JPH08510144A - 吸収性材料衣料のための取り付けベルト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は一般に失禁患者のための吸収性衣料（２）に使用するベルト（１）に関するものである。このベルトはフック・アンド・ループ型取り付け手段のフック素子ストリップ（６、６′、６″）の解放可能取り付け部域（５）を画成する二つの側方に離間した縁（３、４）を有する。ベルトはまた少なくとも一つの部分（７）を有し、この部分はベルトの長さの小部分に沿って且つベルトの幅（ｚ）の大部分を横切って外部に延び、前記画成部分（７）は前記フック素子が解放可能に取り付けることができない非取り付け帯域である。

Description

【発明の詳細な説明】 吸収性材料衣料のための取り付けベルト発明の分野 本発明は特に失禁患者の体液を収集するのを助けるために着用される吸収性衣 料に用いるベルト、特に吸収性衣料に用いるベルトであって、フック・アンド・ ループ型取り付け手段のフック素子ストリップを解放可能に取り付けるための材 料部域を間に画成する側方に離間した二つの縁を有するベルトに関する。発明の背景 上記型の吸収性衣料は技術上周知である。 二つの一般型式のものが主として識別されており、その第１のものはベルトが 吸収性衣料部分と一体的に取り付けられた型式、第２のものは個別のベルトを有 しこのベルトに吸収性衣料部分が解放可能取り付け手段、例えば"VELCRO"の名で 販売されるフック・アンド・ループ（タッチ・アンド・クローズとも呼ばれる） 型取り付け手段により取り付けられる型式のものである。個別型のベルトは特定 の洗浄を必要としない限定用途の使い捨てベルトにでき、あるいは効果又は外観 の点で新しいベルトに交換することが必要になる前に数回洗濯できるより永久的 な型式のものにできる。 公告公報WO-A-91/08725は吸収性衣料又は”シャーシー”（シャーシーと称さ れることもある）に関連してこれら二つの一般型式の例を開示している。 再使用可能ベルトの他の例は例えばGB-A-2 242 612から 知られており、この場合ベルトは吸収性裏張りのスリットに通されて、ベルトの 各端にフック部分とループ部分とを有するフック・アンド・ループ型機械的ファ スナを提供する。 かかる衣料について認識された問題の一つは、衣料を正しく取り付けることに より使用者の最大の快適性を達成することである。不正取り付けは使用者に痛み 、切傷及び／又は苦痛部域を生じる。このことは特に使用者が自立できないか又 は苦痛を介護者へ伝達できない場合に生じる。 この問題の解法は上記WO-A-91/08725に提案されており、それによれば使用者 に着用される個別のベルトに可視マーク又は目標印を施し、これによりベルトの 中心線がより明らかになり且つ／又はシャーシー部分に設けたフック素子ストリ ップの取り付け場所を提供する。 失禁の問題が含まれる場合、この問題を抱える人はしばしば老齢であり、各種 の身体的ハンディキャップを持つことは了解されよう。その結果、衣料を取り付 ける介護者が必要になる。かかるベルトの多くの使用者もまた寝たきりであり、 しばしば体重が重く介護者は衣料を着用者へ快適に当てがい取り付けるのに通常 困難を感じているが、その理由は看護者の（位置決めの）器用さと、（着用者を 動かす）体力とが同時に要求されるからである。 更に、衣料の所望の取り付け点（即ち個別ベルトへのシャーシーの取り付け点 ）、例えば前記WO-A-91/08725に開示された印は、シャーシーの取り付けが使用 者の下側又は背後に生じる寝たきり使用者の場合の様にしばしば見えな いか又は容易に見えない。 しかして特に寝たきりの人の場合に衣料を容易に正しく取り付けることができ る解決策が必要である。 本発明の他の目的は好適実施例に関する以下の記載を読む内に明らかになろう 。発明の要約 上記型の吸収性衣料を着用するときの取り付けと快適性に関する上記問題は請 求の範囲第１項によるベルトの特徴により解決される。 ベルトの好適な特徴は従属項に記載されている。 第１項の非取り付け帯域の使用の結果、取り付けられるべきシャーシーのフッ ク素子ストリップの取り付けは、例えば取り付け帯域を見ることができることを 必要とせずに容易化されるが、その理由は吸収性衣料をベルトへ取り付ける人は 、シャーシーのフック素子ストリップを、非取り付け帯域の各縁の丁度外側に位 置する正しい場所に取り付けることができるだけだからである。 吸収性衣料なる語を失禁、特に大人の失禁に関連して使用したが、本発明はこ の特定の用途又はこれにより暗示される特定の寸法又は型式に限定されるもので ないことは注目されよう。