JPH0854258A - 光学式エンコーダ - Google Patents

光学式エンコーダ

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Publication number
JPH0854258A
JPH0854258A JP19139994A JP19139994A JPH0854258A JP H0854258 A JPH0854258 A JP H0854258A JP 19139994 A JP19139994 A JP 19139994A JP 19139994 A JP19139994 A JP 19139994A JP H0854258 A JPH0854258 A JP H0854258A
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JP
Japan
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light
slit
receiving surface
movable
fixed
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Application number
JP19139994A
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English (en)
Inventor
Kanji Nishii
完治 西井
Kenji Takamoto
健治 高本
Masaya Ito
正弥 伊藤
Koji Fukui
厚司 福井
Hiroshi Murakami
浩 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 光源10と、等ピッチで配置された可動スリ
ット列を有する可動スリット板12と、この可動スリッ
ト列と等しいピッチで、かつ位相が互いにずれるよう配
置された複数の固定スリット列131、132を有する
固定スリット板13と、この複数の固定スリット列を構
成する各スリット列と前記可動スリット列とを透過した
光を各々検出する複数の受光面141、143を有する
とともに、この受光面以外の部分を遮光部145とした
光検出器を備えた光学式エンコーダ。 【効果】 受光面141、143以外の部分を遮光部1
45となすことで、漏れ込み光による信号精度の劣化を
防止でき、高精度の位置、角度検出ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機械的変位を光学的な方
法を用いて電気信号に変換する光学式エンコーダに関
し、例えば角度、変位の検出に用いて有用なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以下図面を参照しながら、従来の光学式
エンコーダの一例について説明する。この従来の光学式
エンコーダは、リニアエンコーダあるいはDCサーボモ
ータ用エンコーダに用いられているものである。
【0003】図14は、従来の光学式エンコーダの断面
図を示すものである。また、図15はその要部を示す図
である。20は光源であり、21は点光源20の出射光
を平行光化するコリメータレンズ、22は可動スリット
板であり、被測定物体とともに動く。可動スリット板2
2は等ピッチで配置された可動スリット列を有し、コリ
メータレンズ21の射出光を入射光とする。
【0004】24は固定スリット板であり、この固定ス
リット板には、第1の固定スリット列25、第2の固定
スリット列26、第3のスリット列27、第4の固定ス
リット列28が形成されている。そして、第1の固定ス
リット列25〜第4の固定スリット列28は、各々、可
動スリット列のスリットピッチと等しいスリットピッチ
を有している。
【0005】また、第1の固定スリット列25と第2の
固定スリット列26は、互いにスリットピッチの1/4
ピッチずらせて配置される。すなわち位相が90度ずれ
るように配置されている。
【0006】同様に、第2の固定スリット列26と第3
の固定スリット列27とは、位相が互いに90度ずれる
よう配置されている。
【0007】さらに、第3の固定スリット列27と第4
の固定スリット列28とは、位相が90度ずれるよう配
置されている。
【0008】そして、第1の固定スリット列25と第3
の固定スリット列27は、位相が180度、第2の固定
スリット列26と第4の固定スリット列28は位相が1
80度ずれるよう配置されている。
【0009】29はPINフォトダイオードからなる光
検出器であり、図15に示したように291〜294の
4つの受光面から構成されている。
【0010】受光面291は、第1の受光面であり可動
