JPH0852388A - ディフューザー及び改良シールを有する狭中心線間隔用スプレ円板 - Google Patents

ディフューザー及び改良シールを有する狭中心線間隔用スプレ円板

Info

Publication number
JPH0852388A
JPH0852388A JP17699695A JP17699695A JPH0852388A JP H0852388 A JPH0852388 A JP H0852388A JP 17699695 A JP17699695 A JP 17699695A JP 17699695 A JP17699695 A JP 17699695A JP H0852388 A JPH0852388 A JP H0852388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
adhesive
nozzle mounting
spray plate
annular seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP17699695A
Other languages
English (en)
Inventor
Paul S Brusko
スティーヴン ブラスコ ポール
Scott R Miller
リチャード ミラー スコット
Alan R Ramspeck
ロバート ラムズペック アラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nordson Corp
Original Assignee
Nordson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nordson Corp filed Critical Nordson Corp
Publication of JPH0852388A publication Critical patent/JPH0852388A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホットメルト接着材流体吐出ヘッド用のノズ
ル30は分配板26のノズル取付部材に取付けられる。
ノズル30は、ノズル30と一体の軸54を有し、この
軸54はノズル30の裏面42から延在してノズル取付
部材内に入り込んでいる。ノズル30は第1のOリング
・シール65を具備し、この第1のOリング・シール6
5はノズル・スプレ板40の裏面42とノズル取付部材
との間に配置されている。第1のOリング・シール65
はノズル・スプレ板40の裏面42において空気分配通
路50を取り囲み、加圧パターン空気がノズルとノズル
取付面32との間で漏洩することを防止する。第2のO
リング・シール60は、軸54に取付けられ軸54とノ
ズル取付部材との間にシールを形成し、これによってホ
ットメルト接着材を加圧パターン空気から隔離する。ノ
ズル30は、ノズル30を流通する空気を制御するディ
フューザー機構を具備する。また、ノズル30は取付を
キャップ・ナットによって行うように構成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本出願は、出願日が1993年9月1日で
発明の名称が「狭い中心線間隔用のスプレ円板」で出願
番号が第08/115,885号である米国特許出願の
一部継続出願である。尚、上述の米国特許出願は本願の
出願人に譲渡されている。
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に流体スプレ及び
吐出の分野に係わり、特に、加熱ホットメルト接着材の
細長ストランドの螺旋パターンを基板の表面に吐出する
為のノズル構造に関する。
【0003】
【従来の技術】ホットメルト熱可塑性接着材は、多くの
種類の製品を接着するのに広く工業的に使用されてきて
おり、硬化時間が短いことが望ましい分野では特に有用
である。更に、不織層を作る細断繊維(チョップトファ
イバー)や毛羽型(fluff−type)の材料のよ
うな材料を接合する場合には、不織層の表面のみを接合
するように接着材を吐出する際に、別の問題が生ずる。
更に、不織材料をポリウレタン・シートのような基材に
接合する場合には、接着材は、その存在が基材の裏側か
ら見えない程度に薄く塗布しなければならない。接着材
の細長の薄いビードを作る為には、吐出ノズルは共通の
空気マニホールドに接続された複数の空気ジェットを有
し、この共通の空気マニホールドは加圧空気供給源に接
続される。空気ジェットは、ノズルから吐出された接着
材ビードに接線方向に接触するようにノズル内に配置さ
れる。空気ジェットはその力によって、吐出された接着
材ビードを引き伸し回転させて、基材上に比較的小形の
螺旋パターンを描くように塗布させる。
【0004】ノズルから吐出される接着材ビードは、そ
の用途に応じて直径を変化させることが望ましい。従っ
て、ノズルは、異なったマニホールドやノズル取付板を
使用することなく、又はスプレ・ヘッドを分解すること
なく、交換可能であることが望ましい。このような問題
は、本願の出願人に譲渡された、発明者がR.A.Zi
ecker等で1990年12月11日に発行された米
国特許Re33,481号に開示されたノズルによって
取扱われている。
【0005】このRe33,481号特許に開示された
ノズルは、ノズル取付部材、例えば標準の接着材スプレ
・ヘッド又はスプレ・ガンのネジ付の延長部に取付けら
れるように構成されている。このネジ付の延長部の接着
材流出開口は、スプレ・ヘッド本体の接着材通路に接続
され、またネジ付の延長部の空気流出開口はスプレ・ヘ
ッド本体の空気流通路に接続されている。ノズルはスプ
レ円板を有し、このスプレ円板は、その第1の面、即ち
裏面から外方へ延在したボスと、第2の面、即ち正面か
ら外方へ延在したノズルチップ(ノズルの末口)とを有
する。ノズルがネジ付の延長部に取付けられると、スプ
レ円板とボスとノズルチップとを貫通する貫通孔がスプ
レ・ヘッド本体のネジ付の延長部に形成された接着材流
出開口に連通する。加熱ホットメルト接着材はスプレ・
ヘッド本体の接着材通路からネジ付の延長部の接着材流
出開口を介してノズルの貫通孔に流入する。接着材はノ
ズルチップを通って押し出しビードとして基材に向けて
流出される。
【0006】Re33,481号特許のノズルには環状
のノッチ又は溝が形成され、この環状溝は、ボスを有す
るノズル裏面からノズルチップを有するノズル正面の方
へ延在し、ノズルの貫通孔から半径方向外方に位置して
いる。このような環状溝は、加圧空気ジェット放出用の
孔をスプレ円板に複数個穿孔する際に利用されるもので
あり、これらの孔は加圧空気ジェットを、ノズルチップ
から放出される接着材ビードに対して約30度の角度で
かつ接着材ビードに実質的に接するように、放出する。
Re33,481号特許に開示されたノズルは、空気ジ
ェット孔を正確に穿孔するのに役立つと共に、接着材の
ストランド又はファイバーの螺旋パターンを作り出すこ
とができるが、しかしながら或る用途に対しては幾つか
の欠点が存在することが判明している。詳述すると、ノ
ズルはノズル・キャップ、例えばネジ付の取付ナットに
よってネジ付の延長部に取付けられるが、この取付ナッ
トはノズルの取付時にトルクが過度になる恐れがあるこ
とが判明した。このような取付ナットの過度のトルクに
よって、スプレ円板の周辺がスプレ・ヘッドのネジ付の
延長部に大きな力で押し付けられるので、スプレ円板が
ひずみ又は変形して、これによってノズル・ボスとネジ
付の延長部との間の境界に漏洩路が形成されてしまう。
このような場合には、ホットメルト接着材は、上述の漏
洩路に沿って半径方向外方に流出し、スプレ円板の空気
ジェット孔の上流側に位置する環状溝内に流入する。こ
のような環状溝内へのホットメルト接着材の流入は空気
ジェット孔を詰まらせるので、接着材ビードを細長くし
又は引き伸ばして細長の接着材ファイバーを作るのに必
要な空気流を制限してしまう。
【0007】ノズルの過度締付けの問題の他に、組立作
