JPH0856551A - ねずみの侵入防止装置 - Google Patents

ねずみの侵入防止装置

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JPH0856551A
JPH0856551A JP20044794A JP20044794A JPH0856551A JP H0856551 A JPH0856551 A JP H0856551A JP 20044794 A JP20044794 A JP 20044794A JP 20044794 A JP20044794 A JP 20044794A JP H0856551 A JPH0856551 A JP H0856551A
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信幸 福居
Hisafumi Morita
尚史 森田
Atsuo Morimoto
淳生 森本
Hiroshi Hayashida
弘 林田
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OYOYODO KAKO KK
Kansai Electric Power Co Inc
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OYOYODO KAKO KK
Kansai Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ドアスイッチ50によってドアの開状態が検
知されると、超音波発振回路30および102が作動さ
れ、発振回路30によって圧電ブザー24a,24cお
よび24eが駆動され、発振回路102によって圧電ブ
ザー24b,24dおよび24fが駆動される。したが
って、圧電ブザー24a,24cおよび24eから一定
の音圧で連続発生する連続波が出力され、圧電ブザー2
4b,24dおよび24fから一定周期で音圧が間欠的
にかつ漸減するように変化する間欠降下波が出力され
る。 【効果】 複相波を発生するので、ねずみの音慣れを防
止でき、長期間にわたってねずみの侵入防止効果を維持
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はねずみの侵入防止装置
に関し、特にたとえば発・変電所等の電気設備を有する
建物内へねずみが侵入するのを超音波を用いて防止す
る、ねずみの侵入防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発・変電所をはじめ電気設備を有する建
物内へねずみが侵入すれば、ケーブル咬害や高圧充電部
への接触によって、しばしば重大な電力事故を引き起こ
す結果となる。ケーブル導入部などの壁貫通部の空間
は、遮蔽処置によってねずみの侵入防止を図ることがで
きる。しかし、建物の出入口の扉が、工事中や人為ミス
などで一時的に開放状態となった場合には、その間隙か
らねずみが侵入する可能性があり、これに対する有効な
防御方法が望まれるところであった。
【0003】この種の従来のねずみの侵入防止装置の1
つとして、1つの筐体内に単一の超音波発振回路を組み
込み、超音波発振回路から出力される駆動信号によって
1つまたは2つのスピーカを駆動して所定周期で周波数
が変化する超音波を発生させるようにしたものが市販さ
れている。この従来技術において、超音波発振回路は、
可変抵抗器を操作することによって周波数の変化周期を
変更できるように構成されており、音慣れによるねずみ
の侵入防止効果の低下を防止するために、一定の日数
(時間)毎に周波数の変化周期を変更するようにしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、超音波
の周波数の変化周期を変更することによってねずみの音
慣れに対処するようにしていたが、単一の超音波発振回
路から発生される単一波であるため、どうしても音慣れ
を避けることができず、ねずみの侵入防止効果の経時的
な低下が著しかった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、よ
り長期間にわたってねずみの侵入防止効果を維持でき
る、ねずみの侵入防止装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、出入口ま
たはその近傍を横断する本体、および本体に横断方向に
分布して取り付けられる複数の超音波発生器を備える、
ねずみの侵入防止装置である。第2の発明は、少なくと
も1つの第1の超音波発生器と、第1の超音波発生器に
第1の周期で周波数が切り換わる第1の駆動信号を付与
