JPH08507627A - 低コストの能動的電力ライン調整装置 - Google Patents

低コストの能動的電力ライン調整装置

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JPH08507627A
JPH08507627A JP6520108A JP52010894A JPH08507627A JP H08507627 A JPH08507627 A JP H08507627A JP 6520108 A JP6520108 A JP 6520108A JP 52010894 A JP52010894 A JP 52010894A JP H08507627 A JPH08507627 A JP H08507627A
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マイケル ビー ブレーネン
スティーブン エイ モーラン
ラッツロ ギュギィ
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    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/20Active power filtering [APF]

Abstract

(57)【要約】 新規な能動的電力ライン調整装置(34)が開示される。この装置は、出力ラインに接続された直流リンクをもつ並列インバータ(30)を備えている。この並列インバータ(30)は、これを可変キャパシタ又はインダクタとして働くように強制する並列インバータコントローラ(40)によって制御される。この並列インバータコントローラ(40)は、能動的電力ライン調整装置の電圧出力信号と能動的電力ライン調整装置の電圧入力信号との間の所望の移相値を識別しそしてフィードフォワードする。所望の移相値を使用することにより、並列インバータ(30)の直流リンクの電圧制御を生じる。又、並列インバータコントローラ(40)は、出力電圧の電圧大きさエラーを減少する同調キャパシタンス電流基準信号も発生する。

Description

【発明の詳細な説明】 低コストの能動的電力ライン調整装置発明の分野 本発明は、一般に、歪を減少した電力を供給する能動的電力ライン調整装置に 係る。より詳細には、本発明は、導出された最適な電圧移相パラメータ及び導出 されたインバータキャパシタンス信号によって制御される単一のインバータを有 する簡単化された能動的電力ライン調整装置に係る。先行技術の説明 電力を制御しそしてコンディショニングするために電力用電子回路が使用され ている。例えば、電力用電子回路は、直流を交流に変換し、電圧又は電流の大き さを変更し、又は交流の周波数を変更するのに使用される。 インバータは、直流電源信号を受け取りそしてそれを交流出力信号に変換する 電力用電子回路である。交流信号を発生するために、高調波中性化及びパルス巾 変調技術が使用される。高調波中性化技術は、各々が基本周波数でスイッチング する多数の移相方形波インバータを組み合わせるものである。パルス巾変調技術 は、基本周波数より数倍高い周波数において単一のインバータをスイッチングす るものである。 インバータのスイッチング動作は、通常、スイッチング周波数の高調波の形態 の過渡及びスプリアス周波数を電力信号に発生する。又、スイッチング動作は、 電源ラインを経て放射又は伝達される電磁障害(EMI)も発生する。インバー タの内部設計は、これら過渡及びスプリアス周波数を最小にするように選択され るが、通常は、インバータの入力又は出力をフィルタすることが必要である。 フィルタは、それらの主たる目的が電力波形を改善することであるかEMIを 除去することであるかに基づいて分類できる。波形を改善するフィルタは、通常 音声範囲の周波数を取り扱う。EMIフィルタは、通常、455kHz以上の周 波数に関する。 受動的なフィルタは、通常、インバータ出力から不所望な高調波を除去するの に使用される。不都合なことに、受動的なフィルタは、脈動又はランダムに変化 する負荷に対して連続的な高調波フィルタ作用を与えない。これは、受動的なフ ィルタが相当の安定化遅延の後の新たな高調波レベルにしか適応しないために生 じる。 受動的なフィルタは、大型で、重量があって、コストが高く、且つ一般的に、 著しく負荷に依存する。従って、受動的なフィルタは、電力用電子装置の全コス ト、重量及びサイズの相当の部分を占有することがしばしばである。 能動的なフィルタは、受動的なフィルタに関連した欠点の多くを伴わない新し い技術である。この技術は、能動的なフィードバックフィルタの理論に基づいて いる。