JPH0866405A - 結紮装置への縫合糸装着方法及び縫合糸装着治具 - Google Patents

結紮装置への縫合糸装着方法及び縫合糸装着治具

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JPH0866405A
JPH0866405A JP6204985A JP20498594A JPH0866405A JP H0866405 A JPH0866405 A JP H0866405A JP 6204985 A JP6204985 A JP 6204985A JP 20498594 A JP20498594 A JP 20498594A JP H0866405 A JPH0866405 A JP H0866405A
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JP
Japan
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suture thread
knot
ligature
tubular member
suture
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JP6204985A
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English (en)
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Keiichi Yokobiki
敬一 横引
Makoto Okuhara
信 奥原
Yutaka Takaesu
裕 高江洲
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Nippon Shoji Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予め結び目を作った状態で縫合糸を結紮装置
に装着する作業を容易にし、迅速な結紮手術を可能にす
る。 【構成】 結紮装置の先端部に外嵌可能な筒部材50を
備える。この筒部材50の周囲に、結紮用の結び目53
で縫合糸34を結び付ける。上記筒部材50を上記結紮
装置の先端部に外嵌した後、上記結び目53を軸方向に
ずらして結紮装置の所定部位へ移すことにより、この部
位に縫合糸34を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結紮、特に内視鏡下手
術での結紮に好適な結紮装置に所定の結び目で縫合糸を
結び付けるための、縫合糸装着方法及び装着治具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、従来の開腹外科手術に代わり、内
視鏡下外科手術が注目を集めている。この手術は、例え
ば図14に示すように、筒状のトロッカー90を腹壁に
貫かせるとともに、腹部92内にガスを注入して腹部9
2を膨らませ、この腹部92内に上記トロッカー90を
通じて鉗子(かんし)94や腹腔鏡(内視鏡の一種)9
6等を挿入しながら施術する(図例では肝臓97近傍の
胆のう98を切除する)ものである。この手術は、従来
の開腹手術のように血管や神経、筋肉等を切断する必要
がないため、手術跡が目立たず、早期回復が可能である
という利点をもつ。
【0003】従来、この内視鏡下外科手術で縫合及び結
紮をする場合、腹部内で持針器により針を保持しながら
縫合操作し、さらに腹部外で結紮用の結び目を作るとい
った作業がなされている。しかし、この作業を進めるに
は、針の持ち替えやトロッカー外への縫合糸の出し入れ
といった多数の複雑な手順を踏まねばならず、このよう
な作業を立体的視野が得られない内視鏡下で行うこと
は、決して容易ではない。
【0004】そこで、特開平6−54855号公報で
は、筒状のカートリッジ先端から針の挾持片が出没可能
とされた結紮装置が提案されている。この装置によれ
ば、大略次の手順で簡単に結紮ができる。
【0005】上記挾持片のすぐ上方のカートリッジ周
囲に予め上記結紮用の結び目(例えばリーフノット等)
で縫合糸を結び付けておき、この結び目よりも後側の縫
合糸をプッシュチューブに挿通させておく。
【0006】上記挾持片及びカートリッジを腹部内に
挿入し、上記針で縫合操作する。
【0007】縫合後、針近傍の縫合糸部分を挾持片で
