JPH08502754A - 新規の生物学的活性ペプチドおよびその利用 - Google Patents

新規の生物学的活性ペプチドおよびその利用

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JPH08502754A
JPH08502754A JP6511306A JP51130693A JPH08502754A JP H08502754 A JPH08502754 A JP H08502754A JP 6511306 A JP6511306 A JP 6511306A JP 51130693 A JP51130693 A JP 51130693A JP H08502754 A JPH08502754 A JP H08502754A
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ダヴリュウ リー マロイ
ユー プラサッド カリ
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マガイニン ファーマシューティカルズ,インク.
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Abstract

(57)【要約】 21から26のアミノ酸残基を含む生物学的に活性のある両親媒性の新規なペプチドであって、製薬としても使用できるペプチド。

Description

【発明の詳細な説明】 新規の生物学的活性ペプチドおよびその利用 本発明は生物学的活性ペプチドに関するものである。さらに詳しくは、本発明は 標的細胞、ウイルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制する新規な生物学的 活性ペプチドに関する。 本発明の1つの観点によれば、次の構造式: (式中、R1はグリシンまたはリジンであり、R2はアラニンまたはリジンであり、 R3はバリンまたはリジンであり、R4はイソロイシンまたはグルタミン酸であり、 R5はロイシンまたはイソロイシンである。) を有するペプチドが提供される。 1つの実施態様では、ペプチドは次の構造式: (配列番号:1)を有する。 もう1つの実施態様では、ペプチドは次の構造式: (配列番号:2)を有する。 さらにもう1つの実施態様では、ペプチドは次の構造式: (配列番号:3)を有する。 本発明のもう1つの観点によれば、次の構造式: (式中、R1、R2、R3、R4、およびR5の夫々はイソロイシンまたはノルロイシンで ある。)を有するペプチドが提供される。 1つの実施態様では、R1、R2、R3、R4およびR5の夫々はイソロイシンであり、 このようなペプチドは次の構造式: (配列番号:4)を有する。 もう1つの実施態様では、R1、R2、R3、R4およびR5の夫々はノルロイシンであ り、そのようなペプチドは次の構造式: (配列番号:5) (式中、Xaaはノルロイシンである。)を有する。 本発明のもう1つの観点によれば、次の構造式: (式中、Rはバリンまたはノルロイシンである。) を有するペプチドが提供される。 1つの実施態様では、Rはバリンであり、ペプチドは次の構造式: (配列番号:6)を有する。 もう1つの実施態様では、Rはノルロイシンであるペプチドは次の構造式: (配列番号:7)を有する。 本発明のさらにもう1つの観点によれば、次の構造式: (式中、Rはアルギニン、アスパラギンまたはホモセリンである。) を有するペプチドが提供される。 1つの実施態様では、Rはアルギニンであり、ペプチドは次の構造式: (配列番号:8)を有する。 もう1つの実施態様では、Rはアスパラギンであり、ペプチドは次の構造式: (配列番号:9)を有する。 もう1つの実施態様では、Rはホモセリンあり、ペプチドは次の構造式: (配列番号:10)を有する。 本発明のさらに進んだ観点によれば、次の構造式: (式中、R1はメチオニンまたはアルギニンである。) を含むペプチドが提供される。 1つの実施態様では、R1はメチオニンであり、ペプチドは次の構造式: (配列番号:11)を有する。 もう1つの実施態様では、ペプチドは次の構造式: を含む。 1つの実施態様では、各R1はアルギニンであり、ペプチドは次の構造式: (配列番号:12)を有する。 もう1つの実施態様では、ペプチドは次の構造式: (式中、R1はメチオニンまたはアルギニンであり、R2は疎水性アミノ酸である。 ) を含む。 疎水性アミノ酸はアラニン、システイン、フェニルアラニン、イソロイシン、 ロイシン、メチオニン、グリシン、トリプトファン、プロリン、チロシン、バリ ン、ノルロイシン、およびノルバリンである。 1つの実施態様では、R2がグリシンであり、好適な実施態様では、R1はアルギ ニンであり、ペプチドは次の構造式: (配列番号:13)を有する。 本発明のもう1つの観点によれば、次の構造式: (式中、アミノ酸残基15、21および22の少なくとも1つはD-アミノ酸残基である 。) を含むペプチドが提供される。 本発明のもう1つの観点によれば、次の構造式: (式中、R1はアスパラギン酸またはイソロイシンであり、R2はアスパラギン酸ま たはグルタミン酸である。) を含むペプチドが提供される。 1つの実施態様では、ペプチドは次の構造式: (式中、R3は疎水性アミノ酸であるかまたは塩基性親水性アミノ酸である。)を 含む。 塩基性親水性アミノ酸はリジン、アルギニン、ヒスチジン、オルニチン(Orn )、ホモアルギニン(Har)、2,4-ジアミノ酪酸およびp-アミノフェニルアラニ ンである。 