JPH0864653A - 太陽電池診断システム - Google Patents

太陽電池診断システム

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JPH0864653A
JPH0864653A JP6223921A JP22392194A JPH0864653A JP H0864653 A JPH0864653 A JP H0864653A JP 6223921 A JP6223921 A JP 6223921A JP 22392194 A JP22392194 A JP 22392194A JP H0864653 A JPH0864653 A JP H0864653A
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JP
Japan
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solar cell
cell array
unit
diagnosis
output characteristic
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JP6223921A
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English (en)
Inventor
Naotaka Uchiyama
直隆 内山
Yoshihiro Ueda
佳弘 上田
Harikage Inai
張景 井内
Takeshi Yamada
武 山田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 即時のシステムの故障診断・回復が可能とな
るし、また、保守業者側では保守点検時の保守作業量が
低減できるという利点、及びユーザー側では遮蔽物によ
る発電低下、単位太陽電池部(モジュール、セル)の故
障を知ることができ即時に対応がとれる太陽電池診断シ
ステムを提供する。 【構成】 太陽光発電システムにおける太陽電池アレイ
8と、この太陽電池アレイ8とは別のパイロットモジュ
ールM−1と、このパイロットモジュールM−1の出力
特性曲線から太陽電池アレイ8の出力特性曲線モデルを
作成しこの出力特性曲線モデルを太陽電池アレイ8の出
力特性曲線と比較し太陽電池アレイ8の異常を診断する
診断部37とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明は、太陽電池診断システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、太陽発電による分散型電源と商用
電源を連系し、太陽光発電だけでは電力がまかなえない
場合、その電力を系統側から供給するシステムが開発さ
れている。
【0003】このようなシステムは、太陽エネルギーを
電気エネルギーに変換する太陽電池アレイ、太陽電池ア
レイからの出力が他の太陽電池アレイに逆流しないよう
ダイオードや開閉器で構成された接続箱、太陽電池アレ
イからの直流電力を商用電源と同期のとれた交流電力に
変換する電力変換装置及び商用電源の異常を検出する保
護装置で構成されている。
【0004】このようなシステムなどに使用される太陽
電池アレイの直流電力−直流電圧特性(P−Vカーブ)
は図1に示すように山型の特性になるので、山型の頂上
(最大電力点PMax)で動作するように電力変換装置
等を制御してやれば、太陽電池の発電する電力を最大限
に利用することができる。
【0005】ところが、太陽電池アレイは温度、照度変
化によって直流電力−直流電圧特性が大きく変化するた
め、最大電力点PMaxも大きく変化してしまう。この
変化に対して最大電力が得られる点を探しながら動作す
るこの機能(アルゴリズム)を最大電力追従装置(機
能)と呼ぶ。
【0006】この最大電力追従制御は基本的には電圧を
変動させ、電力変化によって次回の変動方向を決定する
方法を用いている。例えば、電圧を1V上昇させて電力
変化がマイナスであれば、次回に電圧を−1V変動させ
るような方法である。
【0007】また、太陽電池アレイ全体からの出力は各
モジュールの総和となるが、セル1つが陰になることで
