JPH08508663A - 物体を殺菌するためのシステムおよび方法 - Google Patents
物体を殺菌するためのシステムおよび方法Info
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Abstract
(57)【要約】
温度検知器を利用したガス加熱室の遠隔温度検知方法が開示されている。少なくとも第1の温度検知装置が殺菌カセットを収容するキャビネットの密封環境に結合され、少なくとも第2の温度検知装置がカセットから発するガス排出導管に結合され、カセットの内壁またはそこに収容される物体に凝結が起こることを回避する。
Description
【発明の詳細な説明】
物体を殺菌するためのシステムおよび方法
発明の分野
本発明は、一般に殺菌システムに関し、特に内視鏡のような物体を殺菌するた
めの改善されたシステムに関する。殺菌された内視鏡は、準備完了となるまでカ
セット内で殺菌され、カセット内で保持される。そのため空気にさらされたり使
用前にさわられたりすることによるいかなる汚染も回避される。本システムは、
殺菌前、殺菌中または殺菌後に湿気または殺菌剤が殺菌保持カセットに収容され
る物体またはそのようなカセットの壁に凝結することを回避することによって、
殺菌を改善するための方法を提供する。
発明の背景
微生物による汚染は、今日病院および診療所において生じる厄介な問題の1つ
であり、しばしば医療用器具のような殺菌装置が必要とされる。特に、臨床医療
業務の現代の方法によって患者を連続的に迅速に診断する場合には、同時に多数
の装置を殺菌し続ける必要がある。これは特に内視鏡装置にあてはまる。
米国特許第4,169,123号および第4,169,124号において、80℃未満の温度で過
酸化水素ガスを使用する冷ガス殺菌が開示されている。液体過酸化水素を気化さ
せ、そして過酸化水素蒸気が圧力差により殺菌室に導入される。
米国特許第4,642,165号は、過酸化水素水溶液のような多成分液体の継続的な
増分を注入し気化して、真空室に配送する方法を開示している。室内の真空によ
り、多成分蒸気は室内に吸引される。
米国特許第4,512,951号は、液体接触過酸化水素殺菌を開示している。殺菌さ
れる物体は、気化殺菌剤の露点より低い温度で殺菌室内に保持される。過酸化水
素の水溶液は気化されて真空にされた殺菌室に入り、物体と接触して蒸気が凝結
し物体上に殺菌剤の液体層を形成する。室内の真空により、蒸気が室内に吸引さ
れる。
英国特許第1,582,060号は、真空室を使用せず行われる類似の液体接触過酸化
水素殺菌方法を開示している。液体過酸化水素は脱水空気の流れによって作動さ
れる超音波噴霧ノズルを介して噴出される。過酸化水素の霧は容器の中に噴出さ
れて温風と混合され、霧が蒸気に変化させられる。蒸気は無圧殺菌室内に送られ
、ここで材料の冷却移動ウエブ上に凝結す
る。隣接する室内の温風の流れがウエブから過酸化水素層を取り除き、そして流
れは水分離器に送られ、ここで殺菌剤が取り除かれる。
本願で参考のために援用されている米国特許出願第07/851,096号は、内視鏡ま
たは他の物体が中に設置される、封止可能なカセットの使用を開示している。カ
セットは殺菌流体の導入および除去を行うための入出流体封止口を備える。内視
鏡または他の医療機器は、中空であれば、入口または出口と結合する。カセット
は、互いに重畳され封止可能な関係にある2つの別々の部分から形成され、中空
の室を形成する。カセットの1つ以上のハンドルにラッチが設置され、あらかじ
め封止された状態を形成し、真空が出口部分において導入されるようにする。
次にカセットは、外オーブン状容器または加熱室またはキャビネットに設置さ
れ、温度が適切に維持される。カセットの入口と出口との間が接続されて開通し
、殺菌剤が第1の出口を通って医療機器または内視鏡のような他の物体の外側を
浸す。一方、内視鏡のような中空の物体の一方の端は出口に結合される。カセッ
ト内に殺菌剤を吸引し中空の物体の内部通路を通過させるために、カセットの外
側から真空が供給される。
米国特許出願第07/851,096号は、物体を収容するための中空のカセットを備え
る、物体を殺菌するためのシステムをさらに教示している。カセットは物体の出
し入れのための開口部と、該開口部の周囲に液密シールを形成するための封止手
