JPH08592U - 立体ビューアー - Google Patents

立体ビューアー

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JPH08592U
JPH08592U JP010395U JP1039595U JPH08592U JP H08592 U JPH08592 U JP H08592U JP 010395 U JP010395 U JP 010395U JP 1039595 U JP1039595 U JP 1039595U JP H08592 U JPH08592 U JP H08592U
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JP
Japan
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card
plate
advancing
eyepiece
advancing plate
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Application number
JP010395U
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Inventor
ジー ルイス アレン
タラー マーチン
エム グレシャム デビッド
Original Assignee
ビュー−マスター アイデアル グループ インコーポレーテッド
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63JDEVICES FOR THEATRES, CIRCUSES, OR THE LIKE; CONJURING APPLIANCES OR THE LIKE
    • A63J15/00Peep-shows, e.g. raree-shows; Kaleidoscopic or other opalescence exhibitions
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B30/00Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
    • G02B30/20Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes
    • G02B30/34Stereoscopes providing a stereoscopic pair of separated images corresponding to parallactically displaced views of the same object, e.g. 3D slide viewers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B23/00Devices for changing pictures in viewing apparatus or projectors
    • G03B23/08Devices for changing pictures in viewing apparatus or projectors in which pictures are attached to a movable carrier
    • G03B23/10Devices for changing pictures in viewing apparatus or projectors in which pictures are attached to a movable carrier drum or disc carrier
    • G03B23/105Devices for changing pictures in viewing apparatus or projectors in which pictures are attached to a movable carrier drum or disc carrier disc carriers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビューアーを持つのと同じ手で操作できる簡
単操作の立体ビューアーを得る。 【解決手段】 立体ビューア10はフィルム像12を担
持するカード回転自在に保持するための手段を有するハ
ウジングと、このハウジングを通して前記カードに設け
た一対の異なるフィルム像を見るための接眼手段16
L,16Rと、この接眼手段と整列して対をなす別個の
フィルム像を位置決めするために前記カードを回転させ
るためのトリガ手段とを備え、カードは接眼手段と整列
し、ハウジングは、フィルム像を見るために保持された
際に頂面と底面とを有し、トリガ手段は前記頂面を貫通
して垂直に突出する押し下げ可能な作動体158を有す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】
本考案は立体ビューアーの改良に係り、特にディスク形状の携帯用カードの周 囲に配置して対をなして立体となるようなフィルム像をディスプレイするための 立体ビューアーに関するものである。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
可視カードに配置された対をなす立体のフィルム像を見るための取手付きの立 体ビューアーが以前開発された。例えば、上記ビューアーは、米国意匠登録第17 1,049 号、第174,902 号、第175,215 号、第184,356 号、第185,670 号、及び第 189,006 号に開示されている。また、このようなビューアーの作動機構は、米国 特許第2,189,285 号、第2,511,334 号に開示されている。
【0003】 前記意匠又は特許の各々は、対をなし離間した接眼部を有するハウジングを備 えた取手付きのビューアーを開示し、前記接眼部は前記ハウジングの前部を貫通 している。接眼部は拡大レンズを各々支持し、立体をなすフィルム像または前記 レンズを通して、このレンズ焦点面で見ることができる。ハウジングの後部は、 ハウジング内へ光を導き立体をなすフィルム像を照らすために、レンズの可視軸 線と整列したフィルム像の後方に半透明な領域を有する。半透明な領域は、ハウ ジングの内部を暗くする乳白色のプラスチックから通常作られている。進行機構 は、カードを漸次移動してレンズを通して連続的にフィルム像をディスプレイす るために、多くのハウジング内に設けられている。これら進行機構は、一体とな った進行板及び横へ延在し指で操作するトリガ(trigger)レバーを備える。この トリガレバーの操作によりハウジング内へ進行板を移動させ、ディスプレイされ たフィルム像を漸次進めるために進行板に設けたつめ部をカードに形成したスロ ットと係合させる。