モジュール全体が無出力状態となってしまうため直列に
接続したモジュール列にバラツキが発生する。このバラ
ツキが、図2に示すように太陽電池出力に複数の電力ピ
ーク点Tを発生させる。陰になる状態は木の葉が1つの
セル上に乗ったり、建物、木の陰がモジュールにかかっ
たりすることによって発生する。
【0008】このような複数の電力ピーク点Tがある場
合、最大電力点追従装置では本当に最大電力点を発見す
ることができないため、損失を発生させてしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年、太陽光発電シス
テムが多目的、他用途に対して構築されてるが、次のよ
うな問題がある。
【0010】これまで工場出荷時、システム設置時、あ
るいは定期点検時にメーカー及び業者によって太陽電池
セル(モジュール)の性能検査が行われている。しか
し、太陽光発電システムは一つのセル(モジュール)が
発電不能になれば、システム全体の発電能力が大幅に低
下する。
【0011】そこで、即時のシステムの故障診断・回復
が必要であるが、定期的な保守作業のみでは、充分な効
果が得られない。
【0012】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、即時のシス
テムの故障診断・回復が可能となるし、また、保守業者
側では保守点検時の保守作業量が低減できるし、また、
ユーザー側では遮蔽物による発電低下、単位太陽電池部
(モジュール、セル)の故障を知ることができ即時に対
応がとれる太陽電池診断システムを提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、太陽光発電システムにおける単位太陽
電池部毎に自己診断機能を備えた検出回路を設けたこと
を特徴とする。また、太陽電池アレイの自己診断結果を
表示する表示機能を設けることが好ましい。
【0014】また、上記の目的を達成するために、本発
明は、太陽光発電システムにおける太陽電池アレイと、
この太陽電池アレイとは別のパイロット単位太陽電池部
と、このパイロット単位太陽電池部の出力特性曲線から
太陽電池アレイの出力特性曲線モデルを作成しこの出力
特性曲線モデルを太陽電池アレイの出力特性曲線と比較
し太陽電池アレイの異常を診断する診断部とを備えたこ
とを特徴とする。そして、前記診断部が太陽電池アレイ
の自己診断結果を表示する表示機能を有することが好ま
しい。
【0015】また、上記の目的を達成するために、本発
明は、太陽光発電システムにおける太陽電池アレイと、
単位太陽電池部に対して太陽電池アレイ自体の出力特性
曲線(PVカーブ)と付随するデータベースから不良モ
ジュールを診断するエキスパートシステムとを備えたこ
とを特徴とする。
【0016】そして、前記エキスパートシステムが太陽
電池アレイの自己診断結果を表示する表示機能を有する
ことが好ましく、また、前記エキスパートシステムが太
陽電池アレイの診断結果・使用データベースの補正機能
を有することが好ましい。
【0017】また、上記の目的を達成するために、本発
明は、太陽光発電システム用の多数の太陽電池アレイを
電力変換部に可変可能、解列可能に接続した太陽電池診
断システムにおいて、前記電力変換部が、単位太陽電池
部のそれぞれの解列機能及び接続機能と、単位太陽電池
部のそれぞれの出力特性曲線から自己診断を行う自己診
断機能とを備えことを特徴とする。
【0018】そして、太陽電池アレイ及び単位太陽電池
部の自己診断結果を表示する表示機能を有することが好
ましい。また、前記単位太陽電池部がモジュールまたは
セルであることが好ましい。
【0019】
【作用】かかる構成により、即時のシステムの故障診断
・回復が可能となるし、また、太陽電池アレイの診断機
能により、保守業者側では保守点検時の保守作業量が低
減できるし、また、ユーザー側では遮蔽物による発電低
下、単位太陽電池部(モジュール、セル)の故障を知る
ことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3に、太陽光発電による分散型電源と商用電源
とを系統連系する系統連系システムを示す。この図面に
おいて、1は商用電源の電力系統であり、発電所の主電
