JPH08500942A - デジタル復調装置 - Google Patents

デジタル復調装置

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JPH08500942A
JPH08500942A JP5509448A JP50944893A JPH08500942A JP H08500942 A JPH08500942 A JP H08500942A JP 5509448 A JP5509448 A JP 5509448A JP 50944893 A JP50944893 A JP 50944893A JP H08500942 A JPH08500942 A JP H08500942A
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    • HELECTRICITY
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    • HELECTRICITY
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  • Power Engineering (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Measuring Frequencies, Analyzing Spectra (AREA)

Abstract

(57)【要約】 変調された周波数、変調されたパルス幅、およびその他の一時的に変調された信号のためのデジタル復調装置は、標識検出器(14)を使用し、変調信号の零交差を判別する。零交差間の期間は、少なくとも1つのゲート回路(16、18)ならびに零交差に応答してゲート回路によって制御される高速クロック(20)からのクロックパルスをカウントする少なくとも1つのカウンタ(22、24)により判別される。期間情報は、数値プロセッサ(12)、または信号プロセッサ(12’)またはデジタルからアナログへの変換器(12”)による復調信号に変換される。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 デジタル復調装置 関連出願の相互参照 本出願は、1991年11月20日に提出された出願連続番号07/794,1 50の一部継続出願であり、1992年6月18日に出願された出願番号07/ 900,367である。 発明の分野 本発明は、一時的に変調された特徴を有する信号を検出し、復調するための方 法および装置に関し、特に周波数変調信号に関する。 従来の技術 周波数変調(FM)では、一定の振幅および周波数を持つ正弦波搬送信号は、 低い方の周波数および変化する振幅を持つ入力信号によって変調される。それに より、FMは、振幅が一定で、周波数が入力信号に応じて変化し、偏差帯域と呼 ばれる特定の周波数範囲内にある出力信号を作成する。特に、入力信号の瞬間的 な振幅は、搬送周波数ωcの瞬時周波数ω(t)での変化dωに直線状に変形さ れる。入力変調信号を出力変調信号から回復するには、周波数の復調をFM復調 装置を用いて実行しなければならない。 FM復調装置は公知で、比検出器、Foster Seeley弁別器、位相 同期ループ検出器、パルスカウント検出器、および直角位相検出器、コインシデ ンス検出器から成る。これらの復調装置は−−アナログ装置として実現されるの か、デジタル装置として実現されるのかには関係なく−−データを後処理段階に 渡し、最終的には出力増幅器に渡す。 例えば、Heathkit AJ−1510デジタルFMチューナは、周波数 変調信号を復調するためにデジタル判別技法を利用する。弁別器は、パルスポジ ション変調型で、誘導子もダイオードも使用せず、再トリガ可能単安定マルチバ イブレータおよび演算増幅器という2つの集積回路を具備する。再トリガ可能単 安定マルチバイブレータでの入力信号によって、それは一定時間期間での状態を RCネットワークによって決定されるように変化し、IF率の約半分で生成され る一定幅と振幅を持つパルスのシーケンスを提供する。各パルスが零交差事象を 表す。