また、かかるベルトは単に寸法を適当に変えるだけで 例えば赤ん坊用又は子供用おむつに使用できることは当業者に明かであろう。図面の簡単な説明 本発明はある非限定実施例及び添付図面に関して詳述される。図面に於て、 第１図は本発明によるベルトを示し、このベルトは明示のために使用者へ取り 付けられるときに通常使用されるのと反対の態様でループ状に示されている。 第２図は本発明によるベルトを示し、このベルトはどちら側でも使用できるリ バーシブル型のベルトである。 第３図は本発明のベルトへ取り付けるようにしたシャーシーの形態の吸収性衣 料を示す。 第４図は平たく広げた本発明によるベルトを示す。 第５図は第２図と同様のリバーシブルベルトの平面図を示す。 第６図は本発明のベルトに適用される細長いフック素子ストリップの三つの可 能な実施例を第６（A）図、第６（B）図、第６（C）図に示す。好適実施例の詳細な説明 第１図は使用者の腰の回りに巻き付けることができるように可撓性材料から作 られたベルトを１で一般的に示す。第１図のベルトは明示のために使用者へ取り 付けるときに通常使用されるのと反対の態様で仮想中心点の回りに巻かれた状態 で示されている。しかしてベルト８の内側がここでは、あたかも外側であるかの ように示されている。 ベルトは実質的に長方形であり、距離ｚ（第４図参照）だけ離れた二つの側方 に離間した縦縁３と４を含む。一端において、ベルトはここでは狭い幅を有する ものとして示された端部分１３を有し、この端部分にフック素子を有する可撓性 ストリップ６が確実に取り付けられている。このフック素子ストリップはフック ・アンド・ループ型取り付 け手段の結合部分の半分を形成する型式のものである。図示の実施例における結 合部のループはベルト材料自体により形成される。 ベルト５の外側（第１図には内側として示されている）は一部にはベルトの一 端のストリップ６のためのまた一部には吸収性材料１４を有するシャーシー２の 同様のストリップ６′、６″のための解放可能取り付け部域として役立つ（第２ 図参照）。 ベルト１の外面５にはベルトの外面５上の適当な材料ストリップにより形成さ れた画成部分７があり、これへはフック素子ストリップ６′、６″は解放可能に 取り付けることができない。しかしてこの部域７は非取り付け帯域を形成し、ま た図示の如くその中心線はベルトの主部分の中心線Ａ−Ａと共通である。帯域７ はベルトの幅全体を横切って、又は少なくともその大部分を横切って延びる。「 大部分」と云うのはここでは５０％以上を意味するが、ベルトの幅を横切る実際 の範囲は一般にストリップ６′、６″が部域７の長辺の上又は下の十分な面５へ 取り付くことができない程度のものである。非取り付け帯域７もベルトの小部分 に沿って、即ち全ベルト長の５０％以下に沿って延びている。この分野で用いら れる殆どの普通のベルトは１５０ｃｍ以下であり、帯域７の最大長は通常７０ｃ ｍ以下である。但し、ベルトの長さや取り付けられる衣料２の寸法に応じて５ｃ ｍという短い長さにすることも可能である。しかし好ましくは、帯域７の長さは 大人の失禁者に適用する場合２５ないし４０ｃｍである。 帯域７はフック素子の解放可能取り付けに適した材料の既存のベルトへ材料（ これへはフック素子が取り付かない；例えば、プラスチック材料）の片を付加す ることにより一般に形成されるが、ベルトの本体は非取り付け帯域の材料により 全体的に、又は大部分、形成できることは明かである。請求範囲に記載の取り付 け帯域を設けるために、前記ストリップの内方マージンが非取り付け帯域の始端 と終端とを形成するようにフック素子の解放可能取り付けに適したベルト材料の 二つの長さ部分又はストリップ５′、５″を取り付けることが必要である。 シャーシー２をベルト１へ取り付ける態様を説明する。第１に、ベルトを着用 者の腰の回りに通し、フック素子ストリップ６を解放可能取り付け面５へ軽く押 圧して取り付ける。帯域７は外方に面し、その中心線を着用者の脊柱と一致させ る（即ち、着用者の背中に関してほぼ中心に位置させる）。次いで、二つのスト リップ６′（又はストリップ６″）をベルト面５へ取り付けることによりシャー シー部分を着用者の背中の後ろでベルトの外側へ取り付ける。 ストリップ６′又は６″の内方マージン間の距離ｙは帯域７の長さｘよりも大 きい。しかして二つのストリップ６′又は６″はベルトの正しい部域に容易に配 置できる、と言うのはこれらは両ストリップ６′（又は６″）が取り付く部域だ からである。シャーシーの他端（即ち、未だ取り付けられていない端）を着用者 の脚に通してベルトの前部に取り付ける。 その結果、患者に対して、シャーシーは正しく位置決め されて取り付けられることになるが、このことはシャーシーが不正配置により脚 又は股に側方引っ張り力を生じないのみならず、切傷又は痛みの原因になるベル トの捻りが導入されないことを意味する。 