源2と、この発電所2からの電力を降圧して配電する変
電所3と、配電線4に設けられた遮断器5と、供給され
た電力を降圧して各家庭に供給する柱上変圧器6とを備
えている。
【0021】各家庭に設置された分散型電源は、太陽電
池アレイ8と、この太陽電池アレイ8から出力される直
流電力を交流電力に変えるインバータ(インバータ回
路)9を内蔵したインバータ装置10とを備えている。
【0022】このインバータ装置10は、商用電源の電
力系統1から分散型電源を切り離す遮断器11と、周波
数変動や電圧変動に基づいて、商用電源の電力系統1の
遮断器5の開成を検知して遮断器11を開成させる開成
検知手段12とを含む系統連系保護装置を内蔵した構成
となっている。
【0023】かかる系統連系システムにおいては、計測
される太陽電池アレイ8の出力電圧及び出力電流に基づ
いて、太陽電池アレイ8の発電電力を演算する演算手段
14と、太陽電池アレイ8の出力電圧を変化させる出力
可変手段15と、この出力可変手段15を制御して太陽
電池アレイ8の出力電圧を変化させることにより、演算
手段14で演算された発電電力が最大となる出力電圧値
を探索する探索動作を、一定の時間間隔をあけて断続的
に行う制御手段16と、発電量が異常であるときなどに
表示を行う表示手段17とを備えている。そして、前記
開成検知手段12、演算手段14、出力可変手段15及
び制御手段16は、マイクロコンピュータ20によって
構成されている。
【0024】この制御手段16は、出力可変手段15を
介してインバータ回路9を制御することにより、太陽電
池アレイ8の出力電圧を変化させ、演算手段14から出
力される電力が最大となる電圧値を探索するものであ
る。
【0025】(実施例1)図4は太陽電池アレイの構成
説明図、図5はモジュールの構成説明図、図6は本発明
に係わる太陽電池診断システムの第1実施例の構成説明
図、図7は検出回路のブロック図、図8は診断フローチ
ャートである。
【0026】太陽電池アレイ8は定格3KW出力の場
合、図4に示すように直列に6枚の単位太陽電池部であ
るモジュールMを接続してなるモジュール列Nを並列に
5列(計30モジュール)を接続している(太陽電池メ
ーカーによって多少異なる)。そして、一般的にモジュ
ールM毎の出力電圧の違いからモジュールM、単位太陽
電池部であるセルSを保護するため、太陽電池アレイ8
のモジュール列N毎に逆流ダイオード31を接続する。
【0027】また、モジュール列Nにおいてモジュール
Mは直列に接続されているため、1個のモジュールMが
無出力状態(陰になった状態)になると解放状態となっ
てしまうため、モジュール列Nが全て無出力状態になっ
てしまう。これを防ぐため各モジュールM毎に並列にバ
イパスダイオード32を接続している。
【0028】第1実施例は、太陽光発電システム用の太
陽電池アレイ8の各モジュールMに対して設けられてい
るバイパスダイオード32に電流検出機能を持った検出
回路33及び付随する表示機能を設けたものである。
【0029】検出回路33は、図7に示すように増幅回
路34とコンパレータ35と発振回路36とを有してお
り、この発振回路36はモジュールMの認識番号(アド
レス)を出し、表示機能により故障表示がなされる。
【0030】故障診断は、図8の診断フローチャートで
示されるように診断を開始して発振回路36を起動し
(ステップS1)、受信側で、アドレス受信があるか否
かで、発振回路36がモジュールMの認識番号(アドレ
ス)を出したか否かを判断し(ステップS2)、アドレ
ス受信がない場合には終了し、アドレス受信がある場合
には、故障したモジュールMの近傍のモジュールMが正
常か否かを判断し(ステップS3)、近傍のモジュール
Mが正常な場合には故障したモジュールMの故障表示を
行い(ステップS4)、近傍のモジュールMが正常でな
い場合には遮蔽物表示を行い(ステップS5)、終了す
る。
【0031】したがって、本発明によれば、太陽光発電
システムの中のモジュールMに検出回路36及び付随す
る表示機能を設けたことにより、即時の太陽光発電シス
テムの故障診断・回復が可能となる。
【0032】このモジュールMの診断機能により、保守
業者側では保守点検時の保守作業量が低減できるという
利点、及びユーザー側では遮蔽物による発電低下、モジ