段と、殺菌流体を受容し排出するためのカセット内の入口および出口と、入口お
よび出口のシーリングチェックバルブとを備える。シーリングチェックバルブは
、入口と出口との間が接続されるとき、液密シールを設けるためのものであり、
これによりカセット内で物体が殺菌されるとき、カセットは開けられて物体が使
用されるまで、物体のために殺菌雰囲気を維持する。
最適な殺菌を確保するために、ケーシングまたは保持カセット内の温度を知る
必要がある。米国特許出願第07/851,096号に記載されている、カセットおよびシ
ステムを使用した温度計測の最新の方法は、殺菌される物体または該物体を保持
するケーシングあるいはカセットのいづれかに直接接続される温度センサを有す
る。温度センサまたは連結配線は使用毎に保持カセットに取り付けられまた取り
外される。このような取り扱いはわずらわしく、またセンサを破損させる可能性
が大きい。
さらに、気化殺菌剤が特定の物体(例えば、内視鏡、スチールまたはプラスチ
ック光導体、はさみ、止血鉗子、カメラ
コードなど)を殺菌するために使用される場合、保持カセットの内部温度を知り
、それにより殺菌剤を適切な温度で導入しガス中の殺菌剤の分圧を最適化し、そ
の結果殺菌率を最適化することが望ましいのみならず、また周囲の環境に対する
カセットの内部温度を知り、カセット内の空気中の湿気が凝結することを防止す
ることも望ましい。適切なレベルの殺菌を確保し、液体殺菌剤がカセットまたは
そこに含まれる物体に接触することによって起こり得る劣化を回避するために、
殺菌される特定の物体またはカセットの壁に殺菌剤蒸気が凝結することを防止す
ることが重要である。
遠隔操作により物体の温度を計測することにより、計測装置および物体、ケー
シングまたは保持カセットに直接接触する必要がなくなる一方で、内部温度を正
確に知ることのできる方法が必要とされている。
発明の要旨
本発明の主な目的は、室またはキャビネット内に含まれる物体、ケーシングま
たは保持カセットの温度を、物体、ケーシングまたは保持カセットに直接接触す
る必要なく遠隔操作により効果的に計測する方法を提供することである。これに
より、湿気または気化殺菌剤の凝結を回避する。さらに、カセット内を最適温度
に維持することにより、殺菌中殺菌蒸気
の最適な分圧が維持される。
本発明の重要な目的はまた、物体および物体を保持するカセットの内部領域を
、適切な殺菌を妨げおよび/またはなんらかの材料を劣化または腐食させ得る凝
結が中で起こるのを回避しながら殺菌することである。さもなければ材料上に凝
結が起こり得る。
本発明のさらなる目的および利点は、一部は以下の記載に説明され、一部は記
載から明らかであるか、または、本発明を実行することによって知り得る。本発
明の目的および利点は、添付の請求の範囲にて特に指摘される方法および組み合
わせによって実現しまた達成することができる。
本発明の目的に従ってこれらの目的を達成するために、本発明は:
a)物体を収容するための中空のカセット;
b)該カセットは物体を出し入れするための閉鎖し得る入り口を有し;
c)閉鎖されたときカセットの入り口周囲に液密シールを形成するための封止
手段;
d)空気および殺菌蒸気を受容および排出するための、カセットの入口および
出口;
e)空気および殺菌蒸気を、入口および出口を介してカセ
ットの内外に伝達するための搬送手段;
f)空気および殺菌剤をカセットの入口および出口に供給するための搬送手段
に結合された第1の入口および第1の出口を有する中空のカセットを収容するた
めの加温キャビネット;
g)キャビネット内にある、空気を受容および排出するための第の入口および
第2の出口;
h)加温キャビネットの内部に延びる温度検知部を有し、カセットの外のキャ
ビネットの内部環境の温度を、第1の温度として検知するための第1の温度探知
装置;および
i)カセット内に存在するガスを第2の温度として検知するための搬送手段に
結合され、カセットの内壁またはそこに収容されている物体に湿気が凝結するこ
とを防止するように、第1および第2の温度を維持する、第2の温度検知装置、
を備えるシステムを提供する。
本発明の方法は、外部供給源により室またはキャビネットを加熱することによ
って達成される。キャビネットの内部環境は経験に基づいて決定される所望の温
度で殺菌され、物体を収容しているカセットはキャビネット内に配置される。キ