つかみ直し、この挾持片ごと糸の先端及び針をカートリ
ッジ本体内に引込む。
【0008】上記結び目をプッシュチューブにより上
記カートリッジから先方へ押し出して縫合部位へ移す。
この状態で糸端を引っ張ることにより、上記結び目で結
紮できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記装置では、結紮前
に予め、看護婦等がカートリッジ周囲に所定の結び目で
縫合糸を装着しておかねばならない。従って、同じ結紮
装置で何回も結紮作業を繰り返す場合には、その都度、
上記装着作業も繰り返す必要がある。
【0010】しかし、上記結び目を作りながらカートリ
ッジに縫合糸を装着する作業や、プッシュチューブに縫
合糸を挿通する作業は面倒であり、ましてや、これらの
作業を手術中に手袋をはめながら行うとなると相当な困
難を伴う。これが手術時間短縮の大きな妨げとなってい
る。
【0011】本発明は、このような事情に鑑み、結紮装
置に簡単な作業で迅速に縫合糸を結び付けることができ
る縫合糸装着方法及び縫合糸装着治具の提供を目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、結紮装置の所
定部位に縫合糸を所定の結び目で結び付けるための縫合
糸装着方法であって、上記結紮装置の先端部に外嵌可能
な筒部材の周囲に上記縫合糸を上記結び目で結び付けて
おき、この筒部材を上記結紮装置の先端部に外嵌した
後、上記結び目を軸方向にずらして上記結紮装置の所定
部位へ移すものである(請求項1)。
【0013】また本発明は、上記方法を実施するための
縫合糸装着治具であって、上記結紮装置の先端部に外嵌
可能な筒部材を備え、この筒部材の周囲に上記縫合糸を
上記結び目で結び付けたものである(請求項2)。
【0014】この治具では、上記筒部材の先端部に、上
記縫合糸の端部に結合された手術針を保持する針保持部
を設けるのが、より好ましい(請求項3)。この場合、
上記針保持部としては、上記手術針を刺すことが可能な
軟質材を上記筒部材の先端部内側に充填したものが好適
である(請求項4)。
【0015】また、上記縫合糸の上記結び目よりも後方
の部分を、上記結紮装置においてその先端部から先方へ
上記結び目を押し出すためのプッシュチューブに挿通す
ることにより、後述のようなより優れた効果が得られる
(請求項5)。
【0016】
【作用】請求項2記載の治具によれば、請求項1記載の
ように、予め縫合糸を所定の結び目で結び付けた筒部材
を結紮装置の先端部に外嵌し、その後上記結び目を軸方
向にずらして上記結紮装置の所定部位へ移すだけで、上
記結び目を形成したまま縫合糸を結紮装置にセットでき
る。
【0017】請求項3記載の治具では、上記筒部材の先
端部に設けられた針保持部に、上記縫合糸の端部に結合
された手術針を保持させておけば、治具の取り扱い時に
上記手術針がぶらつくことがない。具体的に、請求項4
記載の治具では、筒部材の先端部内側に充填された軟質
材に手術針を刺すだけで、この手術針を保持できる。
【0018】請求項5記載の治具では、上記縫合糸の上
記結び目よりも後方の部分をプッシュチューブに挿通し
ているので、このプッシュチューブをそのまま上記結紮
装置に装着すれば、同装置の使用を開始できる。従っ
て、結紮手術直前に上記プッシュチューブ内に縫合糸を
挿通させる作業はいらない。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図13に基づいて
説明する。
【0020】図4〜図10は、本発明が適用される内視
鏡下外科手術用結紮装置の一例を示したものである。
【0021】図示の結紮装置10は、内筒12と、外筒
14と、操作部20とを備え、内筒12の内側に2本の
移動挾持棒17,18と1本の固定挾持棒19とが挿入
されている。図6に示すように、移動挾持棒17,18
は左右に並び、固定挾持棒19と対向しており、各挾持
棒17〜19の先端部内側面には針保持用のヤスリ面1
6が形成されている。
【0022】なお、図4において13は、上記内筒12
を軸方向に操作するための鍔部である。
【0023】図7及び図8のように、上記操作部20
は、筒保持ブロック22と、この筒保持ブロック22か
ら後方に延出する2枚の支持板24とを有し、両支持板
24の後部同士が連結部材25,26により連結されて
いる。各支持板24の内側には、ピン28を中心として
