】 装置本体2の底部に加熱管7とガス吹込管8
とを配設すると共に、これら加熱管7とガス吹込管8を
食塩と砂もしくは温浴効果を有する鉱石の粉砕物からな
る温浴剤13で埋設し、この温浴剤13をカバー部材3
を閉止した状態で加熱管7で加熱し、ガス吹込管8で得
た乾燥熱風を装置本体2内に供給することによって装置
本体2内に温浴剤成分を充満させてサウナ装置1とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特殊な温浴剤を使用
する温浴効果の高いサウナ装置に関するものである。
する温浴効果の高いサウナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】室内を蒸気もしくは熱によって加熱加湿
するサウナは、人体の発汗作用を促すと共に、血行をよ
くして新陳代謝を活発にする効用を有するもので、家庭
用や業務用のサウナとして種々の形態のもの、たとえ
ば、乾燥した熱気による高温乾熱サウナ、水蒸気で湿度
を高めた湿式タイプのサウナ、あるいはガスや電気によ
って遠赤外線を照射する遠赤外線サウナなどが提案され
ている。
するサウナは、人体の発汗作用を促すと共に、血行をよ
くして新陳代謝を活発にする効用を有するもので、家庭
用や業務用のサウナとして種々の形態のもの、たとえ
ば、乾燥した熱気による高温乾熱サウナ、水蒸気で湿度
を高めた湿式タイプのサウナ、あるいはガスや電気によ
って遠赤外線を照射する遠赤外線サウナなどが提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら公知の各種サウ
ナは、人体の発汗を促すため室内の温度を高温乾熱サウ
ナでは温度100℃〜110℃、ガス遠赤外線サウナで
は70℃〜80℃の温度にすべきとされている。しかし
ながら、発汗のための温度が高温に過ぎると人体に必ず
しもよい影響を与えないので、可及的に低い温度で発汗
させることが望まれる。
ナは、人体の発汗を促すため室内の温度を高温乾熱サウ
ナでは温度100℃〜110℃、ガス遠赤外線サウナで
は70℃〜80℃の温度にすべきとされている。しかし
ながら、発汗のための温度が高温に過ぎると人体に必ず
しもよい影響を与えないので、可及的に低い温度で発汗
させることが望まれる。
【0004】発明者は前記の課題を達成するため鋭意研
究の結果、特定の温浴剤を用いることによって低い温度
で発汗して優れた温浴効果を発揮できることを見出し、
この発明のサウナ装置を完成するに至ったものである。
究の結果、特定の温浴剤を用いることによって低い温度
で発汗して優れた温浴効果を発揮できることを見出し、
この発明のサウナ装置を完成するに至ったものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のサウナ装置
は、食塩と温浴効果を有する鉱石の粉砕物からなる乾燥
混合物もしくは食塩と砂からなる乾燥混合物を温浴剤と
し、該温浴剤を加熱して温浴剤成分を室内に充満させる
ことを特徴とするものである。
は、食塩と温浴効果を有する鉱石の粉砕物からなる乾燥
混合物もしくは食塩と砂からなる乾燥混合物を温浴剤と
し、該温浴剤を加熱して温浴剤成分を室内に充満させる
ことを特徴とするものである。
【0006】より具体的には、この発明のサウナ装置
は、使用者が仰臥の状態で使用できる装置本体と、該装
置本体の上部に配設して使用者の頭部以外を掩蔽するこ
とができる開閉自在なカバー部材と、該装置本体内に充
填する食塩と温浴効果を有する鉱石の粉砕物からなる乾
燥混合物もしくは食塩と砂との乾燥混合物からなる温浴
剤と、装置本体内に充填する前記温浴剤を所定の温度に
なるよう加熱し、室内に供給するための加熱および送風
機構とからなることを特徴とするものである。
は、使用者が仰臥の状態で使用できる装置本体と、該装
置本体の上部に配設して使用者の頭部以外を掩蔽するこ
とができる開閉自在なカバー部材と、該装置本体内に充
填する食塩と温浴効果を有する鉱石の粉砕物からなる乾
燥混合物もしくは食塩と砂との乾燥混合物からなる温浴
剤と、装置本体内に充填する前記温浴剤を所定の温度に
