JPH08506785A - ディスペンサー - Google Patents

ディスペンサー

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JPH08506785A
JPH08506785A JP6518630A JP51863094A JPH08506785A JP H08506785 A JPH08506785 A JP H08506785A JP 6518630 A JP6518630 A JP 6518630A JP 51863094 A JP51863094 A JP 51863094A JP H08506785 A JPH08506785 A JP H08506785A
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JP6518630A
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ハルム,ハンス
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リングナー+フィッシャー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D35/00Pliable tubular containers adapted to be permanently or temporarily deformed to expel contents, e.g. collapsible tubes for toothpaste or other plastic or semi-liquid material; Holders therefor
    • B65D35/24Pliable tubular containers adapted to be permanently or temporarily deformed to expel contents, e.g. collapsible tubes for toothpaste or other plastic or semi-liquid material; Holders therefor with auxiliary devices
    • B65D35/28Pliable tubular containers adapted to be permanently or temporarily deformed to expel contents, e.g. collapsible tubes for toothpaste or other plastic or semi-liquid material; Holders therefor with auxiliary devices for expelling contents

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Abstract

(57)【要約】 流体を有するコラプシブル容器(3)のためのケーシング(1);ケーシング(1)に沿って移動可能であり、コラプシブル容器(3)の折畳みを生じさせることができる、ケーシング(1)内に設置されたローラー(7);および、ローラー(7)がディスペンシング方向に優先的に動くようにスライダー(12、13)またはローラー(7)上の弾性部材(14)の咬合いによる協働によって一方向作用でローラー(7)と協働する1つまたはそれ以上のスライダー(12、13)からなる粘性の押出し可能な流体のためのディスペンサー。

Description

【発明の詳細な説明】 ディスペンサー 本発明は、コラプシブル(collapsible)容器中に収容された粘性の押出し可 能な流体のためのディスペンサーに関する。 種々の粘性の押出し可能な流体は、一方の端(「ディスペンシングエンド」) でノズルを介して絞り出すことによって該流体を小出しすることができ、他方の 端部が密閉されている、コラプシブルチューブなどのコラプシブル容器中に収容 されて供給される。かかる流体の例としては、練り歯磨き、クリーム、軟膏、接 着剤、食品、塗料、シール材、モデリング材、充填剤などが挙げられる。