JPH08510644A - グリオキシル酸/アミノメチルホスホン酸ジアルキル混合物の製造法 - Google Patents

グリオキシル酸/アミノメチルホスホン酸ジアルキル混合物の製造法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、グリオキシレート及びアミノメチルホスホン酸ジアルキルの混合物の製造、ならびに続く、グリホサートとしても既知のN−(ホスホノメチル)グリシンの製造の方法を提供する。本方法は、アミノメチルホスホン酸ジアルキルならびにグリコレートオキシダーゼ及びカタラーゼから成る触媒の存在下に、水溶液中でグリコール酸(グリコレート)及び酸素を酵素的に反応させることによりグリオキシレート及びアミノメチルホスホン酸ジアルキル(DEAMPA)の混合物をその場で製造することを含む。得られる混合物を水添し、次いで加水分解し、発芽後植物毒素及び除草剤であるN−(ホスホノメチル)グリシンを製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 グリオキシル酸/アミノメチルホスホン酸ジアルキル混合物の製造法 発明の背景 発明の分野 本発明は、グリオキシル酸及びアミノメチルホスホン酸ジアルキルの混合物の 製造法に関し、その方法では、グリコール酸及び酸素が、アミノメチルホスホン 酸ジアルキルならびにグリコレートオキシダーゼ((S)−2−ヒドロキシ−酸 オキシダーゼ、EC 1.1.3.15)及びカタラーゼ(EC 1.11.1 .6)から成る触媒の存在下に、水溶液中で反応させられる。この方法で製造さ れ、得られるグリオキシル酸及びアミノメチルホスホン酸ジアルキルの混合物は 、多様な植物の成長の抑制に有用な広範囲の発芽後植物毒素(post-emergent ph ytotoxicant)及び除草剤であるN−(ホスホノメチル)グリシンの製造におけ る有用な中間体である。 関連技術の説明 葉の茂った緑色植物及び哺乳類細胞に通常見いだされる酵素であるグリコレー トオキシダーゼは、グリコール酸からグリオキシル酸への酸化を触媒し、過酸化 水素を同時に生成する: HOCH2CO2H + O2 −→ OCHCO2H + H22 N.E.Tolbert et al.,J.Biol.Chem.,Vol. 181,905−914(1949)は、グリコール酸からグリオキシル酸の中 間生成を介した蟻酸及びCO2への酸化を触媒する、タバコの葉から抽出された 酵素を最初に報告した。エチレンジアミンな どのある種の化合物を添加すると、中間グリオキシル酸がさらに酸化されるのが 制限された。酸化は約8のpHにおいて、典型的に約3〜40mM(ミリモル) の濃度のグリコール酸を用いて行われた。グリコレート酸化のための最適pHは 、8.9であると報告された。シュウ酸(100mM)は、グリコレートオキシ ダーゼの触媒作用を阻害することが報告された。同様に、K.E.Richar dson and N.E.Tolbert,J.Biol.Chem.,Vo l.236,1280−1284(1961)は、トリス(ヒドロキシメチル) アミノメタン(TRIS)を含む緩衝液が、グリコール酸のグリコレートオキシ ダーゼ触媒酸化においてシュウ酸の形成を阻害することを示した。C.O.Cl agett,N.E.Tolbert and R.H.Burris,J.B iol.Chem. ,Vol.178,977−987(1949)は、酸素を 用いたグリコール酸のグリコレートオキシダーゼ触媒酸化の最適pHが約7.8 〜8.6であり、最適温度が35〜40℃であると報告した。 I.Zelitch and S.Ochoa,J.Biol.Chem., Vol.201,707−718(1953)及びJ.C.Robinson et al.,J.Biol.Chem.,Vol.237,2001−200 9(1962)は、グリコール酸のホウレンソウグリコレートオキシダーゼ−触 媒酸化における蟻酸及びCO2の形成が、H22及びグリオキシル酸の非−酵素 的反応から生ずることを報告した。彼らは、H22の分解を触媒する酵素である カタラーゼの添加が、蟻酸及びCO2の形成の抑制によりグリオキシル酸の収率 を非常に向上させることを観察した。FMN(フラビンモノヌクレオチド)の添 加がグリコレートオキシダーゼの安定性を非常に増すことも見いだされた。 N.A.Frigerio and H A.Harbury, J.Bio l.Chem. ,Vol.231,135−157(1958)は、ホウレンソ ウから単離されるグリコール酸オキシダーゼの調製及び性質につき報告した。精 製された酵素は、溶液中で非常に不安定であることが見いだされ;この不安定性 の原因は、酵素の活性部位へのフラビンモノヌクレオチド(FMN)の比較的弱 い結合、ならびに酵素的に活性な酵素のテトラマー及び/又はオクタマーの、酵 素的に不活性で不可逆的に凝集し、沈澱するモノマー及びダイマーへの解離に帰 せられた。酵素の溶液へのFMN(フラビンモノヌクレオチド)の添加は、酵素 の安定性を非常に増し、高いタンパク質濃度又は高いイオン強度は酵素をオクタ マー又はテトラマーとして保持した。 グリオキシル酸及びアミノメチルホスホン酸(AMPA)の混合物の製造法は 、米国特許第5,135,860号に記載された。グリコール酸及び酸素が水溶 液中で、ならびにAMPA及び2種の酵素触媒、グリコレートオキシダーゼ及び カタラーゼの存在下で反応させられた。この方法は、カタラーゼ(蟻酸の製造に 責任のある副生成物である過酸化水素の破壊のため)及び、グリオキシレートと 酸化−抵抗性N−置換ヘミアミナール及び/又はイミン錯体(さらなる酸化を制 限)を形成することができるアミン添加物としてのAMPAの両方を用いること の相乗効果を示した。