実際の波形と所望の波形との間の差を最小にするために、単一のエネルギ ー蓄積素子(インダクタ又はキャパシタ)を伴うフィードバックループが使用さ れている。 最近では、交流配電系統において電圧及び電流の両方の波形歪が増加する観点 から、成功裡な能動的電力フィルタを開発する緊急性が叫ばれている。これらの 歪は、主として、電力会社の電力ネットワークにおける非直線負荷の数が増大す ることに起因している。典型的な非直線負荷は、コンピュータ制御のデータ処理 装置、数値制御機械、変速モータ駆動装置、ロボット、並びに医療及び通信装置 である。 非直線負荷は、従来の直線負荷によって引き出される純粋な正弦波電流ではな くて、方形波又はパルス状電流を引き出す。その結果、電源ネットワークの主と して誘導性のソースインピーダンスに非直線的な電流が流れる。従って、非直線 負荷は、負荷高調波及び無効電力を電源へフィードバックさせる。これは、電圧 レギュレータが存在しても、受け入れられない電圧高調波及び負荷相互作用を配 電系統に生じさせる。 電流又は電圧歪の程度は、波形における高調波の相対的な大きさに関して表す ことができる。全高調波歪(THD)は、電力業界において電圧又は電流の質を 測定するための受け入れられる基準の1つである。 電圧及び電流歪はさておき、非直線負荷が電力ネットワークに接続されたとき には別の関連する問題が生じる。特に、負荷電流が多量の第3又は他の3倍高調 波を含むときには、高調波電流が電力システムの中性導体に流れる傾向となる。 これらの状態のもとでは、中性電流が中性導体の関連電流を越えることがある。 中性導体は、通常、ライン電流の一部分しか搬送しないように設計されているの で、過熱又は電気火災が生じることがある。 前記のように、能動的フィルタは、これらの問題を軽減するのに使用すること ができる。能動的なフィルタ又は能動的な電力ライン調整装置(APLC)は、 1つ又は2つのパルス巾変調インバータを直列、並列又は直並列構成で備えてい る。直並列構成のインバータは、直流インダクタ(電流リンク)又は直流キャパ シタ(電圧リンク)である共通の直流リンクを共用する。直流リンクに蓄積され るエネルギー(キャパシタ電圧又はインダクタ電流)を本質的に一定値に保持す るのが好都合である。直流リンクキャパシタの電圧は、僅かな量の有効電流を直 流リンクに注入することにより調整できる。注入される電流は、APLC内部の スイッチング及び導通ロスをカバーする。リンク電圧制御は、並列インバータに よって行うことができる。 電流又は電圧源フィルタによる基本的な能動的負荷電流補償が知られている。 図1は、並列接続された電流源能動的フィルタ20を示し、そして図2は、並列 接続された電圧源能動的フィルタ22を示している。負荷電流ILは、3つの成 分、即ち有効電流Ir、無効電流Iq及びリップル電流IRで構成される。並列接 続された能動的フィルタは、IR及びIq成分を供給すると共に、小さな残留「高 周波数」成分Ihfも供給し、これは、並列接続された「高周波数」キャパシタChf に流れ込む。並列接続された能動的なフィルタは、本質的に、分離された電流 又は電圧源から動作される単相又は多相インバータである。 能動的フィルタを実現するには、真のターンオフ機能をもつソリッドステート スイッチ(トランジスタ、IGBT、MOSFET、GTO等)が必要となる。 スイッチ対P1及びP2は、交互にターンオン及び/又はオフにされる。図2の リンクキャパシタVdcに必要とされる平均電圧は、交流ソースによって供給され る。有効電力は、適当な量のオフセットを対称的なオン時間においてスイッチP 1及びP2に導入することにより吸収できる。オフセットの極性は、入力電圧の 極性と整合される。図2のスイッチP1がオンであるときには、結合インダクタ Lpと、Chfで決まる出力キャパシタンスとの間で、直流リンク電圧と交流出力 電圧との差によって共振電流が発生される。これに対し、P2スイッチ対がオン であるときには、直流リンク電圧と交流出力電圧との和によって共振電流が駆動 される。直流リンク電圧は、交流電圧のピーク値よりも大きく調整されるので、 共振電流を駆動する電圧極性は、各相補的な極スイッチングの後に逆転する。 選択された直流リンク電圧の大きさVdcを維持するに必要な有効電力は、ライ ン電圧の所与の半サイクルにおける高周波数極スイッチングの平均デューティサ イクルに比例する。分離された直流リンク電圧は、平均極スイッチングの対称性 に影響する閉ループコントローラによって調整される。インバータの極スイッチ ングのデューティサイクルの一時的な変化によってインバータに流れ込んだりイ ンバータから流れ出たりする無効インバータ電流が発生され得る。