JPH0863996A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0863996A
JPH0863996A JP6225774A JP22577494A JPH0863996A JP H0863996 A JPH0863996 A JP H0863996A JP 6225774 A JP6225774 A JP 6225774A JP 22577494 A JP22577494 A JP 22577494A JP H0863996 A JPH0863996 A JP H0863996A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、半導体記憶装置が大容量化
され、それに伴い冗長救済線本数が増大された場合で
も、冗長デコーダのチップ占有面積を可能な限り抑える
ための技術を提供することにある。 【構成】 EPROMセルに記憶された冗長アドレスに
基づいてセットされるフリップフロップと、このフリッ
プフロップのセット状態に応じて、冗長アドレスと入力
アドレスとのビット単位の比較を可能とするためのMO
Sトランジスタとを含んで一致比較回路CAM00〜C
AMi−1n−1を形成し、この一致比較回路を、入力
アドレスのビット構成、及び冗長ワード線数に対応して
行、及び列方向に複数配置することによって、冗長デコ
ーダ51の効率良いレイアウトを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置、特に
メモリセルの一部に不良が生じた場合に、それを冗長メ
モリセルによって救済するための欠陥救済技術に関し、
例えばダイナミック型ランダム・アクセス・メモリ(D
RAMと略記する)に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMなどの半導体記憶装置の歩留ま
りを向上させる目的で従来から冗長構成が採用されてい
る。冗長構成は予備ビット若しくは予備エレメントを有
し、ウェーハプローブテストの段階で欠陥が発見される
と、その欠陥回路部分が所定の予備エレメントに切換え
られる。そのような切換えのためのアドレス情報(冗長
アドレスという)は、冗長プログラム回路にプログラム
される。欠陥ビットが無い場合には冗長救済は行われな
いが、ウェーハプローブテストの段階で欠陥が発見さ
れ、それを予備エレメントに置換えるためのアドレス情
報がプログラムされた場合、外部から入力されたアドレ
スと冗長アドレスとが比較され、それらが一致した場合
には、正規のワード線又は正規データ線に代えて、冗長
ワード線又は冗長データ線が選択される。そのように、
冗長ワード線又は冗長データ線が選択される場合におい
て、正規ワード線や正規データ線の選択は、インヒビッ
ト回路によって禁止されるようになっている。冗長アド
レスの設定は、ポリシリコンなどで形成されたヒューズ
素子をレーザ光線等を用いて必要に応じて熔断すること
によって行われていたが、近年では上記ポリシリコンな
どで形成されたヒューズに代えてEPROMセルなどの
不揮発性記憶素子が用いられるようになっている。
【0003】図8には従来の冗長デコーダが示される。
冗長アドレスを記憶するための冗長アドレス記憶回路4
1〜44が設けられ、メモリアクセスのために外部から
与えられたアドレスA1,A1*(*はローアクティブ
又は信号反転を意味する)〜A4,A4*と、冗長アド
レス記憶回路41〜44の記憶情報との比較を行うため
の一致比較回路CAM1〜CAM4が設けられる。一致
比較回路CAM1〜CAM4の後段には、一致比較回路
CAM1〜CAM4の出力信号のノア論理を得るための
ノア回路45が設けられ、このノア回路45の出力信号
に基づいて冗長行、又は冗長列の選択が行われるように
なっている。つまり、入力アドレスと冗長アドレスとが
ビット単位で比較され、両アドレスが一致した場合に、
冗長行、又は冗長列の選択が行われる。一致比較回路C
AM1〜CAM4は同一構成とされる。一致比較回路C
AM4の構成が代表的に示されるように、一致比較回路
CAM1〜CAM4は、それぞれpチャンネル型MOS
トランジスタQ1とnチャンネル型MOSトランジスタ
Q2とが並列接続されて成るトランスファゲートを含
み、冗長アドレスf,f*と入力アドレスA4,A4*
との比較が行われるようになっている。
【0004】図9には上記冗長アドレス記憶回路の構成
が示される。欠陥線のアドレスに関する復号情報の記憶
手段として、EPROM40が設けられる。pチャンネ
ル型MOSトランジスタ33,34が直列接続され、p
チャンネル型MOSトランジスタ35,36が直列接続
される。電圧VREFがnチャンネル型MOSトランジ
スタのゲート電極に印加されることによって当該nチャ
ンネル型MOSトランジスタ39が動作され、上記EP
ROM40がノード42に結合される。相補レベルの出
力信号f,f*を得るため、インバータ37,38が設
けられている。インバータ37の出力信号がpチャンネ