ュール(セル)の故障を知ることができ即時に対応がと
れるという利点が得られる。なお、第1実施例では、単
位太陽電池部としてのモジュールMについて言及したが
セルSについてもモジュールMと同様な故障診断を取る
ことができる。
【0033】(実施例2)図9は本発明に係わる太陽電
池診断システムの第2実施例の構成説明図、図10は診
断フローチャートである。
【0034】この第2実施例はパイロットモジュールを
用いた太陽電池診断システムに関するものである。すな
わち、この第2実施例は、太陽光発電システム用のモジ
ュールMに対して太陽電池アレイ8自体の出力特性曲線
(PVカーブ)と、診断用のパイロット単位太陽電池部
であるパイロットモジュールM−1から、不良モジュー
ルが太陽電池アレイ8内に含有されるか否かを判断する
機能を持たせたものである。
【0035】この第2実施例は、太陽光発電システムの
中の太陽電池アレイ8と、パイロットモジュールM−1
と、太陽電池アレイ8自体の出力特性曲線(PVカー
ブ)とパイロットモジュールM−1自体の出力特性曲線
(PVカーブ)とを比較し太陽電池アレイ8の異常を検
出し且つ表示する、自己診断機能及び付随する表示機能
を有する診断部37から構成されている。
【0036】故障診断は、図10の診断フローチャート
で示されるように診断を開始して、パイロットモジュー
ルM−1自体の出力特性曲線(PVカーブ)を所得(ス
テップS1)して、太陽電池アレイ8の出力特性曲線
(PVカーブ)のモデルを作成し(ステップS2)、太
陽電池アレイ8自体の出力特性曲線(PVカーブ)を所
得し(ステップS3)、この太陽電池アレイ8自体の出
力特性曲線(PVカーブ)を太陽電池アレイ8の出力特
性曲線(PVカーブ)のモデルと比較し(ステップS
4)、太陽電池アレイ8自体の出力特性曲線(PVカー
ブ)が太陽電池アレイ8の出力特性曲線(PVカーブ)
のモデルと相違しない場合には終了し、太陽電池アレイ
8自体の出力特性曲線(PVカーブ)が太陽電池アレイ
8の出力特性曲線(PVカーブ)のモデルと甚だしく相
違する場合には、太陽電池アレイ8の異常表示をして
(ステップS5)、終了する。
【0037】この第2実施例によれば、太陽光発電シス
テムの中の太陽電池アレイ8に対してパイロットモジュ
ールMー1を用いた自己診断機能、及び付随する表示機
能を設けたことにより、即時の太陽光発電システムの故
障診断、回復が可能となる。
【0038】また、この太陽電池アレイ8の診断機能に
より、保守業者側では保守点検時の保守作業量が低減で
きるという利点、及びユーザー側では遮蔽物による発電
低下、セルの故障を知ることができ即時に対応がとれる
という利点が得られる。なお、第2実施例では、パイロ
ットモジュールMー1について言及したがセルSもパイ
ロットセルとしてもパイロットモジュールMー1と同様
な役目をすることは可能である。
【0039】(実施例3)図11は本発明に係わる太陽
電池診断システムの第3実施例の構成説明図、図12は
診断フローチャートである。
【0040】この第3実施例は、エキスパートシステム
を用いた太陽電池診断システムに関するものであり、太
陽光発電システムの中の太陽電池アレイ8と、太陽光発
電システム用の単位太陽電池部としてのモジュールMに
対して太陽電池アレイ8自体の出力特性曲線(PVカー
ブ)と付随するデータベースから、不良モジュールを診
断するエキスパートシステム38を用いるものである。
エキスパートシステム38は診断部39、データベース
40、表示機能部41、誤り訂正入力部42を備えてい
る。
【0041】故障診断は、図12の診断フローチャート
で示されるように診断を開始して、太陽電池アレイ8自
体の出力特性曲線(PVカーブ)を所得し(ステップS
1)、この出力特性曲線(PVカーブ)に偏曲点(電力
ピーク点T)があるか否かを判断する(ステップS
2)。偏曲点がないと判断した場合には終了する。偏曲
点があると判断した場合には座標(電圧、電流、電力
値)を所得し(ステップS3)、この所得データをデー
タ標準化プロイジャーで電圧(解放電圧)、電流(短絡
電流)、電力値などのデータから1つのデータを基準と
して標準化される(ステップS4)。この標準化は、所
