JPH0862271A - 電波感度測定装置 - Google Patents

電波感度測定装置

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JPH0862271A
JPH0862271A JP6218285A JP21828594A JPH0862271A JP H0862271 A JPH0862271 A JP H0862271A JP 6218285 A JP6218285 A JP 6218285A JP 21828594 A JP21828594 A JP 21828594A JP H0862271 A JPH0862271 A JP H0862271A
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JP
Japan
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radio wave
signal
unit
sensitivity
measuring apparatus
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Application number
JP6218285A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sasaki
敦士 佐々木
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Erena Denshi Kk
Original Assignee
Erena Denshi Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電波感度測定装置10を小型化し、携帯性、
修理容易性等を高める。 【構成】 種々のメッセージが入力可能で、このメッセ
ージに基づいた変調信号を発生するエンコーダユニット
50と、このエンコーダユニット50からの変調信号に
基づき、デジタルスイッチ31により設定した所定周波
数帯の電波信号を発生する信号発生ユニット30と、こ
の信号発生ユニットからの電波信号をアテネータ42に
より所定の強度の電波にして発射する出力ユニット40
と、この出力ユニットに接続されて擬似電波空間を作る
TEMセルユニット20と、各ユニットが脱着可能に装
着されるケース11とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ぺージャやパーソナル
ハンデーシステム等の電波器機の電波感度の測定を行う
際に用いられて好適な電波感度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポケットベル等のぺージャや携帯
電話等のパーソナルハンデーシステム(PHS)等の電
波器機における電波感度の測定は、実験等で用いるエン
コーダ、発振器、計測器及びパーソナルコンピュータ等
の電子機器をシステムアップして行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方法によ
るとシステム規模が大きくなり、また資産の運用効率を
低下させると共に、各電子機器についての専門の知識を
必要とする問題があった。即ち、ポケットベル等に用い
られる周波数は、国により異なり、かつ、狭周波数帯に
決められている場合が多い(ポケットベルの場合、日本
では283MHz、米国では930MHzである:パー
ソナルハンデーシステムの場合、日本では1895.1
50〜1917.95MHzである)。このため例え
ば、高い汎用性を持つ実験用発振器等を用いると、複雑
な機能を使いこなす知識が必要となり、また電子機器間
のインピーダンス整合等を図らなければならないので、
専門知識を必要とする。従って、この様な知識のない者
が信頼できる測定を行うことが困難であった。
【0004】またそれぞれ独立した発振器、計測器等に
よりシステム構成されるために、保守点検に手間を要す
る問題があった。即ち、これらの電子機器は、本来の目
的が汎用性の高い実験用装置なので、その信頼性を保持
するために定期的に校正及び調整を必要としている。従
って、各電子機器をそれぞれ独立に保守点検し、その後
システムとしての保守点検をしなければならない。この
ことは、ある電子機器が故障した際には、故障箇所の特
定が困難になる問題や、システムとして使用しない部品
等についても修理しなければならない問題を生じさせ、
管理運営上好ましくなかった。特に電波感度システム
は、地域の特殊性(地形や建物等)の影響を考慮する必
要があり、またフィールドサービを行う必要から、実際
にユーザの利用する地域(現地)で測定しなければなら
ないことが多いが、上述した様に大きなシステム構成と
なるために、携帯が不便で故障を誘発しやすい問題があ
った。そこで本発明は上記問題を解決した電波感度測定
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、所定の試験電波を発生して電波機器におけ
る電波感度の測定を行う電波感度測定装置において、種
々の情報が入力されて、該情報に基づいた変調信号を発
生するエンコーダユニットと、該エンコーダユニットか
らの変調信号に基づき所定周波数帯の電波信号を発生す
る信号発生ユニットと、該信号発生ユニットからの電波
信号を所定の強度の電波にして発射する出力ユニット
