JPH08503387A - ヘアスタイリング用具のためのヘアピン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ヘアピン（２０）が提供される。該ヘアピンは長時間髪に於、ける取付位置に維持される。ヘアスタイリング用具（１０）が逆ポニーテール形のヘアスタイルと関連して好ましく使用される。ヘアピンは多数のブロングを具備し、これらプロングには少なくとも１つの前方プロング（２３）と好ましくは２つの後方プロング（２１、２２）とが含まれる。少なくとも１つのプロングには錠止用の２つのタブ（３３、３４）が含まれる。ポニーテールを完成させるために使用したゴムバンド（３５）が前方プロング（２３）及び後方プロング（２２、２１）間並びに錠止用の上方タブ及び下方タブ（３３、３４）間にしっかりと係合される。それによりヘアピン（２０）の、使用中に於ける垂直方向への移動が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】 ヘアスタイリング用具のためのヘアピン 〔発明の分野〕 本発明はヘアスタイリング用具のためのヘアピンに関する。 〔従来技術の説明〕 本発明のヘアピンと関連して使用されるヘアスタイリング用具は米国特許第５ ，０３６，８７０号に記載される。この米国特許に記載されるヘアスタイリング 用具は、ユーザーが極く短時間で魅力的なヘアスタイルを作り出せるようにし、 お金を掛けてプロにヘアスタイルを頼む必要をなくしたことで商業的に成功を収 めた。詳しく言えば、ユーザーはポニーテールを作り、これをエラスチック或は ラバー製のバンドのような髪結具で結び、次にこのヘアスタリング用具を何回か 動かし且つ補助的に使用してこのポニーテールをひっくり返すと、魅力的でしか も安定したヘアスタイルが出来上がる。こうして出来たヘアスタイルは自縛型で あるので髪型維持のためのヘアスプレーその他は殆ど不要或は全く不要である。 前方記米国特許に記載されたヘアスタイリング用具及びヘアスタイルは、出来 上がりのへアスタイルが魅力的であることや完成までの時間が早く且つ容易であ ること からポピュラーなものとなっている。準備時間が不要であり、出来上がったヘア スタイルが長持ちすることから、あらゆる社会的地位の人々がこのヘアスタイリ ング用具の使用を楽しんでいる。髪質が直毛の人々がこのヘアスタイル用具を使 えば毎臼のセット時間が大抵のパーマ髪型よりも短くて済むようになる。更に、 逆ポニーテール型のヘアスタイルやヘアスタイリング用具は、多くの人々にとっ て非常に高価なパーマを不要とするものである。前記米国特許に記載された逆ポ ニーテール型のヘアスタイルはトプシーテール（ＴＯＰＳＹＴＡＩＬ）へアスタ イルとして知られるようになっている。 この米国特許には記載されない１つの問題は、このトプシーテールヘアスタイ ルに、その逆ポニーテール型のヘアスタイルが維持される限り取付け位置からず れない飾りヘアピンをどうやって取り付けるかである。詳しく言うと、櫛型や板 状ヘアクリップ型のヘアピン或はばね偏倚式ピン機構を持つヘアピンのみがその ために従来使用されて来た。従来技術ではそれらのヘアピンを、元となるポニー テールの髪型を作るために使用した髪結い要素或はゴムバンドにしっかりと固定 することは教示されないのである。本発明はこの問題を解決しようとするもので あり、トプシーテール（ＴＯＰＳＹＴＡＩＬ）ヘアスタイルの元となるポニーテ ールを作り出すために使用したゴムバンドにしっかりと固定される飾りヘアピン を提供しそれにより、ユーザーに対し、この魅力的なヘア スタイルを飾りヘアピンで装飾する機会を提供しようとするものである。飾りヘ アピンはトプシーテールヘアスタイルその他の髪型にゴムバンドその他髪結い要 素が使用される限りに於て、その取付位置に維持される。 