信号情報は、一定のIF周波数からの零交差パルスの周波数内での偏差と して表される。 FM復調装置のパルス積分型では、周波数変調信号は、一般的に、増幅され、 「厳しく制限」され、FM信号の零交差と同じように零交差を間隔をあけて配置 する方形波を作成する。方形波は、その後で、変調入力信号の零交差ごとに1パ ルスとなる一定の幅と振幅のパルスのシーケンスに変換される。各パルスは)積 分(またはフィルタ処理)され、その後で変調入力信号情報を再生するために微 分される。 零交差ごとにトリガされる単一単発マルチバイブレータを利用するパルス積分 復調装置がある。ただし、マルチバイブレータの内部遅延が操作周波数が増加す るにつれて高周波数信号の期間に近づくため、高周波数操作の間に回復時間の問 題が発生する。 パルス積分復調装置の別の形式では、周波数変調信号のソースが第一信号経路 および第二信号経路によりコインシデンス検出器に連結されている。第一信号経 路および第二信号経路は、コインシデンス検出器が、パルス幅が第一の信号経路 と第二の信号経路の間の信号遅延における差異によって決定される、一定幅の一 連のパルスを具備する出力信号を提供するように、不均衡な信号遅延特性を有す 。低域通過フィルタがコインシデンス検出器に連結され、一連の一定幅のパルス により表される信号変調を回復する。ただし、この形式のパルス積分器は、適用 される信号パルス列で充分に正確な積分を実行するその能力を弱める積分ネット ワークの非直線性による操作上の短所を示す。 周波数変調(FM)、パルス幅変調(PWM)、またはその他の一時的に変調 された信号を復調するために、装置および方法が提供される。変調信号情報は、 アナログからデジタルへの変換器を利用せずに、変調信号から数値情報として抽 出される。例えば、FM信号を復調するには、高利得段が入信FM信号に適用さ れ、方形波の対応するシーケンスを作成する。方形波の零交差間の期間は、正確 に測定され、高速クロックおよび少なくとも一つのカウンタを使用して数値で表 記される。それから、数値期間情報は、期間測定値のシーケンスを高い信号対雑 音比の復調信号に変換する役割を果たす信号プロセッサに提供される。 受信されたFM信号がローカル発振器信号によってヘテロダインを発生させ、 その結果生じるFM中間周波数(IF)信号が「厳しく制限」され、零交差を検 出するための標識検出器に提供される方形波のシーケンスに実質上類似する厳し く制限されたFM IM信号を生み出す。実施例においては、ローカル発振器信 号の周波数が、比較的低いFM IF周波数を出すために選択される。標識検出 器は、それぞれのゲーティング回路が各パルスカウンタおよびクロックに連結さ れている一対のゲーティング回路に連結されている。ゲーティング回路は、厳し く制限されたFM IM信号の瞬間標識に応じて交互に使用可能となる。それぞ れのサンプルゲーティング回路は、使用可能な場合、クロックから各パルスカウ ンタまでのクロックパルスのシーケンスを提供する。各パルスカウンタは、厳し く制限されたFM IM信号の例交差間の期間を表す各カウント値を記憶する。 前述の要素がまとまって1つのデジタル弁別器を構成する。ある実施例では、デ ジタル弁別器のカウンタに接続されている数値プロセッサが、変化する各カウン ト値に応答し、実時間でオリジナルの変調入力信号を再構築する。数値プロセッ サは、信号に対し、加重、スケーリング、インパルス応答フィルタ処理、ウィン ドウ処理、および補間/10分の1の除去を含む計算を行う。クロックの速度を 速めると、最高カウント回路の最大解像度まで再構築された変調信号の解像度が 改善される。その後のデジタルフィルタ処理により、高周波数構成要素を効果的 に排除する低域通過フィルタ機能が提供される。 本発明のデジタル復調装置は、デジタル処理の直線性を利用し、優れた性能を 提供する。本発明の復調方法は、低レベルの信号のみを必要とし、最小のノイズ しか起こさないため、結果的に総ノイズレベルは低くなり、高信号対雑音比が達 成される。その結果、本発明の復調装置は、より容易に弱い信号を受信すること が可能で、密集した都会の中心においてのみならず周辺の受信地域でも現在は共 通する問題点である「ドロップアウト」を被る機会が少なくなる。