JPH08509079A - 位相調整アレイを有する光学装置 - Google Patents
位相調整アレイを有する光学装置Info
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Abstract
(57)【要約】
第1の結合器(2)と、チャネルのアレイ(Wq)によって接続された第2の結合器(3)とを備える光学装置を説明する。この装置はアレイマルチプレクサまたはアレイデマルチプレクサとして使用できる。結合器はマルチモード画像形成(MMI)部品である。MMIの入力端子と出力端子の間の位相差がアレイチャネルの間の長さの差によって補償される。
Description
【発明の詳細な説明】
位相調整アレイを有する光学装置
本発明は、第1の結合器と、第2の結合器と、第1の結合器の出力端子を第2
の結合器の入力端子に接続して分散アレイを形成する複数の、少なくとも3つの
光チャネルとを備える光学装置に関するものである。
そのような装置は、分散アレイのために波長に依存するそれの挙動によってア
レイマルチプレクサまたはデマルチプレクサとしてとくに有用である。分散は0
.1nmから約200nmまでの範囲の波長選択性を装置に与える。波長分割マ
ルチプレクサ(WDM)を光通信の分野に用いて、光増幅装置で搬送波長の光ビ
ームと信号波長の光ビームとを組合わせることができる。WDMは近接した波長
帯を付加することによって光ファイバの伝送容量を増加することにも使用できる
。1本のファイバで双方向通信を行うために種々の波長帯を使用できる。マルチ
プレクサの動作とは反対の動作、すなわち、入来信号をそれの構成波長帯に分解
すること、を行わせるためにデマルチプレクサを使用できる。
初めの文節で述べた種類の光学装置がヨーロッパ特許出願第0565308号
明細書に記載されている。既知の装置は一対の光結合器と、結合器の間を延長す
るチャネルのアレイとを有する。結合器はいわゆる放射線結合器である。そのよ
うな結合器は典型的には、入力チャネルと複数の結合器出力チャネルとの間にほ
ぼ同一の光路を設けるように構成された平板状導波器である。既知の装置の欠点
はチャネル応答が一様でないこと、すなわち、装置の入力チャネルから出力チャ
ネルへのパワー伝送が入力チャネルの序数と出力チャネルの序数に依存すること
である。
本発明の目的は、ほぼ一様なチャネル応答を有する光学装置を得ることである
。
本発明の目的は、上記光学装置が、少なくとも1つの結合器がマルチモード画
像形成部品である、ことを特徴とする場合に達成される。既知の装置の一様でな
いチャネル応答は、放射性結合器が機能する態様の結果である。すなわち、その
ような結合器の入力チャネルからのパワーはそれの出力チャネル全体に鐘形で分
布される。したがって最も外側の出力チャネルは、中央の出力チャネルが受ける
パワーのほんの数パーセントを受けるだけである。他方、マルチモード画像形成
(MMI)結合器は入力チャネルからのパワーをそれの出力チャネル全体にわた
って等しく分配できる。分配が一様になると本発明の装置のチャネル応答が一様
になる。
MMI結合器を使用すると、MMIの入力が照射される時にMMIの出力端子
における信号の間に生ずる位相差を補償するように注意を払わなければならない
。更に、照射が別の入力端子に変更されると、位相差も変化する。それらの差の
補償は原則として装置のどこにおいても行うことができる。しかし、本発明の装
置の好適な実施例は、マルチモード画像形成部品中の光路の間の位相差が、チャ
ネルの光路長さの差によって補償されることを更に特徴とする。位相差の補償の
ために追加の部品を要求されないこと、およびアレイの導波器の固定されている
長さで十分なことが、本発明の装置の予測されなかった特徴である。光路長のそ
れらの違いは一般にチャネルの屈折率に対する基準波長よりも小さい。
本発明の光学装置の好適な実施例は、隣接するチャネルの間の光路長の差が基
本長さの整数関数倍にほぼ等しく、関数の値はアレイ中の隣接するチャネルの序
数に依存することを特徴とする。したがって、アレイ中の隣接する導波器の間の
長さの差は、既知の装置における場合のように、一定値を持たない。「ほぼ等し
い」ということは、チャネルの屈折率で除した基準波長内で等しいことを意味す
る。
好適な実施例は、第1の結合器がN個の出力端子を有し、第2の結合器がN個
の入力端子とN個の出力端子を有する。Nは2より大きい整数である。
結合器の間に「U」形チャネルを有する装置の実施例においては、チャネルの
交差を避けるためにチャネルの長さを単調に増加しなければならない。増加は整