1つの実施態様では、ペプチドは次の構造式: (配列番号:14)を有する。 もう1つの実施態様では、ペプチドは次の構造式:を含む。 (式中、R4は親水性の塩基性アミノ酸である。)を含む。 1つの実施態様では、ペプチドは次の構造式: (配列番号:15)を有する。 本発明の他の側面においては、次の群から選択されるペプチドが提供される。 (配列番号:16) (配列番号:17) (配列番号:18) (配列番号:19) (配列番号:20) (配列番号:21) (配列番号:22)及び (配列番号:23) 概して、上記ペプチドは、イオンチャンネル形成ペプチドである。 イオンチャンネル形成ペプチド若しくは、イオン透過担体は、天然若しくは、 人工の脂質膜を通るイオンの透過性を増加するペプチドである。 B.Christensen et al.,PANS,Vol.85 Pgs.5072-76(July,1988)and Anz ai,etal.,Biochilica et BioDhvxics Acta.,Vol.1064,pgs.256-266(1991 )は、あるペプチドがイオンチャンネル形成特性を有しそれ故にイオン透過性で あるか否かを示す方法論を記している。ここで使用されているペプチドは、Chri stensen et al.若しくはAnzai,etal.で定義されたようなイオンチャンネル形 式特性を有するペプチドである。 一実施例においては上記のペプチドはN末端でCH3CO基によってアセチル化され ていてもよく、該CH3CO基は以後、文字Xで示す。 他の実施例においては上記のペプチドはN末端においてオクタノイル基を含む 場合がある。 ある実施例によれば、グリシンではないペプチドに含まれるアミノ酸残基はD- アミノ酸残基である。この特定の実施例の範囲は理論的理由付けに制限されるべ きではないが、上 記ペプチドは、全体的にD-アミノ酸又はグリシン残基で構成する場合は、その生 物的活性を維持しながら蛋白質加水分解酵素に対する耐性が増加するであろうと 思われる。従って、このようなペプチドは経口的に投与することが出来る。また 、他の実施例によれば、全てのアミノ酸残基は、D-アミノ酸若しくはグリシン残 基、又はL−アミノ酸若しくはグリシン残基である。 上記ペプチド及び/又はその類似体若しくは誘導体は、一般的に、中性pHにお いて少なくとも20mg/mlの濃度まで水に可溶性である。更に、その様なペプチド の構造はペプチド分子に柔軟性をもたらす。上記ペプチドを水に入れても、両親 媒性構造は取らないと思われる。ペプチドが油性の表面若しくは膜に遭遇すると 、ペプチド鎖はそれ自身を棒状構造に折り重ねる。 ペプチド及び/又はその類似体若しくは誘導体は、人間若しくは非人間動物等 のホストに対し、標的細胞、ウイルス、又はウイルス感染細胞の成長を抑制する に効果的な量で投与することが出来る。このように、例えば、ペプチド及び/又 はその類似体若しくは誘導体は抗細菌剤(antimicrobial agents)、抗ウイルス剤 、抗菌剤(anti-bacterial agents)、抗腫瘍剤、抗寄生虫剤、殺精子剤として、 並びにその他の生物活性機能を示すものとして使用することが出来る。 ここで使用する「抗細菌」の用語は本発明のポリペプチドがバクテリア、菌類 、ウイルス、その他等の細菌の成長若しくは拡散を抑制、防止、又は破壊するこ とを意味する。 ここで使用する「抗菌」の用語は本発明に採用されるポリペプチドが、これに 接触した時のバクテリアの成長若しくは拡散の停止、破壊及び防止を含むバクテ リアの通常の生物学的機能に反対する効果を生ずることを意味する。 ここで使用する「抗生」の用語は本発明に採用されるペプチドが、これに接触 した時の非宿主細胞、組織、又は生物の成長若しくは拡散の停止、破壊及び防止 を含む、当該非宿主細胞、組織、又は生物の通常の生物学的機能に反対する効果 を生ずることを意味する。 ここで使用する「殺精子」の用語は本発明に採用されるポリペプチドが精子の 運動性を抑制し、防止し又は破壊することを意味する。 ここで使用する「抗ウイルス性」の用語は本発明に採用されるポリペプチドが ウイルス又はウイルス感染細胞の成長若しくは拡散を抑制し、防止し又は破壊す ることを意味する。 ここで使用する「抗腫瘍性」の用語はポリペプチドが癌性腫瘍を含む腫瘍の成 長を抑制しこれを破壊することを意味する。 ここで使用する「抗寄生虫性」の用語は本発明に採用されるポリペプチドが寄 生虫の成長若しくは拡散を抑制し、防止し又は破壊することを意味する。 本発明のペプチドは、グラム陽性及びグラム陰性バクテリア、菌類、原生動物 、その他同様のもの、並びに寄生虫を含む複数の微生物に対し広範囲で強力な抗 生的活性を持っている。本発明のペプチドにより、当該ペプチドに感受性な微生 物により引き起こされる細菌感染を処置し又は制御する方法が提供される。その 様な処置は、細菌感染を受けやすい若しくは親和性を持つ宿主生物又は組織に対 する少なくとも一種類のペプチドの抗細菌的量の投与を含んでいてもよい。 ペプチドは抗生的、抗細菌的、抗ウイルス的及び抗菌的物性を持っているため 、細菌性若しくはウイルス性汚染を受けやすい材料の防腐剤、抗細菌剤又は消毒 剤として使用することも出来る。 ペプチド及び/又はその類似体若しくは誘導体は、充填剤、無毒性バッファー 、若しくは生理塩水等の無毒性薬物的担体若しくは賦形剤と組合わせて投与する ことが出来る。その様な薬物的構成物は局所的若しくは全身的に使用出来、また 液体、固体、半固体、注射液、錠剤、軟膏、ローション、ペースト、カプセル、 その他のような適切ないかなる形にもすることが出来る。