なるよう加熱し、室内に供給するための加熱および送風
機構とからなることを特徴とするものである。
【0007】この発明において、温浴剤は食塩と温浴効
果を有する鉱石の粉砕物からなる乾燥混合物、もしくは
食塩と砂からなる乾燥混合物であって、温浴効果を有す
る鉱石としては、温泉水中の鉱物成分が沈積固化したい
わゆる湯の華が好ましく用いられ、その中でも北海道の
二股温泉から産出される炭酸カルシウム約95%を含有
する石灰華の原石が特に好ましく使用される。かゝる温
浴効果を有する鉱石は適度の粒度に粉砕して使用され
る。
果を有する鉱石の粉砕物からなる乾燥混合物、もしくは
食塩と砂からなる乾燥混合物であって、温浴効果を有す
る鉱石としては、温泉水中の鉱物成分が沈積固化したい
わゆる湯の華が好ましく用いられ、その中でも北海道の
二股温泉から産出される炭酸カルシウム約95%を含有
する石灰華の原石が特に好ましく使用される。かゝる温
浴効果を有する鉱石は適度の粒度に粉砕して使用され
る。
【0008】前記温浴剤における食塩と温浴効果を有す
る鉱石、もしくは食塩と砂との配合割合は、いずれもほ
ゞ1:1の割合で使用することが好ましく、これらは混
合後に十分乾燥して使用に供するものである。
る鉱石、もしくは食塩と砂との配合割合は、いずれもほ
ゞ1:1の割合で使用することが好ましく、これらは混
合後に十分乾燥して使用に供するものである。
【0009】温浴剤の加熱は、室内温度が40℃〜60
℃となるように設定するもので、この温度範囲において
入浴者の体調に悪影響を及ぼすことなく好適に発汗を発
現させることができる。
℃となるように設定するもので、この温度範囲において
入浴者の体調に悪影響を及ぼすことなく好適に発汗を発
現させることができる。
【0010】サウナ装置におけるカバー部材は、閉止さ
れた装置本体内に遠赤外線を照射しうる遠赤外線の照射
機能を具備させることが望ましく、また大小のカバー部
材によって伸縮可能としてもよい。
れた装置本体内に遠赤外線を照射しうる遠赤外線の照射
機能を具備させることが望ましく、また大小のカバー部
材によって伸縮可能としてもよい。
【0011】サウナ装置に設ける加熱機構としては、装
置本体の内底部に設けた加熱管に外部から熱媒を供給す
るか、もしくは装置本体の内底部に設けた電熱ヒーター
管によるものであることが望ましく、熱媒は循環系によ
って循環供給することがより好ましい。かゝる熱媒とし
ては、温水もしくは水蒸気が好適である。
置本体の内底部に設けた加熱管に外部から熱媒を供給す
るか、もしくは装置本体の内底部に設けた電熱ヒーター
管によるものであることが望ましく、熱媒は循環系によ
って循環供給することがより好ましい。かゝる熱媒とし
ては、温水もしくは水蒸気が好適である。
【0012】送風機構としては、外部に設けたエアポン
プによって空気を噴出させる多数の小孔を有するガス吹
込管が好ましく、このガス吹込管には空気の噴出と共
に、オゾン発生器で発生させたオゾンを吹き込むように
することがより好ましい。
プによって空気を噴出させる多数の小孔を有するガス吹
込管が好ましく、このガス吹込管には空気の噴出と共
に、オゾン発生器で発生させたオゾンを吹き込むように
することがより好ましい。
【0013】
【作用】この発明のサウナ装置は、食塩を含んだ温浴剤
を使用するため、室内には塩分や鉱石に含まれる成分が
含有された熱気が充満し、温度40℃〜60℃というき
わめて低い温度でも人体の汗線を刺激して発汗させるこ
とができる。
を使用するため、室内には塩分や鉱石に含まれる成分が
含有された熱気が充満し、温度40℃〜60℃というき
わめて低い温度でも人体の汗線を刺激して発汗させるこ
とができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明のサウナ装置の一実施例を添
付の図面に基づいて具体的に説明する。この発明のサウ
ナ装置1は、軽金属やFRPの如きプラスチックによっ
て作られた装置本体2と、この装置本体1の上部を開閉
自在に覆うことができるカバー部材3とで構成されてい
る。
付の図面に基づいて具体的に説明する。この発明のサウ
