JPH086836A - ファイル共有排他制御方式 - Google Patents

ファイル共有排他制御方式

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JPH086836A
JPH086836A JP6139249A JP13924994A JPH086836A JP H086836 A JPH086836 A JP H086836A JP 6139249 A JP6139249 A JP 6139249A JP 13924994 A JP13924994 A JP 13924994A JP H086836 A JPH086836 A JP H086836A
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JP
Japan
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file
item
management table
record
workstation
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Pending
Application number
JP6139249A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Akashi
和也 明石
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Software Kyushu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Software Kyushu Ltd filed Critical NEC Software Kyushu Ltd
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Publication of JPH086836A publication Critical patent/JPH086836A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率的に論理レコード共有排他制御を行う。 【構成】 記憶装置10,(20,30、以降も同様)
は、ファイルと、ファイルの処理中のレコード群を項目
毎に管理するファイル制御管理表と、各ファイルの項目
ごとの項目長および開始位置が登録されているファイル
アクセス制御項目管理表とを記憶する。処理装置10に
おけるファイルアクセス監視手段は他のワークステーシ
ョンからの処理要求を受けて、ファイル制御管理表を参
照し処理中のレコード群がなければファイルアクセス制
御項目管理表から項目長と開始位置情報を取り出し、項
目長と開始位置情報に基きファイルのレコード群を読み
出し読み出したレコード群を処理中のレコード群として
ファイル制御管理表に登録するとともに、レコード群の
処理結果を他のワークステーションに返送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローカルエリアネット
ワーク或はワイドエリアネットワーク等の通信回線で繋
がれた複数のワークステーション間でファイルを利用す
る場合の、各ワークステーションにおけるファイル共有
排他制御方式に関し、特に論理レコード単位での共有排
他制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオンラインシステムにおける、各
ワークステーションでのファイル共有排他制御は、複数
の論理レコードをファイルの物理的入出力単位として一
つのまとまりとする物理ブロック単位では、各ワークス
テーションを制御するオペレーティングシステムにより
統一的に行われていたが、一方、ファイルにおける論理
レコード単位での共有排他制御は、各アプリケーション
プログラムの処理に任されていた。
【0003】即ち、物理ブロック単位では、オペレーテ
ィングシステム内にこの物理的入出力単位での排他制御
テーブルを用意しておき、複数のワークステーションか
らの同一物理的入出力単位へのアクセスがあった場合
は、この排他制御テーブルを元に管理し、複数の処理間
でのファイル共用による矛盾の発生を防止していたが、
論理レコード単位では、各アプリケーションプログラム
ごとにその共有排他制御方法はまかされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の各ワー
クステーションでのファイル共有排他制御は、論理レコ
ード単位では、各アプリケーションプログラムごとにそ
の制御方法がまかされているため、プログラマーの技術
力のレベルにより、処理矛盾の発生に対するチェックが
不十分であったり、多くのアプリケーション処理で類似
の処理矛盾のチェック処理を設計するなど、システム開
発作業に無駄が発生するという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ローカル
エリアネットワーク或はワイドエリアネットワーク等の
通信回線で繋がれた複数のワークステーション間でファ
イルを利用する場合の、各ワークステーションにおける
ファイル共有排他制御方式において、前記ファイルをレ
コード単位で共有排他制御を行うファイルアクセス監視
手段を備えたことを特徴とする。
【0006】また、第2の発明は、ローカルエリアネッ
トワーク或はワイドエリアネットワーク等の通信回線で
繋がれた複数のワークステーション間でファイルを利用
する場合の、各ワークステーションにおけるファイル共
有排他制御方式において、1つか2以上の数のファイル
と、前記ファイル単位で処理中のレコード群を項目毎に
管理するファイル制御管理表と、前記各ファイルの前記
項目ごとの項目長および開始位置が登録されているファ
イルアクセス制御項目管理表とを記憶する記憶装置と、
他の前記ワークステーションからの処理要求を受けて前
記ファイル制御管理表を参照し前記処理要求に含まれる
ファイル名、項目番号に関連する前記処理中のレコード
群がなければ前記ファイルアクセス制御項目管理表から
前記ファイル名と項目番号をもとに前記項目長と開始位
置情報を取り出し、前記項目長と開始位置情報に基き前
記ファイルのレコード群を読み出し読み出した前記レコ
ード群を前記処理中のレコード群として前記ファイル制
御管理表に登録するとともに前記レコード群の処理結果
を前記他のワークステーションに返送するファイルアク
セス監視手段を有する処理装置と、前記処理装置への入
出力手段を備えたことを特徴とする。
【0007】さらに、第3の発明は、前記ファイルアク
セス監視手段は前記他のワークステーションからの処理
要求を受けて前記ファイル制御管理表を参照し前記処理
要求に含まれるファイル名、項目番号に関連する前記処
理中のレコード群があれば、ファイルアクセス不可に対
応するエラーコードを前記他のワークステーションに返
送することを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は本発明に関わるシステムの一実施例