数個の基本長さを各チャネルの長さに付加することによって実現される。その結
果、漏れが少ない波長窓の幅が狭くされる。十分に広い窓を持つ光学装置の実施
例は「S」形の光チャネルを有する。長さの差を最小に保つこともできる。そう
すると製作の許容誤差を大きくできるという利点が得られる。ある光チャネルと
、より大きい序数の隣接する光チャネルの間の光路長さの差の絶対値が序数の単
調増加関数で、2つの連続する差の符号が異なる場合に、装置の出力チャネルの
間の漏れが減少する。
製作の許容誤差が大きい別の実施例は、受動アレイの種々の光チャネルがほぼ
同一の形の異なる数の曲りを持つことを特徴とするものである。異なる数の曲り
は種々の光路長のチャネルを提供する。曲げるやり方および曲げを組合わせるや
り方によって装置の光路長を極めて多様にできる。この実施例は小型のユニット
に容易にまとめることができ、2つの結合器を一線上に置くことができる。伝送
機能の電子的制御を行えるようにする光学装置の実施例は、少なくとも1つのチ
ャネルの光路長を変化させるために、電極を少なくとも1つのチャネルの上に載
置することを特徴とするものである。チャネル上での電極の特殊な配列によって
電極に加えられる単一の電圧によって伝送機能を制御できる。
電極の存在がチャネルの光学的な挙動に影響を及ぼすことがあり、種々の電極
長さがチャネルに種々の挙動をひき起こさせることがあるから、光学装置の諸特
性が影響を受ける。したがって、本発明の光学装置には各チャネルで同じ長さだ
け載置する電極構造を設けることが好ましい。
以下、添付図面を参照して例により本発明を詳しく説明する。
第1図は本発明のWDMを示す。
第2A図は1×NのMMI結合器を示す。
第2B図は2×NのMMI結合器を示す。
第2C図はN×NのMMI結合器を示す。
第3図は装置の導波器の横断面を示す。
第4図はS形アレイを有するWDMを示す。
第5図はU形アレイを有するWDMおよびS形アレイを有するデマルチプレク
サの伝送特性を示す。
第6図は正弦波状アレイを有するWDMを示す。
第7図は電極を設けられている導波器の横断面を示す。
第8図はU形アレイを有するWDMを示す。
第9図はアクティブ正弦波状アレイを有するWDMを示す。
第10図もアクティブ正弦波状アレイを有するWDMを示す。
第1図は、N個のチャネルのアレイWqを介して第2の結合器3に結合されて
いる第1の結合器2を備える本発明のチャネルアレイデマルチプレクサ1を示す
。qは序数で、q=1,…,Nである。結合器2と3の間のN個のチャネルは「
U」形のアレイ状に配列される。連続する各チャネルは先行するものより長い光
路となる。各アレイチャネルWqは第1の結合器の出力端子Oqを第2の結合器の
入力端子I′qに結合する。装置の入力端子は入力チャネルUjで構成される。j
=1,2である。各入力チャネルは第1の結合器の入力端子Ijに接続される。
装置の出力端子は出力チャネルVkで構成される。k=1,…,Nである。各出
力チャネルは第2の結合器の対応する出力端子O′kに接続される。
本発明に従って、結合器はマルチモード画像形成部品(MMIs)である。M
MIは「マルチモード干渉装置」としても知られており、ドイツ特許第2506
272号明細書に開示されている。MMIはそれの入力端子の1つにおける放射
線の分配がそれの各出力端子上に画像形成されるようなものである。特定の波長
λ0に対して、特定の入力端子IjからアレイチャネルWqに沿って第1の結合器
を通り、かつ第2の結合器を通って出力端子O′kに達する光路と、同じ入力端
子から別のチャネルWq+1に沿って同じ出力端子に達する光路との間の位相差が
2πの倍数であるように、装置のアレイは設計される。そうするとアレイ中の種
々の経路に沿って進む光波は構造的に干渉し、装置の入力端子Ijに入る波長λ0
のエネルギーを出力端子O′kに向かって送らせる。異なる波長では光波は出力
端子O′kで干渉しないが、別の出力端子では干渉する。したがって・多数の波
長の入力を受け、波長が分離された出力を供給するためにこの装置を使用できる
。この装置は回折格子およびデマルチプレクサとして機能する。逆向きではそれ
はマルチプレクサとして機能する。
本発明の装置はMMIの諸特性を最適に使用する。部品の寸法誤差が大きいた
めに、MMIの性能が、集積化した光学装置の製造工程のプロセスパラメータに
依存する程度が小さくされる。とくに、MMI結合器の使用によって、狭い間隔
を置いて隔てられている導波器チャネルの間の頂部に穴を開ける際のリソグラフ
ィック上の問題が避けられる。したがって、MMIの製造技術に対する要求は比
