JPH085123Y2 - ごみ屑圧縮装置 - Google Patents

ごみ屑圧縮装置

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JPH085123Y2
JPH085123Y2 JP5245092U JP5245092U JPH085123Y2 JP H085123 Y2 JPH085123 Y2 JP H085123Y2 JP 5245092 U JP5245092 U JP 5245092U JP 5245092 U JP5245092 U JP 5245092U JP H085123 Y2 JPH085123 Y2 JP H085123Y2
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debris
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茂 鯉江
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有限会社コイエ開発
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ごみ屑投入口からごみ
屑収容室内に投入されたごみ屑を圧縮するごみ屑圧縮装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のごみ屑圧縮装置は、例え
ば実開昭60ー62406号公報に示されているよう
に、ごみ収容室の側部に圧縮室を設け、ごみ収容室内の
ごみを油圧シリンダに取り付けられた圧縮板により押し
つけて圧縮室内にて圧縮させるようにしている。また、
実公昭61ー24484号公報に示されているように、
使用者がペダルを踏むことによりごみ収容室内に設けた
可動ケースを駆動装置を介して上下させ、ごみ収容室内
のごみ屑を圧縮させるようにしたものがある。さらに、
特開平3ー249001号公報に示されているように、
ごみ屑収容装置の上部にごみ圧縮部を設け、ごみ圧縮部
内に設けた圧縮体をペダル操作により、杵部材及びスプ
リングを介してごみ収容室内に昇降させてごみ屑を圧縮
させるようにしたごみ屑圧縮装置がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記第1のご
み屑圧縮装置は、ごみ収容室の側部に圧縮室を設けなけ
ればならないためごみ屑圧縮装置が大型になり広い設置
場所を占有することになるため、省スペースの要請から
オフィス等において使用するには問題がある。また、上
記第2、第3のごみ屑圧縮装置は、設置場所の問題は解
消されるものの、ごみ屑の圧縮に際して一々足でペダル
を踏む必要があり、利用者にとって非常に煩雑である。
本考案は、上記した課題を解決しようとするもので、簡
易な構成でかつ自動的に投入されたごみ屑を圧縮するこ
との可能なごみ屑圧縮装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために上記請求項1に係る考案の構成上の特徴は、上面
の一部にごみ屑投入口を設けた箱状の機本体と、同機本
体内の前記ごみ屑投入口の下側に設けられたごみ屑収容
室と、同機本体内の前記ごみ屑収容室に隣接して設けら
れた機械室と、同機械室内にて機械室と前記ごみ屑収容
室との隣接面に対して平行かつ水平状態にて前記機本体
に回転可能に取り付けられた回転軸と、同回転軸に固定
されてその一部に板状の押圧部を有するごみ屑圧縮部材
と、前記回転軸を回動させることにより前記ごみ屑圧縮
部材を回動させて前記押圧部を前記機械室から前記ごみ
屑収容室に移動させる回転駆動装置とを備えたことにあ
る。また、上記請求項2に係る考案の構成上の特徴は、
前記ごみ屑投入口の少なくとも一部に紙細断装置を取り
付けたことにある。
【0005】
【考案の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る考案においては、ごみ屑投入口からごみ屑収容室内
