JPH08511195A - 水溶液からの金属除去 - Google Patents

水溶液からの金属除去

Info

Publication number
JPH08511195A
JPH08511195A JP52180194A JP52180194A JPH08511195A JP H08511195 A JPH08511195 A JP H08511195A JP 52180194 A JP52180194 A JP 52180194A JP 52180194 A JP52180194 A JP 52180194A JP H08511195 A JPH08511195 A JP H08511195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
priming
metal
bioreactor
solution
phosphate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP52180194A
Other languages
English (en)
Inventor
マカスキエ,リンネ,エレーヌ
トッレイ,マーク,ロバート
Original Assignee
ブリティッシュ ニュークリァ フューエルズ ピーエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブリティッシュ ニュークリァ フューエルズ ピーエルシー filed Critical ブリティッシュ ニュークリァ フューエルズ ピーエルシー
Publication of JPH08511195A publication Critical patent/JPH08511195A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/02Aerobic processes
    • C02F3/12Activated sludge processes
    • C02F3/1205Particular type of activated sludge processes
    • C02F3/1215Combinations of activated sludge treatment with precipitation, flocculation, coagulation and separation of phosphates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/34Biological treatment of water, waste water, or sewage characterised by the microorganisms used
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/34Biological treatment of water, waste water, or sewage characterised by the microorganisms used
    • C02F3/342Biological treatment of water, waste water, or sewage characterised by the microorganisms used characterised by the enzymes used
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S210/00Liquid purification or separation
    • Y10S210/902Materials removed
    • Y10S210/911Cumulative poison
    • Y10S210/912Heavy metal

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 不溶性のリン酸塩を持つ標的金属(例えばアクチニド)の除去は、その溶液を下記のバイオリアクタを通過させることにより実施され得る:そしてそのバイオリアクタは、固定化された、リンの同化できる有機源を含有する培養媒体を使用して増殖されたホスファターゼ生産性微生物を含み;除去される元素とは異なる元素(プライミング元素)であって、微生物の細胞表面上にプライミング元素のリン酸塩を沈積させ得るような不溶性リン酸塩を持つ元素でプライミングされている。そのプライミング元素のリン酸塩は、標的金属リン酸塩の沈積を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】 水溶液からの金属除去 本発明は、水溶液から金属を除去する方法に関し、そして更に特定すると酵素 仲介金属沈澱(生物鉱石化)を含む方法に関する。そのような方法は下記の目的 の一つ以上のために使用できる: (a)水精製、 (b)洗浄又は他の工程例えば貴金属鉱石の処理に使用された水からの金属の回 収、 (c)重金属を含有している土壌から重金属を除去する目的のために土壌を処理 するのに使用された水からの重金属の蓄積、そして (d)例えば金属が有機錯塩、例えばクエン酸塩に結合しているかも知れない錯 塩化した金属廃棄物の清浄化。 以前、「水流からの重金属の除去のための固定化細胞バイオ工程(An immobil ized cell bioprocess for the removable of heavy metals from aqueous flow s),L.E.Macaskie,J.Chem.Technol.,49,357-379,1990」にCitrobacter sp を使用して重金属除去を実施することが提案されており、その方法では、バイ オマスは、金属除去のための正常な生理学的状態でバイオマスを製造するために グリセロール−2−リン酸を使用して培養されている。