得偏曲点データが、例えば、(電圧P、電圧V、電流
I、解放電圧Voc、短絡電流Isc)・・・(200
0、200、10、240、15)の場合、電圧Pを基
準に標準化すると(1、0.2、0.01、0.24、
0.015)のようになる。
【0042】このように標準化されたデータはデータベ
ース40に入力されて、このデータベース40に記憶さ
れた過去のデータ(偏曲点のある出力特性曲線のデー
タ)と参照され(ステップS5)、標準化されたデータ
に近似したデータの有無が調べられて(ステップS
6)、データが診断部39に供給され(ステップS
7)、故障診断がなされて(ステップS8)、表示機能
部41に診断結果が表示される(ステップS9)。
【0043】そして、診断に誤りがあるか否かが判断さ
れ、例えば業者が故障したモジュールMを交換して診断
に誤りがあるか否かが判断され(ステップS10)、誤
り訂正入力部42に訂正入力され(ステップS11)、
データベース40に反映されて(ステップS12)終了
する。また、ステップS10において診断に誤りがない
と判断されると、そのままデータベース40に反映され
て(ステップS12)終了する。
【0044】上記のように標準化されたデータがデータ
ベース40に参照、追加、削除されるのであるが、この
場合は、[表1]に示すようにデータ番号1・・・6で
過去のデータ(偏曲点のある出力特性曲線のデータ)が
記憶されており、例えばデータ番号1のデータの場合、
故障モジュールリストポインタ3のパターンとしては故
障箇所の候補数が2であり、データ番号6のデータの場
合、故障モジュールリストポインタ3のパターンとして
は故障箇所の候補数が4である。
【0045】そして、データ番号1のデータは、故障候
補リストではデータリスト番号1が対応し、データ番号
6のデータは、故障候補リストではデータリスト番号6
が対応している。データリスト番号1のパターンでは故
障の診断重みが4であり、データリスト番号6のパター
ンでは故障の診断重みが3である。
【0046】したがって、故障の診断重みが大きいデー
タリスト番号1のデータから故障の診断重みが小さくな
るデータリスト番号6に順次、標準化されたデータを比
較して行き、標準化されたデータに近似したデータの有
無が調べられて、データが診断部39に供給され、故障
診断がなされるのである。
【0047】
【表1】 この第3実施例によれば、太陽光発電システムの中の太
陽電池アレイ8に対してエキスパートシステム38を用
いた自己診断機能、データ蓄積機能、及び付随する表示
機能を設けたことにより、即時の太陽光発電システムの
故障診断、回復が可能となる。
【0048】この太陽電池アレイ8の診断機能により、
保守業者側では保守点検時の保守作業量が低減できると
いう利点、及びユーザー側では遮蔽物による発電低下、
モジュールMの故障を知ることができ即時に対応がとれ
るという利点が得られる。なお、第3実施例では、単位
太陽電池部としてのモジュールMについて言及したがセ
ルSについてもモジュールMと同様な故障診断を取るこ
とができる。
【0049】(実施例4)図13は本発明に係わる太陽
電池診断システムの第4実施例の構成説明図、図14は
診断フローチャートである。
【0050】この第4実施例は、接続可変の太陽電池ア
レイ8を用いた太陽電池診断システムに関するものであ
り、太陽光発電システム用の多数の太陽電池アレイ8は
図13に示すように電力変換部である集電箱(切替端子
台)43で可変可能、解列可能に接続してあるが、集電
箱(切替端子台)43に太陽電池アレイ8から単位太陽
電池部であるモジュールM一枚一枚の解列を可能にする
機能及びこのモジュールMの出力特性曲線から自己診断
を行う機能を持たせると共に、モジュールMから単位太
陽電池部であるセルS一枚一枚の解列を可能にする機能
及びこのセルSの出力特性曲線から自己診断を行う機能
を持たせてある。
【0051】故障診断は、図14の診断フローチャート
で示されるように診断を開始して、一枚の太陽電池アレ
イ8自体の出力特性曲線(PVカーブ)を所得し(ステ
ップS1)、この出力特性曲線(PVカーブ)に偏曲点
(電力ピーク点T)があるか否かを判断する(ステップ
S2)。偏曲点がないと判断した場合には終了する。偏
曲点があると判断した場合には、太陽電池アレイ8よ