にごみ屑が投入された後、回転駆動装置が回転軸を回動
させることにより回転軸に取り付けられて機械室内に設
けられたごみ屑圧縮部材を回動させ、押圧部をごみ屑収
容室内に移動させることによりごみ屑収容室内に貯えら
れたごみ屑を圧縮してその体積を減少させる。その結
果、上記請求項1に係る考案によれば、ごみ屑収容室の
他に別途圧縮室等を設ける必要がないので、ごみ屑圧縮
装置を占有床面積の小さいコンパクトな構成とすること
が出来、オフィス等で使用するのに好適である。また、
このごみ屑圧縮装置は、自動的にごみ屑を圧縮して収容
室内に収容することが出来るので、使用者にとって便利
である。
【0006】また、上記のように構成した請求項2に係
る考案においては、前記ごみ屑投入口に紙細断装置を取
り付けたことにより、ごみ屑を細断しながら圧縮するこ
とが出来るので、上記請求項1に係る考案の効果に加
え、ごみ屑を圧縮する効率が高められるとともに書類の
秘密保持を図ることもできる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面により具体的
に説明する。図1〜図3は本考案に係るごみ屑圧縮装置
を概略的に示したものである。ごみ屑圧縮装置は底壁の
前後左右の4か所にキャスター11を設けた直方体形状
の本体10を備えている。本体10は、右側壁10a,
左側壁10b,背壁10c及び底壁10dにより構成さ
れており、前面の開口部はドア12により開閉されるよ
うになっている。また、本体上部の前半部分にはごみ屑
投入口13が設けられており、後半部分はカバー14に
より被覆されている。
【0008】本体10bの内部は、前後方向の略中間位
置にて枠部材10e及び後述するラバーシートにより前
半部分と後半部分とに区分けされており、前半部分はご
み屑収容室H1を構成し、後半部分は圧縮部材等を収容
する機械室H2を構成している。ごみ屑収容室H1には
ごみ屑を収容するための段ボール箱20が本体10の内
壁にほぼ密着した状態で挿入されている。段ボール箱2
0の折り曲げ部分は、前部20a及び左右両側部20b
が垂直に伸びた状態に保たれ、後部20cのみが後ろ側
に曲げられ段ボール箱20の背壁に密着した状態に保た
れる。段ボール箱20内には、ごみ屑収容室H1の上部
に設けられたごみ屑投入口13から投入されたごみ屑が
収容されるようになっており、また、ごみ屑で満杯にな
った段ボール箱20はドア12を開放することにより前
面開口部から取り出されるようになっている。
【0009】機械室H2の下部には、図1に示すよう
に、本体10の背壁10c内面に取り付けられた支持板
31にリブ32aにより補強して取り付けられた支持台
32が設けられている。支持台32の前部には、図4に
示すように、左右に設けられた軸受け部33,34に軸
支された回転軸35が設けられている。回転軸35には
本考案の要部であるごみ屑圧縮部材36が固定されてお
り、また、回転軸35のごみ屑圧縮部材取り付け位置の
右側には第1プーリ部材37が取り付けられている。
【0010】ごみ屑圧縮部材36は、図1及び図4に示
すように、パイプ形状の取り付け部36aと、取り付け
部の両端部に固着された左右一対の腕部36b1 ,36
b2と、機械室H2の左右方向寸法と略同一の幅で長さ
方向の中間部分にて前方に凸になるように折り曲げられ
てくの字状に形成され両腕部36b1 ,36b2 に一体
的に取り付けられた押圧板部36cとを備えている。押
板部材36は、取り付け部36aを回転軸35に嵌合さ
せビス止めすることにより回転軸35に取り付けられ
る。そして、ごみ屑圧縮部材36は、基準位置(図1の
実線にて記載した位置)にて押圧板部36cの前半部分
が垂直状に保たれてごみ屑収容室H1と機械室H2の境
界部分に配置されると共に先端部が本体10の上端に近
接している。また、押圧板部36cの前半部分の全面に
はラバーシート36dが張りつけられており、ラバーシ
ート36dの他端は押圧板部36cの中間部分から垂れ
下がり段ボール箱20の背面20cにまで延出してい