〔解決しようとする課題〕 ヘアスタイリングに於て使用した髪結い要素或はゴムバンドにしっかりと取り 付けるための多数のプロングを具備するヘアピンを提供することであり、 逆ポニーテールを作り、この逆ポニーテールに飾りヘアピンをしっかりと取り 付けるための改良された構造を提供することであり、 逆ポニーテールを作り出しこの逆ポニーテールを飾りヘアピンで装飾するため の方法を提供することであり、 逆ポニーテールのヘアスタイルを作りやすい髪質を持つ人々がお金をかけてプ ロにヘアスタイルを頼まなくても良いようにすることである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明に従えば、ポニーテールを作る際に使用した髪結い要素にしっかりと固 定されるヘアピンが提供される。本発明はヘアスタイリングの分野に著しく貢献 するものである。詳しく言うと、本発明は、逆ポニーテール即ちトプシーテール ヘアスタイルを作る際に使用した髪結い要素にしっかりと付設されるヘアピンを 提供する。 このヘアピンには少なくとも１つの前方プロングと、少なくとも１つの後方プ ロングとが含まれ、これら前方プロング及び後方プロングの各上端部にはプラッ トフォームが形成される。好ましい具体例には２つの後方プロングと単一の前方 プロングとが含まれる。プラットトフォームは全てのプロングの上端部を連結し 、上方及び後方に対し垂直から夫々約０乃至約３０度の角度でユーザーの頭部に 向って傾斜される。 後方プロングはユーザーの頭部に隣り合って配設され、前方プロングはユーザ ーの頭部から外側に離して配設される。前方プロング及び後方プロング間には髪 結い要素、或はゴムバンドが使われる。前方プロング及び後方プロングの少なく とも１には髪結い要素と錠止的に係合するためのストッパも含まれる。このスト ッパは、前方プロングにおける内側方向に伸延する少なくとも２つのタブを含む のが好ましい。これらのタブどうしは離間して形成される。髪結い要素はこのタ ブどうしの間部分に係合し、前方プロングと後方プロングとの間に収受される。 また髪結い要素は、ヘアピンを然るべく位置決めした場合には前方プロングの２ つのタブ間に於ても係合する。髪結い要素をこのように位置決めすることにより ヘアピンはトプシーテールヘアスタイルに対してしっかりと固定されるので長時 間、このヘアピンの位置を調整する必要がない。 別態様では、髪の厚みやヘアピンの所望の取り付け高 さに応じ、髪結い要素を前方プロングと後方プロングとの間に収受させると同時 にタブとプラットフォームとの間に収受する。更に、高さ方向での追加的調節の ための第３のタブを追加可能である。かくして、この別態様の髪結い要素は２つ のタブ間或はタブとプラットフォームとの間、のみならず前方プロング及び後方 プロング間に於て係合するものとなる。 かくして、本発明のヘアピン並びに米国特許第５，０３６，８７０号に記載の ヘアスタイリング用具とが、魅力的なヘアスタイルと、このヘアスタイルを長時 問に渡り位置ずれを生じないヘアピンで飾るための構成体を提供する。本構成体 のヘアスタイリング用具には細長のプローブが含まれる。この細長のプローブの 下端は、髪結い要素とユーザーの頭部との間でポニーテール中に差し込まれるよ うになっており、上端はループになっている。ポニーテールの尻尾の部分をこの ループに通した後、ユーザーが細長のプローブの下端を引っ張る。するとループ ループとポニーテールの尻尾の部分とがポニーテールを潜り抜け、逆ポニーテー ル或はトプシーテールヘアスタイルが出来上がる。ループを可撓性の弾性材料か ら形成することにより、このループがポニーテールの上部を容易に潜り抜けられ るようにするのが好ましい。 逆ポニーテールを作った後、髪結い要素或はゴムバンドの一部分をユーザーの 頭部とこの逆ポニーテールとの間部分に取り付け、この位置に飾りヘアピンの後 方プロ ングを挿入する。