インバータ電 流の瞬時の大きさは、必要な負荷補償電流を与えるように調整される。例えば、 正のリプル電流が検出された場合には、P2のオン時間がP1に対して増加され る。この増加は、交流ラインに流れる所要の正味補償リプル電流を生じる。これ は、又、Vdcの大きさが負荷にまたがる交流電圧の最大値より大きく保たれねば ならないことを意味し、さもなくば、能動的フィルタの瞬時補償能力が損なわれ る。 能動的フィルタにおける迅速なパルス巾変調スイッチングは、高周波数の典型 的に三角形の電流Ihf、即ち不所望な副作用を生じる。このIhf信号の影響は、 交流電圧上に重畳される小さな鋸歯電圧リプルとなる。所与の結合インダクタ値 では、この電圧リプルの振幅は、極スイッチング(キャリア)周波数とChfの値 に反比例する。この電圧リプルは、並列キャパシタChfフィルタされる。 能動的な電力フィルタ(20又は22)が負荷にまたがって接続されたときに は、端子電圧の高度なフィルタ作用が観察される。能動的電力フィルタは、フィ ルタ自体の中のロスを補償するに必要なもの以外の有効電力を供給又は吸収でき ないことに注意されたい。しかしながら、これは、無効電流、非同期及び非理論 的高調波、並びに可変又は非調整の周波数をもつソースを容易に補償する。 直並列の能動的な電力ライン調整装置は、有効電力を供給及び吸収できるとい う効果を有する。又、これら調整装置は、広範囲の電力調整能力を有するという 効果も有する。一方、これらの利点には、多数の欠点も付随する。 直並列の能動的な電力ライン調整装置に伴う1つの欠点は、APLCの直列接 続されたインバータが高価なサージ保護回路を含まねばならないことである。直 列インバータが高いサージ電圧を取り扱う定格の場合には、並列インバータも、 同じ高電圧に定格付けされねばならない。というのは、2つのインバータが共通 の直流電圧リンクを共用するからである。実際に、直流リンクは、電流制御を維 持し、ひいては、偽の直列インバータ過電流トリップを回避するためには、ピー ク交流電圧より高いレベルに荷電されねばならない。これらサージ電圧及び電流 定格要求に対してインバータを定格付けすると、商業的に競合し得る製品を生じ ないことになる。従って、異なる仕方でサージ定格要求に適合するコスト効率の よいAPLCを開発することが重要である。 サージ保護機能は、能動的電力ライン調整装置において能動的な電力の質のコ ントローラをオーバーライドする。従って、保護機能は、有効ではあるが、出力 電力の質に一時的な妥協を招き、例えば、出力電圧の調整が排除され、負荷の高 調波がソースへ戻るように注入され、そして補償されない入力電圧高調波が負荷 に付与されることになる。従って、出力電圧の質に妥協を生じるようなサージ保 護機能に依存しない能動的な電力ライン調整装置を提供することが強く要望され る。発明の要旨 本発明の装置は、直列インダクタと並列インバータを備え、直流リンクが出力 ラインに接続される。並列インバータは、該並列インバータを可変キャパシタと して強制的に作用させる並列インバータコントローラによって制御される。この 並列インバータコントローラは、能動的電力ライン調整装置の電圧出力信号と、 能動的電力ライン調整装置の電圧入力信号との間の所望の移相値を識別しそして フィードフォワードする。所望の移相値の使用により、並列インバータの直流リ ンクの電圧制御が生じる。又、並列インバータコントローラは、同調容量性電流 基準信号も発生し、この信号は、直流リンクの電圧の大きさのエラーを更に減少 する。図面の簡単な説明 本発明の特徴及び目的を更に理解するために、添付図面を参照して以下に詳細 に説明する。 図1は、公知技術による並列接続された電流ソース能動的フィルタを示す図で ある。 図2は、公知技術による並列接続された電圧ソース能動的フィルタを示す図で ある。 図3は、本発明の主たる要素を簡単に示す図である。 図4は、本発明の要素の電気的等価図である。 図5は、本発明の好ましい実施例のアナログ及びデジタル成分の図である。 図6は、本発明による並列インバータ電流基準信号の処理を解説の目的でアナ ログ形態で示す図である。 図7は、並列インバータ電流基準信号を処理するのに使用される本発明の多数 のデジタル成分間の関係を示す図である。 図8は、並列インバータ電流基準信号を処理するのに使用される本発明の多数 のデジタル成分間の関係を示す図である。 図9は、図4の回路のフェーザ図である。 多数の図面全体にわたり対応する部分は同じ参照番号で示してある。好ましい実施形態の詳細な説明 図3は、本発明の装置の簡単な図である。