JPH0863203A - ニューラルネット制御方法及び装置 - Google Patents

ニューラルネット制御方法及び装置

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JPH0863203A
JPH0863203A JP6199244A JP19924494A JPH0863203A JP H0863203 A JPH0863203 A JP H0863203A JP 6199244 A JP6199244 A JP 6199244A JP 19924494 A JP19924494 A JP 19924494A JP H0863203 A JPH0863203 A JP H0863203A
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洋一 杉田
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昌宏 鹿山
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泰男 諸岡
Yutaka Saito
▲裕▼ 斉藤
Hiroshi Kawase
宏志 河瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ニューラルネットワークの出力誤差を低減す
る。 【構成】二つ以上のニューラルネットワークを並列に備
え、各ニューラルネットワークの出力値を基に最終出力
値を算出し、更に最終出力値と教師信号とが一致するよ
うに該ニューラルネットワークの重み係数を更新する学
習手段を設ける。 【効果】出力精度を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御に利用されるニュ
ーラルネットワークの学習方法並びにニューラルネット
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、ニューラルネットワークを制
御に応用する場合、たとえば雑誌(計測自動制御学会論
文集Vol.27,No.7,784/791(1991)
「ダイレクトニューロコントローラに関する一考察」)
に示されるように、ニューラルネットワークの出力は、
制御対象に出力される操作量や制御対象に接続されたコ
ントローラに出力される指令値に直接対応していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、ニューラルネットワークの出力値が制御対象に出力
される操作量やコントローラに出力される指令値に直接
対応しているため、ニューラルネットワークの持つ出力
誤差がそのまま操作量や指令値の誤差に相当し、制御精
度を低下させたり、制御系を不安定化させる問題があっ
た。
【0004】そこで本発明の目的は、ニューラルネット
ワークの出力誤差を低減し、高精度に制御を行うニュー
ラルネット制御装置及び制御方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点は以下に示す
手段で解決できる。ニューラルネット制御装置を通常の
ニューラルネットワークである第1のニューラルネット
ワークと第1のニューラルネットワークの出力誤差を算
出する第2のニューラルネットワークから構成し、第1
のニューラルネットワークの出力値から第2のニューラ
ルネットワークの出力値を減じた値を最終的な出力とし
て操作量や指令値に対応させる。第2のニューラルネッ
トワークは第1のニューラルネットワークと同一の重み
係数を持ち、制御量誤差が0となる値や、目標制御量な
どの予め設定された一定値が入力され、この一定値近傍
での第1のニューラルネットワークの出力誤差を算出す
る。
【0006】この構成によるニューラルネット制御装置
では、第1のニューラルネットワークの出力値からこの
ときの出力値を減じるため、入力値が一定値の近傍であ
れば、制御精度を向上させることが可能である。しかし
ながら、従来技術によりニューラルネットワークの学習
を行った場合、第1のニューラルネットワークのみが学
習の対象となるため、同一の重み係数を持つ第2のニュ
ーラルネットワークの出力値は、前記一定値近傍の入力
値に対する第1のニューラルネットワークの出力誤差に
相当する。従って、入力値が一定値近傍のときは高精度
な出力精度が得られるが、一定値から隔たった場合は、
第2のニューラルネットワークの出力値は第1のニュー
ラルネットワークの出力誤差に対応しないため、ニュー
ラルネット制御装置の出力精度は低下してしまう。
【0007】そこで、この問題点を解決し、予め決めら
れた一定値から隔たった入力値に対しても、良好な出力
精度を持った上記構成のニューラルネットワークを構築
する手段を付加する。上述した問題点は、第1のニュー
ラルネットワークに加えて、第2のニューラルネットワ
ークを学習の対象にすることにより解決できる。すなわ
ち、第1のニューラルネットワークの出力値から第2の
ニューラルネットワークの出力値を減じた値を教師信号
と比較し、両者が一致する方向に第1のニューラルネッ