を示すブロック図、図2は、本発明の一実施例を示すブ
ロック図である。
【0010】図1を参照すると、本発明に関わるシステ
ムは、ローカルエリアネットワーク(LAN)または、
広域エリアネットワーク(WAN)4に複数のワークス
テーション1,2,3が接続され、各ワークステーショ
ンは、ファイルを格納した記憶装置10(20,3
0)、入出力装置11(21,31)、処理装置12
(22,32)から構成されている。
【0011】次に、図1において、本発明の処理装置
n、例えば、ワークステーション1上の処理装置12
が、入出力装置11からの例えば記憶装置20へのアク
セス実行指示により、ワークステーション2上の記憶装
置20への処理要求情報I1を出力したとする。ワーク
ステーション2の処理装置22におけるファイルアクセ
ス監視モジュール42は、図2に示すように、処理要求
情報I1を通信制御部40で受け取った後、処理要求情
報I1の処理の可否を判断する。判断の結果、ファイル
アクセスが不可の場合は、ファイルアクセス不可に対応
するエラーコードを処理応答情報I2としてワークステ
ーション上の処理装置12に返却し、アクセスが可能の
場合は、ファイルI/O制御部41を介して記憶装置2
0上のファイルの当該レコードへアクセスし、アプリケ
ーションプログラム43によるレコードの処理結果を処
理応答情報I2として返却する。
【0012】図3は、ファイル構成の一例を示す図であ
り、ブロックA1,前記Anと、各ブロックを構成する
レコードa11〜annから構成されている。本発明の特徴
は、このレコードレベルa11〜annでの排他制御を、各
アプリケーションに委ねることなしに、ネットワーク全
体で統一された共通の仕組として実現する点にある。
【0013】図4は、各ワークステーション上の処理装
置におけるファイルアクセス監視モジュール42が、処
理要求情報I1の処理の可否を判断する場合に用いるフ
ァイル制御管理表の一例を示す図である。このファイル
制御管理表は、縦軸にファイルにアクセスするワークス
テーションの種類、横軸には項目の種類がとられ、その
交点にはロックすべき関連レコードNo群が格納され
る。例えば、レコードNo群50は、ワークステーショ
ン1からファイルアクセス監視モジュールヘ処理要求さ
れているファイルAの項目2に関わるレコード群であ
り、他のワークステーションはこのレコード群へのアク
セスを禁止されていることを示している。
【0014】ここで項目とは、論理レコード内の項目の
意味であり、例えば入社年月日、社員コード、氏名、性
別コード、電話番号といったデータのことである。論理
レコードレベルでの共有排他制御を実現しようとする時
には、レコードの中の特定の項目の内容まで指定して、
それに関わるレコード群について排他制御を行わなけれ
ばならない。今、ファイルAのブロックA1 内のレコー
ドa11が他のワークステーションから処理要求を受け、
この時例えばa11のレコードの入社年月日の項目内容が
19900401であり、この処理中には、他の199
00401の入社年月日を持つレコード群についても、
他の処理にそれらのレコードを解放すると処理矛盾が起
るような場合、このレコード群をファイル制御管理表に
登録しておいて、処理矛盾の発生を防ぐものである。例
えば、a11の入社年月日を変更しようとしている処理が
走っている場合に、入社年月日19900401を集計
しようとする他の処理が同時に走ろうとする場合などが
考えられる。
【0015】このファイル制御管理表は、各ワークステ
ーション毎に、記憶装置nの中で管理される必要なファ
イル数分作られる。又、各ファイル毎の制御対象となる
項目数もファイル毎に違っており、ファイル毎の管理表
の大きさは可変長のレコードとして管理される。
【0016】図5は、ファイルアクセス制御項目管理表
の一例を示す構成図であり、各ファイルの項目ごとの項
目長、開始位置が登録されている。
【0017】上述の動作例で、処理装置22におけるフ
ァイルアクセス監視モジュール42は、処理要求情報I
1により、ファイル名、項目NO、項目内容、ワークス
テーションID、処理区分、リターンコードなどの情報
が渡されると、図4のファイル制御管理表の指示された
ファイル名における指示された項目NOに相当する列に
レコードNO群が格納されていない場合は、アクセスが
可能として、図5のファイルアクセス制御項目管理表か
らファイル名、項目NOをもとに項目長、開始位置情報
を取り出し、該情報に基きファイルI/O制御部41を
介して記憶装置20上のファイルの当該レコードを読み
出し、図4のファイル制御管理表の指示されたファイル
名におけるワークステーションIDと指示された項目N
Oとの交点にアクセスしたレコードNO群を格納すると
ともに、アプリケーションプログラム43によるレコー
ドの処理結果を処理応答情報I2として返却する。一
方、図4のファイル制御管理表の指示されたファイル名
における指示された項目NOに相当する列にレコードN
O群が格納されている場合は、ファイルアクセスが不可
として、ファイルアクセス不可に対応するエラーコード
を処理応答情報I2として通信制御部40を介してワー
クステーション1上の処理装置12に返却する。
【0018】このようにして、ファイル毎のレコード制
御のアプリケーションプログラムを組むことなく、特定
の項目に対して特定の内容を持ったレコードについて、
ファイル制御管理表上に、そのレコードが排他状態にあ
ることを登録することが可能になる。
【0019】図6は、図5のファイルアクセス制御項目
管理表へのデータ登録画面を示す説明図である。この登
録は、ワークステーション単位で行われ、ファイル単位
で項目毎の開始位置、桁数が入力される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファイル
共有排他制御方式は、専用のファイルアクセス監視モジ
ュールがファイル制御管理表を用いて統一的に論理レコ
ード共有排他制御を行うので、処理矛盾の発生に対する
チェックが十分に行えるとともに、各アプリケーション
プログラムでの処理矛盾のチェック処理を解放し、シス
テム開発作業を効率化するという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるシステムの一実施例を示す構成
図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本実施例のファイル構成の一例を示す図であ
る。
【図4】本実施例のファイル制御管理表の一例を示す図
である。
【図5】本実施例のファイルアクセス制御項目管理表の
一例を示す構成図である。
【図6】図5のファイルアクセス制御項目管理表へのデ
ータ登録画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1,2,3 ワークステーション 4 LANまたはWAN 10,20,30 記憶装置 11,21,31 入出力装置 12,22,32 処理装置 40 通信制御部 41 ファイルI/O制御部 42 ファイルアクセス監視モジュール 43 アプリケーションプログラム 50 レコードNo群