る。このラバーシート36dによりごみ屑収容室H1と
機械室H2の境界が区切られ、ラバーシート36dはご
み屑収容室H1から機械室H2へのごみ屑の移動を防止
している。
【0011】支持台32上におけるごみ屑圧縮部材36
の右腕部36b1 の左側近接位置には、図1及び図4に
示すように、基準位置検出スイッチ38が設けられてお
り、基準位置検出スイッチ38は右腕部36b1を検出
することによりごみ屑圧縮部材36が基準位置に達した
ことを検知する。この基準位置検出スイッチ38は、前
方の物体の存在による磁気等の変化を検出する形式の近
接スイッチである。また、左軸受け部34の上部には、
図5に示すように、ごみ屑圧縮部材36の回動の終端位
置(図1の二点鎖線にて記載した位置)を検出する終端
位置検出スイッチ39が設けられており、終端位置検出
スイッチ39は左腕部36b2 を検出することによりご
み屑圧縮部材36が終端位置に達したことを検知する。
この終端位置検出スイッチ39も、基準位置検出スイッ
チ38と同一の形式のスイッチである。ただし、両位置
検出スイッチ38,39はこの形式のものに限るもので
はなく、例えば光電スイッチ等の類似の検出スイッチを
用いてもよい。
【0012】機械室H2の上部には、図1に示すよう
に、本体10の背壁10cの内面に取り付けられた支持
板41に垂直に取り付けられた支持台42が設けられて
おり、支持台42上には電動モータ43が回転軸(図示
省略する)の軸線方向を左右に向けて載置されている。
そして、電動モータ43の右側から突出した回転軸の突
出部分に第2プーリ部材44が取り付けられている。こ
の第2プーリ部材44は、前記第1プーリ部材37とベ
ルト45を介して連結されており、電動モータ43の駆
動力が回転軸35に伝達されるようになっている。な
お、支持台42はボルト46により上下動が可能なよう
になっており、ボルト46の位置を調節することにより
ベルト45の張りを調節できるようになっている。
【0013】ごみ屑投入口13は、図1,図3に示すよ
うに、その前半部分に位置し直接ごみ屑収容室H1内に
ごみ屑を投入させる直接投入部13aと、その後半部分
に位置し紙屑を細断するシュレッダ部13bとを備えて
いる。なお、使用目的に応じて直接投入部13aとシュ
レッダ部13bとのいずれか一方を設けるようにしても
よい。また、後部カバー14は、プレススイッチPS,
満杯表示ランプFL,パイロットランプPL,電源スイ
ッチS等を備えた操作パネル15を設けており、カバー
14内部にはごみ屑圧縮装置の動作を制御する電気制御
装置50が備えられている。
【0014】次に、電気制御装置50の電気回路構成を
図6及び図7に基づいて説明する。なお、図6及び図7
の端子l1 とl2 はそれぞれ接続されている。電気回路
の共通導線L1 ,L2 は、電源スイッチSを介して商用
電源に接続されており、電源スイッチSをオンさせるこ
とにより共通導線L1 ,L2 間に100vの商用電圧が
供給され、パイロットランプPLが点灯するようになっ
ている。共通導線L1 ,L2 間にはプレッススイッチP
Sがリレー1のコイルR1 及び常閉接点X51、 X81を介
して接続されており、プレススイッチPSをオンさせる
ことによりコイルR1 が励磁される。なお、リレー1
は、コイルR1 および常開接点X11およびX12により構
成される。リレー4のコイルR4 及びモータスイッチ用
リレー1のコイルRS1 は、一端にて常開接点X12及び
常閉接点X61を介して共通導線L1 に接続され、他端に
て共通導線L2 に互いに並列に接続されており、リレー
1のコイルR1 が励磁され常開接点X12がオン状態にな
ることにより励磁される。なお、リレー4は、コイルR
4 および常開接点X41および常閉接点X42により構成さ
れる。モータスイッチ用リレー1は、コイルRS1 ,常
開接点SX11、SX13および常閉接点SX12により構成
される。
【0015】タイマTMは、一端にて常開接点X41を介
して共通導線L1 に接続され他端にて共通導線L2 に接