このペプチド構成物は 、原生動物、ウイルス、その他を含む有害微生物並びに寄生虫により生ずる感染 の制御において、アジュバント、プロテアーゼ阻害剤若しくは融和性の薬剤との 組合わせが望ましいか又は有利である場合には、これらと組合わせて使用しても よい。 本発明のペプチドは、効果的な抗生的及び/又は抗腫瘍的及び/又は抗ウイルス 的及び/又は抗細菌的及び/又は抗菌的及び/又は抗寄生虫的及び/又は抗殺精子的 (antispermicidal)量でホスト、特に人間若しくは非人間動物に対し投与するこ とが出来る。 用途に応じて、本発明による構成物は、当該活性を持つ上記のペプチドの一つ 以上の効果的な抗細菌的量、及び/又は効果的な抗殺精子的量、及び/又は効果的 な抗ウイルス的量及び/又は効果的な抗腫瘍的量、及び/又は効果的な抗寄生虫的 量、及び/又は効果的な抗菌的量を含むであろう。ペプチドは、標的細胞若しく はウイルス若しくはウイルス感染細胞に対して直接的に投与するか、又は全身的 投与を通じて間接的に投与することが出来る。 本発明のペプチドは、ホストの傷の治癒の促進若しくは刺激にも使用すること が出来る。 ここで使用する「傷の治癒」の用語は、傷治癒プロセスの各種の面を含む。 これらの面には、これらに限定されるものではないが、傷の縮小の促進、例え ばコラー ゲンの傷内部への沈着の増加により立証される接合組織の沈着の増加、傷の引っ 張り強度の増加、即ちペプチドによる傷破壊強度の増加が含まれる。本発明のペ プチドは、免疫システムが低下若しくは弱められることにより引き起こされる傷 治癒の抑制を逆転させるために使用することも出来る。 本発明のペプチドは、外部火傷の処置、並びに及び皮膚及び火傷感染症を処置 及び/又は防止するために使用することが出来る。特に、本発明のペプチドは、P .aeruainosa 及びS.aureus等であるがこれらに限定されない生物により生ずる皮 膚及び火傷感染症を処置するために使用することが出来る。 本発明のペプチドはまた眼の感染症の防止若しくは処置にも有用である。その 様な感染症は、P.aruainosaS.aureus及びN.gonorrhoase等であるがこれらに限 定されないバクテリアにより、C.albicans及びA.fumiqatus等であるがこれらに 限定されない菌類により、A.castellani等であるがこれに限定されない寄生虫、 又はウイルスにより生ずるものがある。 本発明のペプチドはまた、組織体を生ずる感染の嚢腫、胞子、若しくは栄養体 を殺すにも有効である。その様な組織体は、栄養体又は嚢腫を形成するAcantham oeba ,胞子を形成するC.alibicans,また同じく胞子を形成するA.fumigatusを含 むがこれらには限定されない。 本発明のペプチドはまた細菌的又はウイルス的又は寄生虫的汚染を防ぐため効 果的な抗細菌的又は抗ウイルス的又は抗寄生虫的量で植物に投与することも出来 る。 局所的構成物として使用する場合には、本発明のペプチドは少なくとも0.1重 量%で与える。ほとんどの場合、本発明のペプチドは2.0重量%以上の量で採用す る必要はない。 その様な構成物を全身的(筋肉内、静脈内、腹腔内)に使用する場合には、活 性ペプチドは、ペプチドの漿液レベルとして少なくとも約5μg/mlを達成する量 で与える。一般にペプチドの漿液レベルは500μg/mlを超える必要はない。好ま し漿液レベルは、100μg/mlである。その様な漿液レベルは、1から約10mg/kgの 用量で全身的に投与されるであろうペプチドを含有する構成物によって達成され るであろう。一般に、本発明のペプチドは100mg/kgを超える用量で投与する必要 はない。 ペプチドは既知の技術で生産し実質的に純粋な形で入手出来る。例えば、ペプ チドは自動ペプチド合成機で合成することが出来る。米国化学協会誌(Journal o f the AmericanChelical Society )、85巻、頁2149-54(1963)参照のこと。その様 なペプチドはまた遺伝子 工学技術により生産することも可能である。 それゆえに、本発明の範囲内で、上記のペプチドをエンコードするDNAを提供 することが出来る。ペプチドに含まれるアミン酸のコドンは本技術の当業者にと っては既知である。従って、適当な技術によって本発明のペプチドをコードする DNAを構成し、そのようなDNAを適当な発現媒体に入れることが出来る。それゆえ に、本発明のペプチドをコードするDNAを含む発現媒体で形質転換された宿主細 胞に投与することで本発明のペプチドを投与することが出来る。 他の実施例によれば、本発明のペプチドは上に説明した目的に薬理学的性質を 持つイオンと組合わせて使用してもよい。 薬理学的性質を持つイオンとは、標的細胞、ウイルス若しくはウイルス感染細 胞に導入した時、標的細胞、ウイルス若しくはウイルス感染細胞の成長を抑制及 び/又は防止及び/又は破壊するイオンである。 その様な薬理学的性質を持つイオンは、イオンチャンネル形成ペプチドがない ときには、細胞若しくはウイルスに悪影響を与えるに十分な量では天然若しくは 合成の脂質膜、特に細胞膜を通ることが出来ないイオンである。 ペプチド及び薬理学的性質を持つイオンは、単独成分若しくは個別成分として 投与することが出来、単独若しくは個別成分はペプチド及び薬理学的性質を持つ イオンに加えて活性及び/又は不活性の追加材料を含むことがある。薬理学的性 質を持つイオンの代表例として、弗化物、過酸化物、重炭酸塩、銀、亜鉛、水銀 、砒素、銅、プラチナ、アンチモン、金、タリウム、ニッケル、セレン、ビスマ ス、及びカドミウムのイオンが挙げられる。 