また、本発明 は、受信信号の増幅の必要性を削減し、それにより信頼性および受信品質が向上 する。したがって、指定レベルの伝送力で、より広い伝送範囲が可能になる。1 つの潜在的な製品の領域は、衛星放送の応用例にある。つまり、本発明の方法を 受信機内に利用すると、より小型のアンテナを使用できる。さらに、本発明は、 現在利用可能な比較的安価な構成部品を使用して実行可能である。また、本発明 は、既存の変調規格との一貫性を持ち、連携しているので、本発明は実際に現在 設置されている伝送装置のベースの価値を上げる。本発明は双方向無線、セル式 電話、およびFM放送応用例に具備されると役立つが、本発明は特殊な周波数バ ンドまたは特定の応用例に限定されるものではない。 本発明の復調方法および装置は、従来のFM復調回路構成によって付加される ノイズのレベルと対照的に、わずかばかりのレベルのノイズを伝える。 本発明の別の実施例では、線形カウントスケーリング方法より優れた性能を示 す、いわゆる「逆数適合カウントスケーリング」方法が利用され、性能は最小自 乗適合、非線形カウントスケーリング方法に関して優れている。このように性能 が改善されることにより、スケーリング精度が大幅に高く、総高周波歪みが低く 、信号対雑音比が優れた概算信号が提供される。実際、逆カウントスケーリング 方法は、厳密に分析的な解決策を提供し、この種のシステムで達成可能なもっと も正確かつ最適な結果を保証する。 図面の説明 本発明は、添付の図面に関連して行われた説明からもっともよく理解されるで あろう。 図1は数値プロセッサと連携するデジタル弁別器のブロック図である。 図1Aは信号プロセッサと連携するデジタル弁別器のブロック図である。 図1Bはデジタルからアナログへの変換器と連携するデジタル弁別器のブロ ック図である。 図2は図1、1Aおよび1Bの回路で使用可能な種類のデジタル弁別器の概 要図である。 図3は図1の数値プロセッサにより実現されるプログラムのフロー図である 。 図3Aは逆数適合カウントスケーリングを具備するプログラムのフロー図で ある。 図3Bは逆数適合カウントスケーリングおよびウィンドウ機能を具備するプ ログラムのフロー図である。 図3Cはバウンドチェックルーチンおよび二次適合を具備するプログラムの フロー図である。 図4は元のカウント値に対して二次非線形項で増加したスケーリングおよび 加重を行った値のプロットだけではなく、元のカウント値に対する線状にスケー リングおよび加重を行ったカウント値のプロットである。 図5は元のカウント値に対して、線状にスケーリングおよび加重を行ったカ ウント値と二次非線形項で増加したスケーリングおよび加重を行ったカウント値 との差のプロットである。 図6は元のカウント値に対する逆数適合カウント値のプロットだけではなく 、元のカウント値に対する二次非線形項で増加したスケーリングおよび加重を行 った値のプロットである。 図7は元のカウント値に対して、二次非線形項で増加したスケーリングおよ び加重を行ったカウント値と逆数適合カウント値との差のプロットである。 図1を参照すると、数値プロセッサ12と連携したデジタル弁別器10が示さ れている。デジタル弁別器は、FM IM信号の瞬時周波数が関連する変調信号 の瞬間的な期間に反比例するという事実を利用することにより、関連する変換信 号を回復するために、零交差検波および「厳しく制限された」FM IM信号の 期間測定を利用する。 判別は、「厳しく制限された」信号を標識検出器14に適用することにより達 成される。厳しく制限された信号を形成するには、入力信号は、増幅されてから 、基本的に方形波となるものを提供するために切り詰められる。標識検出器14 は、FM IM信号の対応するそれぞれの半サイクルに沿って瞬間的な陽性を確 認し、それによって各零交差の瞬間を限定する。零交差間の期間は、各零交差の 瞬間に関する情報をゲーティング回路16および18に提供することにより判別 される。ゲーティング回路16および18は、符号検出器14によって提供され る厳しく制限されたFM IM信号の瞬間的な標識に従って、交互に、使用可能 または使用不可になる。