続され、コイルR4 の励磁により設定時間5秒の計時を
開始する。タイマスイッチTS1 は、一端にて共通導線
L1 に接続され他端にて常開接点X31、常閉接点X71お
よびX82、リレー5のコイルR5 を介して共通導線L2
に接続されており、タイマの設定時間の計時終了に応じ
てオン状態にされる。なお、リレー5は、コイルR5 及
び常開接点X52、X53および常閉接点X51、X54により
構成される。リレー6のコイルR6 及びモータ用リレー
2のコイルRS2 は、一端にて並列に配列された常開接
点X53及びX83、常閉接点X42,X91を介して共通導線
L1に接続され、他端にて共通導線L2 に接続されてい
る。リレー6は、コイルR6および常開接点X62、X63
および常閉接点X61により構成される。モータスイッチ
用リレー2は、コイルRS2 および常開接点SX21、S
X23および常閉接点SX22により構成される。リレー7
のコイルR7 は、一端にて常開接点X21、X62及び常閉
接点X84を介して共通導線L1 に接続され、他端にて共
通導線L2 に接続されている。リレー7は、コイルR7
および常閉接点X71、X72により構成される。タイマス
イッチTS2 は、一端にて共通導線L1 に接続され他端
にて常閉接点X32,X54,X72及びリレー8のコイルR
8 を介して共通導線L2 に接続されており、タイマTM
の設定時間の計時終了に応じてオン状態になる。リレー
8は、コイルR8 ,常開接点X83,X85,X86及び常閉
接点X81,X82,X84により構成される。リレー9のコ
イルR9 は、一端にて常開接点X22,X63,X86を介し
て共通導線L1 に接続され、他端にて共通導線L2 に接
続されている。また、ランプが一端にて常開接点X92を
介して共通導線L1 に他端にて常開接点X86およびコイ
ルR9 の中間に接続されている。リレー9は、コイルR
9 および常開接点X92及び常閉接点X91により構成され
る。
【0016】基準位置検出スイッチ38は、一端にて共
通導線L1 に接続され、他端にてリレー2のコイルR2
を介して共通導線L2 に接続されている。リレー2は、
コイルR2 及び常開接点X21,X22により構成されてい
る。終端位置検出スイッチ39は、一端にて共通導線L
1 に接続され、他端にてリレー3のコイルR3 を介して
共通導線L2 に接続されている。リレー2は、コイルR
3 ,常開接点X31及び常閉接点X32により構成されてい
る。電動モータ43は、端子u,v,wを有しており、
端子vーw間にコンデンサを備えた正逆転可能な誘導電
動モータである。そして、端子uは常開接点SX11、S
X21を並列に介して共通導線L1 に接続され、端子vは
常開接点SX22及び常閉接点SX12を介して共通導線L
2 に接続されて、端子wは常開接点SX13及び常閉接点
SX23を介して共通導線L2 に接続されている。電動モ
ータ43は、端子u,v間に商用電圧が供給されたとき
に図2に示す時計方向に回動を開始し、端子u,w間に
商用電圧が供給されたときに図2に示す反時計方向に回
動を開始する。
【0017】次に、本考案に係るごみ屑圧縮装置の動作
を説明する。まず、本体上面の操作パネル15に設けら
れた電源スイッチSをオンさせ、その後、本体10の前
面の扉12を開放し、ごみ屑収容室H1内にごみ屑を封
入させる段ボール箱20を設置して扉12を閉止する。
そして、廃棄しようとするごみ屑をごみ屑収容室H1の
上部に設けたごみ屑投入口13のシュレッダ部13bか
らごみ屑収容室H1内に投入し、ごみ屑収容室H1内が
ごみ屑で満たされたとき、使用者がプレススイッチPS
をオンさせると、コイルR1 が励磁され常開接点X12が
オンすることによりコイルR4 及びコイルRS1 が励磁
される。コイルRS1 の励磁に応じて常開接点SX11及
びSX13がオンし、電動モータ43の端子u,w間に商
用電圧が通電され電動モータ43が反時計方向に回動を
開始し、これともなって回転軸35及び回転軸に取り付