する第1の回路とを有する第1の超音波発生手段、およ
び少なくとも1つの第2の超音波発生器と、第2の超音
波発生器に第2の周期で周波数が切り換わる第2の駆動
信号を付与する第2の回路とを有する第2の超音波発生
手段を備える、ねずみの侵入防止装置である。
【0007】第3の発明は、超音波発生器を有するねず
みの侵入防止装置において、超音波発生器から出力され
る超音波の音圧レベルを間欠的にかつ漸減するように変
化させたことを特徴とする、ねずみの侵入防止装置であ
る。第4の発明は、ドアを有する領域内へねずみが侵入
するのを防止するためのねずみの侵入防止装置であっ
て、ドアの開閉を検知するドアセンサ、超音波発生手
段、およびドアセンサの出力に応じて超音波発生手段を
能動化または不能動化する手段を備える、ねずみの侵入
防止装置である。
【0008】
【作用】第1の発明では、出入口(またはその近傍)を
横断するように本体を設置し、本体に取り付けられた複
数の超音波発生器から超音波を発生するようにしている
ので、ねずみを効率よく忌避できる。第2の発明では、
第1および第2の超音波発振回路によってねずみが音慣
れしにくい複相波を得ることができ、しかも第1および
第2の周波数変化周期を異ならせることによってより多
様な複相波を得ることができる。したがって、ねずみの
音慣れを防止できる。
【0009】第3の発明では、超音波発生器から出力さ
れる超音波の音圧レベルを間欠的にかつ漸減するように
複雑に変化させるようにしているので、ねずみの音慣れ
を防止できる。第4の発明では、ドアセンサがドアの開
状態を検知したとき、すなわちねずみの侵入を防止する
必要があるときにのみ超音波発振回路をオンすることが
できるので、超音波を発し続ける従来技術に比べてねず
みの音慣れをより効果的に防止できる。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、より長期間にわたっ
てねずみの侵入防止効果を維持できる。この発明の上述
の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照
して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
【0011】
【実施例】図1〜図3に示すこの実施例のねずみの侵入
防止装置10は、図4および図5に示すように、発・変
電所等の電気設備を有する室12内へねずみが侵入する
のを超音波を用いて防止するためのものであり、出入口
14の下方にその幅方向に延びて配置される超音波発生
部16および室12内に配置される操作部18を含む。
【0012】超音波発生部16は、出入口14の幅とほ
ぼ同じ長さを有する本体20を含み、本体20の前面
は、上面から底面に向かうにつれて前方へ突出する傾斜
面22として形成される。この傾斜面22には、合計6
個の圧電ブザー24a〜24fが所定間隔毎に設けられ
る。ただし、圧電ブザー24は少なくとも2個設けられ
ておればよく、その数は実施例に限定されるものではな
い。また、圧電ブザー24に代えて、スピーカ等の他の
超音波発生器を用いるようにしてもよい。
【0013】操作部18は、ハウジング26を含み、ハ
ウジング26の内部には、超音波発振回路30等が収容
される。発振回路30は、図3からよくわかるように、
電源回路32からの電源によって駆動される。電源回路
32は、プラグ34から与えられるAC100Vを降圧
するトランス36を含み、このトランス36の出力がダ
イオードブリッジ回路38によって全波整流され、平滑
コンデンサ40を経て、たとえばDC9Vとなる。この
DC9Vは、リレー42を介してレギュレータ44およ
び46に与えられる。リレー42には、コネクタ48を
介してドアスイッチ50が接続され、ドアスイッチ50
がオンのときリレー42がオンされ、DC9Vがレギュ
レータ44および46に与えられる。
【0014】ドアスイッチ50としては、たとえば、図
6に示すようなリードスイッチ形近接スイッチ50等が
用いられ得る。近接スイッチ50は、リードスイッチお
よび永久磁石を内蔵したコンタクト素子54と永久磁石
を内蔵したマグネット素子56とから構成されており、
マグネット素子56からの外部磁界がコンタクト素子5
4に作用すると、コンタクト素子54内の2本のリード
58aおよび58bがそれぞれ同じ磁極となり、互いに
反発する。この反発力は、コンタクト素子54とマグネ
ット素子56とが接近するほど強くなり、遠ざかるほど
弱くなる。したがって、たとえば図4に示すように、コ
ンタクト素子54をドア60に固定し、マグネット素子
56を枠体62に固定しておくと、ドア60を閉じたと
きスイッチ50がオフされ、ドア60を開いたときオン
される。