この装置は、直列インダクタLsを 経て入力ライン28に接続される。並列インバータ30は出力ライン31に接続 される。並列インバータ30は、公知の直流リンク(図示せず)を組み込んでい る。並列インバータ電流基準信号は、公知の形式のパルス巾変調器32によって 処理される。インバータコントローラ34は、本発明の独特の並列インバータ電 流基準信号を形成する。 図4は、本発明の装置の電気等価回路図である。明らかなように、インバータ コントローラ34、パルス巾変調器32及び並列インバータ30は、組み合わさ れて、可変キャパシタCとして働く。本発明の可変キャパシタンスインバータが 必要とされるのは、インダクタLsが出力電圧降下及び入力電流に対する移相を 生じ、出力電圧が入力電圧と位相ずれするからである。電圧降下及び移相の量は 負荷に基づく。負荷がないときには、移相(φ1)もなく、負荷が増加するにつ れて、移相(φ1)も増加する。同様に、インバータは、電圧調整が、存在する 入力電圧の増幅ではなくて減衰を必要とする場合には、可変インダクタとして働 く。 並列インバータ30の直流リンクから流れ出る有効電力は、入力電圧(Vi) に対する出力電圧基準信号(Vo*)の不充分な移相(φ1)を示す。これに対し 、並列インバータ30の直流リンクに流れ込む電力は、入力電圧(Vi)に対す る出力電圧基準信号(Vo*)の過剰な移相を示す。並列インバータ30の直流 リンクに流れ込む有効電力は、直流リンク電圧大きさエラーを生じる。不適切な 移相及び電圧大きさエラーは、本発明の能動的電力ライン調整装置により回避さ れる。 本発明は、出力電圧基準信号を入力電圧信号と適切な位相関係に維持するため に所望の移相値を識別しそしてフィードフォワードする。これは、並列インバー タの直流リンクへの電力流入及び流出を減少する。従って、出力電圧基準信号の 移相を制御することにより、直流リンクの電圧制御が実現化される。出力の電圧 大きさ制御は、導出された同調キャパシタンス電流基準信号により実現される。 この同調キャパシタンス電流基準信号は、他の電流基準と組み合わされて、本発 明の並列インバータ基準信号となる。 図5には本発明のデジタル/アナログ実施形態が示されている。好ましい実施 形態では、インバータコントローラ34はデジタル形態である。特に、インバー タコントローラ34は、インターフェイス装置36を経てアナログ並列インバー タ30及びその対応パルス巾変調器32に接続された多数のデジタル要素を備え ている。インターフェイス装置36は、本発明のアナログ成分とデジタル成分と の間でアナログ/デジタル及びデジタル/アナログ変換を行う。又、インターフ ェイス装置36は、キーボードやモニタのようなコンピュータインターフェイス 装置を含んでもよい。インターフェイス装置36は、デジタル信号プロセッサ3 8及びメモリユニット40に接続される。デジタル信号プロセッサ38と、メモ リユニット40と、インターフェイス装置36との間の相互作用は、この技術で 良く知られている。 メモリユニット40は、本発明の装置に特定の多数の制御プログラムを備えて いる。以下に詳細に述べるように、本発明の制御プログラムは、電圧基準ジェネ レータ42と、移相器44と、移相識別子46と、位相図構成器48と、同調キ ャパシタンス電流基準ジェネレータ50と、無効電流計算器54と、有効電流計 算器56と、高調波電流計算器60と、比例−積分レギュレータ62と、スライ ド窓フィルタ64とを備えている。 これらの制御プログラム又はファンクションユニットは、アナログ構造で実現 することもできる。図6は、本発明の実行ユニットのアナログ表示であると共に それら互いの相互作用を示す図である。電圧基準ジェネレータ42は、電圧入力 信号Viにロックし、そして一体振幅正弦波電圧出力基準信号Vo*Oを発生する 。アナログ実施においては、電圧基準ジェネレータ42は、位相固定ループを使 用する。デジタル位相固定ループがデジタル形態で使用されてもよい。 それにより生じる電圧出力基準信号Vo*Oは、入力電圧と同相の適当な大き さの信号を発生する。Vo*O位相基準に対して所要の出力電圧移相Vo*φを予 想するために、移相識別子46が呼び出される。図7に示すように、移相識別子 52は、位相図構成器48に基づいている。次いで、位相図構成器48により構 成される位相図に関連した値が、図8に示すように、無効電流計算器54、有効 電流計算器56、負荷抵抗計算器58及び高調波電流計算器60により導出され る。 本発明の位相図構成器48は、本発明の回路の等価フェーザ表示を発生する。 即ち、図4の回路のフェーザ表示は、図9に示すように発生される。