それほど好ましいことではないが、シャーシーはストリップ６′又は６″を弾 性化された又は伸張可能な部分に配置してもよい。そうすればシャーシーを正し く取り付けるには帯域７の長さｘよりも大きい分離ｙを持つようになるまで単に ストリップ６′を互いに引き離すだけでよい。 本発明の他の実施例が第２図及び第５図に示され、これらの図はリバーシブル ベルト、即ちひっくり返していずれの側も使用できるベルトを示す。本発明によ れば、このようにベルトには両側に解放可能取り付けのための対応帯域５、１２ が設けられ、また両側に非取り付け部域７が設けられる。リバーシブルベルトを 使用すれば、ベルトを取り付けるときどちらの側が外側であるかを確かめる必要 がないから、帯域７がなくても、片側のみ使用可能な周知のベルトに勝る利点を 本来備えていることは理解されよう。このことは暗闇において、又は例えば部分 的又は全体的に目の不自由な着用者にとって重要な利点である。 ベルトの一端には特別な材料片２０が（溶接又は他の手段により）取り付けら れ、この材料片は可撓性材料から作られ、フック素子の二つのストリップ２１、 ２２が取り付けられている。ベルトのどちら側が着用されるかに応じて、一側又 は他側のフック素子ストリップ２１又は２２をベルトの取り付けに使用できる。 一般に、ベルトの各側のストリップ７は同じ大きさである。但し、異なる大き さのものにすることもできる。これは例えば、日中は小さく、嵩ばらずしかして 見えにくいシャーシーを使用し夜は嵩高のものを使用したい場合に役立つ。これ により、例えばストリップ６′の分離距離“ｙ”は異なる。 片側型のベルトの使用が明らかに有利であるのは、ベルトの内面材料が吸収性 とされ、しかして例えば汗を吸収する場合である。これにより解放可能取り付け 部域５におけるベルトの外側の材料を自由に選択できる。 織布はフック素子ストリップに対する解放可能取り付け特性を有するため又そ の洗濯可能性のためにベルトの両側に通常使用される。 しかし不織材料へ解放可能に取り付けることができるフック素子ストリップの 開発により、今や不織の安価な材料をベルトの外側に使用することが可能である 。しかして、不織材料は例えば皺を発生することなく容易に洗濯できないから、 ベルトが使い捨てのものであれば（即ち洗濯後に再使用するものでないならば） 、かかるベルトの内面に吸収性材料、おそらくは不織布を使用できる。このよう に、少数のシャーシーを持ちいて制限された使用後に捨てることができる安価な ベルトを達成できる。 特に、ベルトの解放可能取り付け面のために不織材料を用いるとき、特に良好 な剥離強度と剪断強度が達成され、剥離強度は0.1-2.0 Ncm^-1好ましくは0.2-0.8 Ncm^-1と言う低さであり、又剪断強度は1 Ncm^-2よりも大きく、好ま しくは15 Ncm^-2よりも大きく、通常は20 Ncm^-2よりも大きい。 着用者の快適性はこの分野で又特にベルトのフィットに対して特に重要な考慮 事項であるから、ベルトを取り付けるためのフック素子ストリップの特定の配置 を採用することは有利であることが示されている。しかしてフック素子ストリッ プがベルトの不正取り付けに起因して着用者の腰に接触する可能性を非常に小さ くするために、又は使用者の腰が寸法を増す場合に備えて、フック素子ストリッ プはそのような長さと幅に作られ、そのような配向で位置決めされ、これを回避 する。 三つの可能なストリップの実施例９、１０、１１を示す第６図から判る如く、 ストリップの外縁間の距離はベルトの各縁３、４から少し離して置かれる。この ように、ベルトが取り付けられるとき、僅かに角度が付き、あるいは正しく重畳 しない場合、フック素子はベルトの縁を越えて突出せず、しかして着用者の体に 接触しない。 判る如く、ストリップは一般に細長く、又は第６（Ｂ）図の如く一連のストリ ップ１０の場合、一連のストリップは細長い。好ましくは２：１以上、更に好ま しくは３：１以上の伸び比が使用される。しかして上記利点を達成するために、 図示の如くベルトの幅を横切る寸法をより大きくしてストリップを設定し、この より大きい寸法がベルトの主部域（５）の幅（ｚ）の２５％ないし７５％の長さ を持つようにストリップの寸法を決めるのが好ましい。ベルトの幅と言うのはス トリップ９、１０、１１が取り付けられ る帯域のベルトの幅を意味する。しかして第６（Ｃ）図の実施例では、ストリッ プ１１はベルトの縮小部分を完全に横切って延びているが、ストリップは依然と して上記範囲内にある。特に、６０％以下の長さを持つストリップを使用するの が特に有利であることが判明している。