JPH08652Y2 - 太陽光集光伝送装置 - Google Patents

太陽光集光伝送装置

Info

Publication number
JPH08652Y2
JPH08652Y2 JP1989032662U JP3266289U JPH08652Y2 JP H08652 Y2 JPH08652 Y2 JP H08652Y2 JP 1989032662 U JP1989032662 U JP 1989032662U JP 3266289 U JP3266289 U JP 3266289U JP H08652 Y2 JPH08652 Y2 JP H08652Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
transparent dome
posture
support member
screw rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989032662U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02123910U (ja
Inventor
守 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP1989032662U priority Critical patent/JPH08652Y2/ja
Publication of JPH02123910U publication Critical patent/JPH02123910U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH08652Y2 publication Critical patent/JPH08652Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、反射鏡を用いて太陽を屋内へ導入案内す
る、いわゆる太陽光集光伝送装置に関する。
(従来の技術) 近時、太陽光の入らない部屋や庭に採光できる太陽光
採光装置が用いられている。この種の装置を開示する公
報として、特開昭63−131114号公報が知られている。こ
こに開示されている太陽光集光伝送装置は、反射鏡を縦
横2本の軸に支持させて、反射鏡の水平面内の方位及び
反射鏡の仰角を調整制御可能となすと共に、曇天又は夜
間時にはこれを検知して反射鏡を鉛直保持するように構
成したものである。
ところで、上述した太陽光集光伝送装置は、装置自体
がユニット化されており、現場作業者がこのユニット化
された太陽光集光伝送装置を、設置台を介して屋根上に
取付けていた。
(考案が解決しようとする課題) このとき、屋根上に取付けられた太陽光集光伝送装置
の水平度及び鉛直度が精度不十分な場合は、屋内に向う
光束が、ダクト(光を屋内に案内するためのダクト)の
軸心と一致しなくなり、ダクト内に入る光量が減少す
る。そして、この種の装置の水平度及び鉛直度は設置台
に左右されるが、実際上は、設置台を屋根に合せてすな
わち現場で合せて製作しているので、屋根上に取付ける
作業が面倒且つ難しいものとなり、ひいては取付け作業
費が高騰していた。
そこで、本考案は、この種の太陽光集光伝送装置にお
いて、簡易な構成で且つその調整作業が容易な姿勢矯正
構造を得ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決する目的でなされたもの
であって、本考案に係る太陽光集光伝送装置は、透明ド
ームと、該透明ドーム内に配された反射鏡と、前記透明
ドーム内で反射鏡を支持する支持部材と、前記支持部材
の配設姿勢を可変する姿勢矯正手段と、を備えた太陽光
集光伝送装置において、前記姿勢矯正手段は、前記支持
部材に3以上の透孔を形成するとともに、前記反射鏡を
駆動するモータ側から螺子棒を前記透孔に対応させて上
方へ突設して、該螺子棒を前記透孔へ挿通し、且つ前記
螺子棒の前記透孔より上方へ突出した部分にナットを螺
合して構成されるものである。
(作用) 上記構成に依れば、屋根上に太陽光集光伝送装置を取
付けるにあたっての載置台の水平精度が、それほど厳し
いものでなくても済むことになる。すなわち、載置台の
水平精度が不十分な場合には姿勢矯正手段によって支持
部材の姿勢(換言すれば反射鏡の位置・姿勢)を調整し
て、反射鏡を、ダクト上においてダクト軸芯に沿う位置
に一致せしめればよく、この操作によって載置台の水平
精度の不十分さが補える。そして、この調整は、単にナ
ットを回すのみにて行うことができるので、すこぶる便
宜となる。
(実施例) 以下、本考案を添付図面を基いて説明する。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は正面図、第
2図は要部拡大平面図、第3図は要部拡大縦断面図、第
4図は作用説明図である。
図において、1は本考案に係る太陽光集光伝送装置
(以下、単に「本案装置」と称する)であって、キャッ
プ状の透明ドーム2内に、反射鏡3、該反射鏡3を支持
する支持部材4及び支持部材4の配設姿勢を可変調整す
る姿勢矯正手段5を備えている。
具体的には、支持部材4は、その底板4aを透明ドーム
2の底板2aに固着し、更に、該支持部材4の底板4a上に
腕曲した支柱4bを有し、該支柱4bの上端にモータ7を垂
持する垂下接続片4cを有している。
そして、上記モータ7のケース側部に太陽光の入射方
向を検知し、上記モータを駆動する方位センサ6が配設
されている。8は上記モータ7から下方に導出された回
転軸である。9は反射鏡3の左右両側にそれぞれの端部
が固着された二股杆であって、該二股杆9の上部中央
に、上記回転軸8が固定接続されている。従って、方位
センサ6の指示でモータ7が駆動され、回転軸8及び二
股杆9が回転せしめられ、反射鏡3が垂直方向に回転せ
しめられる構成となされている。
10は、反射鏡の中央において水平方向に突出せしめら
れた回転軸であり、二股杆9の一側に取付けられたモー
タ12によって回転駆動される。11は反射鏡3の他側に取
付けられた適正方位仰角検知センサ(以下、「太陽セン
サ11」と称する)であって、該太陽センサ11の指示を受
けて上記モータ7,12が駆動され、回転軸8,10が回ること
によって反射鏡3の方位仰角が適正に保たれる。13は上
記モータ7及び12を制御するための回路ブロックであ
る。
そして、実施例においては、姿勢矯正手段5が、垂下
接続片4cとモータ7との間(厳密にはモータブロックと
の間)に配されている。
具体的には、第2図及び第3図に示すように、実施例
ではモータ7上に4本の螺子棒5aを突設し、他方垂下接
続片4cに4個の透孔4dを形成し、該透孔4dに螺子棒5aを
突出させその突出部分にナット5bを螺合し、該ナット5b
の螺合位置を可変することによって、反射鏡3の垂下方