業中に別の問題が発生することがある。ノズルと取付ナ
ットとは別個の部品であるので、作業者は、取付ナット
による固定の前にスプレ・ヘッド本体のネジ付の延長部
に対してノズルの向きを正しく定めなければならない。
しかしながら、時々、ノズルは、逆向きに、即ちノズル
チップがネジ付の延長部の方に向き、ボスが外方に向く
ように、取付けられることがあり、このような逆向き取
付は、ノズルチップを破損させると共にネジ付の延長部
とノズルとの両方の取換えを必要とする。
【0008】Re33,481号特許に開示されたノズ
ルに起こり得る別の問題としては、ノズルチップが突出
しているノズル・スプレ円板の正面が、スプレ・ヘッド
本体のネジ付の延長部にノズルを固定する取付ナットの
縁と同一平面となるように取付けられない問題が存在す
る。この結果、ノズルチップとナットの縁との間に空洞
又は空隙が形成される。特に吐出機が間欠的に動作され
た時には、スプレ・ヘッドの遮断後に残存する接着材、
即ち遮断残留接着材(後垂れ)がノズルチップと取付ナ
ットとの間の空洞又は空隙に集まってしまう恐れがあ
る。この遮断残留接着材はノズルに形成された空気ジェ
ット孔を詰まらせ、これによって細長の接着材ファイバ
ーの生成を阻止してしまう。更に空洞内に接着材ファイ
バーが集積してしまうと、その清掃も困難になる。
【0009】Re33,481号特許に開示されたノズ
ルに起こり得る問題は、本発明の出願人である、オハイ
オ州アムハーストのノードソン社が製造販売するワン・
ピース形のノズル・キャップによって処理されている。
このノズル・キャップは、取付ナットとノズルとがRe
33,481号特許のような別体の二部品を使用する代
りに、単一の一体構造体として作られるように六角形状
の棒材の一部から作られる。この六角形材は穿孔されメ
ネジが刻設されて、これによってノズル・キャップの取
付ナット部分が作られ、ノズルがこの孔の終端に形成さ
れる。こうして、ノズル・スプレ円板の第1面、即ち裏
面は、ノズル・キャップの取付ナット部分の内部に位置
し、ノズル・スプレ円板の反対側の第2面、即ち正面
は、取付ナット部分の端部と同一平面となり、これによ
って、上述のRe33,481号特許のようなノズルと
取付ナットとの間の空洞またはリムは生じない。
【0010】従って、ワン・ピース形のノズル・キャッ
プは、Re33,481号特許に開示されたノズルには
存在したノズルの外表面での接着材の集積問題やノズル
の逆向き取付の問題を解決する。しかしながら、ワン・
ピース形ノズル・キャップの組立や取付には多数の問題
が存在する。ノズル・キャップは、ワン・ピース形に作
ったにもかかわらず、吐出装置のネジ付の延長部で過度
締付けされ、取付ナット部分のトルクが大き過ぎて、ノ
ズル・スプレ円板とボスとがスプレ・ヘッドのネジ付の
延長部に対して変形又はひずみを生ずる。これによっ
て、Re33,481号特許に関して上述した問題と同
一の種類の漏洩問題がノズルの貫通孔と空気ジェット孔
との間に発生することがある。
【0011】上述の問題は、本発明の出願人に譲渡され
た、発明者がB.Boger等で1991年11月19
日に発行された米国特許第5,065,943号に記載
された構造で処理される。その特許の好適実施例による
と、ノズル・キャップはノズルに永久的に取付けられた
取付部品、即ちナットを具備し、このノズルには段差付
の貫通孔と、この貫通孔から半径方向外方に位置する複
数の離間した空気ジェット孔とが夫々形成されている。
取付部品とノズルとの両方は、別々に機械加工され、そ
の後に、ナットの端部をノズルの周縁と同一平面になる
ようにロール・フォーミング(roll−formin
g)することによって、実質的に永久結合される。ノズ
ル・キャップの取付部品が接着材吐出装置のネジ付の延
長部に組立てられると、ノズルは位置決めされ、これに
よってノズルの段差付の貫通孔がネジ付の延長部の接着
材通路に連通しかつノズルの空気ジェット孔がノズルの
空気流通路に連通する。こうして、ノズルの段差付の貫
通孔から接着材ビードが押し出され、この押し出された
接着材ビードには、離間した空気ジェット孔からの空気
ジェットが衝突して、接着材ビードを引き伸し又は細長
くし、細長の接着材ファイバーを作り、基材上に螺旋ス
プレ・パターン状に塗布する。
【0012】そこで、本発明の一態様は、ノズル・キャ
ップの二部品の各々を別個に機械加工して、その後に二
部品を互いに実質的に永久接続するという概念に基づく
ものである。これは、Re33,481号特許に関して
上述した種類の取付問題を解決し、機械加工の困難性や
コストを軽減し、これにより廃物を少なくする。
【0013】上述の接着材漏洩の問題については、ノズ
ル・キャップのノズルには段差付の貫通孔の接着材入口
の所に座を形成することが好ましい。この座はOリング
を、段差付の貫通孔と実質的に同心になるように、かつ
ノズル・スプレ円板に形成された空気ジェット孔と段差
付の貫通孔との間の所定位置に位置するように取付け、
これによって接着材と空気ジェット孔との間に流体密シ
ールを形成する。更に、このOリングと三段階の組立て
手順とは、取付中のノズル・キャップの過度締付けの可
能性を低減する。
【0014】上述のノズル・キャップの性能および信頼
性は、早期の設計よりも良好であるが、しかしながら交
換可能なノズルを利用すると、ノズルと取付部品とから
構成される複雑なノズル・キャップの製造および組立て
を必要とする。更に、ノズル・キャップは、交換可能な
ノズルを二方弁又はスプレ・ヘッドの分配板に機械的に
結合するのに必要とされる追加部材であるネジ付の延長
部に、取付けられる。この取付部品、即ち取付ナット及
びネジ付の延長部の存在は、スプレ・ヘッドの製造や組
立のコストを増大させる。更に、ネジ付の延長部や取付
ナットは、後述のようにノズルの中心線の間隔に制限を
加える。
【0015】多くの用途にあっては、細長ストランドの
同一の螺旋パターンを複数組、基材表面の所定領域上に
塗布することが望ましい。このような用途では、複数の
吐出ノズルが複数のネジ付の延長部に取付けられ、これ
らのネジ付の延長部は複数の二方弁に取付けられるか、
又はこれらの二方弁が取付けられた分配板に直接取付け
られる。例えば、発明者がB.Bogerで1989年
3月28日に発行された米国特許第4,815,660
号に記載されているように、ノズルへの接着材の流れを
制御する二方弁がマニホールド面に取付けられ、各二方
弁には接着材通路が設けられる。複数のノズルは1個の
取付ナットによって複数の二方弁に取付けられ、取付ナ
ットはノズルを、各二方弁の端部から延在するネジ付の
延長部に固着する。複数のノズルは一列に配列してもよ
いが、しかしながら、レンチやその他の工具がナットに
係合できるだけの間隙を、隣接する取付ナットの間に設
けることが必要である。従って、隣接する螺旋パターン
は互いに接する位置関係を保つことが好ましいが、取付
ナットの幅は、螺旋パターンの最小幅を決定する最小の
ノズル中心線間隔を決定する。
【0016】用途によっては、螺旋パターンの幅がノズ
ルの一列配列によって決まる幅よりも小さいことが好ま
しい場合がある。そこで、発明者がS.Miller等
であり1991年1月8日に発行された米国特許第4,
983,109号に記載されているように、ノズルを二
列に配列し、その第2列目のノズルのノズル中心線を第
1列目のノズル中心線の中間に定めることが知られてい
る。このような二列配列は、螺旋パターンの幅をノズル
の一列配列の場合の最小幅の半分にすることができる。
【0017】二列の互い違いのノズル配列は分配板によ
って達成され、この分配板はホットメルト接着材及び加
圧空気を二方弁に送り、これらの二方弁から、二列互い
違いパターン状に分配板に取付けられたネジ付の延長部
に送る。このような構成の代りとしては、所望の二列の
互い違いノズル・パターンに従うネジ付の延長部の配列
を有する特別なアダプタ板が分配板の流出面に接続され
る。このアダプタ板と各ネジ付の延長部とを通るホット
