JPH08511734A - 自動車フロントガラスの除去方法及び装置 - Google Patents

自動車フロントガラスの除去方法及び装置

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JPH08511734A
JPH08511734A JP51904394A JP51904394A JPH08511734A JP H08511734 A JPH08511734 A JP H08511734A JP 51904394 A JP51904394 A JP 51904394A JP 51904394 A JP51904394 A JP 51904394A JP H08511734 A JPH08511734 A JP H08511734A
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ピー スプリンガー,ドナルド
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Abstract

(57)【要約】 緊急救助作業中に特に層状のフロントガラス(11)を自動車(10)から除去する方法及び装置は、刃部(16)、刃部(16)を往復運動させるための刃部駆動装置(20)、及び刃部駆動装置のための携帯型動力源(24)を備える装置からなる。刃部駆動装置は刃部(16)の往復運動を選択的に操作して、フロントガラスの除去すべき部分の周囲の所定の経路に沿って、ガラスの破断・粉砕及びフロントガラスのプラスティック薄層の破断を行う。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車フロントガラスの除去方法及び装置 発明の背景 発明の属する分野 本発明は一般には緊急救助装置に係わり、特に、自動車から事故犠牲者を救出 する装置に関する。関連技術の説明 自動車事故現場では、迅速さと用心が最大の関心事である。脊髄損傷は多数の 犠牲者にとっての脅威である。事故犠牲者はしばしば自動車のドアへの損傷ある いは障害のために、自動車に閉じ込められる。かかる場合には、緊急医療技師や 消防士は、迅速かつ安全に犠牲者を車から救出して直ちに病院へ送らなければな らない。事故現場で起こりうる個々のいかなる問題にも対応できるように、高水 圧装置や一連の特殊道具が用いられる。 損傷した自動車のフロントガラスは、ほとんどの救出作業において、除去され なければならない。フロントガラスの除去により生じた開口により、時には、犠 牲者の治療や救出のために車内に近づく最適な手段が得られるうえ、犠牲者を救 出するために車の部品を除去するのに必要な工具を挿入することも可能となる。 事故現場における自動車のフロントガラスの除去には、危険な切断・穴開け作 業のため、思いがけない危険がともなう。安全薄層構造によりガラスの長い破片 による危険をかなり減少させることはできるが、割れたフロントガラスには常に 多くのエッジが存在し、犠牲者や、犠牲者を救出しようとする専門家に対して危 険である。ガラス内部のプラスティック製安全薄層がガラスに粘着するように設 計されているため、フロントガラスの除去はますます困難になる。フロントガラ スの断片を単に破断・除去すればよいというものでは なく、このプラスティック薄膜をも切断する必要がある。もろいガラス、柔軟な プラスティック薄膜、及び鋭いエッジは、フロントガラスを安全かつ効率的に除 去する上で非常に大きな障害となる。 事故現場において自動車のフロントガラスを除去する技術として現在用いられ ているのは、国際消防署長協会及び交通緊急救出委員会の標準により推奨されて いるものである。この技術によれば、フロントガラスのガラスの破壊とプラステ ィック薄膜の切断とが同時に行われるように、フロントガラスを叩き割るのに手 斧が用いられる。斧は、フロントガラス全体を切り出す場合、あるいは、フロン トガラスの一部を切り出す場合の、いずれの場合にも用いられる。 斧によりフロントガラスを除去するのは、非常に危険で、労働集約的であり、 かつ非効率な方法である。手斧による方法では、フロントガラス全体を切断する のに数分を要する。この時間の間に、重症を負った犠牲者の生命が脅かされる。 事故現場の興奮状態や、フロントガラス除去の緊急性のために、斧を多用するこ と自体が危険を生むことになる。かかる危険は、雨、雪、暗さ等の現場の悪条件 によって更に悪化する。犠牲者の頭部は、しばしば、フロントガラスに寄り掛か っている。このため、犠牲者の近くで斧を使用することは、斧が犠牲者に近接す るため危険である。また、斧による衝撃が、脊髄損傷や、患者の動きが注意深く 管理されなければならない他の損傷を悪化させることもあり得る。この作業工程 は危険で長たらしいが、それでも、できるだけ短時間で完了されなければならな い。