JPH085420A - 流量可変式オリフィス - Google Patents
流量可変式オリフィスInfo
- Publication number
- JPH085420A JPH085420A JP13424994A JP13424994A JPH085420A JP H085420 A JPH085420 A JP H085420A JP 13424994 A JP13424994 A JP 13424994A JP 13424994 A JP13424994 A JP 13424994A JP H085420 A JPH085420 A JP H085420A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- orifice
- flow rate
- openings
- orifice plates
- variable flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 オリフィス板を取り替えることなくオリフィ
スの開口面積を変えて流量を調節できるようにする。 【構成】 楕円形の開口部1A,2Aを有する2枚のオ
リフィス板1,2を開口部1A,2Aを対向させて重ね
合わせ、前記2枚のオリフィス板1,2の開口部1A,
2Aの位相をずらせてオリフィスのトータルの開口面積
を変化させて流量を調節するようにした。
スの開口面積を変えて流量を調節できるようにする。 【構成】 楕円形の開口部1A,2Aを有する2枚のオ
リフィス板1,2を開口部1A,2Aを対向させて重ね
合わせ、前記2枚のオリフィス板1,2の開口部1A,
2Aの位相をずらせてオリフィスのトータルの開口面積
を変化させて流量を調節するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管の流量調節に適用
される流量可変式オリフィスに関する。
される流量可変式オリフィスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオリフィスは、図3に示すよう
に、1枚のオリフィス板7から成り、その中央に固定の
開口部7Aを有している。このオリフィス板7を管路を
形成する管4,4のフランジ3,3にフランジ締付用ボ
ルト・ナット5を介して挟み込むように取り付けて、当
外管路に抵抗を持たせることにより、必要流量の流体を
流すようにしている。
に、1枚のオリフィス板7から成り、その中央に固定の
開口部7Aを有している。このオリフィス板7を管路を
形成する管4,4のフランジ3,3にフランジ締付用ボ
ルト・ナット5を介して挟み込むように取り付けて、当
外管路に抵抗を持たせることにより、必要流量の流体を
流すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の固定の開口
部を有するオリフィスの開口部の面積は、関連配管の管
抵抗を充分に計算して必要流量を流すように算出しては
いるが、抵抗係数の取り方に問題があって、計算通りに
は流量調節を行うことができない。更に、所期の必要流
量が変更になった場合、再度管抵抗を計算して別のオリ
フィス板を製作の上、取り替える必要がある。
部を有するオリフィスの開口部の面積は、関連配管の管
抵抗を充分に計算して必要流量を流すように算出しては
いるが、抵抗係数の取り方に問題があって、計算通りに
は流量調節を行うことができない。更に、所期の必要流
量が変更になった場合、再度管抵抗を計算して別のオリ
フィス板を製作の上、取り替える必要がある。
【0004】本発明は、以上の問題点を解決することが
できる。流量可変式オリフィスを提供しようとするもの
である。
できる。流量可変式オリフィスを提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の流量可変式オリ
フィスは、楕円形の開口部を有する2枚のオリフィス板
を前記開口部を対向させて重ね合わせ、前記2枚のオリ
フィス板の開口部の位相をずらせてトータルの開口面積
を変化させるようにしたことを特徴とする。
フィスは、楕円形の開口部を有する2枚のオリフィス板
を前記開口部を対向させて重ね合わせ、前記2枚のオリ
フィス板の開口部の位相をずらせてトータルの開口面積
を変化させるようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明では、楕円形の開口部を有する2枚のオ
リフィス板を前記開口部を対向させて重ね合わせ、この
2枚のオリフィス板の開口部の位相をずらせることによ
り、トータルの開口面積を変化させる。これによってオ
リフィスの抵抗が変化して流量調節が可能となる。
リフィス板を前記開口部を対向させて重ね合わせ、この
2枚のオリフィス板の開口部の位相をずらせることによ
り、トータルの開口面積を変化させる。これによってオ
リフィスの抵抗が変化して流量調節が可能となる。
【0007】
【実施例】本発明の第1の実施例に係る流量可変式オリ
フィスを、図1によって説明する。4,4は流体の管路
を構成する断面が円形の管であり、その対向する端部に
はそれぞれ円形のフランジ3,3が取り付けられてい
る。1及び2は、円板状のオリフィス板であり、その中
央部にはそれぞれ同一サイズの楕円穴の開口部1A,2
Aが設けられている。前記2枚のオリフィス板1,2は
管4,4と同心に開口部1A,2Aが対向するように重
ね合わされ、フランジ3,3を貫通するフランジ複数の
締付用ボルト・ナット5を介してフランジ3,3に挟み
込むように取り付けられている。前記2枚のオリフィス
板1,2の両面にはオーリング用の環状の溝を設け、こ