スリット列と第1の固定スリット列25を透過した光を
検出する。第2の受光面292は、可動スリット列と第
2の固定スリット列26を透過した光を検出する。第3
の受光面293は、可動スリット列と第3の固定スリッ
ト列27を透過した光を検出する。また第4の受光面2
94は、可動スリット列と第4の固定スリット列28を
透過した光を検出する。
【0011】30は第1の差動アンプであり、第1の受
光面291と第3の受光面293の出力の差をとり31
の第1のコンパレータにより2値化し、ディジタル信号
aとする。また、第2の受光面292と第4の受光面2
94の出力の差は図示しない第2の差動アンプと第2の
コンパレータによって2値化し、ディジタル信号bとす
る。
【0012】以上のように構成された光学式エンコーダ
について、以下その動作について説明する。
【0013】可動スリット列により固定スリット板上に
は、明暗パターンが生じる。そして可動スリット板22
の移動により、固定スリット板24上の明暗パターンが
移動するため、第1の固定スリット列25〜第4の固定
スリット列28の透過光量が変化し、第1の受光面29
1〜第4の受光面294での受光量が変化する。
【0014】この受光量の変化によって、光検出器29
の各受光面291〜294からの各出力信号は、以下の
通りとなる。
【0015】第1の固定スリット列25と第3の固定ス
リット列27のスリットピッチは周期が180度ずれて
いる。
【0016】その結果、図16に示したように180度
ずれた2つの疑似正弦波となり、第1の差動アンプ30
と第1のコンパレータ31により2値化することで第1
のディジタル信号aが得られる。
【0017】同様に、この時、第2の固定スリット列2
6と第4の固定スリット列28のスリットピッチは周期
が180度ずれている。
【0018】その結果、図16に示したように180度
ずれた2つの疑似正弦波となり、第2の差動アンプと第
2のコンパレータにより2値化することで第2のディジ
タル信号bが得られる。
【0019】ここで、第1の固定スリット列25と第2
の固定スリット列26の位相は90度ずれており、第3
の固定スリット列27と第4の固定スリット列28の位
相もやはり90度ずれている。
【0020】従って、第1のディジタル信号aと第2の
ディジタル信号bは90度位相のずれた信号となる。こ
の第1および第2のディジタル信号を用いて可動スリッ
ト板22が装着された移動体の速度、移動方向、移動量
などが検出される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では以下のような問題点が発生する。図17
は、従来の光学式エンコーダの受光素子29に用いられ
ているPINフォトダイオードの断面図である。
【0022】受光面側のP型領域と基板側のN型領域は
PN接合を形成し、光電変換部として機能する。P層と
N層の接合部の高抵抗(低不純物拡散)の中性領域(空
乏層)がI層である。このI層は応答性向上のために設
けられている。
【0023】さて、フォトダイオードに光が入射すると
結晶中の電子が励起され、その光エネルギ−が図18に
示したようにバンドギャップエネルギ−Egより大きい
と、電子は伝導帯へたたき上げられ、もとの価電子帯に
正孔を残す。
【0024】このように入射光量に比例して発生する電
子−正孔対は、それぞれN層とP層に蓄積され、P層は
正にN層は負に帯電する。
【0025】そこで、P層側の正電極とN層側の負電極
を負荷に接続すると、光電変換出力が得られるというの
が基本的な動作原理である。
【0026】従来の光学式エンコーダの受光素子29の
第1の受光面291〜第4の受光面294は、図17の
P層の形成された領域を意味している。
【0027】従って、この第1の受光面291〜第4の
受光面294に光が入射することで、図18に示したよ
うにP層の伝導帯からN層の伝導体に電子が流れ込むこ
とで、受光面に入射した光の光量に比例した出力が得ら
れる。
【0028】ところが、電子−正孔対はP層のみならず
I層、N層のいたるところで、同じメカニズムで生成さ
れる。
【0029】従って、図18に示したようにN層に光が
入射すると、N層で発生した電子−正孔対のうち、電子
はP層から流れ込んできた電子とともにN層伝導帯に残
り、正孔はN層中をPN接合まで拡散し、加速されてP
層価電子帯に集まる。
【0030】このようにして、受光素子29のP領域で
ある第1の受光面291〜第4の受光面294に入射し
た光による出力と、N領域である非受光面領域に入射し
た光による出力が加算されることになる。
【0031】なお、非受光面への光の漏れ込みは、主と
して光源としてLEDなど発光部が比較的大きな光源を
用いた場合にコリメータレンズ21による平行化が不十
分であることによりスリットを透過した光が回り込むこ