トワークの重み係数を更新し、さらに第2のニューラル
ネットワークの重み係数を第1のニューラルネットワー
クの重み係数に一致させる操作を繰り返すことにより、
学習を行うニューラルネット学習手段を設けることによ
り解決される。
【0008】
【作用】前記一定値近傍では第2のニューラルネットワ
ークが第1のニューラルネットワークの出力誤差を高精
度に算出し、一定値から隔たった場合でも、第1のニュ
ーラルネットワークと第2のニューラルネットワークか
ら算出した最終的な出力値と教師信号とを比較して学習
を行っているため、良好な出力精度が保証される。従っ
て、一定値近傍の入力値におけるニューラルネット演算
手段の出力精度を低下させることなく、該一定値から隔
たった入力値に対して高精度な出力値を算出できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に従って詳細に説
明する。図1に本発明によって実現されたニューラルネ
ット制御装置の構成を示す。ニューラルネット制御装置
100は制御対象104に与える望ましい指令値を算出
し、コントローラ103に出力する。コントローラ10
3ではニューラルネット制御装置100より与えられた
指令値を基に制御対象104に備えられたアクチュエー
タ106に指令値を出力する。制御対象104には制御
量を検出する第1のセンサ109及び制御量以外の制御
対象104の状態を検出する第2のセンサ110が備え
られており、これらにより検出された信号はニューラル
ネット制御装置100に送られる。まず、ニューラルネ
ット制御装置100の処理の流れを説明する。ニューラ
ルネット制御装置100は指令値算出手段102,目標
値格納部107,ニューラルネットにより演算を行うニ
ューラルネット演算手段101,ニューラルネット学習
手段111により構成される。目標値格納部107には
制御対象104の目標とする制御量である値が格納され
ており、その値はたとえば入力手段108により設定,
変更される。指令値算出手段102は、制御対象104
をモデル化したモデル105を基に制御対象104の出
力が目標値と一致するようにコントローラ103へ出力
する指令値を算出する。ニューラルネット演算手段10
1は、第1の入力値である、第1のセンサ109により
取り込んだ制御量とモデル105を用いて算出された制御
量との差分を用いて、この差分を減少させるようにモデ
ル105のパラメータを修正する。差分とパラメータの
修正量の関係に制御対象の状態を表す他の値が影響を与
えている場合は、影響を与えている値を第2の入力値と
して第2のセンサ110より取り込み、ニューラルネッ
ト演算手段101に入力する。指令値算出手段102は
モデル105が修正される度に、修正されたモデル10
5を基に指令値を再計算し、計算結果をコントローラ1
03に出力する。ニューラルネット学習手段111は、
上記処理に必要なニューラルネット演算手段101の演
算内容を記憶手段112を参照して重み係数変更手段1
13により決定する。
【0010】次に、各部の詳細な構成及び処理について
説明する。制御対象104として本実施例では熱間圧延
における加熱炉プラントを例に説明する。図2に加熱炉
の構成を示す。加熱炉200では、加熱される材料であ
るスラブ204が加熱炉入り口より挿入され、加熱炉出
側に移動する間にガスバーナ201により加熱される。
図1との対応において、アクチュエータ106はガスバ
ーナ201に対応し、第1のセンサ109はスラブ20
4の出口での表面温度を測定する温度計203に対応す
る。また、第2のセンサ110はスラブ204の挿入温
度を測定する温度計205,加熱炉200の炉内温度を
測定する温度計202に対応している。加熱炉プラント
では、スラブ204の出口温度をガスバーナ201の適
切な操作により、目標温度にすることが制御目標とな
る。
【0011】指令値算出手段102のモデル105に
は、スラブ204に与えられる輻射伝熱量がモデル化さ
れている。輻射伝熱量に対応したモデルは、ステファン
ボルツマンの熱伝導方程式が代表的である。(1)式に
一般的なステファンボルツマンの熱伝導方程式を示す。
【0012】
【数1】
【0013】ここでQは炉からスラブへの伝熱量、Tは
炉内温度であり、温度計202により検出される。θは
スラブ204の温度、φcgは総括熱吸収係数と呼ばれる
伝熱係数である。総括熱吸収係数の値を厳密に算出する
のは一般に困難であり、本実施例ではニューラルネット
演算手段101によりこの総括熱吸収係数を加熱炉20
0の総括熱吸収係数と一致するようにチューニングす
る。指令値算出手段102はこのモデル105を基にス
ラブ204の加熱炉出口での温度が目標温度を満足する
ような炉温指令値を算出し、計算結果をコントローラ1
03に出力する。コントローラ103は炉温と指令値が
一致するようにガスバーナ201の燃料流量を制御す
る。
【0014】図3に、ニューラルネット演算手段101
の構成を示す。ニューラルネット演算手段101は第1
のニューラルネットワーク301と第2のニューラルネ
ットワーク302により構成される。第1のニューラル
