JPH0851041A - 回転トランスフォーマ - Google Patents

回転トランスフォーマ

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JPH0851041A
JPH0851041A JP7125803A JP12580395A JPH0851041A JP H0851041 A JPH0851041 A JP H0851041A JP 7125803 A JP7125803 A JP 7125803A JP 12580395 A JP12580395 A JP 12580395A JP H0851041 A JPH0851041 A JP H0851041A
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JP
Japan
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transformer
primary
coil
stator
shaped
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Application number
JP7125803A
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English (en)
Inventor
Scott Anderson Reid
アンダーソン リード スコット
Paul Gregory Rops
グレゴリー ロップス ポール
Charles Joseph Tennies
ジョセフ テニス チャールス
Mark Allan Juds
アラン ジャズ マーク
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Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
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Publication date
Application filed by Eaton Corp filed Critical Eaton Corp
Publication of JPH0851041A publication Critical patent/JPH0851041A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/18Rotary transformers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性を向上させると同時に、製造コストを
低減させる。 【構成】 ほぼU字形状断面の脚部106,112 を軸方向に
互いに組み合わせ、U字形状断面の隣接した脚部にそれ
ぞれ一次および二次コイル114,116 を巻き付けた環状の
ステータおよびロータ102,104 を備えて、信号レベルお
よび大きい電力レベルの信号の両方を伝達可能にせしめ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一次および二次コイル
を相対回転可能に配置、例えば一方のコイルが固定構造
体に取り付けられ、他方のコイルがその固定コイルに対
して同軸状に回転可能に配置されたシャフトまたは管に
取り付けられた形式のトランスフォーマに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】これまでの回転トランスフォーマは、ト
ルクまたは回転変位トランスジューサ等の回転接続部で
の低レベル信号の伝達に用いられてきた。
【0003】この種の装置は、一般的に測定用に低レベ
ルの位置あるいはひずみ表示信号を発生するか、または
制御信号を発生するために用いられ、これまでは無接点
構造の回転接続部等での大量の電力の伝達が望まれる
か、大量の電力の伝達が必要な場合には用いられていな
かった。
【0004】例えば車両ステアリングホィール上のユー
ザ操作式制御スイッチ、および、ステアリングホィール
に取り付けられたエアバッグ膨張器を励起するための電
力を発生する等の一定の自動車用途では、これまでステ
アリングコラムとステアリングシャフトとの間の回転接
続部での電気接続を行うためにスリップリングまたは螺
旋巻きしたリボン導体を用いるのが一般的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スリップリングの場