【0015】レギュレータ44の出力は、平滑コンデン
サ64によってさらに平滑され、発振回路30の電源電
圧として印加される。発振回路30は、たとえば(株)
東芝製の番号「NE556」のIC66を含み、このI
C66の端子(1)は、電源ライン68に接続された抵
抗器70および72に接続され、抵抗器72の他方端
は、コンデンサ74を介して接地される。IC66の端
子(2)は、端子(6)と同じように抵抗器72とコン
デンサ74との接続点に接続される。端子(3)および
(4)は、電源ライン68に接続され、また、抵抗器7
6に接続されるとともにトランジスタ78のエミッタに
接続される。IC66の端子(4)は、端子(10)お
よび(14)と同様に電源ライン68に接続される。そ
して、IC66の端子(5)が抵抗器80に接続され、
この抵抗器80は、コンデンサ82および可変抵抗器8
4を介して接地される。さらに、抵抗器80と接地との
間には、コンデンサ86が接続される。IC66の端子
(7)は接地される。そして、IC66の端子(8)が
トランジスタ78のベースに接続されるとともに、端子
(12)と同様に、抵抗器88とコンデンサ90との接
続点に接続される。抵抗器88は、IC66の端子(1
3)に接続されるとともに抵抗器92および可変抵抗器
94を介して電源ライン68に接続される。なお、コン
デンサ90は接地され、IC66の端子(11)および
トランジスタ78のコレクタは、それぞれコンデンサ9
6および抵抗器98を介して接地される。
【0016】このような発振回路30においては、抵抗
器70,72および76ならびにコンデンサ74が発振
周波数を決定し、トランジスタ78および抵抗器98が
その発振周波数を切り換える。すなわち、可変抵抗器9
4を調整することによってコンデンサ90の充電電圧が
変化し、コンデンサ90の電圧がトランジスタ78のベ
ース電圧として印加される。このベース電圧が一定値を
超えると、トランジスタ78がオフし、抵抗器98が切
り離される。つまり、コンデンサ90の電圧が一定値に
達せず、トランジスタ78がオンしているときには、抵
抗器76と抵抗器98とで電源電圧(9V)を分圧した
電圧が与えられる。一方、トランジスタ78がオフした
ときには、IC66の端子(3)には、抵抗器76を介
して電源電圧(9V)がそのまま与えられる。したがっ
て、端子(3)の電圧は、トランジスタ78がオフした
とき高く、かつオンしたとき低くなる。したがって、ト
ランジスタ78がオフしたときの発振周波数は、オンし
たときの発振周波数に比べて小さくなる。ねずみを忌避
し得る周波数は18〜35kHzの範囲内であることが
発明者等の実験により確認されているので、この実施例
における発振回路30は、18〜35kHzの間で周波
数が変化するように構成される。
【0017】このような周波数の切り換え周期が可変抵
抗器94によって制御される。すなわち、可変抵抗器9
4の抵抗値を小さくするとコンデンサ90がより速く充
電されるため、トランジスタ78はより速くオフする。
可変抵抗器94を大きくするとトランジスタ78は遅く
オフする。したがって、可変抵抗器94を調整すること
によって発振回路30の周波数の変化周期を変えること
ができる。
【0018】抵抗器80,コンデンサ82および86
は、発振回路30の出力取り出し用パルス整形フィルタ
であり、このフィルタを通して可変抵抗器84から発振
回路30の出力電圧(パルス)が取り出され、出力バッ
ファ100に与えられる。操作部18にはさらに、発振
回路30と全く同じに構成された発振回路102が設け
られ、この発振回路102が、レギュレータ46から電
圧降下回路104を介して与えられる電源電圧によって
駆動される。
【0019】電圧降下回路104は、2つのNOT回路
106および108と抵抗器110,112および11
4ならびにコンデンサ116とによって発振回路を構成
し、その発振回路の出力でトランジスタ118をオン/
オフする。トランジスタ118のオン期間にコンデンサ
120および122が充電され、オフ期間に放電され
る。したがって、発振回路102の電源ライン124に
与えられる電源電圧はコンデンサ120および122の
放電電圧となり、徐々に低下する。
【0020】したがって、発振回路102の可変抵抗器
126から出力されるパルス電圧は徐々に低下する。こ
の発振回路102の出力が出力バッファ128に与えら
れる。なお、コンデンサ120および122の容量を適
当に設定することによって、上述のように電源電圧が漸
減する周期を調整でき、間欠的に漸減する電源電圧、す
なわち発振出力を得ることができる。
【0021】出力バッファ100によって取り出された
発振回路30の出力はコネクタ130を介して圧電ブザ