【0004】 小さく半透明な窓は光をハウジング内へ送り込むと共に、通常、可視カードか ら相当に離れており、窓を通してカードの移動を認知することができない。また この窓はハウジングの制限された領域を占用し、このことによって、フィルム像 を照らすためにハウジングの内部へ僅かな光を入れる。
【0005】 既存のビューアーの横へ延びたトリガレバーは、操作しにくい。なぜなら、ビ ューアーを掴み同じ手でトリガレバーを往復動させることが困難だからである。 作動板を動かすために、ハウジングの側部に通る垂直な溝に沿って、ビューアー の頂部から底部まで従来の横へ延びたトリガレバーを動かす必要がある。このよ うな動作をするには、横へ延びるトリガレバーの操作によりハウジング上のトリ ガレバー側における手の保持が妨害されるので、ハウジングを両方の手でしっか りと握ることを要す。
【0006】 連続してフィルム像を見るためにカードを漸次進める進行板は末端つめ部を有 する可撓性アームを通常備え、前記つめ部は、トリガレバーにより進行板が移動 される場合、カードを進めるためにカードに設けたスロットと係合する。進行中 つめ部をスロット内へ保持するために、前記カードを進行板に対してしったりと 保持する場合のみつめ部が有効に働く。従来技術において、カードはハウジング の内側にある隆起部又は突部によって進行板に対して保持されており、カードが 進行板上に載置された場合に前記隆起部又は突部はカードと接触していた。
【0007】 したがって、本考案の目的は、ディスクのような可視カードを回転及び係合す るための手段を有し、一方で同時にカードの把持及びカードを平坦に保持をする 回転可能な進行板を、上述のタイプの立体ビューアー内に設けることにある。
【0008】 本考案の他の目的は、立体をなすフィルム像を明るくして見るために、ハウジ ングの内部に大量の光を入れるビューアーを提供することにある。
【0009】 本考案の更に他の目的は、可視カードの回転及び少なくとも幾つかの内部の動 きをトリガ手段の作動体を操作する者が見ることができるようなビューアーを提 供することにある。
【0010】 本考案の更に別な目的は、ビューアーにトリガ手段を設け、このトリガ手段の 作動体を一本の指で容易に操作できる一方で作動体を操作するのと同じ手でビュ ーアーを容易につかむことができるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案に関して、上記目的は、立体をなすフィルム像用でディスク形状の携帯 用カードを支持しかつ進めるための進行板をもったハウジングを備えた立体ビュ ーアーを提供することによって達成される。立体をなす対のフィルム像はハウジ ングに設けられた一対の接眼部を通して見ることができる。カードを漸次回転す るためにトリガ手段を与え、接眼部の可視軸線内で連続して対をなすフィルム像 を位置決めする。トリガ手段は、見るためにビューアーを保持した場合、ビュー アーの頂面を貫通して垂直に突出する押下げ可能な作動体を有する。
【0012】 前記進行板は、対をなす立体のフィルム像を見る静止位置と接眼部に対をなす 連続の次なるフィルム像をディスプレイするために前記進行板が十分な距離だけ 可視カードを運んだ進行させられた位置との間でハウジング内を揺動させられる 。進行板はハブと、ほぼ円形の側縁部および底縁部とを有する。トリガ手段は、 ハウジングの頂面を貫通し突出する円柱状の作動体と、この作動体から垂下する 足部とを備える。垂下した足部は、進行板の平らで部分的な上側縁部と、係合す る上側指部と、トリガ手段が動作した後すぐにボスと係合する下側指部とを有す る。トリガ手段の円柱状の作動体の初期の押し下げは、進行板の平らで部分的な 上側縁部に対して上側指部を下方に押すことによって進行板の回転を生じせしめ る。進行板の前進する揺動は、ボスと係合する下側指部によって達成され、前進 させられた位置へ前記進行板を移動して終了する。トリガ手段に加わる下方への 力を解放したとき、進行板とハウジングとの間で連結したはねが進行板を静止位 置まで戻す。
【0013】
【考案の実施の形態】
進行板が前進する方向へ揺動する場合、ディスク状のカードを回転するために 、進行板に設けたつめ部の平坦な前面がカードに設けた径方向のスロットと係合 する。トリガ手段に加わった下方への力が解放された場合、進行板は引っぱられ て静止位置の方へ戻り、つめ部の湾曲した後面によりつめ部はスロットから素早 く解放される。カードは、順次に前進させられた位置で維持され、一方でカード は静止位置に戻る。つめ部はカードの前進する方向へ僅かに傾斜させられ、漸次 前進している間、進行板に対してカードを平坦に保持するのを助ける。
【0014】 好適な実施態様において、ハウジングは対をなす前面素子と後面素子とを有す る。好適には後面素子はハウジング内部へ大量の光を入れるために完全な半透明 であり、前面素子に設けた接眼部を通して見るために、立体をなすフィルム像を 照らしそしてビューアーの機械的動作を見ることを可能とする。
【0015】
【実施例】
本考案に係る実施例を以下図面に基づいて詳細に説明する。 本考案に関して構成された立体ビューアー10は、分離した透明な複数のフィル ム像12を連続して写し出すのに適しており、このフィルム像12は第10,11図に示 されているように還状のカード14の周縁部に等間隔で配置されている。フィルム 像12は対をなして対となるように配置されており、共通の焦点面をもった拡大レ ンズ18L, 18Rをそれぞれ設けた一対の接眼部16L, 16Rをビューアー10に形成し、 接眼部16L, 16Rを一緒に通して、対をなしたフィルム像を見た場合、立体効果を 生じる。拡大レンズ18L, 18Rは、接眼部16L,16R 内の保持部19L, 19R(第3,4 図参照)によって各接眼部16L, 16R内に保持されている。