ル型MOSトランジスタ36にフィードバックされるこ
とによって、出力信号f,f*の論理状態が保持され
る。この保持状態は、リセット信号RESET*によっ
て解除される。
【0005】尚、冗長救済技術について記載された文献
の例としては、特開平2−239800号公報がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、冗長アドレスの記憶回路と一致比較回路が、相補レ
ベルのアドレス信号対毎にそれぞれ分散配置されている
ため、同回路で構成される冗長デコーダ回路のチップ占
有面積が大きくなってしまう。今後ますます半導体記憶
装置が大容量化され、それに伴い冗長救済線本数が増大
された場合、冗長デコーダの増加によりチップ面積が大
きくなり、歩留りが低下する虞がある。
【0007】本発明の目的は、半導体記憶装置が大容量
化され、それに伴い冗長救済線本数が増大された場合で
も、冗長デコーダのチップ占有面積を可能な限り抑える
ための技術を提供することにある。
【0008】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0010】すなわち、冗長回路の動作をプログラム可
能な不揮発性記憶素子と、不揮発性記憶素子に記憶され
た冗長アドレスに基づいて相補アドレスを形成するため
の回路と、この回路の状態に応じて、冗長アドレスと入
力アドレスとのビット単位の比較を可能とするためのト
ランジスタとを含んで成る比較手段を、入力アドレスの
ビット構成、及び冗長救済線数に対応して行、及び列方
向に複数配置する。このとき、上記比較手段の比較結果
に応じて駆動される第1トランジスタが上記比較手段に
対応して複数配列され、且つ、この第1トランジスタが
上記比較手段の列方向の配列に対応して互いに直列接続
されることによって入力アドレスと冗長アドレスとの一
致信号を得るように構成することができる。上記比較手
段の比較結果に応じて駆動される第2トランジスタが上
記比較手段に対応して複数配列され、且つ、この第2ト
ランジスタが上記比較手段の列方向の配列に対応して互
いに並列接続されることによって入力アドレスと冗長ア
ドレスとの不一致信号を得るように構成することができ
る。
【0011】
【作用】上記した手段によれば、不揮発性記憶素子に記
憶された冗長アドレスに基づいてセットされるフリップ
フロップと、このフリップフロップのセット状態に応じ
て、冗長アドレスと入力アドレスとのビット単位の比較
を可能とするためのトランジスタとを含んで比較手段を
形成し、この比較手段を、入力アドレスのビット構成、
及び冗長救済線数に対応して行及び列方向に複数配置す
ることは、比較手段のマトリクス配置により、効率良い
レイアウトを可能とし、冗長救済線本数が増大された場
合のチップ占有面積の増大を可能な限り抑える。
【0012】
【実施例】図7には本発明の一実施例であるDRAMが
示される。同図に示されるDRAMは、特に制限されな
いが、公知の半導体集積回路製造技術によってシリコン
基板のような一つの半導体基板に形成されている。図7
において、54は複数個のダイナミック型メモリセルを
マトリクス配置した正規メモリセルアレイであり、メモ
リセルの選択端子はロウ方向毎にワード線に結合され、
メモリセルのデータ入力端子はカラム方向毎に相補デー
タ線に結合される。そしてそれぞれの相補データ線は、
相補データ線に1対1で結合された複数個のカラム選択
スイッチを含むカラム選択回路57を介して相補コモン
データ線に共通接続される。特に制限されないが、アド
レスマルチプレクス方式が採用され、ロウ及びカラムア
ドレス入力信号を、それらのタイミングをずらすことに
より共通のアドレス端子から取込むようにしている。す
なわち正規ロウデコーダ52と、カラムデコーダ56に
は、外部から与えられたアドレス信号が入力されるよう
になっている。このようなアドレス入力を円滑に行うた
めロウアドレスストローブ信号RAS*、及びカラムア
ドレスストローブ信号CAS*の2種類のクロック信号
が外部から与えられる。一つのメモリサイクル(ロウア
ドレスストローブ信号RAS*の1周期)中に読出し、
あるいは書込みの一方の動作のみを可能とするため、ロ
ウアドレスストローブ信号RAS*の立下り時点でロウ
アドレスを、カラムアドレスストローブ信号CAS*の
立下り時点でカラムアドレスを内部回路に取込むように
し、ライトイネーブル信号WE*の状態によって当該サ
イクルが書込みサイクルか読出しサイクルかの判断を可
能としている。さらに、アウトプットイネーブル信号O
E*がローレベルにアサートされることによって、読出
しデータの外部出力が可能とされる。このような判断並
びに各部の動作制御は制御部55によって行われる。
尚、この制御部55には、ダイナミック型メモリセルの
記憶内容を所定の周期でリフレッシュするためのセルフ
リフレッシュ制御系などを含む。
【0013】正規ロウデコーダ52のデコード出力に基