合、異物によって電気的接触表面が劣化する可能性があ
るという問題があり、螺旋巻きしたリボン導体には、高
価な導電材リンクが必要であり、またステアリングホィ
ールを車両に設置する時に複雑で困難な組み付け手順を
要するという問題点がある。
【0006】このため、製造コストが低く、信頼性が高
くなるようにして信号レベルおよび大きい電力レベルの
信号の両方を伝達できる無接点回転電気接続部を提供す
る方法または手段を提供することが望まれている。
【0007】図15は、従来型トランスフォーマ10を
示しており、環状のステータ部材14,16内の中央に
回転シャフト12が配置されている。プラスチックロー
タ18が回転シャフト12に取り付けられている。
【0008】ほぼU字形状のステータ部材20には、そ
の外側の脚部の内側表面にコイル28が巻き付けられて
おり、それに軸方向に隣接して第2ステータ部材22が
配置されている。ロータ18には回転コイル30が、コ
イル28に対して回転可能に取り付けられている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ほぼU字形状
断面で、そのU字形状の脚部を軸方向に互いに組み合わ
せ、U字形状断面の隣接した脚部にそれぞれ一次および
二次コイルを巻き付けた環状のステータおよびロータ透
磁性部材を備えた回転トランスフォーマを提供するもの
である。
【0010】本発明のトランスフォーマは、U字形状ス
テータ部材の内側脚部の半径方向外周に一次コイルを取
り付けている。二次すなわち出力コイルは、U字形状ロ
ータ部材の半径方向外側脚部の内側表面に巻き付けられ
ている。
【0011】トランスフォーマはとくに、ステータを固
定コラムに取り付け、それに挿通したステアリングシャ
フトにロータを取り付けた自動車用ステアリングコラム
に用いるのに適している。
【0012】トランスフォーマは、2〜5kHzの周波
数範囲で比較的高い効率を与えることができるように、
鉄または強磁性素材の巻線比および量を最適化するため
に繰り返し設計される。
【0013】本トランスフォーマは、上記周波数では単
位体積および単位質量当たりの電力伝達能力が非常に高
い。
【0014】本発明のトランスフォーマは、ステアリン
グホィールに取り付けられたユーザ作動式制御ボタン、
例えばラジオ操作またはクルーズコントロール機能用の
ものからの信号を回転ステアリングコラム−シャフト接
続部で伝達するのにとくに適している。
【0015】本発明のトランスフォーマは、また、車両
ステアリングホィールに取り付けられた車両乗員の身体
拘束用エアバッグを膨張させるために、点火用トリガ部
材を作動するための飽和状態に近いレベルの電力レベル
信号を伝達するのにも非常に適している。
【0016】環状のステータ(102)およびロータ
(104)が設けられ、その各々の断面がほぼU字形
で、互いに近接して軸方向に組み合わされている回転ト
ランスフォーマ。
【0017】
【作用】ステータには、そのU字形の内側脚部の半径方
向外側表面に一次コイル(114)が巻き付けられてい
る。
【0018】ロータには、そのU字形の半径方向外側脚
部の内側表面に二次コイル(116)が巻き付けられて
いる。一次コイルは巻数が10で最適化され、2〜5k
Hzの周波数で二次電流出力を最大にするためには、二
次コイルの巻数を約40にする。
【0019】トランスフォーマは、単位体積および単位
質量当たり最大の電力出力を与えることができるように
反復設計手順によって最適化される。
【0020】
【実施例】図1を参照しながら説明すると、本発明のト
ランスフォーマ100には、横断面がほぼU字形状で、
U字形状の半径方向外側の脚部が半径方向内側の脚部よ
り軸方向に幾分長い環状の強磁性ステータ部材102が
設けられている。
【0021】環状の強磁性ロータ部材104が、ステー
タ102と同軸状に配置されており、ロータ104は横
断面がほぼU字形状で、その脚部が軸方向においてU字
形状ステータ102の脚部と組み合わされている。
【0022】ロータのU字形状の外側脚部106が、U
字形状ステータの外側脚部108に近接する位置に配置
されており、ロータの内側脚部110がステータの内側
脚部112の内周に近接している。
【0023】一次コイル114がステータの内側脚部の
周りに巻き付けられている一方、出力すなわち二次コイ
ル116がロータの外側脚部106の内周面の周りに巻
き付けられている。