【0016】 本考案の装着用カード14は上側積層板20(第11図参照) と下側積層板22(第10 図参照)を備え、各積層板は、なめらかに仕上げられ印刷可能な薄い繊維から好 適に形成され、そして、ほぼ強固でしかし幾分可撓性のある装着用カード14を形 成するために、2枚の積層板はこれらの隣接するほぼ前面にわたってお互いに接 着されている。カードはディスクのように形成され、カードはビューアー10内で 自由に回転し、更に、カードの円弧状縁部がビューアー10内への挿入を一層容易 なものとする。カード14はその中心部に孔15を有すると共に、カード14の縁部に 隣接し周囲に等しく隔間したほぼ矩形で複数の窓24を有する。左側の透明な複数 のフィルム像12A L 〜12G L は窓24内に設けられており、右側の透明な複数のフ ィルム像12A R 〜12G R は窓24内に設けられている。第10, 11図に示されている ように、左側のフィルム像は、対応する右側のフィルム像と径に沿って反対側に 設けられており、したがって例えばフィルム像12A L は 12AR に、フィルム像12 B L は 12BR に対向している。透明なフィルム像は、積層板20と22との間に適切 に固着されている。右側及び左側の透明なフィルム像の中心は通常の人間の瞳孔 の距離だけ離れており、整列した一対の接眼用拡大レンズ18を目に隣接して配置 すると対象物は拡大スケールで3次元で見える。透明なフィルム像の対は、多い ものから小さいものまであり、簡単なストーリー及び部分的で代表的なシーンを 示すには、7個の対で十分である。
【0017】 カードに設けた直前のフィルム像に対して、直後の各フィルム像がひっくり返 されるように、フィルム像12は、窓24内で交互に方向決めされている。例えば、 フィルム像12A L は直立で、フィルム像12E R は逆様である。フィルム像のこの 配列は、例えば12A L から 12BL へ進ように2個の窓だけ前進させることができ 、各場合においてトリガ手段が押し下げられる。更に、ディスクの構造に関する 説明及びこのようにフィルム像を方向決めする理由は、この明細書内で引用され た米国特許願第 2,189,285号内で十分に説明されている。
【0018】 カードは、このまわりで等間隔の径方向スロット26a 〜26g を7個有しており 、1個のスロットは、12A L と 12ER , 12B L と 12FR , 12C L と12G R , 12D L と 12AR , 12E L と 12BR , 12F L と12C R , 12G L と 12DR との間で、対を なす窓の各々の間に位置している。スロットは、等しい長さからなると共に、カ ード14の周縁部と窓24との間に設けられている。プリントされた識別部A〜Gの 7つに分割したグループは、上側の積層板20の面上に備えられており、上側の積 層板20には、立体のフィルム像によって示される対をなす対象物のそれぞれに、 一つづつ対応する説明を備えている。したがって各説明は、対をなすフィルム像 に対してほぼ90゜の角度でオフセットされている。
【0019】 ビューアー10は中空ハウジング32を備え(第1,2図参照)、このハウジング は前面素子34及び後面素子36を有し (第1〜4図参照)、この2つの素子は、垂 直な分割面に沿って重なり合っている。前記素子34, 36は高い衝撃スチレン(hig h impactstyrene)のような適切なプラスチックから成形されている。前面素子34 は所定の色を有する着色されたプラスチックから成形され、光沢のない素子とな る。他方の後面素子36は半透明になるようにプラスチックで成形されている。前 面素子34には、分割面と垂直に延在するソケット38(第4,6及び7図参照)を 受入れる複数の固定具が設けられており、後面素子36から延在するフォーク状固 定具40 (第4図参照)の対向端は、組立てられた状態において、2つのパーツを 保持するために、ソケット38内へ押し込まれている。したがって、前記ハウジン グ32は、外観に現れる固定手段なしに一緒に保持され、内部機構の修理に際して 前記素子を分割するために、前記素子の間にナイフの刃を差し込むとよい。ソケ ット38及び固定具40は、ハウジング32の底部及び側部のまわりに配置されている と共に、頂部スロット41(第2,3図参照) を通してカード14を挿入するのにじ ゃまされないような位置に設ける。
【0020】 後面素子36は皿状をしほぼ丸味をもった下側部分46を備え、この部分46から周 フランジ48(第1, 3図参照)を延在する。前記部分46の頂部は第1図に示され ているように、一側部で切り取られており、接眼部16L 上で後面素子36を部分的 に横切って、前記切取り部分の頂縁部から水平に延在するフランジ部54を備える 。ほぼ矩形の握り成形部56は接眼部16R 上で下側部分46から上方へ延在する。前 記握り成形部56は水平で平らな頂部フランジ58及び垂直な側部フランジ59を有す ると共に、構造上の強度及び握りを良くするための矩形のリブを備えている。
【0021】 後面素子36は、カード14の知覚を可能としハウジング32内で素子を動作する( 以下説明する)ために、好適には、十分に半透明である。半透明なプラスチック の大きな領域は、カード14に設けたフィルム像12を照らすために、ハウジング32 内へ大量の光を入れる。
【0022】 第1図で破線で示されたほぼU字状の戻り止め部材60は、ハウジング32の内部 で下側部分46によって支持されている。戻り止め部材60は水平な取付けアーム62 を有し、このアーム62は下側部分46の内面に固着されている。一対の弾性脚部64 , 66 (第1,6図参照)はアーム62の各端から垂直に下方へ延在し、各脚部64, 66はトリガノブ68, 70で終結し、各ノブはカード14内で水平距離d(第10図参照 ) だけ離されたスロット26a と26e のような一対の対向するスロット26と整合す る位置にある。このことにより、戻り止め部材60は、接眼部16R, 16Lの前で整列 した一対の立体のフィルム像を有する静止したカード14を選択的に保持するため の手段をつこととなる。戻り止め部材60は、面に対してカード14を静止して保持 するのを助ける際に特に重要であり、この面上でカード14は、第7図の前進させ られた位置から第6図の静止位置まで回転する。
【0023】 水平リブ71, 72, 74は、下側部分46の後面の内側の横切って平行に延在すると 共に、フランジ48の頂部及び底部に延在する。垂直リブ75は後面46を横切って水 平リブ71, 72, 74と直交して延在する。第3図に示すように、後面素子がハウジ ング32の残余部に対して組立てられた場合、リブ71, 72, 74及び75の遊縁部は共 通の面を形成すると共に、図示する面内でカードを保持するのに役立つ。