揺動可能に操作板30が取付けられ、これら操作板30
の左右両翼部同士はピン32で連結されている。
【0024】上記内筒12は、上記筒保持ブロック22
を軸方向に貫き、かつ同方向に相対移動可能となってお
り、この内筒12の尾端から各挾持棒17〜19の尾端
部が後方に突出している。固定挾持棒19の尾端部は、
連結部材25を貫いた状態で連結部材26に固定されて
おり、この操作部20に対して相対移動不能となってい
る。両移動挾持棒17,18の尾端部には閉曲線部17
a,18aがそれぞれ形成され、閉曲線部17aを一方
のピン32が貫き、閉曲線部18aを他方のピン32が
貫いている。従って、上記操作板30の揺動に伴い、図
9に示すように左右の移動挾持棒17,18が互いに逆
方向に進退するようになっている。
【0025】図10(a)に示すように、各挾持棒17
〜19の先端部は、元来外力を受けない状態で径方向外
側に反る形状を有している。そして、この状態から操作
部20及び各挾持棒17〜19に対して内筒12を相対
的に前進させることにより、同図(b)に示すようにこ
の内筒12で各挾持棒17〜19が径方向外側から抑え
込まれ、径方向内側に撓むようになっている。
【0026】従って、上記図10(a)の開状態で、図
6に示すように縫合糸34先端の針36を各挾持片17
〜19の間の空間に挿入し、この状態から同図(b)の
閉状態にすることにより上記針36を3本の挾持棒17
〜19で把持でき、また、操作板20の揺動操作で左右
の挾持棒17,18を進退させることにより、挾持した
針36の角度を変更できるようになっている。
【0027】上記内筒12は、外筒14よりも長く、こ
の外筒14の内側に軸方向に相対移動可能に挿通されて
いる。外筒14の先端側開口14aは、斜め切りにされ
る分だけ開口面積が拡大されている。外筒14の外周面
にはプッシュチューブ保持筒40が形成され、このプッ
シュチューブ保持筒40内にプッシュチューブ38が挿
通可能とされており、このプッシュチューブ38内には
縫合糸34が挿通可能となっている。外筒14及びプッ
シュチューブ保持筒40の径方向外側には、これらと相
対移動不能に固定筒42が固定され、この固定筒42の
外周面には操作用の鍔部44が形成されている。
【0028】この結紮装置10の使用の際には、外筒1
4の先端部周面に所定の結び目で縫合糸34を結び付け
る必要がある。そのための治具の一例を図1に示す。
【0029】この治具は、筒部材50を備え、この筒部
材50は、上記外筒14の先端部に外嵌可能な内径を有
している。この筒部材50の周囲には、後述の結紮に必
要な結び目53で縫合糸34の途中部分が結び付けられ
ており、この結び目53よりも後側の縫合糸34が前記
プッシュチューブ38に挿通されている。また、筒部材
50の先端部には、スポンジ、脱脂綿、不織布等の軟質
材からなる針保持部52が充填され、この針保持部52
に針36を突き刺すことにより、この針36が筒部材5
0の先端に保持されている。上記外筒14の先端部の形
状により筒部材50の両端内径が異なり、そのため、治
具の運搬あるいは操作中に上記結び目53が筒部材50
から脱落するおそれがあるときは、筒部材50の外周中
央付近に脱落防止リング55を設けても良い。
【0030】なお、上記結び目53は、後述の結紮が可
能であればその種類を問わないが、図例ではいわゆる
「釣り糸結び」が採用されている。その結び手順を図2
及び図3に示す。
【0031】まず、縫合糸34の途中部分を交差させて
ループ54を形成し(図2(a))、このループ54よ
りも先端側の縫合糸34を筒部材50に巻きつけてから
上記ループ54内に通す(同図(b))。この要領で、
ループ54内に通しながら縫合糸34を筒部材50に所
定回数巻き付ける(同図(c))。そして、図3(a)
に示すように縫合糸34の後端を後方に引張ることによ
り、同図(b)に示すように筒部材50へ縫合糸34を
結び付けることができる。
【0032】この治具を用いれば、図11及び図12
(a)に示すように、筒部材50を外筒14の先端部に
外嵌し、かつプッシュチューブ保持筒40にプッシュチ
ューブ38を前から挿通した後、上記結び目53を指で
ずらす等して、この結び目53を上記筒部材50の周面
から外筒14の周面へ移し(図12(b))、その後、
筒部材50を外筒14から取外すことにより、外筒14
に上記結び目53で縫合糸34を結び付けることができ