ー24a,24cおよび24eに与えられ、一方、出力
バッファ128で取り出された発振回路102の出力は
コネクタ130を介して圧電ブザー24b,24dおよ
び24fに与えられる。したがって、圧電ブザー24
a,24cおよび24eが、図7に示すような一定音圧
で連続発生する超音波(連続波)を出力し、一方、圧電
ブザー24b,24dおよび24fが図8に示すような
一定周期で音圧が間欠的にかつ漸減するように変化する
超音波(間欠降下波)を出力する。
【0022】この実施例によれば、発振回路30で発生
された連続波(図7)と発振回路102で発生された間
欠降下波(図8)とが異なる圧電ブザーから同時に出力
されるので、ねずみが音慣れしにくい複雑な複相波を得
ることができる。また、発振回路30の可変抵抗器94
を操作することによって圧電ブザー24a,24cおよ
び24eから出力される超音波の周波数変化周期を変更
でき、発振回路102の可変抵抗器132を操作するこ
とによって圧電ブザー24b,24dおよび24fから
出力される超音波の周波数変化周期を変更できるので、
複相波形を無限に変化させることができる。したがっ
て、より長期にわたってねずみの侵入防止効果を維持で
きる。すなわち、可変抵抗器94および/または132
を操作することによって、超音波の周波数変化周期を、
図9に示すように長く、あるいは図10に示すように短
くすることができる。なお、可変抵抗器94または13
2は、いずれか一方のみ設けられてもよい。
【0023】いずれの場合でも、発振回路30の周波数
変化周期と発振回路102の周波数変化周期とは同じで
もよいが、発明者等の実験では、両者を互いに異なるよ
うに設定したとき、より効果的であることが確認されて
いる。また、この実施例によれば、超音波発生部16
(本体20)がねずみの通路を横断するように設置さ
れ、しかもドア60を開いたときにのみ超音波が出力さ
れるので、効率よくねずみを忌避できる。
【0024】なお、上述の実施例では、発振回路10
2、すなわち圧電ブザー24b,24dおよび24fか
ら図8に示すような超音波(間欠降下波)を出力するよ
うにしているが、たとえばコンデンサ120および12
2をより容量の小さいコンデンサに置き換えること等に
よって図11に示すような超音波(間欠波)を出力する
ようにしてもよいし、また、電圧降下回路104を用い
ず、発振回路102から図7に示すような超音波(連続
波)を出力するようにしてもよい。
【0025】さらに、発振回路30側にも電圧降下回路
104を設けることによって、発振回路30、すなわち
圧電ブザー24a,24cおよび24eからも図8に示
すような超音波(間欠降下波)や、図11に示すような
超音波(間欠波)を出力するようにしてもよい。図12
および図13に示す他の実施例のねずみの侵入防止装置
134は、上述した超音波発生部16と操作部18とを
一体にしたものであり、箱状のハウジング136を含
む。ハウジング136の側面には、2つの圧電ブザー1
38aおよび138bが設けられ、ハウジング136の
内部には、操作部18(図2,図3)を構成する回路基
板等が収容される。このねずみの侵入防止装置134
は、非常にコンパクトなため、たとえば図14または図
15に示すように、出入口14の脇またはケーブル導入
部140内等に簡単に設置することができる。
【0026】発明者等は、図16に示すようなコンパー
トメント型試験装置142を用いてねずみの侵入防止装
置134(図12,図13)の実用性を検証した。 〔試験方法〕防音壁144によって分割された2つの部
屋(W1000×D1000×H1000mm)を準備
し、一方の部屋を超音波室146とし、他方の部屋を無
音室148とし、超音波室146内に装置134をセッ
トした。また、防音壁144の下部中央に出入口(W1
50×H150mm)150を設け、この出入口150
に、遮音のためにのれん状のゴム板152を取り付け
た。そして、超音波室146の天井中央には、ねずみを
検知するための感熱センサ154を設け、超音波室14
6内にねずみがいる間だけ装置134が作動するように
した。また、超音波室146と無音室148の環境を等
しくするために、両室内に同量の餌156および水15
8を配置した。さらに、餌156および水158の手前
約30cmの位置に赤外線センサ160を取り付け、電磁
カウンタによってねずみが餌場に訪れた回数を記録でき
るようにした。そして、この試験装置142内に5頭の
どぶねずみを投入し、装置134の出力とねずみの総合
忌避率との関係を調べた。なお、総合忌避率は、餌の消
費量から求められる喫食忌避率と電磁カウンタの計測値
から求められる計測忌避率との平均値である。