較的緩やかである。これはInPで製造されたMMIにとくに適用される。In
Pは集積化した深くエッチングされた光学部品のためにしばしば使用する材料で
ある。したがって、僅かに最適でない寸法のMMIに対してさえも、MMIの低
損失特性が維持される。
第2図はM×NのMMI結合器のいくつかの例を示す。ここに、Mは結合器の
入力端子の数、Nは結合器の出力端子の数である。第2A図に示す1×Nの結合
器10の長さはL1=3Lc/(4N)で、Lc=4nW2/(3λ0)である。こ
こに、nは導波器の屈折率、WはMMIの幅、λ0は放射線の自由空間波長であ
る。第2A図に示すように、入力I1がMMIの幅の半分であるから、入力のN
個の画像がMMIの入力側の反対側に、W/Nの相互間隔で見出だされる。入
力I1と出力Oqの間の位相差は
(1) φ1,q=φ0+π(q−1)(N−q)/N q=1,…,N
によって与えられる。ここのφ0は一定位相係数である。
第2B図は2×NのMMI結合器20を示す。それの長さはL2=Lc/Nであ
る。2つの入力端子が幅Wの1/3と2/3の所に配置され、出力端子は図示の
ように配置される。Nが偶数の時の入力端子I1と出力端子Oqの間の位相差は
(2) φ1,q=φ0+π(−3q2+2q)/4N qが奇数の時
(3) φ1,q=φ0+π+π(−3q2+4q−1)/4N qが偶数の時
で与えられる。
第2C図に示すように、N×NのMMI結合器30が対で順序をつけられてい
る入力ポートと出力ポートを有する。各対内ではポートの距離は2dである。d
は自由パラメータである。各対でのポートの距離は2dである。ここにdは自由
パラメータである。長さLNは3Lc/Nに等しい。入力端子と出力端子の番号付
けの異なる順序に注目されたい。Nが偶数の時の入力端子Ijと出力端子Oqの間
の位相差は
(4) φj,q=φ0+π[(2N+1−q−j)(q+j−1)]/4N
j+qが奇数の時
(5) φj,q=φ0+π+π[(2N−q+j)(q−j)]/4N
j+qが偶数の時
である。全ての種類のMMIに対して、入力端子から出力端子への位相差は同じ
出力端子から同じ入力端子への位相差に等しい、いいかえると、φj,qがφq,jに
等しい。位相はexp(iωt−kx)に従って時間tと位置xに依存すること
を述べておく。
MMIの上記位相挙動はMMI結合器を有するマルチプレクサまたはデマルチ
プレクサの設計に困難をもたらす。MMIの1つの入力端子における信号はそれ
の各出力端子における信号になり、出力信号の間の位相差は零ではない。信号が
別の入力に変えられると、出力の間の位相差も変化する。本発明のデマルチプレ
クサの設計においてはそれらの位相差は補償される。デマルチプレクサは一般化
したマッハ−ツェンダー干渉計として設計される。マッハ−ツェンダー干渉計に
おいては干渉計内部の経路の長さの差によって希望の位相が実現される。設計は
、アレイチャネルWqの数が出力チャネルVkの数に等しい場合、すなわち、第2
の結合器がN×NのMMIである場合に対してのものである。出力チャネルがN
より少ないことを希望する場合には、N×NのMMIである場合に対して設計を
いぜんとして行うことができるが、出力の数は用いられない。
波長デマルチプレクサの設計の第1の段階として、選択した基準波長λ0の最
少量の放射線が選択した入力端子から選択した出力端子までデマルチプレクサを
通るように、N個のアレイチャネルの長さが決定される。この特定の設計に対し
ては入力端子は第1の結合器2の入力端子Ijであり、例として、出力端子は第
2の結合器3の出力端子O′3である。前記入力端子から、前記出力端子へ放射
線を最適に伝送させるために、入力端子Ijから第1の結合器と、アレイチャネ
ルと、第2の結合器とを通って出力端子O′3までのN個の光路の長さが、種々
のチャネルに沿って進んだビームの間の出力端子において構造的干渉を持つため
にλ0の倍数だけ相互に異ならなければならない。位相に関しては、これは
(6)
(φj,q−φj,1)+Δψq+(φ′q,3−φ′1,3)=2πmq
q=1,…,Nに対して
位相φとφ′は第1の結合器と第2の結合器にそれぞれ導入された位相差である
。Δψqは
(7) Δψq=−2πn0ΔLq/λ0
に等しい。n0はチャネルの実効屈折率、ΔLqはアレイチャネルWqとW1の間の
長さの増分である。ΔLq≡δ1q+δLq、δ1qはλ0/n0より小さい長さ増分
、ΔLqはλ0/n0の倍数に等しい長さ増分、と書く場合には、
(8) g(q)≡−(φj,q−φj,1)−(φ′q,3−φ′1,3)
で、式(7)を
