JPH08511839A - ワイヤーライン切離し装置及び切離し方法 - Google Patents

ワイヤーライン切離し装置及び切離し方法

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JPH08511839A
JPH08511839A JP2502259A JP50225990A JPH08511839A JP H08511839 A JPH08511839 A JP H08511839A JP 2502259 A JP2502259 A JP 2502259A JP 50225990 A JP50225990 A JP 50225990A JP H08511839 A JPH08511839 A JP H08511839A
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ペトリー、アレン・アール
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コノコ・インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 平成2年12月1日前の出願であるので、条約に定める要約の翻訳文の提出が義務づけられていないため、要約及び選択図は掲載しない。

Description

【発明の詳細な説明】 ワイヤーライン切離し装置及び切離し方法 発明の背景 産業上の利用分野 本発明は地表下の油井又はガス井のケーシング内のプロダクションチュービン グの中で専ら行われるワイヤーライン作業に関する。更に特定すると、本発明は 、ワイヤーラインの遠位端部に取り付けられている油井工具が油井の中で拘束さ れ、そこから引き上げねばならないとき、長いワイヤーライン又はランニング・ ストリングを油井から回収する効果的で信頼性のある方法及びその装置に関する 。 背景の説明及び関連する情報 油井又はガス井に関連するワイヤーライン作業は非常に長いランニングストリ ング、即ちワイヤーラインを使用する必要があり、その端部に各種作業を行うた めの各種の工具が取り付けられる。この作業は主に油井ケーシングの中のプロダ クションチュービングの中で行われる。ワイヤーラインの操作中に工具が下で拘 束され、工具及びこれに繋がるワイヤーラインがチュービングの中で動かなくな ることがある。 本発明以前においては、ワイヤーラインのオペレーターは、このワイヤーライ ンを取り除くための1つの切離し工具、即ちロープソケットしか持っていなかっ た。このロープソケットは工具の近くのワイヤーラインに設けられたウイークリ ンク(weak link)に過ぎない。若しもこの工具が下で詰まる と、ワイヤーラインに張力を掛けることによって、工具を放すか、又はワイヤー ラインをこのロープソケットで切るかのいずれかを行い、拘束された工具をチュ ービングから釣り上げようとするとき、この釣り上げ作業が、工具に絡み付く長 いワイヤーラインによって煩わされることが無いようにする。 然し、ワイヤーラインが下で拘束され、オペレーターがロープソケットの切離 しを決心したとき、ワイヤーラインがロープソケット以外の場所で切れてしまう 場合が多い。このために、即ちワイヤーラインがロープソケット以外の場所で切 れる可能性が高いので、ワイヤーラインのオペレーターは、この代わりに、地表 でこのワイヤーラインを外し、チュービングを引き抜き、しかる後、このワイヤ ーラインをチュービングから外す場合が多い。 このことによって、ワイヤーライン操作に要する時間が増加し、油井の作業が 遅延し、従って効率が低下する。 従来技術は各種の工具を持ち、この工具が、この工具を提げたワイヤーライン 又はその他の特殊なデバイスから、例えば油井ケーシングのセクション又はケー シング・ハンガー又はその他の坑底工具の如きものを遠隔操作で切り離すように 設計されている。然し、これらの切離し工具は多数の部品の複雑な組立て体であ り、これら部品はある特定の作業のために特殊設計されており、ワイヤーライン を、これに取り付けられた遠くのデバイス又は工具から選択的に外す目的のみで 作られたものでない。 例えば、米国特許4,003,434号(ギャレット氏等) が、パックオフ及びケーシングヘッドの如き油井工具と共に使用する1つの切離 し工具を開示している。 1つのスプリットリング(即ちスプリングで押されたロッキングピストン)が 坑底に置かれる油井工具のリップ部分の下に結合される。ケーシングの中の流体 圧力がピストンの上表面に作用し、スプリットリング(ロッキングピストン)を 内向きに動かし(cam)、その切離し工具を分離し、除去が可能となる。 米国特許4,273,372号(SHESHTAWY)は、ケーシングストリ ングを海中の海床に近い位置に降下させる工具を開示している。ケーシングの内 面と結合するドッグが、ドブテール・スロットによって上記ドッグと互いに結合 する円錐形のピストンによって内向き及び外向きに動かされる。このドッグはば ね圧力によって結合位置に予め置かれる。流体圧力が、円錐形のピストンの下部 作業面と結合するハンドリング・ストリングを介して表面から掛けられ、これを 上向きに動かし、ドッグを内向きに動かし、切離す。 米国特許4,576,230号(TAPP)は工具をケーシングの一部分に一 時的にセットする装置を開示している。歯の付いた結合部品が装置の本体から外 向きに動かされ、ケーシングの内面と摩擦結合する。 米国特許4,603,743号(LINDSEY)はリニヤーハンガーをケー シングの中にセットする装置を開示している。歯の付いた結合部品が液圧的に外 向きに押され、ケーシングの内面と摩擦結合する。 詰まり、本発明以前においては、ワイヤーライン操作の間に使用し、各種の油 井工具と共に万能的に使用する、切離し可能のデバイスが必要で、その唯一の機 能はワイヤーラインを選択的に分離することが出来ると言うことである。 発明の要約 本発明の目的は、ワイヤーライン作業における上述の課題、特に、ワイヤーラ インが坑底で拘束されたときに発生する課題、を克服する方法及びその装置を提 供することである。 本発明の装置は、例えば、チュービングプラグをセット又は回収しようとする とき、或いは、ワイヤーラインを回収することの出来るガスリフトバルブ又は安 全リリースバルブ等のその他の流量制御工具、をセット又は設置するときに用い 、スワッブカップ(swab cups)と一緒に走ることが出来る。 