づいて、正規メモリセルアレイ54のワード線が選択レ
ベルに駆動される。そしてカラムデコーダ56のデコー
ド出力に基づいてカラム選択回路57が駆動され、これ
により特定されるメモリセルからのデータ読出し若しく
はデータ書込みが可能とされる。また、微弱なメモリセ
ルデータを増幅するためのセンスアンプ59が設けられ
る。データ入出力回路58にはメインアンプが含まれ、
このメインアンプを介して読出しデータの外部送出が可
能とされる。特に制限されないが、リフレッシュ動作に
おいて、上記センスアンプ59がリフレッシュ用増幅回
路として利用される。つまり、センスアンプ59で検
出、増幅された信号がメモリセルに再書込みされること
によって、ダイナミック型メモリセルのリフレッシュが
行われる。読出し/書込み動作が行われると、選択され
たワード線に結合されている全てのメモリセルが同時に
リフレッシュされる。従って、正規メモリセルアレイ5
4の全部をリフレッシュするためには選択ワード線を変
えながら、一定時間の間にワード線の数だけリフレッシ
ュ動作が行われる。
【0014】正規メモリセルアレイ54の一部の欠陥
を、ワード単位に救済するための冗長構成として、冗長
メモリセルアレイ23と、この冗長メモリセルアレイ2
3の冗長ワード線を選択的に駆動するための冗長デコー
ダ51が設けられている。正規メモリセルアレイ54に
欠陥があり、それを救済するためのアドレス情報(冗長
アドレス)が、冗長デコーダ51内の記憶手段ににプロ
グラムされるようになっている。正規メモリセルアレイ
54の一部の欠陥を救済するための冗長アドレスが冗長
デコーダ51にプログラムされた場合には、外部から入
力されたロウアドレスと冗長アドレスとが比較され、そ
れらが一致した場合には、正規メモリセルアレイ54に
おける正規ワード線に代えて、冗長メモリセルアレイ5
3における冗長ワード線が選択される。
【0015】図1には、上記DRAMに含まれる冗長デ
コーダ51の詳細な構成が示される。図1に示される冗
長デコーダ51は、特に制限されないが、センスレベル
設定回路群4、一致比較回路群2、駆動回路18、電源
検出回路12、及びバッファ群6を含む。
【0016】上記バッファ群6は、相補レベルの入力ア
ドレスA0,A0*〜An−1,An−1*のビット数
に対応して配置された複数のバッファ16を有する。こ
の複数のバッファ16の出力端子は、行方向に配列され
た一致比較回路のアドレス入力端子に共通接続されてお
り、入力されたアドレス信号が、アドレス比較のため
に、対応する一致比較回路に伝達されるようになってい
る。例えば相補レベルの入力アドレスA0,A0*に対
応するバッファ16,16から出力されたアドレス信号
DA0,DA0*は、一致比較回路CAM00〜CAM
i−10に伝達され、アドレス信号An−1,An−1
*に対応するバッファ16,16から出力されたアドレ
ス信号DAn−1,DAn−1*は、一致比較回路CA
M0n−1〜CAMi−1n−1に伝達されるようにな
っている。
【0017】一致比較回路群2は、冗長アドレスの記憶
するためのEPROMセルを含み、このEPROMセル
に記憶された冗長アドレスと、メモリアクセスのための
外部から入力されたアドレスとを比較する機能を有し、
マトリクス状に配置形成された複数の一致比較回路CA
M00〜CAMi−1n−1を含む。すなわち、一致比
較回路は、行方向(矢印X方向)にi個配列され、列方
向(矢印Y方向)にn個配置される(i,nはいずれも
正の整数)。一致比較回路の列方向の配列数は、相補レ
ベルの入力アドレスA0,A0*〜An−1,An−1
*に対応している。例えば、入力アドレスが8ビット構
成の場合、n=8とされる。また、一致比較回路の行方
向の配列数iは、冗長救済線例えば冗長メモリセルアレ
イ53における冗長ワード線の数に対応する。例えば冗
長ワード線数が4本の場合、i=4とされる。つまり、
入力アドレスのビット構成によって一致比較回路の列方
向の配列数が決定され、冗長ワード線数によって一致比
較回路の行方向の配列数が決定される。そして、バッフ
ァ部6を介して取込まれたアドレスDA0,DA0*〜
DAn−1,DAn−1*が、行方向配列された一致比
較回路毎に、共通に入力されるようになっている。例え
ば、アドレスDA0,DA0*は、一致比較回路CAM
00〜CAMi−10に共通に入力され、同様に、アド
レスDAn−1,DAn−1*は一致比較回路CAM0
n−1〜CAMi−1n−1に共通に入力される。
【0018】複数の一致比較回路CAM00〜CAMi
−1n−1の比較結果出力端子には、それぞれnチャン
ネル型MOSトランジスタQH00〜QHi−1n−
1、及びpチャンネル型MOSトランジスタQM00〜
QMi−1n−1が結合され、対応する一致比較回路の
出力信号によって、それらが駆動されるようになってい
る。nチャンネル型MOSトランジスタQH00〜QH
i−1n−1は、列毎に互いに直列接続されており、対
応する一致比較回路からの出力信号のナンド論理を得る