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカルエリアネットワーク或はワイド
    エリアネットワーク等の通信回線で繋がれた複数のワー
    クステーション間でファイルを利用する場合の、各ワー
    クステーションにおけるファイル共有排他制御方式にお
    いて、前記ファイルをレコード単位で共有排他制御を行
    うファイルアクセス監視手段を備えたことを特徴とする
    ファイル共有排他制御方式。
  2. 【請求項2】 ローカルエリアネットワーク或はワイド
    エリアネットワーク等の通信回線で繋がれた複数のワー
    クステーション間でファイルを利用する場合の、各ワー
    クステーションにおけるファイル共有排他制御方式にお
    いて、1つか2以上の数のファイルと、前記ファイル単
    位で処理中のレコード群を項目毎に管理するファイル制
    御管理表と、前記各ファイルの前記項目ごとの項目長お
    よび開始位置が登録されているファイルアクセス制御項
    目管理表とを記憶する記憶装置と、他の前記ワークステ
    ーションからの処理要求を受けて前記ファイル制御管理
    表を参照し前記処理要求に含まれるファイル名、項目番
    号に関連する前記処理中のレコード群がなければ前記フ
    ァイルアクセス制御項目管理表から前記ファイル名と項
    目番号をもとに前記項目長と開始位置情報を取り出し、
    前記項目長と開始位置情報に基き前記ファイルのレコー
    ド群を読み出し読み出した前記レコード群を前記処理中
    のレコード群として前記ファイル制御管理表に登録する
    とともに前記レコード群の処理結果を前記他のワークス
    テーションに返送するファイルアクセス監視手段を有す
    る処理装置と、前記処理装置への入出力手段を備えたこ
    とを特徴とするファイル共有排他制御方式。
  3. 【請求項3】 前記ファイルアクセス監視手段は前記他
    のワークステーションからの処理要求を受けて前記ファ
    イル制御管理表を参照し前記処理要求に含まれるファイ
    ル名、項目番号に関連する前記処理中のレコード群があ
    れば、ファイルアクセス不可に対応するエラーコードを
    前記他のワークステーションに返送することを特徴とす
    る請求項2記載のファイル共有排他制御方式。
JP6139249A 1994-06-22 1994-06-22 ファイル共有排他制御方式 Pending JPH086836A (ja)

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JP6139249A JPH086836A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 ファイル共有排他制御方式

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JP6139249A JPH086836A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 ファイル共有排他制御方式

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Publication Number Publication Date
JPH086836A true JPH086836A (ja) 1996-01-12

Family

ID=15240924

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6139249A Pending JPH086836A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 ファイル共有排他制御方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003501915A (ja) * 1999-05-28 2003-01-14 ヒューレット・パッカード・カンパニー 文書にデジタル署名するためのシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003501915A (ja) * 1999-05-28 2003-01-14 ヒューレット・パッカード・カンパニー 文書にデジタル署名するためのシステム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961210