本発明によって、工具が油井又はガス井の中に拘束されたとき、ワイヤーライ ンの切離しを、それに接続されている工具の直ぐ上で確実に行うことが出来、オ ペレーチーに上述した2つの方法から離れ第3の方法を選択する機会を与える。 即ち、ワイヤーラインをロープソケットで分離することに頼らず、又は、ワイヤ ーラインを生産チュービングと共に油井から取り出した後、ワイヤーラインをチ ュービングから外すことをせず、本発明により、効果的に且つ確実性を持って、 ワイヤーラインを最も下の工具の直ぐ上で分離することが出来る。 本発明により、拘束された工具にまつわる問題を解決するために要する時間を 減らすことによって、ワイヤーライン作 業を更に効率よく行うことが出来る。更に、一旦、ワイヤーラインを本発明によ りデバイスのある点で分離したならば、このワイヤーラインをもっと大きい又は 新しいラインと交換するか、又は、より大きなラインを、拘束された工具を吊り 上げるために必要とする工具と共に降ろすことが出来る。 本発明の1つの実施例により、ワイヤーラインのカップリング・デバイスが、 油井表面から坑底に向かって伸びる1本のワイヤーラインの一部分に接続される 上部管状部分を持っている。下部管状部分の上端部がこの上部管状部分に摺動自 由に受け入れられ、且つ、分離可能に接続され、又、最下部にある工具の頭に接 続される。この管状部分は好ましくは円筒形である。下部管状部分が、ピストン 集合体の形をした1つの切離し機構を携え、これが下部管状部分の中を往復運動 し、このデバイスの上下の管状部分の中の一線に並んだアパーチャを介して少な くとも1つのドッグを選択的に延ばしたり縮めたりする。この切離し機構は、井 戸の表面からこのデバイスに液圧又は空圧を掛けることによって作動する。この デバイスがピストン集合体の下に1つのプレチャージ室を持ち、この掛けられた 表面圧力がピストンに作用する。 本発明の切離しデバイスが工具及びワイヤーラインと共に油井の中に降ろされ る前に、地上で、このプレチャージ室に圧力が掛けられる。プレチャージ室にセ ットされる圧力は油井の作業深さと、そこで出会うと予想される流体勾配とによ って決まり、ワイヤーラインの作業者によって選択的にセットされる。空圧の代 わりに、可変率のばねを用いてこの室に プレチャージすることが出来る。 工具と、それに取り付けられた油井工具とを油井に降ろす前に、希望する切離 し表面圧力を予め選択し、プレチャージすることによって、必要とするとき、プ レチャージされた圧力よりも高い圧力をチュービング又はケーシングに選択的に 掛けることによって、ワイヤーラインを切離すことが出来る。本発明の更に別の 目的は、このワイヤーライン切離しデバイスが、どの様な油井においても、又、 出会うと予想されるいかなる流体密度においても、使用することが出来、確実に 作動するようにすることである。この目的のために、このデバイスの下部管状部 分から、この中を密封状態で案内される少なくとも下部ピストンセグメントを外 すことが出来る。この特徴によって、オペレーターは、この部分の下部本体部分 と、これにつけられる各種の有効断面積のピストンセグメント及びシールリング とを選択し、これによって、プレチャージ室の形状を変更し、各種条件に対応す ることが出来る。 一番下のピストンセグメント即ちバランシングピストンセグメントはプレチャ ージ室と液面接触する上部面を持っている。このバランシングピストンセグメン トが、その下の部分から上記プレチャージ室に伸びる1つの通路を持ち、この通 路を圧力ソースに接続し、このデバイスを選定された圧力にブレチャージするこ とが出来る。チェックバルブがこの通路に設けられ、切離しデバイスをプレチャ ージした後、こり通路の端部に安全プラグを装着し、このプレチャージ圧力が変 化しないようにする。 バランシングピストン及びこれに付帯するシールリングの直径は、ピストン集 合体のその他の部分の直径より小さく、従って、静水圧条件の下で、工具が固定 位置に保たれ、ストロークを行わない。 予め決められた液圧又は空圧を掛けると、このデバイスが切離し位置に移動し 、ピストン集合体がストロークを行う。この圧力は油井の表面から掛けられ、下 部管状部分の上端部に設けられた上部ピストンセグメントに向かって作用する。 ポートが上部管状部分の壁面に設けられ、上部ピストンセグメントと連絡する。 同様に、ポートが下部管状部分にも設けられ、ピストン集合体が下向きに移動す るときの流体の排出を行う。 本発明の更に別の態様により、この切離し機構が、好ましくは、1対の対称に 設けられたドッグを持ち、これらがスロットを介して上部切離しピストンセグメ ントの中に伸びている。 各ドッグが放射状部分と傾斜部分とを持ち、これらがそれぞれ、上部ピストン セグメントのスロットの放射状及び傾斜部分に対応している。必要な液圧又は空 圧を掛けると、上部ピストンセグメントがドッグの傾斜部分を押し、その内側に 、ドッグを各開口から上部管状部分に引っ込め、上部管状部分を下部管状部分か ら外すことが出来るようになる。 本発明の更に別の態様により、切離しデバイスの下部管状部分が1つの下部拡 大部を持ち、これが好ましくは、その上の部分と一体に作られる。この拡大部分 の外径が、好ましく は、上部管状部分の外径と同じである。1つの中央ピストンセグメントがこの拡 大部分の中を密封状態で案内され、シールリングを備え、これがプレチャージ室 の上部境界を形成する。この中央ピストンセグメントの直径は、そのシールリン グも含め、3つの内で一番大きい。 本発明の更に別の態様により、切離しデバイスの上部管状部分が、好ましくは 、垂直案内を持ち、これが、下部管状部分の摺動自在に受け入れられる上部に位 置するスプラインと当接し、切離しデバイスの上下の管状部分が互いに回転せず 、ドッグがデバイスの中でコックしたり拘束されたりしないようにする。 本発明のその他の特徴、利点、以下図面を用いて説明する実施例において明ら かにする。 