金属除去は、固定化細胞 による金属蓄積のためのリン酸ドナーとして5mMまでの量のグリセロー ル−2−リン酸(G2P)との金属のコプレゼンテーションに依存している。G 2Pは酵素により分解してグリセリン(細胞のための潜在的なエネルギー源であ る。)と無機リン酸塩になり、そのリン酸塩の流出物は進入して来る金属を奪取 しそして結晶状重金属リン酸塩の沈澱になる。 本発明の目的は、水溶液から金属を除去するための効率を改善した方法を提供 するものである。 ここに、本発明に従って、水溶液から不溶性リン酸塩を持つ金属(以下、「標 的金属」という)を除去するための方法であって;同化できるリン有機源を含有 する増殖培地を使用して培養したホスファターゼ生産性微生物をバイオリアクタ 中に固定し;上記微生物を、標的金属以外の、不溶性リン酸塩を持つ元素(以下 、「プライミング(priming)元素」という)と接触させて、プライミング元素 のリン酸塩を上記微生物の細胞表面上に沈積させるようにし;次いで除去される 標的金属を含有する水溶液を、上記水溶液から標的金属を沈澱させるためにバイ オリアクタに通過させることからなる方法を提供する。 我々は、標的金属を含有する水溶液をバイオリアクタを通過させる前にプライ ミング元素と微生物を長期間にわたり接触させることが特に便利であることを見 出した。最も好ましくは、プライミング元素をバイオリアクタ中の微生物との接 触を維持させている液(通常は水性)媒体中に溶解又は分散する。好ましくは、 その液媒体を、 標的金属を含有する水溶液をバイオリアクタを通過させる前に、定常流の条件下 で少なくとも2時間、より好ましくは少なくとも16時間にわたり、微生物と接 触させる。接触段階は、プライミング元素を1番目の濃度で含有する液媒体との 微生物の1番目の接触、それに次ぐ、微生物が、上記の1番目の濃度より低い例 えば100の係数により、より低い2番目の濃度のプライミング元素を含有する 液媒体との接触を維持される貯蔵段階により実施されてもよい。 別法としては、接触段階はプライミング元素がバイオリアクタからの流出液中 に存在するような方法で実施されてもよい。接触段階の間は、プライミング元素 がバイオリアクタからの流出液中に存在することを保証することにより、それに 次ぐ、水溶液からの標的金属の除去を最適化できる。プライミング元素がバイオ リアクタからの流出液中に存在することを保証することは、(a)バイオリアク タ中のホスファターゼ活性が比較的低いことを保証し、又は(b)バイオリアク タ中のホスファターゼ活性が比較的高いことを保証し、同時に接触段階の間バイ オリアクタを通過するプライミング元素の高流速を使用することにより実施され 得る。 これらの技術(a)又は(b)のいずれの使用も、標的金属除去を最適化すると は期待されないであろう。技術(a)の場合は、ホスファターゼ活性を最大にす ることは、微生物の細胞表面上へのその元素のリン酸塩の沈澱を最大にし、 それにより金属除去を潜在的に最大にするということが普通は期待されるだろう 。逆に、ホスファターゼ低活性のバイオリアクタの使用は金属除去を最小にする 。技術(b)の使用は驚嘆すべきものである;というのはホスファターゼ活性を 最大にすることは普通は上述のように望ましいと考えられるだろうが、バイオリ アクタを通過するプライミング元素の早い流速は、細胞表面上のプライミング元 素のリン酸塩の沈澱を促進する効果的な方法であるとは期待されないであろうか らである。ホスファターゼ活性が最大でありそしてプライミング元素が比較的低 い流速でバイオリアクタ中に導入されるようにして操作条件が選択されるならば 、微生物の細胞表面上のプライミング元素のリン酸塩の形成はバイオリアクタの 流入端の比較的狭い領域内でほぼ独占的に起こりそしてそれが溶液からのプライ ミング元素のほぼ完全な除去であるとして表現されると、信じられている。バイ オリアクタのあるものは、プライミング元素の実質的に全てが流入端領域で除去 されているので、機能的に余剰である。かくして、プライミング元素のリン酸塩 が次の標的金属の沈澱のための中心部位を提供するバイオリアクタの流入端領域 を越えて欠乏部位がある。プライミング元素がバイオリアクタからの流出液中に 存在するような方法で例えば早い速度でバイオリアクタを流通させることにより 、接触段階を実施することは、プライミング元素のリン酸塩がバイオリアクタの 全有効領域と全長を通じて沈積さ れることになり、かくしてそれに続く水溶液からの標的金属の除去を最適化する と信じられている。かくして、非効率的であると見える方法で接触段階を実施す ることは実際には、そうしないと標的金属除去が改善された効率を挙げると期待 される方法で接触段階が実施される場合と比較して、標的金属除去の効率を改善 する。 本発明は、アクチノイド、例えばアクチニド類、例えばウラニウム(UO2 2+ 型)、ネプツニウム及びアメリシウムの水溶液からの除去のために特に適してい る。本発明は、水溶液からカドミウム、鉛、銅、ニッケル、亜鉛、マンガン、コ バルト、ランタン、イットリウム、ユウロピウム及び銀を除去するのにも適して いると考えられる。しかし、本発明は、金属除去段階でバイオリアクタ中に存在 する条件下で適当に低い溶解度を持つリン酸塩を持つ金属又はメタロイドの水溶 液からの除去に広く適していると信じられている。本明細書で使用される術語「 標的金属」は、上記に従って構成される。 プライミング元素の選択に関しては、それが微生物の細胞表面に沈澱して止ま りそしてそれに続く標的金属の沈着のための適当な核化表面を提供するような溶 解度の生成物を持つ限りは、いずれの元素も使用できる。