【0024】本発明のトランスフォーマの物理的パラメ
ータを決定する方法および技術を図面を参照しながら以
下に説明する。
【0025】設計手順 図2において、H1=K(定数)を選択する。
【0026】ステアリングシャフトの直径に基づいてD
2を想定する。
【0027】G1=G2=G3=G4=G5を選択す
る。
【0028】体積の制約に基づいてH5を選択する。 I. 一次コイルの場合 N1=10=Cu磁気ワイヤのコイル巻数とする。
【0029】ワイヤサイズ=20AWGとする。
【0030】一次コイルパラメータを指定する。
【0031】p=巻線の詰め込み因数 D=D4=コイル内径(メートル) R=巻線の抵抗(オーム) ρ=Cuの抵抗率=1.7214×{10のマイナス4
乗( オーム/メートル)} H=コイルの軸方向長さ(メートル)=H5−G5−2
(H1) di=絶縁体(ワニス単層)付きワイヤφ(m) de=裸Cuワイヤφ(m) a=巻線空間の断面積(平方m) MTL=巻線の平均1巻き長さ 以下の計算を行う。
【0032】
【数1】
【0033】
【数2】 外径=D4+2W=一次コイルの外径(メートル) MTL=π(D+W)
【0034】
【数3】 II. 二次コイルの場合 コイルパラメータを指定する。
【0035】N2=4N1=コイル巻数とする。
【0036】ワイヤサイズ=20AWGとする。
【0037】p=巻線の詰め込み因数 AWG=アメリカンワイヤゲージ D=外径+2(G5)=コイル内径(メートル)、但し
外径=一次コイル外径
【0038】
【数4】 H=コイルの軸方向長さ(メートル)=H5−G5−2
(H1) 一次コイルの場合と同様にしてdi、dc、W、MT
L、R2を計算する。
【0039】D5=D+2W=コイル外径(メートル) 図2、3および4を参照しながら、磁気抵抗を決定す
る。
【0040】部材Aの磁気抵抗=RA
【0041】
【数5】 但し、μ=フェライト材の透磁率で、
【0042】
【数6】 の範囲にある。部材Eの磁気抵抗=RE
【0043】
【数7】 ギャップ1の磁気抵抗=RG1
【0044】
【数8】 但し、
【0045】
【数9】
【数10】 ギャップ2の磁気抵抗=RG2
【数11】 部材Dの磁気抵抗=RD
【数12】 部材Bの磁気抵抗=RB
【数13】 部材Cの磁気抵抗=RC
【数14】 ギャップ4の磁気抵抗=RG4
【数15】 部材Fの磁気抵抗=RF
【数16】 図4において、
【数17】
【数18】 図5において、
【数19】
【数20】 RL2=1/PL2=二次コイルの場合の漏洩磁気抵
抗。但し、
【数21】 図5において、 1. V1=N1×(dΦ1/ dt)+I1+R1 2. V2=N2( dΦ3/ dt) 2(a) Z2=R2+RL−XL 但し、抵抗負荷の
場合XL =0 2(b) KR=(RL1+RL2+RM) /RL2 3.
【数22】
【数23】 5. N1×I1−(Φ1−Φ2) ×RL1=0 6. RL1×(Φ2−Φ1) +RM×Φ2+RL2×
(Φ2−Φ3) =0 7. RL2×(Φ3−Φ2) +N2×I2=0
【数24】 BB=N3×{KR−(RL1/ RL2) }+(KR−
1)×{(N1×RL2) /(R1×RL1) CC=KR×RL2−RL1−RL2 DD=(N2×N1×NR) /(Z1×R1×RL1;
EE=(KR−1)×{(N1×RL2) /RL1×R
1) V1は正弦電圧であるから、φ1も,その形状であると
想定される。
【数25】 式9を微分すると、
【数26】 および
【数27】 が得られ、これを式8に代入することによって、交互に
sinωt=0およびcosωt=0である条件から、
K1およびK2を決定することができる。
【0046】K1およびK2を得た後、式9を解いてφ
1を求める。
【0047】φ1を決定してから、式1を解いてI1を
求める。I1を決定してから、式5を解いてφ2を求め
る。φ2の数式を式6に代入して解き、φ3を求める。
φ3を求めてから、2(a)をZ2に代入することによ
って式4を解いて、二次すなわち出力電流I2を求め
る。
【0048】また、式2から、微分してdφ3/ dtに
代入することによってトランスフォーマの二次すなわち
出力電圧V2を決定する。
【0049】上記手順を用いて、負荷インピーダンスお
よび図2のトランスフォーマ寸法の値を選択し、N1、
N2の値を選択することによって、V2およびI2の値
を計算することができる。
【0050】ここでは、二次コイル負荷が、被電気着火
部材で見られるような2.5Ω(オーム)の値の純抵抗