92%もの高いグリオキシル酸の収率が報告され、得られ るグリオキシル酸とAMPAの混合物は、発芽後植物毒素及び除草剤であるN− (ホスホノメチル)グリシンの製造に用いられた。 発明の概略 本発明は、水溶液中で、ならびにアミノメチルホスホン酸ジアルキル及び2種 の酵素触媒、グリコレートオキシダーゼ((S)−2−ヒドロキシ−酸オキシダ ーゼ、EC 1.1.3.15)及びカタラーゼ(EC 1.11.1.6)の 存在下において酸素を用いてグリコール酸を酸化することによるグリオキシル酸 とアミノメチルホスホン酸ジアルキルの混合物の製造に関する。以前に用いられ たアミノメチルホスホン酸(AMPA)をアミノメチルホスホン酸ジアルキルに 置換すると、AMPAがカタラーゼ活性を阻害する反応におけるグリオキシル酸 の収率の予期せぬ向上を生ずる。グリオキシル酸とアミノメチルホスホン酸ジア ルキルの混合物は、発芽後植物毒素及び除草剤であるN−(ホスホノメチル)グ リシンの製造のために有用である。 米国特許第5,135,860号は、触媒として可溶性ホウレンソウグリコレ ートオキシダーゼ及び可溶性カタラーゼ(例えばアスペルギルス・ニゲル(As pergillus niger)からの可溶性カタラーゼ)を用いたグリオキ シル酸とアミノメチルホスホン酸(AMPA)の混合物の製造法を記載している 。米国特許第5,180,846号は、これらの混合物を水添してN−(ホスホ ノメチル)グリシンを製造する方法を記載している。関連特許出願、U.S.S .N.07/951,497は、ホウレンソウからの酵素グリコレートオキシダ ーゼ及び内因性カタラーゼの両方を発現する遺伝子操作された微生物の形質転換 株を触媒として用いたグリオキシル酸/AMPA混合物の製造を記載している。 AMPAは、ハンセヌラ・ポリモルファ(Hansenula polymor pha)又はピチア・パストリス(Pichia pas toris)形質転換株により生産された内因性カタラーゼが過酸化水素を水と 酸素に分解するのを可逆的に阻害し、有意な量のホルメート(過酸化水素による グリオキシレートの酸化の生成物)の製造を生ずることが観察された。反応混合 物にカタラーゼの第2の供給源(例えばアスペルギルス・ニゲルからの可溶性カ タラーゼ)を添加すると、H.ポリモルファ又はP.パストリス形質転換株触媒 のいずれを用いた場合も高収率のグリオキシル酸が製造された。 アスペルギルス・ニゲル、アスペルギルス・ニズランス、サッカロミセス・セ レビシアエ(Saccharomyces cerevisiae)、ハンセヌ ラ・ポリモルファ、ピチア・パストリス及び牛肝臓からのカタラーゼが今回それ ぞれ、グリコレート/AMPA混合物の酸化の間に生成される過酸化水素の分解 のための触媒として調べられ、以前には報告されていなかった、H.ポリモルフ ァ、P.パストリス及び牛肝臓からのカタラーゼのAMPAによる可逆的な阻害 が発見された。この阻害は、可溶性カタラーゼ、固定化カタラーゼ又はカタラー ゼ−含有全細胞触媒のいずれが用いられるかにかかわらず起こった。触媒として AMPAに阻害されるカタラーゼの供給源(例えばH.ポリモルファ又はP.パ ストリス形質転換株)を用いるグリコレート/AMPA反応物に追加の阻害−抵 抗性のカタラーゼの供給源を加える代わりとして、これらの同じ反応物における AMPAの、アミノメチルホスホン酸ジアルキルへの置換は、アミン添加物とし てAMPAが用いられると通常起こるある種のカタラーゼの阻害を除去する、又 は有意に軽減する予期せぬ効果を有した。 触媒として可溶性グリコレートオキシダーゼ及びA.ニゲル可溶性カ タラーゼ(これはAMPAにより阻害されない)又はH.ポリモルファ可溶性カ タラーゼ(AMPAにより阻害される)のいずれかを用いるグリコール酸の酸化 において、AMPA及びアミノメチルホスホン酸ジエチル(DEAMPA)をア ミン添加物として比較した;グリオキシル酸製造に最適の反応条件下(添付実施 例に記載の通り)で得られたグリオキシル酸及び蟻酸の収率を下表に挙げる。A .ニゲル又はH.ポリモルファ可溶性カタラーゼのいずれを用いた場合も、DE AMPAを用いて製造されるグリオキシル酸の収率はAMPAを用いて得られる 収率より高かった。A.ニゲルカタラーゼの比較的低濃度におけるグリオキシレ ートの収率の向上は、DEAMPAプロトン化アミンのpKa(pKa約6.4) がAMPA(PKa10.8)より低いためであり得る;DEAMPAの、より 低いPKaは、反応が行われたpH(pH8.3〜8.5)における非プロトン 化DEAMPAの、グリオキシル酸との酸化−抵抗性ヘミアミナール又はイミン 錯体の形成に有利である。 DEAMPA又はAMPAのいずれか、及びH.ポリモルファ可溶性 カタラーゼを用いた反応におけるグリオキシレートの収率及びホルメートの製造 の比較(上表を参照)は、アミン添加物としてDEAMPAを用いた場合の、予 期せぬグリオキシレートの収率の顕著な向上及びホルメートの製造の減少を示し ている。DEAMPAを用い、有意に低濃度のH.ポリモルファ可溶性カタラー ゼを用いて高収率のグリオキシレートを得ることができた;AMPAを用いた場 合にこの同じカタラーゼの濃度を増加させてもDEAMPAを用いて得た収率に 匹敵するグリオキシレートの収率を与えなかった。触媒としてH.ポリモルファ 又はP.パストリス形質転換株のいずれかを用い、AMPAをDEAMPAに置 換した場合、類似のグリオキシレートの収率の向上及びホルメートの製造の減少 が得られた(添付実施例を参照)。 