とによって発生する。
【0032】さて、このような光の回り込みによって生
じた出力により、第1のディジタル信号aは図19に示
したような影響を受ける。
【0033】図19の(a)と(b)は各々、第1の受
光面291と第3の受光面293の出力を示し、(c)
は第1の差動アンプ30による作動出力を示している。
【0034】上述したように受光素子29のP領域であ
る第1の受光面291〜第4の受光面294に入射した
光による出力と、N領域である非受光面領域に入射した
光による出力が加算されることになる。
【0035】その結果、図19に図示したように領域a
と領域bでは本来、出力が零レベルまで沈み込むべきで
あるが、非受光面への光の漏れ込みによって出力が発生
する。
【0036】従って、図19の(c)に示したように、
第1の差動アンプ30の出力信号の振幅が低下する。
【0037】このことにより、第1のコンパレータ31
における2値化の際にノイズなどの影響を受けやすくな
り、第1のディジタル信号aの信号品質の劣化をきた
す。同様に、第2のディジタル信号bも信号劣化をきた
す。
【0038】さらに、第1のディジタル信号aと第2の
ディジタル信号bの間の位相差が変動する原因となり、
後処理回路による4逓倍化に誤差を発生する。
【0039】つまり、非受光面への光の漏れ込みが発生
すると、位置、角度検出精度が劣化するという問題点を
有していた。
【0040】本発明は上記問題点に鑑み、非受光面への
光の漏れ込みがある場合においても位置、角度検出精度
が低下しない光学式エンコーダを提供することを目的と
する。
【0041】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本願の請求項1記載の光学式エンコーダは、光源
と、等ピッチで配置された可動スリット列と、この可動
スリット列と等しいピッチで、かつ位相が互いにずれる
よう配置された複数の固定スリット列とを有する固定ス
リット板と、この複数の固定スリット列を構成する各ス
リット列と前記可動スリット列とを透過した光を各々検
出する複数の受光面を有するとともに、この受光面以外
の部分を遮光部とした光検出器を備えたものである。
【0042】また、請求項2記載の光学式エンコーダ
は、光源と、等ピッチで配置された第1の可動スリット
列と、各々等しい周期をもち、かつ位相が互いにずれる
よう配置された複数の可動スリット列からなる可動スリ
ット群とを有する可動板と、前記第1の可動スリット列
と等しいピッチで、かつ位相が互いにずれるよう配置さ
れた複数の固定スリット列からなる固定スリット列群
と、前記可動スリット群と同数の固定スリットからなる
固定スリット群と少なくとも1つの参照光受光スリット
とを有する固定スリット板と、前記第1の可動スリット
列と前記固定スリット列群の各スリットとを透過した光
を各々検出する複数の受光面からなる第1の受光面群
と、前記可動スリット列群を構成する各スリットと前記
固定スリット群の対応するスリットとを透過した光を各
々検出する複数の受光面からなる第2の受光面群と、参
照光を受光する受光面を有するとともに、この受光面と
前記第1および第2の受光面群以外の部分を遮光部とし
た光検出器を備えたものである。
【0043】
【作用】上記した構成によって、本願の請求項1記載の
光学式エンコーダは、光源と、等ピッチで配置された可
動スリット列と、この可動スリット列と等しいピッチ
で、かつ位相が互いにずれるよう配置された複数の固定
スリット列とを有する固定スリット板と、この複数の固
定スリット列を構成する各スリット列と前記可動スリッ
ト列とを透過した光を各々検出する複数の受光面を有す
るとともに、この受光面以外の部分を遮光部とした光検
出器とを備えることにより非受光面に入射した光によっ
て信号品質が劣化することを防止し、精度の高い位置あ
るいは角度検出を行える。
【0044】また、本願の請求項2記載の光学式エンコ
ーダは、光源と、等ピッチで配置された第1の可動スリ
ット列と、各々等しい周期をもち、かつ位相が互いにず
れるよう配置された複数の可動スリット列からなる可動
スリット群とを有する可動板と、前記第1の可動スリッ
ト列と等しいピッチで、かつ位相が互いにずれるよう配
置された複数の固定スリット列からなる固定スリット列
群と、前記可動スリット群と同数の固定スリットからな
る固定スリット群と少なくとも1つの参照光受光スリッ
トとを有する固定スリット板と、前記第1の可動スリッ
ト列と前記固定スリット列群の各スリットとを透過した
光を各々検出する複数の受光面からなる第1の受光面群
と、前記可動スリット列群を構成する各スリットと前記
固定スリット群の対応するスリットとを透過した光を各
々検出する複数の受光面からなる第2の受光面群と、参