飾りヘアピンの前方プロングを髪結い要素と逆ポニーテールと の間部分に挿入する。飾りヘアピンを下方に十分に引っ張り、髪結い要素を前方 プロングの内側方向に突出する２つのタブ間に十分に係合させる。これにより髪 結い要素は前方プロングと後方プロングとの間に収受され、前方プロングの上下 の２つのタブ間にうまく係合した状態となる。 髪結い要素を係合させるためのストッパ（或は２つのタブ或は１つのタブとプ ラットフォーム）とを１つ以上の後方プロングに設けて良く、また本発明は１つ 以上の前方プロングにストッパを配設することに限定されるものではない。 本発明には、ポニーテールをひっくり返しそこに飾り飾りヘアピンを固定させ るための方法も含まれる。本方法に従えば、先ず、ユーザーの髪を髪結い要素で 縛りポニーテールを作る、ヘアスタイリング用具のプローブの下端をユーザーの 頭部と髪結い要素との間の位置でこのポニーテールに差し込む。ポニーテールの 尻尾の部分をループに通し、ユーザーの頭部に向けて引っ張る。プローブの下端 を下方に引き、ループとポニーテールの尻尾の部分とをポニーテールの、プロー ブの下端を差し込んだ位置を潜り抜けさせる。ユーザーがプローブの下端或はヘ アスタイリング用具全体を下方に十分に引くとポニーテールがループから外れる 。これで逆ポニーテール或はトプシーテールヘアスタイルが完成する。 次ぎに本発明の飾りヘアピンを、髪結い要素の逆ポニーテールとユーザーの頭 部との間部分に取り付ける。後方プロングを頭部と髪結い要素との間に差込み、 前プロングを髪結い要素と逆ポニーテールとの間に挿差込む。飾りヘアピンを十 分に押し込んで髪結い要素を前方プロングの、内側に突出する２つのタブと係合 させる。髪結い要素を前方プロングと後方プロングとの間に位置付けし安定化さ せる。飾りヘアピンのプラットフォームに装飾物品を取り付け、これら装飾物品 がユーザーの頭部後方から外側に向けて良く見えるようにする。 〔図面の簡単な説明〕 図１は本発明に従うヘアスタイリング用具の左前方側からの斜視図である。 図２は本発明に従う飾り飾りヘアピンの左前方からの斜視図である。 図３は図２の飾り飾りヘアピンの右側後方から見た斜視図である。 図４は図２を線４−４で切断した断面図である。 図５は図２の飾り飾りヘアピンに固定する装飾物品の後方からの斜視図である 。 図６は図１のヘアスタイリング用具を使用してポニーテールをひっくり返した 逆ポニーテールの髪型を作り出す初期の段階を示す後方からの斜視図である。 図７は図６に続く段階を示す図６と同様の後方からの 斜視図である。 図８は図７に続く段階を示す図６と同様の後方からの斜視図である。 図９は図８に続く段階を示す図６と同様の後方からの斜視図である。 図１０は図９を線１０−１０で切断した部分断面図である。 〔実施例の説明〕 同じ参照番号は同じ要素を表す図面を参照して説明するに、 本発明の貢献するところのすばらしい改善効果は、図１及び米国特許第５，０ ３６，８７０号に記載されるヘアスタイリング用具１０を考慮することによって 最も良く理解することが出来る。このヘアスタイリング用具１０は下端１２と上 端１３とを含むプローブ１１を含んでいる。下端１２は、以下に説明する通り、 逆ポニーテール（図６参照）を作る初期の段階で髪に差し込まれる。 ループ１４がプローブ１１の上端１３に形成される。このループ１４には、逆ポ ニーテール形成の図８に示す段階に於てポニーテール１６の尻尾の部分１５が挿 通される。 図２は本発明の飾り飾りヘアピン２０の好ましい具体例である。この飾飾りヘ アピン２０は好ましくは３つのプロング、即ち左後方プロング２１と、右後方プ ロング ２２と、前方プロング２３とである。これら３つのプロングには上端２４、２５ 、２６が含まれ、これらの上端はプラットフォーム２７に結合される。