ペプチド及び薬理学的性質を持つイオンは、単独成分若しくは個別成分で投与 若しくは調製されるかに関係なく、標的細胞の成長を抑制及び/又は防止及び/ 又は破壊するのに効果的な量で使用することができる。実際上、当該イオンはペ プチドの作用を増強する、即ちイオンの量は標的細胞、ウイルス、又はウイルス 感染細胞の成長を抑制するためのペプチド又は蛋白質の最大効果濃度を低減させ るのに効果的である。 局所的に使用する場合には、薬理学的性質を持つイオンは一般に0.05%から2.0 %の濃度で使用される。全身的に使用する場合には、イオンは一般にホストの重 量1キログラム当り1-10mgの量で採用される。ペプチド用量は上記の範囲内とす ることができる。 ペプチド及び薬理学的質性を持つイオンは異なった形態で導入若しくは投与す ることができるということは理解されるべききある。例えば、有毒イオンは径口 的に投与してもよ く、一方、本発明のペプチドはIV又はIPで投与してもよい。 局所的又は局部的投与のためのペプチド又は蛋白質及びイオン投与の代表例と して、ペプチドは約1%(w/w)迄の量で投与出来、イオンは約50Mm(約0.1%)の量で 導入出来るであろう。代替方法として、弗化ナトリウム等の塩の形のイオンは、 本発明のペプチドを全身的に投与するのと同時に、経口的に投与することもでき るであろう。例えば、本発明のペプチドは、1キログラム当り10ミリ当量のイオ ン(特に弗化ナトリウム)の経口投与と共に、1ミリリットル当り100マイクログ ラム(1キログラム当り10ミリグラム)の漿液用量を達成するIV又はIP投与をす ることができる。 他の実施例によれば、本発明のペプチドはバシトラシン、グラマシジン、ポリ ミキシン、バンコマイシン、テイコプラニン、アミノグリコシド、疎水性抗生物 質、ペニシリン、モノバクタム、若しくはその誘導体又はその類似体よりなるク ラスから選択した抗生物質と共に投与することができる。 バシトラシン、グラマシジン、ポリミキシン、バンコマイシン、テイコプラニ ン、及びその誘導導体並びにその類似体はポリペプチド抗生物質のグループであ る。望ましいバシトラシンはバシトラシンAである。 アミノグリコシド抗生物質にはトブラマイシン、カナマイシン、アミカシン、 ジェンタマイシン(例えば、ジェンタマイシンC1,ジェンタマイシンC2、ジェン タマイシンC1a)、ネチルマイシン及びその誘導体並びにその類似体が含まれる 。望ましいアミノグリコシドはトブラマイシンとジェンタマイシンである。アミ ノグリコシド及びバシトラシンは、親水性及び水溶性の傾向を持つ。 採用出来るペニシリンに含まれるものにはベンジルペニシリン、アンピシリン 、メチシリン(ジメトキシフェニルペニシリン)、チカリシリン、ペニシリンV (フェノキシメチルペニシリン)、オキサシリン、クロクサシリン、ジクロクサ シリン、フルクロザシリン、アモキシシリン及びアミジノシリンがあるが、これ らに限定されるものではない。 採用出来る望ましいペニシリンはベンジルペニシリン及びアンピシリンである 。採用出来る望ましいモノバクタムはアズトレオナムである。 本発明に使用出来る疎水性抗生物質の代表例として挙げられるものには、エリ スロマイシン、ロキシスロマイシン、クラリスロマイシン、その他等のマクロラ イド;エリスロマイシンの9-N-アルキル誘導体;ミデカマイシン酢酸塩;アジス ロマイシン;フルリスロマイシン;リファブチン;ロキタマイシン;TE-031とし て知られる6-0-メチルエリスロマイ シンA(大正);リファペンチン;CGF-7040,CGF-5909,CGF-279353(チバガイ ギー)として知られるベンジピペラジニルリファマイシン;A-62514(アボット )として知られるマクロクライド環のC11/C12位置に環状カルバメートが融合し たエリスロマイシンA誘導体;AC-7230(東洋醸造);ベンゾキサジノファマイシ ンン;ジフィシジン;ジリスロマイシン;FCE-22250(ファルミタリア)として 知られる3-N-ピペルジノメチルザイノ メチル リファマイシンSV;N-119-a(キ リンビール);A-63075(アボット)として知られる6-0-メチル-1-4”-0-カルバ モイルエリスロマイシン;CGP-27557及びCGP-2986(チバガイギー)のようなジ アザビチクロアルキル側鎖を持つ3-フォルミルリファマイシンSV-ヒドラゾン; 及び3-0-アルファ-L-クラデイノシルデエポキシロザラマイシンのように、3-0- アルファ-L-クラデイノシル部分を持つ16員環マクロライド;チロシン及びアシ ルデミシノシルチロシンがある。 上記のマクロライドに加えて、リファマイシン、カルバニシリン、及びナフシ リンも同様に採用できる。 使用可能な(疎水性であるか否かに関係なく)その他の抗生物質はリンコマイ シン;クリンダマイシン;及びクロラムフェニコール等のようなの50-Sリボソー ム阻害剤である抗生物質、マイスタテイン;ピマリシン等の大きな脂質状ラクト ン環を持つ抗生物質である。 標的細胞の増殖を防止し、破壊し、或は、抑制するため、ペプチド及び抗生物 質は、標的細胞への直接投与により又は目標細胞を含むホストへの全身的又は局 所的投与により、投与することができる。ペプチド及び抗生物質の投与により増 殖が防止、抑制叉は破壊される標的細胞にはグラム陽性及びグラム陰性バクテリ ア並びに細菌細胞が含まれる。 局所的に使用される場合には、上に述べた抗生物質又はその誘導体若しくは類 似体は一般に約0.1%から約10%の濃度で使用される。