分を備えているものとした。
【0051】#20AWG銅の巻数N1を10から10
0まで増分した。#20AWG銅の巻数N2を10から
100まで増分した。
【0052】入力電圧V1 を5ボルトピーク(3.5V
RMS)の正弦波形であると仮定し、V1の周波数ωを
100Hzから50kHzまで増分した。
【0053】図6では、2.5オームの抵抗負荷で、周
波数を2kHzと仮定し、ギャップG1〜G5が同一値
0.030インチ(0.762ミリメートル)、D1が
1インチ(25.4ミリメートル)、H5が0.70イ
ンチ(17.8ミリメートル)で作動する場合に上記式
を解いて二次電圧および電流を求め、二次コイル巻数N
2 の10〜100の範囲の様々な値に対する一次コイル
巻数N1の10〜100の範囲での各増分について負荷
の電力出力を計算した。
【0054】その結果が、二次コイル巻数N2:負荷へ
の電力出力(ワット)の値を、一次コイルの巻数を10
ずつ増分した各場合について示す曲線群でグラフ表示さ
れている。
【0055】図6からわかるように、図1および2のト
ランスフォーマにおいて、形状を替えた場合の予測電力
出力は、一次コイルの巻数が10、二次コイルの巻数N
2が28〜40の範囲にある場合に最大になる。
【0056】図6のグラフから、巻数が10の一次コイ
ルを用いて、一次コイル巻数に対する二次コイル巻数の
比を4にした場合に構造が最適になることが明らかにな
った。
【0057】図7では、一次コイルの巻数を10にし、
二次コイルの巻数N2を10から100まで増分した場
合の物理的に同じトランスフォーマ構造を再び上記式1
〜8に代入した。
【0058】一次電圧周波数の100Hz〜50kHz
の範囲での各増分値について二次電圧および電流を計算
した。
【0059】これらの計算の結果が、図7に周波数の各
増分に対応した曲線群で示されており、2.5オームの
抵抗負荷への二次コイルの電力出力が二次コイルの増分
巻数N2の関数としてグラフ表示されている。
【0060】図7からわかるように、1kHzより高い
周波数では、最適電力出力を得るためには二次コイルの
巻数が一次コイルの巻数の4〜5倍である必要がある。
【0061】図8には、一次電流I1 が二次コイルの巻
数N2の関数として、周波数の100Hz〜50kHz
の範囲での様々な増分値に対応した曲線群でグラフ表示
されている。
【0062】図8の様々なグラフからわかるように、2
kHz以上の周波数の場合、二次コイルの巻数N2が4
0以上で最適な結果が達成される。
【0063】図9では、仮定トランスフォーマ構成に対
して2kHzの周波数を選択して、式1〜8を用いて、
一次コイル巻線N1の10〜100の範囲での様々な増
分値について一次電流I1 を計算した。その結果が図9
の曲線群としてグラフ表示されている。
【0064】一次コイル巻線N1が10の場合、二次コ
イル巻数N2を40にすれば、飽和状態まで十分なゆと
りを備えた最適に近い結果が得られることも図9からわ
かる。
【0065】このように、一次コイルの巻数を10に、
二次コイルの巻数を40に選択することが、現時点で全
体的に最適な結果を達成するために好ましいと考えられ
る。 第1表
【0066】
【表1】
【0067】
【表2】 第1表を参照しながら説明すると、上記寸法のトランス
フォーマは、総重量が341 グラム、体積が83.4立方c
m、一次コイル巻数が10、二次コイル巻数が40になる
ように形成され、決定された。
【0068】トランスフォーマの二次コイルは、一次コ
イルの3.5VRMS 励起に接続され、2.5 オームの抵抗負荷
を二次コイルの両端に接続して、トランスフォーマを10
0 Hz〜5kHzの範囲で増分する様々な一次電圧周波
数で作動させ、負荷へ送られる電力出力を測定した。ト
ランスフォーマは、周波数100 Hzの一次電圧でほぼ飽
和することがわかり、飽和磁束密度は、一次コイルへ加
えられる48ボルトアンペアRMSで4800ガウスであるこ
とが決定された。
【0069】一次コイルに加えられるボルトアンペアお
よび出力電圧が測定され、その値が第1表に示されてい
る。効率比、すなわち1ボルトアンペア入力当たりのワ
ット出力が計算され、その値が第1表に示されている。
【0070】図15に示されている従来型トランスフォー
マについて同様なテストを行って、測定値を取った。
【0071】これらの値も第1表に示されている。図10
では、本発明のトランスフォーマの効率比の値が励起電
圧の増分周波数に対応して、測定値を四角で表示した上