かかる 流体は、一般に、手でチューブを絞ることによって簡単に押し出されるが、機械 的作用によって、例えば、チューブの長さに沿って進行するローラー間にチュー ブの密閉端を挟むことによってチューブを絞ることができるディスペンサーが知 られている。かかるディスペンサーは、一般に、衛生目的のために、押し出され た流体の量をより正確に計量するために、または、単に美的理由のために提供さ れる。 このタイプのディスペンサーは、例えば、GB 2088818A、GB 60 2639、GB 461299、GB 1202703、AU 9166/82、 US 4575375、4226336、4331265、US 4019655 、DE 3610268AおよびDE 2340073Aに開示されている。 本発明の粘性の押出し可能な流体のためのディスペンサーは、ディスペンシン グエンドが開放されており、かつ、他方の端部が密閉されている、粘性の押出し 可能な流体を収容するコラプシブル容器を、ディスペンシング位置に支持するた めのケーシング;ケーシングの長さの少なくとも一部に沿って長手方向に移動さ せることができ、かつ、ディスペンシングエンドに向かってこのように移動する うちにコラプシブル容器の圧縮折畳み(compressive collapse)を生じさせるこ とができる、ケーシング内に設置されたローラー;および、ケーシングの壁にス ライド可能に装着された1つまたはそれ以上のスライダーからなっており、ここ で、該スライダーは、ローラーと協働するように適合され、それによって、ロー ラーを強制的に移動させ、このローラーとスライダーとの間の強制的な協働は、 スライダーまたはローラー上に各々協働部位を有するローラーまたはスライダー 上の弾性部材(resilient tongue)または該ローラーまたはスライダーに該弾性 部材によって連結されている部分のディスペンシング方向にスライダーが動く場 合、咬合いによるものであり、該弾性部材は、スライダーがディスペンシング方 向とは反対の方向に動く場合、折り畳まれ、その結果、咬合いによる強制的な協 働が完全にまたは実質的に減少するように適合される。 本明細書で使用される場合、「流体」なる用語は、移動液体(mobile liquid )とこのパックとの間の粘性を有する流体、例えば、慣用タイプの粘稠練り歯磨 きおよび最近のいわゆる「液状練り歯磨き(liquid toothpaste)」を含む練り 歯磨きを意味する。 「コラプシブル容器」なる用語は、圧縮下で折り畳んで、それらの内容物を押 し出すことができる全てのタイプの容器が挙げられ、特に、練り歯磨き、軟膏、 クリーム、化粧品を一般に小出しするもののようなコラプシブルチューブが挙げ られる。 弾性部材は、ローラー上よりもスライダー上にあるのが好ましい。好適には、 ローラー上の協働部位は、ローラー上の協働歯(cooperating teeth)である。 本発明のディスペンサーの1つの具体例において、スライダー上の弾性部材は 、ローラー上の歯と直接咬合い、該弾性部材は、スライダーがディスペンシング 方向に動く場合、該弾性部材がローラー上の歯と咬合いにより協働してローラー をディスペンシング方向に強制的に移動させるようなもの、およびスライダーが 逆方向にスライドする場合、弾性部材がローラー上の歯と接触して折り畳まれて 、スライダー上の弾性部材とローラー上の歯との間の強制的な協働を一部または 完全に減少させるようなものである。 この具体例において、弾性部材は、ディスペンシング方向を向いている弾性部 材の側部とスライダーとの間の角度が90°未満であるようにディスペンシング 方向に角度が付けられているのが好ましい。 本発明のディスペンサーの第2の具体例において、スライダーは、弾性部材に よって一緒に連結されている平行な第1および第2の長手ストリップからなり、 第1のストリップは、その上に歯を持っており、該歯は、スライダーがディスペ ンシング方向にスライドする場合、該歯がローラー上の歯と咬合いにより協働し て、ローラーをディスペンシング方向に強制的に移動させるように、かつ、スラ イダーが逆方向にスライドする場合、弾性部材がスライダー上の歯とローラー上 の歯との接触により折り畳まれて、ローラー上の歯と第1ストリップ上の歯との 間の協働を一部または完全に減少させるように適合されている。 この第2の具体例において、弾性部材は、ディスペンシング方向に向いている 弾性部材の側部と第1ストリップの長手方向との間の角度が90°を超えるよう にディスペンシング方向に角度が付けられているのが好ましい。 本発明のディスペンサーにおいて、弾性部材の折畳みは、ローラーを強制的に 移動させるスライダーの能力を、理想的には完全に、または、実用的最小限に低 下させ、その結果、スライダーの逆方向スライディングに対して全体にわたる一 方向逆止め作用(one-way non-return action)が与えられ、これにより、ロー ラーは、ケーシング内でディスペンシング方向へ移動させられる。無能力の結果 として、ディスペンシング方向とは反対の方向へのローラーの若干の移動が生じ るが、ローラーの全体にわたる運動は、ディスペンシング方向であり、コラプシ ブル容器をローラーとケーシングの壁との間で前進的に挟ませて、チューブの折 畳みおよびその流体内容物の押出しを生じさせる。 ケーシングは、コラプシブル容器を挿入し、空になると取り出し、交換するこ とが可能なように開放可能であるのが好ましい。例えば、ケーシングは、スナッ プ嵌め継手などのによって密閉を保持することができる2つの丁番付けしたシェ ルで作られていてもよい。 ケーシングは、練り歯磨き用ディスペンサーまたは接着剤用アプリケーターな どの場合に歯ブラシを保管するためなど、付属品の保管のためのコンパートメン トを装備しているか、一体形成されていてもよい。ケーシングは、コラプシブル 容器の開放端から押し出された流体流を向けるように配置されたディスペンシン グエンドのノズルおよび/または着脱可能なクロージャーを有していてもよい。 ローラーは、ディスペンシング方向にケーシングに沿って該ローラーを移動さ せるいずれの形状であってもよい。ローラーは、例えば、ディスペンシングエン ドに向かって一般的なクサビ形面を有するケーシングの内側に沿って単にスライ ドするが、好ましくは、回転移動をすることができ、例えば、円形断面を有する ものであり、ローラー上の協働部分は、好適には円周歯である。 ローラーは、好ましくは、円筒形であるが、別の形状も使用することができる 。好ましい別の形状としては、球状、扁円球状または楕円体が挙げられる。別の 形状は、それらの底面または頂点で接続された円錐による両円錐が挙げられる。 これらの形状の他の変形または別の形状は、当業者に明らかであろう。 ローラーが如何なる形状であっても、ケーシングの横断面は、ローラーの形状 に適合させられるべきであり、その結果、ケーシングの壁とローラーとの間の横 断隙間が最小であり、その結果、コラプシブル容器は、ローラーとケーシングの 壁との間の最大の実際的範囲に挟まれて、内容物の充分な押出しを確実にする。 例えば、正方形または長方形の断面のケーシングは、円筒形のローラーに好適で あり、円形または「U」字形の断面のケーシングは、球体ローラーに好適である 。ローラーは、ケーシングの壁に、例えば、溝などのガイドと協働する突出した 車軸を有し、これは、球体ローラーの場合に特に好ましい。 円形断面ローラー上の歯は、ローラーの全円周表面またはその一部を占めてい る。別法としては、歯は、ローラーの車軸上に円周状にあってもよい。逆止め作 用を助けるために、ローラー上の歯は、非対称的に縁取られており、該エッジは 、他のエッジよりもローラーの円周と急勾配の角度を形成するディスペンシング 方向にスライダーがスライドする場合に弾性部材と、または、第1ストリップ上 の歯と、協働する。 同様の理由のために、好ましい具体例についての第1ストリップ上の歯は、非 対称的に縁取られているのが好ましく、ディスペンシング方向を向いているエッ ジは、逆方向に向いているエッジよりも、該ストリップと急勾配の角度を形成す る。 該スライダーは、ケーシングの幅の実質的な部分を占めている。別法としては 、ディスペンサーは、平行な2つのスライダーで与えられており、例えば、ブリ ッジによって接続されており、それらの弾性部材は、ローラーの全表面を占めて いるローラー上または、別法としては、2つのスライダーと対応するその部分の 上の歯と協働する。これらの2つの配置は、ケーシングに沿ったその移動におい てローラーを舵取するのに優れており、ローラーの傾斜運動およびその結果のジ ャミングを予防する。 スライダーは、種々の方法で操作される。1つの具体例において、スライダー の少なくとも一部、または、好ましい具体例では、第2ストリップの一部、また は、ストリップと一体化しているか、または該ストリップに装着されているその 上のハンドルは、スライダーを手動によって、例えば、親指または1本の指によ って、操作させるように、例えば、スロットまたは穴を介して、ケーシングの壁 を通って延長している。ケーシングは、手中に保持されている。別の具体例にお いて、ハンドルは、ケーシング上の支柱の回りを回転し、スライダーと協働して 、ハンドルへの力の適用がハンドルのレバー作用を介してスライダーを操作する ように与えられてる。かかる配置は、片手操作を便利にする。 ケーシングは、流体のディスペンシングが必要ではない場合にはコラプシブル 用の開放端を密閉するように配置されたキャップまたはプラグなどのクロージャ ーを与えられており、このクロージャーは、スライダーと相互連結しており、そ の結果、スライダーの、特にディスペンシング方向の運動は、容器の開放端を開 封するようにクロージャーを動かさせ、スライダーの、特に逆方向の、次なる運 動は、クロージャーに開放端を再密閉させる。別法としては、スライダーおよび クロージャーの相互連結は、容器の開放端をクロージャーに開封させる操作がデ ィスペンシング方向のスライダーの運動およびその逆を生じさせるように配置さ れる。 好都合には、ハンドルがレバー作用によってまたは他の作用によってスライダ ーの操作について提供される場合、クロージャーは、例えば、ハンドルに協働的 に接続されることによってハンドルに操作されるように配置される。さらに、ク ロージャーは、ハンドルに、または、ハンドルが操作されるとクロージャーが手 動によってハンドルの操作と同時またはハンドルが操作される直前に独立して操 作されるような位置でケーシングに設置されていて、クロージャーが開放される 前に始まるコラプシブル容器の内容物の押出しの可能性を最小限にする。全ての 具体例において、クロージャーがスライダーと相互連結されるように提供される 場合、スライダーは、クロージャーを独立して操作することができず、その結果 、クロージャーによって密閉されたチューブの圧縮は、生じることがない。 スライダーとローラーとの間の協働は、連動関係を有しており、その結果、ロ ーラー上の歯および第1ストリップ上の歯の相対的なサイズを選択することによ って、スライダーの便利な運動は、所望の量の流体の押出しを生じる。例えば、 典型的な投与量の練り歯磨きのチューブからの押出しを生じる約1〜3cm、例え ば、2cmのスライダーの運動は、片手に保持され、かつ、同一の手の親指によっ て操作されるディスペンサーにおいて好都合である。連動関係は、例えば、スラ イダーおよび/またはケーシングの壁上に測定するスケールを取り込むことによ って流体の計量された押出しを容易にする。計量は、例えば、1つの部分が接着 剤であり、他方が硬化触媒である二液型接着剤の押出しにおいて有用であり、各 々の比較的正確な量の押出しは、硬化を達成または制御するのに重要である。 ケーシングの壁上にスライダーをスライド可能に設置する方法は、当業者には 明らかであり、例えば、ケーシングの壁は、スライダーの対応する部分がスライ ド可能に嵌合している1つまたはそれ以上の長手溝を有している。 好ましい具体例において逆止め作用を改良するために、ケーシングの1つの壁 に、好ましくは、同一の壁およびスライダー中に、ディスペンシング方向に向い ている弾性部材の側部とケーシングの壁との間に90°を超える角度があるよう にディスペンシング方向に角度が付けられている弾性部材によってケーシングの 壁に連結されている少なくとも1つの第3の長手ストリップを設置しており、該 第3のストリッブは、その上に歯を持っており、ローラー上の歯と協働するよう に適合されている。該ストリップ上の歯は、好ましくは、非対称的に縁取られて おり、ディスペンシング方向に向いているこのエッジは、逆方向に向いているエ ッジよりもストリップと急勾配の角度を形成する。この第3の長手ストリップの 形状、その弾性部材および歯は、スライダーの第1ストリップ上のものと同一、 または、実質的に同一である。 ディスペンサーは、例えば、練り歯磨きディスペンサーの場合、コーディネー トされたセットにおいて、歯ブラシ、石鹸皿などの浴室付属品とマッチさせる美 的デザインおよび色においてディスペンサーの製造に役立つプラスチック材で製 造されるのが好ましい。 本発明は、前記ディスペンサーを製造する工程からなる粘性の押出し可能な流 体を有するチューブのためのディスペンサーの製造方法を提供するものでもある 。 以下の図面に関係する実施例によって本発明を説明する。 第1図は、円筒状ローラーを有するディスペンサーの縦断面図および横断面図 を示す。 第2図は、球状ローラーを有するディスペンサーの縦断面図および横断面図な らびに好適なローラーを示す。 第3図は、第1図および第2図のディスペンサーの一般的な操作を縦断面図で 示す。 第4図は、別の歯付きストリップの場合の第1図のディスペンサーを介する横 断面図を示す。 第5図は、第1図のディスペンサーの片手操作を示す。 第6図は、開放可能なケーシングの2つのタイプを示す。 第7図は、スライダー操作用ハンドルを装着し、クロージャーを有するディス ペンサーを縦断面図で示す。 第8図は、スライダー上の弾性部材がローラー上の歯と直接かみ合うディスペ ンサーの一部を示す。 第1図および第1A図において、角形横断面のケーシングを有するディスペン サーを、第1図における部分縦断面図および第1A図における第1図のA−A線 についての横断面で示す。該ケーシングは、開放可能であり、スナップ嵌め継手 (2)によって密閉された2つの部分で形成される。ケーシング(1)は、ケー シング(1)のディスペンシングエンドにおける開口部(5)を介して突出して いる開口ディスペンシングエンド(4)を有する練り歯磨きチューブ(3)を支 持する。該ケーシングは、チューブ(3)のディスペンシングエンド(4)を覆 っている着脱可能なクロージャー(6)を有する。 ケーシング(1)内には、円周歯(8)およびケーシング(1)の壁における 案内リッジ(10)中にある短い車軸(9)を有する円筒状ローラー(7)が設 置されている。該歯(8)は、非対称であり、ほとんど接線的にローラー(8) の円周と接する1つのエッジ(8a)およびほとんど放射線状に円周と接する別 のエッジ(8b)を有する。 ケーシング(1)の1つの壁(1a)には、ディスペンシング方向に角度が付 けられた弾性部材(14)によって第1ストリップ(13)に連結された長手方 向の第2ストリップ(12)からなるスライダーをスライド可能に嵌合させる溝 付き長手モールディング(11)がある。ディスペンシング方向(第1図におい て矢印によって示される)に向かう弾性部材(14)の側部は、第1ストリップ (13)の長手方向と90°を超える角度を形成する。第1ストリップ(13) の表面上には、非対称である歯があり、ディスペンシング方向に向いている面( 15a)は、約90°でストリップ(13)と接しており、逆方向に向いている 面(15b)は、あまり急角度ではなくストリップと接している。 ケーシング(1)のディスペンシングエンドに最も近いストリップ(12)の 端部には、スライダー(12、13、14、15)が操作されるケーシング(1 )の壁(1a)におけるスロット(17)を介して突出している押ボタン(16 )を設置している。 第2図において、「U」字形の横断面(18)のケーシングを有するディスペ ンサーを、第2a図における部分縦断面図および第(2b)図におけるB−B線 についての横断面図で示す。ケーシング(18)は、開放可能であり、スナッブ 嵌め継手(19)によって密閉された2つの部分で形成されており、収容されて いるチューブ(図示しない)のディスペンシングエンドを覆う着脱可能なクロー ジャー(20)を有する。 「U」字形ケーシング(18)は、第2A図において先端をこちら向きに、か つ、第2B図において横向きに示される球状ローラー(21)を取り付けられた 横断面を有する。該ローラー(21)は、1つのエッジ(22a)がほとんど放 射状に円周と接しており、他のエッジ(22b)がほとんど接線的に円周と接し ている非対称形の円周歯(22)を有する。ローラー(21)は、短い車軸(2 3)を設置しており、ローラーがケーシング(18)内の適所にある場合、車軸 の両端は、ケーシング(18)の対向壁における案内溝(24)中にある。 ケーシングの1つの壁(18a)には、ディスペンシング方向に角度が付けら れている長手弾性部材(29)によってストリップ(28)に連結されている長 手ストリップ(27)からなるスライダーを差し入れる長手スロット(26)を 有するモールディング(25)がある。スロット(28)の面上には、第1図の 歯(15)と同様の非対称形である歯(30)全ては図示しない)がある。 ストリップ(27)は、「T」断面に形成されており、その「T」の上棒(3 1)は、ディスペンサーのディスペンシングエンドの近くの押ボタン(32)に 一体成型される。該棒(31)、従ってボタン(32)は、スロット(26)を 介してケーシング(18)の壁(18a)を介して延長されており、スライダー を操作するハンドル部位を形成する。 第3図において、第1図および第2図のディスペンサーの操作の一般的なモー ドを示す。第3A図に示すとおり、ストリップ(13、28)をディスペンシン グ方向(矢印で示す)に動かすと、歯(15、30)は、ローラー(9、21) 上の歯(8、22)と咬合い、チューブのピンチ部(3a)の折畳みおよびチュ ーブの内容物の押出しを生じさせる(図示しない)。第3B図に示すとおり、ス トリップ(13、28)をディスペンシング方向と逆の方向(矢印で示す)に動 かすと、歯(15、30)がローラー上の歯(8、22)と接触して、弾性部材 (14、29)が折り畳まれて、歯(15、30)および(8、22)がかみ合 わなくなり、ローラー(9、21)は、逆方向に進まず、これによって、ローラ ーの後方のチューブ(3b)は折り畳まれたままである。ローラー(8、21) またはその車軸(23)とケーシング(1、18)の側壁との間の摩擦もまた、 ローラー(8、21)がディスペンシング方向とは逆の方向に回転することを妨 げるように供する。この方法は、チューブ内容物の所望の量を押し出すためにス トリップ(13、28)の往復作用において繰り返される。 第4A図において、歯付きの第1ストリップ(36)に弾性部材(35)によ って連結された2つの長手第2ストリップ(34)をスライド可能に装着した2 組の溝付き長手モールディング(33)を壁(32a)に設置しているケーシン グ(32)の横断面図が示されている。モールディング(33)、ストリップ( 34)および(36)ならびに弾性部材(35)は、モールディング(11)、 ストリップ(12)および(13)ならびに弾性部材(14)と同一である。モ ールディング(33)間には、第1ストリッブ(36)と同一の構造を有する歯 付きの第3ストリップ(37)が設置されており、ディスペンシング方向に角度 が付けられている弾性部材(35)によって壁(32a)に連結されている。第 4B図および第4C図は、各々、矢印の方向から見たストリップ(36)および (37)の長さの一部に沿ってB−B線およびC−C線についての断面を示して おり、歯付きストリップ(36)および(37)の同一形ならびに第4B図およ び第4C図において矢印によって示されるディスペンシング方向に弾性スピン( 35)、(38)の角度を示す。 第5図において、第1図のディスペンサーの押ボタン(16)が親指(39) によって往復運動して、練り歯磨き内容物(40)の押出しを生じさせるように ディスペンシング方向にローラー(9)の全運動を生じさせる第1図のディスペ ンサーの片手操作を示す。 第6A図および第6B図において開放可能なケーシング作るための2つの方法 が示されている。ケーシング(1)、(18)は、ディスペンシングエンドとは 逆の端部で長手方向に各々ヒンジ(41)、(42)によって連結されている2 つのシェルで形成されていることが示されており、その結果、ケーシング(1) 、(18)を開いて、代替チューブを挿入することができる。 第7A図、第7B図および第7C図において、第1図〜第6図のものと同様の 配置において、ケーシング(1)、ローラー(9)および弾性部材(14)によ って第2ストリップ(12)に連結された、歯(15)を有する第1ストリップ (13)の形態のスライダーを有するディスペンサーが示される。第2ストリッ プは、図示しない手段によってケーシング(1)の壁にスライド可能に設置され ている。ケーシングは、ディスペンサーのディスペンシングエンドから突出して いるノズル(4)を有する練る歯磨きチューブ(3)を収容している。チューブ の後端(3b)は、ローラー(9)によって圧縮されている。 ディスペンサーのディスペンシングエンドの近くに、支柱を形成する車軸(4 2)によってケーシング(1)の壁(図示しない)に回転可能に設置されたハン ドル(41)がある。該ハンドル(41)の別の部分(41b)は、第2ストリ ップ(12)における対応する穴(図示しない)を介して通過するピボット(4 4)によって第2ストリップ(12)に回転可能に連結される。 クロージャー(45)は、ハンドル(41)に回転可能に設置されており、チ ューブ(3)のノズル(4)を密閉している。クロージャー(45)は、ハンド ル部(45a)を有する。第7B図において、ハンドル部(44a)に適用され た親指の作用によって、クロージャー(44)は、矢印の方向に回転を生じ、ノ ズル(4)を開封する。 第7C図において、別の親指の作用をケーシング(1)の外側に延長している ハンドル(41)の一部(41a)に適用した。これは、矢印の方向に動くピボ ット(42)についての回転をハンドル(41)に生じさせた。この運動は、ス ライダー(12、13、14、15)をディスペンシング方向に動かし、ローラ ー(9)を矢印の方向に転がさせ、さらにチューブ(3)を圧縮し、ノズル(4 )から練り歯磨き(46)を押し出す。 矢印の方向とは逆方向にハンドル(41)を回転させると、該ハンドルは、第 7B図に示された位置に戻り、ディスペンシング方向とは逆の方向にスライダー (12、13、14、15)を動かされ、弾性部材は、歯(15)がローラー( 9)上のもの(図示しない)とかみ合わないように前記説明のように折り畳まれ る。次いで、この方法をピボット(42)についてのハンドル(41)の揺動 運動によって繰り返されて、その結果、スライダー(12、13、14、15) の往復運動が生じ、練り歯磨き(46)の所望量を押し出すことができ、その結 果、クロージャー(45)は、第7A図に示される位置に戻され、これによって 、ノズル(4)を密閉する。 第8図において、突出弾性部材(82)が第8A図において矢印で示されたデ ィスペンシング方向に角度が付けられているスライダー(81)、および、上に 円周歯(84)を有するローラー(83)を有するディスペンサーのメカニズム の一部を示す。便利のためにスライダー(81)の付近にあるこれらの歯(84 )だけを示す。歯(84)は、非対称であり、ローラー(82)の円周に他端( 82b)よりも急勾配で接する一端(84a)を有する。 スライダーが第8A図において矢印で示されるディスペンシング方向に動く場 合、弾性部材(82)は、歯(84)と咬合い協働し、弾性部材(82)の一部 (82a)は、協働を増強するように形成される。その結果、ローラー(81) は、第8A図において矢印の方向に回転させられる。 スライダーが、ディスペンシング方向とは逆の方向に、すなわち、第8B図に おいて矢印によって示される方向に動かされる場合、弾性部材(82)は、歯( 84)と咬合い協働しないように図示されるように折り畳まれ(82b)、ロー ラーは、回転しない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ディスペンシングエンドが開放されており、かつ、他方の端部が密閉され ている、粘性の押出し可能な流体を収容するコラプシブル容器を、ディスペンシ ング位置に支持するためのケーシング;ケーシングの長さの少なくとも一部に沿 って長手方向に移動させることができ、かつ、ディスペンシングエンドに向かっ てこのように移動するうちにコラプシブル容器の圧縮折畳みを生じさせることが できる、ケーシング内に設置されたローラー;および、ケーシングの壁にスライ ド可能に装着された1つまたはそれ以上のスライダーからなる粘性の押出し可能 な流体のためのディスペンサーであって、該スライダーが、ローラーと協働する ように適合され、それによって、ローラーを強制的に移動させ、ローラーとスラ イダーとの間の強制的な協働が、スライダーまたはローラー上に各々協働部位を 有するローラーまたはスライダー上の弾性部材または該ローラーまたはスライダ ーに該弾性部材によって連結されている部分のディスペンシング方向にスライダ ーが動く場合、咬合いによるものであり、該弾性部材が、スライダーがディスペ ンシング方向とは反対の方向に動く場合、折り畳まれ、その結果、咬合いによる 強制的な協働が完全にまたは実質的に減少するように適合されることを特徴とす るディスペンサー。 2.弾性部材がローラーの上よりもむしろスライダーの上にある請求項1記載 のディスペンサー。 3.ローラー上の協働部分がローラー上の歯である請求項1または2記載のデ ィスペンサー。 4.スライダー上の弾性部材がローラー上の歯と直接咬合い、該スライダーが ディスペンシング方向に動く場合、弾性部材がローラー上の歯と咬合いにより協 働してローラーをディスペンシング方向に移動させ、かつ、スライダーが逆方向 にスライドする場合、弾性部材がローラー上の歯と接触して折り畳まれ、スライ ダー上の歯とローラー上の歯との間での強制的な協働を部分的または完全に減少 させるようなものである請求項1または2記載のディスペンサー。 5.弾性部材がディスペンシング方向に角度が付けられており、その結果、デ ィスペンシング方向に向いている弾性部材の側部とスライダーとの間に90゜未 満の角度がある請求項4記載のディスペンサー。 6.スライダーが弾性部材によって一緒に連結されている平行な第1および第 2の長手ストリップからなり、該第1のストリップがその上に歯を持っており、 該歯が、スライダーがディスペンシング方向にスライドする場合、該歯がローラ ー上の歯と咬合いにより協働して、ローラーをディスペンシング方向に移動させ 、かつ、スライダーが逆方向にスライドする場合、弾性部材がスライダー上の歯 とローラー上の歯との接触により折り畳まれ、ローラー上の歯と第1ストリップ 上の歯との間の強制的な協働を部分的または完全に減少させるようなものである 請求項1、2または3記載のディスペンサー。 7.ディスペンシング方向に向かっている弾性部材の側部と第1ストリップの 長手方向との間に90°を超える角度があるように、弾性部材がディスペンシン グ方向に角度が付けられている請求項6記載のディスペンサー。 8.ローラーがディスペンシング方向にケーシングに沿って回転移動可能であ る請求項1〜7のいずれか1項記載のディスペンサー。 9.チューブを中に挿入し、空になると取り出し、交換することができるよう に開放可能である請求項1〜8のいずれか1項記載のディスペンサー。 10.ディスペンサーが平行な2つのスライダーを装着している請求項1〜9 のいずかれ1項記載のディスペンサー。 11.少なくともスライダーの一部または第2のストリップの一部または該ス トリップと一体化しているか、または該ストリップに付着しているその上のハン ドルがケーシングの壁を介して延長しており、手動によりスライダーを操作可能 にする一方、ケーシングが手で保持されるか、ハンドルが、ケーシング上で支柱 について回転され、スライダーと協働するように配置され、ハンドルへの力の適 用がハンドルのレバー作用を介してスライダーを操作するように設置される請求 項1〜10のいずれか1項記載のディスペンサー。 12.ケーシングが、スライダーと相互に連結されて、スライダーの運動がク ロージャーをチューブの開放端を開封させるように動かすクロージャーを設置し ており、次なるスライダーの運動がクロージャーを開放端を再密閉させるか、ま たは、スライダーおよびクロージャーの相互連結が、チューブの開放端を開封さ せるようなクロージャーの操作がディスペンシング方向へのスライダーの運動お よびその逆を可能にする請求項1〜11のいずれか1項記載のディスペンサー。 13.スライダーとローラーとの間の協働が連動関係を有する請求項1〜12 のいずかれ1項記載のディスペンサー。 14.好ましくは、スライダーと同一の壁において、ケーシングの壁の1つの 上に、ディスペンシング方向に向いている弾性部材の側部とケーシングの壁との 間に90゜を超える角度があるようにディスペンシング方向に角度が付けられて いる弾性部材によってケーシングの壁に連結されている少なくとも1つの長手の 第3ストリップがあり、該第3ストリップが、ローラー上の歯と協働するように 装着された歯をその上に持っている請求項1〜13のいずれか1項記載のディス ペンサー。 15.添付図面に関して実質的に前記説明した請求項1〜14のいずかれ1項 記載のディスペンサー。 16.請求項1〜15のいずれか1項記載のディスペンサーを製造する工程か らなる、粘性の押出し可能な流体を有するチューブのためのディスペンサーの製 造方法。 17.請求項1〜16のいずれか1項記載のディスペンサーを使用する工程か らなる、粘性の押出し可能な流体のディスペンシング方法。
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