不織材料をベルト取り付け面として使用 することにより達成できる剪断力に起因して、最小の取り付け面積で適正な剪断 強度を得ることは容易である。 本発明の特定実施例を上述したが、これらは添付の請求の範囲に記載の本発明 の範囲を制限するものではないことは理解されよう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，Ｇ Ｂ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ， ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＩ，Ｓ Ｋ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．吸収性衣料（２）に用いるベルト（１）であって、フック・アンド・ルー プ型取り付け手段のフック素子ストリップ（６、６′、６″）の解放可能取り付 けのための材料の部域（５）を間に形成する二つの側方に離間した縁（３、４） を有するベルトに於て、前記部域（５）はベルトの長さの小部分に沿って且つベ ルトの幅（ｚ）の主部分を横切って外部に延びた少なくとも一つの画成部分（７ ）を含み、前記画成部分（７）は前記フック素子が解放可能に取り付けられない 非取り付け帯域であることを特徴とするベルト。 ２．前記画成部分（７）はその中心線がベルトの中心線（Ａ−Ａ）と実質的に 一致するように配置されることを特徴とする請求の範囲第１項記載のベルト。 ３．前記画成部分（７）はベルト（１）の主部域（５）へ取り付けられた追加 の材料片により形成されることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項記載の ベルト。 ４．非取り付け帯域（７）に使用されるベルト材料はベルト長さの大部分に沿 って延び、解放可能取り付けのための材料の部域（５）は非取り付けの画成部分 を形成すべく内縁間に距離（ｙ）を持って非取り付け帯域（７）に用いられるベ ルト材料へ取り付けられた二つの材料ストリップ（５′、５″）により形成され ることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項記載のベルト。 ５．ベルトの両側（５、１２）はベルトがリバーシブルになるように実質的に 同一であることを特徴とする請求の 範囲前項の何れか一項に記載のベルト。 ６．ベルトの一端に他の材料片（２０）が取り付けられ、この材料片はその各 端にフック素子のストリップ（２１、２２）が取り付けられたことを特徴とする 請求の範囲第５項記載のベルト。 ７．解放可能取り付け部域（５）と反対側のベルト（８）の面は吸収性材料か ら少なくとも一部作られたことを特徴とする請求の範囲前項の何れか一項に記載 のベルト。 ８．ベルトの一端にベルトを使用者の回りでベルト自体に取り付けるフック素 子取り付けストリップ（６、１０、１１、２１、２２）が設けられ、前記ストリ ップは細長くそのより大きい寸法部分がベルトの主部域（５）の幅（ｚ）の２５ ％ないし７５％の長さを有し、前記より大きい寸法部分は実質的にベルトの幅方 向に位置することを特徴とする請求の範囲前項の何れか一項に記載のベルト。 ９．少なくともフック素子取り付けストリップを収容する解放可能取り付け部 域（５）は不織材料から作られることを特徴とする請求の範囲前項の何れか一項 に記載のベルト。 10．ベルトの両側面（５、８、９）は不織材料から作られることを特徴とする 請求の範囲第９項記載のベルト。 11．ベルト（１）に沿う非取り付け帯域（７）の長さは５ないし７０ｃｍ、好 ましくは２５ないし４０ｃｍであることを特徴とする請求の範囲前項の何れか一 項に記載のベルト。 12．請求の範囲前項の何れか一項に記載のベルトとシャ ーシー（２）の形態の吸収性取り付け部分との組合せであって、前記シャーシー はフック素子のストリップ（６′、６″）がその各端に取り付けられ、前記スト リップの内方マージンは距離（ｙ）だけ離間されてストリップがベルトへ正しく 取り付けられるときに非取り付け帯域の各外縁の外側に位置するようにした組合 せ。 13．ストリップ（６′、６″）はシャーシーの弾性化部分に位置して、伸張時 に、前記ストリップの内方マージンが非取り付け帯域の長さ（ｘ）よりも大きい 距離（ｙ）だけ離間できるようにした請求の範囲第１２項記載の組合せ。 14．ベルトの解放可能取り付け部域（５、１２）は不織材料から成り、ベルト （１）へのシャーシーのフック素子ストリップ（６′、６″）間の接続部は剥離 強度が0.1-2.0 Ncm^-1，好ましくは0.2-0.8 Ncm^-1であり、又剪断強度が1 Ncm^-2 よりも大きく、好ましくは15 Ncm^-2よりも大きい請求の範囲第１２項又は第１３ 項に記載の組合せ。