ネットワーク301では総括熱吸収係数の修正量が、第
2のニューラルネットワーク302では第1のニューラ
ルネットワーク301によって計算された修正量の誤差
分が計算される。第1のニューラルネットワーク301
は、第1の入力値として、温度計203から実際に取り
込んだ制御量とモデル105を用いて算出された制御量
との差分(以下、「制御量−モデルの制御量」)が入力
される。また、第2の入力値として、温度計202と2
05よりそれぞれ取り込んだ炉内温度とスラブ204の
挿入温度、さらにモデル105で現在設定されている総
括熱吸収係数が入力される。これらの入力値に対応し
て、第1のニューラルネットワーク301は差分を減少
させる総括熱吸収係数の修正量を算出する。第2のニュ
ーラルネットワーク302は第1のニューラルネットワ
ーク301と同一の構成となっており、「制御量−モデ
ルの制御量」に対応する入力に0が入力され、他の入力
に関しては、第1のニューラルネットワーク301と同
一の値である第2の入力値が入力される。このとき、
「制御量−モデルの制御量」が0のときの第1のニュー
ラルネットワーク301の理想出力は「0」であるた
め、第2のニューラルネットワーク302の出力値は
「制御量−モデルの制御量」が0のときの第1のニュー
ラルネットワーク301の出力誤差を算出することにな
る。また、「制御量−モデルの制御量」が0近傍以外の
入力に対する第2のニューラルネット301の出力値
は、後述するニューラルネット学習手段111の行う学
習により、「制御量−モデルの制御量」の各値に対応し
て第1のニューラルネットワーク301の出力誤差を良
好に算出する。最終的に、第1のニューラルネットワー
ク301の出力値から第2のニューラルネットワーク3
02の出力値を減じたものがニューラルネット演算手段
101の出力値となる。この出力値がモデル105に送
出され、この値に従ってモデル105の総括熱吸収係数
が修正される。
【0015】図4にニューラルネット演算手段101が
行う処理のフローチャートを示す。s4−1で、温度計
203で検出された制御量(以下、y)とモデル105
を用いて算出された制御量(以下、yd)の差分及び、制
御量以外のパラメータ群である炉内温度,挿入温度,総
括熱吸収係数を第1のニューラルネットワーク301へ
入力し、演算結果を修正量1とする。s4−2で、y−
d に対応した入力に0を入力し第2のニューラルネッ
トワーク302に演算させる。このときの演算結果を誤
差量とする。s4−3では、s4−1で得られた修正量
1からs4−2で得られた誤差量を引いたものを修正量
2とする。s4−4で修正量2を出力し、処理終了とな
る。
【0016】次に、ニューラルネットワーク301(本
実施例では、第1のニューラルネットワークと第2のニ
ューラルネットワークは同一構成のため第1のニューラ
ルネットワークの説明のみ行う)の詳細な説明を行う。
図5に、第1のニューラルネットワーク301の構造を
示す。第1のニューラルネットワーク301は、ニュー
ロン501がシナプス502により層状に連結されて構
成される。図5の例では入力層503,中間層504,
出力層505からなる3層構造のネットワークを示して
いるが、中間層504を複数備えた4層以上のネットワ
ークを構築してもよい。入力層503に入力された入力
をIi ,中間層504の出力をMj とすれば、Ii とM
j の関係はたとえば次のような式で与えられる。
【0017】
【数2】 Mj =f(uj) …(2)
【0018】
【数3】
【0019】
【数4】 uj =ΣIi ij−θj …(4) Wij(jは中間層ニューロンの番号)は、i番目の入力
ニューロンとj番目の中間層ニューロンを結ぶシナプス
502に与えられている重み、θj はニューロンjに対
応した定数、f(uj)は一般に微分可能な単調飽和関数
が用いられるが、通常(2)式のようなシグモイド関数
が用いられる。さらに、このように得られたMj を用い
ると、出力層505におけるk番目のニューロンの出力
k は、
【0020】
【数5】 Ok =f(uk) …(5)
【0021】
【数6】
【0022】
【数7】 uk =ΣMj jk−θk …(7) となる。Vjkはj番目の中間層ニューロンとk番目の出
力層ニューロンを結ぶ重み、θk は出力層ニューロンに
対応した定数である。以上のようにしてニューラルネッ
ト演算手段101では、入力Ii に対応した出力Ok
決定する演算が行われる。ニューラルネット演算手段1
01では第2のニューラルネットワーク302を第1の
ニューラルネットワーク301と同一構造としていた
が、温度計203より検出した制御量とモデル105を
用いて算出した制御量との差分に対応する入力層503
でのニューロンとこれにつながるシナプスを欠落させた
構成でもよい。
【0023】次に、ニューラルネット学習手段111の
構成及び処理について説明する。ニューラルネット学習
手段111は、記憶手段112,重み係数変更手段11
3から構成される。記憶手段112には、ニューラルネ
ット演算手段101に学習させたい入力信号と出力信号
の関係(以下、入出力ペア)が複数個格納されている。