側のグラフでグラフ表示されている。
【0072】同様に、従来型トランスフォーマの場合の
入力電圧の増分励起周波数に対応した効率比の値が、測
定値をひし形で表示した下側のグラフでグラフ表示され
ている。
【0073】図10の上下のグラフを比較すればわかるよ
うに、本発明のトランスフォーマの1〜2kHzの周波
数での効率は、従来型トランスフォーマの効率の7倍程
度である。
【0074】第1表に示されたテストデータおよび物理
的測定データに基づいて、図1のトランスフォーマおよ
び図9に示されている従来型トランスフォーマの電力出
力を計算した。
【0075】これらの計算の結果が入力電力周波数の各
増分値で測定した電力出力に基づいてワット/グラム重
量およびワット/立方cmとして第1表に示されてい
る。
【0076】その値が図11にグラフ表示されており、計
算値を四角で表示した上側のグラフは図1のトランスフ
ォーマの値を表している。
【0077】計算値をひし形で表示した下側のグラフは
図15の従来型トランスフォーマの値を表している。
【0078】本発明の場合にトランスフォーマの重量の
関数として二次コイルN2のワット出力で表された出力
密度が、図15のトランスフォーマより3桁大きいことが
わかる。
【0079】図12には、図1および図15のトランスフォ
ーマの出力電力の計算結果がグラフ表示されており、計
算値を四角で表示した上側のグラフは図1のトランスフ
ォーマを表し、計算値をひし形で表示した下側のグラフ
は図15の従来型トランスフォーマを表している。
【0080】図12から明らかなように、図1のトランス
フォーマの体積の関数としての出力電力が、図15の従来
型トランスフォーマの場合より3桁大きい。励起電圧は
最大値・5ボルトピークすなわち3.5 ボルトRMSの場
合である。
【0081】図13は、飽和磁束密度において図1のトラ
ンスフォーマの電力出力を周波数の各増分値に対して線
形シミュレーション分析によって計算し、周波数の関数
としてワット/立方cmでグラフ表示しており、その計
算点が図13の上側のグラフに四角で表示されている。計
算点は、第1表で与えられたデータに基づいている(励
起電圧5ボルトピーク/3.5 ボルトRMS)。
【0082】図14には、本発明のトランスフォーマにつ
いて、飽和磁束密度での周波数の各増分値に対する電力
出力のデータを第1表から決定して、図14のグラフの四
角で表示されている周波数の様々な増分値に対してトラ
ンスフォーマ重量1グラム当たりのワット出力の関数と
してグラフ表示した(励起電圧5ボルトピーク/3.5ボ
ルトRMS)。
【0083】図13を図12と、また図14を図11と比較すれ
ばわかるように、図1のトランスフォーマの性能は、ト
ランスフォーマを飽和状態にすることによって向上す
る。
【0084】このように、本発明は、回転トランスフォ
ーマの単位体積および単位質量に対してこれまでは得ら
れなかった電力出力および効率を与えている。
【0085】本発明のトランスフォーマは、独特の組み
合わされたステータおよびロータ鉄およびコイルを用
い、ステータおよびコイル鉄をU字形状断面にすること
によって、従来得られたものよりも広い周波数スペクト
ルで相当に高い出力を得ることができる。
【0086】以上に本発明を図示の実施例について説明
してきたが、発明の精神の範囲内において様々な変更を
加えることができることは理解されるであろう。
【0087】
【発明の効果】本発明の回転トランスフォーマは上記の
ように構成したので、ほぼU字形状断面の脚部を軸方向
に互いに組み合わせ、U字形状断面の隣接した脚部にそ
れぞれ一次および二次コイルを巻き付けた環状のステー
タおよびロータ透磁性部材を備えて、信号レベルおよび
大きい電力レベルの信号の両方を伝達可能にせしめるた
め、信頼性を向上させると同時に、製造コストを低減さ
せる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトランスフォーマの断面斜視図であ
る。
【図2】図1のトランスフォーマの拡大断面図である。
【図3】図1のトランスフォーマの磁気抵抗の概略図で
ある。
【図4】図3の回路のテブナンの定理に基づいた図であ
る。
【図5】図4の回路のさらなるテブナンの定理に基づい
た図である。
【図6】図1のトランスフォーマの一次コイルの様々な
巻数値について、二次コイルの巻数の関数として電力出
力をワットで表示したグラフである。
【図7】図1のトランスフォーマの場合の周波数の様々
