JPH086517Y2 - ローラ用マスキング - Google Patents

ローラ用マスキング

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JPH086517Y2
JPH086517Y2 JP1990032088U JP3208890U JPH086517Y2 JP H086517 Y2 JPH086517 Y2 JP H086517Y2 JP 1990032088 U JP1990032088 U JP 1990032088U JP 3208890 U JP3208890 U JP 3208890U JP H086517 Y2 JPH086517 Y2 JP H086517Y2
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JP
Japan
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roller
masking
tapered surface
roller body
paint
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Application number
JP1990032088U
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English (en)
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JPH03123561U (ja
Inventor
俊雄 木田
康成 鈴木
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ローラ本体とその両端面に設けられたジャ
ーナル部とから構成され、かつローラ本体の端部外周上
にテーパ面を有するローラの外周面上に塗料、液状接着
剤、その他の液状コーティング材料等(以下塗料等とい
う)をスプレーで塗布する際に使用されるローラ用マス
キングに関する。
(従来の技術) 上記のようなローラの外周面に塗料等をスプレー塗布
する際、塗料等がローラ本体の外面だけに塗布されてジ
ャーナル部には付着しないようにするために、同ジャー
ナル部に、円筒形状をなすマスキングを着脱自在に装着
することが行われている。
従来のこの種のマスキングとしては、第3図に示され
るような円筒体1あるいは第4図に示されるような円筒
体2からなるものがある。
第3図に示された円筒体1は、塗料等を塗布すべきロ
ーラ3のローラ本体3aの端部外周上に設けられたテーパ
面3bの先端外径とほぼ同じ外径をなすものである。また
第4図に示された円筒体2は、ローラ本体3aの外径とほ
ぼ同じ外径を有するものである。
これらの従来のローラ用マスキング1および2は、い
ずれも使用に際してはローラ3両端のジャーナル部3cに
嵌合されると共にローラ本体3aの端面に圧着してローラ
3を支持するように取り付けられる。
そしてこのように支持されたローラ3を回転すると共
に、これに対向して取付けられたスプレーガン4を相対
的に平行移動しながら塗料等5を噴射することによりロ
ーラ本体3aの外周面上にのみ塗布される。
(考案が解決しようとする課題) ところで、スプレー塗布しようとするローラには、例
えばローラ本体3a外面の保護を広げるため、ローラ本体
のテーパ面3bあるいはそれに連なる端面にもローラ本体
3aの中間部外周面と同様な肉厚で塗料等を塗布するもの
がある。
しかし、このようなローラには上記した従来のローラ
用マスキングでは、ローラ本体のテーパ面3bあるいはそ
の端面に亙って所定の塗布ができないという難点があ
る。
すなわち、第3図、第4図に示されるようにスプレー
ガン4から噴射された塗料等5がテーパ面3bに対して斜
めから投射されることから単位面積当たりの塗布量が少
なくなる上に、塗料等5がテーパ面3bに当たってから外
方にはねかえるために、同面1bに塗装されるべき塗料が
不足して薄肉になるからである。
本考案は上記難点を解消すべくなされたもので、ロー
ラ本体両端のテーパ面にも所望の肉厚で塗料等を塗布さ
せうるローラ用マスキングを提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) すなわち本考案のローラ用マスキングは、ローラ本体
の端部外周上にテーパ面を有するローラのジャーナル部
に嵌合されるローラ用マスキングにおいて、前記ローラ
本体のテーパ面に対向する端部外周上に、端面に向かっ
て細径となるテーパ面を設けたことを特徴とする。
(作用) このように構成された本考案のローラ用マスキング
は、使用する際にローラのジャーナル部に嵌合されると
共に、ローラ本体端面に圧着してローラを支持するよう
に取り付けられる。こうして支持されたローラを回転さ
せ、このローラに対向配置されたスプレーガンを相対的
に平行移動しながらローラ本体の外周面上に塗料等を噴
射する。
したがって、スプレーガンにより噴射された塗料等
は、ローラ本体のテーパ面に対しては同テーパ面に直接
塗布される他に、マスキングのテーパ面に当たりはねか
えって付着することから、ローラ本体両端のテーパ面に
も所定の肉厚で塗布される。
(従来例) 以下、本考案の実施例を図面につき説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図であり、第3図
と共通する部分には同一符号を付している。
第1図において、この実施例のマスキング6は、円筒
状をなし、一端外周上に、端面に向かって細径となるテ
ーパ面6aを有している。このテーパ面6aは、塗料等を塗
布すべきローラ本体3aのテーパ面3bに対向する側の端部
外周上に設けられている。
使用に際しては、第3図の場合と同様に、ローラ本体
3aの端部外周上にテーパ面3bを有するローラ3のジャー
ナル部3cに嵌合される。
支持されたローラ3を回転させ、これに対向配置され
たスプレーガン4を相対的に平行移動しながらローラ本
体3aの外周面上に塗料等が噴射される。
スプレーガン4により噴射された塗料等5は、ローラ
本体の外周面およびテーパ面3bには通常に塗布される
が、特にテーパ面3bに対しては直接塗布される他に、マ
スキング6のテーパ面6aに当たりはねかえって付着する
ことにより塗布される。
第2図は本考案の他の実施例を示す正面図であり、第
3図と同一部分には同一符号を付している。
この実施例のマスキング7は、円筒状をなし、一端外
周上に、端面に向かって細径となるテーパ面7aを有する
ことは第1図と同様であるが、テーパ面7aの先端がロー
ラ本体3aの端面の塗布を行う部分まで縮径している点が
第1図と相違している。
上記した実施例の場合も第1図と同様にして使用され
同様な効果を奏する。
なお、塗料等5の塗布効率を考慮した場合はマスキン
グのテーパ面7aと直交線8とのなす角度(θ)は30〜45
度が好ましい。この角度(θ)が前記範囲より小さい場
合は塗料等5が余分に付着し過ぎてロスが多くなり、ま
た大きい場合は付着量が過少となるからである。
(考案の効果) 以上、本考案のローラ用マスキングによれば、ローラ
本体のテーパ面に対向する端部外周上に、端面に向かっ
て細径となるテーパ面を設けたことにより、ローラ本体
両端のテーパ面にも効率よく所定の肉厚で塗料等を塗布
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のローラ用マスキングの一実施例を示す
一部縦断正面図、第2図は本考案の他の実施例を示す正
面図、第3図および第4図はそれぞれ従来のローラ用マ
スキングを示す正面図である。 1、2、6、7……マスキング 3……ローラ 3a……ローラ本体 3b、6a、7a……テーパ面 3c……ジャーナル部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラ本体の端部外周上にテーパ面を有す
    るローラのジャーナル部に嵌合されるローラ用マスキン
    グにおいて、前記ローラ本体のテーパ面に対向する端部
    外周上に、端面に向かって細径となるテーパ面を設けた
    ことを特徴とするローラ用マスキング。
JP1990032088U 1990-03-28 1990-03-28 ローラ用マスキング Expired - Lifetime JPH086517Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990032088U JPH086517Y2 (ja) 1990-03-28 1990-03-28 ローラ用マスキング

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JP1990032088U JPH086517Y2 (ja) 1990-03-28 1990-03-28 ローラ用マスキング

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JPH03123561U JPH03123561U (ja) 1991-12-16
JPH086517Y2 true JPH086517Y2 (ja) 1996-02-28

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