(9) −2πn0(δlq+δLq)/λ0=g(q)+2πmq
と書くことができる。等しい符号の両辺の対応する項を等しいと置くと、下記の
2つの表現になる。
(10) n0δlq=−g(q)λ0/2π
(11) n0δLq=−mq/λ0
式(11)は、整数を指定することなしに、チャネルqの長さをλ0/n0の整数
倍だけ変化できることを単に述べているだけである。整数の値はデマルチプレク
サの設計の第2の段階では固定される。式(10)におけるパラメータδlqは
q番目の光路における長さ増分であって、基準波長λ0の放射線を入力端子Ijか
ら出力端子O′3へ伝送するために導入しなければならない増分である。長さ増
分はMMI結合器に起因する位相差を補償するもので、アレイチャネルに異なる
長さを与えることによってデマルチプレクサ中に含ませることが好ましい。デマ
ルチプレクサにおける2つの結合器を特別に選択するために、式(1)〜(5)
を式(8)に代入することによって分かるように、qの全ての値に対してg(q
)の値は零である。1つのそのような選択が2×NのMMIとN×NのMMIで
ある。その場合には、アレイチャネルの長さを式(11)に従ってλ0/n0の倍
数だけ異ならせることを必要とするだけである。
デマルチプレクサの設計の第2の段階はλ0に近い波長λkの放射線を入力端子
Ijから出力端子O′kへ送るべきである時に、アレイチャネルの長さに課す要求
の実現である。基準波長の放射線をデマルチプレクサを通じて送るために第
1の段階は小さい増分δlqの値を決定したのに対して、第2の段階は、他の波
長で送るために希望の分散挙動を与えるために大きな増分δLqを決定する。波
長λkの放射線を最適に伝送するためには、N個の光路のおのおのに対して次の
位相関係を満たす必要がある。
(12) (φj,q−φj,1)+Δψq+(φ′q,k−φ′1,k)
=2πmq
q=1,…,Nに対して
全ての位相はλkで評価しなければならない。この波長は
(13) λk=λ0+p(k)Δλ
と書くことができる。p(k)はkの整数関数、Δλは波長増分である。実効指
数nkは今は
(14) nk=n0+p(k)Δλδn/δλ
に等しいΔλの第次である。添字0をkで置換した式(7)と、式(3),(1
4)を用いると式(12)を
(15) −2π{n0+p(k)Δλδn/δλ}(δlq+δLq))/
(λ0+p(k)Δλ)
=−(φj,q−φj,1)−(φ′q,k−φ′l,k)+2πmq
と書くことができる。位相差φはΔλに1次に依存しない。したがって、Δλ中
の1次より高い項を無視すると、式(15)を
(16)
−2πn0{(δlq+δLq)−p(k)ΔλB(δlq+δLq)}/λ0
=g(q)+2πmq−(φ′q,k−φ′1,k)
+(φ′q,3−φ′1,3)
と書くことができる。ここに
(17) B=1/λ0−(1/n0)(δn/δλ)
である。式(10)と式(11)からg(q)の値をとり、Δλδlqを含む項
を無視すると、式(16)は
(18) −2πn0{p(k)ΔλBδLq})/λ0
=(φ′q,k−φ′1,k)−(φ′q,3−φ′1,3)
になる。この式の右辺における位相は第2の結合器に全て適用され、式(1)〜
(5)などの表現で計算できる。右辺はkの関数fとqの関数Aの積として書く
ことができる。
(19) (φ′q,k−φ′1,k)−(φ′q,3−φ′1,3)
=f(k)Aq
式(11)を用いると、式(18)を
(20) mq=m′Aq
と書くことができる。ここに
(21) m′=f(k)/2πp(k)ΔλB
である。パラメータm′は実数である。f(k)=−p(k)であるとすると、
mqはkとは独立で、mqはアレイチャネルWqの長さ増分を決定するから、長さ
増分はkとは独立である。したがって、アレイチャネルの長さの1つの選択によ
って波長がλkの放射線を、kの全ての値に対して出力端子O′kまで最適に伝送
する。装置の出力端子における、式(13)によって定められる、波長のオーダ
ーは第2のMMI結合器の位相差のkに依存する部分fによって決定される。同
様に、式(11)によって定められる、アレイチャネルの長さ増分δLkはqに
依存する部分Aによって決定される。
例として、長さ増分はN×NのMMIに対しては第2の結合器として計算され
る。MMIに対する関数f(k)とAqは式(4)と(5)から得ることができ
る。
(22) f(k)=(3−k)/2+aN 奇数のkに対して
(23) f(k)=(2+k)/2+aN 偶数のkに対して
(24) Aq=2π{(1−q)/2+rqN}/N 奇数のkに対して