最大の努力が、とりわけ、犠牲者の救出と援助に向けられなければならない 時に、手斧による方法は面倒であり、時間及び救出者のエネルギーを消耗する。 緊急救出作業中に自動車からフロントガラスを除去するために、回転ホイール 鋸など、種々の電動道具が提案されている。しかし、従来の道具の中で、特に、 硬くて不規則な表面と丈夫な薄膜とが効率的な除去を行う上での大きな傷害とな る破損したフロントガラス に対して、満足のいく結果が得られたものはない。また、電気装置からの火花や 電撃は、ガソリンの匂いがしたり、ガソリンが漏れている条件の下では重大な問 題となり得る。 発明の概要 本発明の目的は、緊急救出作業において自動車からフロントガラスを除去する 方法及び装置を提供することにある。 本発明のもう一つの目的は、緊急救出作業において自動車からフロントガラス を除去する方法及び装置であって、自動車からフロントガラスを除去するのに必 要な時間を短縮する方法及び装置を提供することにある。 本発明のさらにもう一つの目的は、緊急救出作業において自動車からフロント ガラスを除去する方法及び装置であって、事故犠牲者及び救出者の安全性を向上 する方法及び装置を提供することにある。 本発明のさらにもう一つの目的は、緊急救出作業において自動車からフロント ガラスを除去する方法及び装置であって、ほとんどいかなる事故現場においても 用いることができるような携帯型の方法及び装置を提供することにある。 これらの目的及び他の目的は、緊急救出作業においてフロントガラスを除去す るための、刃部、刃部駆動装置、及び刃部駆動装置用携帯型動力源を備える方法 及び装置によって達成される。刃部駆動装置は、好ましくは、空気圧式であり、 携帯型動力原は、好ましくは、圧縮ガスタンクであり、最も好ましくは圧縮空気 タンクである。刃部駆動装置を選択的に起動するためにスイッチが備えられる。 柔軟ホースによってタンクと刃部駆動装置を接続することができ、圧力レギュレ ータによって、タンク内の圧縮ガス圧を刃部駆動装置の動作に適した圧力に減圧 することができる。 刃部は、好ましくは、細長く、ほぼ長手方向に往復運動する。刃部は、刃部を 刃部駆動装置に取り付けるための取付け部と、フロン トガラスを貫通する経路を破断するための部位とを有する。刃部は少なくとも一 方の側縁に沿った歯を備える。歯は、好ましくは、側縁を越えて存在しない。ま た、好ましくは、刃部の側縁に沿ってほぼ長手方向の反対方向に配列された、少 なくとも2つの歯が存在する。刃部は、好ましくは、歯を備える側縁上に、先の 尖ったガラス突き剌し用先端を備えてもよい。刃部は、好ましくは、先端では歯 を備える側縁に向けて先細に形成されており、刃部の前進を助けるくさび面を形 成している。刃部の破断部の長さは、好ましくは、約1インチより小さい。これ により、刃部がフロントガラスを完全に突き刺しながら、犠牲者や作業者に対し て、不当な怪我の危険を与えることがない。 本発明の方法によれば、刃部、刃部駆動装置、及び、携帯型動力源からなる装 置は事故現場に持ち込まれる。携帯型動力源は、ブレードドライバに柔軟ホース により接続され、車に近接して設置され得る。スイッチは刃部駆動装置を起動し 、刃部の往復運動を始動するために操作される。刃部の往復運動により、刃部の 尖った先端はフロントガラス及びプラスティック薄膜を突き破る。刃部がフロン トガラスを突き抜けて動くことができるように、ブレードの歯はガラスを粉砕し 、プラスティック薄膜を破断する。刃部にくさび面が存在する場合には、くさび 面は刃部がフロントガラスを突き抜けて前進するのを助ける。フロントガラス、 もしくはその一部は、自動車から速やかに除去され得るように、周囲を囲まれる 。 図面の簡単な説明 現在の好ましい実施例が図に示されている。しかし、本発明は図示された配置 や手段のみに限定されるものではない。 図1は事故現場における本発明の方法及び装置の使用を示す斜視図である。 図2は本発明に係わる装置を部分的に分解して、それぞれを任意 の縮尺で描いた斜視図である。 図3は本発明に係わる刃部の側面図である。 図4は本発明に係わる刃部の正面図である。 図5は本発明に係わる刃部の背面図である。 図6は本発明の方法及び装置による薄層フロントガラスの破断及び切断を、一 部は断面図により、一部は想像図により示す図である。 図7は本発明の方法及び装置の切断ストロークを部分的に想像図で示す側面図 である。 図8は本発明に係わる穴開け装置の斜視図である。 好ましい実施例の詳細な説明 図1は典型的な事故現場を示す。自動車10は事故で破損し、運転者12は負 傷して、頭部がフロントガラスに寄り掛かった状態で車内に閉じ込められている 。子供14はチャイルドシートに拘束されている。速やかにフロントガラスを除 去して犠牲者への緊急治療介護を行うとともに、犠牲者を救出して病院に送らな ければならない。本発明によれば、図2に、より明瞭に示す装置が、選択された 経路に沿ってフロントガラスを破壊・粉砕し、車内の負傷者を救出するのに用い られる。