接触段階のために有用 であろう元素の例は、ランタンと他のランタニド、ウラニルイオン、鉄、鉛、カ ドミウムとマンガンを包含し、ランタンとウラニルイオンが好ましい;そして「 プライミング(priming)」沈澱物はLaPO4 又はHUO2PO4・nH2Oの各々であると考えられている。 選択された微生物は、適当なホスファターゼを生産するものであって、好まし くは 例えばMacaskie(上述を参照)で使用されたCitrobacter sp.である。し かし他の微生物、例えば LaPO4を沈澱するProvidencia rettgeri NCI MB 10457も使用されてもよい。 本発明を更に詳細に説明する。実施例1 1.細胞の増殖と固定化 細胞株 土壌試料から得られた株を起源とする既知のCitrobacter株N14(NCIMB No.40 259)を、オックスフォードのIsis Innovatioからライセンシン グ契約の元で、この研究に使用した。その菌株を栄養寒天(Difco)平板上 で、約6カ月の間隔で継代培養をしながら4℃に維持した。増殖培地A 細胞を、下記のようにして濃厚溶液として製造された合成最小培地中で、ルー チン的に増殖した: 水250mlに溶解したTRIS(2−アミノ−2−(ヒドロキシメチル)−プ ロパン−1,3−ジオール)120gの緩衝液に、4.45M塩酸約200ml を添加 して、pH約7.0の溶液を得た。これに下記の塩を添加した:硫酸アンモニウ ム9.6g、硫酸マグネシウム(MgSO4・7H2O)0.63g、塩化カリウム 6.2g、2−グリセロリン酸ナトリウム(5.5H2O)6.7g、硫酸鉄(Fe SO4・7H2O)0.032gの10ml溶液の1mlとグリセリン30g。最 終pHを、必要な2MHClで7.0へ再調整した。容積を蒸留水で11にし、 そして濃厚培地を4℃で貯蔵した。細胞の増殖のために、保存培地を10倍に希 釈し、使用前にオートクレーブで滅菌した。細胞のバッチ培養 Citrobacter種菌は、保存平板からであり、それを滅菌した最小培地(増殖培 地A)20mlを含有する100mlの三角フラスコ中で30℃で震盪しながら 連続的に3回培養した(接種容積0.5−1.0ml)。3番目の継代培養物を種 菌として、滅菌最小培地31を含有する5l三角フラスコ中で実施した主バッチ 増殖のために使用した。エアレーションと混合は、空気が培地中に通過する、圧 縮空気供給器へ接続した3本の中空エアレーションの使用による。全てのバッチ を30℃で実施した。 初期静止期(16−24時間)の細胞を、250又は500mlの遠心分離機 (各々、Mistral 6L又はBeckmann J2−21M/E遠心分 離機)中の5000rpmでの15分間にわたる遠心分離により採取した。細胞 を、試験管当たり40mlの等張食塩 水(8.5g/l)中に再懸濁しそして50mlの前秤量した遠心分離管へ移し た。遠心分離(Denley卓上遠心分離機、5000rpm、15分間)によ るペレット化の後、細胞を試験管当たり40mlの生理食塩水で洗浄しそして再 びペレット化した。過剰の水を、1時間にわたり試験管を倒立することにより絞 りだし、その後試験管を再秤量して、前細胞の生重量を測定した。ホスファターゼの比活性の測定 ホスファターゼの比活性は、p−ニトロフェニル=ホスヘートからのp−ニト ロフェノール遊離により下記のように測定される:上述のようにしてペレット化 した細胞を生理食塩水中で2回洗浄しそして3mlの等張食塩水中に再懸濁する 。細胞濃厚液を、0.35ないし0.4のOD600(600nmに於ける光学濃度 )を得るのに要求される1.8mlの30℃においてpH7.0の200mM M OPS(3−[N−モルホリノ]−プロパンスルホン酸)/NaOHに添加した 。最終容積は2mlであり、差は水による。そして、反応をp−ニトロフェニル =ホスヘート15.8mg/mlの0.4ml(46.5mM)の試験管への添加 により開始した。認識できる黄色が明白になった時に、これは通常30秒ないし 20分間であるが(培養物の活性に依存する)、反応を200mM NaOH5 mlの添加により急中止した。黄色液の410nmにおける吸光度(Varia n分光光度計)を読み取り、較正値を参照して、遊離したp−ニトロフェ ノールのnモル数に変換した。 基質を同じ試験管に入れる前にNaOHを添加することにより得られる対照値 を差し引いて、δA(ホスファターゼによるp−ニトロフェノール遊離が原因と なる吸光度)を与える。試料中の細胞タンパク質は、細胞濃厚液及びMOPS緩 衝液ブランクに対する1.8mlの200mM MOPS中の水と同格量のOD6 00 を測定することにより推定され、そしてLowry法(R.M.Empson ,FHS Biochemistry Part II Dissertatio n,Oxford,1988)により推定されたOD600単位当たりのタンパク 質の推定値である。タンパク質含量(OD600単位当たりの検定のタンパク質(m g))は、0.580であった(B.C.Jeong D.Phil Thesi s,University of Oxford,1992)。 ホスファターゼの比活性(比活性)は下記の等式から決められる: 式中、 δA =遊離されたp−ニトロフェノールの A410による吸光係数(A410) 7.4/1000 =検定の希釈係数 ε410 =検定条件下のA410におけるp−ニトロ フェノールの吸光係数(平均値:18580) 0.580xOD600 =基質又はNaOHを入れてない複製試験 管を使用して決められた検定のタンパク 質mg数(上述を参照) t =検定時間(分) これを下記のように簡略化できる: この後記の式は、全ての比活性計算に使用された。