(25) Aq=2π{q/2+rqN}/N 偶数のkに対して
パラメータaとrqは自由に選択可能な整数である。それらの整数は2πの関連
しない係数をMMIの位相差に加えるだけである。
Aqに対する表現形式が式(20)を次のように書くことを可能にする。
(26) mq=−mNAq/2π
またはm′=−mN/(2π)。mqとN/(2π)Aqは整数であるから、mも
整数のはずである。m′のこの特定の選択に対して式(21)を次のように書く
ことができる。
(27)
λ0/Δλ=Nmλ0B=N{n0/λ0−δn/δλ}mλ0/n0
この式はデマルチプレクサの分解能λ/Δλを階層の形式に類似する階層で与え
る。たとえば、ボーン(M.Born)およびウルフ(E.Wolf)著「光学の原理(Prin
ciples of Optics)」第6版、1980年、410ページ、パーガモン・プレス
(Pergamon Press)を参照されたい。Nは等しい階層の段階の数、mλ0/n0は
段階の経路長の差、mは階層を用いる次数である。したがって、装置の分解能は
Nとmの特定の値を選択することによって選択できる。
アレイチャネルの長さ増分は今は式(11)と(26)から、式(24)と(
25)を用いて
(28) n0δLq=sqmλ0
になる。
(29) sq=(1−q)/2+rqN 奇数のqに対して
(30) sq=q/2+rqN 偶数のqに対して
rqの特定の選択に対してアレイチャネルの求められている長さ増分δLqが得
られる。隣接するアレイチャネルの長さの差(δLq−δLq-1)は整数関数(sq
−sq-1)に基本長さmλ0/n0を乗じたものである。rqが整数でなければな
らないという要求に組合わせた、式(29)と(30)から、(sq−sq-1)は
常にqに依存すると結論できる。したがって、長さの差はqに依存する。したが
って、前記ヨーロッパ特許第0565308号明細書から知られているように、
一定の長さの差を持つチャネルアレイは本発明の光学装置の位相関係を満たすこ
とはできない。長さの差のq依存性はN×NのMMI出力結合器を用いるデマル
チプレクサに対して得られたものであって、あらゆる種類のMMI入力結合器に
対しても基本的には妥当である。
第1図の装置におけるアレイチャネルの構成は、チャネルの数qが増加するに
つれてチャネルの長さを長くしなければならないという要求を課す。そうすると
rqは次の条件を満たさなければならない。
(31) rq−rq-1>(q−1)/N 奇数のqに対して
(32) rq−rq-1>(1−q)/N 偶数のqに対して
パラメータrqの下記の選択はこの条件を満たす。
(33) rq=(q−1)/2 奇数のqに対して
(34) rqq/2−1 偶数のqに対して
そうすると
(35) n0δLq=sqmλ0 ここに
(36) sq=(1−q)/2+(q−1)N/2 奇数のqに対して
(37) sq=q/2+(q/2−1)N 偶数のqに対して
上記の設計に従って2×4のMMIと4×4のMMIを有する光学装置は、δ
Lq=δlq+δLqによって与えられる長さのチャネルを有する位相を調整され
たアレイを有する。ここに、q=1,2,3,4に対してそれぞれδlq=0お
よびδLq=1,3,6である。式(13)および
p(k)=−f(k)によって定められる出力波長のオーダーは出力端子O′1
〜O′4:λ0−Δλ,λ0−2Δλ,λ0およびλ0−3Δλに対するものである
。
第1図に示す4チャネル集積WDM装置を、第3図に示すリブ−導波器構造4
0を用いてInGaAsP/InPで実現した。導波器の層を金属−酸化物気相
エピタキシ(MOVPE)によってn+−InP基板41の上で成長させた。バ
ンドギャップが1.3μmである4元InGaAsP誘導層43が、低濃度にド
ープされた0.8μmのn-−InP層で基板から分離される。リブ44の外側
の誘導層部分の厚さは0.5μm、リブの高さは0.1μmである。誘導層43
のより厚い部分44は導波器を形成する。誘導層のリブはInP層のスタックに
よって被覆される。このInP層のスタックはリブの上の0.3μm厚さのIn
P層45と、その上の低濃度にドープした厚さが0.9μmのp+−InP層4
6と、最も外側の低濃度にドープした厚さが0.3μmのp+−InP層47とを
含む。低濃度のドープが導波器の吸収損失を低く保つ。導波器はマグネトロン−
エンハンスドCH4/H2反応イオンエッチングでパターン化した。
この装置のチャネルは幅が3μmの導波器である。第2B図に示す2×4のM
MIである、第1の結合器の幾何学的な幅および長さはそれぞれ29.2μmお