刃部16及び刃部駆動装置20には、携帯型動力源24が備えられてお り、これらは共に、刃部16を往復運動させる。刃部駆動装置20は好ましくは 空気圧式であり、携帯型動力源24は好ましくは圧縮ガスタンクである。 空気圧式刃部駆動装置20は、刃部16に往復運動をさせるように、公知の空 気圧原理に従って構成されている。多くの空気圧式構造が使用可能である。現在 のところ好ましい空気圧式ドライバはイコライザ・インダストリ社(テキサス州 ラウンドロック)が製造するものである。本装置の構造は、製品部品図に示され ており、参考にその全文を引用する。刃部駆動装置は、好ましくはハンドル28 、及び、駆動装置を選択的に操作するためのスイッチ30を備えてい る(図2)。柔軟ホース34はタンク24から駆動装置20にガスを輸送するの に用いることができる。部品36、38によりホースを駆動装置20及びタンク 24に接続することができる。部品36、38は多くの構造の中から選択するこ とができるが、接続及び離脱が迅速に行えるように設計された型のものが好まし い。圧力レギュレータ40により、タンク24から出るガスの圧力を、刃部駆動 装置20の動作圧力に適した圧力に減圧することができる。現在の好ましい実施 例においては、タンク24内の圧力は少なくとも2,000psiであり、刃部 駆動装置20の動作圧力は約100psiである。これらの圧力を大きく変更す ることも可能である。 刃部16は、好ましくは、図3〜図5に示す構造を有する。ブレード16は、 使用される刃部駆動装置20に接続されるような寸法及び形状を有する柄44を 備えることができる。好ましくは、歯46、あるいは他の突出部がガラスを粉砕 し、プラスティック薄層を破断するために備えられる。刃部16は、好ましくは 細長く、ほぼ長手方向に往復運動する。歯46は、好ましくは、刃部16の長手 方向に沿ったいずれか一方の方向に角度をつけて設けられる。このように、歯4 6aは駆動装置20に向けて傾いており、歯46bは刃部の末端部に向けて下向 きに傾いている。これら反対方向を向いた歯の間の角度は、現在のところ、90 度が好ましい。より多くの歯を設けても良い。また、刃部の背部側に歯を設けて もよい。歯の正確な形状や寸法を変更することも可能である。現在のところ歯4 6は、好ましくは、隣接する刃部16の側縁50を越えて存在しない。歯46は 、好ましくは、刃部面内から外れない。このように、刃部16は突起や結合部を 有していないにもかかわらず、上昇運動行程及び下降運動行程のいずれにおいて も、もろいガラスを粉砕し、丈夫で柔軟性のあるプラスティック薄層を破断する 。 現在の好ましい刃部は、その長さが約3〜4インチである。柄44は、好まし くは、その長さが約0.5〜1インチであり、好まし くは約0.8インチである。刃部の歯が備えられた部分の長さは、好ましくは約 0.05〜0.15インチであり、最も好ましくは約0.12インチである。一 方、歯の切削面の半径は、好ましくは約0.5〜1.0インチであり、最も好ま しくは0.7インチである。歯の前縁と刃部の端部との距離は好ましくは約0. 25〜0.5インチであり、最も好ましくは約0.4インチである。 刃部の先端部54は、好ましくは、特にフロントガラスを最初に突き抜く際に 、刃部でガラス及びプラスティック薄層を突き通すために尖った形状を有してい る。この尖った先端部は、時には必要となる、強化サイドウインドウ又は背部ガ ラスの破壊のための、中心穴開け部として用いることもできる。刃部は好ましく は、歯46が備えられた前面50とは反対の背面56から、先端部に向けて先細 に形成されている。これにより、刃部16を前進させる下降運動行程でのフロン トガラスの拘束部位と接触するくさび面60が形成されている。携帯型動力源は 、好ましくは、圧縮ガスのタンク24である。そのかわりに、携帯型コンプレッ サを用いることもできる。また、消防車や救急車の空気ブレーキには、緊急の場 合にその圧縮空気をタイヤに充填するための部品が備えられていることもある。 本発明の方法は図1及び図6に示されている。刃部駆動装置20、及び、タン ク24または他の携帯型動力源は事故現場に運ばれる。タンク24は車両10の 隣に設置される。あるいは、タンクが作業者の背中に縛りつけられてもよく、ま た、補助呼吸装置等に用いられる適当な分岐接続が備えられていれば、時には作 業者に呼吸空気を供給するのに用いられるのと同じタンクであってもよい。刃部 16はフロントガラス11に隣接して置かれ、スイッチ30は刃部16を往復運 動させるために操作される。刃部駆動装置20は、破壊されたフロントガラスの 凹凸表面に沿って、除去すべきフロントガラスの全体または一部を囲むように移 動される。フロントガラスを、迅速に、かつ、従来の技術及び装置に比してより 安全に、また、作 業者にとってはより少ない労力で、除去することができる。 図7は本発明の切断ストロークを示す。