の溝にオーリング6を装着することによって管路内の流
体の漏れを防ぐようにしている。なお、図1中矢印は管
路内を流れる流体の方向を示す。
フィスを、図1によって説明する。4,4は流体の管路
を構成する断面が円形の管であり、その対向する端部に
はそれぞれ円形のフランジ3,3が取り付けられてい
る。1及び2は、円板状のオリフィス板であり、その中
央部にはそれぞれ同一サイズの楕円穴の開口部1A,2
Aが設けられている。前記2枚のオリフィス板1,2は
管4,4と同心に開口部1A,2Aが対向するように重
ね合わされ、フランジ3,3を貫通するフランジ複数の
締付用ボルト・ナット5を介してフランジ3,3に挟み
込むように取り付けられている。前記2枚のオリフィス
板1,2の両面にはオーリング用の環状の溝を設け、こ
の溝にオーリング6を装着することによって管路内の流
体の漏れを防ぐようにしている。なお、図1中矢印は管
路内を流れる流体の方向を示す。
【0008】本実施例では、フランジ締付用ボルト・ナ
ット5を外してオリフィス板1,2の開口部1A,2A
が同じ位相にある位置から、例えば一方のオリフィス板
2を動かさずに他方のオリフィス板1を90度回転して
図1(a),(b),(c)に示すように開口部1A,
2Aの位相が90度ずれるようにすることによって、オ
リフィスのトータルの開口面積を最大開口面積から最小
開口面積に変えることができる。なお、このオリフィス
の開度指示は、オリフィス板1,2の外周部にマーキン
グを設けることによって識別を可能にすることができ
る。
ット5を外してオリフィス板1,2の開口部1A,2A
が同じ位相にある位置から、例えば一方のオリフィス板
2を動かさずに他方のオリフィス板1を90度回転して
図1(a),(b),(c)に示すように開口部1A,
2Aの位相が90度ずれるようにすることによって、オ
リフィスのトータルの開口面積を最大開口面積から最小
開口面積に変えることができる。なお、このオリフィス
の開度指示は、オリフィス板1,2の外周部にマーキン
グを設けることによって識別を可能にすることができ
る。
【0009】従って、本実施例に係る流量可変式オリフ
ィスを取り付けた配管系を実際に稼働状態にして、管路
に設けた温度計又は流量計等で当該管路内の流量を調べ
て、必要流量が流れているかどうかを確認する。もし、
必要の流量流れていない場合は、一方のオリフィス板を
90度の範囲内で回転させることによって、オリフィス
のトータルの開口面積の大きさを最大開口面積から最小
開口面積の範囲内で調節することができ、これによって
管路内の流量を調節することができる。
ィスを取り付けた配管系を実際に稼働状態にして、管路
に設けた温度計又は流量計等で当該管路内の流量を調べ
て、必要流量が流れているかどうかを確認する。もし、
必要の流量流れていない場合は、一方のオリフィス板を
90度の範囲内で回転させることによって、オリフィス
のトータルの開口面積の大きさを最大開口面積から最小
開口面積の範囲内で調節することができ、これによって
管路内の流量を調節することができる。
【0010】なお、前記のオリフィスのトータルの開口
面積の調節は、一方のオリフィス板を動かさずに他方の
オリフィス板を回転させる外に、2枚のオリフィス板
1,2を互いに反対方向に回転させることによって行う
こともできる。
面積の調節は、一方のオリフィス板を動かさずに他方の
オリフィス板を回転させる外に、2枚のオリフィス板
1,2を互いに反対方向に回転させることによって行う
こともできる。
【0011】本発明の第2の実施例を、図2によって説
明する。本第2の実施例が第1の実施例と異なる点は、
流体の漏れ防止用として、オーリングの替わりにフラン
ジ3,3とオリフィス板1,2との間にインローを用い
た点である。本実施例においても、前記第1の実施例と
同様の作用及び効果を奏することができる。
明する。本第2の実施例が第1の実施例と異なる点は、
流体の漏れ防止用として、オーリングの替わりにフラン
ジ3,3とオリフィス板1,2との間にインローを用い
た点である。本実施例においても、前記第1の実施例と
同様の作用及び効果を奏することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によって次の効果が得られる。 (1)あらかじめ計算された管抵抗に真実値と食い違い
が生じても、2枚のオリフィス板の楕円形の開口部のト
ータルの開口面積を調節することにより、オリフィスを
取り替えることなく流量の調節を行うことができる。 (2)また、初期の流量を後で変更する場合、2枚のオ
リフィス板の楕円形の開口部のトータルの開口面積を調
節することによりオリフィスを取り替えることなく変更
後の流量を実現することができる。
が生じても、2枚のオリフィス板の楕円形の開口部のト
ータルの開口面積を調節することにより、オリフィスを
取り替えることなく流量の調節を行うことができる。 (2)また、初期の流量を後で変更する場合、2枚のオ
リフィス板の楕円形の開口部のトータルの開口面積を調
節することによりオリフィスを取り替えることなく変更
後の流量を実現することができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示し、図1(a)はそ
の縦断面図、図1(b)は図1(a)のA矢視図、図1
(c)は図1(a)のB矢視図である。
の縦断面図、図1(b)は図1(a)のA矢視図、図1
(c)は図1(a)のB矢視図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示し、図2(a)はそ