本実施例では「制御量−モデルの制御量」,炉内温度,
スラブ挿入温度,総括熱吸収係数が入力信号に対応し、
これら入力に対応した総括熱吸収係数の修正量が出力信
号に対応する。重み係数変更手段113は記憶手段11
2より入出力ペアを取り込み、これらを基にニューラル
ネット演算手段101の重み係数Wij,Vjk及び定数θ
i ,θj を修正し学習を行う。入力手段108は、ユー
ザが記憶手段112に入出力ペアを入力したり、重み係
数変更手段113の学習パラメータを変更するのに利用
する。出力手段114は、学習前において入出力ペアの
モニタや、第1のニューラルネットワーク301の構造
の把握等に利用する。学習中では、たとえば、第1のニ
ューラルネットワーク301と第2のニューラルネット
ワーク302の出力値及び両者から算出される最終出力
値のそれぞれの値と教師信号との誤差をそれぞれ表示す
ることにより、各ニューラルネットワークの出力特性や
学習状況の把握に利用する。このときの様子を図6に示
す。出力手段114はCRTや液晶ディスプレイなどで
実現され、スクリーン604上に表示される601は
「第1のニューラルネットワーク301の出力値と入出
力ペアの出力信号との誤差、602は「制御量−モデル
の制御量」の値が0のときの第2のニューラルネットワ
ーク302の出力値と該出力信号との誤差、603は第
1のニューラルネットワーク301の出力値から第2の
ニューラルネットワーク302の出力値を減じた値と該
出力信号との誤差を示している。図7に本発明で実施さ
れた重み係数変更手段113による処理のフローチャー
トを示す。S7−1で、重み係数変更手段113は記憶
手段112より入出力ペアを一つ取り込む。次に6−2
で、取り込んだ入出力ペアの入力信号のうち、「制御量
−モデルの制御量」が0かどうか判定する。0でなけれ
ば、「制御量−モデルの制御量」が0近傍での出力精度
を保ちつつ、「制御量−モデルの制御量」の値が0から
隔たった場合でも良好な出力精度を得るために、第1の
ニューラルネットワーク301と第2のニューラルネッ
トワーク302を用いて算出した出力値と入出力ペアの
出力信号を比較して学習を行う。このときの処理をS7
−3からS7−6で行う。0ならば、第1のニューラル
ネットワーク301と第2のニューラルネットワーク3
02の出力値が等しくなり、最終出力値が0となるた
め、第1のニューラルネットワーク301と第2のニュ
ーラルネットワーク302を用いた学習では、重み係数
の更新が行われない。このため、第1のニューラルネッ
トワーク301のみを対象として学習を行う。このときの
処理をS7−7からS7−10で行う。S7−3では、
取り込んだ入出力ペアのうち入力信号を第1のニューラ
ルネットワーク301と第2のニューラルネットワーク
302にそれぞれ提示する。第2のニューラルネットワ
ーク302では、入力信号のうちの「制御量−モデルの
制御量」に代わって0が入力される。S7−4で、第1
のニューラルネットワーク301と第2のニューラルネ
ットワーク302はそれぞれの入力信号に従って演算を
行い、第1のニューラルネットワーク301の出力値か
ら第2のニューラルネットワーク302の出力値を減じ
た値を重み係数変更手段113に送出する。S7−5で
重み係数変更手段113は、送出されたニューラルネッ
ト演算手段101の出力値と入出力ペアの出力信号が一
致する方向に、第1のニューラルネットワーク301の
重み係数Wj ,Vj 及び定数θi j を更新する。
ij,Vjk及びθi ,θj の修正は、たとえば、入出力
ペアの出力信号と、それに対応したニューラルネット演
算手段101の出力との差分の2乗和が減少するように
行う。次式にこのときの誤差関数を示す。
【0024】
【数8】
【0025】(O1)k は第1のニューラルネットワーク
301におけるk番目の出力層からの出力値、(O2)k
は第2のニューラルネットワーク302におけるk番目
の出力層からの出力値、Tk は、ニューラルネット演算
手段101の出力値((O1)k−(O2)k)に対応した入出
力ペアの出力信号である。このエネルギー関数を減少さ
せ、最小値を与える重み係数の算出を目的とした重み係
数の修正方法は種々の方法が提案されており、代表的手
法として最急降下法を用いた誤差逆伝播学習法がある。
最急降下法による重みWij,Vjk及び定数θi,θjの修
正手順の一例を(9),(10),(11),(12)式に
示す。Wij(n),Vjk(n),θi(n),θj(n)はそれ
ぞれ、修正n回目の重みWij,Vjk,定数θi,θjを表
し、αは修正量を調節する定数である。
【0026】
【数9】
【0027】
【数10】
【0028】
【数11】
【0029】
【数12】
【0030】上式の処理を全ての重みについて行うこと
により、n+1回目の修正が終了する。この手法のより
詳細は、たとえば、雑誌(David E. Rumelhart. geoffr
eye.Hinton & ronald J. williams.“Learning represe
ntations by back-propagating error.”Nature. Vol.