ナ装置1は、軽金属やFRPの如きプラスチックによっ
て作られた装置本体2と、この装置本体1の上部を開閉
自在に覆うことができるカバー部材3とで構成されてい
る。
【0015】装置本体2は、適当な高さと幅の周縁部5
によって内側に凹部を形成した有底のもので、頭部側
(図の左端部分)を幅広く、足部側(右端部分)の幅を
狭くして平面形状がボート型をなすもので、その長さは
約2000mm、最大幅の部分が約900mm、底部か
ら周縁部5の上縁までの高さが約300mmであって、
人が周縁部5の内側に仰臥してサウナ浴することができ
るものである。
によって内側に凹部を形成した有底のもので、頭部側
(図の左端部分)を幅広く、足部側(右端部分)の幅を
狭くして平面形状がボート型をなすもので、その長さは
約2000mm、最大幅の部分が約900mm、底部か
ら周縁部5の上縁までの高さが約300mmであって、
人が周縁部5の内側に仰臥してサウナ浴することができ
るものである。
【0016】この装置本体2の上部に設けられるカバー
部材3は、頭部側を大きな径の半円形断面で形成し、足
部側を小さな径の半円形断面で形成して後端部において
半円形部分を閉鎖したドーム状のもので、図1に示すよ
うに、頭部側の半円形の端部には保温性の布帛で作られ
たカーテン6を設けている。
部材3は、頭部側を大きな径の半円形断面で形成し、足
部側を小さな径の半円形断面で形成して後端部において
半円形部分を閉鎖したドーム状のもので、図1に示すよ
うに、頭部側の半円形の端部には保温性の布帛で作られ
たカーテン6を設けている。
【0017】このカバー部材3は、足部側を装置本体2
にヒンジによって係止し、足部側に近い位置の両側にお
いて装置本体2との間に設けた開閉用シリンダー4,4
で装置本体2に対して回動し、頭部側が傾斜して持ち上
がることによって装置本体2を開放し、水平に降ろして
装置本体2を覆うことができるものであり、カバー部材
3の頭部側を手動で操作することによってワンタッチ開
閉することができるものである。しかして、図1に示す
ように装置本体2上に使用者Aが仰臥し、カバー部材3
を水平に降ろして装置本体2を覆うことにより使用者A
はカーテン6から顔だけを出して体を装置本体2内に置
くことができるものである。
にヒンジによって係止し、足部側に近い位置の両側にお
いて装置本体2との間に設けた開閉用シリンダー4,4
で装置本体2に対して回動し、頭部側が傾斜して持ち上
がることによって装置本体2を開放し、水平に降ろして
装置本体2を覆うことができるものであり、カバー部材
3の頭部側を手動で操作することによってワンタッチ開
閉することができるものである。しかして、図1に示す
ように装置本体2上に使用者Aが仰臥し、カバー部材3
を水平に降ろして装置本体2を覆うことにより使用者A
はカーテン6から顔だけを出して体を装置本体2内に置
くことができるものである。
【0018】このカバー部材3の内側には図示しない温
度センサーを具備した遠赤外線ヒーターを装着して、カ
バー部材3で閉止状態した装置本体2内に遠赤外線を照
射するように構成している。
度センサーを具備した遠赤外線ヒーターを装着して、カ
バー部材3で閉止状態した装置本体2内に遠赤外線を照
射するように構成している。
【0019】装置本体2の内底部には、食塩などに対す
る耐蝕性のある材料で作られたエロフィンチューブから
なる加熱管7を蛇行状に配設し、この蛇行する加熱管7
の間の装置本体2内の最低位置に多数の小孔を斜め下方
に向けたガス吹込管8が設けられている。
る耐蝕性のある材料で作られたエロフィンチューブから
なる加熱管7を蛇行状に配設し、この蛇行する加熱管7
の間の装置本体2内の最低位置に多数の小孔を斜め下方
に向けたガス吹込管8が設けられている。
【0020】装置本体2の外部には小型のボイラ9、循
環ポンプ10を配置してボイラ9で発生した温水を循環
ポンプ10を経由して加熱管7の入口側に供給し、加熱
管7の出口側をボイラ9の入口側に接続して温水を循環
させ、加熱管7において温水の持つ熱量を放熱するよう
に構成している。
環ポンプ10を配置してボイラ9で発生した温水を循環