な値について、二次コイルの巻数の関数として電力出力
をワットで表示したグラフである。
【図8】図1のトランスフォーマの場合の周波数の様々
な値について、二次コイルの巻数の関数として一次電流
をアンペアで表示したグラフである。
【図9】図1のトランスフォーマの場合の一次コイルの
様々な巻数値について、二次コイルの巻数の関数として
一次電流をアンペアで表示したグラフである。
【図10】図1および従来技術のトランスフォーマにつ
いて、周波数の関数として一次コイルのボルトアンペア
に対して正規化した電力出力をワットで表示したグラフ
である。
【図11】上側のグラフで本発明のトランスフォーマに
ついて、下側のグラフで従来技術のトランスフォーマに
ついて、励起周波数の関数としてトランスフォーマ重量
1グラム当たりの電力出力をワットで表示したグラフで
ある。
【図12】上側のグラフで本発明のトランスフォーマに
ついて、下側のグラフで従来技術のトランスフォーマに
ついて、励起周波数の関数としてトランスフォーマ体積
1立方cm当たりの電力出力をワットで表示したグラフ
である。
【図13】上側のグラフで本発明を表し、下側のグラフ
で従来技術のトランスフォーマを表す、飽和磁束密度に
おいて励起周波数の関数としてトランスフォーマ体積1
立方cm当たりの電力出力をワットで表示したグラフで
ある。
【図14】上側のグラフで本発明を表し、下側のグラフ
で従来技術のトランスフォーマを表す、飽和磁束密度に
おいて励起周波数の関数としてトランスフォーマ重量1
グラム当たりの電力出力をワットで表示したグラフであ
る。
【図15】従来型トランスフォーマの断面図である。
【符号の説明】
100 回転トランスフォーマ 102 ステータ 104 ロータ 106 ロータU字形状脚部 112 ステータU字形状脚部 114 一次コイル 116 二次コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール グレゴリー ロップス アメリカ合衆国,ウイスコンシン 53022, ジャーマンタウン,フリーステッド ロー ド エヌ120ダブリュ17470 (72)発明者 チャールス ジョセフ テニス アメリカ合衆国,ウイスコンシン 53188, ウォーケシャ,ムックルストーン カート 2904 (72)発明者 マーク アラン ジャズ アメリカ合衆国,ウイスコンシン 53146, ニューベルリン,ダブリュ.ウエストビュ ー レーン 17824

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転接続部で電力を伝達するためのトラ
    ンスフォーマであって、 半径方向断面がほぼU字形状に形成された環状の強磁性
    素材からなる一次ステータ(102)と、 半径方向断面が環状の強磁性素材からなるほぼU字形状
    に形成された脚部と前記ステータの脚部とを軸方向に組
    み合わせた二次ロータ(104)と、 巻線の軸線が前記環状ステータの軸線に一致し、前記ス
    テータU字形状の脚部(112)の一方に受入れられて
    いる一次コイル(114)と、 巻線の軸線が前記環状ロータの軸線に一致しており、前
    記U字形状ロータの脚部(106)の一方に受入れら
    れ、前記一次コイルと共通の軸方向位置に配置されてい
    る二次コイル(116)とを有し、 前記ステータおよびロータのU字形状の半径方向内側お
    よび外側の脚部が、それぞれステータおよびロータの間
    に磁束を形成するために半径方向内側および外側のエア
    ギャップを形成しており、前記ステータおよびロータは
    互いに相対回転可能に配置されていることを特徴とする
    トランスフォーマ。
  2. 【請求項2】 一次コイルはU字形状ステータの半径方
    向内側の脚部の半径方向外周上に受入れられていること
    を特徴とする請求項1のトランスフォーマ。
  3. 【請求項3】 二次コイルがU字形状ロータの半径方向
    外側の脚部の半径方向内周上に支持されていることを特
    徴とする請求項1のトランスフォーマ。
  4. 【請求項4】 二次コイル巻数が一次コイルの4倍であ
    ることを特徴とする請求項1のトランスフォーマ。
  5. 【請求項5】 一次コイルはボビンに巻き付けられてい
    ることを特徴とする請求項1のトランスフォーマ。
  6. 【請求項6】 二次コイルボビンに巻き付けられている
    ことを特徴とする請求項1のトランスフォーマ。