323,No.9,第533項〜第536項,10月,1
986年)に記載されている。S7−6で重み係数変更
手段113は第2のニューラルネットワーク302の重
み係数を第1のニューラルネットワーク301の修正さ
れた重み係数と一致させ、処理をS7−10に移す。S
7−7では、取り込んだ入出力ペアのうちの入力信号を
第1のニューラルネットワーク301にのみ提示する。
S7−8で第1のニューラルネットワーク301は、提
示された入力信号を基に演算を行い出力値を重み係数変
更手段113に送出する。S7−9で、重み係数変更手
段113は第1のニューラルネットワーク301により
送出された値と入出力ペアの出力信号が一致する方向に
第1のニューラルネットワーク301の重み係数Wj
j及び定数θi,θjを更新する。Wij,Vjk及びθi
θjの修正は、S7−5での処理と同様に行い、このと
きのエネルギー関数は次式で与えられる。
【0031】
【数13】
【0032】次に処理をS7−10に移し、第2のニュ
ーラルネットワーク302の重み係数を第1のニューラ
ルネットワーク301の修正された重み係数と一致させ
る。S7−11では全てのペアについて終了したかどう
か確認する。終了していなければ、S7−1に処理を移
し、記憶手段112より次の入出力ペアを取り出す。終
了していればS7−12に処理を移す。S7−12で
は、式(8)を全ての入出力ぺアで平均した値Etが予
め設定された値εよりも小さいかどうか判定する。小さ
ければ、S7−13に処理を移し、そうでなければS7
−1に処理を移す。S7−13では繰り返し回数を一つ
増加させ、予め設定された制限回数よりも小さいかどう
か判断する。小さければ学習終了となる。そうでなけれ
ば、S7−1に処理を戻す。以上の処理によりニューラ
ルネット演算手段101の重みWij,Vjk及び定数
θi,θjは決定される。第1のニューラルネットワーク
301及び第2のニューラルネットワーク302はこれ
らの値を基に演算を行う。次に、記憶手段112の入出
力ペアの値設定方法の一例を図8に示す。まず、S8−
1でモデル105にチューニングの対象である総括熱吸
収係数の値(以下、φcgとする)をセットする。S8−
2でφcgをセットされたモデル105から制御量(抽出
温度)t0 を計算する。S8−3ではS8−1でセット
したパラメータφcgにパラメータ誤差Δφcgを加える。
S8−4でパラメータ誤差Δφcgを加えられたパラメー
タφcgを用いて制御量t1 を計算する。S8−5では、
S8−2で算出した制御量t0 とS8−4で算出した制
御量t1 との差をとり、S8−3で算出したt1−t0
パラメータ誤差Δφcgを入出力ペアとして記憶手段に保
存する。S8−6でパラメータφcgがパラメータの上限
φcgmax を越えたかどうか判定する。越えていれば終了
し、そうでなければS7−3に処理を移す。以上の操作
で記憶手段112が作成される。以上で示したニューラ
ルネット学習手段111の働きにより、学習の終了した
ニューラルネット演算手段101は「制御量−モデルの
制御量」の全領域で高精度なパラメータφcgの修正量を
算出できるため、少ない修正回数で且つ高精度なチュー
ニングが可能となる。また、上述した説明ではニューラ
ルネット制御装置100とニューラルネット学習手段1
11は一つの装置として取り扱ったが、別の装置として
もよい。
【0033】次に、ニューラルネット演算手段101の
出力が入出力ペアで与えた出力信号の出力範囲を越えな
いように制限するリミッタを備えた例を示す。図9に、
このときのニューラルネット演算手段101の構成を示
す。リミッタ901は第1のニューラルネットワークと
第2のニューラルネットワークによる演算結果が入力さ
れる。リミッタ901の処理は、例えば、上述した演算
結果が入出力ペアのうち出力信号の最大値または最小値
を越えたときにニューラルネット演算手段101の出力を
前記出力信号の最大値または最小値とし、越えていなけ
れば演算結果をそのままニューラルネット演算手段10
1の出力とするものである。次式にこのときのリミッタ
901が行う計算式を示す。
【0034】
【数14】
【0035】ここで、Oは第1のニューラルネットワー
クと第2のニューラルネットワークによる演算結果であ
り、Ymax,Yminはそれぞれ入出力ペアのうち出力信号
の最大値,最小値である。上式に従えば、ニューラルネ
ット演算手段101の出力範囲を限定できるため、制御
系の安定性保証が容易になる。
【0036】図10に本発明によるニューラルネット制
御装置をフィードバックコントローラとして用いた実施
例を示す。ニューラルネット制御装置1000は、ニュ
ーラルネット演算手段101,目標値格納部107,ニュ
ーラルネット学習手段111により構成される。ニュー
ラルネット演算手段101はニューラルネットワーク3
01と第2のニューラルネットワーク302により構成
される。また、目標値格納部107には制御量の目標値
が格納されている。ニューラルネット学習手段111は
全実施例と同様に、記憶手段112と重み係数変更手段
113から構成され、ニューラルネット演算手段101
の演算内容を決定する。ニューラルネット制御装置10
00は第1のセンサ1003より取り込んだ制御量から
目標値を減じて得られる偏差を第1の入力値として、第
2のセンサ1004より取り込んだ制御量以外の制御対
象1001の状態量を第2の入力値としてそれぞれニュ
ーラルネット演算手段101に入力し制御量を目標値と
一致させる操作量を制御対象1001のアクチュエータ
1002に出力する。ニューラルネット制御装置100
0を浄水プラントの薬品注入制御に適用した例を用いて
ニューラルネット制御装置1000の動作を詳細に説明
する。
【0037】図11に制御対象1001に対応した浄水
プラントの構成を示す。図10のアクチュエータ100
2は凝固材を第1の層1004に挿入する凝固材注入器
1101に対応する。また、第1のセンサ904は凝固材濃
度及び不純物濃度を検出するセンサ1003に対応し、
第2のセンサ1004は浄水プラント1100の温度を
検出するセンサ1102に対応している。源水を注入さ
れたプラントは、第1の層1004で凝固材を凝固材注
入器1101により注入し、源水に含まれる不純物を凝
固させる。第2の層1005,第3の層1006で沈殿
物を濾過し、水道水として精製する。第3の層1006
で、センサ1103により抽出された水の不純物濃度と
凝固材濃度を検出する。また、プラントの温度をセンサ
1103により取り込む。浄水プラントでは不純物濃度
と凝固材濃度が制御量となり、ニューラルネット制御装
置1000は不純物濃度と凝固材濃度が0になるまで凝
固材注入器1101に操作量を送る。
【0038】図11にニューラルネット制御装置100
0の処理の流れを示す。S12−1では、第1のニュー
ラルネットワーク301に第1の入力値である、センサ
903により取り込んだ不純物濃度及び凝固材濃度と目標
値(本実施例では0)との偏差が入力される。さらに偏
差とこれに対応した適切な操作量の関係に影響を与える
信号として、センサ902により取り込んだプラントの
温度を第2の入力値として入力し、演算結果を操作量1
に保存する。S12−2で第2のニューラルネットワー
ク302にS12−1で入力した不純物濃度及び凝固材
濃度と目標値との偏差に対応した入力に0を入力し同様
の演算を行う。演算結果は誤差量に保存する。S12−
3でS12−1で保存されている操作量1の値から、S
12−2で算出された誤差量を引いたものを操作量2と
する。S12−4で操作量2の値をプラントに出力す
る。ニューラルネット学習手段111は前実施例と同様
な構成となり、各部においても同様な処理が行われる
が、記憶手段112に格納される入出力ペアが異なる。
本実施例では入出力ペアの入力信号はセンサ1103に
より取り込んだ不純物濃度及び凝固材濃度と目標値との
偏差、センサ1102により取り込んだプラントの温度
となり、出力信号は凝固材注入機1101への操作量で
ある。前実施例での「制御量−モデルの制御量」は不純
物濃度及び凝固材濃度と目標値との偏差に対応してい
る。記憶手段112の入出力ペアは、実際のプラント
で、入力信号とこれに対応した、熟練運転者の操作量を
基にして作成すれば良い。また、浄水プラント1100
のモデルが得られている場合は、これを用いたシミュレ
ーションや実験により入出力ペアを作成することもでき
る。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、第1のニューラルネッ
トの出力値から第2のニューラルネットの出力値を減じ
たものと教師信号とを比較して学習を行うため、ニュー
ラルネット制御装置は一定値入力近傍で出力精度を低下
させることなく、一定値から隔たった入力値に対して
も、良好な出力精度を持った指令値や、操作量を算出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すニューラルネット制御
装置の構成図。
【図2】制御対象である加熱炉の構成図。
【図3】ニューラルネット演算手段の構成図。
【図4】ニューラルネット演算手段のアルゴリズム。
【図5】ニューラルネットワークの構成図。
【図6】ニューラルネット学習装置のアルゴリズム。
【図7】入出力ペアの作成アルゴリズム。
【図8】リミッタを設けたニューラルネット演算手段の
構成図。
【図9】出力手段の実施例を示す図。
【図10】本発明をコントローラとして適用した実施例
を示す図。
【図11】浄水プラントの構成図。
【図12】ニューラルネット演算手段のアルゴリズム。
【符号の説明】
100…ニューラルネット制御装置、101…ニューラ
ルネット演算手段、102…指令値算出手段、103…