ことによって一致信号HS0〜HSi−1を形成するた
めに設けられている。pチャンネル型MOSトランジス
タQM00〜QMi−1n−1は、列毎に並列接続され
ており、対応する一致比較回路からの出力信号のノア論
理を得ることによって不一致信号MS0〜MSi−1を
形成するために設けられている。
【0019】また、電源検出回路12は、電源電圧の投
入を検出してパワーオンセット信号を生成する機能を有
し、この電源検出回路12からのパワーオンセット信号
が、後段の駆動回路18に伝達されるようになってい
る。この駆動回路18は、制御線24を介して一致比較
回路CAM00〜CAMi−1n−1に、パワーオンセ
ット信号、及び書込み用高電圧信号を供給するための機
能を有する。
【0020】センスレベル設定回路群4は、上記一致比
較回路群2からの一致信号や不一致信号のセンスレベル
を設定するもので、特に制限されないが、上記一致比較
回路群2からの一致信号や不一致信号の数に対応する複
数のセンスレベル設定回路14を含む。この複数のセン
スレベル設定回路14は、そのうちの一つが代表的に示
されるように、プリチャージ用のnチャンネル型MOS
トランジスタQprと、ディスチャージ用のnチャンネ
ル型MOSトランジスタQdisと、転送用のnチャン
ネル型MOSトランジスタQdsとが結合されて成る。
nチャンネル型MOSトランジスタQprは高電位側電
源Vccに結合され、プリチャージ制御信号φprがハ
イレベルにアサートされるタイミングで、信号伝達路を
プリチャージする。また、nチャンネル型MOSトラン
ジスタQdisは、低電位側電源Vssに結合され、デ
ィスチャージ制御信号φdisがハイレベルにアサート
されるタイミングで、信号伝達路の電荷をディスチャー
ジする。さらに、nチャンネル型MOSトランジスタQ
dsは、転送制御信号φdsがハイレベルにアサートさ
れるタイミングで、上記一致比較回路群2からの比較結
果を取込む。nチャンネル型MOSトランジスタQpr
により信号伝送路がプリチャージされた状態で、nチャ
ンネル型MOSトランジスタQdsを介して一致比較回
路群2からの比較結果の取込みが行われる。
【0021】さらに、一致信号HIT0〜HITi−1
や、不一致信号Miss0〜Missi−1を出力する
ためのセンスアンプSAが設けられる。このセンスアン
プSAを介して出力される一致信号HIT0〜HITi
−1の数は、冗長メモリセルアレイ53における冗長ワ
ード線数に対応する。つまり、上記一致信号がハイレベ
ルにアサートされた場合、それに対応する冗長ワード線
が、選択レベルに駆動される。このとき、正規メモリセ
ルアレイ54における正規ワード線は、インヒビット回
路(図示せず)により禁止される。
【0022】図2には、説明の便宜上、冗長ワード線1
本に対応する部分の構成が抜出して示される。尚、図2
では転送用のMOSトランジスタQdsは省略されてい
る。相補レベルの入力アドレスDA0,DA0*〜DA
n−1,DAn−1*は、一致比較回路CAM00〜C
AM0n−1に、相補ビット単位に入力されるようにな
っている。nチャンネル型MOSトランジスタQH00
からQH0n−1が直列接続され、このnチャンネル型
MOSトランジスタQH00からQH0n−1のゲート
電極に、一致比較回路CAM00〜CAM0n−1から
の比較結果信号20が入力されるようになっている。M
OSトランジスタQH0n−1は低電位側電源Vssに
結合され、MOSトランジスタQH00は、プリチャー
ジ用のnチャンネル型MOSトランジスタQprを介し
て高電位側電源Vccに結合されるとともに、ディスチ
ャージ用のnチャンネル型MOSトランジスタQdis
を介して低電位側電源Vssに結合されている。プリチ
ャージ信号φprがハイレベルのとき、nチャンネル型
MOSトランジスタQprがオンされることによってノ
ードHS0がプリチャージされる。また、ディスチャー
ジ信号φdisがハイレベルのとき、nチャンネル型M
OSトランジスタQdisがオンされることによりノー
ドHS0がディスチャージされる。ノードHS0の論理
レベルは、センスアンプSA1を介して、後段回路へ出
力される。
【0023】また、一致比較回路CAM00〜CAM0
n−1からの比較結果信号20は、一致比較回路CAM
00〜CAM0n−1に対応して配置されたpチャンネ
ル型MOSトランジスタQM00〜QM0n−1のゲー
ト電極に入力される。このpチャンネル型MOSトラン
ジスタQM00〜QM0n−1は互いに並列接続されて
いる。pチャンネル型MOSトランジスタQM00〜Q
M0n−1のドレイン電極は低電位側電源Vssに結合
される。pチャンネル型MOSトランジスタQM00〜
QM0n−1のソース電極はノードMS0とされ、この
ノードMS0は、プリチャージ用のnチャンネル型MO
SトランジスタQprを介して高電位側電源Vccに結
合されるとともに、ディスチャージ用のnチャンネル型
MOSトランジスタQdisを介して低電位側電源Vs
sに結合されている。また、ノードMS0の論理レベル