左後方プ ロング２１と、右後方プロング２２と、前方プロング２３との下端２８、２９、 ３０が、以下に説明するように髪の中を下方に向けて伸延するようになっている 。前方プロング２３の、内側に突出する上方タブ３３と下方３４とが髪結い要素 ３５を錠止的に係合させる手段、即ち、この髪結い要素３５と係合するストッパ （図１０参照）を提供する。プラットフォーム２７が、図５に示す装飾物品４０ のための支持を提供する。 図３には前方プロング２３のストッパに於ける上方タブ３３と下方タブ３４と が例示される。飾り飾りヘアピン２０を然るべく固定すると、髪結い要素３５が 左後方プロング２１と右後方プロング２２との前方且つ前方プロング２３の後方 、更には上方タブ３３と下方タブ３４との間に位置付けられる。上方タブ３３と 下方タブ３４とが、ユーザーが図８及び図９に示す段階に於て飾り飾りヘアピン ２０をヘアスタイル上の正しい位置に固定した後、この飾飾りヘアピン２０が不 用意に垂直方向に移動しないようにする。別様には、髪結い要素３５を上方タブ ３３とプラットフォーム２７との間或は下方タブ３４と図示しない第３の底部タ ブとの間に係合させても良い。 この好ましい具体例では図３に示される単一の前方プ ロング２３に上方タブ３３及び下方タブ３４を配設しているが、これらの上方タ ブ３３及び下方タブ３４、或はストッパを１つ以上の左後方プロング２１、右後 方プロング２２に配設することも出来る。更に、飾りヘアピン２０に１つ以上の 前方プロング２３を設けても良く、その各前方プロングに上方タブ３３や下方タ ブ３４のようなタブを設けても良い。 図４は、前方プロング２３、左後方プロング２１、右後方プロング２２の相対 位置関係を示すものである。先に説明したように、髪結い要素３５は左後方プロ ング２１、右後方プロング２２そして前方プロング２３の間、しかも上方タブ３ ３の下方で且つ下方タブ３４（図４には示されず）の上方の部分を伸延する。 図５は花飾型の装飾物品４０をそれ自身の支持プラットフォーム４１に固定し 、これを飾りヘアピン２０のプラットフォーム２７に取り付けた状態を例示する 斜視図である。この装飾物品４０はプラットフォーム２７に縫い付け、のり付け 、スナップ取り付けその他方法によって取り付けることが出来る。更には、この 装飾物品４０をプラットフォーム２７に着脱自在に取り付け、この装飾物品４０ を別の装飾物品と取り替えることも可能である。 図６から８には米国特許第５，０３６，８７０号に記載され一般にトプシーテ ールヘアスタイルと称されるヘアスタイルを完成させるための方法が段階を折っ て例示 される。先ず、ヘアスタイリング用具１０のプローブ１１の下端１２を、髪結い 要素３５（エラスチック或はゴム製のバンド）と全体を番号３６で示すユーザー の頭部との間の位置でポニーテール１６に挿入する。ループ１４を髪結い要素、 即ちゴムバンド３５の上方に位置付けし、ポニーテール１６の尻尾の部分１５を このループに通して図７に示す状態とする。これが終わったらプローブ１１の下 端１２を下方に引っ張り、ポニーテール１６とヘアスタイリング用具１０のルー プ１４とをポニーテール１６に潜らせ、図８に示すような逆ポニーテール１７を 完成させる。 図８に示すヘアスタイル１７は形崩れを起こしにくくしかも自己保形性がある 。更に、図６及び７に示すように、図８に示すヘアスタイルは素早く且つ簡単に 作ることが出来る。図８に示すような髪型を維持する上でヘアスプレーやスタイ リングゲルを追加的に使用する必要は無い。 図９には、図８に示すトプシーヘアスタイルでの、図２に最初に示される飾り ヘアピンが貢献することによる改善効果が例示される。詳しく説明すると、図２ に示される飾飾りヘアピン２０を図５に示す装飾物品４０で装飾する。この飾飾 りヘアピン２０を髪の中に下方に向けて十分に深く挿入し、髪結い要素３５を図 １０に示すように前方プロング２３の下方タブ３４及び上方タブ３３間に係合さ せる。