JPH08502676A - 練習用ボール - Google Patents

練習用ボール

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JPH08502676A
JPH08502676A JP6510834A JP51083494A JPH08502676A JP H08502676 A JPH08502676 A JP H08502676A JP 6510834 A JP6510834 A JP 6510834A JP 51083494 A JP51083494 A JP 51083494A JP H08502676 A JPH08502676 A JP H08502676A
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チョーン ヨン
ヴェン リン チャン
Original Assignee
チョーン ヨン
ナテック ピーティーイー リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 例えば流体(9)の如くの慣性手段を有するシェル(3)と、該シェル内で自由回転しうるコア(7)を有するスポーツまたはゲーム用のボール(1)。慣性手段は衝撃(インパクト)またはストロークの効果を増幅し誇張する。とくにコアは、一端にウエイト部分(15)をもった中心スピンドル(11)を有する内側ボールの形態を可とする。シェル内にルーズに設けた1個以上の小固形体をコアの代わりに用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 練習用ボール 本発明は、スポーツまたはゲームの練習用ボール、とくに限定はされないがゴ ルフ練習用のボール、とくにパッティングの練習用のボールに関する。 ボールを使用するすべてのスポーツまたはゲームにおいて、ボールを手で、足 で、ラケットで、バットで、クラブで、またはその他のもので打つ場合、ボール の以後の軌跡を制御するのには、ボールがどのように衝撃されるかが重要である 。これは、正確性が極めて重要であるゴルフのドライブおよびパットの双方にお いてとくに然りである。 殆どすべての場合において、ゴルファーは、ボールを真直ぐに飛ばせようとし 、パッティングにおいては、グリーンの面に沿ってボールを直線上に転がそうと する。パッティングの練習をするゴルファーは、ゴルフ場においてのみでなく、 家庭で、またはオフィスでもこのような練習をする。この目的は“筋肉の記憶” をつけさせ、正しいパッティング動作が自動的に可能となるようにするにある。 本出願人は、ボールがエラーを増幅拡大するように設計されること、すなわち クラブ動作の小さなエラーがボールのコースに顕著な偏位を生ずるように構成す ると、正確性の練習に極めて有用であることに気付いた。逆に言うと、上述の如 くの仮想的エラー増幅ボールが打撃されたときに、直線上に転がってゆくとする と、打撃のストロークは極めて良いことを意味する。 米国特許US−A−4 603 861には、均一の球形コアを有し、ジャイ ロスコープ的動作を生ずる潤滑材で包囲したボーリング用のボールが、ピンを倒 す数が増えることを記載している。しかしこのボールはプレイヤーのエラーを増 幅することはできない。 米国特許US−A−3 517 933には、ローン ボウルのプレイを模擬 したボールについて記載されている。このボールは緩く嵌着された重量コアを有 し、その周に液体が存しており、ボウリングの芝グリーンのブレーキ効果を模擬 するようになっている。このボールはプレイヤーのエラーを増幅することはでき るが、これは本発明の目的でなく、また増幅感度も極めて低いものである。 イギリス特許GB−A−2 232 895Aは、ボールの中で動きうるねじ 付きの部材を有し、傾斜面でのプレイをシュミレートするために重心を移動させ るようにしている。しかし、その所期の目的は、プレイヤーのエラーの増幅を招 来するものでなく、たまたまそのような目的にも使えるかも知れないが、エラー の増幅の効率は極めて低い。さらにプレー前に正しい方向に注意深く位置させる を要する。米国特許US−A−3 655 197には、内側ボール上のインデ ックス(指標)マークによって、外側のシェル上に文字/数字をランダムに表示 する娯楽用のボールが記載されている。