は、センスアンプSA2を介して、後段回路へ出力され
る。
【0024】上記一致比較回路CAM00〜CAMi−
1n−1は全て同一構成とされ、図4には、一致比較回
路CAM00の構成例が代表的に示される。冗長アドレ
スを保持するためのフリップフロップFFが設けられて
いる。このフリップフロップFFの一方のノードN1に
は、EPROMセルQ9、nチャンネル型MOSトラン
ジスタQ5,Q6が結合され、他方のノードN2には、
EPROMセルQ10、nチャンネル型MOSトランジ
スタQ7,Q8が結合される。EPROMセルQ9,Q
10のゲート電極には制御線24が結合され、この制御
線24を介してパワーオンセット信号や、書込み用高電
圧の印加が可能とされる。nチャンネル型MOSトラン
ジスタQ5,Q7は転送用MOSトランジスタとされ、
データセット用のワード線22がハイレベルに駆動され
た場合に、アドレス信号DA0,DA0*がノードN
1,N2に伝達可能とされる。nチャンネル型MOSト
ランジスタQ6,Q8はアドレス比較結果を出力するた
めのMOSトランジスタとされ、それぞれノードN1,
N2がハイレベルの場合に、アドレス信号DA0,DA
0*の論理状態を比較結果信号20として出力する。上
記フリップフロップFFは、pチャンネル型MOSトラ
ンジスタQ1とnチャンネル型MOSトランジスタQ3
とによって形成された第1インバータと、pチャンネル
型MOSトランジスタQ2とnチャンネル型MOSトラ
ンジスタQ4とによって形成された第2インバータとが
結合されて成る。
【0025】EPROMセルQ9,Q10への書込み動
作について説明する。EPROMセルQ9,Q10への
書込みは、先ず、EPROMセルQ9,Q10を紫外線
照射若しくは電圧印加により消去し、その後、相補レベ
ルのアドレス信号DA0,DA0*の電位差(Vcc/
Vss)を利用して、一方のノードN1をハイレベルと
し、他方のノードN2をローレベルとする。次いで、制
御線24に書込み用高電圧Vppをパルス状に印加す
る。特に制限されないが、書込み用高電圧Vppは12
Vとされる。そのような高電圧印加により、EPROM
セルQ10のゲート・ドレイン間の電位差が12V、E
PROMセルQ9のゲート・ドレイン間の電位差が9V
となる。EPROMセルQ10の浮遊ゲートにホットエ
レクトロンによる電子が注入され、当該EPROMセル
Q10のしきい値Vthが高レベル化される。このと
き、EPROMセルQ9のしきい値Vthはほとんど変
動されず、上記の消去直後のしきい値Vthの低レベル
状態が保持される。この結果、フリップフロップFF
は、しきい値Vthが低レベルとなるほうのEPROM
セル側で電流が流れるため、ノードN2がローレベル、
ノードN1がハイレベルとなる。つまり、EPROMセ
ルQ9,Q10の記憶状態に応じて、フリップフロップ
FFの論理状態がセットされる。EPROMセルQ9,
Q10への書込みについて説明したが、実際の冗長アド
レスの書込みは、一致比較回路列毎に行われる。尚、一
度EPROMセルに書込まれた冗長アドレスは電源遮断
時においても保持され、その保持情報(保持アドレス)
電源投入毎のパワーオンセットによりフリップフロップ
FFにセットされる。
【0026】上記のように、冗長アドレス(ノードN1
がローレベル、ノードN2がハイレベル)がフリップフ
ロップFFセットされた状態で、アドレス信号DA0が
ハイレベル、アドレス信号DA0*がローレベルとされ
た場合を考える。このとき、フリップフロップのセット
状態より、ノードN2がハイレベルとされているので、
nチャンネル型MOSトランジスタQ8がオンされ、比
較結果信号20は、アドレス信号DA0*の駆動能力に
応じて電流が流れることによってローレベルとされる。
この状態は、EPROMセルの記憶情報と入力アドレス
とが不一致であることを意味する。尚、ノードN1がロ
ーレベルであることから、nチャンネル型MOSトラン
ジスタQ6はオフ状態とされる。逆に、アドレス信号D
A0がローレベル、アドレス信号DA0*がハイレベル
の場合、比較結果信号20はハイレベルとされ、それ
は、EPROMセルの記憶情報と入力アドレスとが一致
することを意味する。尚、制御線24へのパワーオンセ
ット信号がパルス状に与えられるため、パワーオンセッ
ト以降のEPROMセルQ9,Q10のゲート電極が低
電位側電源Vssとなる。このことは、EPROMセル
Q9,Q10のゲート電極に常時電圧を印加する場合に
比べて、記憶情報の長期保持が可能とされる。つまり、
EPROMセルのディスターブ耐性の向上を図ることが
できる。
【0027】次に、冗長デコーダ51の動作について説
明する。nチャンネル型MOSトランジスタQH00〜
QH0n−1が互いに直列接続されているため、全ての
一致比較回路CAM00〜CAM0n−1からの比較結
果信号20がハイレベルになった場合に限り、ノードH
S0がローレベルとなり、それによりセンスアンプSA