ポンプ10を経由して加熱管7の入口側に供給し、加熱
管7の出口側をボイラ9の入口側に接続して温水を循環
させ、加熱管7において温水の持つ熱量を放熱するよう
に構成している。
【0021】ガス吹込管8は装置本体2の外部に配置し
たエアポンプ11に接続されて空気を小孔から噴出させ
るものであるが、このエアポンプ11の吸引側にオゾン
発生器12を接続して、オゾン発生器12で発生したオ
ゾンを空気と共に供給して装置本体2内に噴出させるこ
とができる。なお、装置本体2内の前記加熱管7とガス
吹込管8の間およびそれらの上面には、温浴剤13を充
填して加熱管7とガス吹込管8を埋め込んだ状態とし、
その表面に籘、竹、ビニルなどで作ったスノコ状の敷物
14を敷いて温浴剤13を覆っている。温浴剤13は、
既述の食塩と北海道二股温泉で産出した湯の華の粉砕物
を1:1の割合で配合し乾燥して得たものである。
たエアポンプ11に接続されて空気を小孔から噴出させ
るものであるが、このエアポンプ11の吸引側にオゾン
発生器12を接続して、オゾン発生器12で発生したオ
ゾンを空気と共に供給して装置本体2内に噴出させるこ
とができる。なお、装置本体2内の前記加熱管7とガス
吹込管8の間およびそれらの上面には、温浴剤13を充
填して加熱管7とガス吹込管8を埋め込んだ状態とし、
その表面に籘、竹、ビニルなどで作ったスノコ状の敷物
14を敷いて温浴剤13を覆っている。温浴剤13は、
既述の食塩と北海道二股温泉で産出した湯の華の粉砕物
を1:1の割合で配合し乾燥して得たものである。
【0022】かゝるサウナ装置1は以下のとおりに使用
される。使用者Aは、カバー部材3を持ち上げ、敷物1
4の上にバスタオルを敷いて裸のまゝでバスタオルの上
に仰臥し、カバー部材3を降ろして顔だけを外にして図
示しない操作盤のメインスイッチをONにする。メイン
スイッチの操作によってボイラ9、循環ポンプ10が起
動して内部の温水が設定された所定の温度で循環し、同
時に遠赤外線のスイッチが作動し、エアポンプ11、オ
ゾン発生器12が作動して装置本体2内に遠赤外線を照
射し、ガス吹込管8からは空気とオゾンとの吹き込みを
開始する。
される。使用者Aは、カバー部材3を持ち上げ、敷物1
4の上にバスタオルを敷いて裸のまゝでバスタオルの上
に仰臥し、カバー部材3を降ろして顔だけを外にして図
示しない操作盤のメインスイッチをONにする。メイン
スイッチの操作によってボイラ9、循環ポンプ10が起
動して内部の温水が設定された所定の温度で循環し、同
時に遠赤外線のスイッチが作動し、エアポンプ11、オ
ゾン発生器12が作動して装置本体2内に遠赤外線を照
射し、ガス吹込管8からは空気とオゾンとの吹き込みを
開始する。
【0023】この状態で装置本体2の内部の温浴剤13
は加熱管7内を循環する温水で加熱され、同時にガス吹
込管8から噴出する空気とオゾンによって温浴剤13の
層を万遍なく加熱して温浴剤成分を装置本体2内に充満
させる。装置本体2の内部は、充満した温浴剤成分と共
に、カバー部材3から照射される遠赤外線によって加温
されて内部温度を40〜60℃の範囲に保持し、食塩本
来の持つ人体への効用(たとえば、疲労回復、皮膚疾患
の治癒など)と、湯の華の持つ温泉成分の効果とによっ
て使用者Aの汗線を刺激して発汗を促し、血行をよく
し、老廃物を排出して人体を活性化させる。この閉鎖し
た装置本体2内の温度は、温度センサーによって検知さ
れて設定温度にコントロールされる。遠赤外線の照射
は、装置本体2内の保温に寄与すると共に、人体の皮膚
に浸透して疾患部の治癒に役立つものである。
は加熱管7内を循環する温水で加熱され、同時にガス吹
込管8から噴出する空気とオゾンによって温浴剤13の
層を万遍なく加熱して温浴剤成分を装置本体2内に充満
させる。装置本体2の内部は、充満した温浴剤成分と共
に、カバー部材3から照射される遠赤外線によって加温
されて内部温度を40〜60℃の範囲に保持し、食塩本
来の持つ人体への効用(たとえば、疲労回復、皮膚疾患
の治癒など)と、湯の華の持つ温泉成分の効果とによっ
て使用者Aの汗線を刺激して発汗を促し、血行をよく