照光を受光する受光面を有するとともに、この受光面と
前記第1および第2の受光面群以外の部分を遮光部とし
た光検出器とを備えたことで非受光面に入射した光によ
って信号品質が劣化することを防止し、精度の高い位置
あるいは角度検出を行える。また、ACサーボモータに
おいて極性切り替えのために必要なコミテーション信号
も高い精度で検出できる。
【0045】
【実施例】以下本願の請求項1記載の光学式エンコーダ
の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0046】図1は本実施例における光学式エンコーダ
の断面図である。本実施例は直線的変位を検出するリニ
アエンコーダとして構成されている。
【0047】また、図2は本実施例における光学式エン
コーダの要部としての固定スリット板と光検出器の構成
を示す図である。
【0048】図1において、10は光源であり、11は
点光源10の出射光を平行光化するコリメータレンズで
ある。12は可動スリット板であり、被測定物体ととも
に図中にXXで示した方向に動く。可動スリット板12
は等ピッチで配置された可動スリット列を有し、コリメ
ータレンズ11の射出光を入射光とする。
【0049】13は固定スリット板であり、この固定ス
リット板13には、第1の固定スリット列131、第2
の固定スリット列132、第3のスリット列133、第
4の固定スリット列134が形成されている。
【0050】また、第1の固定スリット列131〜第4
の固定スリット列134は可動スリット列12のスリッ
トピッチと等しいスリットピッチを有している。
【0051】また、第1の固定スリット列131と第2
の固定スリット列132は互いにスリットピッチの1/
4ピッチずらせて配置される。すなわち位相が90度ず
れるように配置されている。
【0052】同様に、第2の固定スリット列132と第
3の固定スリット列133とは位相が90度ずれるよう
配置されている。さらに、第3の固定スリット列133
と第4の固定スリット列134とは位相が90度ずれる
よう配置されている。
【0053】そして、第1の固定スリット列131と第
3の固定スリット列133は180度ずれて、また、第
2の固定スリット列132と第4の固定スリット列13
4は180度ずれて配置されている。
【0054】14はPINフォトダイオードからなる光
検出器であり、図2に示したように141〜144の4
つの受光面から構成されている。
【0055】第1の受光面141は、可動スリット列1
2と第1の固定スリット列131を透過した光を検出す
る。第2の受光面142は、可動スリット列12と第2
の固定スリット列132を透過した光を検出する。第3
の受光面143は、可動スリット列12と第3の固定ス
リット列133を透過した光を検出する。また第4の受
光面144は、可動スリット列12と第4の固定スリッ
ト列134を透過した光を検出する。
【0056】15は第1の差動アンプであり、第1の受
光面141と第3の受光面143の出力の差をとり、1
6の第1のコンパレータにより2値化し、ディジタル信
号aとする。また、第2の受光面142と第4の受光面
144の出力の差は図示しない第2の差動アンプと第2
のコンパレータによって2値化し、ディジタル信号bと
する。
【0057】以上のように構成された光学式エンコーダ
について、以下その動作について図1〜図4を用いて説
明する。ここで、図3の(a)〜(d)は各々、第1の
受光面141〜第4の受光面144の出力波形を示す図
である。また、図4(a)は第1の差動アンプ15の出
力、(b)は第1のコンパレータ16の出力を各々示す
図である。
【0058】可動スリット板12上の可動スリット列に
より、固定スリット板上には明暗パターンが生じる。
【0059】可動スリット板12の移動により、固定ス
リット板13上の明暗パターンが移動するため、第1の
固定スリット列131〜第4の固定スリット列134の
透過光量が変化し、第1の受光面141〜第4の受光面
144での受光量が変化する。
【0060】この時、第1の固定スリット列131と第
3の固定スリット列133のスリットピッチは周期が1
80度ずれている。
【0061】その結果、図3に示したように180度ず
れた2つの疑似正弦波となり、第1の差動アンプ15と
第1のコンパレータ16により2値化することで、第1
のディジタル信号aが得られる。
【0062】同様に、この時、第2の固定スリット列1
32と第4の固定スリット列134のスリットピッチ
は、周期が180度ずれている。その結果、図3に示し
たように180度ずれた2つの疑似正弦波となり、第2
の差動アンプと第2のコンパレータにより2値化するこ
とで、第2のディジタル信号bが得られる。
【0063】ここで、第1の固定スリット列131と第
2の固定スリット列132の位相は90度ずれており、