よび638μmである。入力導波器と内側出力導波器が実効結合器幅W=30μ
mの1/3と2/3の所に置かれる。外側出力導波器の中心−中心間隔は20μ
mである。第2C図に示す4×4のMMIである、外側結合器の幾何学的な幅は
実効幅20μmに対応して19.2μmであり、長さは850μmである。ポー
トの間の距離2dはW/Nに等しく選択して、4つのポートを等しい距離にする
。入力導波器と出力導波器の中心−中心間隔は5μmである。導波器WqとWlの
間の長さ増分ΔLq=δlq+δLqが上記の設計規則を満たすようにアレイ導波
器は設計される。式(10)で定められるδlqの値は、第1の結合器と第2
の結合器の特定の選択によって、全てのqに対して零である。δLqの値は式(
35),(36),(37)の助けによって決定される。m=98およびλ0=
544nmの選択に対して、基本長さmλ0/n0は151/n0μmに等しい。
sqの値はq=1,2,3,4に対してそれぞれ0,1,3,6である。波長間
隔Δλは、8×10-5の波長分散(I/n0)δn/δλを用いて式(27)か
ら決定できるように約3.5nmである。アレイ波長の長さに対する結果として
の値は、直線導波器および曲りにおける指数の計算のための実効指数法を用いて
幾何学的長さに変換される。実効指数法はベル・システム・テクニカル・ジャー
ナル(Bell System Technical Journal)48(7)1969、2103〜2132ページ所載の
、マーカティリ(E.A.J.Marcatili)による「集積光学用誘電体長方形導波器お
よび方向性結合器(Dielectric redtangular waveguide and directional coupl
er or integrated optics)」に記載されている。装置の全体の寸法は2.1×
2.1mm2である。湾曲したアクセス導波器を半径1mmおよび間隔250μ
mで設計した。導波器内部で強く横に閉じ込めたことによって、偏光とはほとん
ど独立している特性のMMIが得られた。しかし、導波器構造自体は複屈折のま
まである。装置の伝送関数の半最大における全幅(FWHM)は約1.5nmで
ある。
本発明の光学装置の別の実施例においては、位相を調整したアレイがS形をし
ている。第4図はこの装置の特定の実施例を示す。この実施例は2つの入力チャ
ネルUjと、4つのアレイチャネルWqと、4つの出力チャネルVkとを有するデ
マルチプレクサの形をとっている。S形のアレイは、qの数が大きくなるにつれ
てチャネルの長さを長くしなければならないという要求を課すものではない。し
たがって、パラメータrqの選択にはより大きな自由度が存在する。その自由度
を用いて装置の波長伝送特性を修正できる。第4図に示すアレイの設計は、全て
のqに対してrq=0を選択することを基にしている。各アレイチャネルの長
さ増分、すなわち、アレイチャネルWqとチャネルW1との間の長さの差は、
(38) n0δLq=sqmλ0
(39) sq=(1−q)/2 奇数のqに対して
(40) sq=q/2 偶数のqに対して
である。N=4に対するアレイチャネルの長さ増分はδLq=0,1,−1,2
にq=1,2,3,4に対するmλ0/n0をそれぞれ乗じたものである。増加す
る長さの順におけるチャネルの序数はq=3,1,2,4である。式(39)と
(40)から、隣接するチャネルの間の長さの差の絶対値|sq−sq-1|mλ0
/n0(q≧2)はqの関数としての単調に増加する値の列である。この列の隣
接する項の符号は異なる。最初に奇数番のチャネルを減少する順序で取り、次に
偶数番のチャネルを増加する順序で取ると、チャネルの長さは単調に増加する。
式(38),(39),(40)は、チャネルの長さをそれの序数の関数とし
て指定することによってチャネルの構成を定める。ある整数を選択し、これを式
(39)と(40)によって与えられるsqの値に加え、sqモジュロNの新しい
値を取ることによって他の等しい構成を見出だすことができる。第4図に示すチ
ャネルの構成は式(39)と(40)に従うものであって、種々の長さのチャネ
ルが各チャネルの直線中間部分の種々の勾配によって実現される。長さの違いの
選択は、より多くの曲りとより多くの湾曲部分をアレイチャネルで用いることに
よって増大できる。チャネルは湾曲した部分のみで構成することもできる。それ
によって曲りの曲率半径をより大きくすることが可能である。そうすると曲り部
における放射線損失が減少する。
第5図は第1図と第4図のデマルチプレクサの伝送特性を示す。横軸は入力端
子U1に入る放射線の波長を示し、縦軸は基準出力チャネルV3で測定した伝送度