内側ボールは、部分的に液体で包囲して も良い。内側ボールは、ボールが静止位置のとき、インデックス マークが最上 位置となるように平衡錘りをつけても良い。しかしこのボールはボールゲームま たはスポーツ用の練習ボールではない。この娯楽用のボールの一般的構造が、上 述のようなスポーツ用ボールに転用できるとしても、当業者には、エラー増幅を 行うことは容易には思いつかない。 本発明は上述の如くの特性を示すボールを発明したものであり、スポーツまた はゲームの練習用ボールであって、本ボールは、ボールの衝撃またはストローク の効果を増幅または誇張するための慣性(イナーシャ)手段を内蔵したシェル( 外殻)を有する。 本発明の他の特徴は、スポーツまたはゲーム練習用のボールであって、ボール の打撃(インパクト)またはストロークの効果を増大または誇張する慣性手段を 内蔵するシェルを有し、この慣性手段は全体が球形のコアを有し、このコアとシ ェルの間が比較的に緊密に嵌着していて、その間に液体層を設ける。 本発明の技術思想を導くには、特定の理論に限定束縛されないが、本出願人は 次の如くの仮説を導いた。 1.ボールを打撃の方向に転がすのが最良の進路である。すなわち、ボールは 、目標線に直角な軸上に回転またはスピンさせるを要する。 2.加えられるモーメントが角モーメントであるのが最良であり、直線モーメ ントは無いかごく僅かであるのが最良である。 3.純粋な回転動作は地面との相互作用において、もっとも複雑性がない。 4.ゴルフのプロが良く言う、「フォロー スルー」とは、ボールが自然に転 がるようにプレイヤーがボールを打つことを意味するものと考えられる。 5.パッティングを改良しようとするゴルファーは、所望の特性をもった練習 用ボールを使用して、正しいストロークを完成するスイングを行うようにするこ とができる。 慣性手段はとくに、少なくとも1個の剛体部材をシェル(外殻)内に配置し、 かつ流体を設けるを可とする。また、とくに、慣性手段には、シェル内に動きう るようにした複数の、互いに干渉作用を行わない流体、または流体と固体との混 合物、または固体を設ける。ここに言う互いに干渉作用を行わないとは、「混合 」しないことを意味する。好適な第1代案として、前記の少なくとも1つの剛体 は、シェル内で自由に遊動するコアを有するものとする。全質量は、ボールの動 特性の予め定める1つ以上の所望効果により、シェルとコアの間に分布せしめる 。 コアはシェルの全質量より大なる全質量を有するようにするを可とする。コア がシェル内で自由回転するものとするとき、コアは任意の適した形状とすること ができるが、コアは閉止形等の剛体の内側ボール形状とするを可とする。かかる 内側ボールとしては、全体形がシェルの内側に密接に適合するものとし、シェル の内壁よりは流体層で分離されるものとすると有利である。絶対的必要条件では ないが、内側ボールの内側には流体を入れない。 好適実施例においては、コアには、スピンドルの内側部材を設け、とくにコア の中心を軸方向に通過せしめる。このスピンドル部材が一端でウエイト(重錘) を有しているとき、例えば肉厚となっているときは、ボールを静止位置とすると き、スピンドル部材が、常に上向き位置となるようにするを可とし、これがボー ルの静止より10秒以内に位置するようにすると好都合である。 各種のボールのコアの少なくとも一部(例えばスピンドル部分)は異なる材料 とするか、または全体の重量の占めるものようも異なった密度のものとし、以下 に詳細に述べる如く、ボールごとの特性を異ならしめる。これらの如く異なった 特性のボールはそれぞれ単独で、あるいはセットとして販売する。 第2の一般的に好適な代案として、前記の少なくとも1つの剛体部材は、シェ ル内に「ルーズ」となる少なくとも1つの固形体を有するものとするが、これら のルーズ固形体を複数個設けるを可とする。典型的な実例は、粉体、例えば砂、 微細固形体、金属屑、ボールベアリングまたはこれらの混合物とする。 本発明ではボールの形状に係わりなく、一般に流体は液状であり、水より粘性 の高い液体とするを可とする。これに用いるに適した粘性液体は、水溶液である が、油、グリセリン、または他の任意の液体のゲルが容易に代案として用いうる 。