第3の固定スリット列133と第4の固定スリット列1
34の位相もやはり90度ずれている。
【0064】従って、第1のディジタル信号aと第2の
ディジタル信号bは、90度位相のずれた信号となる。
この第1および第2のディジタル信号を用いて可動スリ
ット板12が装着された移動体の速度、移動方向、移動
量などが検出される。
【0065】さて、本実施例では、図2に示したように
PINダイーオードからなる光検出器14の第1の受光
面141〜第4の受光面144以外の斜線部領域、すな
わち、非受光部はアルミ蒸着膜により遮光されている。
【0066】これにより本実施例では、LEDなど発光
部が比較的大きな光源を用いた場合に、コリメータレン
ズ11による平行化が不十分となるためスリットを透過
した光が、非受光部であるN層およびI層に回り込むこ
とによって発生する光電変換出力の影響を防止できる。
【0067】すなわち、図3に示した各受光面の出力が
零レベルまで沈み込むべき時に、非受光部への入射光に
よる光電変換出力によって破線で示されたように出力レ
ベルが持ち上げられることはない。
【0068】このことにより図4(a)に示した第1の
差動アンプ15の出力、すなわち、第1の受光面141
と第3の受光面143の出力の差動信号は、破線で示し
たような出力の低下を発生しない。
【0069】従って、図4(b)に示した第1のコンパ
レータ16でしきい値処理を行った結果の出力すなわち
ディジタル信号aが、ノイズに影響されずに安定して出
力される。
【0070】同様に、第2の受光面142と第4の受光
面144の出力の差動信号から得られるディジタル信号
bも、ノイズに影響されずに安定して出力される。
【0071】なお、これらの2つのディジタル信号a、
bは図4(b)に示したように90度の位相差をもって
おり、図示しない公知の後処理回路により電気的な4逓
倍化が行なわれるが、この後処理も安定して行なわれる
為さらに高精度の位置、速度検出が安定して行なわれ
る。
【0072】また、光検出器14の非受光部を遮光した
ことにより、高温環境あるいは経年変化による光源の出
力の低下による受光量の減少、ゴミや汚れの付着による
伝送光量の低下に起因する受光量の減少、可動スリット
板12と固定スリット板13の位置ずれやギャップ変動
による受光量の減少などに対する許容度を増すことがで
きる。
【0073】なお、ここではリニアエンコーダとしての
実施例を示したが、ロータリエンコーダとしても同様の
効果をあげうることは言うまでもない。また、光検出器
をPNフォトダイードで構成した場合にも適用できる。
さらに、アルミ蒸着膜以外の手段で遮光してもよい。
【0074】次に本願の請求項2記載の光学式エンコー
ダの一実施例として、ACサーボモータに用いられるロ
ータリエンコーダの構成について図5〜図8を用いて説
明する。
【0075】図5は本実施例の光学式エンコーダの断面
を示す図である。図6、図7および図8は各々、本実施
例の光学式エンコーダの回転板、固定板および光検出器
の構成を示す図である。
【0076】図中の30は光源であり、31は点光源3
0の出射光を平行光化するコリメータレンズである。3
2は回転板であり回転軸33と一体に回転するよう固着
されている。
【0077】この回転板32の構成を図6を用いて説明
する。36は第1の可動スリット列であり、等ピッチで
スリットが形成されている。37は位相が互いに120
度づつずれるよう配置された3つの可動スリット列、す
なわち第1相可動スリット列371、第2相可動スリッ
ト列372、第3相可動スリット列373からなる、A
Cサーボモータにおいて極性切り替えのために必要なコ
ミュテーション信号を得るために設けられた可動スリッ
ト列群である。
【0078】34は固定板である。この固定板34の構
成を図7を用いて説明する。38は第1の可動スリット
列36と等しいピッチで、かつ、互いに位相が90度づ
つずれるよう配置された4つの固定スリット列、すなわ
ち第1相固定スリット列381、第2相固定スリット列
382、第3相固定スリット列383、第4相固定スリ
ット列384からなる固定スリット列群である。
【0079】39は、可動スリット群37を構成する3
つのスリット列371、372、373に各々対応する
位置に配置した、第1の固定スリット391、第2の固
定スリット392、第3の固定スリット393からなる
固定スリット群である。40は参照光の光量を受光する
参照光受光スリットである。
【0080】35はPINフォトダイオードからなる光
検出器である。この光検出器35の構成を図8を用いて
説明する。
【0081】41は、第1の受光面群であり、第1相受
光面411〜第4相受光面414までの4つの受光面か
ら構成されている。
【0082】第1相受光面411は、第1の可動スリッ