けられたごみ屑圧縮部材36が回動を開始する。そし
て、ごみ屑圧縮部材36の押圧板部36cが機械室H2
からごみ屑収容室H1内に移動し、ダンボール箱20内
のごみ屑に約150Kgの圧力を加えて圧縮を開始す
る。また、常開接点X41がオンしたことにより、タイマ
が設定時間5秒の計時を開始する。
【0018】ここで、段ボール箱20内のごみ屑が満杯
状態にないときは、ごみ屑圧縮部材36の押圧板部36
c先端が段ボール箱20の前面部に接近し、ごみ屑圧縮
部材36の左腕部36b2 が左側軸受け部34の上部に
設けられた終端位置検出スイッチ39に検出される。左
腕部36b2 の検出により終端位置検出スイッチ39が
オンすると、リレーコイルR3 が励磁され常開接点X31
がオンする。この間、ごみ屑圧縮部材36により段ボー
ル箱20内のごみ屑は押圧されて圧縮される。そして、
タイマTMによる5秒間の計時が終了すると、タイマス
イッチTS1 がオンしコイルR5 が励磁される。コイル
R5 の励磁により常開接点X53がオンし、これに応じて
コイルR6 及びコイルRS2 が励磁される。コイルR6
の励磁により常閉接点X61がオフにされ、これに応じて
コイルR4 及びコイルRS1 が消磁される。コイルRS
1 の消磁に応じて常開接点SX11、SX13がオフ状態に
なり、常閉接点X12がオン状態になり、端子u,w間へ
の通電が停止され電動モータ43の反時計方向への回動
が停止する。また、コイルR4 の消磁に応じて常開接点
X41がオフになることによりタイマTMの計時が停止さ
れる。一方、コイルRS2 の励磁に応じて常開接点SX
21、SX22がオン状態になり、常閉接点X23がオフ状態
になり、端子u,v間への通電が開始され電動モータ4
3が時計方向への回動を開始する。
【0019】電動モータ43の時計方向への回動により
ごみ屑圧縮部材36は機械室H2内に戻され、そして、
ごみ屑圧縮部材36が基準位置に達すると基準位置検出
スイッチ38が右腕部36b1 を検出しオン状態にな
る。基準位置検出スイッチ38のオン状態への変化に応
じて、コイルR2 が励磁され、これに応じて常開接点X
21がオン状態にされ、コイルR7 が励磁される。これに
より常閉接点X71がオフにされてコイルR5 が消磁さ
れ、さらに常開接点X53がオフにされコイルRS2が消
磁される。コイルRS2 の消磁に応じて常開接点SX2
1,SX22がオフ状態になり、常閉接点SX23がオン状
態になり、端子u,v間への通電が停止され電動モータ
43が時計方向への回動を停止する。上記動作の繰り返
しにより、ごみ屑収容室H1内に投入されたごみ屑は段
ボール箱20内に圧縮されて効率良く収容される。
【0020】そして、段ボール箱20内が圧縮されたご
み屑で一杯になったとき、プレススイッチPSをオンさ
せると、上記したようにごみ屑圧縮部材36が回動を開
始するが、押圧板部36cがごみ屑に当たってごみ屑圧
縮部材36の回動が制限され、この回動の制限により終
端位置検出スイッチ39が左腕部36b2 を検出するこ
とができず、オン状態にならないので、コイルR3 が励
磁されない。従って、常開接点X31はオン状態にされ
ず、常閉接点X32はオン状態のままである。従って、タ
イマTMによる計時が終了してタイマスイッチTS1 ,
TS2 がオンしたときコイルR8 が励磁され、常開接点
X83,X85,X86がオン状態にされ常閉接点X81,X8
2,X84がオフ状態にされ、これに応じてコイルR6 及
びコイルRS2 が励磁される。コイルR6 の励磁状態に
応じて常閉接点X61がオフにされ、コイルR4 及びコイ
ルRS1 が消磁され、これにより上記したように電動モ
ータ43の反時計方向への回動が停止され、同時に、コ
イルRS2 の励磁状態に応じて電動モータ43の時計方
向への回動が開始される。そして、電動モータ43の回
動によりごみ屑圧縮部材36が機械室H2内に戻され、
基準位置検出スイッチ38がごみ屑圧縮部材36を検出
すると、基準位置検出スイッチ38がオン状態になり、