図面の簡単な説明 第1A図は、ロックされ、アンストロークの位置における、本発明の切離しデ バイスの縦断面図、 第1B図は、第1A図のデバイスが切離しストローク位置における状態を示す 縦断面図、 第2A図は、切離しデバイスのピストン集合体を分解して示す模式図、 第2B図は、切離しデバイスの上部及び下部管状部分の模式図、 第3図は、ピストン集合体の平面図、 第4A図は、切離しデバイスの上部で、上部切離しピストンがその延長部分に ドッグを保持している状態を示す、部分 的縦断面図、 第4B図は、第4A図と同様で、但し、上部切離しピストンセグメントがドッ グをその引っ込んだ位置に保持する状態を示す断面図、 第5図は、ドッグの斜視図、 第6図は、ドッグの平面図、 第7図は、静水圧の掛かった状態における、プレチャージ室とピストン集合体 で、ピストン集合体がアンストローク位置にある状態を示す断面図、 第8図は、第7図において、液圧又は空圧が掛けられ、ピストン集合体がスト ローク位置に移動した状態を示す断面図、 第9図は、切離しデバイスの上部管状部分の一部分で、切離しデバイスの下部 管状部分の上部に設けられたスプラインを受け入れるドッグ開口及び案内を示す 斜視図的断面図、 第10図は、下部管状部分の上部で、ドッグを差し込んだ後、この上部が組み 立てられる状態を示す模式図、 第11図は、第10図と異なる構造を示す模式図、及び、 第12図は、本発明の別の実施例を示す断面図、である。 実施例 本発明による切離しデバイスの全体が第1A及び1B図に断面で示されている 。第2A及び2B図は、本発明によるピストン集合体の構成部品と切離しデバイ スの上下の管状部分を分解して示す模式図である。その他の図面は本発明の各種 態様を示す図である。 本発明の切離しデバイスは4つの主な部分に分解すること の出来る構成部品から成り立っている。上部管状部分1が第1の主要部品を形成 し、上部管状部分1の上端面にある1つのピン又は箱方接続Xにより1本のワイ ヤーラインに接続することが出来る。例えば第1A,1B図に1つの雌螺子が示 されている。上部管状部分1の外径は、好ましくは、チュービングの仕様によっ て取り付けられるワイヤーラインの外径より小さいか又は実質的に大きくない方 が良いが、大きな工具を使用する場合は実質的に大きくすることが出来る。 切離しデバイスの第2の主要構成部品は下部管状部品2で、上端部3を含み、こ れが、第1A図に示すごとく、このデバイスがロック位置にあるとき、上部管状 部分1の中に摺動自由に受け入れられる。下部管状部分2は、更に、拡大部6を含 み、これが、中央部7と、この中央部に取り外し可能に接続される下端部8とを含 んでいる。この中央部7の下端の内側にインテグラル型の螺子60が切られ、下端 部8の上端に切られた同じ型の螺子と螺合する。更に、中央部7の下端が下端部8 のトルク・ショルダー62に当接し、中央部7と下端部8が互いに螺合したとき、メ タルシールを形成する。 中央部7の内表面の直径は上端部3の内面15の直径より大きく、好ましくは、下 端部8の内面17の直径がこれらの上端部及び中央部のいずれの内面の直径より小 さい。 切離しデバイスの第3の主要構成部品はピストン集合体で、これが、この実施 例の場合、上部切離しピストン・セグメント9と、中央ピストン・セグメント11 と、及び下部バランシング・ピストン・セグメント13とを含む。これらのピスト ン セグメントは、第3図に示すごとく、螺子接続によって集合体から分離すること が出来る。然し、場合によっては、上部切離しピストンと中央ピストンとを一体 セグメントにすることが出来る。 複数のポート18が上部管状部分1の壁を貫通して設けられ、液圧又は空圧が上 部管状部分の中に入り、工具を作動させるようにする。この点については以下に 説明する。別の複数のポート18′が上端部3に設けられ、同じ圧力が下部管状部 分2の内部20′に掛かるようにする。同様に、ポート19が下端部8の壁に設けられ 、端部8の内部にある流体をそこから排出することが出来る。更に、ポート19に よりピストン13の下側の面に穿孔流体圧力を掛け、所要のプレチャージ圧力を、 後に説明するごとく、下げることが出来る。 上部切離しピストンセグメント9が上端部3の中をシール10によって内面15に沿 って案内される。中央ピストンセグメント11が中央部7の中をシール12によって 内面16に沿って案内される。更に、バランシングピストンセグメント13が下端部 8の中をシール14によって内面17に沿って案内される。これらのシール10,12,14 は、好ましくは、可なり堅い適切なエラストマー材料で作られ、各ピストンセグ メントの外周に設けられた外周溝の中に置かれる。各ピストンセグメントのため に、このシールが、好ましくは、複数の隣接シール(例えばシェブロン型シール )(山形袖章型)を含む。特に、環状の曲がりくねったサーペンチンばねを用い 、シールを軸方向に押し、これらを外側方向に面15,16,17と結合させるように する。 特に第4A及び4B図を用い、上部管状部分1と下部管状部分2との間の切離し 可能の接続を、本発明の第4の主要構成部品、即ちドッグ22と共に、説明する。 第4A図の断面図は、本発明の切離しデバイスがロック位置にあり、上部切離し ピストンがストロークを行っていない位置にある状態を示す。 本発明の切離し機構は少なくとも1つのドッグ22を含むが、好ましくは、ピス トン集合体の回りに対称的に設けられた複数のドッグ22を含む。この実施例にお いては、このドッグ22が2個用いられている。第4A図に示すごとく拡がった状 態においては、ドッグ22が、上部管状部分1と下部管状部分2の上端部3とのそれ ぞれの壁を一線に並んで貫通する開口4及び5の中に突出している。これらが後退 した位置で、ドッグ22がこの開口4から引っ込められ、それらの外周部が上端部3 の外表面と少なくとも面一になり、但しなおも開口5の中にある位置に置かれる 。 第5及び6図に示すごとく、各ドッグ22が傾斜部分26と半径方向に突出する部 分即ち鼻部32とを持つ。この鼻部32が円弧状の表面36を持ち、その曲率半径が上 端部3の外表面の半径と実質的に等しい。 各ドッグ22が上部切離しピストン9の中の各スロット23の中に受け入れられる 。各スロット23が半径方向の開口部分24と傾斜した開口部分25とを持つ。 第4A図に示すごとく、油井坑流体の中に置ける正常な静 水圧の状態の下では、各スロットの実質的に水平な支持面40が各ドッグ22の下側 の面に接し、各スロットの下側の傾斜面38が各ドッグ22の背面28に接し、ドッグ 22を伸びた位置に保持し、切離しデバイスをロックし、ストロークを行っていな い位置に保持する。 上部切離しピストン9が、後述するごとくに下向きに移動すると、上部切離し ピストン9の各スロットの中の上側の傾斜面37が各ドッグ22の前面27に向かって カム動作をし、一方ドッグ22の鼻部32が開口5の中に保持され、その結果、ドッ グ22が上部切離しピストン9の中で後退位置に移動し、一方支持面40が第4B図 に示すごとく、ドッグ22から離れ下向きに移動する。 