各サンプルゲーティング回路は、使用可能な場合、クロ ック20から各パルスカウンタ16または18までのクロックパルスのシーケン スを、他のパルスカウンタ18または16が使用可能になるまで、提供する。零 交差間のクロックパルスの短いシーケンスは、大きな変調信号振幅に対応するが 、システムクロックパルスの長いシーケンスは小さな変調信号振幅に対応する。 クロックパルスの各シーケンスが、各カウンタ22または24により積分され、 FM IM信号の半サイクルという期間を表すカウント値を提供する。カウンタ 22および24は、アナログデバイスによる2101デジタル信号プロセッサな どの商業的に利用可能なデジタル信号プロセッサを使用することもできる数値プ ロセッサ12に、カウンタ値を交互に提供する。 図1Aに示される代わりの実施例では、カウンタ22および24が、少なくと もデジタルからアナログへの変換を実行可能な信号プロセッサ12’に、交互に カウント値を提供する。信号プロセッサの出力は、使用に適した復調信号である 。 図1Bに示される別の実施例では、カウンタ22および24が、デジタルから アナログへの変換器(DAC)12’’にカウント値を交互に提供する。 図2を参照すると、図1の弁別器10の実施例が説明されている。厳しく制限 されたIF MF信号が変圧器28の主要な巻線に適用される。この変圧器の段 は、先行する回路段に必要とされるインピーダンスの整合を提供し、後続の段に dc減結合または抑止を提供する。変圧器28の第二巻線の真中のタップは、D C参照電圧を提供するために、回路供給電圧の中間点で参照電圧ソース29によ ってバイアスをかけられる。参照電圧ソース29は、変圧器28の二次巻線を横 切って作成された反対に同期された電圧がそのあたりで対称的となる電圧レベル を設定する。これらの反対に同期された電圧は、変調IF FM信号の零交差に 対応するゼロ軸交差を表す。変圧器28からの信号30は、小さな信号ダイオー ド31−36により振幅が限定され、抵抗体とコンデンサのペア、38、40お よび42、44によって低域通過フィルタ処理が施される。この限定され、フィ ルタ処理された信号46が、コンパレータ48の反転入力端および非反転入力端 に差動方式で適用される。正のフィードバックをそれぞれ抵抗体50および52 を経由してQおよびQ出力から適用することにより、切替えヒステリシスが提供 るゲートパルスを作成する。このゲートパルスは、NANDゲート54および5 6のそれぞれでの入力の内の一つに適用される。クロック58は、NANDゲー ト54および56の他の入力に同様に適用される高周波数クロックパルスのソー スを提供する。NANDゲート54および56の結果的な出力は、多くのサンプ ルクロック期間がゲーティングパルスの幅に正比例する、複数のサンプルクロッ の一つの入力に適用され、この信号は、信号反転のためインバータゲート66お 信号で組み合わせてORされてから、カウンタ70と72およびカウンタ74と 76のクリア入力に適用される。カウンタクリア動作は、コンパレータ48のQ 用のREAD動作の間に発生する。UPカウンタ70−76が、コンパレータ4 のカウンタ段のクロック入力に適用されるクロックの遷移をカウントする。各カ ウンタは、その後で、反対のカウンタ「UP」のカウント期間中にクリアされる 上り縁での対応する8ビットラッチにラッチされる。これにより、データは、情 報が次に有効なクリア信号の間にカウンタからクリアされる前にラッチされる。 「カウント値」という形式での期間情報は、その後交流ベースの各カウンタから 読み出される。データは、数値プロセッサ12(図1)、信号プロセッサ12’ ータバスによって利用される。 それから、低域通過フィルタ処理を使用して、帯域内ノイズを削減し、残留量 子化ジッタを取り除くために使用できる。使用されるフィルタは、直接形式(D F)フィルタ、有限インパルス応答(FIR)フィルタ、および無限インパルス 応答(IIR)フィルタを実現したものを具備するが、それらに限定されるもの ではない。例えば、直接形式フィルタは、次の形をしている。 ここでは、フィルタ出力A(x)は、過去の出力A(x−k)がIIR係数ak と合成され、過去の入力がFIR係数bkと合成される帰納ステップの結果であ る。 