  7. 【請求項7】 U字形状ロータおよびU字形状ステータ
    は、互いに向き合ったU字形状の開放端部内に軸方向に
    組み合わされていることを特徴とする請求項1のトラン
    スフォーマ。
  8. 【請求項8】 一次コイルはボビンに巻き付けられてお
    り、ボビンは軸方向において前記ステータ上にプレス嵌
    めされていることを特徴とする請求項1のトランスフォ
    ーマ。
  9. 【請求項9】 二次コイルはボビンに巻付けられてお
    り、ボビンは軸方向において前記ロータ上にプレス嵌め
    されていることを特徴とする請求項1のトランスフォー
    マ。
  10. 【請求項10】 回転カップリングで電力を伝達するた
    めのトランスフォーマであって、 半径方向断面がほぼU字形状に形成された環状の一次強
    磁性部材(102)と、 半径方向断面がほぼU字形状に形成された脚部と前記一
    次部材の脚部とを軸方向に組み合わせた環状の二次強磁
    性部材(104)と、 前記環状一次部材の前記U字形状の脚部の一方に受入れ
    られているトランスフォーマ一次コイル(114)と、 前記環状二次部材の前記U字形状の脚部の一方に配置さ
    れたトランスフォーマ二次コイル(116)とを有し、
    前記一次および二次部材は互いに相対回転可能に配置さ
    れており、前記U字形状の隣接脚部が磁束用の半径方向
    エアギャップを形成していることを特徴とするトランス
    フォーマ。
  11. 【請求項11】 二次コイルは、巻数が一次コイルの4
    倍であることを特徴とする請求項10のトランスフォー
    マ。
  12. 【請求項12】 一次部材および二次部材は、飽和磁束
    密度が0.2テスラで、空気と比較した相対的透磁性が
    少なくとも100である素材で形成されていることを特
    徴とする請求項1のトランスフォーマ。
  13. 【請求項13】 回転接続部で電力を伝達するためのト
    ランスフォーマであって、 強磁性素材からなる環状の一次部材(102)と、 強磁性素材からなり、前記一次部材に対して相対回転可
    能に配置されており、組み合わされてその間に半径方向
    の磁束エアギャップを形成する部分を備えている強磁性
    素材からなる環状の二次部材(104)と、 前記一次部材の周りに巻き付けられた一次コイル(11
    4)と、 前記二次部材の周りに巻き付けられており、巻数が前記
    一次コイルの少なくとも3倍である二次コイル(11
    6)とを有しており、 前記一次および二次部材およびコイルは、2kHz以下
    の一次電流周波数で前記一次および二次部材の強磁性素
    材1立方cm当たり少なくとも0.18ワットの出力密
    度を有することを特徴とするトランスフォーマ。
  14. 【請求項14】 一次および二次部材の少なくとも一方
    は、飽和磁束密度が0.2テスラで、空気と比較した相
    対的透磁性が少なくとも100である素材で形成されて
    いることを特徴とする請求項13のトランスフォーマ。
  15. 【請求項15】 二次コイルは、巻数が一次コイルの4
    倍であることを特徴とする請求項13のトランスフォー
    マ。
  16. 【請求項16】 一次および二次部材は、断面がほぼU
    字形状であることを特徴とする請求項13のトランスフ
    ォーマ。
  17. 【請求項17】 一定電圧で回転接続部で電力を伝達す
    るためのトランスフォーマであって、 強磁性素材からなる環状の一次部材(102)と、 一次部材に対して相対回転可能に配置されており、組み
    合わされてその間に半径方向の磁束エアギャップを形成
    する部分を前記一次部材と共に備えている、強磁性素材
    からなる環状の二次部材(104)と、 前記一次部材および前記回転軸線の周りに巻き付けられ
    た一次コイル(114)と、 前記二次部材および前記回転軸線の周りに巻き付けられ
    ており、巻数が前記一次コイルの少なくとも3.5倍で
    ある二次コイル(116)とを有しており、 前記一次および二次部材およびコイルは、2kHz以下
    の一次電流周波数に対して少なくとも0.2ワット二次
    出力/ボルトアンペア一次入力を与えることを特徴とす
    るトランスフォーマ。
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