Tを示す。実線はS形アレイのデマルチプレクサの伝送度を示し、破線はU形
アレイのデマルチプレクサの伝送度を示す。基準波長λ0は1.550μmで、
その波長では出力チャネルV3は最大を示し、出力チャネルV1,V2,V4は最低
伝送度を持たなければならない。両方の装置でチャネル間隔Δλは約4mmであ
るから、出力チャネルV1,V2,V4は波長1.546μm、1.542μm、
1.538μmに対して最大伝送度を示さなければならず、それらの波長に対し
て出力チャネルV3は第5図に示すように最低伝送度を有する。後者は装置の設
計の結果である。理論的には、ある出力チャネルから別の出力チャネルへの漏れ
は零である。しかし、製造許容誤差のために、伝送度の最低値は零ではなく、そ
の結果として有限の漏れが生ずる。製造許容誤差の影響は前記波長1.546μ
m、1.542μm、1.538μmの周囲の伝送度が最低の幅によって決定さ
れる。幅が広くなると、許容誤差の影響は小さくなる。図から、波長1.546
μmの周囲に描いたカーブの最低値の幅は破線のそれの2倍広い。したがって、
S形アレイを持つ装置は製造の不正確さによって受ける影響は小さく、したがっ
て、それの漏れはU形アレイを持つ装置の漏れより少ない。
第6図は本発明の光学装置の、光チャネルの経路長を大きく変化させることが
できるようにする実施例を示す。2つの8×8のMMI61,62が8つのチャ
ネルによって接続される。チャネルの1つ、63が真っ直ぐであることが好まし
い。他のチャネルの各1つはほぼ同一の形の1つまたは複数の曲りを持つことが
でき、チャネルの曲りの数が増加するとチャネルの経路長さが長くなる。曲りの
形は、第6図に示すように、ほぼ閉じた輪、正弦の周期の半分、または鐘の形と
することができる。曲りは直線部分と、恐らく曲率半径が異なる円形部分との少
なくとも1つを含むことができる。第6図に示すように、経路長さは、チャネル
の序数の増大とともに増大する必要はない。たとえば、チャネル64,65,6
6はそれぞれ6つ、2つおよび4つの曲りを有する。したがって、経路長さが増
加するチャネルの序数は65,66,64である。
上の節で説明した本発明の光学装置の実施例は受動アレイ、すなわち、制御可
能ではないアレイ、を備える。しかし、アレイのチャネルの上に電極を配置する
ことによってアレイを能動的にできる。このようにして、注入電流の電界をチャ
ネルに加えることができる。電極を設けたチャネルの漏れを第7図に示す。リブ
−導波器構造70は、第3図に示すリブ−導波器構造40と同じ層41,46を
有する。層46は、高濃度にドープされたp+−InP層71と高濃度にドープ
されたp+−InGaAs層72によって被覆される。たとえば、層72の上に
TiPtAu合金によって被服された金属層73が第1の電極を形成する。基板
41が第2の電極を形成する。この装置は、調整可能な電圧を2つの電極に加え
、または2つの電極に電流を流すことによって、制御できる。
一実施例においては、アレイの各チャネルの上に別々の電極を配置できる。各
電極に個々の電圧を加えることによって、装置の伝送関数の希望の調整を行うこ
とができる。電圧を適切に選択することによってMMI中の光路の間の位相差を
補償でき、それによってチャネルの小さい長さ増分δlqを不要にする。大きい
増分δLqが装置の伝送関数の形を決定する。
別の実施例においては、チャネルの上に配置されている電極の長さが、全ての
電極に同じ電圧を加えることができるようにして、チャネルの序数に適合させら
れる。そうすると、チャネルの上の電極の長さを、そのチャネルと基準チャネル
の間の長さの差に比例しなければならない。第8図は第1図のWDMに電極を設
けた実施例を示す。チャネル1を基準チャネルとして選択したから電極を持たな
い。チャネルq=2,3,4上の3つの電極74,75,76の長さは、式(3
7)で与えられるこの実施例は長さ増分δLqによって規定されているように、
それぞれ1対3対6の比にある。
第9図は第6図に示すような種類の正弦アレイのWDMを示す。ただしチャネ
ルの上に電極が配置される。2つの結合器が素子77,78によって示されてい
る。1つの長方形電極がチャネルの内部の各正弦曲りの部分の上に配置できる。
チャネルの電極が上に配置される部分の全長が、そのチャネルと真っ直ぐなチャ
ネルの間の長さの差に比例するように、この電極の幅を選択しなければならない
。電極の容量を減少するため、または製造上の理由から、各導波器の上の1つま
たは複数の小さい電極で置き換えることができる。等しい電圧をそれらの電極に