固定化工程 ペレット化した細胞(生重量5g)を、一方の端を密栓した50mlガラス試 験管中の約35ml等張食塩水に再懸濁した。消泡剤(ポリプロピレングリコー ル)1滴、アクリルアミドモノマー5gそしてN,N’−メチレンビスアクリル アミド0.5gを添加し、次にその試験管を酸素を含有しない窒素ガスで2−3 分間通気した。2.5%(w/v)過硫酸ナトリウム水溶液5mlと5%(v/v)の 3−ジメチルアミノプロピオニトリル水溶液5mlを反応を開始するために添加 した;試験管を上部で密栓し、重合反応が開始するまで逆転により振り、少なく とも1時間にわたり4℃で重合させた。ゲルをステンレス製の網で細切断し、重 量により50部分(一部分当たり 生細胞0.1g)に分割した。各々の部分を生理食塩水で2回洗浄して重合しな かったゲル成分と固定されなかった細胞を除き、そして使用する前に少なくとも 1週間4℃で貯蔵した。装置の製造 装置を添付した図1に示したように組み立てた;その装置は注入する溶液を含 有する容器10、使い捨ての操作容積2mlのプラスチック製カラム12からな り;そしてそのカラムは上部が密栓した蓋14で閉じられており、固定化細胞を 含有しそしてポリスチレン−フリット支持材18上に支持されているポリアクリ ルアミドゲルのベッド16(約1ml)を含む。生理食塩水中の細切断したポリ アクリルアミドゲルの一部分(生重量0.1gの細胞を含む)を、カラム12( Pierce and Warrinerにより支給)中に充填して、ベッド1 6を形成する。上記装置は更に綿毛(非吸収性)フィルタ20(或る実験では、 使用されない。)、蠕動ポンプ22とシンチレーションガラス容器24を含む。 綿毛フィルタ20は、下記のようにして製造される:短いガラス製パスツールピ ペットの先端部を切取り、その破損端を焔で溶融して滑らかにする。短いシリコ ーン管をその先端部に被せ、そしてこれを、胴部を蒸留水で充填する間、閉鎖す る。0.5gの非吸収性綿毛を秤量して蒸留水中に浸漬した。小さい房を、空気 泡を除くために絞りそして胴部中に充填し、殆ど上端まで満たした。実験の 間を通して室温(20℃)に維持した。漏れを防ぐために、ポンプ22をカラム 12の後に設置した。溶液を、カラム12を通じて陰圧下ポンプ22を介して吸 引し、密封が空気遮蔽になっていない場合に、溶液が装置中へ吸引されずそして 漏れが明瞭になるようにした。内側への空気漏れ又は外側への溶液漏れは、蓋1 4の周囲の2種の密閉剤からなる封止の使用により防御した。ホワイトシール〔 Whiteseal(Bostik Ltd)〕を蓋14の周辺上に塗り付けそ して2−3時間にわたり乾燥し、次いで流動性のシリコーンゴムコンパウンド( RS Components Ltd)で被覆しそして硬化するために24時間 放置した。2.ランタン流によるプライミング プライミング溶液 蒸留水中の100mM硝酸ランタン、pH6.9の200mMのクエン酸三ナ トリウム塩/クエン酸の緩衝液、500mMの蒸留水中の2−グリセロールリン 酸ナトリウム塩及びpH7.0の200mMのMOPS/NaOH緩衝液の貯蔵 液を製造しそして4℃で貯蔵した。プライミング溶液を、貯蔵液を蒸留水に希釈 して製造し、1mM硝酸ランタン,2mMクエン酸塩緩衝液、5mM2−グリセ ロールリン酸ナトリウム塩及び50mMMOPS緩衝液からなる最終溶液を製造 した。ランタンとクエン酸塩の貯蔵液を、金属のヒドロキシル化がクエン酸塩の 錯体化により抑制されるのを保証するために、他の成分 を添加する前に混合させた。試験溶液 10μMランタンを含有する試験溶液は、上述の貯蔵溶液の希釈により製造し 、10μM硝酸ランタン,0.5mMクエン酸塩緩衝液、5mM2−グリセロー ルリン酸ナトリウム塩及びpH7.0の50mMMOPS緩衝液を含有する溶液 を製造した。ランタンとクエン酸貯蔵液を、金属のヒドロキシル化がクエン酸塩 の錯体化により抑制されるのを保証するために、他の成分を添加する前に混合さ せた。ランタンのためのアルゼナゾIII検定 アルゼナゾIIIは、赤色/橙色ないし紫色の錯体形成により重金属の多数を検 出する非特異的な感度の高い試薬である。飽和溶液を下記のように製造する:ア ルゼナゾIII0.038gを蒸留水25mlに添加し、そして溶液を少なくとも1 時間にわたり攪拌した。次いで、溶液をワットマンNo.1定性分析紙を通してろ 過し、未溶解の試薬を除去した。下記のプロトコールは、プライミング溶液中の ランタンの検出のために開発されたものである。(1mMランタン溶液用)プラ イミング溶液を、2mMクエン酸塩液pH6.9/5mM2−グリセロールリン 酸ナトリウム塩中で10倍に希釈して全溶液容積2.0ml(即ち、ランタン溶 液0.2ml+緩衝液1.8ml)にした。これに、0.75M塩酸0.3mlとア ルゼナゾIII試薬(上述のようにして製造した)0.1mlを添加し た。その試験管を、「Whirlimix」上で数秒間にわたり攪拌した。そし てその色を、2.0mlの緩衝溶液で製造した試薬ブランクと対比して、652n m における吸光度を読んだ。 ランタンを低濃度で含有する溶液(試験溶液中、10μMとして)の検定のた めに、希釈段階を実施しないで溶液を直接検定した。プライミング工程A 上述のプライミング溶液20mlをカラム12を6ml/hで通過させて、ラ ンタンを(アルゼナゾIII検定により測定して)100%除去した。換言すれば 、カラム12からの流出液中の残留ランタンは、検定の検出限界以下であった。 この後直ぐ試験溶液25mlを流して、依然としてホスファターゼ活性があるこ と換言すればプライミング金属の効率的な除去があることを確認する程に金属の 低濃度に対してカラムが活性であることを保証した。