全身的に使用される場合に は、抗生物質又はその誘導体若しくは類似体は一般に一日当りホスト重量の1キ ログラム当り1.25mgから約45mgの量で使用される。ペプチド用量は上記のものと することができる。 局所的又は局部的投与のためのペプチド及び抗生物質投与の代表例として、ペ プチドは約0.1%-10%(w/w)の量で投与出来、抗生物質は約0.1%-10%(w/w)の量で導 入される。 他の実施例によれば、本発明のペプチドは抗寄生虫剤又は抗菌剤と組合わせて 使用してもよい。 使用出来る抗寄生虫剤には抗原生動物剤が含まれるが、これに限定されるもの ではない。採用可能な特定の抗寄生虫剤にはペンタミジンイセチオネート及びプ ロパミジンイセチオ ネート(ブロリーン;Brolene)が含まれるが、これらに限定はされない。 使用出来る抗菌類剤にはケトコナゾールが含まれるがこれに限定はされない。 ある種の抗寄生虫剤が抗菌類活性も持つこと、及びある種の抗菌類剤が抗寄生虫 活性を持つことは理解されなければならない。 他の実施例によれば、本発明のペプチドは、複製している細菌DNAの個々の鎖 の結合形成に関係する酵素であるDNAギラーゼを阻害する抗生物質と組合わせて 投与することが出来る。このようにDNAギラーゼは細菌DNAの通常の複製に必須で あるがゆえに、従ってDNAギラーゼを阻害する抗生物質は細菌DNAの通常の複製を 妨げる。 DNAギラーゼを阻害する抗生物質の例にはナリジキシン酸、オキソリニック酸 、シノキサシン、並びに、チプロフロクサシン、ノルフロクサシン、オフロクサ シン、エノクサシン、ペフロクサシン、ロメフロクサシン、フレロクサシン、ト スルフロクサシン、テマフロクサシン、及びルフロクサシンを含むキノロン抗生 物質が含まれる。 他の実施例によれば、本発明のペプチドは他の生物学的に活性な両親媒性ペプ チドと組合わせて、又はイオンチャンネル形成蛋白質と組合わせて、上に説明し た目的のために投与することが出来る。 以下の実例について本発明を更に説明するが、発明の範囲はこれに制限される ものではない。 実施例 以下に示す表IはS.aureus株ATCC 25923,P.aeruginosa株ATCC27853,E.coli株 25922及びCandida albicansに対してペプチド(配列番号1)から(配列番号4),( 配列番号6)から(配列番号13),(配列番号16),(配列番号20),(配列番号21)及び (配列番号23)のμg/mlにおける最小抑制濃度(MIC)を示す。 抗菌分析評価の手順は仝米臨床実験室規格委員会の指針、文書M7-T2,第8巻、N o.8,1988を基にしている。 上記のペプチドのストック溶液は無菌の脱イオン蒸留水で512μg/mlの濃度で 調製し-70℃で保存される。各ペプチドはC末端アミドでありN末端アセチル化さ れていてもされていなくてもよい。N末端におけるアセチル基はXで表示される。 ペプチドのストック溶液はマイクロタイタープレートのウエルで連続希釈(1:2 )で希釈されるので、ウエルにおけるペプチドの最終濃度は0.25,0.50,1,2,4 ,8,16,32,64,128及び256μg/mlとなる。S.aureusATCC 25923,E.co1i25922 ,P.aeruginosaATCC27853 又はCaodida albicansの1-5x105CFU/mlが、mid-log培地から最高強度のMueller Hinton液(BBL 11443)でウエルに添加された。接種材料は600nmで分光測光的に標 準化され、コロニー・カウントで確認される。プレートは37℃で16ー20時間培養 され、各ペプチドの最小抑制濃度(MIC)が決定される。最小抑制濃度はマイクロ タイタープレート中でクリアなウエルを生成するペプチドの最低濃度と定義され る。上記のペプチドの各々の最小抑制濃度を下の表Iに示す。 表I 最小抑制濃度 ( μg/ml)ペプチド S.aureus P.aeruginosa E.coli C.albicans X-(配列番号1)-NH2 8 8,16 8 128 (配列番号2)-NH2 4,8 8 16 n/a (配列番号3)-NH2 32 16 16,32 n/a (配列番号4)NH2 16 4 4,8 64 (配列番号6)-nH2 32 16 16 n/a (配列番号7)-NH2 16 8 16 n/a (配列番号8)-NH2 16 4 8,16 64 (配列番号9)-NH2 64 8 8,16 64,128 (配列番号10)-NH2 16 4,8 2,4 64 (配列番号11)-NH2 64 8,16 8,16 64 (配列番号12)-NH2 8,16 32 16,32 128 (配列番号13)-NH2 32,64 4 2,4 64 (配列番号16)-NH2 4 2,4 8 64 (配列番号19)-NH2 8 88 8,16 n/a (配列番号20)-NH2 8,16 8,16 4,8 128 (配列番号21)-NH2 16 4 4 64 (配列番号23)-NH2 16 8,16 32 128 単独で投与されるか、又は上記の薬理学的性質を持つイオン、抗生物質又は他 の生物学的に活性なペプチド又は蛋白質とともに投与されるか否かに関係なく、 本発明のペプチド は充填物、無毒バッファー、又は生理学的塩水等の無毒薬物担体又は賦形剤と組 合わせて広い多様性の薬物構成に採用することができる。 単独で投与されるか、又は上記の薬理学的物性を持つイオン、抗生物質又は他 の生物学的に活性なペプチド又は蛋白質とともに投与されるか否かに関係なく本 発明のペプチドは充填物、無毒バッファー、又は生理学的塩水等の無毒薬物担体 又は賦形剤と組合わせて広い多様性の薬物構成に採用することができる。