し、老廃物を排出して人体を活性化させる。この閉鎖し
た装置本体2内の温度は、温度センサーによって検知さ
れて設定温度にコントロールされる。遠赤外線の照射
は、装置本体2内の保温に寄与すると共に、人体の皮膚
に浸透して疾患部の治癒に役立つものである。
【0024】一方、ガス吹込管8によって空気と共に吹
き込まれたオゾンも、血液循環を促して疲労した筋肉を
ほぐし、体のコンディションを整えると共に、発汗によ
って汚染された内部の殺菌・消毒・脱臭をはかることが
できる。このサウナ装置1によるサウナ浴は、室内の温
度が40℃〜60℃という低温の条件下でおおむね5分
〜10分の入浴によって発汗し、これによって充分な効
力を発揮するが、温度が低いので従来のサウナに比べて
長時間に亘って入浴しても健康上有害なものではなく、
むしろ疲労回復、ストレス解消などの点で益することろ
が多いものである。
き込まれたオゾンも、血液循環を促して疲労した筋肉を
ほぐし、体のコンディションを整えると共に、発汗によ
って汚染された内部の殺菌・消毒・脱臭をはかることが
できる。このサウナ装置1によるサウナ浴は、室内の温
度が40℃〜60℃という低温の条件下でおおむね5分
〜10分の入浴によって発汗し、これによって充分な効
力を発揮するが、温度が低いので従来のサウナに比べて
長時間に亘って入浴しても健康上有害なものではなく、
むしろ疲労回復、ストレス解消などの点で益することろ
が多いものである。
【0025】
【発明の効果】この発明のサウナ装置は、食塩を含む特
定の温浴剤を用い、加熱によってこの温浴剤の成分をサ
ウナ室内に充満させて乾熱状態で入浴することによって
食塩と他の成分の効用を最大限に利用して低温で人体の
発汗を促進し、疲労回復、健康増進に貢献することがで
きるものである。
定の温浴剤を用い、加熱によってこの温浴剤の成分をサ
ウナ室内に充満させて乾熱状態で入浴することによって
食塩と他の成分の効用を最大限に利用して低温で人体の
発汗を促進し、疲労回復、健康増進に貢献することがで
きるものである。
【0026】特に、この発明のサウナ装置は、食塩を含
む温浴剤を充填し、底部に加熱機構と送風機構を配備し
装置本体とカバー部材とからなる一人用のサウナ装置と
することによって、使用者が顔を出して仰臥した状態で
前記加熱機構と送風機構によって低い内部温度で好適な
発汗を行い安全にサウナ浴をすることができるものであ
る。また、このサウナ装置に遠赤外線の照射機能とオゾ
ンの吹き込み機能を具備させることにより、さらに優れ
たサウナ浴を楽しむことができる。
む温浴剤を充填し、底部に加熱機構と送風機構を配備し
装置本体とカバー部材とからなる一人用のサウナ装置と
することによって、使用者が顔を出して仰臥した状態で
前記加熱機構と送風機構によって低い内部温度で好適な
発汗を行い安全にサウナ浴をすることができるものであ
る。また、このサウナ装置に遠赤外線の照射機能とオゾ
ンの吹き込み機能を具備させることにより、さらに優れ
たサウナ浴を楽しむことができる。
【0027】さらに、この発明のサウナ装置は、使用者
がゆっくりと横になった状態で使用することができるの
で、疲労の回復が早く、心臓や内蔵疾患の人にも負担が
かゝらずに利用することができ、頭部を室外にしている
ため、頭髪や顔面が熱によって焼けたりすることがな
く、使い勝手のよさと、乾燥サウナのため防水工事やタ
イル工事などの煩雑な工事を要することがなく、場所を
取らず設置することができるなど実用上多大の利点を有
するものである。
がゆっくりと横になった状態で使用することができるの
で、疲労の回復が早く、心臓や内蔵疾患の人にも負担が
かゝらずに利用することができ、頭部を室外にしている
ため、頭髪や顔面が熱によって焼けたりすることがな
く、使い勝手のよさと、乾燥サウナのため防水工事やタ
イル工事などの煩雑な工事を要することがなく、場所を
取らず設置することができるなど実用上多大の利点を有
するものである。
【図1】この発明のサウナ装置の一実施例を示す平面図
である。
である。
【図2】この発明のサウナ装置一例を示す縦断面図であ
る。
る。