次いで髪結い要素３５を左後方プロン グ２１（右後方プロング２２は図１０には示されない）の前方且つ前方プロング ２３の後方、のみならず上方タブ３３と下方タブ３４との間の部分にしっかりと 固定させる。これにより飾りヘアピン２０は図１０に示すような位置に固定され 、上方タブ３３と下方タブ３４とがこの飾飾りヘアピンの不用意な垂直方向移動 を防止する。 かくして、米国特許第５，３０６，８７０号に記載されたヘアスタイリング用 具及びヘアスタイリング方法に対する改善が本発明によって提供される。トプシ ーテールヘアスタイルを簡単に完成させつつも尚、これを落ちない飾りヘアピン で容易に装飾することが出来る。本発明の提供するこの飾飾りヘアピンは然るべ き位置に止まり、しかも一日中ヘアスタイルから外れることがない。 それは前方プロングのタブが独特の錠止手段を提供するからである。 以上本発明を具体例を参照して説明したが、本発明の内で多くの変更を成し得 ることを理解されたい。 〔発明の効果〕 ヘアスタイリングに於て使用した髪結い要素或はゴムバンドにしっかりと取り 付けるための多数のプロングを具備する飾りヘアピンが提供され、 逆ポニーテールを作り、この逆ポニーテールに飾りヘアピンをしっかりと取り 付けるための改良された構造が提供され、 逆ポニーテールを作り出しこの逆ポニーテールを飾りヘアピンで装飾するため の方法が提供され、 逆ポニーテールのヘアスタイルを作りやすい髪質を持つ人々がお金をかけてプ ロにヘアスタイルを頼まなくても良いようになる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＺ，ＦＩ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，Ｍ Ｇ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＫ，ＵＡ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ユーザーの頭部にヘアスタイルを形成するために使用した弾性の髪結い要 素に付設するための飾りヘアピンであって、 プラットフォームと、 その各々がプラットフォームの下側から下方に伸延する少なくとも１つの前方 プロングと少なくとも２つの後方プロングとを含み、 各後方プロングがユーザーの頭部に隣り合って配設され、各前方プロングが各 後方プロングから外側に配設され且つユーザーの頭部よりも外側に配設され、前 記髪結い要素が前方プロング及び後方プロング間に収受され、 少なくとも１つの前方プロングが髪結い要素を係合させるためのストッパを含 み、該ストッパが前方プロングのプラットフォームの下方に於て内側方向に突出 された少なくとも１つのタブを含み、前記プラットフォームと該少なくとも１つ のタブとはある間隔を置いて設け、 髪結い要素がタブ及びプラットフォーム間の前記ある間隔の部分に収受され、 髪結い要素がタブを、該髪結い要素の下方の位置に維持すると共に、プラット フォームを該髪結い要素の上方に維持し、 該髪結い要素が前方プロング及び後方プロング間に収受され且つ髪結い要素が 該髪結い要素と係合するための ストッパと係合した場合にその相対的な垂直方向位置が維持されるようにしてな る飾りヘアピン。 ２．プラットフォームが上面を含み、該上面が上方及び後方に傾斜され、該傾 斜が、飾りヘアピンを髪上で髪結い要素に取り付けた場合に前記プラットフォー ムが該髪結い要素の一般に上方の空間を占有するようなものであり、 装飾物品がプラットフォームの上面に取り付けられてなる請求の範囲１の飾り ヘアピン。 ３．装飾物品がプラットフォームに着脱自在に取り付けられそれにより、取り 付けた装飾物品が別の装飾物品と取り替え自在とされてなる請求の範囲２の飾り ヘアピン。 ４．