【0024】 接眼部16L と16R との間に、カード14の面に設けた識別部A〜Gを見るための 切欠き部82(第2図参照)を除いて、前面素子34は外形において後面素子36と補 足し合っている。前面素子34は接眼部16R と16L を突出するほぼ平坦な面部78を 有する。周フランジ80は前記面部78から後方へ突出すると共に後面素子36のフラ ンジ48と対をなす。
【0025】 前面素子34はまた後面素子36の握り成形部56と対向する握り成形部84 (第1, 2,6及び7図参照)を有する。この握り成形部56, 84は、これらの間でトリガ 空間86(第3図参照)を協同して成形する。前面素子34には、内方に突出する円 筒状の収容部88が形成されており、この収容部88は、進行板90のハブ92を収容す る。
【0026】 対をなすフィルム像12を連続して表示するためにカード14を漸次進める進行板 90(第8,9図参照)は、ハウジング32内に収容されている。この進行板90は前 面部91及び後面部93を有する。第3, 4図に最もよく示されているように、ハブ 92は、前面部91から収容部88内へ垂直に突出する。ハブ92の軸線はハウジング32 の部分的な面と垂直であり、進行板90は当然のことながら同一軸線を中心に揺動 する。進行板90は、対をなすフィルム像12A R , 12A L を接眼部16L, 16Rを通し て見た静止位置(第6図参照)と、回転させられてフィルム像 12BR ,12BL を 接眼部16L, 16Rの前面位置に現出させる前進位置(第7図参照)との間を回転す る。
【0027】 第8,9図に示すように進行板90は、頂部トリガ係合部94を有し、この頂部ト リガ係合部94は、トリガ空間86を部分的に横切ると共に、このトリガ空間86内へ 突出する。頂部トリガ係合部94はフランジ状の頂部止め縁部95を有すると共に、 縁部96を形成するために切かれており、この縁部96は進行板90の静止位置におい てハウジング32の側壁97と平行でしかも頂部止め縁部95と垂直になっている。
【0028】 第6図に最もよく示されているように、進行板90の切欠き部分は前面素子34の 切欠き部82及び接眼部16L の前に位置決めされたフィルム像の位置の下で延在す る。この進行板90のこの形状は、この板90が静止位置にある場合、進行板90がカ ード14上で印刷された識別部A〜G及び接眼部16L を邪魔しないようになってい る。進行板90の縁部99のバランスはほぼ弓状となった部分とハブ92と同心の部分 でとられている。
【0029】 更に、第4,6,7図に示すように、進行板90はボス100 を有し、このボス10 0 は、ハブ92に近接して板90の前面から突出すると共に第6図に示すようにハブ 92上で左側に僅かにオフセットされている。矩形の窓102 は進行板90を貫通して 設けられており、窓102 は窓24よ僅かに大きく形成されていると共に、進行板90 が静止位置にあるとき接眼部16R の前方でフィルム像12と整合するように位置決 めされている。3個の短い弧状フランジ104, 106, 108 (第8図参照)は、進行 板90上においてカード14を保持するために、板90の後面部93から外方へ延在して いる。フランジ104 は、進行板90が第7図に示すように十分に前進させられた位 置に到達した際に、前面素子34(第6,7図参照)に設けた止めフランジ105 と 衝合する止め部として役立つ。進行板90の中心を囲む半円に沿って配列された一 連の隆起部110, 112, 114, 116及び118 は、進行板90の後面部から突出している 。隆起部110 〜118 はカード14と僅かに接触する領域の摺動面を設け、前進させ られた位置にカード14を留めておく一方で静止位置にカードを戻すことを可能に する。同様に立ち上がりをなす隆起部120, 122, 124 および126 は、同じ理由で 進行板90の半円状の縁に近接して設けられている。
【0030】 進行板90を貫通する半月状の切除部128(第8, 9図参照)は、隆起部118 に近 接し隆起部110 〜118 によって形成された半円の内側に位置決めされている。切 除部128 にばね132 (第6図参照)の第1端131 を取付けるために、切除128 に 近接し進行板90の前面部91から外方にフック130 が突出する。ばね132 の他の遊 端133 は前面素子34に設けたアンカー135 に連結される。フック130 は、ハブ92 の下方でアンカー135 から離れた回転軸線側に設けられている。したがって、ば ね132 は、第6図に示された静止位置の方へ進行板90を付勢すると共に進行板60 を第7図に示された前進させられた位置に移動した後、前記静止位置に進行板90 を戻す。
【0031】 カード係合手段 138(第5図および第6〜9図参照)は、進行板90を第6図の 静止位置から第7図の前進させられた位置まで移動させる際に、カード14を回転 及び係合するために進行板90上に設けられている。前記係合手段138 は細長い切 除部140 を有し、この切除部140 内に可撓性アーム142 が支持され、このアーム の一端は進行板90と一体になっている。進行板90の面93から外方へそしてアーム 142 の対向端から突出するつめ部144 を除いて、前記アーム142 は進行板90とほ ぼ同一平面上にある。つめ部144 は、進行板90が第6図の静止位置から第7図の 前進させられた位置まで進むカード14を前進させるために、スロット26の縁と係 合する平坦な前面146 (第5図参照) を有する。つめ部144 の後面148 は断面に おいて円弧状をなすと共に、アーム142 から前面146 に向かって傾斜させられて いる。したがって、前面及び後面146, 148は先細のつめを形成する。後面148 は スロープをなしているので、ばね132 の影響下で進行板90が静止位置へ戻りはじ める時、後面148 は比較的少ない抵抗でスロット26からのつめ部 144 の解放を 与える。フィルム像の連続ディスプレイを発揮すくために前進させられた位置で カード14を留める必要があるので、この簡単な解放を可能とする。