この液体の密度は、コアの平均密度にできるだけ近くすることが好ましい。シ ェルの空所には、全体または部分的に液体を充填する。一般に言って、第1の代 案としては、ほぼ完全に充填することが好ましく、部分充填は第2代案となる。 ボールは任意の形状、寸法とし、例えば一般の正規なスポーツ用のボールの寸 法・形状とする。好適例として、ゴルフボールに似た形状寸法とする。「ストロ ーク」とは、当該ボールに適する任意の衝撃を言う。例えば、適当なクラブ、バ ット、ラケット、手、足等による衝撃を言う。 シェルは全体または一部を透明な材料とし、シェル上に付した広告のロゴが、 透明材料を通して見えるようにする。コアに、静止中、同じ表面が常に上側にな るようにウエイトを与えるときは、この情報はコアの上側に付して常に見易いよ うにする。 シェルは2つの同心の部分で構成することができる。内側部分は2つの相互嵌 着部分(例えば、半球形)とし、これらを協働(例えばスナップ嵌合)させて、 全体を内側部分とする。かくすると、製造が容易となり、とくにシェル内に少な くとも1つの固形体と流体を導入しうる。外側部分は、内側部分の周をモールド 包囲するようにすると好適である。外側部分の外観は特定のボールの外観、例え ばゴルフボールの外観とする。 代案として、ゴルフボールは、外側シェル内の液体によって懸持される内側ボ ールを有するものとしうる。全体が環状の部材、とくにリング形のウエイトを内 側ボールの赤道線に位置させ、内側ボールの極に当たる部分にバイアス ウエイ トを位置させ、ボールの休止中バイアス ウエイトが最下位となり、リング形ウ エイトが水平となるようにすると好適である。 以下添附図面を参照して本発明の好適実施例を詳細に説明する。 図面中: 図1は、本発明によるゴルフ練習ボールの第1実施例の断面図、 図2は、本発明によるゴルフ練習ボールの第2実施例の断面図、 図3Aないし3Cは、本発明によるゴルフ練習ボールの第3実施例の断面図、 図4Aないし4Cは、図3Aないし3C図の断面図において、内容物のスピン の効果を示す図、 図5は、本発明によるゴルフ練習ボールの第4実施例の断面図、 図6は、図5のゴルフボールが各インパクト モードにおいてとりうる軌跡を 示ず図である。 図1に示すように、練習ゴルフボール1は密閉した外側シェル3を有し、この シェルはくぼみを付けた外側表面5を有していて、一般用のゴルフボールと似た 外観を有する。 シェルの内側には密閉した内側ボール7のようなコアを有し、その外径はシェ ルの内径よりわずか小とする。内側ボールと外側のシェルとの間の空間には流体 力学的流体9を設けてある。 内側ボールの他の部分よりは大なる密度を有する材料で作ったスピンドルコア 11を内側ボールの中心を通過させて軸方向に延長して設ける。このスピンドル はほぼ円筒形であってその長さのほぼ全体に亘って均一の直径を有している。他 の形状のスピンドルを用いることもできること当然である。一端13においてこ のスピンドルは直径を大にした部分15を有し、これをウエイトとして動作せし める。 このボールは一般のゴルフボールと同じ寸法および重量とするが、そのシェル は所要の角モーメントを生じさせるため十分に重くする。 このスピンドルは一端に重量(ウエイト)を設け、このため使用においてはこ の重量の部分が下側になるようにし、スピンドルは常に下側にきて、スピンドル は常にその端部を垂直に上側に向けて次のストロークに具える。 粘性の液体(液状流体)はダンパー(減衰材)として作用し、ボールが急速に 回転しようとするとコアをシェルに沿って引っ張るように作用する。流体の表面 は高速においてはより大なる引張力を及ぼす。ボールが静止するとウエイト付ス ピンドルは数秒間で垂直方向を向く。この上側に向かう動作はスムースであり、 比較的に速い。その理由はボールの内側コアに引張力が及ぼされ、この場合相対 速度は極めて小であるからである。 ボールが中心を外れたいずれかの方向に衝撃されるか或いは「悪い」ストロー ク、例えば「押出」又は「スライス」等の場合にはボールはウォブル振動を行い 、プレイヤーに対しボールを正しく打っていないことを明瞭に表示する。 打方の悪いボールは中心コアを引張ろうとするがその場合スピンドル軸の線に 沿って必張力を及ぼすものではない。