好ましい実施態様の説明 グリコール酸の触媒酸化は、グリオキシル酸を形成するグリコール酸とO2の 反応を触媒する酵素触媒の存在下でグリコール酸及び酸素分子源を接触させるこ とにより簡便に行われる。1つのそのような触媒は、グリコール酸オキシダーゼ としても知られる酵素、グリコレートオキシダーゼ(EC 1.1.3.15) である。グリコレートオキシダーゼは、当該技術分野(同上)において周知の多 数の供給源から単離することができる。反応で用いられるグリコレートオキシダ ーゼは、有効な濃度で、通常約0.01〜約1000IU/mL、好ましくは約 0.1〜約10IU/mLの濃度で存在しなければならない。IU(国際単位( International Unit))は、1分当たりに1マイクロモルの 基質の変換を触媒する酵素の量として定義される。この酵素のアッセイのための 方法は、I.Zelitch and S.Ochoa,J.Biol.Chem. ,Vol.201,707−718(1953)に見 いだされる。この方法は、回収される、又は再循環されるグリコレートオキシダ ーゼのアッセイにも用いられる。 グリコール酸からグリオキシル酸への酸化的変換のための触媒としてのグリコ レートオキシダーゼの利用における最適の結果は、過酸化水素の分解のための触 媒を反応溶液中に挿入することにより得られる。1つのそのような、グリコレー トオキシダーゼとの組み合わせにおいて有効な過酸−破壊触媒は、酵素カタラー ゼ(E.C. 1.11.1.6)である。カタラーゼは、過酸化水素の水及び 酸素への分解を触媒し、本方法において、グリコール酸とO2のグリコレートオ キシダーゼ触媒反応における副生成物として製造される過酸化水素の分解を促進 することにより、グリオキシル酸の収率を向上させると思われる。カタラーゼの 濃度は、50〜50,000IU/mL、好ましくは2,000〜15,000 IU/mLでなければならない。カタラーゼ及びグリコレートオキシダーゼの濃 度を上記の範囲内で、カタラーゼ対グリコレートオキシダーゼの比率(各酵素に 関してIUで測定)が少なくとも約250:1であるように調節するのが好まし い。 触媒として可溶性酵素の使用に加え、グリコレートオキシダーゼ活性を内因性 カタラーゼ活性と共に発現する微生物形質転換株が製造され、本発明における微 生物触媒としてのそれらの利用が示された。本発明において用いられた微生物細 胞触媒は、ハンセヌラ・ポリモルファ(メチロトローフ酵母(methylot rophic yeast))の形質転換株である。十分なグリコレートオキシ ダーゼ活性を有するH.ポリモルファの数種の形質転換株が、グリコレートオキ シダーゼに関する DNAをホルメートデヒドロゲナーゼ(FMD)プロモーターの制御下の発現ベ クター中に挿入することにより製造された。H.ポリモルファがこのベクターを 用いて形質転換され、多量のグリコレートオキシダーゼを生産する株が選択され 、H.ポリモルファGO1と命名された。 典型的にH.ポリモルファ細胞触媒は、H.ポリモルファ形質転換株の接種材 料を最初に500mLのYPD(Difco)、pH4.4中で増殖することに より製造された。次いでこの培養物をpH5.0において10LのYeast Nitrogen Base(YNB、Difco)w/oアミノ酸(14g) 、硫酸アンモニウム(50g)及びメタノール(100g)を含む発酵槽中に接 種した。発酵槽は37℃、400rpmの掻混ぜ(agitation)速度、 5.0の一定のpH、40%溶解酸素(制御)及び14psigの空気において 42.5時間運転した。発酵の完了時に1.0kgのグリセロールを加え、遠心 により細胞を収穫し、液体窒素中において凍結し、−80℃で保存した。 本発明で用いた第2の微生物細胞触媒は、ピチア・パストリス(メチロトロー フ酵母)の形質転換株であり、それはホウレンソウからのグリコレートオキシダ ーゼ酵素を内因性カタラーゼと共に発現する。ホウレンソウグリコレートオキシ ダーゼ遺伝子を含むDNAフラグメントをP.パストリス発現ベクター(pHI L−D4)中に、メタノール誘導性アルコールオキシダーゼIプロモーターの制 御下となるように挿入し、プラスミドpMP1を生成することにより、十分なグ リコレートオキシダーゼ活性を有するP.パストリスの数種の形質転換株が製造 された。P.パストリス株GTS115(NRRL Y−15851)をプラス ミドpMP1により置換質転換し、線状プラスミドpMP1の染色体アルコ ールオキシダーゼI遺伝子座中への組み込み及びグリコレートオキシダーゼ遺伝 子によるアルコールオキシダーゼ遺伝子の置換に関して選択した。そのような形 質転換株のプールを次に、発現カセットの組み込みコピーの最大数に関して選択 した。P.パストリス株GS115−MSP10と命名された高いコピー数の形 質転換株を単離し、1992年9月24日にNRRL,Peoria,Illi noisにおいてNRRL No.Y−21001として寄託した。 典型的にP.パストリス細胞は、1%のグリセロールを含む100mLのYN Bにおいて接種材料を増殖することにより製造した。30℃において48時間増 殖させた後、酵母窒素ベース(YNB)w/oアミノ酸(134g)、グリセロ ール(100g)及びビオチン(20mg)を含む10Lの培地を含む発酵槽中 に細胞を移した。発酵は、pH5.0(NH4OHを用いて制御)、30℃、2 00rpmの掻混ぜ速度、5slpmのエアレーション、5psigの空気及び 50%飽和以上に保持された溶解酸素において運転した。グリセロールが枯渇し たら、グリセロールをメタノール(50g)に置換する以外は同じ培地において 増殖させることにより、グリコレートオキシダーゼを発現するように細胞を誘導 した。