例えば、下位(例えば、5−10個のゼロおよび極の)IIR Butter worthフィルタを、DAC段12への信号の出力の直前に、実時間で信号テ ンプレートに適用することができる。Butterworthフィルタ処理技法 は、その並外れて平坦な通過帯域応答のため選ばれ、そのデジタルの具現化で真 の「れんが壁」型フィルタに類似する。 さらに、フィルタ処理を行う前にカウント値の加重およびスケーリングを実行 するのが望ましい場合もあり、このような加重ならびにスケーリングは、当業で 明かなように、サンプルアナログ回路構成を使用して適切に実行することができ る。 図1の数値プロセッサ12をここで説明する。デジタル信号処理(DSP)チ ップの到来により、実時間DSPの発展が可能になった。DSPに特殊なチップ セットの前には、従来のフォンノイマン型プロセッサの処理速度のため、その実 時間デジタル信号処理への応用が行えなかった。現在のDSPマイクロプロセッ サは、通常、「ハーバードアーキテクチャ」をベースにしている。ハーバード型 アーキテクチャとフォンノイマン型アーキテクチャの重要な違いは、ハーバード アーキテクチャチップ内ではデータバスと命令バスが別個である点である。この バス機構により、データとプログラムメモリの同時フェッチが可能になる。 DSPチップ技術におけるもう一つの重要な刷新点とは、いわゆる単一サイク ル命令セットである。この機能により、DSPチップ内の一つ一つの命令が、大 部分の非DSPプロセッサでは一般的であるマイクロコード内でではなく、アー キテクチャ自体の一部としてDSPチップの命令セットを実現することにより引 き起こされる1クロックサイクル内で実行できるようになる。 さらにDSPプロセッサの処理速度を改善するために、チップの製造業者は、 ハーバードアーキテクチャデバイスに平行機能およびパイプライン機能を付加し た。平行とは、一度に複数の動作を実行する単独処理装置の機能のことを指す。 例えば、入信データのアドレスがシフタスタックの中に格納され、次のプログラ ム命令が同時に命令スタックからフェッチされている間に、データは、平行入出 力ポートを経由して平行データバスから読み取られることがある。逆に言えば、 過去の結果をデータ処理ステップの間にプロセッサの直列ポートからDACに伝 送することも可能である。DSPプロセッサ内での平行の優れた「疑似コード」 の例は、次のとおりである。命令をフェッチする。次の命令のアドレスを計算す る。1度または2度のデータ転送を実行する。1つまたは2つのデータポインタ アドレスを更新する。および計算を実行する。このすべての単一サイクル内で行 われる。 「パイプライン処理」とは、プロセッサ内の最初の演算の結果(複数の場合が ある)が、データはプログラムステップを経由して移動しなければならないとい う追加要件を満たさなくても、第二の演算に対する入力(複数の場合がある)と して即座に利用可能であるプロセスを指す。例えば、シフタ演算の結果は、乗数 アキュミュレータセクションに対する入力として直接使用されることがある。こ のような関係においては、パイプライン処理は1レベルだけ深いと考えられる。 未来のプロセッサは、おそらく複数レベルのパイプライン処理を可能とするであ ろう。これらの新奇なものにより、DSPチップは、以前に考えられていたより はるかに高速に大量のデータを処理できるようになり、実時間データ処理を現実 のものとした。 本発明に従って、数学的に等しいステートメントを実行するために計算上最適 な順位を選ぶことにより、さらに計算上の効率が得られる。動作の順序は通常算 術では関係ないが、計算速度には大幅に影響を及ぼす。例えば、 (付加、それから乗算)=(乗算、それから付加) (A+B)*(C+D)=AC+AD+BC+BD 両側とも数学的には同一であるが、左半分が2回「付加」し、1回「乗算」す るのに対し、右半分は3回「付加」し、4回「乗算」するので、計算上のオーバ ヘッドでは大きな差が出る。 数値プロセッサ12により実行される命令は、きわめて効率のよい方法で計算 を実行するために前述の効率のすべてを利用するので、追加の命令を実行するた めの余分な時間が提供される。