このようにしてこの装置は平衡を乱し、こ ろがっていくに従ってより一層平衡をくずしてゆく。 異なる材料またはスピンドルの異なる寸法のものによってボールを構成するこ ともできる。かくすることによりボールの「シャープネス」を変化させることが できる。例えばスピンドルを鉛でつくるとコアは同じ全体の重量に対し小さくて よいものとなる。スピンドルのマスは垂直軸に集中される。かくするとボールが 打ち方が悪い時にはより誤差が多くころがってゆき正確なショットをより難しく することができる。 同じ理由で鋼またはアルミニウムの如きコア材料の下側密度を低くすることに よってコアのウエイトをより一層均等に分布させることができる。かくすると悪 いショットの場合にボールが誤差をもって転がる傾向を減少させることができる 。 従って各種の困難度に対応する異なるコア材料を用いることによって、種々の 「シャープネス」を持ったボールを製造することができる。このようにして一組 のボールを一緒にして販売することができ、プレイヤーはその技量の向上におい て順次の困難性のボールを選択して使うことができる。またシェルが2部分より なっているボールを作ることもでき、これはシェルを開くことにより異なる形の コアを交換することができる。しかしながら、この場合には粘性ある流体を再充 填する必要があり、そのための手間がかかることと周囲を汚染したりするのであ まり好ましくはない。 図2には本発明の第2実施例を示し、これは図1のボールの変形例である。こ の図において図1と同じ特徴の部分は同じ数字で示してある。 この第2実施例において、シェル3は2つの同心部分を有しており、すなわち 外側部分17と内側部分19とを有して成っている。内側部分は2つの半円形部 分21,23を有し、これらは接合部25においてスナップ嵌合機構(図示せず )により結合されている。 内側部分19は極めて円滑な内側表面を有している。コア9の外側表面も同じ く極めてスムースにつくってあるのでこれら2つの間には使用中極めて僅かな摩 擦しか生じない。 製造を容易にするためコアは内側部分19を流体9中に浸漬させて充填してカ プセル化する。次いでこの半成品をモールド機械内において、この内側部分上に 外側部分17をモールドして被着し、これにはくぼみを設けた外表面5を設け一 般のゴルフボールと同じような外観とする。しかしシェルをコアの周に完全に密 着した部分として構成することもでき、2つのカプセル部分を用いることなく流 体を入れることもできる。 図3Aないし3Cは第3実施例を示すものである。これは図1および図2の実 施例の変形であって、コアは複数個の微細な剛体の球27および液体29に置き 換えこれらはボールが休止中においてボールの内側の一部分を占めるようにして いる。グラウンド31上にボールが静止するときは、ボールの内容物はシェル3 の底部に位置し、図3Aに示す如く衝撃に備えて配列されている。 中心線に沿ってパター33によって通常の衝撃が加えられると、シェル3の内 容物27,29は矢印35,37で示すような衝撃の方向においてシェルの内側 において先ず上側に飛び上がり、次いで始めの数インチ(2.5cmの数倍)ボ ールと共に進行し図3Bに示す如く床面に沿って下側に滑り落ちる。摩擦力によ ってボールを遅くし、図3Cに示す如く矢印39,37で示すようにしてボール が転がってゆく。この時間において内容物は中空のシェルの内側表面に沿って転 がり、運動の方向に直角な水平軸に中心を有する円形リング41のような形状を 呈する。 この第3実施例の有利な効果を図4Aないし4Cによって以下に説明をする。 ボールが垂直軸の周において極く僅かなスライドを行うスピンをもって衝撃され ると、ボールの内容物は矢印43で示すようなこの側方のスピンを記憶し、“リ ング”41は側方スピン43の方向に傾斜する。次にこれはボールが転がってゆ く際その接触点でボールの移動にバイアスをかけ(図4Aの矢印45で示す如く )また図4Bの矢印47で示すようにして転がってゆく。これによると傾斜した 方向に向って転がってゆく側方スピンの効果を増幅する。結果として形成される リングの傾斜を図4Cに軸49をもって示してある。 図5は練習ゴルフボールの第4実施例を示し、これは外側シェル51の内側に 液体53によって懸吊される内側ボール50を有する。