と、該出力ユニットに接続されて擬似電波空間を作り、
該空間に前記電波受信器機を載置又はセットして感度測
定を行うTEMセルユニットと、前記各ユニットが脱着
可能に装着されて携帯可能にするケースとを有してな
る、ことを特徴とする。前記信号発生ユニットの出力周
波数が、130〜290MHzの範囲に設定されて、ぺ
ージャの電波感度の測定に供されてなる。前記信号発生
ユニットの出力周波数が、1300〜2000MHzの
範囲に設定され、好ましくは1895.150〜191
7.95MHzの範囲に設定されてパーソナルハンデシ
ステムの電波感度の測定に供されてなる。前記信号発生
ユニットが、ダイレクトデジタルシンセサイザーを有し
て、設定された周波数で前記エンコーダユニットからの
変調信号に基づき電波信号を発生してなる。
【0006】
【作用】上記構成に基づき、信号発生器やエンコーダ等
がユニット化されてケースに挿脱可能に設けられ、か
つ、各ユニットはぺージャ等の電波機器における電波感
度の測定に必要な周波数帯のみが発生可能になってい
る。従って装置のコンパクト化を可能にし、また携帯性
を向上することが可能になる。また、当該器機が不要な
機能を持たないことより低コスト化が図られると共に、
専門的知識を持たなくても試験が可能になる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図を参照して説明する。図
1は本発明に係る電波感度測定装置の外観を示し、図2
はそのブロック図を示したものである。また図3は図2
における信号発生ユニットの詳細ブロック図を示してい
る。以下の説明においては、ポケットベル等のぺージャ
について説明するが、本発明は当該ぺージャに限定され
るものではなく、広く電波を受信して機能を発揮する電
波器機について適用可能である。電波感度測定装置10
は、擬似電波空間を作り、該空間内にポケットベル等の
被試験体である電波器機を載置して感度試験を行うTE
Mセルユニット20、放射する信号に送信情報を乗せる
内部エンコーダユニット50、該内部エンコーダユニッ
ト50により変調した試験電波信号を発生する信号発生
ユニット30、アテネータ等を有し該信号発生ユニット
30からの信号を所定強度の試験電波として出力する出
力ユニット40及びこれらを収納するグラスファイバー
製のケース11、蓋12、ヒューズボックス13、入力
電源コンセント14、電源スイッチ15及び外部アンテ
ナ16等から構成されている。
【0008】通常、電波感度測定装置10による試験
は、所定の試験電波(信号強度及び情報を含む)を出力
し、この電波が所定条件の下で正確に受信されているか
否かにより評価が行われる。図2に示すエンコーダユニ
ット50は、後述する信号発生ユニット30に変調信号
を出力し、その内容は国際標準規格によりPOCSAG
フォーマット(Post Office Code S
tandardization Advisory G
roup)されている。これにより統一的試験が可能に
なっている。即ち、試験条件が測定者に依存しない。当
該エンコーダユニット50のボーレートは、512bp
s又は1200bpsで切換可能に設定されてポケット
ベル等の受信仕様に合わせた使用が可能になっている。
また送信情報は、音のみが送信可能なトーンオンリモー
ド、数字と限定されたアルファベットが送信可能なニュ
ーメリックモード、数字と全アルファベットが送信可能
なアルファニューメリックモードが設けられ、これらは
プッシュボタンキー52により選択可能となっている。
なお、条件によっては上記以外の信号を出力して電波感
度を調べる必要がある。この場合は、外部エンコーダ端
子53に他のエンコーダを接続して種々の情報を送信す
ることが可能となっている。
【0009】エンコーダユニット50(以下、エンコー
ダユニット及び外部エンコーダを含め単にエンコーダユ
ニット50と称す)からの変調信号は、信号発生ユニッ
ト30に入力され、この信号発生ユニット30で発生す
る所定周波数の電波信号を変調する。周波数は、7桁の
デジタルスイッチ31により100Hzステップで設定
され、設定周波数の範囲は130MHz〜290MHz
までで、使用地域(日本の場合は283MHz、米国の
場合は930MHz等)の周波数を含む狭周波数帯に設
定されている。例えば、日本の場合には281.012
5〜282.9875MHzの周波数帯に設定される。
この様に、周波数帯域を狭くすることにより信号発信ユ
ニット30が不要な機能も持つことがなくなるので前述
した様にユニット化が可能になる。
【0010】信号発生ユニット30において、水晶発振
子71が発生する基準周波数(1MHz)の信号が位相
検出器(PD)72に入力する(図3参照)。そして位
相検出器72は、カウンター(1/N)80からの信号
との位相差を検出し、位相差の信号成分をローパスフィ
ルタ(LPF)73を介して電圧制御発振器(VCO)
74に出力する。また電圧制御発振器74では、入力信
号の電圧に比例した周波数の信号が出力される。一方、
ダイレクトデジタルシンセサイザー(DDS)79に
は、周波数設定入力端子TAを介してデジタルスイッチ
31により設定される周波数信号が入力すると共に、エ
ンコーダユニット50からの変調信号が入力する。本発
明では変調方式にFM変調方式を採用するので、高速、
高精度、高分解能で周波数を変調しなければならない。
このため上述のダイレクトデジタルシンセサイザー79