誘導の間のグリコレートオキシダーゼ活性を酵素アッセイにより追跡した 。誘導の24時間後、グリセロール(1kg)を用いた処理の後に細胞を収穫し た。収穫の後、細胞を液体窒素中で凍結し、−80℃で保存した。 H.ポリモルファ及びP.パストリス形質転換細胞は、グリコール酸からグリ オキシル酸への酸化のための触媒として用いる前に、浸透化(permeabi lization)を必要とする。浸透化の多様な既知 の方法が、十分なグリコレートオキシダーゼ活性を有する細胞の調製に有用であ った(Felix,H.Anal.Biochemistry,Vol.120 ,211−234(1982)を参照)。典型的に、0.1%(v/v)のTr iton X−100/20mMリン酸塩緩衝液(pH7.0)中の10重量% の湿潤細胞の懸濁液を15分間混合し、次いで液体窒素中で凍結し、解凍し、2 0mMリン酸塩/0.1mMFMN緩衝液(pH7.0)で洗浄した。浸透化の 第2の方法は、0.2%(w/v)ベンザルコニウムクロリド/20mMリン酸 塩緩衝液(pH7.0)中の10重量%の湿潤細胞の懸濁液を60分間混合し、 次いで浸透化された細胞を20mMリン酸塩/0.1mM FMN緩衝液(pH 7.0)で洗浄することにより行った。浸透化したら、反応混合物に加える全細 胞触媒の量を、対応する可溶性酵素に関して上記で記載したグリコレートオキシ ダーゼ及びカタラーゼ活性の必要な濃度を与えるように選択した。初期値の10 0%より高いグリコレートオキシダーゼ及びカタラーゼ活性の回復は、反応の経 過の間の全細胞触媒の浸透化の向上のためである。 約5〜10mgの湿潤細胞(濾紙上で過剰の水分を除去する)を磁気撹拌棒及 び、2,6−ジクロロフェノール−インドフェノール(DCIP)が0.12m Mであり、TRIS緩衝液(pH8.3)が80mMである2.0mLの溶液を 含む3−mLの石英のキュベット中に正確に量り込むことにより微生物形質転換 細胞をグリコレートオキシダーゼ活性に関してアッセイした。キュベットにゴム 栓で蓋をし、窒素を5分間泡立てることにより溶液から酸素を除去した。次いで キュベットに40μLの1.0Mグリコール酸/1.0M TRIS(pH8. 3)をシ リンジにより加え、605nm(ε=22,000)において時間による吸収の 変化を測定しながら混合物を撹拌した。 約2〜5mgの湿潤細胞(濾紙上で過剰の水分を除去する)を磁気撹拌棒及び 2.0mLの蒸留水を含む3−mLの石英のキュベットに正確に量り込み、次い で50mMのリン酸塩緩衝液(pH7.0)中の59mMの過酸化水素を1.0 mL加え、240nm(ε=39.4)において時間による吸収の変化を測定す ることによりカタラーゼ活性をアッセイした。種々の培地において培養されたH .ポリモルファ及びP.パストリスの湿潤細胞(浸透化)のグリコレートオキシ ダーゼ及びカタラーゼ活性は、グリコレートオキシダーゼに関して湿潤細胞1グ ラム当たり20〜120DCIP IUであり、内因性カタラーゼに関して湿潤 細胞1グラム当たり30,000〜20,000IUの範囲内であった。 反応混合物において任意であるが、多くの場合に有益な成分は、フラビンモノ ヌクレオチド(FMN)であり、それは一般に最高約2.0mM、好ましくは約 0.01〜約0.2mMの濃度で用いられる。FMNはグリコレートオキシダー ゼの生産性を向上させると思われ、生産性とは酵素の単位当たりにグリオキシル シ酸に変換されるグリコール酸の量を意味する。多くの場合にFMNは、酵素の 製造の間にも酵素に加えられるので、FMNの添加濃度は、酵素と共に存在する FMNに加算される濃度と理解されるべきである。FMNの構造及びその分析法 は、K.Yagai,Methods of Biochemical Ana lysis,Vol.X,Interscience Publishers, New York,1962,p.319−355に見いだされ、その記載事項 は引用することにより本明細書の内容となる。 グリコール酸からグリオキシル酸への変換は、水性媒体中で簡便に行われ、そ れが好ましい。グリコール酸(2−ヒドロキシ酢酸)は商業的に入手可能であり 、本反応においてその初期濃度は0.10M〜2.0M、好ましくは0.25M 〜1.0Mの範囲内である。それはそのままで、あるいはそれらの適合性の塩、 すなわち水溶性であり、そのカチオンがグリコール酸からグリオキシル酸への所 望の変換又は、続くグリオキシル酸とアミノメチルホスホン酸ジアルキルとのN −(ホスホノメチル)グリシンを与える反応と抵触しない塩として用いることが できる。適した、及び適合性の塩−形成カチオン基は、試みることにより容易に 決定される。代表的なそのような塩類は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ア ンモニウム、置換アンモニウム、ホスホニウム及び置換ホスホニウム塩類である 。 本発明のアミノメチルホスホン酸ジアルキルは、式 [式中、X及びYはそれぞれ個別にアルキル基、例えばメチル、エチル、プ ロピル、イソプロピルなどであり、得られるアミノメチルホスホン酸ジアルキル が部分的に、又は完全に水性反応混合物に可溶性となる] を有する。アミノメチルホスホン酸ジアルキルは、アミノメチルホスホン酸ジア ルキル/グリコール酸(出発量)のモル比が0.01〜3.0、好ましくは0. 25〜1.05の範囲内となるように加えられる。水溶液中でアミノメチルホス ホン酸ジアルキル及びグリコール酸を合わせた 後、得られる混合物のpHを6〜10、好ましくは7.0〜9.0の値に調節す る。