内側ボール50に対する 液体の密度は、内側ボールが外側シェル51内で自由で移動しうるようにする。 内側ボール50は中空であってその赤道部分にウエイト部材54を設けてあり 、さらにその片側あるいは内側ボール50の極の位置にバイアスウエイト55を 設ける。このウエイト部材54は環状リングの形態を有し、リングの側部56, 57間の空間によってゴルフボールの慣性特性を定める。この外側表面はほぼ球 形の曲率を有しており、その半径は内側ボールの半径に全体として対応せしめる 。 図5のゴルフボールは休止位置においてバイアスウエイト55が内側ボール5 0をしてバイアスウエイト55がボールの底部になるように方向付をし、またウ エイト部材が水平となるようにする。 図5のダイナミック特性を図6に示す軌跡図によって説明する。外側シェル5 1が正確に打撃される場合、すなわち正確にスクウェア状に衝撃される場合、こ の場合ボールは目標のホール58に入れようとして打撃された場合であるが、赤 道上部分54は衝撃の方向に沿ってフリップ動作を行う。バイアスウエイト55 は垂直面に沿って衝撃方向に対し円形の通路を描いて進み矢印Aのように正しい 方向に進んでゆく。 ゴルフボールがスクウェアを外れた方向に打撃された場合、すなわち例えば下 側向きに打撃されるとスピン成分がボールに加えられる。これはバイアスウエイ トを垂直面以外に必張る作用を行い、これによってバイアスウエイト55は垂直 面を外れて転がる。その結果ゴルフボール51は矢印Bで示すような円弧状の軌 跡を通る(これはボールがクラブフェースをオープンにして衝撃された場合)ま たは矢印Cで示す如くの軌跡を通る(これはボールがクラブフェースをクローズ にして衝撃された場合)。赤道上部材54はその縁部がバイアスウエイト55と 共に転がってゆき連続的に一方の側部を引張るような作用をする。 図6には他の可能性ある軌跡を示している。クラブフェースをスクウェアにし てボールを衝撃しているが、ボールを衝撃の際押し出した場合、すなわちこの場 合には矢印Dで示したような軌跡を通る。クラブフェースをスクウェアにしてボ ールを打撃しているが、ボールを衝撃の際に引張る動作をした場合に生ずる軌跡 は図6の矢印Eに示す如くとなる。 本発明の範囲内で上述の実施例の変形例または他の変形例は何れも本発明の請 求の範囲に含まれること当業者により明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9312905.4 (32)優先日 1993年6月22日 (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV,MG ,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SK,UA,US,UZ,VN (72)発明者 チャン ヴェン リン シンガポール国 シンガポール 2159 パ イン グローヴ 10―58 ブロック 1 エヌ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.スポーツまたはゲームの練習用ボールであって、ボールへの衝撃(インパク ト)またはストロークの効果を増幅し、誇張するための慣性(イナーシャ)手段 を内蔵するシェル(外殻)を有し、前記慣性手段は、前記シェル内で自由回動し うるほぼ球形のコアを有してなり、このコアは、コアとシェル間が比較的に緊密 に適合するようにシェル内に配置してあり、これらの間に流体層を設けてなる練 習用ボール。 2.ボールの1つ以上の動態に応じた所望の効果に応じて、コアとシェルとの間 に全質量を分布させた請求項1記載の練習用ボール。 3.コアがシェルよりも大なる質量(マス)を有する請求項1または2記載の練 習用ボール。 4.コアの平均密度を、流体の平均密度とほぼ等しくした請求項1,2または3 記載の練習用ボール。 5.流体が内側ボールを包囲しているが、内側ボールの内側には殆ど流体が存し ないようにした請求項1ないし4の何れか1項記載の練習用ボール。 6.コアがスピンドルの内側部分を有する請求項1ないし5の何れか1項記載の 練習用ボール。 7.