メルト接着材通路と空気流通路とは、二列であり、単列
のノズル配列の場合よりも互いに接近している。従っ
て、ノズルの空気流通路について加圧空気を所望の方向
に供給することができないことがある。
【0018】典型的な用途にあっては、接着材を塗布す
べき基材は、二列の互い違いノズルの所を通って直進移
動される。これによって、基材表面上の選択領域が各ノ
ズル列の下を異なった時点で通過する。従って、二列の
ノズルが接着材を同一領域に吐出する為には、第1列ノ
ズルに関連する二方弁は第2列ノズルに関連する二方弁
とは僅かに異なった時点で始動される必要がある。この
ようなタイミング条件は弁制御機構をかなり複雑化す
る。
【0019】従って、幅の狭い螺旋パターンを作る為に
二列の互い違いノズル・パターンを使用すると、一般に
高価なアダプタ板を追加したり、一層複雑かつ高価な二
方弁制御機構を必要とするといった不都合が発生する。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述の不都合を解決する
為に、本発明では、ノズルを分配板に直接取付けるネジ
付の軸がノズル・スプレ円板の裏面と一体構造でかつそ
の裏面から突出している。本発明は別体のノズル取付部
材及びノズル・キャップを必要としない。従って、本発
明は特に単一列でノズル中心線の間隔が狭いものに好適
であり、スプレ・パターンの幅をより小さくすることが
必要である用途に特に有用である。
【0021】本発明の原理及び記載した実施例による
と、ホットメルト接着材を細長ストランドの所定パター
ン状にスプレするノズルはスプレ円板を具備し、このス
プレ円板は自身を貫通する中央に位置する接着材通路と
この接着材通路を取り囲む複数の空気流通路とを有す
る。ネジ付の軸は、スプレ円板又はスプレ板の裏面に一
体でかつそこから延在し、スプレ・ヘッドの分配板又は
分配マニホールドのノズル取付面に位置する接着材通路
と螺合している。Oリング・シールがスプレ円板の裏面
とノズル取付面との間に配置され、上記複数の空気流通
路を取り囲み、これによって加圧空気が大気中に漏出す
ることを防止する。第2のOリングはネジ付の軸と分配
板の接着材通路との間に配置され、ホットメルト接着材
と加圧空気との間にシールを形成する。
【0022】一実施例によると、ホットメルト接着材と
加圧空気とは、ノズルの接着材通路と複数の空気流通路
とに連通したノズル取付面の別個の空洞に夫々送出され
る。別の実施例では、ホットメルト接着材と加圧空気と
は共に、ノズル取付面に形成された単一空洞に送出され
る。Oリングとノズル及び分配板間の機械的インターフ
ェースとは、接着材を加圧空気から分離する。このよう
な設計は、ノズル取付面の機械加工を低減し、従ってコ
ストも低減する。
【0023】本発明は、ノズル毎に別個のノズル取付部
材とノズル・キャップとを用意することなしに、ノズル
をスプレ・ヘッドに固着することができる。従って、複
数のノズルは単一列であり、機械加工公差を考慮するだ
けで互いに近接配置することができる。従って、螺旋パ
ターンの幅は、小さくでき、かつスプレ・ヘッドへのノ
ズルの取付方法によってではなくノズルの構造のみによ
って制限される。本発明によるとノズルの中心線間隔を
一層狭くすることができるので、多くの用途においてノ
ズルを二列の互い違い配列にする必要がなくなる。
【0024】本発明の利点は、スプレ・ヘッドの分配板
に形成された平坦なノズル取付面にノズルを直接取付け
ることができる点であり、これによって、単一列のノズ
ルの間隔を最狭化することができる。取付ナットを使用
しないので、スプレ円板の前方には、残留接着材が集積
するような隅部や継ぎ目や表面が存在しない。更に、ス
プレ円板の前方表面は完全に露出しているので、清掃が
容易である。大気中への空気の漏出を防止するOリング
・シールは、ノズルがスプレ・ヘッド内に螺合されてス
プレ円板の裏面がノズル取付面に接触すると、ノズルの
スプレ板やその他の部品の変形なしに、圧縮される。こ
のようなノズル構造の別の利点は、中間アダプター板や
ネジ付の延長部を設けることなく、ノズル取付面上の各
ノズル位置に対する接着材通路及び空気流通路の穿孔位
置や穿孔方法について大きな自由度が存在する点であ
る。
【0025】本発明の別の態様は、ノズル取付面内の空
気空洞にバッフル、即ちディフューザー(拡散)機構を
設置するものであり、このバッフルは、空気流を変調し
て、これによってノズルから吐出されるホットメルト細
長接着材ファイバーの螺旋パターン生成に悪影響を及ぼ
すような他の空気流変化要因を解消する。本発明のこの
態様の一実施例によると、ディフューザー機構は、空気
流を拡散するように空気流に対して少なくとも斜めに配
置された複数の互いに離間した平坦な環状バッフルを具
備し、これらのバッフルによって、ホットメルト細長接
着材ファイバーの所望螺旋パターンをノズルから一様に
吐出することができる。バッフルはノズル自体に形成し
てもよいし、又は別個の平坦なワッシャ形状の部材とす
ることもでき、これらのワッシャ形状の部材はノズル・
スプレ板の裏面から延在した軸に取付けられる。
【0026】本発明によって使用されるノズル・シール
は、狭中心線間隔を必要としないようなノズルの取付に
も適用可能である。例えば、更に別の実施例では、上述
のシール構成は、ノズル・キャップを用いてスプレ円板
をノズル取付部材に取付ける場合にも使用できる。この
ようなシール構成の第1の態様にあっては、スプレ円板
は、複数の空気ジェット孔を取り囲む第1のシールを有
する。この第1のシールの利点は、スプレ円板の変形や
たわみや曲げを生ずることなく、スプレ円板をノズル取
付部材に取り付けることができると共に、スプレ円板の
裏面とノズル取付面との間に確実なシールを形成するこ
とができる点である。この構成の別の態様にあっては、
軸がスプレ円板の裏面からノズル取付面のシール孔内に
延在する。第2のシールが接着材流通路と空気送出用の
流通路との間において上述の軸の外面に取付けられ、ホ
ットメルト接着材と加圧空気との間にシールを形成す
る。ノズル・キャップは、スプレ円板をノズル取付部材
に固着する為に、ノズル取付部材に接続される。
【0027】本発明の上述した種々の実施例は、性能の
向上や部品点数の減少や製造コストの低減やスプレ・ヘ
ッドのメンテナンスの軽減等の利点をも有する。本発明
の上述した及びその他の目的や利点は、図面を参照した
以下の詳細な説明から更に明らかになるであろう。
【0028】
【実施例】図1はホットメルト接着材吐出システムに使
用されるスプレ・ヘッド12を示したもので、加熱され
たホットメルト接着材の供給部はスプレ・ヘッド12に
設けられた供給ポート14に接続されている。この供給
ポート14は加熱されたホットメルト接着剤の供給源を
ポンプ16に接続している。このポンプ16は、取付板
20に固着されたモータ18によって駆動される。この
モータ18は減速アッセンブリ22に接続され、この減
速アッセンブリ22の出力はポンプ16に連結されてい
る。ポンプ16はホットメルト接着材を正確に計量し
て、中央マニホールド24内の個々の接着材供給通路に
送出する。尚、中央マニホールド24は取付板20に接
続されている。マニホールド24は計量されたホットメ
ルト接着材を分配(ディストリビューション)板26内
の個々の接着材通路に供給する。接着材通路の各々は二
方流量制御弁28を通って分配板26に戻る。ホットメ
ルト接着材は複数のノズル30を介してスプレ・ヘッド
12から放出される。これらのノズル30は分配板26
の一様に平坦なノズル取付表面32に取付けられてい
る。空気マニホールド34は、中央マニホールド24と
分配板26とに接続され、パターン空気または繊維状空
気の供給源となる。このパターン空気はノズル30から
放出されて、ノズル30から吐出された加熱ホットメル
ト接着材ビードを所望の所定パターン、例えば螺旋パタ
ーンに変える。接着材吐出システムは、スプレ・ヘッド
と、加熱ホットメルト接着材が吐出される基板、即ち材
料との間に相対運動を与える。加熱ホットメルト接着材