このpH範囲内で、アルカリ金属水酸化物類、炭酸塩類、重炭酸塩類及びリ ン酸塩類を含むいずれの適合性及び非抵触性の塩基を用いても、正確な値を調節 し、所望のpHを得ることができる。反応混合物のpHは、反応が進行すると共 にわずかに低下し、従って最大酵素活性pH範囲の高端近く、約9.0〜8.5 で反応を開始し、反応の間に低下するのを許すのが多くの場合に有用である。酵 素活性はpHと共に変化するので、場合により非抵触性無機又は有機緩衝液を別 に加えることによりpHを維持することができる。 グリコール酸及びグリオキシル酸は水中で高度に解離しており、7〜10のp Hにおいては、完全ではなくとも大部分がグリコレート及びグリオキシレートイ オンとして存在することが理解される。グリオキシル酸(及びその共役塩基、グ リオキシレートアニオン)は水和物、例えば(HO)2CHCOOH及び/又は ヘミアセタール、HOOCCH(OH)OCH(OH)COOHとしても存在す ることができ、それらの組成物及び対応するそれらのアニオンは、N−(ホスホ ノメチル)グリシン形成のための適した反応物であるという本目的に関し、グリ オキシル酸及びそのアニオンと同等であることも、当該技術分野における熟練者 に認識されるであろう。同様に、アミノメチルホスホン酸ジアルキルは部分的に 、又は完全にプロトン化アミンカチオンとして存在することができ、その対イオ ンは、反応混合物中に存在する利用できるアニオン種のいずれの1つ又はそれ以 上であることもできる。 グリコール酸からグリオキシル酸への変換の酸化剤である酸素(O2)は、気 −液界面において液体を掻混ぜることにより、又は酸素に対して 浸透性の膜を介して気体として反応に加えることができる。ほとんどの条件下で 、反応速度は少なくとも部分的に、酸素が水性媒体中に溶解することができる速 度により制御されると思われる。かくして酸素を空気として反応に加えることが できるが、比較的純粋な形態の酸素を用い、高圧を用いるのさえ好ましい。酸素 圧の上限は知られていないが、最高50気圧の酸素圧を用いることができ、15 気圧の上限が好ましい。高い酸素溶解(従って反応)速度を保持するために掻混 ぜは重要である。撹拌(stirring)などのいずれの簡便な形態の掻混ぜも有用で ある。他方、酵素の技術分野における熟練者に周知の通り、高剪断掻混ぜ又は泡 を発生する掻き混ぜは、可溶性酵素の活性を低下させ得、可溶性酵素触媒を用い る場合には避けなければならない。 反応温度は、反応速度及び酵素の安定性に影響を与える点で重要な変数である 。0℃〜40℃の反応温度を用いることができるが、好ましい反応温度範囲は5 ℃〜15℃である。好ましい温度範囲における運転は、反応の最後において回収 される酵素活性を最大にする。温度は水溶液が凍結し始める程低くてはならない 。温度は、通常の方法により、例えばこれらに限られるわけではないがジャケッ ト付き反応容器を用い、適した温度の液体をジャケットに通過させることにより 制御することができる。反応容器は、反応成分に不活性ないずれの材料から構築 されることもできる。 反応が完了したら、可溶性酵素は濾過又は遠心により取り出し、再利用するこ とができる。別の場合、例えば70℃に5分間加熱することによりそれらを変性 し、沈澱させるか、及び/又は混合物のN−(ホスホノメチル)グリシンへの変 換、及び反応混合物からのN−(ホスホノメ チル)グリシンの回収という続く段階においてその存在が邪魔でなければ、反応 混合物中に残しておくこともできる。微生物形質転換細胞は、再循環のために濾 過又は遠心により回収することができる。反応溶液のO2との接触を停止した後 、好ましくは可溶性酵素又は全細胞触媒の除去の後、溶液を活性炭と接触させる ことにより、フラビンモノヌクレオチド(FMN)を場合により除去することが できる。 得られるグリオオキシル酸とアミノメチルホスホン酸ジアルキルの混合物(対 応するヘミアミナール及びイミンと平衡状態にあると思われる)は、N−(ホス ホノメチル)グリシンの製造のための、当該技術分野において既知のいずれの方 法に従って処理することもできる。グリオキシル酸及びアミノメチルホスホン酸 ジアルキルの混合物を接触水添し、続いて得られるN−(ジアルコキシホスフィ ニルメチル)グリシンを加水分解するのが、グリオキシル酸/アミノメチルホス ホン酸ジアルキル混合物からN−(ホスホノメチル)グリシンを製造するための 好ましい方法である。この目的に適した水添触媒には種々の白金属の金属、例え ばイリジウム、オスミウム、ロジウム、ルテニウム、白金及びパラジウム;又、 種々の他の遷移金属、例えばコバルト、銅、ニッケル及び亜鉛が含まれる(がこ れらに限られるわけではない)。触媒は例えばラネイニッケル又は酸化白金のよ うに担持されていないことができ;あるいは例えばカーボン担持白金、アルミナ 担持パラジウム又はキーゼルグール担持ニッケルのように担持されていることが できる。カーボン担持パラジウム、キーゼルグール担持ニッケル及びラネイニッ ケルが好ましい。水添は、4〜11、好ましくは5〜10のpHにおいて行うこ とができる。水添及び及び圧力は広く変化させることができる。温度は一般に0 ℃〜 150℃、好ましくは20℃〜90℃の範囲であり、H2圧は一般に大体大気圧 〜約100気圧、好ましくは1〜10気圧の範囲である。 グリオキシル酸/アミノメチルホスホン酸ジアルキル混合物の水添を介して製 造されるN−(ジアルコキシホスフィニル)グリシンを、水添段階からの混合生 成物水溶液に過剰の塩酸又は臭化水素酸を加え、加熱することにより加水分解し 、N−(ホスホノメチル)グリシンを製造することができる。