図9のフェ ーザ図は、入力電流Iiと、キャパシタ電流Ic及び有効電流IRに対するその関 係とを示している。又、このフェーザ図は、出力電圧Voも示しており、これは 2つのセグメントVLCとUに分割される。このフェーザ図は、入力電圧Vi、遅 れ出力電圧Vo、位相角(φ1)、インダクタ電圧VL及びインダクタ/抵抗電圧 VLRの間の関係を示している。 図9のフェーザ図及び多数の既知のパラメータに基づき、図4の能動的電力ラ イン調整装置を最適に制御するために多数の付加的なパラメータを導出すること ができる。これら付加的なパラメータは、次の順序で導出される。 図8に戻ると、無効電流計算器54が示されている。この無効電流計算器は、 力率補正に使用されるインバータ電流基準信号の部分を与える。無効電流計算器 54への入力は、瞬時出力電流io及び電圧基準信号V。*+90°である。この 電圧基準信号Vo*+90°は、図6の電圧基準ジェネレータ42から得ること ができる。瞬時出力電流ioは測定量である。電圧基準信号Vo*は、120ボル トの1振幅(1/単位)にセットされる。これら入力が与えられると、出力無効 電力VAoを次の式(1)により計算することができる。 VAo=io(Vo*+90°) 従って、出力無効電力は、瞬時入力電流に移相された電圧基準信号Vo*を乗算 することにより得られる。次いで、出力無効電力を用いて、出力無効電流Iqが 計算される。より詳細には、瞬時出力電圧を出力無効電力で除算することにより 出力無効電流Iqが次の式(2)のように得られる。 Iq=VAo/vo 無効電流Iqは、「スライド窓」平均化装置により得られるのが好ましい。スラ イド窓平均化装置は、現在入力と、N−1の手前の入力の和である。各々の新た なサンプル入力が読み取られるときには、最も古いサンプル入力が和から脱落さ れる。この技術は、参考としてここに取り上げる米国特許第4,811,236 号に開示されている。 出力無効電流Iqは有効電流計算器56へ送られる。有効電流Irの計算は、式 (3)により有効電力出力Woを最初に計算することにより行われる。 Wo=io*vo 即ち、有効電力出力は、瞬時出力電流に瞬時出力電圧を乗算することにより得ら れる。次いで、有効電流Irが式(4)により得られる。 Ir=Wo/Vo 出力電圧Voは、設計上、IPU(単位当たり)、例えば120Vにセットされ るので、既知である。有効電流Irは、前記したように、「スライド窓」平均化 装置によって得られるのが好ましい。 有効電流Irは、負荷抵抗計算器58により使用されて、負荷抵抗Roが決定さ れる。負荷抵抗Roは、式(5)により得られる。 Ro=Vo/Ir 即ち、負荷抵抗は、有効電流を、IPUにセットされたことが知られている出力 電圧Voに分割することにより得られる。値R。は、図4のベクトル方法に対し て計算する必要はなく、以下に述べるように、図4の数学的モデルにより実時間 で電流及び位相基準を導出することにより使用できる。 又、有効電流Irは、高調波電流計算器60にも使用される。高調波電流計算 器60への入力は、出力無効電流Iq、有効電流Ir及び出力電流Ioである。実 時間出力電流ioは測定量である。高調波計算器60は、次の式(6)により瞬 時リプル電流iR値を実時間で計算する。 iR=io−(ir+iq) 従って、高調波計算器60は、インバータが負荷に対して局部的に高調波を発生 するように高調波電流成分を確立する。 図7に戻り、同調キャパシタンス電流基準ジェネレータ及び位相エラー識別子 52に関連した処理について詳細に述べる。前記したように、位相図構成器は、 図9に示すフェーザ表示を発生し、これは図4の回路に対応する。図9のフェー ザ図において、次の変数、即ち、出力電流Io、入力電圧Vi及び出力電圧Voは 、標準的な技術により行われた測定から分かる。上記のように、有効電流Irは 、有効電流計算器56によって導出される。 同調キャパシタンス電流基準icv*及び所望の移相(φ1)を決定するためには 、電圧セグメントVLc及びUの大きさを決定しなければならない。同調キャパシ タンス電流基準ジェネレータは、次の式を解いて、これらの値を導出する。先ず 始めに、抵抗性電流Irによるインダクタ電圧VLRを定義する。この量は、次の 式(7)により特徴付けられる。 VLR=Ir*XL 有効電流IRは既に定義された。直列インダクタLsのインピーダンスXLは、次 の式(8)により定義される。 XL=2π*60*Ls 「60」項は、60Hz信号に対応し、そして「Ls」項は、図4のインダクタ Lsに対する既知のインダクタ値に対応する。 VLRが分かると、電圧セグメントUは、例えば、次の式(9)により簡単な三 角法関係によって特徴付けられる。 