は、二方弁の動作をスプレ・ヘッドと基板との相対運動
に関係付けることによって、基板の選択された領域上に
所定のパターンを描くように吐出される。尚、供給ポー
ト14を介して流入したが、ノズル30から吐出されな
かった加熱ホットメルト接着材は、戻りポート36を介
して再循環されホットメルト供給部に戻される。
【0029】図2は、分配板26内に組立てられるノズ
ル30の断面図であり、図3はノズルの背面を示した図
である。図2及び図3において、ノズル30はスプレ円
板、即ちスプレ板40を有し、このスプレ円板40は第
1の面に裏面42を有し、この裏面42には環状の空気
溝44が形成されている。ノズルチップ46は、外端部
に接着材オリフィス47を有し、スプレ円板40の反対
側の第2面に存する正面48から外方に突出している。
加熱ホットメルト接着材が流通するノズル接着材通路5
2は、スプレ円板40の中心とノズル先端部46の中心
とを貫通して、終端がホットメルト接着材ビード吐出用
の接着材オリフィス47に達している。ノズルチップを
貫通するノズル接着材通路52は、その直径が約0.0
12インチ(0.305mm)〜0.030インチ
(0.762mm)の範囲内である。複数の、例えば6
個の空気流通路、即ち空気ジェット孔50は、直径が約
0.030インチ(0.762mm)であり、スプレ円
板40の正面48と環状空気溝44との間に延在してい
る。これらの複数の空気ジェット孔50は、その方向が
接着材通路52の中心長手軸線に対して約30度の角度
に定められ、加圧空気流を放出してホットメルト接着材
の吐出ビードの接線方向に衝突させる。環状空気溝44
はV字形状であり、その一対の側壁は互いにほぼ垂直で
ある。一方の側壁53は空気ジェット孔50に連接、即
ち隣接しており、スプレ円板40の裏面42に対して約
30度に形成されている。
【0030】軸、即ちスタッド54はスプレ円板40の
中央に位置し、裏面42と一体に構成され、その裏面4
2から外方に延在している。ノズル接着材通路52は、
軸54の中央をも貫通している。軸54は裏面42に近
接した一端側に第1の延長部分56を有し、この第1の
延長部分56はノズル取付面32に連接した空気室57
を貫通している。Oリング溝58は軸54の第1の延長
部分56とその反対側のネジ付の端部59との間に位置
している。このOリング溝58内に配置されたOリング
60は、空気室57に交差するシール孔62の環状側壁
に接触する。このOリング60の機能は、ホットメルト
接着材を空気室57内の加圧空気からシールすることで
ある。軸54のネジ付の端部59は、円筒状のネジ付ノ
ズル取付孔63に係合し、これによってノズル30をス
プレ・ヘッド12の分配板26に固着、又は結合する。
【0031】スプレ円板40の裏面42もまた環状のO
リング溝64を有し、このOリング溝64は環状の空気
溝44及び複数の空気ジェット孔50を取囲む、又は取
巻いている。ノズル30がノズル取付孔63内に螺合係
合されると、Oリング溝64内のOリング65はノズル
取付面32に接触し、圧縮される。このOリング65の
圧縮によって、スプレ円板40の裏面42は分配板26
のノズル取付面32に接触する。これらの二つの表面4
2,32の接触面積は比較的大きいので、ノズル30の
過度締め付けを防止するのに役立つ。また、Oリング6
5は、加圧空気が空気室57から漏出して裏面42とノ
ズル取付面32との間を通って大気中に流出すること
を、防止する。ノズルは周辺ノッチ66を有し、これら
のノッチ66には工具、例えばレンチのピンが係合し、
これによってノズルがノズル取付孔63内に螺合され
る。
【0032】ノズル30を分配板26のノズル取付面3
2に直接取付ける為には、分配板26は、終端がノズル
取付面32に夫々達する空気流通路と接着材通路とを具
備しなければならず、これらの空気流通路と接着材通路
は、ノズル30の空気ジェット孔と接着材流通孔とに夫
々連通する。図2及び図4において、分配板26の裏側
70は、中央マニホールド24が加熱ホットメルト接着
材を計量して接着材入口ポート72に供給するように、
中央マニホールド24に接続されている。この加熱ホッ
トメルト接着材は、交差通路74を通って、分配板26
を直角に曲って第2の通路76を流れる。この第2の通
路76の終端において、加熱ホットメルト接着材は、傾
斜通路78を通って出口ポート79において分配板26
から流出して二方弁28に流入する。分配板26の裏側
70はまた空気マニホールド34にも接続されており、
制御空気が制御空気入口ポート82に供給される。この
制御空気入口ポート82は制御空気通路84に接続さ
れ、この制御空気通路84は二方弁28に連通してい
る。加圧空気を制御空気入口ポート82に供給すること
によって、二方弁28が開弁され、これによって加熱ホ
ットメルト接着材が弁28を流通する。制御空気入口ポ
ート82からの加圧制御空気の供給を停止することによ
って、二方弁28は閉弁され、加熱ホットメルト接着材
の供給を遮断する。
【0033】弁28が開弁されると、加熱ホットメルト
接着材はその弁28を通って流れて、分配板26に再び
流入する。この分配板26への再流入は、分配板26の
表側の加熱ホットメルト接着材再流入ポート86におい
て行われる。この加熱ホットメルト接着材は複数の第2
の傾斜通路87を通って、複数のノズル取付孔63に交
差している複数の第3の交差通路88に流入する。この
ノズル取付孔63は複数の空洞109に連接、即ち連通
しているので、通路88内の加熱ホットメルト接着材の
供給源がノズル接着材通路52に接続される。このノズ
ル接着材通路52によって、加熱ホットメルト接着材は
ノズルチップ46に送られ、加熱ホットメルト接着材の
ビードとしてスプレ・ヘッド12から吐出される。
【0034】空気マニホールド34は、加圧されたパタ
ーン制御空気を空気流通路94を介して、加圧空気供給
源として働く空気分配導路96に供給する。複数の傾斜
空気流通路98は、分配導路96からの加圧制御パター
ン空気を空気室57(図2)に供給する。尚、この空気
室57は分配板26のノズル取付面32に形成された空
洞109の一部を構成している。空気室57内の加圧空
気は、空気ジェット孔50によってノズルチップの周囲
に導かれる。空気ジェット孔50からの加圧空気ジェッ
トは、ノズルチップから吐出されたホットメルト接着材
ビードを回転させて、螺旋パターン状の細長のビード1
00を作る。
【0035】図5に示したように、ノズル30は、公知
のスプレ・ヘッドでは使用されていたネジ付の延長部及
びノズル取付ナットを使用することなしに、分配板26
のノズル取付面32の空洞109に直接に取付けられそ
の空洞109を覆う。従って、中心線102と104間
の距離は、僅か0.500インチ(12.7mm)に縮
めることができ、かつ0.470インチ(11.94m
m)〜0.875インチ(22.23mm)の範囲にす
ることができる。尚、中心線の間隔が上述の範囲を越え
た場合には、ネジ付の延長部に取付ナットを螺合させて
取付けられる公知のノズルによって達成可能である。本
発明のノズルは更に、ノズル30の周辺106及び10
8の間の距離を0.030インチ(0.762mm)に
することができ、0.005インチ(0.127mm)
〜0.030インチ(0.762mm)の範囲に入れる
ことができる。
【0036】図2の実施例にあっては、空洞109はノ
ズル取付面に交差する。各空洞109は、空気室57と
シール孔62と複数の交差通路88の一つに連接された
ノズル取付孔63とから構成される。従って、空洞10
9は加熱ホットメルト接着材供給部と加圧空気供給源と
の両方に接続されている。図6は、ノズル30を分配板
26に取付ける方法を示した別の実施例の断面図であ
る。この実施例では、分配導路96からの加圧空気は、
傾斜空気流通路98によって環状の空気室110に供給
される。尚、この空気室110はノズル取付面32に連
接するようにそのノズル取付面32に形成されている。
環状空気室110をシール孔62から分離する環状壁1
12が空気室110に設けられている。従って、ノズル