さらに、詳細において利用可能になる可能性があ る数値プロセッサ12の性能を強化するためのあらゆる新規の手段は、本発明の 装置および方法の性能の強化にも役立つであろう。さらに、本発明の装置および 方法は、特定の数値プロセッサや特定のDSPに限定されるものではない。 図1の数値プロセッサ12は、カウンタ23、24から零交差間隔の情報を受 け取り、後述するように、変調振幅情報を回復するために継続的な間隔値に対し て、微分プロセスを実行する。正弦波には2つの零交差事象があるので、瞬時周 波数値F(t)は、連続する零交差事象間の期間の2倍の逆数を取ることによっ て、回復することができる。したがって、 F(t)=1/(2*T(t)). (1) 零交差期間T(t)は、(量子化の範囲内で)以下によって指定される。 T(t)=N(t)*Tclock' (2) ここでは、”N(t)”は、指定零交差期間内の「カウント」、つまりクロック パルスの数で、”Tclock”は、クロックの期間、つまりクロックパルス間の時間 である。パルスカウントプロセスにおける不明確さのために、量子化エラーe( t)が存在する。クロック期間中、実際の零交差は、以下からの時間内の任意の 時点で発生し、 T=(N−0.5)*Tclock to T=(N+0.5)*Tclock' 以下の零交差の厳密な瞬間についての知識の不明確さe(t)を示す。 e(t)=±0.5*Tclock' (3) したがって、デジタル化プロセスの精度は、クロックの周波数に依存している 。 Fclock=1/Tclockなので、クロック速度”Fclock”が増加すると、指定の 測定における不明確さが減少する。典型的なシステムクロック速度は、等式(3 )から計算されるように、不明確さ±10ナノセカンドを生じる結果となる。理 想的な量子化エラーの確率の密度関数は対称的なので、e(t)での平均エラー はゼロである。また、標準偏差は、不明確さe(t)のrms値でもある、約0 .29*Tclockである。e(t)のrms値は、デジタル化が原因の信号ノイズ の基準として考えることもできる。例えば、零交差間の最大期間が256量 子化増分を使用して量子化されるなら、ピーク信号対rms対雑音比は、0.4 %、つまり約48dbとなるであろう。 量子化増分、つまり零交差期間内で適合するクロックパルスの実際の数は、偏 差周波数(DF)帯域幅の限度内にとどめられる。零交差期間の幅は、単に、量 「IF周波数±DF周波数」の2倍によって割ったクロック周波数である。した がって、デジタル化されたサンプルにおけるクロックパルスの最大数は、以下に よって指定されるが、 Nmax=[2Tclock (IF+DFmin)]-1. (4) デジタル化されたサンプルのクロックパルスの最小数は、以下によって指定され る。 Nmin=[2Tclock (IF+DFmax)]-1. (5) デジタル化が行われた後の解像度幅を判断するには、以下を得るために、等式( 4)から等式(5)を差し引く。 DN=Fclock*DF/(IF2−DF2). (6) 実際のカウントNは、カウンタ段70−76内の2進化10進数として表され、 ラッチ80−82を通って数値プロセッサ12の中に転送され、”n−ビット” という解像度となる。1ビットのエラー期間e(t)の範囲内に有効な実際のサ ンプル解像度nは、次によって指定され、 n=Log10(DN)/Log10(2)=3.32Log10(DN) (7) Nyquist帯域幅での完全な正弦波RMS信号対RMS雑音比は、以下によ って指定される。 SNR=6.02n+1.76dB=20 Log10(DN)+1.76 dB. (8) 数値プロセッサ12に提供されるカウント値は、後述するように、スケーリン グおよび加重が行われ、数値プロセッサの完全なn−ビット範囲を利用する。次 に、長方形のウィンドウまたは例えばデータフィルタ処理ならびにデジタル量子 化エラーの予備的な処理を行うためのHammingウィンドウを使用するパル ス平均化のための「ウィンドウ処理」プロセス、およびデータを特殊な周波数帯 域に制限するため、ならびにノイズを除去することにより信号対雑音比を改善す るための低域通過フィルタ処理のプロセスの内の1つまたは複数が使用される。 