その様 な薬物的構成物は局所的又は系統的に使用出来、また液体、固体、準固体、注射 液、錠剤、軟膏、ローション、ペースト、カプセル、その他の形とすることが出 来る。このペプチド及び/又は作用剤は、原生動物、ウイルス、寄生虫、菌類、 その他を含む有害微生物により生ずる感染の制御において補佐剤、原生動物抑制 剤又は両立性薬物の組合わせが望ましいか又は有利である場合はこれらの組合わ せで使用することも出来る。 本ペプチドは効果的な抗生的及び/又は抗腫瘍的及び/又は抗ウイルス的及び/ 又は抗細菌的及び/又は抗殺精子的及び/又は抗菌類的及び/又は抗寄生虫的量で 、又は宿主の傷の治癒を刺激するに有効な量で宿主、特に動物に対し投与するこ とが出来る。ペプチドは単独で投与するか、又は薬理学的物性を持つイオン、抗 生物質又はイオン径路形成ペプチド又は上記の蛋白質とともに投与することがで きる。ペプチドが薬理学的物性を持つイオンとともに投与された場合は、ペプチ ドの活性は増強される。 ペプチドを上記の作用剤とともに投与する場合は、ペプチドと作用剤を別個の 形で投与することが可能である。例えば、作用剤を全身的に投与し、ペプチドを 局所的に投与することができる。 ペプチドを局所的に投与する場合は水溶性担体と組合わせて投与することが出 来、同水溶性担体は軟膏、クリーム、ローション、ペースト、その他の形式で使 用される。採用可能な水溶性担体にはポリエチレン・グリコール、ハイドロキシ セルローズ及びKYゼリー等のグリコールが含まれるが、これらに限定はされない 。水溶性担体は油性物質を含まないことが望ましい。 ペプチドはまた口腔衛生のため経口構成物の形で上記のように薬理学的物性を 持つイオンとともに使用することもできる。その様な構成物は口腔衛生目的に使 用される広い多様性の構成物及び材料に組み入れることができるが、これらには 練り歯磨き、うがい薬、歯磨き用ゼリー、及び歯磨き粉が含まれるが、これらに 限定はされない。その様な構成物は歯周病の処置叉は予防、歯垢の予防又は低減 、及び/又は歯科カリエスの予防叉は処置叉は 低減に使用される。ペプチド及び毒性イオンは歯科カリエス及び歯周病に付随す るStrepotococcus mutansの成長を抑制、防止、又は破壊するのに使用すること ができる。 上記の教訓に鑑みて本発明の多岐にわたる修正及びバリエーションが可能であ り、従って添付した請求の範囲内で、本発明は特定的に説明したところ以外にも 実施することができる。 シーケンス・リスト (1)一般情報: (i) 出願人: Maloy,W.Lee Kari,U.Prasad (ii) 発明の表題:新規の生物学的に活性なペプチド及びその使用 (iii) シーケンス数:23 (iv) 文書通信住所 (A)宛名:Carella,Byrne,Bain,Gilfillan,Cacchi & Stewart (B)街路名:6 Becker Farm Road (C)市名:Roseland (D)州名:New Jersey (E)国名:USA (F)郵便番号:07065 (v) コンピュータ読取りフォーム (A)メデイア型式:3.5インチ・デイスク (B)コンピュータ:IBM PS/2 (C)運転システム:PC-DOS (D)ソフトウエア:DW4.V2 (vi) 行アプリケーション・データ (A)アプリケーション番号: (B)ファイル日付: (C)分類: (vii) 従来アプリケーション・データ (A)アプリケーション番号: (B)ファイル日付: (viii)弁護士/代理人情報 (A)氏名:Olstein,Elliot M. (B)登録番号:24,025 (C)参照/明細書番号:421250-151 (ix) 電気通信情報 (A)電話:201-994-1700 (B)ファックス:201-994-1744 (2)配列番号1の情報 (i)配列の特性 (A)配列の長さ:21アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号1 (2)配列番号2の情報 (i)配列の特性 (A)記列の長さ:21アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号2 (2)配列番号3の情報 (i)配列の特性 (A)配列の長さ:21アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特微: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号3 (2)配列番号4の情報 (i)配列の特性 (A)配列の長さ:22アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (d)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号4 (2)配列番号5の情報 (i) 配列の特性 (A)配列の長さ:22アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。Xaaはノルロイシン。 (xi)配列の記載;配列番号5 (2)配列番号6の情報 (i) 配列の特性 (A)配列の長さ:22アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号6 (2)配列番号7の情報 (i)配列の特性 (A)配列の長さ:22アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。