30がノズル取付孔63内に螺合された時に、ノズル3
0の裏面42と環状壁112の外面114との接触は金
属対金属の接触となる。この接触は接着材通路88のホ
ットメルト接着材と空気室110の加圧空気との間に追
加のシール領域を形成する。更に、金属対金属の接触は
ノズル用の中央位置の機械的支持体を形成し、これによ
って分配板26内へのノズルの過度の締付を防止する。
【0037】図7は本発明のノズルの別の実施例を示し
た断面図であり、この実施例のノズルはスプレ板40の
裏面42から延在した軸54にディフューザー機構10
5が設けられている。このディフューザー機構105は
軸54から半径方向に延在した第1の円形フランジ11
1を具備する。第2の円形フランジ113も軸54から
半径方向に延在し、第1のフランジ111とスプレ板4
0の裏面42との間に位置している。これらのフランジ
111,113は軸54の長手軸に実質的に垂直であ
り、空気空洞109内に突出している。従って、空気分
配導路96及び傾斜の空気流通路98から供給された空
気は、空気空洞109内に流入してフランジ111,1
13に衝突し、これによって、空気空洞109内の空気
の流れが拡散され、空気は円周方向に離間した複数の空
気ジェット孔50に対して一層一様に分配される。この
ようなバッフル(邪魔板)111,113は、傾斜空気
通路98のポート115から流出される空気を妨げるよ
うに、軸54の長手軸方向に配置されているので、ポー
ト115から複数の孔50に流れる空気に対する曲りく
ねった又は入り組んだ流路を形成する。ポート115か
ら空気空洞109内に導入された空気は、最初に第1の
バッフル111に衝突し、これによって乱流がほぼ層流
状の空気流に付与される。空気が第2のバッフル113
に衝突すると、空気空洞109内の加圧空気流に更に乱
流が付与される。
【0038】図7に示したバッフルの寸法や配置は、デ
ィフューザー機構の一例に過ぎない。発明者がA.Ra
mspeck等で本発明の出願人に譲渡された米国特許
第5,194,115号に記載されているように、バッ
フルが設置されない場合には、ノズルから吐出された螺
旋状の接着材ループの幅が所望の寸法及び形状からずれ
る、即ち変化してしまうことが判明している。更に、上
述のRamspeck等の米国特許第5,194,11
5号は、構造上の差異が空洞109内の空気流にどのよ
うに影響を及ぼし、これがノズルで作られる接着材螺旋
にどのように影響を及ぼすかについても開示している。
一般に、構造や用途が特殊な場合には、ディフューザー
・フランジ、即ちディフューザー板の寸法や位置や間隔
の詳細を正確に決定するには、実験が必要となる。ディ
フューザー機構は、空気空洞109内に所定の空気流を
作り出さなければならず、この所定の空気流によって複
数の孔50を流通する空気の量や速度がホットメルト接
着材のループ116を作り出しかつそのループ116を
所望の不変かつ一様なものにして所望の重り合うループ
・パターン状に基板117上に付着させる。
【0039】バッフル111,113は、軸54に一体
形成する代りに、別の機構によって軸54に取付けても
よい。例えば、図8において、バッフル118は環の形
をした平坦なワッシャ状円板から構成され、このワッシ
ャ状円板は、外円周縁119と、内方に伸びたねじれ
部、突出部又はスプリング指状突起121によって形成
される内側開口とを有する。これらの突起121によっ
てバッフル板118は軸54の外側円柱面に摩擦圧入さ
れ、突起121の先端部が軸54の外側円柱面に係合す
る。また、このような圧入の代りに、スリーブにバッフ
ル機構を形成し、このスリーブを軸54に摺動可能に取
付けて、バッフル機構を図7に示したように空気空洞1
09内に配置してもよい。
【0040】図9は本発明の更に別の実施例の断面図で
あり、スプレ板をノズル取付部材に取付ける際にスプレ
板がどのようにシールされるか及びノズル・キャップ又
はナットによってどのように所定位置に保持されるかを
示している。図9において、スプレ・ヘッド120は、
周知の方法で分配板123に取付けられた1個以上の流
量制御弁122を具備する。ファスナー124は、流量
制御弁122の各々を夫々のほぼ円柱形のノズル取付部
材125に接続する。これらのノズル取付部材125は
オネジ126と空気導路128とを有し、この空気導路
128は、一端部が分配板123の加圧空気供給源12
9に連通し、他端部がほぼ円筒状の空洞130に達する
と共にその空洞130に連接している。空洞130は、
ノズル取付面132からノズル取付部材125内を延在
している。各ノズル取付部材125は接着材導路134
を更に有し、この接着材導路134は、一端部が弁12
2内のホットメルト接着材供給部135に連通し、他端
部がシール孔136に達すると共にそのシール孔136
に連接している。シール孔136は空洞130と同心
で、空洞130からノズル取付部材125内に更に延在
している。ノズル138は前述したノズル30と構造が
類似しており、ノズル板140を具備し、このノズル板
140は裏面144から延在したスタッド、即ち軸14
2を有する。尚、この軸142は、ノズル30と比べて
みると、ネジ部を有していない。ノズルチップ(ノズル
の末口)146はノズル板140の正面148から延在
し、接着材オリフィス150を有する。ノズル接着材通
路152は接着材オリフィス150から軸142を通っ
てノズル全体を貫通し、接着材導路134と連通してい
る。ノズル板140の裏面144は1個の環状空気溝1
54と複数の空気ジェット孔156とを有し、これらの
空気ジェット孔156は環状空気溝154とノズル板1
40の正面148との間に延在している。Oリング15
7は軸142に形成されたOリング溝158に取付けら
れている。ノズル138がノズル取付面132に取付け
られる際には、軸142は接着材導路134内のシール
孔136内を摺動し、Oリング157をOリング溝15
8とシール孔136の側壁との間で押しつぶす。こうし
て、Oリング157によって、接着材導路134内のホ
ットメルト接着材と円筒状空洞130内の加圧空気との
間にシールが形成される。
【0041】ノズル138は、ノズル・キャップ160
によってノズル取付部材125に固定される。このノズ
ル・キャップ160はノズル取付部材125のネジ12
6に螺合するメネジ161を有する。Oリング162
は、円筒状空気空洞130を取り囲む、即ち取巻く環状
Oリング溝164内に位置している。ノズル・キャップ
160が締付けられると、裏面144がノズル取付面1
32に対して押圧され、これによってOリング162が
押しつぶされて、ノズル板140の裏面144の外周付
近にシールが形成される。こうして、Oリング162は
ノズル板140とノズル取付面132との間にシールを
形成し、加圧空気が空洞130から漏出することを防止
する。
【0042】以上において実施例を詳細に説明すること
によって、本発明を記載して来たが、これは請求の範囲
を何等制限又は限定する意図ではない。別の利点や変更
例が存在することは当業者には明らかであろう。例え
ば、上述したノズル構造と分配板へのノズルの取付方法
とは、個々の接着材通路に流体を送出する際にその流体
を計量しないタイプのスプレ・ヘッドにも使用可能であ
る。このようなスプレ・ヘッドは、入口14からの接着
材を単に、中央マニホールド24と分配板26とを介し
て直接にノズルの接着材通路52に送るものである。更
に、本発明のノズル構造は各接着材通路に対して複数の
二方弁の使用を必要とせずに、複数の弁の代りに単一の
弁を使用して、全ノズルに流れる接着材流をひとまとめ
にして制御することもできる。
【0043】また、スプレ円板の周辺ノッチ66の代り
に、スプレ円板の周辺の内側に穿設した孔を使用するこ
ともできる。ノズルのスプレ円板又はスプレ板は形状を
円形から六角形状に変えることもできる。従って、この
六角形状のノズルは通常のレンチを使用して取付けられ
るので、周辺ノッチは不要である。スプレ板はその他の