スロット23の傾斜部分25が、好ましくは、ピストン集合体の長手中心線A−A に対して可なり鋭角的に設けられ、上部切離しピストン9からドッグ22に力を伝 達出来るようになっている。この実施例においては、この角度が約10から30 °の範囲にある。さらに、ドッグ22が上部切離しピストン9のスロット23の中に 比較的自由の無い状態で取り付けられ、これらがその中でコッキングしないよう になっている。更に、上部管状部分1と管状上端部3とが、好ましくは、スプライ ン(楔)63−案内64装置によって案内される。第9〜11図参照。 上部切離しピストン9のシール10が総合的に調整されたある幅を持ち、この幅 が、切離しデバイスが第1B図に示すごとく完全にストロークを行ったとき、こ のシールは上端部3 の内面となおも接触しているような幅である。第2A図に分解して示すごとく、 上部切離しピストン9は2つの片9aと9bとで構成され、デバイスを組立てる時、 ドッグ22をスロット23の中に挟み込むことが出来る。これら2片9a,9bが、先ず ドッグ22を挟んだ後、例えばねじ付き接続具42で結合される。この接続具は片9b の中に差し込み埋め込んだ後、片9aの対応する捩子付き開口43に螺合される。好 ましくは、位置決めスタッド44とこれに対応する開口45とが、正確な結合を可能 とする。 中央ピストンセグメント11が、第1A及び1B図に示すごとく、上部切離しピ ストンセグメント9の下の面に螺合される。螺子付きスタッド47を中央ピストン セグメントに設け、これを上部切離しピストンセグメント9の螺子付き受入れ孔4 6の中に捩じ込む。上述したごとく、中央ピストンセグメント11は上部切離しピ ストンセグメント9と一体に作ることが出来るが、好ましくは、別々の部分とし て作り、必要な場合分解出来るようにし、後に説明する目的で、この中央ピスト ンセグメントを別の形のものと交換出来るようにする。 この実施例の場合、バランシングピストンセグメント13が、螺子付き受入れ孔 48と螺子付きスタッド49とにより中央ピストンセグメント11の下の面に螺着され る。シール14ががこのセグメント13の比較的下の部分に設けられ、中央ピストン セグメント11のシール12から離れているようにする。中央ピストンセグメント11 の一番下の面と、バランシングピストンセグメント13の一番上の面との間の間隔 がプレチャージ室50の 高さを決定する。プレチャージ室50のその他の部分は、特にピストン集合体がス トロークを行った位置にある時、中央部7の内面16と、シール14の一番上のシー ル面の上のバランシングピストンセグメント13の外周部と、シール12の一番下の 面の下の中央ピストンセグメント11の下側の縁の部分と、及び下端部8の内面17 の上の部分と、によって決定される。 ピストン集合体がストロークを行わなわない位置にあり、切離しデバイスがロ ック位置にあるとき、バランシングピストンセグメント13のシール14が、好まし くは、下端部8の上端面51と実質的に同一面にあるようにする。(第1A図) プレチャージ室50がワイヤーラインのオペレーターによって予め選定された圧 力で加圧される。このために、通路52がバランシングピストンセグメント13に設 けられ、これがこのピストンの上部の外周面から、バランシングピストンの中を 通り、このピストン13の下の部分に開口する受入れ孔53に通じている。この受入 れ孔53の中に、チェックバルブ54があり、これが好ましくは、受入れ孔53の中に 捩じ込まれている。このチェックバルブ54がバランシングピストンセグメント13 の中に埋め込まれ、これによって、圧力ソース56に接続されたニップル55をバラ ンシングピストンセグメントに捩じ込んで、プレチャージ室50を適宜加圧するこ とが出来る。 プレチャージ室50を加圧した後、プラグ57が、好ましくは、受入れ孔53に捩じ 込まれ、プレチャージ圧力が変わらないようにする。 接続部Yが設けられ、下部管状部分2を、駆動すべき油井 工具の上端部に接続出来るようにする。(第1B図) 上述したごとく、本発明の顕著な特徴は、バランシングピストンセグメント13 及び下端部8との寸法を変更出来る点で、これにより、下端部8の内径を小さく又 は大きくし、これと共に、バランシングピストンセグメント13にこれに対応した 小いさな又は大きな直径を与えることが出来る。 作業に当たっては、本発明の切離しデバイスをワイヤーラインに接続する前に 、ワイヤーラインオペレーターが、油井の深さ及び液体勾配によって、適切なバ ランシングピストンセグメント13及び下端部8を選択する。又、オペレーターが 、バランシングピストンセグメント13がピストン集合体のその他の部分、この実 施例の場合は中央ピストン11にしっかりと取り付けられていることと、又、下端 部8が下部管状部分2に確実に固定されていることとを確認する。必要ならば、オ ペレーターは又、中央ピストンセグメント13を交換し、プレチャージ室50の形状 を変えることが出来る。次に、オペレーターが、バランシングピストンセグメン ト13の中にある受入れ孔53にニップル55を差し込んで、デバイスを特定の圧力に プレチャージし、これを所望の圧力にする。次にニップル55を外し、プラグ57を 受入れ孔53に差し込み、プレチャージ室50の圧力レベルを維持する。 切離しデバイスが組み立てられ、加圧されたならば、次に、デバイスを、本発 明の切離しデバイスと共に用いられる工具の上端部に取り付ける。次に、切離し デバイスと工具とが、上部管上部分1の上端部にある接続部Xによってワイヤー ラ インに取り付けられ、次に、切離しデバイスと工具とが油井の生産チュービング の中に降ろされる。勿論、ワイヤーライン、切離しデバイス、及び一番下の工具 の接続手順は上述したごとくに変更することが出来る。 油井の中に置かれたデバイスの作用を第7及び8図を用いて説明する。第7図 は下部管状部分2と、ドッグ22を接続して上部管上部分1と下部管上部分2の間の 接続の切離しを行うピストン集合体と、を示す。 第7図は、このデバイスの正常な静水圧状態を示し、即ち、圧力が油井表面か ら掛けられる前の状態を示している。第7及び8図において、力FH1は上部切 離しピストンセグメント9に作用する静水圧であり;力FH2はバランシングピ ストンセグメント13に作用する静水力であり;力Fpはプレチャージ室50の中の 圧力により中央ピストンセグメント11に作用する力であり;力Fは、第7図にお いて、ピストン集合体をストロークを行わない位置に、又切離しデバイスをロッ ク位置に保持する合成力である。