プライミング工程B 上述のプライミング溶液30mlをカラム12を2種の流速(約26と15m l/h)で通過させて、各々、80−90%、及び95%のランタンを除去した 。この後25mlの試験溶液を流して、カラムが低濃度の金属に対して活性であ ることを保証した(10μMランタンの100%除去)。3.アクチニド含有流体の試験 試験アメリシウム溶液 アメリシウムを含有する溶液を下記のようにして製造した:硝酸241アメリシ ウム100nCiをガラス製のシンチレーション容器に分配した。これに、記載 の順序で、pH6.9の5mMクエン酸三ナトリウム塩/クエン酸緩衝液1ml 、pH7.0の200mM MOPS/NaOH緩衝液2.5ml、500mM基 質(2−グリセロールリン酸ナトリウム塩)0.1ml及び蒸留水6.4mlを添 加した。アメリシウムの最後の濃度は、11nMであった;活性は10nCi/ mlであった。ネプツニウム試験溶液 ネプツニウムを含有する溶液を下記のようにして製造する:8M硝酸中237ネ プツニウムの1μCi/mlの溶液の市販品0.05mlを、ポリプロピレン製 シンチレーション容器に分配する。これに記載の順序で、pH6.9の5mMク エン酸三ナトリウム塩/クエン酸緩衝液1ml、pH7.0の200mM MO PS/NaOH緩衝液2.5ml、500mM基質(2−グリセロールリン酸ナ トリウム塩)0.1ml、蒸留水6.4ml及び4MNaOH 0.1mlを添加 した。NaOHは、中にネプツニウムが入っている硝酸を中和するのに必要であ った;(ネプツニウムを含有していない同格の溶液中の)最後のpHは6.8で あった。最後のネプツニウム濃度は30μMであり、活性は5nCi/mlであ った。実験手順 実験を、ポンプ22を最低の流速(約6ml/h)に設定し、20℃で実施し た。アクチニドを含有しない試験溶液10mlをカラム12を通して流してカラ ムを平衡化し、その後直ぐアクチニド試験溶液10mlを流した。約2mlづつ の流出液のフラクションを予め重量を測定したシンチレーション瓶24に採集し た。流出液の正確な体積を、採集の前と後の瓶の重量から、1.0ml/gの変 換係数を使用して、計算した。アクチニド濃度の測定 241アメリシウムについては、試料を35−80keVに設定したパッカード ・オートガンマ5000シリーズ(Packard autogamma 50 00 series)液体ガンマ線計数管、又は沃化カリウム固形廃棄物ガンマ 線計数管(sodium iodide solid waste gamma counter)〔Nuclear Silica Products wi th Fabcast shielding and Ortec analy zer,specially fabricated for the Nat ional Radiological Protection Board〕 (これは、カラムと配管の計数ができるので、活性バランスの計算ができる。) のいずれかの中でガンマ線計数をした。試料は各々10分間にわたり計測され、 得られた分当たりの計数(CPM )は、分当たりの崩壊(DPM)に、既知のDPM源から計算された変換計数の 使用により、変換された。バックグラウンドのCPMは、各々の計数試料に添加 された水を含有する瓶から決められそして全てのCPM実験値から差し引かれた 。注入(インプット)された溶液からの0.2mlの試料も計数された;これか ら各々の排出された(アウトプット)フラクションについての期待インプットD PMが計算され、かくして、各々のフラクションから除去された活性のパーセン トが決められた。計数誤差は1%以下であったので、パーセント除去率は2%以 下であった。 237ネプツニウム(と壊変生成物233プロタクチニウム)については、Phar macia HisafeII生分解性シンチレーション・カクテル10mlを各 々の2mlのフラクションに添加した。シンチレーション容器(瓶)を、カクテ ルによる試料受容を保証するために静かに混合し、LKB・1217・ラックベ ータシンチレーションカンタ上で、100−200のチャネルを使用して10分 間にわたり計数した。バックグラウンド(ネプツニウムを含まない計数液剤と反 応混合物)は、各々の読みから差し引かれてCPMを算出しそして注入(インプ ット)溶液の0.1mlと0.2mlの試料は、インプット計数を推定するのに使 用された。297Npと233Paを合わせたものの除去率(パーセント)は、241ア メリシウムについてのものとして決められる。結果 アメリシウムの除去のために実施された結果を、図2のグラフ中に示しそこに は、アメリシウムの除去率が、いろいろのカラム調製技術LないしOについての アメリシウム液流のmlに対してプロットされている。 技術L(比較)では、カラム12は、低いホスファターゼ活性細胞[ホスファ ターゼ欠損変異株M1(比活性10単位)〔メタンスルホン酸エチル(EMS) 変異原により産出された[Owen,S.,Jeong,B.C.,Poole,P.S.and Makaskie ,L.E.(1992)「Citrobacter sp.の固定化細胞によるリン酸トリブチルの分解 」Applied Biochemistry & Biotechnology 34/35,693-707]〕]と共に、フィ ルタ20なしでそしてプライミング工程は全くなしで使用された。これは、約3 5%だけの全除去量を与えた。 技術M(本発明)は、ホスファターゼ欠損変異株M1(比活性10単位)の細 胞をカラム12内に使用しそしてプライミングはないがフィルタ20を使用する ことを包含していた。これはアメリシウムの初期の高い除去を示すが、その後除 去率は低下して全除去率は約55%であったが、依然、技術Lよりは顕著に改善 された。 