Xaaはノルロイシン。 (xi)配列の記載:配列番号7 (2)配列番号8の情報 (i)配列の特性 (A)配列の長さ:23アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特微: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号8 (2)配列番号9の情報 (i)配列の特性 (A)配列の長さ:23アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号9 (2)配列番号10の情報 (i)配列の特性 (A)配列の長さ:23アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。Xaaはホモセリン。 (xi)配列の記載:配列番号10 (2)配列番号11の情報 (i)配列の特性 (A)配列の長さ:23アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特微: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号11 (2)配列番号12の情報 (i)記列の特性 (A)配列の長さ:24アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特微: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号12 (2)配列番号13の情報 (i)配列の特性 (A)配列の長さ:25アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号13 (2)配列番号14の情報 (i)配列の特性 (A)配列の長さ:25アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号14 (2)配列番号15の情報 (i)配列の特性 (A)配列の長さ:26アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特微: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号15 (2)E列番号16の情報 (i)配列の特性 (A)配列の長さ:23アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号16 (2)配列番号17の情報 (i) 配列の特性 (A)配列の長さ:22アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号17 (2)配列番号18の情報 (i) 配列の特性 (A)配列の長さ:24アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特微: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)記列の記載:記列番号18 (2)配列番号19の情報 (i) 配列の特性 (A)配列の長さ:22アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号19 (2)配列番号20の情報 (i) 配列の特性 (A)配列の長さ:22アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。Xaaはホモアルギニン。 (xi)配列の記載:配列番号20 (2)配列番号21の情報 (i) 配列の特性 (A)配列の長さ:22アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特微: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。Xaaはホモセリン。 (xi)記列の記載:配列番号21 (2)配列番号22の情報 (i) 配列の特性 (A)配列の長さ:21アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号22 (2)配列番号23の情報 (i) 配列の特性 (A)配列の長さ:21アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数: (D)トボロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)配列の特徴: (D)他の情報:C末端はアミド、及び/又はN末端はアセチル化されていても よい。 (xi)配列の記載:配列番号23

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次の構造式: (式中、R1はグリシンまたはリジンであり、R2はアラニンまたはリジンであり、 R3はバリンまたはリジンであり、R4はイソロイシンまたはグルタミン酸であり、 R5はロイシンまたはイソロイシンである。)を有するペプチド。 2.ペプチドが次の構造式: を有する請求項1に記載のペプチド。 3.ペプチドが次の構造式: を有する請求項1に記載のペプチド。 4.ペプチドが次の構造式: を有する請求項1に記載のペプチド。 5.次の構造式: (式中、R1、R2、R3、R4、およびR5の夫々はイソロイシンまたはノルロイシンで ある。)を有するペプチド。 6.R1、R2、R3、R4およびR5の夫々はイソロイシンである請求項5に記載のペ プチド。 7.R1、R2、R3、R4およびR5の夫々はノルロイシンである請求項5に記載のペ プチド。 