前記スピンドル部分は、その一端にウエイトを設け、ボールの静止中にはス ピンドル部分が垂直に立った位置となる如くした請求項6記載の練習用ボール。 8.ボールの静止時に、スピンドル部分が10秒以内に上向きに立った状態とな るようにウエイトを設けた請求項6記載の練習用ボール。 9.コアは、コアの赤道領域に配置されるほぼ環状の部材と、赤道領域より離れ て位置するバイアス ウエイトを有してなる請求項1ないし8のいずれか1項記 載の練習用ボール。 10.ボールの静止時には、バイアス ウエイトがシェルに対して最下位置となる ようにバイアス ウエイトをコアの極に相当する個所に設け、ほぼ環状の部材を その主要面がほぼ水平となる如くした請求項9記載の練習用ボール。 11.前記流体を液体とした請求項1ないし10項記載の練習用ボール。 12.前記液体を水よりも粘性の大なるものとした請求項11記載の練習用ボール 。 13.前記液体を水力学的流体とした請求項11または12に記載の練習用ボール 。 14.ボールへの衝撃(インパクト)またはストロークの効果を増幅または誇張す る慣性手段を内蔵するシェル(外殻)を有するスポーツまたはゲームの練習用ボ ール。 15.慣性手段が流体を有し、かつシェル内に少なくとも1つの固形部材を有する 請求項14記載の練習用ボール。 16.慣性手段が、相互に作用しない流体の混合物、流体と固形体の混合物、また はシェル内で移動しうる固形体を有する請求項14または15記載の練習用ボー ル。 17.少なくとも1つの固形体は、シェル内に自由回転するコアを有する請求項1 5記載の練習用ボール。 18.コアが閉構造の内側ボールである請求項17記載の練習用ボール。 19.内側ボールは、シェルより流体で分離され、シェルに比較的に緊密に適合す るものである請求項18記載の練習用ボール。 20.前記ボールは、コアの赤道領域に配置されるほぼ環状の部材と、この赤道領 域より離れて配置されるバイアス ウエイトを有する請求項17ないし19記載 の練習用ボール。 21.バイアス ウエイトはコアの極領域に配置されていて、ボールが静止状態の ときバイアス ウエイトはシェルに対し一番下側の位置となり、ほぼ環状の部材 はその主表面がほぼ水平となる如くした請求項20記載の練習用ボール。 22.少なくとも1つの固形体は、シェル内にルーズに配置される少なくとも1つ の固形物である請求項15または16記載の練習用ボール。 23.シェル内に複数の固形体を配置した請求項22記載の練習用ボール。 24.複数の固形体は、粉体、砂、微細な固形体、金属屑またはボール ベアリン グまたはこれらの混合物である請求項23記載の練習用ボール。 25.ゴルフボールの形状・寸法とした請求項1ないし24の何れか1項記載の練 習用ボール。 26.シェルが2つの同心部分を有する請求項1ないし25のいずれか1項記載の 練習用ボール。 27.シェルが、2つの互いに嵌合した内側部分と、モールドした外側部分とを有 する請求項26記載の練習用ボール。 28.前記ボールがそれぞれコアを有する前記請求項の何れかに記載のボールの組 (セット)であって、少なくとも2つのボールのコアの対応部分は、異なる材料 よりなるが、異なるウエイトを付して形成されている組のボール。 29.請求項1−13、19または19に従属する請求項の何れかに記載のボール の製造方法であって、コアを流体の表面下としてシェル内に包囲させる製造方法 。 30.コアを包囲した後、外側部分内にシェルを含むようにした請求項29記載の 方法。
JP6510834A 1992-10-30 1993-10-29 練習用ボール Pending JPH08502676A (ja)

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GB9222818.8 1992-10-30
GB929222818A GB9222818D0 (en) 1992-10-30 1992-10-30 Practice ball
GB929225632A GB9225632D0 (en) 1992-10-30 1992-12-08 Practice ball
GB9225632.0 1992-12-08
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