髪結い要素と係合させるためのストッパが少なくとも１つの前方プロング に内側に突出する状態で配設され且つ該前方プロングとの間にある間隔を置いて 配設されてなる少なくとも２つのタブを含み、該少なくとも２つのタブが上方タ ブ及び下方タブを含み、 髪結い要素が上方タブ及び下方タブ間の間隔部分に収受され、 髪結い要素が下方タブを髪結い要素の下方に維持し且つ該髪結い要素が上方タ ブを該髪結い要素の上方に維持してなる請求の範囲１の飾りヘアピン。 ５．飾りヘアピンが右後方プロングと、左後方プロングと、単一の前方プロン グとを含み、右後方プロング 及び左後方プロングが全体に平行であり且つ平面を画定し、前方プロングが偏向 して配設され且つ前記平面と全体的に平行であり、右後方プロング及び左後方プ ロングが全体的に長さが等しく、前方プロングが右後方プロング及び左後方プロ ングよりも短く、 右後方プロング、左後方プロング及び前方プロングの各々が全体的に、プラッ トフォームに隣り合う肉厚の台座部分からもっと狭幅の、該台座部分と反対側の 先端部分にかけて傾斜され、プラットフォームが複数の穴を具備し、該複数の穴 が装飾物品をプラットフォームに取り付けるための手段を提供してなる請求の範 囲１の飾りヘアピン。 ６．ユーザーの頭部のヘアテールが尻尾の部分を含み、該ヘアテールが髪結い 要素によって結束され、該髪結い要素がユーザーの頭部とヘアテールの尻尾の部 分との間に配設されてなる、ユーザーの頭部のヘアテールを逆転させるための構 成体であって、 ヘアテールを逆転させるためのヘアテール逆転用具と、髪結い要素の上方の然 るべき位置に装飾物品を錠止するための飾りヘアピンとを含み、 前記ヘアテール逆転用具が、 上端及び下端を具備する細長のプローブにして、下端をヘアテールをユーザー の頭部及び髪結い要素間の位置を挿通させてなる細長のプローブと、 該細長のプローブの上端に取り付けたループにして、 ヘアテールの尻尾の部分を該ループに挿通し、該細長のプローブ及びループをヘ アテールを潜らせ次で引っ張ることによりヘアテールが逆転されるようになって おり、可撓性の弾性材料から形成されそれにより該ループがヘアテールを潜り抜 ける際の変形が可能とされてなるループとを含み、 飾りヘアピンが、 プラットフォームと、 プラットフォームの下側から下方に伸延され、上端を含み、プラットフォーム が該上端を連結してなる少なくとも３つのプロングと、を含み、 該少なくとも３つのプロングが、少なくとも３つの後方プロング及び少なくと も１つの前方プロングを含み、後方プロングがユーザの頭部に隣り合って配設さ れ、前方プロングが後方プロングの外側に配設され且つユーザーの頭部から離間 して配設され、髪結い要素が前方プロング及び後方プロング間に収受され、 前方プロングが髪結い要素と係合するためのストッパを含み、ストッパが少な くとも１つの前方プロングに配設され且つ少なくとも１つの、内側方向に突出し て形成され且つ前方プロングのプラットフォーム下方の、該プラットフォームか らある間隔を置いた位置に配設されてなるタブを含み、 髪結い要素がタブ及びプラットフォーム間の前記ある間隔部分に収受され、 髪結い要素がタブを、該髪結い要素の下方の位置に維持し且つ該髪結い要素が プラットフォームを該髪結い要素の上方の位置に維持しそれにより、 髪結い要素が前方プロング及び後方プロング間に収受され且つ該髪結い要素が 前記ストッパとも係合した場合に飾りヘアピンの相対的な垂直方向位置が維持さ れてなる、ユーザーの頭部のヘアテールを逆転させるための構成体。 ７．プラットフォームが上面を含み、該上面が上方及び下方に傾斜され、該傾 斜が、飾りヘアピンを髪結要素に取り付けた場合に、前記プラットフォームが該 髪結要素の一般的に上方の空間を占有するようなものであり、プラットフォーム の前記上面が装飾物品の取り付けのための手段を提供してなる請求の範囲６のユ ーザーの頭部のヘアテールを逆転させるための構成体。 ８．装飾物品がプラットフォームに着脱自在に取り付けられそれにより、装飾 物品を別の装飾物品と取り替え可能である請求の範囲７のユーザーの頭部のヘア テールを逆転させるための構成体。 ９．髪結要素を係合させるためのストッパが少なくとも１つの前方プロング上 に配設され、該前方プロング上に配設された内側方向に突出する少なくとも２つ のタブを含み、該２つのタブがそれらの間にある間隔を有し、上方タブと下方タ ブとを含み、髪結要素が上方タブ及び下方タブ間の部分に収受され、該髪結要素 が前記下方タ ブを該髪結要素よりも下方の位置に維持し、また髪結要素が前記上方タブを該髪 結要素の上方の位置に維持してなる請求の範囲６のユーザーの頭部のヘアテール を逆転させるための構成体。 １０．飾りヘアピンが右後方プロングと、左後方プロングと、単一の前方プロ ングとを含み、前記右後方プロング及び左後方プロングが、全体的に平行であり 且つ平面を画定し、前方プロングが偏向して配設され且つ全体的に前記平面と平 行とされ、前記右後方プロング及び左後方プロングが全体的に等しい長さを有し 、前方プロングが前記右後方プロング及び左後方プロングがよりも短く、 前記右後方プロング及び左後方プロング、前方プロングの各々が、プラットフ ォームに隣り合う肉厚の台座部分から該台座部分と反対側の狭幅の先端部に掛け て全体的に傾斜され、プラットフォームが複数の穴を具備し、該複数の穴がプラ ットフォームに装飾物品を取り付けるための手段を提供してなる請求の範囲６の ユーザーの頭部のヘアテールを逆転させるための構成体。 １１．ユーザーの頭部のヘアテールが尻尾の部分を含み、該ヘアテールがユー ザーの頭部と前記尻尾の部分との間に配設した髪結要素によって結束されてなる ヘアテールを逆転させた状態に於て装飾飾りヘアピンを固定させるための方法で あって、 上端及び該上端に付設されたループとを含んでなる細 長のプローブの下端をヘアテールの、ユーザーの頭部と髪結要素との間の位置に 挿入する段階と、 ヘアテールの尻尾の部分をループに通し、細長のプローブを引っ張り、ループ とヘアテールの尻尾の部分とをユーザーの頭部及び髪結要素間の位置でヘアテー ルを潜り抜けさせることによりヘアテールを逆転させる段階と、 飾りヘアピンを髪結要素の、ユーザーの頭部と逆転されたヘアテールとの間に 配設された一部分に取り付ける飾りヘアピン取り付け段階にして、飾りヘアピン が少なくとも１つの後方プロング及び少なくとも１つの前方プロングとを含み、 該前方及び後方の各プロングがプラットフォームの下側から下方に伸延され、後 方プロングが、ユーザーの頭部と髪結要素の前記ユーザーの頭部と逆転されたヘ アテールとの間に配設された部分との間の部分に配設され、前方プロングが、前 記逆転されたヘアテールと、髪結要素の前記逆転されたヘアテール及びユーザー の頭部間に配設された部分との間の部分に配設され、少なくとも１つのプロング が髪結要素を係合させるためのストッパを具備してなる、飾りヘアピン取り付け 段階とを含みそれにより、 髪結要素が前方及び後方の各プロング間に収受され且つ髪結要素が該髪結要素 を係合させるためのストッパとも係合した状態に於て飾りヘアピンの相対的な垂 直方向位置が維持されるようにしてなる前記方法。 １２．髪結要素を係合させるためのストッパが少なくとも１つの前方プロング 上に配設され且つ２つの、内側方向に突出するタブを含み、該２つのタブが前記 少なくとも１つの前方プロング上でそれらの間部分にある間隔を置いて配設され 、また前記２つのタブが上方タブ及び下方タブを含み、 髪結要素が該上方タブ及び下方タブ間の前記ある間隔部分に収受され、 髪結要素が下方タブを、該髪結要素の下方の位置に維持しまた髪結要素が前記 上方タブを、該髪結要素の上方の位置に維持してなる請求の範囲１１の方法。