好ましくは、バランシングピストンセグメント 13のシールの断面積を、上部切離しピストンセグメント9のシールのそれより若 干小さくする。 明らかなごとく、ポート19によってバランシングピストンセグメント13に作用 するこれを囲む静水圧流体が無い場合は、特に深井戸においては、プレチャージ 圧力を非常に高くし、この静水圧力がデバイスを切離すことの無いようにしなけ ればならない。 本発明のデバイスと共に作動する一番下の工具がワイヤー ライン操作の間にチュービングの中に引っ掛かり、ワイヤーラインのオペレータ ーが工具を移動させることに失敗した場合は、本発明により、工具の直ぐ上で、 本発明の切離しデバイスを切り離すことによって、ワイヤーラインを切り離す選 択を行うことが出来る。分離を行うためには、オペレーターがチュービングに予 め選定された表面圧力を掛け、これによって、液圧又は空圧流体が、ポート18,1 9を介して上部管上部分1の内部20に入り、大きな下向きの力FH1を切離しピス トンセグメント9の上に掛け、第8図に模式図的に示すごとく、反対方向に作用 する力Fp及びFH2に打ち勝つようにする。ピストン集合体が下向きに移動す るのに従って、流体が下端部8の内部からポート19を介して排出される。 特定の切離し圧力を掛けることによって、オペレーターは、上部切離しピスト ンセグメント9を管状の上端部3の中を下向きに移動させ、上部切離しピストンセ グメントの中のスロット23の傾斜面37がドッグ22を内向きにカム動作ささるごと くにし、かくして、上部管状部分1を下部管状部分2から切離すことが出来る。 次に、ワイヤーラインオペレーターは、使用していたワイヤーラインをより大 きな又は新しいラインに替えるか、又はより大きなユニットに移行し、チュービ ングの中に拘束されている工具を釣り上げることが出来る。この場合注意すべき 点は、下部管状部分2の管状上端部3が、釣り上げる工具の上に突き出た部分を容 易に把持する比較的長いネック70を持ち、これに引っ掛け、拘束された工具を取 り除くことが出来 ることである。 この代わりに、チュービングを引き上げることも出来るが、この場合は、本発 明により、チュービングの中の長いワイヤーラインを取り出すことが出来、ワイ ヤーラインを一旦取り除いたならば、これを地上でを抜き取る作業が必要なくな る。 第10及び11図は、切離しデバイスの寸法に応じて、本発明によるデバイス の下部管状部分1の管状上端部3を作る2つの方法を示している。外径が1・11 /16インチ以下のデバイスに対しては、第10図に示すごとく、好ましくは、 スロット5の上を2片に分割して管状上端部3を作り、上部切離しピストンセグメ ント9によって保持されるドッグ22を開口5に差し込むことが出来るようにする。 次に、2片に分かれた管状上端部を互いに溶接する。 この代わりに、ドッグ22の幅を、この実施例について図示している幅より小さ く作り、又、長手方向のスロット65を管状上端部3に設け、このスロットに沿っ てドッグを動かして組み立てることも出来る。この場合、上部管状部分1と上端 部3との間のスプライン63及び案内64によって、工具を組み立て使用するとき、 ドッグが所定の位置にあるようにすることが出来る。 外径が1・11/16インチ以下の切離しデバイスを上述した方法によって作 らねばならない理由は、本発明の実施例について説明したごとく、ドッグが引っ 込んだ位置にあるとき、これらのドッグはなお開口5の中にあり、上述した2つ の方法の1つを使わずにドッグを管状端部3の中に置こうと しても、その鼻部32を引っ込めて管状上端部3の内面を通過する前に、ドッグが 上部切離しピストン9の上の面に当たってしまうからである。この代わりに、ド ッグ22の傾斜部分26を短くして、ドッグが管状上端部3の内面を通過出来るよう にすることが出来る。然し、この場合は、デバイスの操作中にドッグ22が上部切 離しピストン9の内面で曲がって引っ掛かる恐れが大きい。 外径が1・11/16インチ以上の切離しデバイスは次のようにして作ること が出来る、即ち、第10、11図に示したような特別の構造を端部3に与えるこ と無く、ドッグ22を管状上端部3の中に置く。即ちこの様な大きなデバイスに対 しては、まずドッグを上部切離しピストン9の中に置いた後、ピストン集合体を 下部管状部分の中に差し込み、ドッグ22を引っ込めて、これらが管状上端部3の 内面15を通過させることが出来る。 初めの部分で説明したごとく、可変率のばねを用いて、ピストン11に部分的又 は全面的プレロードを掛けることが出来る。第12図はこのプレロードの量を変 えるために用いられる幾つかの方法の組み合わせを示している。図に示すごとく 、第1の内側のばね71は第1のばね率を持ち比較的柔らかい。第2の外側のばね 72をばね71に加えることが出来、この外側のばねは第2の高いばね率を持ち固い ものである。好ましくは、環状のリップ73を表面51の上に設け、内側のばね71の 位置を固定する。同じ突起を外側のばね72の位置決めに使用することも出来る。 これに加えて、又は第2のばねを加える代わりに、ばね率を色々に変えること が出来るようにするために、一連のスペーサーリング74を加減し、反応面51とピ ストン11との距離を調節し、特定のばねのばね率を効果的に調節することが出来 る。これらのスペーサーリングに捩子を設け、端部8のねじ61と螺合させ、表面5 1の位置を二重に調節出来るようにし、所望のプレロードを与え、特定の油井坑 条件に対応させることが出来る。 この様にして、本発明による方法および装置は、その本来持っている特徴と共 に、所期の目的及び利点を達成することが出来る。以上、特定の実施例によって 本発明の説明を行ったが、各部分の配置及び構造を変化させることは当該技術者 にとっては容易であるが、これらはすべて本発明の特許請求の範囲及び思想に含 まれるものである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1991年2月25日 【補正内容】 される上記ピストン手段上の第1の動水圧面と、及び、上記油井坑と流体連絡す る上記ピストン手段上の第2の動水圧面と、を備えている、請求項9記載の装置 。 11.更に、上記油井坑と流体連絡する上記ピストン手段上の第3の動水圧面で 、上記第3の動水圧面が上記第2の動水圧面より小さい、面と、上記油井坑内の 静水圧の変化が上記室に直接直接繋がることを防ぎ、一方、この静水圧の変化が 上記第2及び第3の動水圧面に直接繋がることを許す、上記ピストン手段に設け られたシール手段と、を含む、請求項10記載の装置。 12.