り、この太陽電池アレイ8を構成するモジュールMを一
枚一枚解列して(ステップS3)、それぞれのモジュー
ルMについて出力特性曲線(PVカーブ)を所得し故障
したモジュールM(不良モジュール)があるか否かを判
断する(ステップS4)。
【0052】このステップS4で故障したモジュールM
がないと判断した場合にはステップS3に戻る。ステッ
プS4で故障したモジュールMがあると判断した場合に
は、この故障したモジュールMからセルSを一枚一枚解
列して(ステップS5)、それぞれのセルSについて出
力特性曲線(PVカーブ)を所得し故障したセルS(不
良セル)があるか否かを判断する(ステップS6)。こ
のステップS6で故障したセルSがないと判断した場合
にはステップS5に戻る。ステップS6で故障したセル
Sがあると判断した場合には、診断結果を表示して(ス
テップS7)、終了する。
【0053】この第4実施例によれば、太陽光発電シス
テム用の多数の太陽電池アレイ8を集電箱43に可変可
能、解列可能に接続した太陽電池診断システムにおい
て、前記集電箱43が、モジュールM、セルSのそれぞ
れの解列機能及び接続機能と、モジュールM、セルSの
それぞれの出力特性曲線から自己診断を行う自己診断機
能とを備えたことにより、即時のシステムの故障診断・
回復が可能となる。
【0054】この太陽電池アレイ8の診断機能により、
保守業者側では保守点検時の保守作業量が低減できると
いう利点、及びユーザー側では遮蔽物による発電低下、
モジュールM、セルSの故障を知ることができ即時に対
応がとれるという利点が得られる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明(請求項1
に係わる発明)にあっては、太陽光発電システムにおけ
る単位太陽電池部毎に自己診断機能を備えた検出回路を
設けたから、即時の太陽光発電システムの故障診断・回
復が可能となる。この単位太陽電池部毎の診断により、
保守業者側では保守点検時の保守作業量が低減できると
いう効果、及びユーザー側では遮蔽物による発電低下、
単位太陽電池部(モジュール(セル))の故障を知るこ
とができ即時に対応がとれるという効果が得られる。
【0056】また、本発明(請求項3に係わる発明)に
あっては、太陽光発電システムにおける太陽電池アレイ
と、この太陽電池アレイとは別のパイロット単位太陽電
池部と、このパイロット単位太陽電池部の出力特性曲線
から太陽電池アレイの出力特性曲線モデルを作成しこの
出力特性曲線モデルを太陽電池アレイの出力特性曲線と
比較し太陽電池アレイの異常を診断する診断部とを備え
たことから、即時の太陽光発電システムの故障診断、回
復が可能となる。
【0057】また、この太陽電池アレイの診断機能によ
り、保守業者側では保守点検時の保守作業量が低減でき
るという効果、及びユーザー側では遮蔽物による発電低
下、セルの故障を知ることができ即時に対応がとれると
いう効果が得られる。
【0058】また、本発明(請求項5に係わる発明)に
あっては、太陽光発電システムにおける太陽電池アレイ
と、単位太陽電池部に対して太陽電池アレイ自体の出力
特性曲線(PVカーブ)と付随するデータベースから不
良モジュールを診断するエキスパートシステムとを備え
たことから、即時の太陽光発電システムの故障診断、回
復が可能となる。
【0059】この太陽電池アレイの診断機能により、保
守業者側では保守点検時の保守作業量が低減できるとい
う効果、及びユーザー側では遮蔽物による発電低下、モ
ジュールMの故障を知ることができ即時に対応がとれる
という効果が得られる。
【0060】また、本発明(請求項8に係わる発明)に
あっては、太陽光発電システム用の多数の太陽電池アレ
イを電力変換部に可変可能、解列可能に接続した太陽電
池診断システムにおいて、前記電力変換部が、単位太陽
電池部のそれぞれの解列機能及び接続機能と、単位太陽
電池部のそれぞれの出力特性曲線から自己診断を行う自
己診断機能とを備えことから、即時のシステムの故障診
断・回復が可能となる。
【0061】この太陽電池アレイの診断機能により、保
守業者側では保守点検時の保守作業量が低減できるとい
う効果、及びユーザー側では遮蔽物による発電低下、モ
ジュールM、セルSの故障を知ることができ即時に対応
がとれるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】太陽電池アレイの正常な出力特性曲線(PVカ
ーブ)の説明図である。
【図2】太陽電池アレイの異常な出力特性曲線(PVカ
ーブ)の説明図である。
【図3】太陽光発電による分散型電源と商用電源とを系
統連系する系統連系システムの説明図である。
【図4】太陽電池アレイの構成説明図である。
【図5】モジュールの構成説明図である。
【図6】本発明に係わる太陽電池診断システムの第1実
施例の構成説明図である。
【図7】検出回路のブロック図である。
【図8】診断フローチャートである。
【図9】本発明に係わる太陽電池診断システムの第2実
施例の構成説明図である。
【図10】診断フローチャートである。
【図11】本発明に係わる太陽電池診断システムの第3
実施例の構成説明図である。
【図12】診断フローチャートである。
【図13】本発明に係わる太陽電池診断システムの第4
実施例の構成説明図である。
【図14】診断フローチャートである。
【符号の説明】
8 太陽電池アレイ 37 診断部 M モジュール M−1 パイロットモジュール(パイロット単位太陽電
池部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 武 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光発電システムにおける単位太陽電
    池部毎に自己診断機能を備えた検出回路を設けたことを
    特徴とする太陽電池診断システム。
  2. 【請求項2】 太陽電池アレイの自己診断結果を表示す
    る表示機能を設けた請求項1記載の太陽電池診断システ
    ム。
  3. 【請求項3】 太陽光発電システムにおける太陽電池ア
    レイと、この太陽電池アレイとは別のパイロット単位太
    陽電池部と、このパイロット単位太陽電池部の出力特性
    曲線から太陽電池アレイの出力特性曲線モデルを作成し
    この出力特性曲線モデルを太陽電池アレイの出力特性曲
    線と比較し太陽電池アレイの異常を診断する診断部とを
    備えたことを特徴とする太陽電池診断システム。
  4. 【請求項4】 前記診断部が太陽電池アレイの自己診断
    結果を表示する表示機能を有する請求項3記載の太陽電
    池診断システム。
  5. 【請求項5】 太陽光発電システムにおける太陽電池ア
    レイと、単位太陽電池部に対して太陽電池アレイ自体の
    出力特性曲線(PVカーブ)と付随するデータベースか
    ら不良モジュールを診断するエキスパートシステムとを
    備えたことを特徴とする太陽電池診断システム。
  6. 【請求項6】 前記エキスパートシステムが太陽電池ア
    レイの自己診断結果を表示する表示機能を有する請求項
    5記載の太陽電池診断システム。
  7. 【請求項7】 前記エキスパートシステムが太陽電池ア
    レイの診断結果・使用データベースの補正機能を有する
    請求項5記載の太陽電池診断システム。
  8. 【請求項8】 太陽光発電システム用の多数の太陽電池
    アレイを電力変換部に可変可能、解列可能に接続した太
    陽電池診断システムにおいて、前記電力変換部が、単位
    太陽電池部のそれぞれの解列機能及び接続機能と、単位
    太陽電池部のそれぞれの出力特性曲線から自己診断を行
    う自己診断機能とを備えことを特徴とする太陽電池診断
    システム。
  9. 【請求項9】 太陽電池アレイ及び単位太陽電池部の自
    己診断結果を表示する表示機能を有する請求項8記載の
    太陽電池診断システム。
  10. 【請求項10】 単位太陽電池部がモジュールである請
    求項1または請求項3または請求項5または請求項8ま
    たは請求項9記載の太陽電池診断システム。
  11. 【請求項11】 単位太陽電池部がセルである請求項1
    または請求項3または請求項5または請求項8または請
    求項9記載の太陽電池診断システム。
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