Uが既知である状態では、電圧セグメントvLCの値が次の式(10)により決定 される。 VLC=Vo−U 前記したように、Voは、1PUにセットされた既知の量である。ここで、次の 式(11)で定義される同調キャバシタンス電流基準icv*を決定するための全 ての値が分かる。 icv*=VLC/XL 又、導出されたバラメータは、移相識別子52によって使用され、これは移相 (φ1)を確立する。移相(φ1)は、図9のフェーザ図に示されている。既知の 三角法関係により、所望の位相(φ1)が、式(12)により次のように定義さ れる。 φ1=arctan VLR/U 又、所望の位相(φ1)は、式(12’)によっても定義される。 φ1=arcsin VLR/Vi 従って、同調キャバシタンス電流基準icv*を定義するためのフェーザ技術で あって、並列インバータしかもたない能動的電力ライン調整装置により表される 適切な容量値を生じるフェーザ技術について説明する。同調キャバシタンス電流 基準icv*は、直列インダクタLsを経て適切な電流を与え、適切な出力電圧の大 きさを得る。 又、所望の移相(φ1)を定義するためのフェーザ技術についても述べる。こ の導出された移相は、実際の移相を出力電圧基準信号と入力電圧信号との間で調 整するのに使用される。これは、直流リンクの電圧制御を効率的に生じる。 移相(φ1)及び同調キャパシタンス電流基準icv*は、本発明によれば、他の 技術により導出することもできる。例えば、これらの値は、図4の回路の数学的 モデルにより定義することができる。図4の回路の入力インピーダンスは、式( 13)により定義される。 出力インピーダンスは、式(14)により記述される。 次いで、入力電流は、式(15)により定義される。 次いで、出力電圧は、式(16)により定義される。 式(16)の数学的処理は、次の式(17)を生じる。 式(17)の要素は、式(18)により簡単に特徴付けられる。 Vo=A+jB 次いで、所望の移相は、式(19)により定義される。 φ1=arctan(B/A) 同調キャパシタンス電流基準は、Voの絶対値が式(20)で定められることを 確認することにより定義される。 「A」及び「B」項は、キャパシタンス値Cに関して表されることに注意された い。式(17)の他の全ての項は既知であるから、キャパシタンス項Cについて 解くことができる。Cが分かると、同調キャパシタンス電流基準は、式(21) により定義される。 icv*=Vo/ωC オメガ項(ω)は、2πfに等しく、但し、f=周波数=60(ヘルツ)であり そしてVoは測定されたものである。 上記の数学的解決策の明らかな欠点は、数学的モデルが複雑なことである。同 調キャパシタンス電流基準icv*及び移相φ1を定義するための更に別の解決策 は、項を定義する反復方法に依存することである。換言すれば、図4の回路の数 学的モデルが定義される。次いで、Vi及びRについて種々の値が選択される。 次いで、キャパシタンスCは、所与のVi及びR条件のもとで、電圧出力の大き さが1PU(120ボルト)になるまで変えられる。それにより得られたC及び φ1の値がルックアップテーブルに入れられる。本発明の装置のその後の動作に おいて、所与の入力電圧が、ルックアップテーブルからの対応する同調キャパシ タンス電流基準値及び移相値と整合される。当然ながら、ルックアップテーブル は、上記のフェーザ解決策及び数学的解決策を用いて導出された値を記憶するの に使用される。これは、フェーザ及び数学的技術の実時間実行の必要性を排除す る。 使用する方法に係わりなく、導出された移相値(φ1)は、出力電圧基準信号 と出力電圧信号との間に存在する位相エラーを排除するのに使用される。これは 直流リンクへの電力の流入及びそこからの流出を減少する。導出された同調キャ パシタンス電流基準信号icv*は、出力電圧大きさエラーを排除するのに適した 電流を与える。 図6に戻り、本発明の並列電流基準信号の付加的な成分について説明する。前 記のように、移相識別子46は、出力電圧基準信号と入力電圧信号との間の所望 の移相を定義する。この移相値(φ1)は、直流リンク電圧エラー信号(φ2)に よりトリミングすることができる。直流リンク電圧エラー信号は、測定された直 流リンク電圧Vdcを直流リンク基準電圧Vdc*と比較することにより導出される 。 実際の直流リンク電圧と直流リンク基準電圧との差は、標準的な比例−積分レ ギュレータ62によって処理される。レギュレータ62の出力は、スライド窓フ ィルタ64によって処理されるのが好ましい。上記のように、スライド窓フィル タは、現在入力とN−1の手前の入力との和を与える。各新たなサンプル入力が 読み取られるにつれて、最も古いサンプル入力がその和から落とされる。 