ト列36と第1相固定スリット列381とを透過する光
を検出するよう、第2相受光面412は第1の可動スリ
ット列36と第2相固定スリット列382とを透過する
光を検出するよう、第3相受光面413は第1の可動ス
リット列36と第3相固定スリット列383とを透過す
る光を検出するよう、第4相受光面414は第1の可動
スリット列36と第4相固定スリット列384とを透過
する光を検出するよう配置されている。
【0083】42は第2の受光面群であり、第1の受光
面421〜第3の受光面423の3つの受光面から構成
されている。
【0084】第1の受光面421は、第1相可動スリッ
ト列371と第1相固定スリット391とを透過した光
を検出するよう、第2の受光面422は第2相可動スリ
ット列372と第2相固定スリット392とを透過した
光を検出するよう、第3の受光面423は第3相可動ス
リット列373と第3相固定スリット393とを透過し
た光を検出するよう各々、配置されている。
【0085】43は参照光の光量を受光するための参照
光受光部である。さらに44はアルミ蒸着膜により構成
された遮光部であり、第1の受光面群41、第2の受光
面群42、参照光受光部43以外の非受光面部を遮光す
るよう構成されている。
【0086】以下に、このように構成された本願の請求
項2記載の光学式エンコーダの動作について図5〜図1
3を用いて説明する。
【0087】回転板32上の第1の可動スリット列36
および第1相可動スリット列371、第2相可動スリッ
ト列372、第3相可動スリット列373により、固定
板34上には、影絵としての明暗パターンが生じる。
【0088】回転板32の回転により、固定板34上の
第1の可動スリット列36による明暗パターンが移動す
るため、第1相固定スリット列381〜第4相固定スリ
ット列384の透過光量が変化し、第1相受光面411
〜第4相受光面414での受光量が変化する。
【0089】この時、第1相固定スリット列381と第
3相固定スリット列383のスリットピッチは、周期が
180度ずれている。
【0090】その結果、図9に示したように、第1相受
光面411と第3相受光面413の出力は180度ずれ
た2つの疑似正弦波となり、図示しない差動アンプとコ
ンパレータにより2値化することで第1のディジタル信
号aが得られる。
【0091】同様に、この時、第2相固定スリット列3
82と第4相固定スリット列384のスリットピッチは
周期が180度ずれている。
【0092】その結果、やはり図9に示したように、第
2相受光面412と第4相受光面414の出力は180
度ずれた2つの疑似正弦波となり、図示しない差動アン
プとコンパレータにより2値化することで第2のディジ
タル信号bが得られる。
【0093】ここで、第1相固定スリット列381と第
2相固定スリット列382の位相は90度ずれており、
第3相固定スリット列383と第4相固定スリット列3
84の位相もやはり90度ずれている。
【0094】従って、第1のディジタル信号aと第2の
ディジタル信号bは、90度位相のずれた信号となる。
この第1および第2のディジタル信号を用いて回転速
度、回転方向、回転角などが検出される。
【0095】さて、本実施例では、図8に示したように
PINダイオードからなる光検出器35の第1の受光面
群41、第2の受光面群42、参照光受光部43以外の
斜線部領域、すなわち、非受光部はアルミ蒸着膜により
遮光されている。
【0096】これにより本実施例では、LEDなど発光
部が比較的大きな光源を用いた場合に、コリメータレン
ズ31による平行化が不十分とるため、スリットを透過
した光が非受光部であるN層およびI層に回り込むこと
によって発生する光電変換出力の影響を防止できる。
【0097】すなわち、図9に示した各受光面の出力が
零レベルまで沈み込むべき時に、非受光部への入射光に
よる光電変換出力によって破線で示されたように出力レ
ベルが持ち上げられることはない。
【0098】このことにより、図10(a)に示した第
1相受光面411と第3相受光面413の出力の差動信
号は、破線で示したような出力の低下を発生しない。
【0099】従って、図10(b)に示したコンパレー
タでしきい値処理を行った結果の出力すなわちディジタ
ル信号aが、ノイズに影響されずに安定して出力され
る。
【0100】同様に、第2相受光面412と第4相受光
面414の出力の差動信号から得られるディジタル信号
bも、ノイズに影響されずに安定して出力される。
【0101】なお、これらの2つのディジタル信号a、
bは図10(b)に示したように90度の位相差をもっ
ており、図示しない公知の後処理回路により電気的な4
逓倍化が行なわれるが、この後処理も安定して行なわれ
る為さらに高精度の回転角、速度検出が安定して行なわ