1からの一致検出信号HIT0がハイレベルにアサート
される。換言すれば、入力されたアドレス信号の全ビッ
トが、フリップフロップFFにセットされた冗長アドレ
スと一致した場合に、ノードHS0がローレベルとさ
れ、センスアンプSA1からの一致検出信号HIT0が
ハイレベルにアサートされる。
【0028】逆に、上記のアドレス比較において、全ビ
ットが一致しない場合には、ノードHS0がハイレベル
となるため、センスアンプSA1からの一致検出信号H
IT0はローレベルとされる。このとき、pチャンネル
型MOSトランジスタQM00〜QM0n−1の何れか
がオンされるので、ノードMS0がローレベルとされ、
それによりセンスアンプSA2からの不一致検出信号M
iss0がハイレベルにアサートされる。一致比較回路
群2では、列方向に配列された一致比較回路毎に異なる
冗長アドレスの設定が可能とされるため、その設定によ
り、複数の正規ワード線についての救済が可能とされ
る。
【0029】一致信号HIT0〜HITi−1、不一致
信号Miss0〜Missi−1は、図3に示されるよ
うに、パルス状に形成される。一致信号HIT0がハイ
レベルにアサートされた場合には、入力アドレスと冗長
アドレスとが一致したことを意味し、換言すれば入力さ
れたアドレス信号が、正規メモリセルアレイ54におけ
る不良ビットを選択するようなアドレスであるため、冗
長デコーダ51により、正規ワード線に代えて冗長ワー
ド線が選択される。尚、一致検出信号HIT0がハイレ
ベルにアサートされない限り、冗長ワード線が選択され
ることはない。
【0030】上記のアドレス比較において、入力アドレ
スと冗長アドレスとが不一致の場合には不一検出致信号
Miss0がハイレベルにアサートされることによっ
て、パルス信号が形成される。このように、一致信号と
は別に不一致信号を生成するのは、以下の理由による。
入力アドレスと冗長アドレスとの比較のため、アドレス
が入力されてから一致検出信号HITOがアサートされ
るまでに所定の時間を要する。正規ワード線と冗長ワー
ド線との切換えを正確に行うには、アドレスが与えられ
てから正規ワード線が選択されるタイミングと、冗長ワ
ード線が選択されるタイミングとが等しいほうが良い。
しかし、一致検出信号は、入力アドレスと冗長アドレス
とが一致した場合にのみアサートされる信号であるた
め、そのような信号では、不一致の場合の正規ワード線
の選択タイミングを冗長ワード線選択の場合に合せるこ
とができない。そこで、pチャンネル型MOSトランジ
スタQM00〜QMi−1n−1を上記一致比較回路の
列方向の配列に対応して互いに並列接続することによっ
て入力アドレスと冗長アドレスとの不一致信号Miss
を生成し、それに基づいて正規ワード線の選択タイミン
グを、冗長ワード線の選択タイミングに合せるようにし
ている。そのように一致信号に加えて不一致信号を生成
することにより、アドレスが与えられた後、正規ワード
線が選択されるタイミングと、冗長ワード線が選択され
るタイミングとを容易に整合させることができる。
【0031】上記実施例によれば、以下の作用効果を得
ることができる。 (1)不揮発性記憶素子としてのEPROMセルQ9,
Q10に記憶された冗長アドレスに基づいてセットされ
るフリップフロップFFと、このフリップフロップFF
のセット状態に応じて、冗長アドレスと入力アドレスと
のビット単位の比較を可能とするためのnチャンネル型
MOSトランジスタQ6,Q8とを含んで一致比較回路
CAM00〜CAMi−1n−1を形成し、この一致比
較回路を、入力アドレスのビット構成、及び冗長ワード
線数に対応して行、及び列方向に複数配置することによ
って、冗長デコーダ51の効率良いレイアウトが可能と
され、冗長ワード線数が増大された場合でも、冗長デコ
ーダ51のチップ占有面積の増大を可能な限り抑えるこ
とができる。それにより、チップの歩留り低下を阻止す
ることができる。 (2)上記一致比較回路CAM00〜CAMi−1n−
1の比較結果に応じて駆動されるnチャンネル型MOS
トランジスタQH00〜QHi−1n−1を一致比較回
路に対応して複数配列し、且つ、このnチャンネル型M
OSトランジスタQH00〜QHi−1n−1を上記一
致比較回路の列方向の配列に対応して互いに直列接続す
ることによって、入力アドレスと冗長アドレスとの一致
信号を容易に得ることができる。 (3)上記一致比較回路CAM00〜CAMi−1n−
1の比較結果に応じて駆動されるpチャンネル型MOS
トランジスタQM00〜QMi−1n−1を一致比較回
路に対応して複数配列し、且つ、このpチャンネル型M
OSトランジスタQM00〜QMi−1n−1を上記一
致比較回路の列方向の配列に対応して互いに並列接続す
ることによって入力アドレスと冗長アドレスとの不一致
信号を容易に得ることができる。そして、そのように不
一致信号を得ることにより、冗長ワード線が選択される
場合と正規ワード線が選択される場合とのタイミングを
容易に整合させることができる。 (4)上記実施例の一致/不一致検出速度は、MOSト