切断ストロークは、先端部54が最大 収縮位置から最大伸長位置(図7における想像線)まで移動する距離として定義 される。この距離は”A”を付した括弧で示されている。切断ストローク”A” は、好ましくは約1/2インチ以下である。ストロークが短いため、フロントガ ラスのプラスティック薄層が刃部に粘着することが防止されている。また、スト ロークが短いため、約16,000回転毎分以上で作動する高速往復運動ドライ バを用いることができる。この速度は、はるかに低い回転数で作動する通常の往 復鋸よりもはるかに速い。 本発明の方法において、切断工程を開始する前に、刃部が位置する穴をフロン トガラスに開けることが有用である。これは、図7及び図8に示す如く、小さな 切断くさび、すなわち穴開け部64を備えることにより実現される。切断くさび 、すなわち穴開け部64は、フロントガラス11を打撃して開口66を形成する ために用いられる、鋭い縁部を有している。そして、刃部16をこの開口に挿入 して切断工程を開始することができる。 本発明は、特に、破壊されて波状になり、不規則な表面が形成されたフロント ガラスの切断に適している。かかる表面を、回転ホイール鋸や、他の通常の切断 手段によって切断することはできない。これらの表面は、多くの不規則で鋭い表 面のために、作業者に対する危険も大きい。本発明によれば、作業者はこのよう な破損したフロントガラスを、速やかに、かつ安全に除去することができる。 本発明にいくつかの変更を加えることが可能である。刃部駆動装置は電池等の 携帯型動力源を備える電動モータであってもよい。あるいは、技術の進歩によっ て、電池や他の動力源を、ハンドルや、隣接する付属部品の中に収容することが できるかもしれない。あるいは、動力源を救急車に置き、柔軟コードあるいは他 の接続手段を車両から刃部駆動装置まで延長することが可能な場合もある。刃部 にも、歯の数、形状、及び寸法等の変更を加えることが可能である。本発明は任 意の適当な材料から製造することができる。 本発明の精神あるいはその本質的な特質から逸脱しない、他の実施例も可能で ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 選択された経路にそってフロントガラスを破断する刃部と、 前記刃部を往復運動させるための刃部駆動装置と、 前記刃部駆動装置のための携帯型動力源と からなる、緊急救助作業中にフロントガラスを除去する装置。 2. 前記刃部駆動装置は空気圧式であり、前記携帯型動力源は圧縮ガスのタン クであり、柔軟ホースが前記タンクと前記刃部駆動装置を接続する請求項1記載 の装置。 3. 前記タンクと前記刃部駆動装置の間に接続される圧力レギュレータを更に 備えた請求項2記載の装置。 4. 前記タンクは少なくとも約2000psiの圧力のガスを収容し、前記圧 力レギュレータは前記圧力を約100psiに減圧するように適合された請求項 3記載の装置。 5. 前記刃部は細長く、ほぼ長手方向に往復運動する請求項1記載の装置。 6. 前記刃部は歯を備えた請求項1記載の装置。 7. 前記刃部は長手方向にほぼ逆向きに配列された少なくとも2つの歯を備え た請求項6記載の装置。 8. 前記歯は前記刃部の側縁に沿って備えられた請求項6記載の装置。 9. 前記刃部は尖った、ガラス突き刺し用先端を更に備えた請求項6記載の装 置。 10. 前記ガラス突き刺し用先端は、前記刃部の前記歯を備えた側部に対し先 細りとなる請求項8記載の装置。 11. 前記刃部は取付け部と破断部とを備え、前記刃部の前記破断部は、その 長さが約1インチよりも小さい請求項6記載の装置。 12. 前記刃部駆動装置を前記動力源に接続するスイッチ手段を更に備える請 求項1記載の装置。 13. 前記タンクは作業者の背中に縛り付けられるように適合された呼吸タン クである請求項2記載の装置。 14. 前記刃部を往復運動させる手段は電動モータである請求項1記載の装置 。 15. 前記動力源は電池である請求項14記載の装置。 16. 前記刃部は約1/2インチ以下の長さのストロークで往復運動する請求 項1記載の装置。 17. 切断の前に前記刃部を挿入するための開口をフロントガラスに穿つため の切断縁を、刃部駆動装置に更に備える請求項1記載の装置。 18. 刃部と、前記刃部を往復運動させるための刃部駆動装置と、前記刃部駆 動装置のための携帯型動力源とを事故現場に運搬し、 刃部駆動装置を選択的に起動し、 前記フロントガラスの除去すべき部分の周囲を囲む選択された経路に沿って前 記刃部を移動させる各段階からなる、緊急救助作業中に層状フロントガラスを自 動車から除去する方法。
JP51904394A 1993-02-11 1994-02-14 自動車フロントガラスの除去方法及び装置 Pending JPH08511734A (ja)

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