れる。
【0102】さて、回転板32の回転により、固定板3
4上の可動スリット列群37を構成する第1相可動スリ
ット列371、第2相可動スリット列372、第3相可
動スリット列373による明暗パターンも移動する。
【0103】そのため第1相固定スリット391〜第3
相固定スリット393の透過光量が変化し、第1相受光
面421〜第3相受光面423での受光量が変化する。
【0104】このとき、第1相可動スリット列371、
第2相可動スリット列372、第3相可動スリット列3
73の位相は、互いに120度づつずれるよう構成され
ているので、図11(a)〜(c)に示したように第2
の受光面群42を構成する第1の受光面421、第2の
受光面422、第3の受光面423の出力もまた120
度ずれ、スリットによって発生する回折光に起因するD
C成分を含んだ出力波形となる。
【0105】この参照光受光部43の出力は、回転板3
2のスリットが形成されていない領域を透過した光の光
量であるため、回転板32の回転位置には依らず光源の
パワ−変動などを忠実に反映する信号である。
【0106】そこで、図11(d)に図示した参照光受
光部43の出力を基準電圧として用いる。
【0107】つまり、参照光受光部43の出力を基準電
圧として、図示しないコンパレータを用いて2値化処理
することで、光源のパワ−変動による第1の受光面42
1、第2の受光面422、第3の受光面423の出力に
於けるDC成分の変動に影響されることなく、図12
(a)〜(c)に図示したディジタル信号u、v、wを
得ることができる。この信号は、例えば公知のACサー
ボモータのステ−タの極性切り替えなどに用いられる。
【0108】もし、LEDなど発光部の大きな光源を用
いた場合のように、非受光部への漏れ込み光が存在する
と、図11に破線で示したように第1の受光面421、
第2の受光面422、第3の受光面423の出力および
参照光受光部43の出力が増加することになる。
【0109】このような出力の増加がある場合の動作に
ついて、図13を用いて説明する。図13(a)は、第
2の受光面群42の出力を参照光受光部43の出力を基
準電圧として2値化する動作の説明図である。漏れ込み
光がない場合には、図13(b)に図示したように2値
化した信号のデイューティは50:50となる。
【0110】ところが、漏れ込み光による出力変化が発
生すると、図13(c)に示すように2値化された信号
のデイューティは、もはや50:50の条件を満たさな
くなる。その結果、コミューテション信号としての信号
品質劣化をきたすこととなる。
【0111】さて、本実施例では図8に示したように、
PINダイーオードからなる光検出器35の第1の受光
面群41、第2の受光面群42、参照光受光部43以外
の非受光部は、斜線で図示したアルミ蒸着膜からなる遮
光部44によって遮光されている。
【0112】これにより本実施例では、LEDなど発光
部が比較的大きな光源を用いた場合に、コリメータレン
ズ31による平行化が不十分となるため、スリットを透
過した光が非受光部であるN層およびI層に回り込むこ
とによって発生する光電変換出力の影響を防止できる。
【0113】すなわち、図11に示した各受光面の出力
が、非受光部への入射光による光電変換出力によって破
線で示されたように出力レベルが持ち上げられることは
ない。
【0114】このことにより図13に示したようなコミ
ューテション信号の品質劣化を生じることはない。
【0115】以上のように本実施例によれば、高精度の
回転角、速度検出が安定して行なわれるばかりでなく、
ACサーボモータの極性切り替えのためのコミューテシ
ョン信号も高精度に安定して検出される。
【0116】なお、本実施例では光検出器がPINフォ
トダイオードで構成されている場合を述べたが、PNフ
ォトダイードで構成した場合にも適用できる。また、ア
ルミ蒸着膜以外の手段で遮光してもよい。
【0117】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、光検出器の非受光部はアルミ蒸着膜により遮光され
ている。従ってLEDなど発光部が比較的大きな光源を
用いた場合に、コリメータレンズによる平行化が不十分
となるためスリットを透過した光が、非受光部であるN
層あるいはI層に回り込むことによって発生する光電変
換出力の影響を防止できる。その結果、高精度の位置、
速度検出が安定して行なわれる。
【0118】また、請求項2記載の発明によれば、光検
出器の非受光部は斜線で図示したアルミ蒸着膜からなる
遮光部によって遮光されている。従ってLEDなど発光
部が比較的大きな光源を用いた場合に、コリメータレン
ズによる平行化が不十分となるためスリットを透過した
光が非受光部であるN層あるいはI層に回り込むことに