コントローラ、104…制御対象、105…モデル、1
06…アクチュエータ、107…目標値格納部、108
…入力手段、109…第1のセンサ、110…第2のセ
ンサ、111…ニューラルネット学習手段、112…記
憶手段、113…重み係数変更手段、114…出力手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 ▲裕▼ 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 河瀬 宏志 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力値に対応した出力値を算出するニュー
    ラルネットワークを備えたニューラルネット制御装置に
    おいて、少なくとも二つ以上のニューラルネットワーク
    を並列に備え、並列に構成された各該ニューラルネット
    ワークの出力値を基にして算出された値を該並列に構成
    されたニューラルネットワークの最終出力値とし、さら
    に、該最終出力値と教師信号とが一致するように該ニュ
    ーラルネットワークの重み係数を更新するニューラルネ
    ット学習手段を備えたことを特徴とするニューラルネッ
    ト制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のニューラルネット制御装置
    において、前記並列に構成されたニューラルネットワー
    クは同一の構造を持ち、前記ニューラルネット学習手段
    は該並列に構成されたニューラルネットワークに同じ重
    み係数を持たせて更新することを特徴とするニューラル
    ネット制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のニューラルネット制御装置
    において、前記並列に構成されたニューラルネットワー
    クは入力値に対応した出力値を算出する第1のニューラ
    ルネットワークと,該第1のニューラルネットワークの
    出力値を補正する値を算出する第2のニューラルネット
    ワークとからなり、該第1のニューラルネットワークの
    出力値から該第2のニューラルネットワークの出力値を
    減じた値を該第1と第2のニューラルネットワークの最
    終出力値とし、さらに、該最終出力値と教師信号とを比
    較し、両者が一致する方向に該第1のニューラルネット
    ワークの重み係数を更新し、該第2のニューラルネット
    ワークの重み係数を該第1のニューラルネットワークと
    一致させる操作を繰り返すことにより学習を行うニュー
    ラルネット学習手段を備えたことを特徴とするニューラ
    ルネット制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のニューラルネット制御装置
    において、前記第1のニューラルネットワークは制御対
    象より抽出された制御量を基にして算出される少なくと
    も一つ以上の第1の入力値と該制御対象の状態量であ
    る、少なくとも一つ以上の第2の入力値を入力され、前
    記第2のニューラルネットワークは該第1の入力値の代
    わりに一定値が入力され、前記ニューラルネット学習手
    段は該第1の入力値が該一定値と一致した場合、該第1
    のニューラルネットワークの出力値と前記教師信号とを
    比較し、両者が一致する方向に該第1のニューラルネッ
    トワークの重み係数を更新し、該第2のニューラルネッ
    トワークの重み係数を該第1のニューラルネットワーク
    と一致させる操作を行うことを特徴とするニューラルネ
    ット制御装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載のニューラルネットワーク制
    御装置において、前記第1のニューラルネットワークの
    出力値,前記第2のニューラルネットワークの出力値及
    び該第1のニューラルネットワークと該第2のニューラ
    ルネットワークにより算出される前記最終的な出力値の
    それぞれと前記教師信号との誤差を個別に表示し、該第
    1のニューラルネットワークと該第2のニューラルネッ
    トワークの出力特性や学習状況の把握が行える出力手段
    を備えたことを特徴とするニューラルネット制御装置。
  6. 【請求項6】入力値に対応した出力値を算出するニュー
    ラルネットワークを用いたニューラルネット制御方法に
    おいて、少なくとも二つ以上のニューラルネットワーク
    の各出力値を基にして最終出力値を算出し、さらに、該
    最終出力値と教師信号とが一致するように該ニューラル
    ネットワークの重み係数を更新することを特徴とするニ