る。従って、結紮の都度、外筒14に直接縫合糸34を
上記結び目53で結び付ける従来方法に比べ、極めて簡
単に縫合糸34を結紮装置10に装着でき、手術の所要
時間を大幅に短縮できる。
【0033】さらに、この実施例のように、上記装着治
具において縫合糸34をプッシュチューブ38に挿通し
た状態にしておけば、このプッシュチューブ38をプッ
シュチューブ保持筒40に挿通するだけで結紮を開始で
き、結紮の度にプッシュチューブ38に縫合糸34を挿
通する場合に比べ、作業時間をより短縮できる。
【0034】また、この実施例のように筒部材50の先
端に針保持部52を設け、この針保持部52に針36を
保持させておけば、治具において針36がぶらつくこと
がなく、治具をより安全に取り扱うことができる。特
に、上記針保持部52として軟質材を筒部材50に装填
したものでは、簡素な構造で、しかも針保持部52に針
36を突き刺すだけの簡単な作業で、針36を確実に保
持することが可能になる。
【0035】この縫合糸34の装着後の結紮要領は次の
通りである。
【0036】 操作部20に対する内筒12の軸方向
操作と、操作板30の回動操作とにより、図12(c)
に示すように3本の挾持棒17〜19で針36の中間部
を所定の角度でつかむ。
【0037】 の状態のまま、結紮装置10全体を
前記図14に示したトロッカー90を通じて腹部内に挿
入する。
【0038】 図13に示すような縫合部位60に針
36を掛け、針36の挾持を一旦解除した後、この針3
6の先端をつかみ直し、上記針36を上記縫合部位60
から抜く(すなわち縫合部位60に縫合糸34を通
す)。
【0039】 縫合糸34において上記針36から少
し離れた部位を挾持棒17〜19でつかみ直し、外筒1
4に対して、内筒12、操作部20、及び挾持棒17〜
19を一体に後退させる。これにより、針36及び縫合
糸34の先端部が外筒14の開口部14aよりも後退
し、この外筒14内に引き込まれた状態となる(図13
の状態)。
【0040】 外筒14に対しプッシュチューブ38
を前進させて、結び目53を外筒14の先端から先方へ
押出し、縫合部位60まで移動させる。この状態で縫合
糸34の端部を引張ることにより、一針縫合で結紮でき
る。結紮後は縫合糸34を適当な部位で切断し、次の結
紮作業に移る。
【0041】なお、以上の実施例では、針36付き縫合
糸34を取扱う場合を示したが、例えば、胆嚢管や胆嚢
動脈を、他のトロッカー90を通じて腹部内に挿入した
電気メスで剥離した後に結紮する場合には、針のついて
いない縫合糸34を結びつけた上記治具及び方法を用い
て結び目53を外筒14の周面上に形成することによ
り、迅速に結紮を開始できる。この場合は、上記針保持
部52は不要であり、縫合糸34の先端を挾持棒17〜
19の先端で保持し、他のトロッカー90を通じて腹部
内に挿入した別の器具を用いて上記剥離部分の周囲に縫
合糸34をかけ、挾持棒17〜19で縫合糸34の先端
をつかみ直し、外筒14内に引込み、上記と同様の方法
を用いて結紮すれば良い。また、プッシュチューブ38
も省略が可能であり、この場合には、他のトロッカーを
通じて腹部内に挿入した別の器具で、上記結び目53を
外筒14から先方へ外すようにすればよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明は、結紮装置の先端
部に外嵌可能な筒部材の周囲に、結紮用の結び目で縫合
糸を結び付けた治具であり、この筒部材を上記結紮装置
の先端部に外嵌した後、上記結び目を軸方向にずらして
上記結紮装置の所定部位へ移すようにしたものであるの
で、結紮の度に結紮装置へ直接上記結び目で縫合糸を結
び付ける場合に比べ、極めて簡単に縫合糸を装着でき、
手術の所要時間を大幅に短縮できる効果がある。
【0043】特に、上記筒部材の先端部に針保持部を設
けた治具では、上記縫合糸の端部に結合された手術針を
保持させることにより、この治具から手術針がぶらつく
おそれがなく、治具をより安全に取扱うことが可能にな
る。より具体的に、筒部材の先端部内側に軟質材を充填
したものでは、簡素な構造で、しかも上記軟質材に手術
針を刺すだけの簡単な作業で、針を確実に保持できる効
果がある。
【0044】また、上記縫合糸の上記結び目よりも後方
の部分を、上記結紮装置においてその先端部から先方へ
上記結び目を押し出すためのプッシュチューブに挿通し
た治具では、このプッシュチューブをそのまま上記結紮