【0032】 つめ部144 は進行板90に対して鋭い角度150 で傾斜させらさている(第5図参 照)。第5図に示されている好適な実施態様において、角度150 は約70゜である 。このような角度でつめ部144 を傾斜することは、進行板90の後面部93に対して カード14を把持するのに役立つと共に、進行板90が第7図の前進させられた位置 の方へ揺動する際に、所望の回転面内でカード14を保持するのに役立つ。反対に 、進行板90が揺動して静止位置の方へ戻り始めるとき、つめ部144 の傾斜はスロ ット26からつめ部144 を解放するのに役立つ。
【0033】 トリガ手段156 (第6,7図参照)は、第6図の静止位置から第7図の前進さ せられた位置まで進行板90を回転させると共にカード14の割り出しをする。トリ ガ手段156 は、まわりに複数の円形隆起部160 を有する円柱状の作動体158 及び これから垂下する板状の足部162 を備える。作動体158 は、握り成形部84の頂部 の平坦なフランジを通って上方へ垂直に突出する。前記足部162 は進行板90の前 面部に近接して下方へ延在すると共に、進行板90の方へ足部162 から垂直に突出 する上側指部164 及び進行板90と平行に突出する下側指部166 を有し、第6図に 示すように前記上側指部164 は進行板90のトリガ係合部94の頂部の平坦な縁部95 と係合するだけの十分な距離を有し、前記下側指部166 はボス100 の頂部と係合 するための十分な距離を有する。足部162 は、水平なセグメント168 と角度をも ったセグメント169 と垂直なセグメント170 とを備える。止め指部171 が水平な セグメント168 から上方へ突出し、前記止め指部171 は、前進する機構の静止位 置において、ハウジングの頂壁に設けたボタン部173 と係合する。進行板90が静 止位置にあるとき、トリガ係合部の頂部の平坦な縁部95が上側指部164 と係合し 、そして、下側指部166 がボス100 の僅か上方で位置決めされている。
【0034】 不透明なマスク体 172(第3,4,6,7図参照)が、レンズ18R, 18Lの焦点 面の前方でハウジング32内に設けられている。マスク体172 の好適な位置は前面 部78の後面の直近である。マスク体172 は一対の矩形な開口部174, 176を有し、 この開口部174, 176はカード14内の窓24の形状と対応すると共に、窓24より僅か に大きくなっている。ここで示される好適な実施態様において、開口部174, 176 はカード14の前で十分な大きさ及び間隔をもち、各レンズ18を通して一体をなし たフィルム像12を見ることのみを可能とする。このマスク体によって、使用者が ハウジング32内の重要でない周辺部分を見ることを防止し、使用者の注意を、見 ているフィルム像からそらさないようにしている。
【0035】 作用に関して、カード14はハウジング32のスロット41を通り、縁に沿って挿入 され、カード14は進行板90の後面部93上に収容され、フランジ104,106, 108によ って後面部上で回転する。後面部93に対して平坦な下側積層板22に関してカード 14を進行板90上に載置し、上側積層板20に印刷された識別部Aは切欠き部82を通 して見ることができ、つめ部144 はカード14の複数のスロット26のうちの一の内 方へ突出する。第6図に示すように、この位置でのカード14は接眼部16R のレン ズ18R に対してフィルム像12A R をディスプレイし、接眼部16L のレンズ18L に 対してフィルム像12A L をディスプレイする。次に、ハウジング32を片手又は両 手によって掴み、後面素子36に、周囲の室内光のような光源を供給する。ハウジ ング32の半透明な後面素子36を通って入ってくる光はフィルム像12A を照らし、 その結果、レンズ18をのぞいている人によってフィルム像12A を大きくそして鮮 明に見ることができる。
【0036】 仮に使用者が、レンズ18を通してフィルム像12B をディスプレイするために、 カード14の割り出しを行ないたいなら、ハウジング32を掴んでトリガする手を離 すことなく、この手の割り出し指によって作動体158 を押し下げる。作動体158 の押し下げによって上側指部164 に力が加わり進行板90の止め縁部95を下方に押 しやり、第7図に示すように反時計回りに進行板90が回転を始める。作動体158 の押し下げが続く場合、上側指部164 は止め縁部95を横切って縁部96の方へ滑る 。そして、上側指部164 が止め縁部95の端に達すると同時に、第7図に示された 位置に進行板90の回転を達成するために、下側指部166 はボス100 と係合し、フ ィルム像12B R , 12B L のレンズ18R, 18Lと整列する。そして更に、印刷された 識別部Bが切欠き部82を通して視覚内へ移動してくる。進行板90の固体部分は接 眼部16を通して見るカード14を覆い、フィルム像12A からフィルム像12B へと移 動する間じゅうフィルム像12を見ることができない。
【0037】 フィルム像12B 及び識別部Bが整列したとき、進行板90のフランジ104 が止め 部105 と接触し、このことによって進行板90の前進回転を制限する。一旦この静 止地点に到達すると、使用者は、割り出し指を作動体158 から離すことによって 作動体158 上で力を解放し、進行板の静止位置の方へばね132 が進行板90を引き 戻す。下に押された位置から元へ作動体158 を移動するために、進行板の復元移 動によりボス100 は下側指部166 に対して上方への力を加える。進行板90の復元 移動がほぼ達成された場合、頂部止め縁部95が上側指部164 と係合し、第6図に 示された元の位置に作動体158 及び足部162 を完全に復元する。進行板90は静止 位置に復元するけれども。カード14は、スロット26b, 26fと整合するトリガノブ 68, 70によって前進させられた位置に保持される。
【0038】 進行板90が元の位置に戻ると、進行板90に設けた窓102 がフィルム像12B R と 整合し、一方、フィルム像12B L は進行板90によって完全にはっきりと見え、し たがって接眼部を通してフィルム像12B R , 12B L を見ることができる。トリガ 手段はカード14を前進させるために、連続して繰返し作動され、印刷された識別 部A〜Gを伴って七対のフィルム像12A 〜12G の全てを見ることができる。 本考案は上記実施例に限定されるものではなく、請求の範囲内で種々の改良を 加えることができるのは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る立体ビューアーの後面を示す斜視
図、
【図2】本考案に係る立体ビューアーの前面を示す斜視
