JPH0854314A - 衝撃風洞のピストン発射装置 - Google Patents
衝撃風洞のピストン発射装置Info
- Publication number
- JPH0854314A JPH0854314A JP19244594A JP19244594A JPH0854314A JP H0854314 A JPH0854314 A JP H0854314A JP 19244594 A JP19244594 A JP 19244594A JP 19244594 A JP19244594 A JP 19244594A JP H0854314 A JPH0854314 A JP H0854314A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- storage tank
- firing
- secondary air
- air storage
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 衝撃風洞のピストン発射装置において、ピス
トン発射用の高圧ガスを吹き込む二次貯気槽に加わるピ
ストン発射時の反力を小さくするようにする。 【構成】 二次貯気槽内の高圧ガスによってピストンを
圧縮管内へ発射する衝撃風洞のピストン発射装置におい
て、二次貯気槽３の中央部よりピストン２の発射用の高
圧ガスを圧縮管１内へ送り込み、ピストン発射時に二次
貯気槽３に作用する反力Ｒ1 、Ｒ2 を反対方向にして互
いに相殺するようにした。
トン発射用の高圧ガスを吹き込む二次貯気槽に加わるピ
ストン発射時の反力を小さくするようにする。 【構成】 二次貯気槽内の高圧ガスによってピストンを
圧縮管内へ発射する衝撃風洞のピストン発射装置におい
て、二次貯気槽３の中央部よりピストン２の発射用の高
圧ガスを圧縮管１内へ送り込み、ピストン発射時に二次
貯気槽３に作用する反力Ｒ1 、Ｒ2 を反対方向にして互
いに相殺するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自由ピストンを備えた
衝撃風洞のピストン発射装置に関する。
衝撃風洞のピストン発射装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の衝撃風洞のピストン発射装置を図
２に示す。図２において、１は圧縮管、２はピストン、
３は二次貯気槽、４は発射マニホールド、５はピストン
発射管を示す。
２に示す。図２において、１は圧縮管、２はピストン、
３は二次貯気槽、４は発射マニホールド、５はピストン
発射管を示す。
【０００３】前記二次貯気槽３は圧縮管１を挟むように
２個設けられ、各貯気槽３の図２における左端には圧縮
管１側へ向って湾曲する発射マニホールド４が連接され
ている。２個の発射マニホールド４の先端は、圧縮管１
の左端に連接されたピストン発射管５に取付けられ、前
記発射マニホルド４の先端が取付けられたピストン発射
管５の部分には穴Ａ1 、Ａ2 が設けられている。圧縮管
１内を走行するピストン２は、ピストン発射管５内に挿
入できるようになっている。
２個設けられ、各貯気槽３の図２における左端には圧縮
管１側へ向って湾曲する発射マニホールド４が連接され
ている。２個の発射マニホールド４の先端は、圧縮管１
の左端に連接されたピストン発射管５に取付けられ、前
記発射マニホルド４の先端が取付けられたピストン発射
管５の部分には穴Ａ1 、Ａ2 が設けられている。圧縮管
１内を走行するピストン２は、ピストン発射管５内に挿
入できるようになっている。
【０００４】この従来のピストン発射装置では、ピスト
ン２をピストン発射管５に挿入し、ピストン発射管５の
図２における左端とピストン２との間の空間Ａ3 内のガ
スを真空ポンプで引くことによりピストン２を穴Ａ1 、
Ａ2 を塞ぐ位置で固定した後、二次貯気槽３に高圧ガス
を注入する。
ン２をピストン発射管５に挿入し、ピストン発射管５の
図２における左端とピストン２との間の空間Ａ3 内のガ
スを真空ポンプで引くことによりピストン２を穴Ａ1 、
Ａ2 を塞ぐ位置で固定した後、二次貯気槽３に高圧ガス
を注入する。
【０００５】その上で前記空間Ａ3 内にガスを注入して
ピストン２を少し図２の右方へ向って押し出すことによ
り、穴Ａ1 、Ａ2 より二次貯気槽３の高圧ガスがピスト
ン発射管５に流れ込み、ピストン２を高速で発射、走行
させる。この時に、二次貯気槽３には図２の右方へ向う
反力Ｒ4 、Ｒ5 、ピストン発射管５には図２の左方へ向
う反力Ｒ3 が発生する。
ピストン２を少し図２の右方へ向って押し出すことによ
り、穴Ａ1 、Ａ2 より二次貯気槽３の高圧ガスがピスト
ン発射管５に流れ込み、ピストン２を高速で発射、走行
させる。この時に、二次貯気槽３には図２の右方へ向う
反力Ｒ4 、Ｒ5 、ピストン発射管５には図２の左方へ向
う反力Ｒ3 が発生する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の衝撃風洞のピス
トン発射装置は、ピストン発射管５に反力Ｒ3 、二次貯
気槽３に反力Ｒ4 、Ｒ5 が図２に示すように発生する。
このためピストン発射管５と二次貯気槽３の結合部であ
る発射マニホールド４に負担がかかる。従って、発射マ
ニホールド４に高い強度とシール性が要求されるととも
に、前記反力の作用を緩衝するための二次貯気槽３とピ
ストン発射管５の移動機構が必要となり、設備としてコ
ストアップの大きな要因となっていた。
トン発射装置は、ピストン発射管５に反力Ｒ3 、二次貯
気槽３に反力Ｒ4 、Ｒ5 が図２に示すように発生する。
このためピストン発射管５と二次貯気槽３の結合部であ
る発射マニホールド４に負担がかかる。従って、発射マ
ニホールド４に高い強度とシール性が要求されるととも
に、前記反力の作用を緩衝するための二次貯気槽３とピ
ストン発射管５の移動機構が必要となり、設備としてコ
ストアップの大きな要因となっていた。
【０００７】本発明は、以上の問題点を解決することが
できる衝撃風洞のピストン発射装置を提供しようとする
ものである。
できる衝撃風洞のピストン発射装置を提供しようとする
ものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、二次貯気槽内
の高圧ガスによってピストンを圧縮管内へ発射する衝撃
風洞のピストン発射装置において、二次貯気槽の中央部
よりピストン発射用の高圧ガスを送り込むようにした。
の高圧ガスによってピストンを圧縮管内へ発射する衝撃
風洞のピストン発射装置において、二次貯気槽の中央部