【0027】〔試験結果〕それぞれが図9に示すような
周波数変化特性を有する、連続波(図7),間欠降下波
(図8)および間欠波(図11)を組み合わせたとき、
組み合わせのパターンに応じて図17のグラフに示すよ
うな総合忌避率を求めることができた。このグラフか
ら、単一波よりも複相波の方が総合忌避率が高く、ま
た、間欠降下波(図8)を用いない複相波よりも間欠降
下波(図8)を用いた複相波の方が総合忌避率が高く、
さらに、単一波であれば連続波(図7)よりも間欠降下
波(図8)の方が総合忌避率が高くなることがわかる。
すなわち、波形が複雑なほど総合忌避率が高くなること
がわかる。
【0028】なお、単一波1は、従来技術によって得ら
れたものであり、単一波2は、装置134の発振回路1
02(図2,図3)のみを作動させることによって得ら
れたものであり、複相波6は、装置134に他の装置を
組み合わせることによって得られたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例を示すブロック図である。
【図3】図1実施例を示す回路図である。
【図4】図1実施例の使用状態を示す図解図である。
【図5】図1実施例の使用状態を示す図解図である。
【図6】図1実施例で用いられるドアスイッチを示す図
解図である。
【図7】超音波(連続波)の音圧を示すグラフである。
【図8】超音波(間欠降下波)の音圧を示すグラフであ
る。
【図9】長い超音波の周波数変化周期を示すグラフであ
る。
【図10】短い超音波の周波数変化周期を示すグラフで
ある。
【図11】超音波(間欠波)の音圧を示すグラフであ
る。
【図12】この発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図13】図12実施例の背面を示す斜視図である。
【図14】図12実施例の使用状態を示す図解図であ
る。
【図15】図12実施例の他の使用状態を示す図解図で
ある。
【図16】図12実施例の実用性を検証するための試験
装置を示す図解図である。
【図17】超音波の種類とねずみの総合忌避率との関係
を示すグラフである。
【符号の説明】
10 …ねずみの侵入防止装置 16 …超音波発生部 18 …操作部 24a〜24f …圧電ブザー 30,102 …超音波発振回路 50 …ドアスイッチ 104 …電圧降下回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 淳生 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 林田 弘 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出入口またはその近傍を横断する本体、お
    よび前記本体に横断方向に分布して取り付けられる複数
    の超音波発生器を備える、ねずみの侵入防止装置。
  2. 【請求項2】少なくとも1つの第1の超音波発生器と、
    前記第1の超音波発生器に第1の周期で周波数が切り換
    わる第1の駆動信号を付与する第1の回路とを有する第
    1の超音波発生手段、および少なくとも1つの第2の超
    音波発生器と、前記第2の超音波発生器に第2の周期で
    周波数が切り換わる第2の駆動信号を付与する第2の回
    路とを有する第2の超音波発生手段を備える、ねずみの
    侵入防止装置。
  3. 【請求項3】前記第1の周期と前記第2の周期とが異な
    る、請求項2記載のねずみの侵入防止装置。
  4. 【請求項4】前記第1および第2の超音波発生手段の少
    なくとも一方は一定の音圧で連続発生する連続波を出力
    する、請求項2または3記載のねずみの侵入防止装置。
  5. 【請求項5】前記第1および第2の超音波発生手段の少
    なくとも一方は一定周期で音圧が間欠的にかつ漸減する
    ように変化する間欠降下波を出力する、請求項2または
    3記載のねずみの侵入防止装置。
  6. 【請求項6】超音波発生器を有するねずみの侵入防止装
    置において、 前記超音波発生器から出力される超音波の音圧レベルを
    間欠的にかつ漸減するように変化させたことを特徴とす
    る、ねずみの侵入防止装置。
  7. 【請求項7】ドアを有する領域内へねずみが侵入するの
    を防止するためのねずみの侵入防止装置であって、 前記ドアの開閉を検知するドアセンサ、 超音波発生手段、および前記ドアセンサの出力に応じて
    前記超音波発生手段を能動化または不能動化する手段を
    備える、ねずみの侵入防止装置。
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