ャビネットの内部環境の温度は、キャビネット内に延びる第1の温度検知装置に
よって示される。室環境の温度は、内部にカセットが配置されると低下し、その
結果所望の値にまで温度を上昇させるためにはさらに加熱する必要がある。
空気のような暖かいガスは、供給ガスラインおよび排出ガスラインのような搬
送手段を介して殺菌カセットに注入または圧入され、排出される。これらのライ
ンは室内に位置する入口および出口を通る。排出ガスラインはそこに結合される
第2の温度検知装置を備え、該排出ライン内の任意のガスの温度を示す。室環境
およびカセット排出ラインのガスの温度が所定の温度に達したとき、カセットお
よびそこに含まれる物体の殺菌が、殺菌剤および湿気が凝結することなく効果的
となる。そして殺菌液蒸気は供給ガスラインを介してカセット内に導入され、殺
菌を達成する。第1および第2の温度検知装置は監視され、熱が加えられて所定
の温度が維持されるようにすることを確実にする。本発明の使用に適している温
度検知装置は公知であり熱電対を含む。
図面の簡単な説明
本発明は、図面を参照することによって最もよく理解し得る。ここで:
図1は、本発明の方法を実施するためのシステムの1つの実施態様の概略図で
ある。
好適な実施態様の詳細な説明
本発明は、物体ケーシングまたは保持カセットから発するガスと、カセットの
周囲のキャビネット内部環境との間の温度差を決定するための少なくとも2つの
遠隔温度検知器を使用することによってカセットを殺菌する、従来の温度測定方
法の不利益を克服するものである。
まず最初に本発明を、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の好適な
実施態様を実施するためのシステムの構成要素を示す。図1に示すように、シス
テムはカセット10、加温キャビネット12、空気導管14、16、26および
28、温度検知器18および20、外部熱供給源30、および熱/殺菌剤供給源
32を備える。
加温キャビネット12は、導管26を介して外部熱供給源30によって所望の
温度にまで加熱される。キャビネット環境温度は温度検知器18によって示され
る。殺菌される物体はカセット10内に設置され、そしてカセット10は加温キ
ャビネット12内部に設置される。導管14は温風(および殺菌剤)をカセット
10内に流入させ、物体を適切な温度レベルになるよう暖める。一方導管16は
空気(および殺菌剤)をカセット10外に流出させる。その間、外部熱供給源3
0はキャビネット環境を加熱し続け、温風が加温キャビネット12内のカセット
の外側周囲を流れるようにする。
温度検知器20は導管16に結合され、カセット10から排出される空気の温
度変化を示す。同様に、温度検知器18は加温キャビネット12内に延び、加温
キャビネット12内の温度変化を示す。検知器18および20で検出される最初
の温度は、カセット10および封入される物体がシステム内部に設置されるとき
、カセットおよび封入される物体の最初の温度がより低いため、典型的には低下
する。カセットおよび中の物体8の温度が上昇するにつれて、検知器18および
20が温度上昇を示す。カセット10は、所定の温度が達成されるまで加温され
る。検知器18および20によって示される、殺菌剤注入(そして殺菌循環)を
開始するための最適温度は、カセット10内に設置されるいかなる物体およびい
かなる所望の殺菌剤に対しても経験に基づいて決定され得る。温度パラメータは
、使用される気化殺菌剤、殺菌剤の量および空気中の殺菌剤の絶対温度と分圧と
によって変化する。これらはすべて、殺菌剤および蒸気の露点または凝結温度に
よって達成される殺菌率に影響をおよぼす。温度検知器18と20との間の好適
な温度差は約ゼロであり、より好適な温度差はゼロから10°Fの範囲である。
検知器18および20によって示される温度がどちらも、最適温度からあまりに
もかけ離れていないことが重要である。どちらかの検知器による温度があまりに
も低いと殺菌カセット内で凝結が発生する。温度があまりにも高いと、カセット
内の殺菌剤の分圧が低くなり得、カセット内部および/またはそこに収容される
物体
を殺菌する殺菌剤の能力に影響をおよぼす。
一旦所望の温度が得られると、殺菌剤が外部供給源32から供給ライン14を
介してカセット内に導入される。配線および制御装置(34および36)は温度