技術N(本発明)は、高ホスファターゼ活性細胞(比活性1980単位)をカ ラム12内に使用しそしてプライミング工程Aはするがフィルタ20を使用しな いことを包含していた。これも、アメリシウムの初期の高い除 去を示すが、除去率は極めて急激に低下した。それにも係わらず全除去率は約6 0%であった。 技術O(好ましい方法)は、高ホスファターゼ活性細胞(比活性1163単位 )のカラム12内の使用と共にフィルタ20及び個別の試験で両方の流速を使用 するプライミング工程Bの使用を包含していた。図2に示したように技術Oにつ いてのデータを各々の場合について得た。図から明瞭なように、これはアメリシ ウムの約100%の除去率を示している。 ネプチニウム(その壊変生成物233Paを含む)の除去のために実施した結果 は、図3のグラフ中に示してあり、図3には、放射活性(放射能)の除去率(% )が、いろいろのカラム製造技術PないしRについてのネプツニウム液流のml に対してプロットされている。 技術P(本発明)は、高ホスファターゼ活性(比活性1980単位)の細胞の カラム12内の使用と共にプライミング工程Aとフィルタ20の使用を包含して いた。これはネプツニウムの初期の高い除去をしたが、放射活性除去率は液流7 mlの後では大略10%に低下した。 技術Q(好ましい方法)は、高ホスファターゼ活性細胞(比活性1163単位 )のカラム12内の使用と共に同じ試験における両方の流速でのプライミング工 程Bとフィルタ20の使用を包含していた。これは放射活性の全除去約85%の 結果であった。 技術R(好ましい方法)は、同じ試験における両方の 流速でのプライミング工程Bとフィルタ20と共に、高ホスファターゼ活性細胞 (比活性1163単位)のカラム12内の使用を包含していた。図から見れるよ うに、これは放射活性の全除去約90%の結果であった。 技術QとRについて得られる結果における僅かな変化は、カラムを通過するネ プツニウム流速によるものである。技術Qでは、この流速は5.8ml/hであ ったが、技術Rではこの流速は7.3ml/hであった。実施例2 下記の点以外は同じにして実施例1を繰り返した。 1. Amと237Npと増殖培地Aを使用する試験の代わりに、237Np/239N p(下記を参照)と増殖培地B〔増殖培地Aと同じであるが、最終のグリセリン 濃度を2.5g/l(濃厚培地中25g/l)にした。〕を使用して試験をした 。 2. 下記の表に記載されたLa除去の効率範囲の結果になるようないろいろの 流速で、実施例1に記載したプライミング・ランタン溶液のいろいろの量をカラ ム12に通過させることを包含するプライミング工程を使用した: この次に、10μM La試験溶液25ml中でプライミング溶液と同じ速度で 洗浄し、そしてそのような試験溶液中で次の日又はより後の日に使用するまで貯 蔵した。 3. ネプツニウム試験溶液は、(8MHNO3中の237Npの1253Bq/m l溶液0.05ml)+〔約1200カウント/sec/ml(8M HNO3中 )の239Np溶液0.05ml〕を使用して製造された。 6.3mlと0.2ml各々の蒸留水と4MNaOHが使用され、そして使用前 にpHを、pH6.5−7.20であることを確認しそして必要な場合はpHを6 .5ないし7.20にするために4MNaOHの余分の1−2滴で調節する以外は 、実施例1と同じ追加が使用された。 4. 試験的工程では、実施例1のネプツニウム溶液5ml(しかしネプツニウ ム又はNaOHを含有しない)を6−9ml/hで、プライムしたカラム12に そのカラムを平衡させるために通過させ、その直後上述の3.の試験ネプツニウ ム溶液10mlを同じ速度で通過させた。カラム12からの排出物(アウトプッ ト)を大略2mlのフラクションにして集めそしてフラクションの放射活性を計 数した。 5. アクチニド濃度の測定では、238Npについては、 計数は核データ多チャネル分析計に接続したキャンベラ高分解能ゲルマニウム検 出器を使用して実施した。 本発明に従ったプライミング工程を利用することにより得られた予期できない 効果は、図4を考察すれば理解されることであり、図4では対照カラムは、ラン タンがプライミングの間に除去されずそして10ml段階でNpが40%だけ除 去された、細胞の無いカラムであった。試験AないしD(これは、各々、プライ ミングの間の100%、76.6%、12%及び21%のLa除去%数に相当す る)は、各々が、10ml段階における注入(インプット)溶液の除去率数値、 67%、66%、74%と89%を得た:換言すれば、最も良い結果を与えると 期待された2本のカラム(AとB)が、2個の最も悪い結果を与えそして逆転し ていた。 図5を参照すると、サイクル式に2個の液流通過バイオリアクタ100と10 2を使用する準連続式基準の、溶液からの金属回収のためのスキームダイヤグラ ムが記載されている。バイオリアクタ100が、流入ライン104、流入切換バ ルブ106、流出ライン108と流出切換バルブ110の使用を介してプライム されて(primed)いる間;その全長にわたってプライムされた(primed)他のバ イオリアクタ102は、流入ライン112、流入切換バルブ114、流出ライン 116と流出切換バルブ118を使用して溶液から金属を除去するために使用さ れている。