所望の幾何学的形状とすることもできる。更に、ノズル
は、軸のネジ部の代りに別個のネジやその他のファスナ
ーを使ってノズル取付面に取付けることもできる。また
は、軸とノズル取付孔とは、ノズルを分配板に保持する
のに必要な力を発生するようなテーパーの付いた嵌合形
状とすることもできる。または、ノズルの軸は、分配板
のノズル取付孔に圧入することもできる。更に分配板を
介してノズル取付面に達する接着材通路と空気流通路と
の正確な配置は、用途に応じて変更することもできる。
【0044】図9の実施例がいくつかの別の構造をとり
得ることは明白であろう。例えば、ノズル・キャップ1
60はノズル138とは別個の部品としてもよい。また
は、ノズル・キャップ160とノズル138は単一の部
材としてもよい。更に、加圧空気空洞130は図9に示
したように内部側壁を有しない円筒形状にしてもよい
し、図6に示したものに類似した環状溝としてもよい。
更に、ノズル取付部材125は、流量制御弁122に接
続するのではなく、分配板123の表面に直接取付けて
もよい。
【0045】従って、本発明はその最広の態様では図示
及び説明した特定の詳細構成に限定されるものではな
い。本発明の精神や範囲から逸脱することなく、上述の
詳細構成から種々の発展がなされるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用されるシステム全体の部材を示し
たスプレ・ヘッドの底部斜視図。
【図2】本発明のノズルを示した、図1の線2−2に沿
った拡大断面図。
【図3】ノズルの裏面を示した、図2の線3−3に沿っ
た断面図。
【図4】ノズルに関連する接着材通路及び空気流通路を
示した分配板の斜視図。
【図5】本発明のノズルの最小中心線間隔を示した分配
板の底面図。
【図6】空気流通路をノズル取付面に導く別の実施例を
示した図2と類似の断面図。
【図7】空気ディフューザーがノズル・スプレ板の軸か
らノズル取付面の空気空洞内に半径方向に延在している
本発明の別の態様を示した断面図。
【図8】ノズル・スプレ板の軸に取付けられるように構
成されたディフューザー機構の第2の実施例を示した平
面図。
【図9】スプレ板がノズル・キャップによってノズル取
付部材に固着されるような用途に関するスプレ板の更に
別の実施例を示した断面図。
【符号の説明】
12 スプレ・ヘッド 26 分配板 30 ノズル 32 ノズル取付面 40 スプレ円板 42 裏面 48 正面 50 空気ジェット孔 52 接着材通路 54 軸 59 ネジ端 60 Oリング 65 Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スコット リチャード ミラー アメリカ合衆国.30075 ジョージア,ロ スウェル,シャグバーク トレイル 10845 (72)発明者 アラン ロバート ラムズペック アメリカ合衆国.30130 ジョージア,カ ミング,フライヤー タック コート 2025

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホットメルト接着材を細長のストランド
    の所定パターン状に吐出する為にホットメルト接着材供
    給部と加圧空気供給源とに接続されたスプレ・ヘッドに
    使用されるように構成された接着材吐出ノズルであっ
    て、上記スプレ・ヘッドは少なくとも一つのノズル収容
    空洞を有するノズル取付面を具備し、上記ノズル収容空
    洞は、上記ホットメルト接着材を搬送する為に上記ホッ
    トメルト接着材供給部に連通する接着材流通路と、上記
    加圧空気を搬送する為に上記加圧空気供給源に連通する
    空気送出用の流通路との両方に交差し、 上記接着材吐出ノズルは、 正面と反対側の裏面とを有するスプレ板と、 上記スプレ板の上記正面に配置されたノズルチップと、 上記ノズルチップを取り囲み、かつ上記スプレ板を貫通
    して上記スプレ板の上記正面と上記裏面とに交差する複
    数の空気孔と、 上記スプレ板の上記裏面から外方に延在した軸と、 を具備し、 上記軸は、 上記スプレ板と結合された一端部と、 上記スプレ板を上記ノズル取付面に連結するように構成
    された他端部のネジ部と、 上記ネジ部と上記スプレ板の上記裏面との間において上
    記軸に配置され、上記スプレ・ヘッドに形成された孔の
    側壁とシール接触状態になるように構成された第1の環
    状シール領域とを有し、 上記接着材吐出ノズルは更に、 上記ノズルチップと上記スプレ板と上記軸とを貫通し上
    記接着材流通路に連接した接着材通路と、 上記複数の空気孔を取り囲む第2の環状シール領域を有
    し、上記ノズル取付面とシール接触状態になるように構
    成された上記スプレ板の上記裏面と上記第1の環状シー
    ル領域と上記ノズル取付面との間に延在する上記ノズル
    取付空洞内の上記孔の上記側壁と上記軸との間に配置さ
    れ、上記空気送出用通路の出口と上記複数の孔の入口と
    の間において上記ノズル取付空洞内の上記加圧空気の流
    れを拡散する手段とを具備することを特徴とする接着材
    吐出ノズル。
  2. 【請求項2】 上記拡散する手段は、上記軸の中心線に
    ほぼ垂直な平面内に配置されたディフューザー円板を更
    に具備する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の環状シール領域は第1の環状
    シールを具備し、上記第1の環状シールは上記ネジ部と
    上記スプレ板の上記裏面との間の上記軸に取付けられる
    と共に上記スプレ・ヘッドとシール接触状態になるよう
    に構成され、 上記第2の環状シール領域は第2の環状シールを具備
    し、上記第2の環状シールは上記スプレ板の上記裏面に
    取付けられかつ上記複数の空気孔を取り囲みかつ上記ノ
    ズル取付面とシール接触状態になるように構成されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の接着材吐出ノズル。
  4. 【請求項4】 上記第1の環状シールは上記スプレ・ヘ
    ッドとシール接触状態になるように構成された第1のO
    リングを具備し、 上記第2の環状シールは上記ノズル取付面とシール接触
    状態になるように構成された第2のOリングを具備する
    ことを特徴とする請求項3に記載の接着材吐出ノズル。
  5. 【請求項5】 ホットメルトの細長接着材ファイバーを
    基材上に螺旋パターン状に吐出する為にホットメルト接
    着材供給部と加圧空気供給源とに接続されたスプレ・ヘ
    ッドと共に使用されるように構成された接着材吐出ノズ
    ルであって、上記スプレ・ヘッドはノズル取付面を有
    し、上記ノズル取付面は、上記ホットメルト接着材を搬
    送する為に上記ホットメルト接着材供給部に連通する接
    着材流通路と、上記加圧空気を搬送する為に上記加圧空
    気供給源に連通する空気送出用の流通路との両方に交差
    し、 上記接着材吐出ノズルは、 一方の面に形成された正面と反対側の面に形成された裏
    面とを有するスプレ板と、 上記正面に位置し、上記正面から外方に延在したノズル
    チップと、 上記裏面に位置し、上記裏面から外方に延在した軸と、 を具備し、 上記軸は、 上記スプレ板と一体である一端部と上記軸の他端部に形
    成され、上記スプレ板を上記ノズル取付面に結合するよ
    うに構成されたネジ部と、 上記ネジ部と上記スプレ板の上記裏面との間の上記軸に
    配置された第1の環状シール収容溝と、 を有し、 上記接着材吐出ノズルは更に、 上記第1の環状シール収容溝内に位置し、上記加熱され
    たホットメルト接着材を上記加圧空気から分離するよう
    に上記ノズル取付面に形成された孔とシール接触状態と
    なるように構成された第1のOリング・シールと、 上記軸と上記スプレ板と上記ノズルチップとを貫通し、