ワイヤーラインへの切離しデバイスの取り付けを含む、油井内でのワイヤ ーラインの使用方法で、上記切離しデバイスが、上記ワイヤーラインに接続する ことの出来る第1の管状部分と、その第1の端部で上記第1の部分に、又第2の 端部で坑底工具にそれぞれ取り外し可能に接続することの出来る第2の管状部分 と、圧力変化に答えて作用し、上記第2の管状部分を上記第1の管状部分に切離 し可能に接続する切離し機構と、上記第2の管状部分の中にあるプレチャージ室 と、及び、上記プレチャージ室を調節可能に加圧し、上記切離し機構に力を掛け 、上記第1及び第2の管状部分の分離を防ぐ加圧手段と、を含む、上記方法にお いて、上記方法が、 (a)所望の切離し圧力の強さを選択し、上記切離しデバイスの上記ブレチャ ージ室を上記強さに加圧し、所定の力を上記切離し機構に掛け; (b)上記切離しデバイスを上記坑底工具と上記ワイヤー ラインに接続し; (c)上記ワイヤーラインを、上記デバイスとこれに接続された上記坑底工具 と共に、油井坑内に降ろし、 (d)上記切離しデバイスが坑底で作用することを望まない場合、上記切離し 機構に掛かけられた力に打ち勝つには不十分なレベルに、油井坑の圧力を保つ、 手順を含む、油井内でのワイヤーラインの使用方法。 13.更に、 (e)地表から油井坑内に、上記与えられた力に打ち勝つ液圧又は空圧を掛け 、上記切離しデバイスの上記第1の管状部分を上記切離しデバイスの上記第2の 管状部分から切離し、 (f)上記ワイヤーラインと、上記切離しデバイスの上記第1の管状部分と、 を上記油井坑から引き抜く、 手順を含む、請求項12記載の方法。 14.ワイヤーラインによって操作される工具を油井坑内で運転し、油井坑内の 坑底位置に吊り下げられている工具を上記ワイヤーラインから完全に切り離すか 、又は、これを取り付けられた状態に保つか、のいずれかを行う方法で、この場 合、1つの切離しデバイスが、上記ワイヤーラインに取り付けられ、且つワイヤ ーラインによって操作される工具と組み合わされ、上記切離しデバイスが上記ワ イヤーラインに取り外し可能に接続された第1の部分と、上記工具に取り外し可 能に接続された第2の部分と、非作用条件において上記第1の部分と上記第2の 部分との間の相対的動作を拘束し、油井坑内の予め決められた圧力レベルに応じ て作用することの出 来る動水圧的に作用する切離し手段と、上記動水圧的に作用する切離し手段に予 め決められた強さの結合力を与え、上記第1の部分と上記第2の部分とを互いに 接続された状態に保つ調節可能の手段と、を含む、方法において、上記方法が; 地表において、上記動水圧的に作用する切離し手段に結合力を掛ける手段を、 油井坑内における一般的環境圧力条件において、上記第1及び第2の部分の動作 を制限するレベルに調節し; ワイヤーラインに装着された、ワイヤーラインによって操作される工具と切離 しデバイスとを油井坑内に下げ;油井坑内圧力をある環境圧力レベルに維持する 、但し、第2の部分が第1の部分から分離されることを望まない場合、この圧力 は切離しデバイスを作動させない圧力である、 以上の手順を含む、ワイヤーラインによって操作される工具の油井坑内における 運転方法。 15.切離し手段の作動を希望する場合において、更に、油井坑の上端部におけ る圧力を変更し、動水圧的に作動する切離し手段を坑底で作動させ、第1の部分 を第2の部分から完全に分離し、これによって、ワイヤーラインによって作動す る工具をワイヤーラインから解き放す、手順を含む、請求項14記載の方法。 16.更に、ワイヤーラインを油井坑から取り出す手順を含む、請求項15記載 の方法。 17.工具の切り離された部分を油井坑から取り出すことを希望する場合、更に 、ワイヤーラインに回収手段を取り付け、 この回収手段を油井坑内に降ろし、切り離された部分と接続結合させ、ワイヤー ラインと切り離された部分とを油井坑から回収する、手順を含む、請求項16記 載の方法。 18.結合力を上記切離しデバイスに掛ける調節可能の手段が、プレチャージ室 を持ち、この室が予め決められた動水圧を上記切離しデバイスに掛ける場合にお いて、更に、地表において、油井坑内で出会う一般的に予測される静水圧の下で 、上記切離しデバイスを非作動状態に保つのに十分なレベルに上記プレチャージ 室の圧力を上げる手順を含む、請求項14記載の方法。 19.予め決められた力を上記切離し手段に掛ける上記手段がワイヤーライン切 離しデバイスの外から作業可能で(assessable−accessible)、この場合、更に 、地表において、ワイヤーライン切離しデバイスを分解すること無く、予め決定 された大きさの結合力を掛け、互いに結合された上記第1及び第2の部分が動か ないようにする手段を、油井坑内で予想される環境静水圧に応じて調節する、手 順を含む、請求項14記載の方法。 20.切離し装置の下に吊り下げられた坑底工具からワイヤーラインを切離すた めの、ワイヤーライン切離し装置を選択的に操作する用意を持つ、油井坑内にお いてワイヤーラインによって作動する坑底工具の運転方法で、上記装置が、第1 のアパーチャを持つ上部管状部材と、ワイヤーラインを上記上部管状部材に接続 する接続手段と、上記上部管状部材と摺動自由に嵌合する上端部を持つ下部管状 部材で、第2のアパ ーチャを持つものと、上記上部及び下部の管状部材の相対的動作を抑止するため の上記第1及び第2のアパーチャの中の第1の位置と、上記上部及び下部の管状 部材を切離し互いに長手方向の相対的動作を可能とするための上記アパーチャの 一方のみの中における第2の位置と、の間で作用することの出来るラッチ手段と 、及び、油井坑内の静水圧(hydrosatatic−hydrostatic)の変化のみに答えて 作用し、上記ラッチ手段を作動させる手段と、を持つ、上記方法において、この 方法が: 油井坑の坑底作業深さにおいて遭遇すると予想される環境静水圧を計算し; 地表において、上記の油井坑の坑底作業深さにおいて遭遇すると予想される環 境静水圧では作動しない上記ラッチ手段を作動させるための手段を調整し; 上記ワイヤーライン切離し装置に装着された上記坑底工具を油井坑内に降ろし ; 油井坑内の圧力を、上記切離し装置が作動しないように計算された静水圧に保 つ; 以上の手順を含む、油井坑内における、ワイヤーラインによって作動する坑底工 具の運転方法。 21.更に、坑底工具を油井坑内に切り離したいとき、油井坑内の静水圧を上記 ラッチ手段が作動するレベルに調節する、手順を含む、請求項20記載の方法。 22.