直流リンクエラー値(φ2)によりトリミングされた導出された移相(φ1)に 鑑み、移相器44は、出力電圧基準信号Vo*Oと入力電圧信号Viとの間の適切 な移相を予想しそして与える。これにより得られる位相トリミングされた電圧基 準信号Vo*Oは、実際の電圧出力信号Voと比較される。これら信号の差は、比 例−積分レギュレータ62によって処理される。 次いで、多数の電流基準成分が並列インバータ電流基準信号に追加される。よ り詳細には、同調キャパシタンス電流基準信号icv*が同調キャパシタンス電流 基準ジェネレータ50により基準信号に加えられる。無効電流計算器は、無効電 流成分Iqを並列電流基準信号に加える。次いで、高調波電流計算器60が前記 のiR信号を与える。 本発明の好ましい実施形態では、得られる並列インバータ電流基準信号Ip* が、測定された並列電流出力信号Ipと組み合わされ、並列インバータ電流入力 エラー信号Ip*’とされる。この並列電流入力エラー信号Ip*’は、インター フェイス装置36を経てアナログ信号に変換され、パルス巾変調器32へ送られ る。パルス巾変調器32は、並列電流入力エラー信号を並列インバータ30の適 当なスイッチングコマンドに変換する。 かくて、低コストの能動的電力ライン調整装置が開示された。本発明の能動的 電力ライン調整装置は、並列インバータのみを使用し、サージ保護装置を必要と しない。能動的電力ライン調整装置の制御は、導出された電圧移相及びインバー タキャパシタンス又はインダクタンスパラメータによって得られる。より詳細に は、直流リンクの電圧制御は、出力電圧基準信号の移相を介して実現され、容量 性又は誘導性インバータ電流の変調は、出力電圧の大きさを制御する。 以上、本発明の特定の実施形態を、説明及び解説の目的で述べた。これらは、 本発明をあますところなく述べたものでもないし又は上記した厳密な形態に限定 するものでもなく、上記教示に鑑み、多数の変更及び修正がなされ得ることが明 らかである。上記実施形態は、本発明の原理及びその実際の応用を最も良く説明 するために選択されて述べられたものであり、従って、当業者であれば、本発明 を最良に利用することができると共に、意図された特定用途に適した種々の変更 を伴う種々の実施形態を利用することができよう。本発明の範囲は、以下の請求 の範囲及びその等効物によって限定されるものとする。当然ながら、上記の技術 は、単一及び多数の交流電力調整装置に適用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モーラン スティーブン エイ アメリカ合衆国 ペンシルヴァニア州 15243 ピッツバーグ エラ ストリート 838 (72)発明者 ギュギィ ラッツロ アメリカ合衆国 ペンシルヴァニア州 15235 ピッツバーグ ストーンレッジ ドライヴ 333

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.直列インダクタを含む入力ラインに接続された入力ノードと、 出力ラインに接続された出力ノードと、 上記出力ノードに接続され、直流リンクを含む並列インバータと、 上記入力ノード、上記出力ノード及び上記並列インバータに接続された並列イ ンバータコントローラとを備え、この並列インバータコントローラは、上記並列 インバータが可変キャパシタとして作用するように強制し、そしてこの並列イン バータコントローラは、 能動的電力ライン調整装置の電圧出力信号と、能動的電力ライン調整装置の 電圧入力信号との間の所望の移相値であって、上記直流リンクの電圧制御を生じ るような所望の移相値を発生する手段と、 上記出力電圧の電圧大きさエラーを減少するための同調キャパシタンス電流 基準信号を形成する手段と、 を備えたことを特徴とする能動的電力ライン調整装置。 2.上記並列インバータコントローラは、上記能動的電力ライン調整装置の動 作に対応する電流及び電圧のフェーザ表示を構成する手段を備え、このフェーザ 表示は、上記所望の移相値を発生する上記発生手段と、上記同調キャパシタンス 電流基準信号を形成する上記形成手段とによって使用される請求項1に記載の能 動的電力ライン調整装置。 3.上記並列インバータコントローラは、上記能動的電力ライン調整装置の動 作の数学的モデルを構成するための手段を備え、この数学的モデルは、上記所望 の移相値を発生する上記発生手段と、上記同調キャパシタンス電流基準信号を形 成する上記形成手段とによって使用される請求項1に記載の能動的電力ライン調 整装置。 4.