発芽後除草剤とし て有用なN−(ホスホノメチル)グリシンは、当該技術分野において既知のいず れの回収法を用いることによっても、得られる混合物から回収することができる 。 本発明をさらに例示するための以下の実施例において、グリオキシレート、ホ ルメート及びオキザレートの収率、ならびにグリコレートの回収収率は、反応の 開始時に存在するグリコール酸の合計量に基づくパーセンテージである。反応混 合物の分析は、Bio−Rad HPX−87H有機酸分析カラムを用いた高圧 液体クロマトグラフィー(HPLC)により行った。 実施例1 3オンスのFischer−Potterガラスエアゾール反応容器中に、磁 気撹拌棒及び、pH8.5においてグリコール酸(0.25M)、アミノメチル ホスホン酸(AMPA)0.263M)、FMN(0.01mM)、プロピオン 酸(HPLC内部標準、0.125M)、ホウレンソウグリコレートオキシダー ゼ(1.0IU/mL)及び可溶性アスペルギルス・ニゲルカタラーゼ(1,4 00IU/mL)を含む10mLの水溶液を入れた。反応容器を密封し、反応混 合物を15℃に冷却し、次いで撹拌しながら5回、70psigに加圧し、大気 圧に排気す ることにより容器に酸素をフラッシした。次いで容器を70psigの酸素で加 圧し、混合物を15℃で撹拌した。一定の間隔で、HPLCによる分析のために 試料採取口を通してシリンジによりアリコート(0.10mL)を取り出し(容 器中の圧力の損失なしで)、反応の進行を監視した。5時間後、グリオキシレー ト、ホルメート及びオキザレートのHPLC収率は、それぞれ70.4%、19 .6%及び2.2%であり、5.3%のグリコレートが残った。グリコレートオ キシダーゼ及びカタラーゼの残留活性は、それらの初期値のそれぞれ27%及び 100%であった。 実施例2 pH8.5及び5℃においてグリコール酸(0.500M)、AMPA(0. 500M)、FMN(0.01mM)、イソ酪酸(HPLC内部標準、0.10 0M)、ホウレンソウグリコレートオキシダーゼ(1.0IU/mL)及び可溶 性アスペルギルス・ニゲルカタラーゼ(14,000IU/mL)を含む水溶液 を用い、実施例1に記載の方法を繰り返した。21時間後、グリオキシレート、 ホルメート及びオキザレートのHPLC収率は、それぞれ85.2%、1.5% 及び3.3%であり、5.5%のグリコレートが残った。グリコレートオキシダ ーゼ及びカタラーゼの残留活性は、それらの初期値のそれぞれ49%及び93% であった。 実施例3 pH8.5及び5℃においてグリコール酸(0.500M)、AMPA(0. 375M)、FMN(0.01mM)、イソ酪酸(HPLC内部標準、0.10 0M)、ホウレンソウグリコレートオキシダーゼ(1. 0IU/mL)及び14,000IU/mLのアスペルギルス・ニゲル、サッカ ロミセス・セレビシアエ、牛肝臓又はハンセヌラ・ポリモルファ可溶性カタラー ゼのいずれかを含む水溶液を用い、実施例1に記載の方法を繰り返した。反応時 間、カタラーゼ及びグリコレートオキシダーゼ活性の回収、ならびにグリオキシ ル酸、蟻酸、シュウ酸及びグリコール酸の収率を下表に挙げる: 実施例4 14,000IU/mLのアスペルギルス・ニゲル又はハンセヌラ・ポリモル ファ可溶性カタラーゼのいずれかを用い、15℃において実施例3における反応 を繰り返した。反応時間、カタラーゼ及びグリコレートオキシダーゼ活性の回収 、ならびにグリオキシル酸、蟻酸、シュウ酸及びグリコール酸の収率を下表に挙 げる: 実施例5 5,600IU/mL又は56,000IU/mLの可溶性ハンセヌラ・ポリ モルファカタラーゼを用い、実施例3における反応を繰り返し た。3種類すべての濃度のカタラーゼに関する反応時間、カタラーゼ及びグリコ レートオキシダーゼ活性の回収、ならびにグリオキシル酸、蟻酸、シュウ酸及び グリコール酸の収率を下表に挙げる: 実施例6 pH8.3及び5℃においてグリコール酸(0.500M)、アミノメチルホ スホン酸ジエチル(DEAMPA、0.398M)、FMN(0.01mM)、 イソ酪酸(HPLC内部標準、0.100M)、ホウレンソウグリコレートオキ シダーゼ(1.0IU/mL)及び可溶性アスペルギルス・ニゲルカタラーゼ( 14,000IU/mL)を含む水溶液を用い、実施例1に記載の方法を繰り返 した。20時間後、グリオキシレート、ホルメート及びオキザレートのHPLC 収率は、それぞれ97.4%、0.8%及び1.8%であり、グリコレートは残 らなかった。グリコレートオキシダーゼ及びカタラーゼの残留活性は、それらの 初期値のそれぞれ10%及び95%であった。 実施例7 pH8.3においてグリコール酸(0.50M)、DEAMPA(0.525 M)、FMN(0.01mM)、イソ酪酸(HPLC内部標準、0.100M) 、ホウレンソウグリコレートオキシダーゼ(1.0IU/mL)及び可溶性アス ペルギルス・ニゲルカタラーゼ(1,400IU/mL)を含む水溶液を用い、 実施例6の反応を繰り返した。23時 間後、グリオキシレート、ホルメート及びオキザレートのHPLC収率は、それ ぞれ95.3%、3.9%及び1.5%であり、グリコレートは残らなかった。 グリコレートオキシダーゼ及びカタラーゼの残留活性は、それらの初期値のそれ ぞれ12%及び100%であった。 実施例8 1,400IU/mL又は14,000IU/mLの可溶性ハンセヌラ・ポリ モルファカタラーゼを用い、DEAMPA(0.525M)を用いた実施例7に おける反応を繰り返した。