油井坑の坑底位置で、ワイヤーラインによって作動する油井工具を運転し 、又、ワイヤーラインに取り付けられた 油井工具を切り離すか又はそのまま保持するかのいずれかを行う方法で、この方 法が; ワイヤーラインに装着された油井坑工具を油井坑内に降ろし、この場合、上記 油井坑工具がワイヤーラインに動水圧で作動するラッチ機構によって接続されて おり、この機構が予め決められたレベルの静水圧条件の下で工具を切り離すごと くに作動する; 上記油井工具を油井坑内に降ろすのに先立って、上記油井工具が作業する深さ において遭遇すると予想される環境静水圧を計算し; 上記油井工具を油井坑内に降ろすのに先立って、上記の予想される環境静水圧 の下では工具を切り離すようには作動しないように上記ラッチ機構を調整し; 油井工具をワイヤーラインから切り離すことを希望しない場合、上記の油井坑 圧力を、動水圧で作動するラッチ機構が作動しないレベルに保つ; 以上の手順を含むワイヤーラインによって作動する油井工具の運転方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.油井坑内でのワイヤーライン操作において、ワイヤーラインに吊り下げられ た坑底デバイスからワイヤーラインを完全に切離すための、動水力学的に作動す るワイヤーライン切離し装置において、上記装置が: ワイヤーラインに切離し可能に接続するための第1の部分と; 坑底工具に切離し可能に接続するための第2の部分と; 上記第1の部分を上記第2の部分に切離し可能に接続するための少なくとも1 つの切離し構成要素を持つ切離し手段で、上記切離し手段が、上記第1の部分及 び上記第2の部分の相対的移動を押さえる、ものと; 上記少なくとも1つの切離し構成要素に予め決められた強さの結合力を与え、 互いに接続された上記第1の部分及び上記第2の部分の動きを押さえる結合力付 与手段と; 油井坑内の静水力学的表面圧力の変化に応じて作動し、上記切離し手段を操作 するために油井坑内の上記切離し装置に繋がれ、上記第1の部分と上記第2の部 分との相対的移動を可能とする手段と; を含む、ワイヤーライン切離し装置。 2.更に、上記切離し手段の作用によって、上記第1及び第2の部分を完全に分 離し、そのワイヤーラインを油井坑から引上げ、一方、坑底デバイスは油井坑内 に残すごとくにする、請求項1記載の装置。 3.上記結合力付与手段が、予め決められた動水圧を上記切 離し構成要素に掛けるためのプレチャージ室を伴った動水圧手段を含む、請求項 1記載の装置。 4.更に、上記室の中の上記予め決められた動水圧を上記切離し構成要素に伝え 、上記切離し要素を非作用の第1の位置に保持し、上記第1及び第2の部分の相 対的移動を防ぐ、上記室の中の可動のピストン手段を含む、請求項3記載の装置 。 5.更に、上記ピストン手段上に差圧静水圧表面手段を含み、これが、上記ピス トン手段に作用する上記室に予め決められた力に打ち勝つために、油井坑に掛け られる静水圧の増加に応じて作用し、上記ピストン手段を動かし、これによって 、上記切離し構成要素が第2の作用位置に移動し、上記第1及び第2の部分の分 離を可能とする、請求項4記載の装置。 6.上記結合力付与手段が、予め決められた力を上記切離し構成要素に掛ける手 段を含み、更に、上記切離し構成要素に掛ける力を任意に変更するために、上記 ワイヤーライン切離し装置の外からアクセスすることの出来る変更手段を含み、 上記変更手段が上記切離し装置を分解すること無く操作可能である、請求項1記 載の装置。 7.予め決められた力を上記切離し構成要素に掛ける上記手段が、閉ざされた室 手段と、上記室手段の中を移動することの出来るピストン手段と、を含み、上記 ピストン手段が、上記室手段の中の静水圧にさらされる第1の動水圧面と、上記 油井坑内の静水圧に繋がる第2の動水圧面と、を持つ、請求項6記載の装置。 8.更に、上記切離し装置を分解すること無く、上記室内の 静水圧を変えるために、上記切離し装置の外部から任意にアクセスすることの出 来る手段を含む、請求項3記載の装置。 9.油井坑内の切離し装置から吊下げられた坑底工具からワイヤーラインを解き 放すための、油井坑内のワイヤーライン切離し装置において、この装置が; 第1のアパーチャを持つ上部管状部材と、 ワイヤーラインを上記上部管状部材に接続する接続手段と、 上記上部管状部材と摺動自由に嵌合し合う上端部を持ち、 上記上端部が第2のアパーチャを持つ下部管状部材と、 上記上部及び下部管状部材の長手方向の相対的運動を制止するための、上記第 1及び第2のアパーチャの中の第1の位置と、上記第1及び第2のアパーチャの 一方のみの中にあり、上記上部及び下部管状部材を切離して長手方向の相対運動 を可能とし、これにより、上記上部及び下部管状部材が互いに自由となり、完全 に分離される第2の位置と、の間を移動して作用するラッチ手段と、 油井坑内の静水圧の変化にのみ反応し、上記ラッチ手段を作動させる手段と、 を含む、油井坑内のワイヤーライン切離し装置。 10.上記の油井坑内の静水圧の変化にのみ反応し、上記ラッチ手段を作動させ る手段が上記下部管状部材の中に閉ざされた動水圧室を含み、上記室が、上記切 離し装置が油井坑の地表にある時にプレチャージされる流体圧力と、上記室の中 の第1と第2の位置の間を移動することの出来るピストン手段と、上記室の中の 上記プレチャージされた流体圧力にさら される上記ピストン手段上の第1の動水圧面と、及び、上記油井坑と流体連絡す る上記ピストン手段上の第2の動水圧面と、を備えている、請求項9記載の装置 。 11.更に、上記油井坑と流体連絡する上記ピストン手段上の第3の動水圧面で 、上記第3の動水圧面が上記第2の動水圧面より小さい、面と、上記油井坑内の 静水圧の変化が上記室に直接直接繋がることを防ぎ、一方、この静水圧の変化が 上記第2及び第3の動水圧面に直接繋がることを許す、上記ピストン手段に設け られたシール手段と、を含む、請求項10記載の装置。 12.