が用いられている。ダイレクトデジタルシンセサイザー
79からは、信号(14.166MHz〜14.208
3MHz)が出力され、逓倍器78により24倍の周波
数(340MHz〜341MHz)に局部発振される。
そしてミキサー(MIX)75により電圧制御発振器7
4からの信号との差分が取られる。これにより電圧制御
発振器74からの周波数が所定の周波数に調整される。
またダイレクトデジタルシンセサイザー79からの信号
は、カウンター80に入力し、当該カウンター80を所
定の周波数に設定する。
【0011】一方電圧制御発振器74からの出力は、プ
リスケーラ(1/P)81により周波数の桁下げ(1/
10〜1/100)が行われてカウンター80に入力す
る。そしてカウンター80では、プリスケーラ81とダ
イレクトデジタルシンセサイザー79との差分を作り、
これを位相検出部72にフィードバックする。ミキサー
75からの信号は、増幅器(RF AMP)76により
増幅され、バンドパスフィルタ(BPF)77を介して
出力ユニット40に出力される。出力ユニット40で
は、デジタルスイッチ42によりアテネータの値が調整
可能になっている。これにより出力する試験電波の強度
が調整されて、TEMセルユニット20又は外部アンテ
ナ16に出力される。なおTEMセルユニット20に出
力するか、または外部アンテナ16に出力するかはスイ
ッチ41により選択される。
【0012】TEMセルユニット20を用いる場合は、
所定条件で厳密な測定を行う場合であり、外部アンテナ
16を用いる場合は、電波器機が正常動作をしているか
否かを肉眼で確認したり、或は送信したメッセージを確
認するために用いる。この外部アンテナ16はフレキシ
ブルロッドアンテナで、脱着可能になっているので、携
帯時には取外すことが可能である。TEMセルユニット
20は、完全に電磁シールドされた擬似空間(妨害電波
のないクリーンな空間で、一様な電波強度の達成できる
空間)を構成して、正確な試験空間を提供している。以
上の構成により各ユニット等がケースに収納可能にな
り、本発明の目的が達せられる。
【0013】
【効果】以上説明したように、各部分がユニット化さ
れ、ケースに挿脱可能になっているので装置がコンパク
ト化できると共に低コスト化が図られる。また同様の理
由により、点検保守が容易になり、各電子機器の専門的
知識を必要とせずに簡便に試験が行える様になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電波感度測定装置の外観
図である。
【図2】図1のブロック図である。
【図3】図1の信号発生ユニットの詳細ブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 電波感度測定装置 11 ケース 12 蓋 13 ヒューズボックス 14 入力電源コンセント 15 電源スイッチ 16 外部アンテナ 20 TEMセルユニット 21 把手 30 信号発生ユニット 31 デジタルスイッチ 40 出力ユニット 41 出力スイッチ 42 出力レベル表示器 50 内部エンコーダユニット 51 設定表示器 52 プッシュボタンキー 53 外部エンコーダ端子 71 水晶発振子 72 位相検出器 73 ローパスフィルター 74 電圧制御発振器 75 ミキサー 76 増幅器 77 バンドパスフィルター 78 逓倍器 79 ダイレクトデジタルシンセサイザー 80 カウンター 81 プリスケーラ TA 周波数設定入力端子 TB 変調信号入力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の試験電波を発生して電波機器にお
    ける電波感度の測定を行う電波感度測定装置において、 種々の情報が入力されて、該情報に基づいた変調信号を
    発生するエンコーダユニットと、 該エンコーダユニットからの変調信号に基づき所定周波
    数帯の電波信号を発生する信号発生ユニットと、 該信号発生ユニットからの電波信号を所定の強度の電波
    にして発射する出力ユニットと、 該出力ユニットに接続されて擬似電波空間を作り、該空
    間に前記電波受信器機を載置又はセットして感度測定を
    行うTEMセルユニットと、 前記各ユニットが脱着可能に装着されて携帯可能にする
    ケースとを有してなる、 ことを特徴とする電波感度測定装置。
  2. 【請求項2】 前記信号発生ユニットの出力周波数が、
    130〜290MHzの範囲に設定されて、ぺージャの
    電波感度の測定に供されてなる、 請求項1記載の電波感度測定装置。
  3. 【請求項3】 前記信号発生ユニットの出力周波数が、
    1300〜2000MHzの範囲に設定されて、パーソ
    ナルハンデシステムの電波感度の測定に供されてなる、 請求項1記載の電波感度測定装置。
  4. 【請求項4】 前記信号発生ユニットが、ダイレクトデ
    ジタルシンセサイザーを有して、設定された周波数で前
    記エンコーダユニットからの変調信号に基づき電波信号
    を発生してなる、 請求項1乃至3いずれか1記載の電波感度測定装置。
JP6218285A 1994-08-22 1994-08-22 電波感度測定装置 Pending JPH0862271A (ja)

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