図、
【図3】第1図の3−3線に沿う断面図、
【図4】第2図の4−4線に沿う断面図、
【図5】第6図の5−5線に沿う断面図、
【図6】本考案に係る立体ビューアーの進行板が静止位
置にある状態を示す図、
【図7】第6図に示した進行板が前進させられた位置に
ある状態を示す図、
【図8】第6図に示された進行板の後面図、
【図9】第8図に示された進行板の前面図、
【図10】立体をなすフィルム像を支持するカードの後
面図、
【図11】第10図に示されたカードの前面図である。
【符号の説明】
12 フィルム像 14 カード 16L 接眼手段(第1の接眼部) 16R 接眼手段(第2の接眼部) 18L, 18R 拡大レンズ 24 開口部 26a 〜26g スロット 32 ハウジング 34 前面, 前面素子 36 後面, 後面素子 46 後面部 48, 80 周フランジ 54 第1の頂部,第1部分 56 握り成形部 58 第2の頂部,第2部分 60 戻り止め部 78 前面部 82 切欠き部 86 トリガ領域 88 収容部 90 進行板 92 ハブ 94 トリガ係合 95 上側縁部 99 縁部 102 窓手段 132 ばね手段 138 カード係合手段 144 つめ部 146 前面 148 後面 156 トリガ手段 158 作動体 162 足部 164 上側指手段 166 下側指手段 172 マスク体 174, 176 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 マーチン タラー アメリカ合衆国 イリノイ州 60611 シ カゴ イースト オンタリオ ストリート 10 (72)考案者 デビッド エム グレシャム アメリカ合衆国 イリノイ州 60611 シ カゴ ノース レイク ショアー ドライ ブ 666

Claims (17)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク形状をしたカードの縁部の周囲
    に、等間隔で離間した複数個の異なるフィルム像を配置
    し、前記フィルム像が対をなすよう配列されこの対をな
    すフィルム像を一緒に見にきたとき前記フィルム像が立
    体効果を与え、前記カードが、フィルム像を見ることが
    でき周囲に離間した複数の開口部と、等間隔で径方向の
    複数のスロットとを備えるようにした立体ビューアにお
    いて、前記カードの軸線を中心にカードを回転する可視
    面内で前記カードを保持するための手段を有するハウジ
    ングと、このハウジングを通して前記カードに設けた一
    対の異なるフィルム像を見るための接眼手段と、この接
    眼手段と整列して対をなす別個のフィルム像を位置決め
    するために前記カードを回転させるためのトリガ手段と
    を備え、前記カードは前記接眼手段と整列し、前記ハウ
    ジングは、フィルム像を見るために保持された際に頂面
    と底面とを有し、前記トリガ手段は前記頂面を貫通して
    垂直に突出する押し下げ可能な作動体を有したことを特
    徴とする立体ビューアー。
  2. 【請求項2】 前記ビューアーは進行板とばね手段とを
    備え、この進行板はこの板と垂直な軸線を中心に、対を
    なす立体の前記フィルム像のうちの一対を見ることがで
    きる静止位置とこの位置から前進させられた位置との間
    で揺動し、前記ばね手段は前記ハウジングと前記進行板
    との間で前記静止位置内へ前記進行板を付勢するために
    連結され、前記トリガ手段は前記静止位置から前記前進
    させられた位置まで前記進行板を揺動するための手段を
    備え、前記進行板には、前記カードに設けた径方向の前
    記スロットのうちの一つと係合しそして進行板が揺動す
    るように前記カードを漸次回転することによって前記接
    眼手段へ連続してフィルム像をディスプレイするために
    前記カードを漸次回転させるカード係合手段が設けられ
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の立体ビューアー。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングは完全に半透明な後面及
    び不透明な前面を備え、前記接眼手段は前記前面を貫通
    して設けられたことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の立体ビューアー。
  4. 【請求項4】 前記カード係合手段は、カードに設けた
    径方向の前記スロットのうちの一つと係合するために前
    記進行板上につめ部を備え、前記つめ部は、前記進行板
    がカードを進行する方向に揺動した場合に前記カードを
    前進させるために前記スロットの縁部と係合する平坦な
    前面と、前記進行板が復元方向に揺動した場合に前記ス
    ロットから前記つめ部を解放する円弧状の後面とを有
    し、前記つめ部は、前記進行板に対して鋭角で、前記カ
    ードを前進する方向に傾斜させられたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第2項記載の立体ビューアー。
  5. 【請求項5】 前記カード係合手段は、前記進行板が前
    記カードの所定の回転方向に回転する場合前記カードと
    選択的に係合し前記進行板に対してカードを平らに保持
    し、前記進行板が復元方向に揺動する場合前記カードを
    選択的に解放するための手段を備えたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第2項記載の立体ビューアー。
  6. 【請求項6】 前記進行板は、ハブと、ほぼ円形の側部
    と底部をかねた縁部と、部分的に平坦な上側縁部と、前
    記ハブに近接するボスと、前記カードに設けた異なる前
    記フィルム像のうちの一つを前記接眼手段を通して見る
    ための窓手段とを備え、前記トリガ手段の作動体は使用
    者の指と係合するために前記ハウジングの前記頂面を貫
    通して突出する作動体部分と、この作動体部分から垂下
    した足部と、前進させられた位置へ前記進行板を移動さ
    せるために前記ボスを押すための下側指手段とを備え、
    前記足部は、前記所定の方向へ前記進行板に初期の揺動