    上記接着材流通路に連接した接着材通路と、 上記スプレ板の上記反対側面から上記スプレ板の上記正
    面へ上記スプレ板を貫通する空気流通用の複数の孔と、 上記複数の空気孔を取り囲み、上記複数の孔と上記スプ
    レ板の周辺との間で上記スプレ板の上記裏面に配置され
    た第2の環状シール収容溝と、 上記第2の環状シール収容溝内に位置しかつ上記環状シ
    ール収容溝とシール接触状態になり、上記裏面と上記ノ
    ズル取付面との間からの加圧空気の漏出を防止する為に
    上記ノズル取付面とシール接触状態になるように構成さ
    れた第2のOリング・シールと、 上記第1の環状シール領域と上記ノズル取付面との間に
    延在した上記ノズル取付空洞の側壁と上記軸との間に配
    置され、上記空気送出用通路の出口と上記複数の孔の入
    口との間において上記ノズル取付空洞内の加圧空気の流
    れを拡散する手段と、 を具備することを特徴とする接着材吐出ノズル。
  6. 【請求項6】 加熱されたホットメルト接着材を細長ス
    トランドの所定パターン状に吐出する為にホットメルト
    接着材供給部と加圧空気供給源とに接続されたスプレ・
    ヘッドであって、 上記スプレ・ヘッドは分配板と、 複数の接着材吐出ノズルと、 を具備し、 上記分配板は上記ホットメルト接着材供給部に連通する
    ように構成された複数の接着材通路と、 上記加圧空気供給源に連通するように構成された複数の
    空気流通路と、 複数のノズル収容位置を有し、上記複数のノズル収容位
    置の各々において上記複数の接着材通路の一つと上記複
    数の空気流通路の一つとに交差する平坦なノズル取付面
    と、 を有し、 上記複数の接着材吐出ノズルの各々は、 接着材オリフィスに達するように貫通する接着材通路と
    上記接着材オリフィスを取り囲む複数の空気孔とを有す
    ると共に、更に裏面を有するスプレ板と、 上記ノズル取付位置の夫々において上記複数のノズルの
    夫々の一つを上記ノズル取付面に取付ける為に上記複数
    のノズルの夫々の一つの上記裏面から延在し、これによ
    って複数のノズルの夫々の一つの上記接着材オリフィス
    を上記接着材通路の一つに連通させると共に上記複数の
    ノズルの夫々の一つの上記複数の空気孔を上記空気流通
    路の一つに連通させる結合手段と、 を有し、 上記スプレ・ヘッドは更に、 上記空気送出用の通路の出口と上記複数の孔の入口との
    間において上記ノズル取付空洞内の加圧空気の流れを拡
    散する為に、上記第1の環状シール領域と上記ノズル取
    付面との間に延在する上記ノズル取付空洞内の上記孔の
    上記側壁と上記軸との間に配置された手段と、 を具備することを特徴とするスプレ・ヘッド。
  7. 【請求項7】 ホットメルト接着材を基材上に螺旋パタ
    ーン状に吐出する為にホットメルト接着材供給部と加圧
    空気供給源とに接続された流体吐出ヘッドと一緒に使用
    されるように構成された接着材吐出ノズルであって、上
    記流体吐出ヘッドはノズル取付部材の一端部に結合さ
    れ、上記ノズル取付部材はその反対側端部にノズル取付
    面を有し、上記接着材吐出ノズルはキャップによって上
    記ノズル取付部材の上記反対側端部に固定され、上記ノ
    ズル取付面は、上記ホットメルト接着材を搬送する為に
    上記ホットメルト接着材供給部に連通する接着材導路と
    上記加圧空気を搬送する為に上記加圧空気供給源に連通
    する空気導路との両方に交差し、 上記接着材吐出ノズルは、 上記キャップと係合可能に構成され、正面と反対側の裏
    面とを有するスプレ板と、 上記スプレ板の上記正面に配置されたノズルチップと、 上記ノズルチップを取り囲み、上記スプレ板を貫通して
    上記スプレ板の上記正面と上記裏面とに交差する複数の
    空気孔と、 上記スプレ板の上記裏面から外方に延在する軸と、 を具備し、 上記軸は、 上記スプレ板と一体である一端部と、 上記接着材導路に連接する上記ノズル取付面の孔内に延
    在するように構成された反対側の端部と、 上記ネジ部と上記スプレ板の上記裏面との間において上
    記軸に配置され、上記ノズル取付面の上記孔とシール接
    触状態になるように構成された第1の環状シール領域
    と、 を有し、 上記接着材吐出ノズルは更に、 上記ノズルチップと上記スプレ板と上記軸とを貫通し、
    上記ノズル取付部材の上記接着材導路に連接するように
    構成された接着材通路と、 第2の環状シール領域を有する上記スプレ板の上記裏面
    と、 を具備し、 上記第2の環状シール領域は上記複数の空気孔を取り囲
    み、上記ノズル取付面とシール接触状態となるように構
    成され、上記複数の空気孔と上記スプレ板の周縁との間
    に位置していることを特徴とする接着材吐出ノズル。
  8. 【請求項8】 上記第1の環状シール領域は第1の環状
    シールを具備し、上記第1の環状シールは上記ネジ部と
    上記スプレ板の上記裏面との間の上記軸に取付けられ、
    上記ノズル取付面の上記孔にシール接触状態になるよう
    に構成され、 上記第2の環状シール領域は第2の環状シールを具備
    し、上記第2の環状シールは上記スプレ板の上記裏面に
    取付けられ、かつ上記複数の空気孔を取り囲み、かつ上
    記複数の空気孔と上記スプレ板の周縁との間の位置にお
    いて上記ノズル取付面とシール接触状態となるように構
    成されたことを特徴とする請求項7に記載の接着材吐出
    ノズル。
  9. 【請求項9】 上記第1の環状シールは第1のOリング
    を有し、上記第2の環状シールは第2のOリングを有す
    ることを特徴とする請求項8に記載の接着材吐出ノズ
    ル。
  10. 【請求項10】 ホットメルト接着材を基材上にホット
    メルト接着材の細長ストランドの所定パターン状に吐出
    する為にホットメルト接着材供給部と加圧空気供給源と
    に接続される流体吐出ヘッドであって、 上記流体吐出ヘッドは、ノズル取付部材と接着材吐出ノ
    ズルと第1のOリング・シールと接着材通路と複数の孔
    と第2の環状シール収容溝と第2のOリング・シールと
    キャップとを具備し、 上記ノズル取付部材は、 上記流体吐出ヘッドに取付けられた一端部と、 上記ノズル取付部材の反対端に近傍のノズル取付面と、 上記ノズル取付面に交差する第1の端部と上記ホットメ
    ルト接着材供給部に接続するように構成された第2の端
    部とを有する接着材導路と、 上記ノズル取付面に交差する第1の端部と上記加圧空気
    供給源に接続するように構成された第2の端部とを有す
    る空気導路と、 を有し、 上記接着材吐出ノズルは、 一方の側に形成された正面と反対側に形成され上記ノズ
    ル取付面の近傍に位置する裏面とを有するスプレ板と、 上記正面に位置し、上記正面から外方に延在したノズル
    チップと、 上記裏面から外方に延在した軸と、 を有し、 上記軸は、 上記スプレ板と一体である一端部と、 上記ノズル取付面内の上記接着材導路内に延在するよう
    に構成された反対側の端部と、 上記ネジ部と上記スプレ板の上記裏面との間において上
    記軸に配置された第1の環状シール収容溝とを有し、 上記第1のOリング・シールは、上記第1の環状シール
    収容溝内に位置し、上記加熱ホットメルト接着材を上記
    加圧空気から分離する為に上記接着材導路とシール接触
    状態となるように構成されており、 上記接着材通路は上記軸と上記スプレ板と上記ノズルチ
    ップとを貫通し、かつ上記接着材導路に連接しており、 上記複数の孔は、空気の流通の為に上記スプレ板の上記
    反対側から上記正面まで上記スプレ板を貫通しており、 上記第2の環状シール収容溝は、上記複数の空気孔を取
    り囲むと共に、上記複数の孔と上記スプレ板の周辺との