ランジスタQ6,Q8,QH00〜QHi−1n−1、
QM00〜QMi−1n−1などのオン電流値で決定さ
れるため、十分なオン電流を流すことによって、高速動
作が期待できる。
【0032】図5には一致比較回路の他の構成例が示さ
れる。図5に示される一致比較回路が図4に示されるの
と異なるのは、EPROMセルQ9,Q10に、それぞ
れnチャンネル型MOSトランジスタQ11,Q12を
結合した点である。
【0033】このnチャンネル型MOSトランジスタQ
11,Q12は制御線24のレベルに応じて、それぞれ
EPROMセルQ9,Q10のドレイン電極をノードN
1,N2に結合させるように作用する。つまり、制御線
24がハイレベルの場合に限り、nチャンネル型MOS
トランジスタQ11,Q12がオンされることによっ
て、EPROMセルQ9,Q10のドレイン電極がそれ
ぞれノードN1,N2に結合されるようになっている。
制御線24がハイレベルにされるのは、パワーオンセッ
ト、及び書込み用高電圧印加時のみであるから、パワー
オンセット、及び書込み用高電圧印加時以外ではEPR
OMセルQ9,Q10のドレイン電極が開放されるの
で、EPROMセルQ9,Q10のドレイン・ディスタ
ーブ耐性の向上を図ることができる。また、制御線24
のハイレベルを制御することにより、EPROMセルQ
9,Q10のドレイン電圧を低レベルにコントロールで
きるので、より耐性を向上できる。場合によっては、M
OSトランジスタQ11,Q12のゲート電極を制御線
24とは別線として、低レベルにコントロールしても同
様な効果が期待できる。
【0034】図6には一致比較回路の他のさらに構成例
が示される。図6に示される一致比較回路が図4に示さ
れるのと異なるのは、フリップフロップFFを形成する
ためのnチャンネル型MOSトランジスタQ3,Q4に
代えてEPROMセルQ9,Q10を適用した点であ
る。図6に示される一致比較回路における一致比較動作
は、図4に示される構成の場合と同じであるが、書込み
動作が異なる。そこで、書き込み動作について以下に説
明する。
【0035】書込みは、アドレス信号DA0からnチャ
ンネル型MOSトランジスタQ5を介して、一方のノー
ドN1に書込み用高電圧Vpp(例えば12V)を印加
することによって可能とされる。このとき、他方のノー
ドN2は低電位側電源Vssレベルとされる。この結
果、消去後のEPROMセルQ10では、ゲート電極の
電位が書込み用高電圧Vppレベル、ドレイン電極が低
電位側電源Vssレベルとなり、浮遊ゲートに電子がト
ンネル現象で注入され、しきい値Vthが高レベルとな
る。一方、EPROMセルQ9では、ゲート電極が低電
位側電源Vssレベル、ドレイン電極が書込み用高電圧
Vppレベルとされ、若干のドレインディスターブを受
けるが、しきい値Vthの変動は無視できる程度で低レ
ベルとされる。このようにして冗長アドレスの書込みが
行われる。
【0036】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0037】例えば、上記実施例では冗長ワード線によ
る冗長救済について説明したが、冗長データ線による冗
長救済の場合にも、同様に実施することができる。ま
た、使用されるデバイスとしては、nチャンネル型MO
Sトランジスタ、pチャンネル型MOSトランジスタの
いずれでもよい。さらに、電源として、正負いずれを使
用してもよいし、EPROMセルへの印加電圧値なども
任意に設定することができる。また、一致比較回路内
に、電流遮断用MOSトランジスタを設け、活性時以外
には電流を消費しないようにすることで、チップの消費
電流の低減を図ることができる。そのような電流遮断用
MOSトランジスタの駆動制御信号としては、基本的に
はロウアドレスの有効性を示すロウアドレスストローブ
信号RAS*を使用することができる。さらに、上記実
施例では、フリップフロップFFにおける負荷MOSト
ランジスタとして、pチャンネル型MOSトランジスタ
を適用したが、それに代えて高抵抗素子や、nチャンネ
ル型MOSトランジスタを適用することができる。そし
て、nチャンネル型MOSトランジスタQdsは一致/
不一致検出の動作をタイミング信号φdsで活性化する
ものであるが、図2に示されるように、このMOSトラ
ンジスタQdsを省略しても一致/不一致検出は可能と
される。
【0038】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるDRA
Mに適用した場合について説明したが、本発明は上記実
施例に限定されるものではなく、スタティック型RAM
や、リード・オンリ・メモリ、一括消去型のフラッシュ
メモリなど、各種半導体記憶装置、さらにはそのような
半導体記憶装置を含むデータ処理装置に広く適用するこ
とができる。
【0039】本発明は、少なくとも冗長回路の動作を電
気的にプログラム可能な不揮発性記憶素子を含むことを
条件に適用することができる。