向を可変調整できるようにしている。5cは位置固定ボル
トである。
もっとも、上記螺子棒5aの数は3本その他の複数本で
あってもよく、また、支持部材4の底板4aと透明ドーム
2の底板2a間に螺合位置可変による姿勢矯正手段5を配
して、螺合位置を変えて支持部材4全体の姿勢を変える
構成を採ってもよい。
上記構成に依る本案装置は、次のようにして屋根上に
取付けられる。
屋根板14上に載置台15を取付ける。この場合、載置台
15の水平精度はそれ程厳密でなくてもよい。次に本案装
置1を載置台15上に固定し、ナット5bの螺合位置を可変
調整して反射鏡3の垂下位置及び方向をダクト16の中心
線(軸線)に位置させる。
従って載置台15の水平精度に厳密さが要求されない分
だけ本案装置の取付け作業が容易となる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に設けられた姿勢矯正手
段は、単にナットを回すのみにて行うことができるの
で、すこぶる便宜となる。従って、本考案によれば、載
置台の水平精度が大まかなものであってもよいことによ
り、現場で屋根勾配に合せて作成する載置台の製作が楽
になり、ひいては、取付け作業が容易となり作業コスト
も低減されることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は正面図、第2
図は要部拡大平面図、第3図は要部拡大縦断面図、第4
図は作用説明図である。 1…太陽光集光伝送装置、2…透明ドーム、3…反射
鏡、4…支持部材 5…姿勢矯正手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明ドームと、該透明ドーム内に配された
    反射鏡と、前記透明ドーム内で反射鏡を支持する支持部
    材と、前記支持部材の配設姿勢を可変する姿勢矯正手段
    と、を備えた太陽光集光伝送装置において、 前記姿勢矯正手段は、前記支持部材に3以上の透孔を形
    成するとともに、前記反射鏡を駆動するモータ側から螺
    子棒を前記透孔に対応させて上方へ突設して、該螺子棒
    を前記透孔へ挿通し、且つ前記螺子棒の前記透孔より上
    方へ突出した部分にナットを螺合して構成されることを
    特徴とする太陽光集光伝送装置。
JP1989032662U 1989-03-24 1989-03-24 太陽光集光伝送装置 Expired - Lifetime JPH08652Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989032662U JPH08652Y2 (ja) 1989-03-24 1989-03-24 太陽光集光伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989032662U JPH08652Y2 (ja) 1989-03-24 1989-03-24 太陽光集光伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02123910U JPH02123910U (ja) 1990-10-12
JPH08652Y2 true JPH08652Y2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=31259213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989032662U Expired - Lifetime JPH08652Y2 (ja) 1989-03-24 1989-03-24 太陽光集光伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08652Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609241B2 (ja) * 1980-12-15 1985-03-08 三菱電機株式会社 間隔調整支持装置
JPS58195208U (ja) * 1982-06-23 1983-12-26 平林 金夫 太陽光反射固定装置
JPS63131114A (ja) * 1986-11-20 1988-06-03 Fujita Corp 晴天、曇天及び夜間の識別機能をもつ太陽光の建物内導入装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02123910U (ja) 1990-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5149188A (en) Solar powered exterior lighting system
US7918586B2 (en) Method, apparatus, and system of aiming lighting fixtures
KR880001191B1 (ko) 광 방향 센서(Sensor)
EP0309168B1 (en) Automatic solar lighting apparatus using a solar following sensor
WO2002025210A1 (en) Level and/or verticality indicator using laser beams
JP2013513817A (ja) 反射方向をセンサで制御するヘリオスタット装置
CN102607538A (zh) 一种快速自动安平激光扫平仪自动安平装置及其方法
CN106843291A (zh) 全自动太阳跟踪装置
JP2012122635A (ja) ヘリオスタットおよび太陽光集光システム
JPH08652Y2 (ja) 太陽光集光伝送装置
CN105680779A (zh) 一种全方位太阳光追踪光伏支架和光伏系统
JP4253194B2 (ja) 集光式太陽光発電装置の太陽電池パネルの設置方法
CN111158403A (zh) 一种光伏组件追日发电方法和装置
KR200475580Y1 (ko) 태양 추적기능을 구비한 지주 장착형 태양광 발전장치
CN2374845Y (zh) 双镜头激光直线经纬仪
CN109542124B (zh) 基于太阳光照角度感知的自动旋转对准装置及对准方法
CN86202713U (zh) 反射式太阳跟踪系统
JP3209221U (ja) 光源追尾装置
CN2439664Y (zh) 激光放线仪
CN218956795U (zh) 一种用于远程自动调节激光雷达信号的装置
CN216848112U (zh) 一种可见光定位器
CN2289204Y (zh) 多功能自动激光铅直仪
CN215114509U (zh) 测光角装置
CN211290606U (zh) 一种调节新能源光伏板旋转角度的调节结构
JPH0738894Y2 (ja) 太陽光採光装置