常開接点X22のオンによりリレーコイルR9 が励磁され
る。コイルR9 の励磁に応じて、常閉接点X91がオフ状
態になり電動モータ43が停止しごみ屑圧縮部材36の
回動が停止する。また、常開接点X92がオン状態になる
ことにより、満杯表示ランプFLが点灯する。
【0021】上記したように、本実施例においては電気
制御装置50の制御下にて電動モータ43がベルト45
を介して回転軸35を回動させることにより回転軸35
に取り付けられて機械室H2内に設けられたごみ屑圧縮
部材36をごみ屑収容室H1内に移動させ、ごみ屑収容
室H1内に貯えられたごみ屑を圧縮してその体積を減少
させるようにしているので、ごみ屑収容室の他に別途圧
縮室等を設ける必要がない。従って、ごみ屑圧縮装置を
占有床面積の小さいコンパクトな構成とすることが出
来、省スペースの要請の大きいオフィス等で使用するの
に便利である。また、使用者はプレススイッチPSを押
すのみで収容室H1内に収容されたごみ屑を自動的に圧
縮させることが出来るので便利である。また、上記ごみ
屑圧縮装置は、ごみ屑投入口13の後半部分に紙屑を細
断するシュレッダ部13bを取り付けたことにより、紙
屑を細断しながら圧縮することが出来るので、ごみ屑を
圧縮する効率が高められるとともに書類の秘密保持を図
ることもできる。ただし、シュレッダ部は必要に応じて
取り付けを省略してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るごみ屑圧縮装置の概略
側面図である。
【図2】同ごみ屑圧縮装置の概略正面図。
【図3】同ごみ屑圧縮装置の概略平面図である。
【図4】同ごみ屑圧縮装置の機械室内を示す部分破断平
面図である。
【図5】ごみ屑圧縮部材の回転軸への取り付け状態を詳
細に示す正面図である。
【図6】同ごみ屑圧縮装置の電気制御装置の回路図の前
半部分である。
【図7】同ごみ屑圧縮装置の電気制御装置の回路図の後
半部分である。
【符号の説明】
10;本体、12;ドア、13;ごみ屑投入口、32;
支持台、33;右軸受け部、34;左軸受け部、35;
回転軸、36;ごみ屑圧縮部材、36a;取り付け部、
36b1 ,36b2 ;腕部、36c;押圧板部、37;
第1プーリ部材、38;基準位置検出スイッチ、39;
終端位置検出スイッチ、42;支持台、43;電動モー
タ、44;第2プーリ部材、45;ベルト、H1;ごみ
屑収容室、H2;機械室。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面の一部にごみ屑投入口を設けた箱状
    の機本体と、同機本体内の前記ごみ屑投入口の下側に設
    けられたごみ屑収容室と、同機本体内の前記ごみ屑収容
    室に隣接して設けられた機械室と、同機械室内にて機械
    室と前記ごみ屑収容室との隣接面に対して平行かつ水平
    状態にて前記機本体に回転可能に取り付けられた回転軸
    と、同回転軸に固定されてその一部に板状の押圧部を有
    するごみ屑圧縮部材と、前記回転軸を回動させることに
    より前記ごみ屑圧縮部材を回動させて前記押圧部を前記
    機械室から前記ごみ屑収容室に移動させる回転駆動装置
    とを備えたことを特徴とするごみ屑圧縮装置。
  2. 【請求項2】 前記ごみ屑投入口の少なくとも一部に紙
    細断装置を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載
    のごみ屑圧縮装置。
JP5245092U 1992-07-02 1992-07-02 ごみ屑圧縮装置 Expired - Lifetime JPH085123Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5245092U JPH085123Y2 (ja) 1992-07-02 1992-07-02 ごみ屑圧縮装置

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