1 サウナ装置 2 装置本体 3 カバー部材 4 開閉用シリンダー 5 周縁部 6 カーテン 7 加熱管 8 ガス吹込管 9 ボイラ 10 循環ポンプ 11 エアポンプ 12 オゾン発生器 13 温浴剤 14 敷物
Claims (7)
- 【請求項1】 食塩と温浴効果を有する鉱石の粉砕物か
らなる乾燥混合物もしくは食塩と砂からなる乾燥混合物
を温浴剤とし、該温浴剤を加熱して温浴剤成分を室内に
充満させることを特徴とするサウナ装置。 - 【請求項2】 前記温浴剤の加熱は、室内温度が40℃
〜60℃となるように設定することを特徴とする請求項
1記載のサウナ装置 - 【請求項3】 使用者が仰臥の状態で使用できる装置本
体と、該装置本体の上部に配設して使用者の頭部以外を
掩蔽することができる開閉自在なカバー部材と、該装置
本体内に充填する食塩と温浴効果を有する鉱石の粉砕物
からなる乾燥混合物もしくは食塩と砂との乾燥混合物か
らなる温浴剤と、装置本体内に充填する前記温浴剤を所
定の温度になるよう加熱し、室内に供給するための加熱
および送風機構とからなることを特徴とするサウナ装
置。 - 【請求項4】 前記カバー部材は、閉止状態において装
置本体内に遠赤外線を照射しうる遠赤外線の照射機能を
具備してなることを特徴とする請求項3記載のサウナ装
置。 - 【請求項5】 前記加熱機構は、装置本体の内底部に設
けた加熱管に外部から温水もしくは水蒸気からなる熱媒
を供給するか、もしくは装置本体の内底部に設けた電熱
ヒーター管によるものであることを特徴とする請求項3
記載のサウナ装置。 - 【請求項6】 前記送風機構は、エアポンプによって外
部から供給される空気を噴出させるガス吹込管からなる
ものであることを特徴とする請求項3記載のサウナ装
置。 - 【請求項7】 前記送風機構は、ガス吹込管内を通じて
空気の吹き込みと共に、オゾンを吹き込むように構成し
たことを特徴とする請求項3記載のサウナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16459794A JPH08705A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | サウナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16459794A JPH08705A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | サウナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08705A true JPH08705A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15796208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16459794A Pending JPH08705A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | サウナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08705A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007077633A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd | 建設機械における電磁切換弁の配置構造 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6284774A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-18 | オムロン株式会社 | 覚醒装置 |
JPH0242636B2 (ja) * | 1982-12-08 | 1990-09-25 | ||
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