の縦断面図、図2(b)は図2(a)のA’矢視図、図
2(c)は図2(a)のB’矢視図である。
の縦断面図、図2(b)は図2(a)のA’矢視図、図
2(c)は図2(a)のB’矢視図である。
【図3】従来のオリフィスを示し、図3(a)はその縦
断面図、図3(b)は図3(a)のC矢視図である。
断面図、図3(b)は図3(a)のC矢視図である。
【符号の説明】 1,2 オリフィス板 1A,2A オリフィス板の開口部 3 フランジ 4 管 5 フランジ締付用ボルト・ナット 6 オーリング 7 オリフィス板 7A オリフィス板の開口部
Claims (1)
- 【請求項1】 楕円形の開口部を有する2枚のオリフィ
ス板を前記開口部を対向させて重ね合わせ、前記2枚の
オリフィス板の開口部の位相をずらせてトータルの開口
面積を変化させるようにしたことを特徴とする流量可変
式オリフィス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13424994A JPH085420A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 流量可変式オリフィス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13424994A JPH085420A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 流量可変式オリフィス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH085420A true JPH085420A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15123886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13424994A Withdrawn JPH085420A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 流量可変式オリフィス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085420A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012509060A (ja) * | 2008-11-18 | 2012-04-19 | ラクトコーダー アクチエンゲゼルシャフト | 搾乳プロセス中に動物によって産生されるミルクの量を測定する装置および方法 |
JP2014098606A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Hino Motors Ltd | ガス流量計測装置 |
JP2018510351A (ja) * | 2015-03-31 | 2018-04-12 | ディーテリヒ・スタンダード・インコーポレーテッド | 一体型圧力ポートを備えるパドル式オリフィスプレート |
KR20190122040A (ko) * | 2018-04-19 | 2019-10-29 | 주식회사 저스템 | 버퍼 챔버용 웨이퍼 퍼지 장치 |
CN111693099A (zh) * | 2020-06-24 | 2020-09-22 | 江苏杰创流量仪表有限公司 | 一种防腐型孔板流量计 |
CN113562871A (zh) * | 2021-06-23 | 2021-10-29 | 福建聚誉环保科技有限公司 | 一种高效净水系统 |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP13424994A patent/JPH085420A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012509060A (ja) * | 2008-11-18 | 2012-04-19 | ラクトコーダー アクチエンゲゼルシャフト | 搾乳プロセス中に動物によって産生されるミルクの量を測定する装置および方法 |
US8485047B2 (en) | 2008-11-18 | 2013-07-16 | Lactocorder Ag | Apparatus and method for measuring a quantity of milk yielded by an animal during a milking process |
JP2014098606A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Hino Motors Ltd | ガス流量計測装置 |
JP2018510351A (ja) * | 2015-03-31 | 2018-04-12 | ディーテリヒ・スタンダード・インコーポレーテッド | 一体型圧力ポートを備えるパドル式オリフィスプレート |
KR20190122040A (ko) * | 2018-04-19 | 2019-10-29 | 주식회사 저스템 | 버퍼 챔버용 웨이퍼 퍼지 장치 |
CN111693099A (zh) * | 2020-06-24 | 2020-09-22 | 江苏杰创流量仪表有限公司 | 一种防腐型孔板流量计 |
CN113562871A (zh) * | 2021-06-23 | 2021-10-29 | 福建聚誉环保科技有限公司 | 一种高效净水系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |