JPH08503628A - 放射線治療用放射線透過性器官変位装置 - Google Patents

放射線治療用放射線透過性器官変位装置

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JPH08503628A
JPH08503628A JP6512057A JP51205794A JPH08503628A JP H08503628 A JPH08503628 A JP H08503628A JP 6512057 A JP6512057 A JP 6512057A JP 51205794 A JP51205794 A JP 51205794A JP H08503628 A JPH08503628 A JP H08503628A
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tissue
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テリー ラッセル ナップ
ジョン アール ダニエルズ
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Abstract

(57)【要約】 仮移植可能な器官変位インプラント(20)は、流体で充填されて健康な器官と放射線治療を施す必要のある組織部位とを変位させる一方向弁(26)付ブラダー(22)からなる。この器官変位インプラント(20)は実質的に放射線透過性であるため、位置決めは簡単にでき、放射線治療に対する妨害も最低限しか起こらない。

Description

【発明の詳細な説明】 放射線治療用放射線透過性器官変位装置発明の背景および開示 現在、放射線治療はガンの主要な治療手段の1つとなっている。周知のように 、放射線治療はガン成長部や組織部位に放射線を照射してガンを殺すと共にガン が体中に蔓延するのを防止する。この治療法は一般に、前立腺や子宮、骨盤リン パ節などのヒトの内臓を攻撃するガンを含む多種多様なガンに使用されている。 健康な組織が偶然放射線にさらされることは明らかに有害であるため、従来技術 ではこのような状態が発生するのを抑えるべく様々な努力がなされてきた。まず 、治療を受ける対象となる組織部位をより正確に位置決めし、エネルギ光線を制 御してその部位により一層精度よく照射することに力が注がれた。これらの領域 における努力は続いている。しかしながら、ヒトの人体は本来動的なものである 上、現在の放射線技術にも限界があるため、ガン性部位周囲の人体の器官や組織 に対する損傷や羅患率には依然有意なリスクが残っている。 この領域において従来技術を進歩させ、健康な器官や組織への偶然かつ意図せ ずにした放射線照射を最低限に抑え、場合によっては全くなくしてしまうのを助 けるべく奮闘し、本発明者らは、一時的に移植して健康な組織や器官をガン性組 織や器官から分離すなわち隔離するための外科的インプラントの設計および開発 に成功している。このインプラントは、様々な放射線治療に一般に使用されてい る照射レベルよりも有意に低いレベルで放射線を照射した場合であっても放射線 透過性であり、基本的に、その場所で放射線透過性装填材を充満させることがで きるようにするためのバルブを有する膨張可能なブラダーからなる。本発明によ るインプラントを移植することで、健康な組織部位と不健康な組織部位とを確実 に分離することができるだけでなく、インプラントの使用時にも治療中に全く調 整する必要がないようにインプラントを治療に際して実質的に見えなくすること ができる。周知のように、放射線治療プロトコルは、それぞれ極めて慎重に算出 した照射量の放射線を組織部位に計時照射する課程を含む一連の治療に関する。 ガン性成長を高信頼度で殺すと共に、周囲の健康な組織への損傷やこのような組 織の羅患率を最低限に抑えるのであれば、上述した計算を極めて細かく行うこと もできる。本発明によるインプラントを使用すると、このような算出放射線治療 プロトコルに対する影響は最低限に抑えられる。 インプラントの位置はX線によって簡単にモニタすることができ、X線にも使 用されるような低エネルギレベルでもインプラントは実質的に光透過性であるた め、X線を連続的に使用して観察したい所望の組織部位を見ることができる。従 って、治療自体を妨害したり、あるいは治療課程として治療の効果を判断するた めに組織部位をモニタリングしたりすることなくインプラントを容易かつ効果的 に使用することができる。 本インプラントは、それ自体が一方向充填バルブを有するほぼ弾性ブラダーか らなる。このブラダーは、シリコーン/ポリウレタン複合物から作製することが でき、充填材は大豆油から誘導した高純度の滅菌中性トリグリセリドであること ができる。後述するように、別の材料を使用することも可能である。ブラダーは 、ブラダー/シェル内の一方向充填用ダイアフラム弁と噛合されたシリコーンゴ ム製の充填チューブを介して簡単に充填することができる。充填チューブの近位 端とトリグリセリドを収容した充填カートリッジとを噛合させたり、あるいは充 填ガンや注射器などを使用して充填材をブラダー/シェルに供給することができ る。ブラダーの寸法および/または形状は、簡単に変えて特定の組織部位や用途 に適合させることができる。本発明による利益を享受するのに必要な特定の寸法 および/または形状はない。 上述したように、本インプラントは、治療自体の一部として初期暴露時あるい はその後に外科的に移植することができる。また、本インプラントを膨張させて 充填材を充填させた状態で移植したり、移植してその場所で充填したりすること もできる。このインプラントは、痛みを伴わない方法で内視鏡を介して抜去でき る。 以上、本発明の主な利点および特徴について説明したが、添付の図面を参照し た好ましい実施例の説明から本発明をより一層完全に理解できよう。図面の簡単な説明 図1は、本発明によるほぼ球形のインプラントを示す図である。 図2は、本発明によるほぼ楕円形のインプラントを示す図である。好ましい実施例の詳細な説明 本発明によるほぼ球形の仮移植用外科的インプラント20を図1に示すが、球 形にしたのは設計上のことでほんの一例にすぎない。インプラント20は、一方 向弁26を介して充填材24で充填されるブラダー様のシェル22からなる。ブ ラダー様シェルは、シリコーン/ポリウレタン複合エラストマーから作製するこ とができ、充填材は大豆油から誘導した高純度の滅菌中性トリグリセリドであっ てもよい。また、ブラダー22は以下の材料のうちの1つまたは複数からなるも のであってもよい。すなわち、線状脂肪族ポリエーテルウレタン、線状脂肪族ポ リエステルウレタン、脂環族ポリエーテルウレタン、脂環族ポリエステルウレタ ン、芳香族ポリエーテルウレタン、芳香族ポリエステルウレタン、ポリブチレン 、ポリプロピレン、架橋オレフィンエラストマー、スチレン−エチレン/ブチレ ン−スチレンブロック共重合体などである。また、充填材24は主に以下の材料 のうちの1種または複数からなるとよい。すなわち、落花生油、ヒマワリ油、そ の他脂肪組織と原子数が同一すなわち原子数Z=6.0の適当な流体などである 。 インプラント20は、低放射線エネルギレベルでも実質的に放射線透過性であ る。このように放射線透過性は、実効原子数(Z)が±0.5の範囲で実質的に 6.0に等しければどのような材料からでも簡単に達成できる。(例えば)X線 のエネルギレベルを適当なレベルにまで高めれば実質的にどのような材料でも放 射線透過性であることは周知であってよく理解されている。しかしながら、マン モグラフィで用いられるレベルのような低レベルでの放射線透過性はそう簡単に は達成できず、このような低レベルでの放射線透過性は本発明に伴う最適な効果 を志向できるものである。ここに開示した充填材を使用することによって生まれ るもう1つの利点は、これらの材料はいずれも生体適合性であるということであ る。 本発明の構成および組成を利用すれば、内視鏡による移植や抜去を簡単にする ことができる。このため最低限の観血技術を痛みを伴わないような方法で行うこ とができる。従って、コストを削減すると共に様々な不都合を少なくして本発明 の有用性を高めることができる。 本発明については当業者間で明らかな様々な変更および修正が可能である。し かしながら、これらの変更や修正は本明細書に開示の教示内容に含まれるもので あって、本発明は添付の請求の範囲に記載された内容によってのみ限定されるも のである。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年3月8日 【補正内容】 請求の範囲 1. 患者の体内の組織部位を単離して治療的放射線治療を行うためのインプラ ントにおいて、他の人体組織と前記組織部位とを離して前記組織部位を単離し、 前記治療的放射線治療のための暴露によって前記他の人体組織に意図しない有害 作用が及ぶいかなる見込みも減らす手段を備えることを特徴とするインプラント 。 2. 前記インプラントは実質的に放射線透過性であることを特徴とする請求項 1記載のインプラント。 3. 前記インプラントは、膨張可能なブラダーと、前記ブラダー内に収容され た充填材とを備えることを特徴とする請求項2記載のインプラント。 4. 前記ブラダーは実質的に放射線透過性であり、前記充填材は実質的に放射 線透過性であることを特徴とする請求項3記載のインプラント。 5. 前記ブラダーはエラストマー性であり、前記充填材は実質的に流体である ことによって、前記インプラントを位置決めして前記単離を達成する際の助けと して前記インプラントを簡単に変形させることができることを特徴とする請求項 4記載のインプラント。 6. 前記ブラダーは、前記充填材を通過させて前記ブラダーを充填するための 弁を有することを特徴とする請求項5記載のインプラント。 7. 前記ブラダーは、シリコーン/ポリウレタン複合エラストマーから作製さ れたことを特徴とする請求項3記載のインプラント。 8. 前記充填材の実効原子数(Z)は±0.5の範囲で約6.0であることを 特徴とする請求項3記載のインプラント。 9. 前記ブラダーは、線状脂肪族ポリエーテルウレタン、線状脂肪族ポリエス テルウレタン、脂環族ポリエーテルウレタン、脂環族ポリエステルウレタン、芳 香族ポリエーテルウレタン、芳香族ポリエステルウレタン、ポリブチレン、ポリ プロピレン、架橋オレフィンエラストマー、スチレン−エチレン/ブチレン−ス チレンブロック共重合体の1つから作製されることを特徴とする請求項3記載の インプラント。 10. 前記充填材は、主にトリグリセリドからなることを特徴とする請求項3 記載のインプラント。 11. 前記インプラントは、治療的放射線治療に対する有意な妨害を防止する ための手段を有することを特徴とする請求項1記載のインプラント。 12. 健康な人体組織と不健康な人体組織とを分離するためのインプラントに おいて、前記インプラントは外科的な仮移植用のものであり、前記インプラント は実質的に放射線透過性であるため前記健康な人体組織からの前記不健康な人体 組織の単離を容易にし、前記健康な人体組織に対する治療的放射線治療による有 害作用を最小限にできることを特徴とするインプラント。 13. 前記インプラントは、膨張可能なブラダーと、前記ブラダー内に収容さ れた充填材とを備えることを特徴とする請求項12記載のインプラント。 14. 前記ブラダーは実質的に放射線透過性であり、前記充填材は実質的に放 射線透過性であることを特徴とする請求項13記載のインプラント。 15. 前記ブラダーは、線状脂肪族ポリエーテルウレタン、線状脂肪族ポリエ ステルウレタン、脂環族ポリエーテルウレタン、脂環族ポリエステルウレタン、 芳香族ポリエーテルウレタン、芳香族ポリエステルウレタン、ポリブチレン、ポ リプロピレン、架橋オレフィンエラストマー、スチレン−エチレン/ブチレン− スチレンブロック共重合体の1つから作製されることを特徴とする請求項14記 載のインプラント。 16. 前記充填材は、主にトリグリセリドからなることを特徴とずる請求項1 5記載のインプラント。 17. 治療的放射線治療の前にヒトにおいて健康な人体器官と不健康な人体組 織部位とを離すために外科的に仮移植されるインプラントにおいて、前記インプ ラントは該インプラントの移植および位置決めを容易にするよう実質的に柔軟で あり、前記インプラントは実質的に放射線透過性であって低放射線エネルギレベ ルで最低限しか減衰しないため、前記治療に対する妨害を最低限にできることを 特徴とするインプラント。 18. 前記インプラントは、膨張可能なブラターと、該ブラダーに収容された 実質的に流体である充填材とを備え、前記ブラダーおよび前記充填材の各々は実 質的に放射線透過性であることを特徴とする請求項17記載のインプラント。 19. 前記ブラダーは、線状脂肪族ポリエーテルウレタン、線状脂肪族ポリエ ステルウレタン、脂環族ポリエーテルウレタン、脂環族ポリエステルウレタン、 芳香族ポリエーテルウレタン、芳香族ポリエステルウレタン、ポリブチレン、ポ リプロピレン、架橋オレフィンエラストマー、スチレン−エチレン/ブチレン− スチレンブロック共重合体の1つから作製され、前記充填材は、主にトリグリセ リドからなることを特徴とする請求項18記載のインプラント。 20. 前記ブラダーは、充填材を通過させて前記インプラントを膨張させたり 縮めたりするための弁を有し、該弁によって前記ブラダー内に収容される充填材 の量の選択的な調節が可能であるため前記インプラントを選択的に調節し、特定 の組織部位に適合させ得ることを特徴とする請求項19記載のインプラント。 21. 患者の体内の組織部位を一時的に単離して医療処置を施すための方法に おいて、 単離対象となる組織部位を同定するステップと、 前記組織部位に隣接して人体にインプラントを挿入し、前記組織部位と他の人 体組織から離して単離するステップと、 前記医療処置を実施するステップと、 前記インプラントを人体から抜去するステップと、 を含むことを特徴とする方法。 22. 充填材でインプラントを膨張させ、前記インプラントを拡張するステッ プを含むことを特徴とする請求項21記載の方法。 23. インプラントを膨張させるステップを、インプラントを挿入するステッ プの前に行うことを特徴とする請求項22記載の方法。 24. インプラントを挿入するステップは、内視鏡手段によってインプラン卜 を挿入するステップを含む請求項22記載の方法。 25. インプラントを膨張させるステップを、インプラントを挿入するステッ プの後に行うことを特徴とする請求項24記載の方法。 26. インプラントを抜去するステップは、内視鏡手段によってインプラント を抜去するステップを含む請求項22記載の方法。 27. 患者の体内の組織部位を単離して治療的放射線治療を行うための方法に おいて、 単離対象となる組織部位を同定するステップと、 インプラントを挿入することによって前記組織部位を他の人体組織から離して 前記組織部位を単離し、前記治療的放射線治療のための前記他の人体組織の意図 しない暴露の見込みを減らすステップと、 前記治療的放射線治療によって指示されたように前記組織部位に放射線を照射 するステップと、 を含むことを特徴とする方法。 28. 充填材でインプラントを膨張させ、前記インプラントを膨張させるステ ップを含むことを特徴とする請求項27記載の方法。 29.インプラントを膨張させるステップを、インプラントを挿入するステップ の後に行うことを特徴とする請求項28記載の方法。 30. 前記組織部位に放射線を照射した後にインプラントを抜去するステップ を含むことを特徴とする請求項28記載の方法。 31. インプラントを抜去するステップは、内視鏡によってインプラントを抜 去するステップを含むことを特徴とする請求項30記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CZ,FI,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,M G,MN,MW,NO,NZ,PL,RO,RU,SD ,SK,UA,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 患者の体内で組織部位を単離して治療的放射線治療を行うためのインプラ ントにおいて、他の人体組織と前記組織部位とを離して前記組織部位を単離し、 前記治療的放射線治療のための暴露によって前記他の人体組織に意図しない有害 作用が及ぶ見込みを減らす手段を備えることを特徴とするインプラント。 2. 前記インプラントは実質的に放射線透過性であることを特徴とする請求項 1記載のインプラント。 3. 前記インプラントは、膨張可能なブラダーと、前記ブラダー内に収容され た充填材とを備えることを特徴とする請求項2記載のインプラント。 4. 前記ブラダーは実質的に放射線透過性であり、前記充填材は実質的に放射 線透過性であることを特徴とする請求項3記載のインプラント。 5. 前記ブラダーはエラストマー性であり、前記充填材は実質的に流体である ことによって、前記インプラントを位置決めして前記単離を達成する際の助けと して前記インプラントを簡単に変形させることができることを特徴とする請求項 4記載のインプラント。 6. 前記ブラダーは、前記充填材を通過させて前記ブラダーを充填するための 弁を有することを特徴とする請求項5記載のインプラント。 7. 前記ブラダーは、シリコーン/ポリウレタン複合エラストマーから作製さ れたことを特徴とする請求項3記載のインプラント。 8. 前記充填材の実効原子数(Z)は±0.5の範囲で約6.0であることを 特徴とする請求項3記載のインプラント。 9. 前記ブラダーは、線状脂肪族ポリエーテルウレタン、線状脂肪族ポリエス テルウレタン、脂環族ポリエーテルウレタン、脂環族ポリエステルウレタン、芳 香族ポリエーテルウレタン、芳香族ポリエステルウレタン、ポリブチレン、ポリ プロピレン、架橋オレフィンエラストマー、スチレン−エチレン/ブチレン−ス チレンブロック共重合体の1つから作製されることを特徴とする請求項3記載の インプラント。 10. 前記充填材は、主にトリグリセリドからなることを特徴とする請求項3 記載のインプラント。 11. 前記インプラントは、治療的放射線治療を有意に妨害しないようにする ための手段を有することを特徴とする請求項1記載のインプラント。 12. 健康な人体組織と不健康な人体組織とを分離するためのインプラントに おいて、前記インプラントは外科的な仮移植用のものであり、前記インプラント は実質的に放射線透過性であるため前記健康な人体組織からの前記不健康な人体 組織の単離を容易にし、前記健康な人体組織に対する治療的放射線治療による有 害作用を最小限にできることを特徴とするインプラント。 13. 前記インプラントは、膨張可能なブラダーと、前記ブラダー内に収容さ れた充填材とを備えることを特徴とする請求項12記載のインプラント。 14. 前記ブラダーは実質的に放射線透過性であり、前記充填材は実質的に放 射線透過性であることを特徴とする請求項13記載のインプラント。 15. 前記ブラダーは、線状脂肪族ポリエーテルウレタン、線状脂肪族ポリエ ステルウレタン、脂環族ポリエーテルウレタン、脂環族ポリエステルウレタン、 芳香族ポリエーテルウレタン、芳香族ポリエステルウレタン、ポリブチレン、ポ リプロピレン、架橋オレフィンエラストマー、スチレン−エチレン/ブチレン− スチレンブロック共重合体の1つから作製されることを特徴とする請求項14記 載のインプラント。 16. 前記充填材は、主にトリグリセリドからなることを特徴とする請求項1 5記載のインプラント。 17. 治療的放射線治療の前にヒトにおいて健康な人体器官と不健康な人体組 織部位とを離すために外科的に仮移植されるインプラントにおいて、前記インプ ラントは該インプラントの移植および位置決めを容易にするよう実質的に柔軟で あり、前記インプラントは実質的に放射線透過性であって低放射線エネルギレベ ルで最低限しか減衰しないため、前記治療に対する妨害を最低限にできることを 特徴とするインプラント。 18. 前記インプラントは、膨張可能なブラダーと、該ブラダーに収容された 実質的に流体である充填材とを備え、前記ブラダーおよび前記充填材の各々は実 質的に放射線透過性であることを特徴とする請求項17記載のインプラント。 19. 前記ブラダーは、線状脂肪族ポリエーテルウレタン、線状脂肪族ポリエ ステルウレタン、脂環族ポリエーテルウレタン、脂環族ポリエステルウレタン、 芳香族ポリエーテルウレタン、芳香族ポリエステルウレタン、ポリブチレン、ポ リプロピレン、架橋オレフィンエラストマー、スチレン−エチレン/ブチレン− スチレンブロック共重合体の1つから作製され、前記充填材は、主にトリグリセ リドからなることを特徴とする請求項18記載のインプラント。 20. 前記ブラダーは、充填材を通過させて前記インプラントを膨張させたり 縮めたりするための弁を有し、該弁によって前記ブラダー内に収容される充填材 の量の選択的な調節が可能であるため前記インプラントを選択的に調節し、特定 の組織部位に適合させ得ることを特徴とする請求項19記載のインプラント。
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