よりピストン発射用の高圧ガスを送り込むようにした。
【０００９】
【作用】本発明では、二次貯気槽中央部よりピストン発
射用の高圧ガスを送り込むことによりピストンが発射さ
れるが、この際二次貯気槽に加わる反力は、二次貯気槽
の両端に均等に互いに反対方向に加わることになり、二
次貯気槽に加わる反力は相殺される。
射用の高圧ガスを送り込むことによりピストンが発射さ
れるが、この際二次貯気槽に加わる反力は、二次貯気槽
の両端に均等に互いに反対方向に加わることになり、二
次貯気槽に加わる反力は相殺される。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例を、図１によって説明する。
図１は衝撃風洞のピストン発射装置の構成例であり、１
は圧縮管、２は圧縮管１内に挿入されたピストン、３は
二次貯気槽を示す。
図１は衝撃風洞のピストン発射装置の構成例であり、１
は圧縮管、２は圧縮管１内に挿入されたピストン、３は
二次貯気槽を示す。
【００１１】二次貯気槽３の中央の部分には、同貯気槽
３の軸線に直交する環状の取付部３ａが設けられ、同取
付部３ａが圧縮管１の図１における左端部近くに取付け
られており、この取付部３ａが取付けられた圧縮管１の
部分には穴Ａが設けられている。
３の軸線に直交する環状の取付部３ａが設けられ、同取
付部３ａが圧縮管１の図１における左端部近くに取付け
られており、この取付部３ａが取付けられた圧縮管１の
部分には穴Ａが設けられている。
【００１２】本実施例では、ピストン２を圧縮管１内に
図１の左端より挿入して、圧縮管１の左端とピストン２
との間の空間Ｂ内のガスを真空ポンプで引くことにより
ピストン２を穴Ａを塞いだ位置に固定する。その上で二
次貯気槽３内に高圧ガスを注入する。この状態で前記空
間Ｂにガスを注入してピストン２を図１において少し右
方へ押し出すことによって、矢印に示すように、二次貯
気槽３の中央部より穴Ａを経て高圧ガスが圧縮管１内に
送り込まれてピストン２が発射される。
図１の左端より挿入して、圧縮管１の左端とピストン２
との間の空間Ｂ内のガスを真空ポンプで引くことにより
ピストン２を穴Ａを塞いだ位置に固定する。その上で二
次貯気槽３内に高圧ガスを注入する。この状態で前記空
間Ｂにガスを注入してピストン２を図１において少し右
方へ押し出すことによって、矢印に示すように、二次貯
気槽３の中央部より穴Ａを経て高圧ガスが圧縮管１内に
送り込まれてピストン２が発射される。
【００１３】この際に二次貯気槽３に加わる反力は、反
対方向（Ｒ1 、Ｒ2 ）に分かれ作用し、従って反力
Ｒ1 、Ｒ2 が消し合うことにより二次貯気槽３に加わる
力がなくなる。
対方向（Ｒ1 、Ｒ2 ）に分かれ作用し、従って反力
Ｒ1 、Ｒ2 が消し合うことにより二次貯気槽３に加わる
力がなくなる。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、ピストン発射用の高圧ガスを
二次貯気槽の中央部より送り込むことによって、二次貯
気槽に加わる力がなくなり、高い強度を要求される部分
がなくなり、また二次貯気槽等の移動機構をなくすこと
ができる。
二次貯気槽の中央部より送り込むことによって、二次貯
気槽に加わる力がなくなり、高い強度を要求される部分
がなくなり、また二次貯気槽等の移動機構をなくすこと
ができる。
【図１】本発明の一実施例の説明図である。
【図２】従来のピストン発射装置の説明図である。
１ 圧縮管 ２ ピストン ３ 二次貯気槽 ４ 発射マニホールド ５ ピストン発射管 Ａ、Ａ1 、Ａ2 穴 Ｂ 空間 Ｒ1 〜Ｒ5 ピストン発射時に加わる反力
Claims (1)
- 【請求項１】 二次貯気槽内の高圧ガスによってピスト
ンを圧縮管内へ発射する衝撃風洞のピストン発射装置に
おいて、二次貯気槽の中央部よりピストン発射用の高圧
ガスを送り込むことを特徴とする衝撃風洞のピストン発
射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19244594A JPH0854314A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 衝撃風洞のピストン発射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19244594A JPH0854314A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 衝撃風洞のピストン発射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0854314A true JPH0854314A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16291430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19244594A Withdrawn JPH0854314A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 衝撃風洞のピストン発射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0854314A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108278487A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-07-13 | 中国航天空气动力技术研究院 | 一种用于自由活塞激波风洞压缩管的转接装置及充气装置 |
-
1994
- 1994-08-16 JP JP19244594A patent/JPH0854314A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108278487A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-07-13 | 中国航天空气动力技术研究院 | 一种用于自由活塞激波风洞压缩管的转接装置及充气装置 |
| CN108278487B (zh) * | 2017-12-22 | 2019-12-20 | 中国航天空气动力技术研究院 | 一种用于自由活塞激波风洞压缩管的转接装置及充气装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |