JPH0853981A - 扉構造 - Google Patents

扉構造

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JPH0853981A
JPH0853981A JP20928994A JP20928994A JPH0853981A JP H0853981 A JPH0853981 A JP H0853981A JP 20928994 A JP20928994 A JP 20928994A JP 20928994 A JP20928994 A JP 20928994A JP H0853981 A JPH0853981 A JP H0853981A
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JP
Japan
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power supply
door
cable
packaged
closed
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20928994A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Aoki
信彦 青木
Mieko Okabe
美恵子 岡部
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Nippon Kasei Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kasei Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】その開閉動作に何ら支障を与えることなく、商
業用交流電源で発光するパッケージドEL素子を備える
ことにより、意匠的機能や宣伝的機能などを発揮し得る
ように改良された新規な扉構造を提供する。 【構成】扉(1)の板面にパッケージドEL素子(2)
を設け、当該パッケージドEL素子と構造躯体(4)側
の交流電源用給電口(5)とを可変長給電ケーブル
(3)にて接続した扉構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扉構造に関するもので
あり、詳しくは、扉の板面にパッケージドEL素子を設
けた扉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、扉の板面に各種の装飾を施し、扉
自体に意匠的機能や宣伝的機能など付与することが行わ
れている。一方、パッケージドEL素子は、手軽な発光
素子として各方面における応用が期待されている。とこ
ろで、パッケージドEL素子の発光は、交流電場の賦与
によって行われるため、通常、商業用交流電源が使用さ
れる。
【0003】従って、パッケージドEL素子の応用にお
いては、扉の様にその開閉によって大きな動作を伴う場
合は、給電具とパッケージドEL素子との間の距離が変
動するため、商業用交流電源の利用が困難となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みなされたものであり、その目的は、その開閉動作に
何ら支障を与えることなく、商業用交流電源で発光する
パッケージドEL素子を備えることにより、意匠的機能
や宣伝的機能などを発揮し得る様に改良された新規な扉
構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、扉の板面にパッケージドEL素子を設け、当該パッ
ケージドEL素子と構造躯体側の交流電源用給電口とを
可変長給電ケーブルにて接続したことを特徴とする扉構
造に存する。
【0006】
【作用】可変長給電ケーブルは、扉の開閉動作に何ら支
障を与えることなく、パッケージドEL素子に交流電場
を賦与する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は、本発明の扉の一例の説明図、図2及
び図3は、本発明において使用される可変長ケーブルの
一例の分解図である。
【0008】本発明で言うパッケージドEL素子は、防
湿フイルムの内部に有機分散フイルム型EL素子を収納
して成る。そして、有機分散フイルム型EL素子は、背
面電極と透明電極の間に発光層を配置して構成される。
背面電極には、通常、アルミニウム箔が使用され、透明
電極には、透明導電性フイルム(ITOフイルム)が使
用される。
【0009】発光層は、電場発光型蛍光体粉末と有機高
誘電体バインダーとの組成物にて構成される。電場発光
型蛍光体粉末としては、通常、硫化亜鉛系蛍光体(Zn
S:Cu,C1)が使用される。硫化亜鉛系蛍光体は、
硫化亜鉛(ZnS)を母体材料とし、銅(Cu)を付活
剤、塩素(C1)を共付活剤とした電場発光型蛍光体で
あり、共付活剤としては、塩素の他に臭素(Br)やア
ルミニウム(Al)が使用される。一方、有機高誘電体
バインダーとしては、シアノエチル化化合物などが使用
される。
【0010】背面電極と発光層の間には、反射絶縁層を
介在させるのが好ましい。反射絶縁層は、無機高誘電体
粉末と有機高誘電体バインダーとの組成物にて構成され
る。無機高誘電体粉末としては、酸化チタンやチタン酸
バリウム等が使用され、有機高誘電体バインダーとして
は、ポバールやプルラン等の水酸基含有化合物のシアノ
エチル化化合物が使用される。
【0011】防湿フイルムとしては、通常、フッ素化樹
脂フイルムとヒートシール可能な透明シーラントフイル
ムから成る積層フイルムが使用される。フッ素化樹脂フ
イルムとしては、特に、ポリ塩化三フッ化エチレン(P
CTFE)が好適に使用される。透明シーラントフイル
ムとしては、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)、未延伸ポリプロピレンフイルム(CPP)、エチ
レン−エチルアクリレ−ト(EEA)、エチレン−アク
リル酸共重合体(EAA)等が使用される。フッ素化樹
脂フイルムと透明シーラントフイルムの積層は、ウレタ
ン系、アクリル系、ポリエステル系などの透明接着剤を
利用して行われる。そして、通常、防湿フイルムのシー
ラントフイルムにより、有機分散フイルム型EL素子の
背面電極と透明電極の両面の全面がシールされる。
【0012】図示した扉(1)は、左右に移動して開閉
される構造のガラス扉である。パッケージドEL素子
(2)は、適宜の手段により扉(1)の一方または両方
の板面に設置される。そして、何れの場合も、発光面側
を表面に位置させる。そして、パッケージドEL素子自
体の形状により、または、マスキングシートの形状によ
り、発光面に対し、文字、図形、記号などを施し、意匠
的機能や宣伝的機能などを発揮させることが出来、更
に、屋号や商品名を発光表示させることも出来る。
【0013】パッケージドEL素子(2)と構造躯体
(4)側の交流電源用給電口(5)とは、可変長給電ケ
ーブル(3)にて接続される。交流電源用給電口(5)
としては、建築物内に設置された屋内配線を直接利用し