所望ならば、切換バルブ106、110、114と118は、バイオ リアクタ102がプライムされるようにしその間バイオリアクタは溶液から金属 を除去するために操業させられるように操作させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK ,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,S K,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 トッレイ,マーク,ロバート イギリス国,ケムブリッジ シービー2 アイキューティ,テニス コート ロー ド,インスティチュート オブ バイオテ クノロジー(番地表示なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.水溶液から不溶性リン酸塩を持つ金属(以下、「標的金属」という)を 除去するための方法であって; 同化できるリン有機源を含有する増殖培地を使用して培養したホスファターゼ 生産性微生物をバイオリアクタ中に固定し; 上記微生物を、標的金属以外の、不溶性リン酸塩を持つ元素(以下、「プライ ミング(priming)元素」という)と接触させて、プライミング元素のリン酸塩 を上記微生物の細胞表面上に沈積させるようにし; そして次に除去される標的金属を含有する水溶液を、上記水溶液から標的金属 を沈澱させるためにバイオリアクタに通過させる段階からなる方法。 2.液媒体中に溶解又は分散したプライミング元素に、バイオリアクタ中に 固定された微生物との接触を維持させる請求項1記載の方法。 3.プライミング元素を含有する液媒体に、バイオリアクタ中に固定された 微生物との定常流条件下での接触を維持させる請求項2記載の方法。 4.定常流状態が少なくとも2時間にわたり維持される請求項3記載の方法 。 5.プライミング元素がバイオリアクタからの流出液中に存在するようにし てバイオリアクタを通ってプライミング元素を通過させることにより、接触段階 が実施 される請求項1又は2記載の方法。 6.標的金属がウラニウム、ネプツニウム、アメリシウム、カドミウム、鉛 、銅、ニッケル、亜鉛、マンガン、コバルト、ランタン、イットリウム、ユウロ ピウム又は銀である前出の請求項いずれかに記載の方法。 7.プライミング元素がランタン又は他のランタニド、ウラニルイオン、鉄 、鉛、カドミウム又はマンガンである前出の請求項いずれかに記載の方法。 8.プライミング元素がランタン又はウラニルイオンである請求項7記載の 方法。 9.微生物が、Citrobacter株N14(NCIMB40259)又はProvide ncia rettgeri (NCIMB10457)のホスファターゼ生産性と金属沈澱性 の性能を持つ前出の請求項いずれかに記載の方法。
JP52180194A 1993-03-26 1994-03-25 水溶液からの金属除去 Pending JPH08511195A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9306403A GB9306403D0 (en) 1993-03-26 1993-03-26 Metal removal from aqueous solution
GB9306403.8 1993-03-26
PCT/GB1994/000626 WO1994022770A1 (en) 1993-03-26 1994-03-25 Metal removal from aqueous solution

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08511195A true JPH08511195A (ja) 1996-11-26

Family

ID=10732862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52180194A Pending JPH08511195A (ja) 1993-03-26 1994-03-25 水溶液からの金属除去

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5597484A (ja)
EP (1) EP0690823B1 (ja)
JP (1) JPH08511195A (ja)
AT (1) ATE166327T1 (ja)
AU (1) AU683456B2 (ja)
CA (1) CA2159088C (ja)
DE (1) DE69410453T2 (ja)
DK (1) DK0690823T3 (ja)
ES (1) ES2119183T3 (ja)
GB (1) GB9306403D0 (ja)
WO (1) WO1994022770A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6489157B1 (en) * 1999-04-16 2002-12-03 The Government Of The United States Of America As Represented By The Administrator Of The U.S. Environmental Protection Agency Medium for cultivating microorganisms
AU2002300062B8 (en) * 2001-07-16 2010-04-15 Dudley Mills Pty Ltd Removal of Phosphate from Water
GB0121735D0 (en) * 2001-09-10 2001-10-31 Deblois Michel Bioreactor for the treatment of organic and inorganic waste
MX2011013904A (es) * 2009-06-22 2012-06-12 Allegheny Singer Res Inst Reparacion de bio-pelicula en fluido de fractura.