反応時間、カタラーゼ及びグリコレートオキシダーゼ 活性の回収、ならびにグリオキシル酸、蟻酸、シュウ酸及びグリコール酸の収率 を下表に挙げる: 実施例9 3オンスのFischer−Potterガラスエアゾール反応容器中に、磁 気撹拌棒及び、pH8.3(50%のNaOHで調節)においてグリコール酸( 0.500M)、アミノメチルホスホン酸(0.375M)、イソ酪酸(0.1 00M、HPLC内部標準)及びフラビンモノヌクレオチド(0.01mM)を 含む10mLの水溶液を入れ、溶液を5℃に冷却した。次いで容器に、0.1% のTriton X−100/1凍結解凍を用いた処理により浸透化された0. 47gのハンセヌラ・ポリモルファ形質転換株G01(10IUグリコレートオ キシダーゼ及び22,100IUカタラーゼ)を加え、次いで反応容器を密封し 、反応混合物を5℃に冷却した。撹拌しながら5回、70psigに加圧 し、大気圧に排気することにより容器に酸素をフラッシし、次いで容器を70p sigの酸素で加圧し、混合物を5℃で撹拌した。一定の間隔で、HPLCによ る分析のために試料採取口を通してシリンジによりアリコート(0.10mL) を取り出し(容器中の圧力の損失なしで)、反応の進行を監視した。16時間後 、グリオキシレート、ホルメート及びオキザレートのHPLC収率は、それぞれ 57.6%、32.5%及び2.6%であり、8.9%のグリコレートが残った 。グリコレートオキシダーゼ及びカタラーゼの残留浸透化細胞活性は、それらの 初期値のそれぞれ60%及び378%であった。 実施例10 14,000IU/mLの可溶性アスペルギルス・ニゲルカタラーゼも反応混 合物に加えること以外は、実施例9の反応を繰り返した。16時間後、グリオキ シレート、ホルメート及びオキザレートのHPLC収率は、それぞれ90.1% 、1.3%及び5.9%であり、3.0%のグリコレートが残った。グリコレー トオキシダーゼ及びカタラーゼの残留活性は、それらの初期値のそれぞれ86% 及び136%であった。 実施例11 ハンセヌラ・ポリモルファ形質転換株を、0.1%Triton X−100 /1凍結解凍で処理することにより浸透化された0.75gのピチア・パストリ ス形質転換株MSP10(13.2IUグリコレートオキシダーゼ及び21,2 00IUカタラーゼ)に置換し、実施例9の反応を繰り返した。16時間後、グ リオキシレート、ホルメート及びオキザレートのHPLC収率は、それぞれ30 .5%、59.2%及び10.7%であり、0.8%のグリコレートが残った。 実施例12 3オンスのFischer−Potterガラスエアゾール反応容器中に、磁 気撹拌棒及び、pH8.3(50%のNaOHで調節)においてグリコール酸( 0.500M)、DEAMPA(0.525M)、イソ酪酸(0.100M、H PLC内部標準)及びフラビンモノヌクレオチド(0.01mM)を含む10m Lの水溶液を入れ、溶液を5℃に冷却した。次いで容器に、0.1%のTrit on X−100/1凍結解凍を用いた処理により浸透化された1.5gのハン セヌラ・ポリモルファ形質転換株G01(8.0IUグリコレートオキシダーゼ 及び38,000IUカタラーゼ)を加え、次いで反応容器を密封し、反応混合 物を5℃に冷却した。撹拌しながら5回、70psigに加圧し、大気圧に排気 することにより容器に酸素をフラッシし、次いで容器を70psigの酸素で加 圧し、混合物を5℃で撹拌した。一定の間隔で、HPLCによる分析のために試 料採取口を通してシリンジによりアリコート(0.10mL)を取り出し(容器 中の圧力の損失なしで)、反応の進行を監視した。9時間後、グリオキシレート 、ホルメート及びオキザレートのHPLC収率は、それぞれ98.4%、0%及 び2.0%であり、グリコレートは残らなかった。グリコレートオキシダーゼ及 びカタラーゼの残留浸透化細胞活性は、それらの初期値のそれぞれ63%及び2 50%であった。 実施例13 pH8.3(50%NaOHで調節)及び5℃においてグリコール酸(0.5 00M)、AMPA(0.525M)、イソ酪酸(0.100M、HPLC内部 標準)、フラビンモノヌクレオチド(0.01mM) 及び、0.2%ベンザルコニウムクロリド(Lonza Barquat OJ −50)を用いた処理により浸透化された0.72gのハンセヌラ・ポリモルフ ァ形質転換株G01(43.0IUグリコレートオキシダーゼ及び39,880 IUカタラーゼ)を含む混合物を用い、実施例12の反応を繰り返した。1時間 後、グリオキシレート、ホルメート及びオキザレートのHPLC収率は、それぞ れ50.2%、47.4%及び1.1%であり、2.2%のグリコレートが残っ た。グリコレートオキシダーゼ及びカタラーゼの残留浸透化細胞活性は、それら の初期値のそれぞれ95%及び105%であった。 実施例14 AMPA(0.375M)又はDEAMPA(0.375M)のいずれかをア ミン添加物として用い、実施例13の反応を繰り返した。反応時間、カタラーゼ 及びグリコレートオキシダーゼ活性の回収、ならびにグリオキシル酸、蟻酸、シ ュウ酸及びグリコール酸の収率を下表に挙げる: 実施例15 pH8.3(50% NaOHを用いて調節)及び5℃においてグリコール酸 (0.500M)、AMPA(0.375M)又はDEAMPA(0.375M )のいずれか、イソ酪酸(0.100M、HPLC内部標準)、フラビンモノヌ クレオチド(0.01mM)及び、0.2%のベンザルコニウムクロリド(Lo nza Barquat OJ−5 0)を用いた処理により浸透化された0.23gのピチア・パストリス形質転換 株GS115−MSP10(12.3IUグリコレートオキシダーゼ及び39, 420IUカタラーゼ)を含む混合物を用い、実施例12の反応を繰り返した。 