    ューラルネット制御方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載のニューラルネット制御方法
    において、前記少なくとも二つ以上のニューラルネット
    ワークの重み係数を同じ値とすることを特徴とするニュ
    ーラルネット制御方法。
  8. 【請求項8】請求項6記載のニューラルネット制御方法
    において、入力値に対応した出力値を算出する第1のニ
    ューラルネットワークの出力値から該第1のニューラル
    ネットワークの出力値を補正する値を算出する第2のニ
    ューラルネットワークの出力値を減じた値を最終出力値
    とし、さらに、該最終出力値と教師信号とを比較し、両
    者が一致する方向に該第1のニューラルネットワークの
    重み係数を更新し、該第2のニューラルネットワークの
    重み係数を該第1のニューラルネットワークと一致させ
    る操作を繰り返すことにより学習を行うことを特徴とす
    るニューラルネット制御方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載のニューラルネット制御方法
    において、前記第1のニューラルネットワークは制御対
    象より抽出された制御量を基にして算出される少なくと
    も一つ以上の第1の入力値と該制御対象の状態量であ
    る、少なくとも一つ以上の第2の入力値を入力し、前記
    第2のニューラルネットワークは該第1の入力値の代わ
    りに一定値が入力し、該第1の入力値が該一定値と一致
    した場合、該第1のニューラルネットワークの出力値と
    前記教師信号とを比較し、両者が一致する方向に該第1
    のニューラルネットワークの重み係数を更新し、該第2
    のニューラルネットワークの重み係数を該第1のニュー
    ラルネットワークと一致させる操作を行うことを特徴と
    するニューラルネット制御方法。
  10. 【請求項10】制御対象を、正確に得られにくいパラメ
    ータを有して構成される数式によるモデルで表現し、該
    モデルを用いて制御対象より抽出される制御量が目標値
    と一致するように最適な指令値を制御対象へ算出する指
    令値算出部と,第1のニューラルネットワークと該第1
    のニューラルネットワークの出力誤差を算出する第2の
    ニューラルネットワークを備え、該第1のニューラルネ
    ットワークから該第2のニューラルネットワークの出力
    を減じた値を最終出力とするニューラルネット演算手段
    と,該最終出力値と教師信号を比較し、両者が一致する
    方向に該第1のニューラルネットワークの重み係数を更
    新し、該第2のニューラルネットワークの重み係数を該
    第1のニューラルネットワークの重み係数と一致させる
    操作を繰り返すことにより学習を行うニューラルネット
    学習手段から構成され、該第1のニューラルネットワー
    クは制御対象より抽出された少なくとも一つ以上の第1
    の入力値と制御対象の状態量である少なくとも二つ以上
    の第2の入力値を入力され、該第2のニューラルネット
    ワークは該第1の入力値の代わりに一定値が入力され、
    さらに、該最終出力値は該制御対象より抽出された制御
    量と該モデルにより算出された制御量との偏差を減少さ
    せるための該パラメータの修正量に対応することを特徴
    とするニューラルネット制御装置。
  11. 【請求項11】制御対象を、正確に得られにくいパラメ
    ータを有して構成される数式によるモデルで表現し、該
    モデルを用いて制御対象より抽出される制御量が目標値
    と一致するように最適な指令値を制御対象へ算出する制
    御方法において、制御対象より抽出された少なくとも一
    つ以上の第1の入力値と制御対象の状態量である少なく
    とも二つ以上の第2の入力値を入力し、該制御対象より
    抽出された制御量と該モデルにより算出された制御量と
    の偏差を減少させる該パラメータの修正量を出力する第
    1のニューラルネットワークの出力から、該第1の入力
    値の代わりに一定値を入力し、該第1のニューラルネッ
    トワークの出力誤差を算出する該第2のニューラルネッ
    トワークの出力を減じた最終出力値と教師信号とを比較
    し、両者が一致する方向に該第1のニューラルネットワ
    ークの重み係数を更新し、該第2のニューラルネットワ
    ークの重み係数を該第1のニューラルネットワークの重
    み係数と一致させる操作を繰り返すことにより学習を行
    うことを特徴とするニューラルネットワーク制御方法。
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