【0040】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0041】すなわち、冗長回路の動作をプログラム可
能な不揮発性記憶素子と、この不揮発性記憶素子に記憶
された冗長アドレスに基づいてセットされるフリップフ
ロップと、このフリップフロップのセット状態に応じ
て、冗長アドレスと入力アドレスとのビット単位の比較
を可能とするためのトランジスタとを含んで比較手段を
形成し、この比較手段を、入力アドレスのビット構成、
及び冗長救済線数に対応して行、及び列方向に複数配置
することによって、冗長デコーダの効率良いレイアウト
が可能とされ、冗長救済線数が増大された場合のチップ
占有面積の増大を可能な限り抑えることができる。ま
た、上記比較手段の比較結果に応じて駆動される第1ト
ランジスタを上記比較手段に対応して複数配列し、且
つ、この第1トランジスタを上記比較手段の列方向の配
列に対応して互いに直列接続することによって、入力ア
ドレスと冗長アドレスとの一致信号を容易に得ることが
できる。さらに、上記比較手段の比較結果に応じて駆動
される第2トランジスタを上記比較手段に対応して複数
配列し、且つ、この第2トランジスタを上記比較手段の
列方向の配列に対応して互いに並列接続することによっ
て入力アドレスと冗長アドレスとの不一致信号を容易に
得ることができる。そして、そのように不一致信号を得
ることにより、例えば冗長ワード線が選択される場合と
正規ワード線が選択される場合とのタイミングを容易に
整合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるDRAMに含まれる冗
長デコーダの構成例回路図である。
【図2】上記冗長デコーダの主要部の構成例回路図であ
る。
【図3】上記冗長デコーダの動作タイミング図である。
【図4】上記冗長デコーダに含まれる一致比較回路の構
成例回路図である。
【図5】上記一致比較回路の他の構成例回路図である。
【図6】上記一致比較回路の他の構成例回路図である。
【図7】上記DRAMの全体的な構成例回路図である。
【図8】従来の冗長デコーダのブロック図である。
【図9】従来の冗長デコーダの主要部構成例回路図であ
る。
【符号の説明】
2 一致比較回路群 4 センスレベル設定回路群 6 バッファ群 12 電源検出回路 14 センスレベル設定回路 16 バッファ 18 駆動回路 51 冗長デコーダ 52 正規ロウデコーダ 53 冗長メモリセルアレイ 54 正規メモリセルアレイ 55 制御部 56 カラムデコーダ 57 カラム選択回路 58 データ入出力回路 59 センスアンプ CAM00〜CAMi−1n−1 一致比較回路 SA,SA1,SA2 センスアンプ FF フリップフロップ Q1,Q2 pチャンネル型MOSトランジスタ Q3,Q4,Q5,Q6,Q7,Q8,Q11,Q12
nチャンネル型MOSトランジスタ Q9,Q10 EPROMセル QH00〜QHi−1n−1 nチャンネル型MOSト
ランジスタ QM00〜QMi−1n−1 pチャンネル型MOSト
ランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冗長回路を含む半導体記憶装置におい
    て、冗長回路に対応され、アドレス情報がプログラム可
    能にされた不揮発性記憶素子と、この不揮発性記憶素子
    に記憶されたアドレス情報に基づいて相補アドレス情報
    を形成するための第1回路と、この回路の状態に応じ
    て、冗長アドレスと入力アドレスとのビット単位の比較
    を可能とするためのトランジスタとを含んで比較手段が
    形成され、この比較手段が、入力アドレスのビット構
    成、及び冗長救済線数に対応して行、及び列方向に複数
    配置されて成ることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記比較手段の比較結果に応じて駆動さ
    れる第1トランジスタが上記比較手段に対応して複数配
    列され、且つ、この第1トランジスタが上記比較手段の
    列方向の配列に対応して互いに直列接続されることによ
    って入力アドレスと冗長アドレスとの一致信号を得るよ
    うに構成された請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記比較手段の比較結果に応じて駆動さ
    れる第2トランジスタが上記比較手段に対応して複数配
    列され、且つ、この第2トランジスタが上記比較手段の
    列方向の配列に対応して互いに並列接続されることによ
    って入力アドレスと冗長アドレスとの不一致信号を得る
    ように構成された請求項1又は2記載の半導体記憶装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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