たり、構造躯体(4)に取り付けたコンセントや端子な
どを利用することが出来る。また、可変長給電ケーブル
(3)は、リール式の収納ケーブルである。
【0014】上記のリール式の収納ケーブルは、ケーブ
ルの基端側に収納部(3a)を備えている。収納部(3
a)は、図2及び図3に示す様に、偏平な容器(31)
及び(32)とその内部に収納されたリール(33)と
から主として構成される。そして、リール(33)は、
その表裏の中央部には各々凹部が形成されている。
【0015】図2に示す様に、リール(33)の表側の
凹部には、渦巻きバネ(34)が配置され、その外周側
の一端は、リール(33)側に固定され、その内周側の
他端は、容器(31)の中央に設けられた係止片(3
5)に固定されている。一方、図3に示す様に、リール
(33)の裏面の凹部には、板バネ構造に成された端子
(37)及び(38)が配置され、各端子には、ケーブ
ル(3)を構成する2つの芯線の端部がそれぞれ係止さ
れている。
【0016】また、容器(32)の中央部には、円柱状
の端子台(36)が設けられ、端子台(36)の上端の
中心と外周には、それぞれ、円形状端子板とリング状端
子板とが備えられている。これらの端子板には、交流電
源用給電口(5)としての屋内配線がそれぞれ接続され
ている。容器(31)と(32)の組み立て状態におい
ては、端子(37)と上記のリング状端子板とが接触
し、端子(38)と上記の円形状端子板とが接触する様
に成されている。なお、符号(39)は、ケーブル
(3)の走行を円滑に行うためのガイドである。
【0017】上記の様に構成された本発明の扉構造にお
いては、扉(1)を左右に移動して開閉を行った際、可
変長給電ケーブル(3)は、収納部(3a)に出し入れ
されるため、扉(1)の開閉動作には何らの支障もな
い。
【0018】本発明において、可変長給電ケーブルとし
ては、前述のリール式の収納ケーブルの他、伸縮自在構
造のいわゆる螺旋ケーブルを使用することも出来る。ま
た、本発明における作用効果は、「ライティングダク
ト」と呼ばれる(JIS ハンドブック電気(設備、工
事編)1984)参照)によっても達成することが可能
である。「ライティングダクト」は、絶縁物で支持され
た導体を金属製または合成樹脂製のダクトに入れ、ダク
ト全長に亘りプラグ又はアダプタの受口を形成してなる
構造の給電具である。
【0019】しかしながら、「ライティングダクト」
は、その施工が複雑であり、大掛りの設備であり且つコ
ストも高い。これに対し、可変長給電ケーブルは、上記
の様な欠点がなく、容易に施工出来、手軽かつ安価であ
る。従って、可変長給電ケーブルを使用した本発明の扉
構造は、例えば、催事を行う任意の場所において容易に
実施することが出来、意匠的機能や宣伝的機能などを発
揮することが出来る。
【0020】また、本発明においては、図示を省略した
が、パッケージドEL素子の輝度を高めるため、周波数
変換装置を使用し、商業用交流電源の周波数が高められ
る。そして、図示した例は、引き戸構造の扉であるが、
本発明においては、開き戸構造の扉であってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、その板面
に意匠的機能や宣伝的機能を付与し、商業的に優れた扉
が提供され、本発明の実用的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の扉の一例の説明図である。
【図2】本発明において使用される可変長ケーブルの一
例の分解図である。
【図3】本発明において使用される可変長ケーブルの一
例の分解図である。
【符号の説明】
1:扉 2:パッケージドEL素子 3:可変長給電ケーブル 4:構造躯体 5:交流電源用給電口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉の板面にパッケージドEL素子を設
    け、当該パッケージドEL素子と構造躯体側の交流電源
    用給電口とを可変長給電ケーブルにて接続したことを特
    徴とする扉構造。
JP20928994A 1994-08-10 1994-08-10 扉構造 Withdrawn JPH0853981A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20928994A JPH0853981A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 扉構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20928994A JPH0853981A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 扉構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0853981A true JPH0853981A (ja) 1996-02-27

Family

ID=16570484

Family Applications (1)

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JP20928994A Withdrawn JPH0853981A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 扉構造

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JP (1) JPH0853981A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3480405A1 (fr) * 2017-11-07 2019-05-08 Saint-Gobain Glass France Profile de menuiserie dote de moyens d'alimentation electrique pour un bloc-porte ou bloc-fenetre

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3480405A1 (fr) * 2017-11-07 2019-05-08 Saint-Gobain Glass France Profile de menuiserie dote de moyens d'alimentation electrique pour un bloc-porte ou bloc-fenetre
FR3073248A1 (fr) * 2017-11-07 2019-05-10 Saint Gobain Glass France Profile de menuiserie dote de moyens d'alimentation electrique pour un bloc-porte ou bloc-fenetre

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