8.次の構造式: (式中、Rはバリンまたはノルロイシンである。) を有するペプチド。 9.Rはバリンである請求項8に記載のペプチド。 10.Rはノルロイシンである請求項8に記載のペプチド。 11.次の構造式: (式中、Rはアルギニン、アスパラギンまたはホモセリンである。) を有するペプチド。 12.Rはアルギニンである請求項11に記載のペプチド。 13.Rはホモセリンである請求項11に記載のペプチド。 14.Rはアスパラギンである請求項11に記載のペプチド。 15.次の構造式: (式中、R1はメチオニンまたはアルギニンである。)を含むペプチド。 16.ペプチドが次の構造式: を含む請求項15に記載のペプチド。 17.ペプチドが次の構造式: (式中、R1はメチオニンまたはアルギニンであり、R2は疎水性アミノ酸である。 ) を含む請求項16に記載のペプチド。 18.R2がグリシンである請求項17に記載のペプチド。 19.次の構造式: (式中、アミノ酸残基15、21および22の少なくとも1つはD-アミノ酸残基である 。)を有するペプチド。 20.次の構造式: (式中、R1はアスパラギン酸またはイソロイシンであり、R2はアスパラギン酸ま たはグルタミン酸である。)を含むペプチド。 21.ペプチドが次の構造式: (式中、R3は疎水性アミノ酸であるかまたは塩基性親水性アミノ酸である。)を 含む請求項20に記載のペプチド。 22.ペプチドが次の構造式: (式中、R4は塩基性親水性アミノ酸である。)を含む請求項21に記載のペプチド 。 23.(配列番号:16)、 (配列番号:17)、 (配列番号:18)、 (配列番号:19)、 (配列番号:20)、 (配列番号:21)、 (配列番号:22)、および (配列番号:23)よりなる群から選択されるペプチド。 24.ペプチドが次の構造式: (配列番号:16) を有する請求項23に記載のペプチド。 25.ペプチドが次の構造式: (配列番号:17) を有する請求項23に記載のペプチド。 26.ペプチドが次の構造式: (配列番号:18) を有する請求項23に記載のペプチド。 27.ホスト中の標的細胞、ウイルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制す る方法において、ホストに請求項1に記載のペプチドをホスト中の標的細胞、ウ イルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制するのに有効な量で投与すること を特徴とする方法。 28.ホスト中の標的細胞、ウイルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制す る方法において、ホストに請求項5に記載のペプチドをホスト中の標的細胞、ウ イルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制するのに有効な量で投与すること を特徴とする方法。 29.ホスト中の標的細胞、ウイルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制す る方法において、ホストに請求項8に記載のペプチドをホスト中の標的細胞、ウ イルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制するのに有効な量で投与すること を特徴とする方法。 30.ホスト中の標的細胞、ウイルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制す る方法において、ホストに請求項11に記載のペプチドをホスト中の標的細胞、ウ イルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制するのに有効な量で投与すること を特徴とする方法。 31.ホスト中の標的細胞、ウイルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制す る方法において、ホストに請求項15に記載のペプチドをホスト中の標的細胞、ウ イルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制するのに有効な量で投与すること を特徴とする方法。 32.ホスト中の標的細胞、ウイルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制す る方法に おいて、ホストに請求項19に記載のペプチドをホスト中の標的細胞、ウイルス、 またはウイルス感染細胞の増殖を抑制するのに有効な量で投与することを特徴と する方法。 33.ホスト中の標的細胞、ウイルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制す る方法において、ホストに請求項20記載のペプチドをホスト中の標的細胞、ウイ ルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制するのに有効な量で投与することを 特徴とする方法。 34.ホスト中の標的細胞、ウイルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制す る方法において、ホストに請求項23に記載のペプチドをホスト中の標的細胞、ウ イルス、またはウイルス感染細胞の増殖を抑制するのに有効な量で投与すること を特徴とする方法。
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