装置に装着するだけで結紮作業を開始できる。従って、
結紮の度に上記プッシュチューブ内に縫合糸を挿通させ
る場合に比べ、手術の所要時間をさらに短縮できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における縫合糸装着治具の斜
視図である。
【図2】(a)〜(c)は上記装着治具において筒部材
に縫合糸を結び付ける手順を示す斜視図である。
【図3】(a)(b)は上記装着治具において筒部材に
縫合糸を結び付ける手順を示す斜視図である。
【図4】上記縫合糸装着治具が用いられる結紮装置の側
面図である。
【図5】上記結紮装置の平面図である。
【図6】上記結紮装置の先端部の正面図である。
【図7】上記結紮装置における操作部の断面背面図であ
る。
【図8】上記操作部の断面平面図である。
【図9】上記結紮装置の先端部の平面図である。
【図10】(a)は上記結紮装置の先端部において挾持
棒が開いた状態を示す側面図、(b)は同挾持棒が閉じ
た状態を示す側面図である。
【図11】上記装着治具を上記結紮装置に装着する前の
状態を示す斜視図である。
【図12】(a)は上記装着治具の筒部材を上記結紮装
置の外筒に外嵌した状態を示す斜視図、(b)は(a)
の状態で縫合糸の結び目を筒部材から外筒に移した状態
を示す斜視図、(c)は(b)の状態から筒部材を取外
して結紮装置の先端部に針を保持させた状態を示す斜視
図である。
【図13】上記結紮装置の腹部内での使用状態を示す斜
視図である。
【図14】内視鏡下外科手術の概要を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 結紮装置 34 縫合糸 36 針 38 プッシュチューブ 50 筒部材 52 針保持部 53 結び目

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結紮装置の所定部位に縫合糸を所定の結
    び目で結び付けるための縫合糸装着方法であって、上記
    結紮装置の先端部に外嵌可能な筒部材の周囲に上記縫合
    糸を上記結び目で結び付けておき、この筒部材を上記結
    紮装置の先端部に外嵌した後、上記結び目を軸方向にず
    らして上記結紮装置の所定部位へ移すことを特徴とする
    結紮装置への縫合糸装着方法。
  2. 【請求項2】 結紮装置の所定部位に縫合糸を所定の結
    び目で結び付けるための縫合糸装着治具であって、上記
    結紮装置の先端部に外嵌可能な筒部材を備え、この筒部
    材の周囲に上記縫合糸を上記結び目で結び付けたことを
    特徴とする結紮装置への縫合糸装着治具。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の結紮装置への縫合糸装着
    治具において、上記筒部材の先端部に、上記縫合糸の端
    部に結合された手術針を保持する針保持部を設けたこと
    を特徴とする結紮装置への縫合糸装着治具。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の結紮装置への縫合糸装着
    治具において、上記針保持部として、上記手術針を刺す
    ことが可能な軟質材を上記筒部材の先端部内側に充填し
    たことを特徴とする結紮装置への縫合糸装着治具。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の結紮装
    置への縫合糸装着治具において、上記縫合糸の上記結び
    目よりも後方の部分を、上記結紮装置においてその先端
    部から先方へ上記結び目を押し出すためのプッシュチュ
    ーブに挿通したことを特徴とする結紮装置への縫合糸装
    着治具。
JP6204985A 1994-08-30 1994-08-30 結紮装置への縫合糸装着方法及び縫合糸装着治具 Withdrawn JPH0866405A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007236679A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Olympus Medical Systems Corp 結紮装置

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