よって発生する光電変換出力の影響を防止できる。その
結果、高精度の回転角、速度検出が安定して行なわれる
ばかりでなくACサーボモータの極性切り替えのための
コミューテション信号も高精度に安定して検出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の請求項1記載の光学式エンコーダの一実
施例の構成を示す断面図
【図2】同実施例における固定スリット板と光検出器の
構成図
【図3】同実施例における光検出器の出力波形図
【図4】同実施例における差動アンプおよびコンパレー
タの出力波形図
【図5】本願の請求項2記載の光学式エンコーダの一実
施例の構成を示す断面図
【図6】同実施例における回転板の構成図
【図7】同実施例における固定板の構成図
【図8】同実施例における光検出器の構成図
【図9】同実施例における第1の受光面群の出力波形図
【図10】同実施例における第1の受光面群の出力に対
する差動アンプとコンパレータの出力波形図
【図11】同実施例における第2の受光面群の出力と参
照光受光部の出力波形図
【図12】同実施例における参照光受光部の出力を基準
電圧として2値化された第2の受光面群の出力を示す図
【図13】同実施例における漏れ込み光が存在する場合
の2値化された第2の受光面群の出力を示す図
【図14】従来の光学式エンコーダの構成を示す断面図
【図15】同従来エンコースリット板と光検出器の構成
を示す平面図
【図16】同従来エンコーダの出力波形図
【図17】PINフォトダイオードの断面図
【図18】PINフォトダイオードの動作説明図
【図19】従来の光学式エンコーダのディジタル出力を
示す図
【符号の説明】
10 光源 11 コリメータレンズ 12 可動スリット板 13 固定スリット板 14 光検出器 15 第1の差動アンプ 16 第1のコンパレータ
フロントページの続き (72)発明者 福井 厚司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 村上 浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、等ピッチで配置された可動スリッ
    ト列と、この可動スリット列と等しいピッチで、かつ位
    相が互いにずれるよう配置された複数の固定スリット列
    とを有する固定スリット板と、この複数の固定スリット
    列を構成する各スリット列と前記可動スリット列とを透
    過した光を各々検出する複数の受光面を有するととも
    に、この受光面以外の部分を遮光部とした光検出器とを
    備えたことを特徴とする光学式エンコーダ。
  2. 【請求項2】光源と、等ピッチで配置された第1の可動
    スリット列と、各々等しい周期をもち、かつ位相が互い
    にずれるよう配置された複数の可動スリット列からなる
    可動スリット群とを有する可動板と、前記第1の可動ス
    リット列と等しいピッチで、かつ位相が互いにずれるよ
    う配置された複数の固定スリット列からなる固定スリッ
    ト列群と、前記可動スリット群と同数の固定スリットか
    らなる固定スリット群と少なくとも1つの参照光受光ス
    リットとを有する固定スリット板と、前記第1の可動ス
    リット列と前記固定スリット列群の各スリットとを透過
    した光を各々検出する複数の受光面からなる第1の受光
    面群と、前記可動スリット列群を構成する各スリットと
    前記の固定スリット群の対応するスリットとを透過した
    光を各々検出する複数の受光面からなる第2の受光面群
    と、参照光を受光する受光面を有するとともに、この受
    光面と前記第1および第2の受光面群以外の部分を遮光
    部とした光検出器とを備えたことを特徴とする光学式エ
    ンコーダ。
  3. 【請求項3】遮光部をアルミニウム蒸着により形成した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の光学式エンコ
    ーダ。
JP19139994A 1994-08-15 1994-08-15 光学式エンコーダ Pending JPH0854258A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000146625A (ja) * 1998-11-04 2000-05-26 Fuji Electric Co Ltd アブソリュートエンコーダ
JP2007017339A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Olympus Corp エンコーダ

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