反応時間、カタラーゼ及びグリコレートオキシダーゼ活性の回収、グリオキシル 酸、蟻酸、シュウ酸及びグリコール酸の収率を下表に挙げる: 実施例16 アミン添加物としてAMPA(0.525M)又はDEAMPA(0.525 M)を用いて実施例15の反応を繰り返した。反応時間、カタラーゼ及びグリコ レートオキシダーゼ活性の回収、グリオキシル酸、蟻酸、シュウ酸及びグリコー ル酸の収率を下表に挙げる: る: 実施例17 実施例12に記載の通りに微生物形質転換株触媒を用い、グリコール酸(0. 50M)及びDEAMPA(0.525M)の混合物から製造されたグリオキシ ル酸(0.49M)及びDEAMPA(0.525M)の混合物を、Amico n Centriprep 10 濃縮器(1 0,000分子量カットオフ)を用いて濾過し、可溶性タンパク質を除去し、0 .10gの活性炭と混合してFMNを除去し、濾液を、磁気撹拌棒を備えた3オ ンスのFischer−Potterびんに入れる。次いでびんに0.100g の10%Pd/Cを加え、びんを密封し、窒素ガスをフラッシし、次いで水素で 50psigに加圧し、25℃で撹拌する。水素圧が下がった時に、追加の水素 を加えて圧力を50psigに保持する。水素圧力が一定のままとなったら、圧 力を排気し、窒素ガスをフラッシすることにより反応を停止させる。N−(ジエ トキシホスフィニルメチル)グリシンを含む得られる水溶液に過剰の濃塩酸を加 え、混合物を加熱して煮沸すると、ジアルキルホスホネートエステルの加水分解 が起こる。得られる混合物を濃縮し、N−(ホスホノメチル)グリシンを結晶化 により単離する。 かくしてある程度特定的に記載し、例示したが、以下の請求の範囲はそのよう に制限されるべきではなく、請求の範囲の各要素の表現及びそれらの同等事項に 相応した範囲を与えられるべきであることが認識されなければならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI (C12P 7/40 C12R 1:78) (C12N 1/19 C12R 1:78) (C12N 1/19 C12R 1:84) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,FI,GB,HU,JP,KG,KP,K R,KZ,LK,LV,MD,MG,MN,MW,NO ,NZ,PL,RO,RU,SD,SI,SK,TJ, TT,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.アミノメチルホスホン酸ジアルキルならびに酵素グリコレートオキシダー ゼ及びカタラーゼの存在下に、水溶液中で酸素を用い、グリコレートを酸化する 段階を含むグリオキシレート及びアミノメチルホスホン酸ジアルキルの混合物の 製造法。 2.中間体がグリオキシレート及びアミノメチルホスホン酸ジアルキルの混合 物を含み、方法がアミノメチルホスホン酸ジアルキルの存在下でグリコレートを グリオキシレートに酵素的に変換することを含む、N−(ホスホノメチル)グリ シンの製造のための中間体の製造法。 3.(a)アミノメチルホスホン酸ジアルキルならびに酵素グリコレートオキ シダーゼ及びカタラーゼの存在下に、水溶液中で酸素を用い、グリコレートを酸 化することによりグリオキシレート及びアミノメチルホスホン酸ジアルキルの混 合物を製造し; (b)段階(a)で製造された該混合物を還元し、かくしてN−(ジアル コキシホスフィニルメチル)グリシンを製造し; (c)段階(b)で製造された該N−(ジアルキルホスフィニルメチル) グリシンを加水分解し、かくしてN−(ホスホノメチル)グリシンを製造する 段階を含むN−(ホスホノメチル)グリシンの製造法。 4.該カタラーゼがアスペルギルス・ニゲル(Aspergillus ni ger)、アスペルギルス・ニズランス(Aspergillus nidul ans)、サッカロミセス・セレビシアエ(Saccharomyces ce revisae)、ハンセヌラ・ポリモルファ(Hansenula poly morpha)、ピチア・パストリス (Pichia pastoris)及び牛肝臓から成る群のメンバーから誘導 される請求の範囲第1項に記載の方法。 5.グリコレートからグリオキシレートへの該酵素的変換を酵素グリコレート オキシダーゼ及びカタラーゼの存在下で行い、該カタラーゼがアスペルギルス・ ニゲル、アスペルギルス・ニズランス、サッカロミセス・セレビシアエ、ハンセ ヌラ・ポリモルファ、ピチア・パストリス及び牛肝臓から成る群のメンバーから 誘導される請求の範囲第2項に記載の方法。 6.該カタラーゼがアスペルギルス・ニゲル、アスペルギルス・ニズランス、 サッカロミセス・セレビシアエ、ハンセヌラ・ポリモルファ、ピチア・パストリ ス及び牛肝臓から成る群のメンバーから誘導される請求の範囲第3項に記載の方 法。 7.該カタラーゼ及びグリコレートオキシダーゼがハンセヌラ・ポリモルファ 及びピチア・パストリスから成る群より選ばれる全微生物細胞触媒の形態で用い られる請求の範囲第1項に記載の方法。 8.グリコレートからグリオキシレートへの該酵素的変換を、ハンセヌラ・ポ リモルファ及びピチア・パストリスから成る群より選ばれる全微生物細胞触媒の 形態で用いられる酵素グリコレートオキシダーゼ及びカタラーゼの存在下で行う 請求の範囲第2項に記載の方法。 9.該カタラーゼ及びグリコレートオキシダーゼがハンセヌラ・ポリモルファ 及びピチア・パストリスから成る群より選ばれる全微生物細胞触媒の形態で用い られる請求の範囲第3項に記載の方法。
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