上記並列インバータコントローラは、複数の所望の移相値に対応する複数 の繰り返し導出される値と、複数の同調キャパシタンス電流基準信号とを有する ルックアップテーブルを備え、上記発生手段は、上記複数の所望の移相値に基づ いて上記所望の移相値を選択し、そして上記形成手段は、上記複数の同調キャパ シタンス電流基準信号に基づいて上記同調キャパシタンス基準信号を選択する請 求項1に記載の能動的電力ライン調整装置。 5.直流リンク電圧エラー信号を識別する手段と、 上記直流リンク電圧エラー信号を上記移相値と組み合わせて、トリミングされ た移相値を形成する手段とを更に備えた請求項1に記載の能動的電力ライン調整 装置。 6.無効電流信号を計算ずる手段と、 上記同調キャパシタンス基準信号と上記無効電流信号を組み合わせて予めの並 列インバータ電流信号とする手段とを更に備えた請求項1に記載の能動的電力ラ イン調整装置。 7.高調波電流信号を導出する手段と、 上記予めの並列インバータ電流信号と上記高調波電流信号とを加えて二次の並 列インバータ電流信号とする手段とを更に備えた請求項6に記載の能動的電力ラ イン調整装置。 8.実際の並列インバータ電流出力信号を上記二次の並列インバータ電流信号 から減算して並列インバータ電流基準信号とする手段を更に備えた請求項7に記 載の能動的電力ライン調整装置。 9.上記並列インバータと上記並列インバータコントローラとの間に配置され たパルス巾変調器を更に備え、このパルス巾変調器は、上記並列インバータ電流 基準信号を受け取り、そして上記並列インバータのためのスイッチングコマンド 信号を発生する請求項8に記載の能動的電力ライン調整装置。 10.直列インダクタを含む入力ラインに接続された入力ノードと、出力ライ ンに接続された出力ノードに接続された並列インバータとを備えた形式の能動的 電力ライン調整装置を動作する方法であって、上記並列インバータは直流リンク を含み、上記能動的電力ライン調整装置は、更に、上記入力ノード及び上記並列 インバータに接続された並列インバータコントローラを備え、上記能動的電力ラ イン調整装置の上記並列インバータは、 能動的電力ライン調整装置の電圧出力信号と能動的電力ライン調整装置の電圧 入力信号との間の所望の移相値であって、上記直流ラインの電圧制御を生じるよ うな所望の移相値を発生し、そして 上記出力電圧の電圧大きさエラーを減少するための同調キャパシタンス電流基 準信号を形成する、 という段階を実行することを特徴とする方法。 11.上記能動的電力ライン調整装置の動作に対応する電流及び電圧のフェー ザ表示を構成する段階を更に備え、上記フェーザ表示は、上記所望の移相値を発 生するための上記発生段階中と、上記同調キャパシタンス電流基準信号を形成す るための上記形成段階中に使用される請求項10に記載の方法。 12.上記能動的電力ライン調整装置の動作の数学的モデルを構成する段階を 更に備え、この数学的モデルは、上記所望の移相値を発生するための上記発生段 階中と、上記同調キャパシタンス電流基準信号を形成するための上記形成段階中 に使用される請求項10に記載の方法。 13.複数の所望の移相値に対応する複数の繰り返し導出される値と、複数の 同調キャパシタンス電流基準信号とを有するルックアップテーブルを構成する段 階を更に備え、このルックアップテーブルは、上記所望の移相値を選択するため の上記発生段階中と、上記同調キャパシタンス基準信号を選択するための上記形 成段階中に使用される請求項10に記載の方法。 14.直流リンク電圧エラー信号を識別し、そして 上記直流リンク電圧エラー信号を上記移相値と組み合わせて、トリミングされ た移相値を形成する、 という段階を更に備えた請求項10に記載の方法。 15.無効電流信号を計算し、そして 上記同調キャパシタンス基準信号と上記無効電流信号を組み合わせて、予めの 並列インバータ電流信号とする、 という段階を更に備えた請求項14に記載の方法。 16.高調波電流信号を導出し、そして 上記予めの並列インバータ電流信号と上記高調波電流信号とを加えて、二次の 並列インバータ電流信号とする、 という段階を更に備えた請求項15に記載の方法。 17.実際の並列インバータ電流出力信号を上記二次並列インバータ電流信号 から減算して並列インバータ電流基準信号とする段階を更に備えた請求項16に 記載の方法。 18.上記並列インバータと上記並列インバータコントローラとの間にパルス 巾変調器を配置する段階を更に備え、このパルス巾変調器は、上記並列インバー タ電流基準信号を受け取り、そして上記並列インバータのためのスイッチングコ マンド信号を発生する請求項17に記載の方法。
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