WO2013009819A2 (en) 2011-07-11 2013-01-17 Allegheny-Singer Research Institute Fluid treatment system
DE102012220810B3 (de) 2012-11-14 2014-02-13 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren zur erhöhten Phosphorrückgewinnung aus organischen Reststoffen
FR3097231B1 (fr) 2019-06-11 2024-01-19 Orano Mining Nouvelle souche de bactéries du genre Stenotrophomonas, matériau comprenant ces bactéries et leurs utilisations pour la décontamination en uranium(VI) d’eaux et d’effluents aqueux

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4992179A (en) * 1984-10-17 1991-02-12 Vistatech Partnership, Ltd. Metal recovery
US4789478A (en) * 1986-10-14 1988-12-06 Revis Nathaniel W Conversion of inorganic ions to metal sulfides by microorganisms
US4826602A (en) * 1986-10-14 1989-05-02 Oak Ridge Research Institute Reduction of trace elements to the elemental form by microorganisms
US5047152A (en) * 1990-11-05 1991-09-10 Associated Universities, Inc. Microbial stabilization and mass reduction of wastes containing radionuclides and toxic metals
US5292456A (en) * 1992-03-20 1994-03-08 Associated Universities, Inc. Waste site reclamation with recovery of radionuclides and metals
US5441641A (en) * 1992-07-13 1995-08-15 Vail; William J. Process for removing manganese from solutions including aqueous industrial waste
GB9223932D0 (en) * 1992-11-14 1993-01-06 Univ Birmingham Metal accumulation

Also Published As

Publication number Publication date
EP0690823B1 (en) 1998-05-20
ATE166327T1 (de) 1998-06-15
GB9306403D0 (en) 1993-05-19
DK0690823T3 (da) 1998-10-07
EP0690823A1 (en) 1996-01-10
ES2119183T3 (es) 1998-10-01
WO1994022770A1 (en) 1994-10-13
AU6288094A (en) 1994-10-24
AU683456B2 (en) 1997-11-13
CA2159088C (en) 2003-06-10
US5597484A (en) 1997-01-28
CA2159088A1 (en) 1994-10-13
DE69410453D1 (de) 1998-06-25
DE69410453T2 (de) 1998-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Goulder Attached and free bacteria in an estuary with abundant suspended solids
Friebele et al. Relationship between phytoplankton cell size and the rate of orthophosphate uptake: in situ observations of an estuarine population
Rigler A tracer study of the phosphorus cycle in lake water
Liehr et al. Metals removal by algal biofilms
García-Valero et al. Treatment of wastewater from the tannery industry in a constructed wetland planted with Phragmites australis
Li et al. The relationship between operational and bioavailable phosphorus fractions in effluents from advanced nutrient removal systems
Havens et al. Iron plays a role in nitrate drawdown by phytoplankton in Lake Erie surface waters as observed in lake-wide assessments
JPH0231892A (ja) 好気性活性汚泥型の排水処理工程の制御法
CN104843858B (zh) 一种污水处理系统及其运行方法
JPH08511195A (ja) 水溶液からの金属除去
Petruševski et al. Influence of algal species and cultivation conditions on algal removal in direct filtration
Nancharaiah et al. Removal and biotransformation of U (VI) and Cr (VI) by aerobically grown mixed microbial granules
Yang et al. Operational stability of a horizontally baffled-anaerobic reactor for diluted swine wastewater in the tropics
JP5709038B2 (ja) Bodセンサ、bod測定方法及びbod測定装置
Steel et al. Concentration of radioactivity in oxidation ponds
JP3013606B2 (ja) 微生物製剤の製造方法
Goossens et al. Carbon mineralization in the water of lake grevelingen (The Netherlands), as measured with the oxygen consumption method
Smallwood Jr Adsorption and assimilation in activated sludge
Moed et al. Dominant diatoms in Tjeukemeer (the Netherlands) II. Silicon depletion
Hegemann et al. Bioassay techniques for soil-nutrient availability
Wang et al. Biofilm characteristics of globular biofilter in the ecological spur-dike and water quality improvement effect on Wangyu River
Santhi et al. Heterotrophic bacterial activity in selected aquaculture systems near cochin
Gribben et al. Anoxygenic phototrophic bacteria and aerobic phototrophs in Normans Lagoon, a ‘billabong’adjacent to the Murray River, south‐eastern Australia
Kuo-Dahab EXTRACELLULAR POLYMERIC SUBSTANCES IN OXYGENIC PHOTOGRANULES: INVESTIGATION OF THEIR ROLE IN PHOTOGRANULATION IN A HYDROSTATIC ENVIRONMENT
Burnison Amino acid flux in a naturally eutrophic lake