加えるためにそれらの電極は電気的に接続される。第9図のチャネル79a,7
9b,79cの上に、太い線で示すように、そのような小さい電極が配置される
。チャネルの1つにおける電極の長さは、チャネルとチャネル80の間の長さの
差に比例する。
第10図は電極が異なって配置された第9図のWDMの実施例を示す。アレイ
の電極を含む部分の拡大部81は、チャネル85,86,87の上に配置されて
いる3個の電極82,83,84を示す。電極の長さは対応するチャネルと真っ
直ぐなチャネル80の間の長さの差に比例する。チャネル80,85,87の上
のそれぞれの3個の電極88,89,90が、電極が上に配置されている各チャ
ネルの全長がすべてのチャネルで等しいような長さを有する。こうすることによ
って、電極によるチャネルの損失が全てのチャネルで等しく、それによって装置
の漏れの劣化を避ける。
以上、波長デマルチプレクサについて本発明を説明したが、範囲は波長マルチ
プレクサと波長送り器(routers)も含むことが明らかであろう。それら
のマルチプレクサはデマルチプレクサの動作とは逆の動作を行う。本発明の装置
の伝送の固有の周期性によって、それを光通信装置に使用するのに非常に適当に
する。たとえば、単一の入力チャネルと単一の出力チャネルを有する位相調整ア
レイ装置が光くし形フィルタとして動作する。S形構成のアレイチャネルの長さ
増分δLqが零に等しくされると、装置は分散パワーを持たず、平レンズとして
動作する。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(31)優先権主張番号 95200182.4
(32)優先日 1995年1月26日
(33)優先権主張国 欧州特許機構(EP)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),JP
(72)発明者 メルヒオー,ハンス
スイス国チューリッヒ、フロイデンベルク
シュトラーセ、101/エフ1
(72)発明者 シュミット,マイント ケルト
オランダ国デルフト、グルートホーフ、10
(72)発明者 バン、ダム,コルネリス
オランダ国ゼーターメール、リッセンバー
ルト、98
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 第1の結合器と、第2の結合器と、第1の結合器の出力端子を第2の結 合器の入力端子に接続して分散アレイを形成する複数の少なくとも3つの光チャ ネルとを備え、少なくとも1つの結合器がマルチモード画像形成部品であること を特徴とする光学装置。 2. 請求の範囲1記載の光学装置であって、マルチモード画像形成部品中の 光路の間の位相差が、チャネルの光路長さの差によって補償されることを特徴と する光学装置。 3. 請求の範囲2記載の光学装置であって、隣接するチャネルの間の光路長 の差が基本長さの整数関数倍にほぼ等しく、関数の値はアレイ中の隣接するチャ ネルの序数に依存することを特徴とする光学装置。 4. 請求の範囲1記載の光学装置であって、第1の結合器がN個の出力端子 を有し、第2の結合器がN個の入力端子とN個の出力端子を有し、Nは2より大 きい整数であることを特徴とする光学装置。 5. 請求の範囲1記載の光学装置であって、少なくとも3つの光チャネルが S形に構成されることを特徴とする光学装置。 6. 請求の範囲5記載の光学装置であって、光チャネルと、より高い序数の 隣接する光チャネルの間の光路長の差の絶対値が序数の単調に増加する関数であ り、2つの連続する差が異なる符号を持つことを特徴とする光学装置。 7. 請求の範囲1記載の光学装置であって、アレイの種々の光チャネルが異 なる数のほぼ同一の曲りをを持つことを特徴とする光学装置。 8. 請求の範囲1記載の光学装置であって、少なくとも1つのチャネルに位 相変化を導入するために少なくとも1つのチャネルの上に電極を配置することを 特徴とする光学装置。 9. 請求の範囲8記載の光学装置であって、少なくとも2つのチャネルの上 に1つの電極が配置されることを特徴とする光学装置。 10. 請求の範囲8または9記載の光学装置であって、電極が上に配置され ているチャネルの長さは、そのチャネルと基準チャネルの間の光路長さの差に比 例することを特徴とする光学装置。 11. 請求の範囲8記載の光学装置であって、各チャネルの上に少なくとも 1つの電極とダミー電極が配置され、電極が上に配置されているチャネルの全長 は等しいことを特徴とする光学装置。
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