    間において上記スプレ板の上記裏面に配置されており、 上記第2のOリング・シールは、上記第2の環状シール
    収容溝内に位置しかつこの溝とシール接触しており、上
    記裏面と上記ノズル取付面との間からの加圧空気の漏出
    を防止する為に上記ノズル取付面とシール接触状態とな
    るように構成され、 上記キャップは、上記スプレ板の上記正面に接触する環
    状肩部を有し、上記接着材吐出ノズルを上記ノズル取付
    部材の上記ノズル取付面に固着する為に上記ノズル取付
    部材に結合されることを特徴とする流体吐出ヘッド。
JP17699695A 1994-07-13 1995-07-13 ディフューザー及び改良シールを有する狭中心線間隔用スプレ円板 Withdrawn JPH0852388A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US27424294A 1994-07-13 1994-07-13
US08/274242 1994-07-13

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0852388A true JPH0852388A (ja) 1996-02-27

Family

ID=23047402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17699695A Withdrawn JPH0852388A (ja) 1994-07-13 1995-07-13 ディフューザー及び改良シールを有する狭中心線間隔用スプレ円板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0852388A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313170A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Nordson Corp 個別化した処理空気制御部を有する液体ディスペンサ
JP2006513029A (ja) * 2003-01-24 2006-04-20 スプレイング システムズ カンパニー 集合取付け可能なスプレーガン
US8196778B2 (en) 2002-01-28 2012-06-12 Nordson Corporation Process air-assisted dispensing systems
US9914147B2 (en) 2006-01-06 2018-03-13 Nordson Corporation Liquid dispenser having individualized process air control
JP2019178516A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 フジモリ産業株式会社 透水シート及びその製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8196778B2 (en) 2002-01-28 2012-06-12 Nordson Corporation Process air-assisted dispensing systems
US8286833B2 (en) 2002-01-28 2012-10-16 Nordson Corporation Dispensing systems for dispensing a heated liquid
US8453880B2 (en) 2002-01-28 2013-06-04 Nordson Corporation Process air-assisted dispensing systems and methods
JP2006513029A (ja) * 2003-01-24 2006-04-20 スプレイング システムズ カンパニー 集合取付け可能なスプレーガン
JP2005313170A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Nordson Corp 個別化した処理空気制御部を有する液体ディスペンサ
US9914147B2 (en) 2006-01-06 2018-03-13 Nordson Corporation Liquid dispenser having individualized process air control
JP2019178516A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 フジモリ産業株式会社 透水シート及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7121479B2 (en) Universal dispensing system for air assisted extrusion of liquid filaments
JP2554731B2 (ja) 計量歯車ヘッド用のスプレヘッド付属具及びホットメルト接着剤を塗布する方法
US4899937A (en) Convertible spray nozzle
US5292068A (en) One-piece, zero cavity nozzle for swirl spray of adhesive
CA2050670C (en) Nozzle cap for an adhesive dispenser
US6997405B2 (en) External mix air atomizing spray nozzle assembly
USRE41864E1 (en) Swirl unit, orifice plate, and spray nozzle including same
US4595143A (en) Air swirl nozzle
US20200038889A1 (en) Nozzle for a spray gun, nozzle set for a spray gun, spray guns and methods for producing a nozzle for a spray gun
WO2007024381A2 (en) Improved external mix air atomizing spray nozzle assembly
AU2005258199B2 (en) Air induction liquid spray nozzle assembly
US6378784B1 (en) Dispensing system using a die tip having an air foil
JPH07155653A (ja) 高温溶融接着剤吹付けノズル
AU620920B2 (en) Nozzle attachment for an adhesive spray gun
CA2881029A1 (en) Full cone air-assisted spray nozzle assembly
CA2162235C (en) Air assisted atomizing spray nozzle
JPH07508680A (ja) 空気噴霧ノズル
US5238190A (en) Offset nozzle assembly
JPH0852388A (ja) ディフューザー及び改良シールを有する狭中心線間隔用スプレ円板
EP0271316B1 (en) Convertible spray nozzle
JPH0788531A (ja) スプレーノズル
US4796813A (en) Viscous fluid spraying apparatus having a unitary nozzle
CN218872551U (zh) 多级雾化喷头
KR102446313B1 (ko) 분무기용 노즐
JPH0994487A (ja) 霧化ノズル

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021001