    を与えるために前記進行板が前記静止位置にある場合前
    記進行板の平坦で部分的な前記上側縁部と係合する上側
    指部を有したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第5項記載の立体ビューアー。
  7. 【請求項7】 前記接眼手段は一対の人間の目とほぼ同
    じ距離だけ離れた対をなす中空の接眼部を備え、各接眼
    部は拡大レンズを備え、前記ビューアーは前記レンズと
    ディスク状の前記カードとの間で不透明なマスク体を有
    し、このマスク体は各レンズの前で開口部を形成し、前
    記開口部はレンズを通して一つに合体されたフィルム像
    のみを見るために、十分な大きさであると共に前記カー
    ドから十分に離間して設けられたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の立体ビューアー。
  8. 【請求項8】 前記ハウジングは、周フランジを有する
    面を形成した完全に半透明な後面素子と、前記フランジ
    のほぼ全周に沿って前記後面素子の前記周フランジと対
    をなした周フランジを有する面を形成した不透明な前面
    素子とを備え、前記ハウジングの前記底面は対をなす前
    記周フランジによって形成されると共にほぼ半円形をな
    し、前記ハウジングの前記頂面は、第1の前記接眼部上
    に対をなす前記周フランジによって形成された第1の平
    坦な頂部と、第2の前記接眼部上に対をなす前記周フラ
    ンジによって形成された第2の平坦な頂部とを備え、こ
    の第2の頂部は第1の頂部より高いと共に握り成形部を
    形成し、前記第1頂部と前記第2頂部との間で前記前面
    素子内にカードの一部を見ることができる矩形の切欠き
    部を設けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    7項記載の立体ビューアー。
  9. 【請求項9】 ディスク形状をしたカードの縁部の周囲
    に、等間隔で離間した複数個の異なるフィルム像を配置
    し、前記フィルム像が対をなして立体となるように配置
    され、焦点面を有する拡大レンズを各々設けた一対の接
    眼部を通して前記対をなすフィルム像を見たとき前記フ
    ィルム像が立体効果を与え、前記カードがこのカードの
    周囲に等間隔で配列した径方向の複数のスロットと、カ
    ード上に環状に配置され印刷された識別部とを有した立
    体ビューアーにおいて、前記ビューアーは前面素子と後
    面素子とを有するハウジングと、前記カードに設けた対
    をなすフィルム像対にして連続して前記カードを漸次進
    めるための進行板とを備え、 前記後面素子は完全に半透明であると共に後面部及び周
    フランジを有し、前記後面素子はほぼ半円状の底部と、
    前記後面素子を横切り第1の前記接眼部上で部分的に延
    在する平坦な第1の頂部を有する上側部分と、前記後面
    素子の残余部を横切り第2の前記接眼部上で延在し平坦
    な前記第1の頂部の高さより高い平坦な第2の頂部を有
    する握り成形部とを設け、前記後面部は戻り止め部材を
    支持し、この戻り止め部材は前記接眼部の前で整列した
    一対の前記フィルム像を有するカードを選択的に静止す
    るよう保持するために、前記カード内の一対の前記スロ
    ットと整合する一対の割り出し手段を備え、 前記前面素子は平坦で不透明な前面部を有し、この前面
    部は周囲に周フランジを有し、この周フランジは前記前
    面部の周フランジ及び前記後面部の周フランジのほぼ全
    周に沿って前記後面部の周フランジと対をなし、前記前
    面素子は前記カード上に印刷された前記識別部を見るこ
    とができる矩形の切欠き部を前記接眼部の間に設け、前
    記前面素子は前記後面素子の前記握り成形部と対向する
    握り成形部を有し、前記前面素子及び後面素子の前記握
    り成形部はこれらの間にトリガ領域を形成し、前記前面
    素子に円柱状の収容部を形成し、 前記進行板が前記前面素子と相対回転するように前記収
    容部内へ突出するハブを前記進行板に設け、前記進行板
    が前記前面部及び後面部と垂直な軸線を中心として前記
    対をなすフィルム像を前記接眼部をとおして見る静止位
    置と前進させられた位置との間を揺動し、前記進行板は
    前記前面素子及び後面素子の握り成形部の間のトリガ領
    域を横切りこの領域内へ突出する平坦な頂部のトリガ係
    合部を有し、前記進行板が前記静止位置にある場合前記
    進行板が前記カードに印刷された識別部と前記第1の接
    眼部とを妨害しないように前記進行板は、前記切欠き部
    及び前記第1の接眼部の下へ延在するよう前記トリガ係
    合部に隣接して切り込まれ、 前記進行板は、前記トリガ係合部の方へ前記ハブと近接
    するボスと、前記静止位置にある場合前記進行板が対を
    なすフィルム像のうちの一つと組合わせるために前記第
    2の接眼部と整合する窓手段とを備え、 前記ビューアーは更に、前記静止位置の方へ前記進行板
    を付勢するために前記進行板と前記前面部との間を連結
    するばね手段と、前記静止位置から前記前進させられた
    位置まで前記進行板を移動するためのトリガ手段と、前
    記進行板が前記静止位置から前記進行させられた位置ま
    で移動する場合前記カードと係合しかつ前記カードを回
    転させるため前記進行板に設けたカード係合手段と、前
    記レンズと前記カードとの間で前記レンズの前記焦点面
    の前方に設けた不透明なマスク体とを備え、 前記トリガ手段は前記前面素子の平坦な前記第2の頂部
    で前記周フランジを貫通して延在する円柱状の作動体
    と、円柱状の前記作動体から垂下する足部とを設け、こ
    の足部は、前記進行板に初期の回転を与えるために前記
    進行板が静止位置にある場合前記進行板に設けた平坦な
    頂部の前記トリガ係合部と係合する上側指手段と、前記
    ボスを押し前記進行させられた位置へ前記進行板が移動
    させられるための下側指手段とを有し、この下側指手段
    は前記進行板が前記静止位置にある場合前記ボスとの係
    合が解かれ、 前記カード係合手段は前記進行板に屈曲可能なアームを