ワイヤーラインへの切離しデバイスの取り付けを含む、油井内でのワイヤ ーラインの使用方法で、上記切離しデバイスが、上記ワイヤーラインに接続する ことの出来る第1の管状部分と、その第1の端部で上記第1の部分に、又第2の 端部で坑底工具にそれぞれ取り外し可能に接続することの出来る第2の管状部分 と、圧力変化に答えて作用し、上記第2の管状部分を上記第1の管状部分に切離 し可能に接続する切離し機構と、上記第2の管状部分の中にあるプレチャージ室 と、及び、上記プレチャージ室を調節可能に加圧し、上記切離し機構に力を掛け 、上記第1及び第2の管状部分の分離を防ぐ加圧手段と、を含む、上記方法にお いて、上記方法が、 (a)所望の切離し圧力の強さを選択し、上記油井工具の上記ブレチャージ室 を上記強さに加圧し、所定の力を上記切離し機構に掛け; (b)上記切離しデバイスを上記坑底工具と上記ワイヤー ラインに接続し; (c)上記ワイヤーラインを、上記デバイスとこれに接続された上記坑底工具 と共に、油井坑内に降ろし、 (d)上記切離しデバイスが坑底で作用することを望まない場合、上記切離し 機構に掛かけられた力に打ち勝つには不十分なレベルに、油井坑の圧力を保つ、 手順を含む、油井内でのワイヤーラインの使用方法。 13.更に、 (e)油井坑内の表面に、上記与えられた力に打ち勝つ液圧又は空圧を掛け、 上記切離しデバイスの上記第1の管状部分を上記切離しデバイスの上記第2の管 状部分から切離し、 (f)上記ワイヤーラインと、上記切離しデバイスの上記第1の管状部分と、 を上記油井坑から引き抜く、 手順を含む、請求項12記載の方法。 14.ワイヤーラインによって操作される工具を油井坑内で切離し、油井坑内の 坑底位置に吊り下げられている工具を上記ワイヤーラインから完全に切り離す方 法で、この場合、1つの切離しデバイスが、上記ワイヤーラインに取り付けられ 、且つワイヤーラインによって操作される工具と組み合わされ、上記切離しデバ イスが上記ワイヤーラインに取り外し可能に接続された第1の部分と、上記工具 に取り外し可能に接続された第2の部分と、非作用条件において上記第1の部分 と上記第2の部分との間の相対的動作を拘束し、油井坑内の予め決められた圧力 レベルに応じて作用することの出来る動水圧的に作用する切離し手段と、上記切 離しデバイスに予め決め られた強さの結合力を与え、上記第1の部分と上記第2の部分とを互いに接続さ れた状態に保つ調節可能の手段と、を含む、方法において、上記方法が; 地表において、上記切離しデバイスに結合力を掛ける手段を、油井坑内におけ る一般的環境圧力条件において、上記第1及び第2の部分の動作を制限するレベ ルに調節し; ワイヤーラインに装着された、ワイヤーラインによって操作される工具と切離 しデバイスとを油井坑内に下げ;油井坑内圧力をある環境圧力レベルに維持する 、但し、第2の部分が第1の部分から分離されることを望まない場合、この圧力 は切離しデバイスを作動させない圧力である、 以上の手順を含む、ワイヤーラインの切離し方法。 15.切離し機構の作動を希望する場合において、更に、油井坑の上端部におけ る圧力を変更し、動水圧的に作動する切離し手段を坑底で作動させ、第1の部分 を第2の部分から完全に分離し、これによって、ワイヤーラインによって作動す る工具をワイヤーラインから解き放す、手順を含む、請求項14記載の方法。 16.更に、ワイヤーラインを油井坑から取り出す手順を含む、請求項15記載 の方法。 17.工具の切り離された部分を油井坑から取り出すことを希望し、更に、ワイ ヤーラインに回収手段を取り付け、この回収手段を油井坑内に降ろし、切り離さ れた部分と接続結合させ、ワイヤーラインと切り離された部分とを油井坑から回 収する、手順を含む、請求項16記載の方法。 18.結合力を上記切離しデバイスに掛ける調節可能の手段が、プレチャージ室 を持ち、この室が予め決められた動水圧を上記切離しデバイスに掛ける場合にお いて、更に、地表において、油井坑内で出会う一般的に予測される静水圧の下で 、上記切離しデバイスを非作動状態に保つのに十分なレベルに上記プレチャージ 室の圧力を上げる手順を含む、請求項14記載の方法。 19.予め決められた力を上記切離し構成要素に掛ける上記手段がワイヤーライ ン切離しデバイスの外から作業可能で、この場合、更に、地表において、ワイヤ ーライン切離しデバイスを分解すること無く、予め決定された大きさの結合力を 掛け、互いに結合された上記第1及び第2の部分が動かないようにする手段を、 油井坑内で予想される環境静水圧に応じて調節する、手順を含む、請求項14記 載の方法。 20.油井坑内で切離し装置の下に吊り下げられた坑底工具からワイヤーライン を切離すための油井坑ワイヤーライン切離し装置の操作方法で、上記装置が、第 1のアパーチャを持つ上部管状部材と、ワイヤーラインを上記上部管状部材に接 続する接続手段と、上記上部管状部材と摺動自由に嵌合する上端部を持つ下部管 状部材で、第2のアパーチャを持つものと、上記上部及び下部の管状部材の相対 的動作を抑止するための上記第1及び第2のアパーチャの中の第1の位置と、上 記上部及び下部の管状部材を切離し互いに長手方向の相対的動作を可能とするた めの上記アパーチャの一方のみの中における第2の位置と、の間で作用すること の出来るラッチ手段 と、及び、油井坑内の静水圧の変化のみに答えて作用し、上記ラッチ手段を作動 させる手段と、を持つ、上記方法において、この方法が: 油井坑の坑底作業深さにおいて遭遇すると予想される環境静水圧を計算し; 地表において、上記の油井坑の坑底作業深さにおいて遭遇すると予想される環 境静水圧では作動しない上記ラッチ手段を作動させるための手段を調整し; 上記ワイヤーライン切離し装置に装着された上記坑底工具を油井坑内に降ろし ; 油井坑内の圧力を、上記切離し装置が作動しないように計算された静水圧に保 つ; 以上の手順を含む、ワイヤーライン切離し装置の操作方法。 21.更に、坑底工具を油井坑内に切り離したいとき、油井坑内の静水圧を上記 の切離し機構が作動するレベルに調節する、手順を含む、請求項20記載の方法 。 22.油井坑の坑底位置で、ワイヤーラインによって作動する油井工具の切離し 方法で、この方法が; ワイヤーラインに装着された油井坑工具を油井坑内に降ろし、この場合、上記 油井坑工具がワイヤーラインに動水圧で作動するラッチ機構によって接続されて おり、この機構が予め決められたレベルの静水圧条件の下で工具を切り離すごと くに作動する; 上記油井工具を油井坑内に降ろすのに先立って、上記油井工具が作業する深さ において遭遇すると予想される環境静水 圧を計算し; 上記油井工具を油井坑内に降ろすのに先立って、上記の予想される環境静水圧 の下では工具を切り離すようには作動しないように上記ラッチ機構を調整し; 油井工具をワイヤーラインから切り離すことを希望しない場合、上記の油井坑 圧力を、動水圧で作動するラッチ機構が作動しないレベルに保つ; 以上の手順を含む油井工具の切離し方法。
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