検知器に結合され温度を遠隔で読みとることを可能にする。
実施例
内視鏡の殺菌において、キャビネット12の環境は、温度検知器18が最適に
は100〜102°Fの間でかつ約110°Fを越えない温度を示すまで約15
分間加熱される。温度は外部熱供給源30を介して熱を加えることによって制御
され得る。内視鏡は保持カセット内に設置され、そして保持カセットはキャビネ
ット12内部に設置される。ガスライン14を介して保持カセットに加熱された
空気が供給され、排出ライン16を介して除去される。温度検知器18および2
0が最適には約100〜102°Fの間でかつ110°Fを越えない温度を示す
とき、カセット内部温度が最適温度に達しており、気化過酸化水素を使用して殺
菌循環が開始され得る。気化過酸化水素は30〜35%の重量パーセントの過酸
化水素を有する液体から気化され、外部供給源32から流入ライン14を介して
カセット内に導入される。この温度は十分であるため、内視鏡およびカセットの
内壁の両方における
凝結が回避される。温度検知器を監視し続けることによって、殺菌前、殺菌中お
よび殺菌後において、所望の温度および温度差が維持され得、カセット内のいか
なる場所にも、湿気または気化殺菌剤のいづれかが凝結することが回避される。
本発明は好適な実施態様に関連して説明されたが、説明された特定の実施態様
に発明の目的を制限することを意図するものではなく、反対に、添付の請求の範
囲に定義されるような本発明の精神および範囲内で、このような他の選択、変更
および等価物におよぶことを意図する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.殺菌前、殺菌中および殺菌後に殺菌カセット内に凝結が発生することを防止 する方法であって; a)外部供給源を介してキャビネットの内部環境を、第1の所定の温度まで加 熱する工程であって、該温度は該キャビネット内に延びる第1の温度検知装置に よって示される工程: b)殺菌カセットを該キャビネット内に挿入する工程: c)流入ガスラインを該殺菌カセットの内部に結合する工程: d)排出ガスラインを該カセットおよび該キャビネットの外部表面に結合する 工程であって、該排出ガスラインはそこに結合された、該排出ガスラインのいか なるガスの温度も示すための第2の温度検知装置を備える工程: e)該殺菌カセット内部を該第2の温度検知装置によって示されるような第2 の所定の温度に加熱し、カセット内部およびそこに含まれる物体の殺菌が、殺菌 剤または湿気が凝結することなく効果的に行われるようにする工程: f)気相の該殺菌剤を該流入ガスラインを介してカセットに導入し殺菌を達成 する工程:および g)該第1および第2の温度検知装置を監視し、所定の温度が維持され凝結が 回避されることを確実にする工程、とを包含する方法。 2.前記第1および第2の所定の温度が両方とも、使用される気化殺菌剤の凝結 温度以上である、請求項1に記載の方法。 3.物体を殺菌するためのシステムであって: a)物体を収容するための中空のカセット; b)該カセットは物体を出し入れするための閉鎖し得る入り口を有し; c)閉鎖されたときカセットの入り口周囲に液密シールを形成するための封止 手段; d)空気および殺菌蒸気を受容および排出するための、カセットの入口および 出口; e)空気および殺菌蒸気を、入口および出口を介してカセットの内外に伝達す るための搬送手段; f)空気および殺菌剤をカセットの入口および出口に供給するための搬送手段 に結合された第1の入口および第1の出口を有する中空のカセットを収容するた めのキャビネット; g)キャビネット内にある、空気を受容および排出するための第2の入口およ び第2の出口; h)キャビネットの内部に延び、カセットの外のキャビネットの内部環境の温 度を、第1の温度として検知するための第1の温度探知装置;および i)空気および殺菌蒸気をカセット外に伝達するための搬送手段に結合され、 カセット内に存在するガスの温度を第2 の温度として検知し、該カセットの該壁およびその中の該物体に湿気が凝結する ことを防止するように該第1および第2の温度が維持され得る、第2の温度検知 装置、を備えるシステム。
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