    有し、このアームは前記進行板に形成した前記スロット
    のうちの一つと係合するためのつめ部を支持し、前記つ
    め部は、前記進行板が前記静止位置から前記前進させら
    れた位置まで回転する場合前記スロットの縁部と係合し
    て前記カードを前進させる平坦な前面と、前記進行板が
    前記静止位置に復元する場合前記スロットから前記つめ
    部を解放する円弧状の後面とを有し、前記つめ部は前記
    進行板に対して鋭角で前記進行板が前記前進されられた
    位置に達するために移動する方向に傾斜させられ、 前記マスク体は各レンズの前方に開口部を有し、この開
    口部は、各レンズを通して一つになったフィルム像のみ
    を見ることを可能にするために前記カードから離間し十
    分な大きさに形成されたことを特徴とする立体ビューア
    ー。
  10. 【請求項10】 ディスク形状をした携帯用カードの縁
    部の周囲に、等間隔で離間した複数個の異なるフィルム
    像を配置し、前記フィルム像が対をなすよう配列されこ
    の対をなすフィルム像を一緒に見たとき前記フィルム像
    が立体効果を与え、前記カードが、フィルム像を見るこ
    とができ周囲に離間した複数の開口部と、等間隔で径方
    向の複数のスロットとを備えるようにした立体ビューア
    において、 前記カードの軸線の周り前記カードを回転するための可
    視面内で前記カードを保持するための保持手段を設け、
    前記可視面に対して平行に離れる後面を有するハウジン
    グと、 前記後面に対向する第2の面であって前記後面との間に
    前記可視面が存在する第2面と、 前記カードに設けた1対の分離したフィルム像を見るた
    め前記第2面を貫通する接眼部とを備え、前記後面は、
    前記カードの領域に等しいかそれより大きな半透明領域
    を有する構成としたことを特徴とする立体ビューアー。
  11. 【請求項11】 前記ハンジングは底面と頂面とを有
    し、前記底面はほぼ半円形状をなしたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第10項記載の立体ビューアー。
  12. 【請求項12】 前記後面のほぼ全体を半透明材料によ
    り構成したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    10項記載の立体ビューアー。
  13. 【請求項13】 前記ハウジングは底面と頂面とを有
    し、前記上面は第1の前記接眼部上で平坦な第1部分
    と、第2の前記接眼部上で平坦な第2部分とを備え、こ
    の第2部分は前記第1部分より上方に設けると共に握り
    部分の頂部を形成することを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第10項記載の立体ビューアー。
  14. 【請求項14】 前記カードを回転し、他のフィルム像
    対を前記接眼手段に整列させるトリガ手段を備え、この
    トリガ手段は前記頂面の前記第2部分から上方に突出す
    る押下げ可能な作動体を備えたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第13項記載の立体ビューアー。
  15. 【請求項15】 前記ハウジングの底面はほぼ半円形状
    を有したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第13
    項記載の立体ビューアー。
  16. 【請求項16】 前記握り部分は、光を通す前記面の上
    方にほぼ三角形状で不透明な突部と、不透明な前記面の
    上方におけるほぼ矩形で不透明な突部とを備え、前記三
    角形状の突部と前記矩形の突部とを接合面に沿って合体
    させたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第13項
    記載の立体ビューアー。
  17. 【請求項17】 ディスク形状をした携帯用カードの縁
    部の周囲に、等間隔で離間した複数個の異なるフィルム
    像を配置し、前記フィルム像が対をなすよう配列されこ
    の対をなすフィルム像を一緒に見にきたとき前記フィル
    ム像が立体効果を与え、前記カードが、フィルム像を見
    ることができ周囲に離間した複数の開口部と、等間隔で
    径方向の複数のスロットとを備えるようにした立体ビュ
    ーアにおいて、 前記カードの軸線を中心に前記カードの回用可視面内
    で前記カードを保持する保持手段と、 前記可視面から離間しかつ前記可視面と平行で全領域に
    わたりほぼ半透明な光を通す光透過面と、 前記光透過面に対向し、前記光透過面との間に前記可視
    面が存在するようにした不透明な面と、 前記カードに設けた一対の分離したフィルム像を見るた
    めに前記不透明な面を貫通し前記カードの1対のフィル
    ム像に整列する接眼手段と、 前記接眼手段のうちの一方の平坦な第1部分及び前記接
    眼手段のうちの他方の上方の平坦な第2部分を有し、前
    記第2部分は前記第1部分から上方に離れかつ握り部分
    の頂部をなすようにした頂面、及び半円弧状の底面と、 前記カードを回転して他のフィルム像の対を前記接眼手
    段に整列させる手段であって、前記頂面の前記第2部分
    から上方に突出する押し下げ可能な作動体を有するトリ
    ガ手段と、 前記頂面の第1部分と第2部分との間で、ビューアーの
    一部を切除し、前記カードの一部を見ることができるよ
    うにした矩形の溝部とを備えたことを特徴とする立体ビ
    ューアー。
JP010395U 1986-05-22 1995-10-02 立体ビューアー Pending JPH08592U (ja)

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ATE74445T1 (de) 1992-04-15
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US4726653A (en) 1988-02-23
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