このようにして数値プロセッサ12によって処理されるデータは、その後で、デ ジタルからアナログへの変換器(DAC)に提供される。 カウント値のスケーリングおよび加重は、以下の等式により左右される。 A(i)=a*N(i)+b (9) ここでは、aとbは、それぞれスケーリング定数と加重定数で、N(i)は零交 差”i−1”と”i”の間の”i”番目の時間期間カウント値を表し、A(i) は”i”番目にスケーリングおよび加重を行ったカウント値である。カウンタ2 2および24によって提供される入信2進パルスカウントデータN(i)を考え れば、システムは等式(9)を実現し、「数」A(i)と比例し、つり合った電 圧がDACに出力されるという意味で、FM IF信号の完全な復調を行う。 定数aおよびbは、全面的な正(FSP)DSPプロセッサ値および全面的な 負(FSN)DSPプロセッサ値を使用して見つけられる。FSP値およびFS N値は、例えば16ビットの65,536のような「完全な範囲」のn−ビット 値により決定されるため、2の補数の2進表記で表現され、FSPは(完全な範 囲)/2−1に等しく、FSNは−(完全な範囲)/2に等しくなる。したがっ て、aとbは以下によって指定され、 FSP=a*Nmin+b (10) および FSN=a*Nmax+b)、 (11) したがって a=(FSP−FSN)/(Nmin−Nmax) (12) および b=FSP−[(FSP−FSN)/(Nmin−Nmax)]*Nmin. (13) 単純なパルス平均化が使用されると、いわゆる幅Mの長方形の平均化ウィンド ウが、スケーリングおよび加重を行ったカウント値A(i)上をスライドする。 ここでは、Mは平均化ウィンドウ内のカウント値の数で、Mカウント値は、最後 のMカウント値上でスケーリングおよび加重を行った平均的なカウント値A(j )を提供するためにともに平均化される。値A(j)は、ウィンドウをA(i+ 1)に1カウント足した値分進めることにより、A(i)ごとに作成可能である か、あるいは値A(j)は、データ転送率を引き下げ、それによって他の変算に より多くの時間を残せるように、n番目のカウント値A(i+n)ごとに作成す ることができる。実施例では、M=2およびn=2であるため、ウィンドウは2 つのカウント値を含み、一度に2カウント値分進むことにより、データ転送率を 半減する。nおよびMの他の組み合わせも使用することができる。スケーリング および加重を行った平均的なカウント値A(j)は、以下によって指定され、 A(j)=(1/M)*SUM(A(i))、 (9b) ここでは、A(i)は等式(9)により指定され、i=h、h−1...h−( M−1)となり、hは現在のカウント値A(i)の指数である。 前述したところの単純なウィンドウ平均かなどのウィンドウ機能は、入信デー タをあらかじめ調整するために使用される。例えば、他の一般的なウィンドウ関 数は、通常はスライド式ウィンドウ内である種の係数の効果の重視をやめるため に役立つが、ウィンドウ内のその他の型の効果は増強するHamming型また はVon Hann型である。Hammingウィンドウ係数WH(n)は、次 の形をとり、 WH (m)=0.54(1-0.85l9cos(2pi*m/(M−1))) (14) Von Hannウィンドウ係数WV(n)は、以下により指定され、 Wv(m)=0.50(1−cos(2pi*m/(M−1)))、 (15) m=1...Mとなり、Mhaウィンドウ内のカウント値A(x)の数である。 例えば、M=3、WH(m)=[a,b,c]の場合、a、b、およびcは、等 式(14)に従って計算された定数である。ウィンドウは、1または2以上のカ ウント値分進み、進むたびに、配列WH(m)とウィンドウ内の値の配列の内積 が計算され、スカラー量をもたらす。データ転送率を引き下げるためには、ウィ ンドウは、進むたびに2以上の値分進むことができる。HammingまたはV on Hann型ウィンドウ関数は、前述した単純な長方形ウィンドウの平均化 機構に加えて、またはその代わりに使用することができる。 次に、本発明の方法は、帯域内ノイズを削減するため低域通過フィルタ処理を 利用し、残留量子化ジッタの障害を取り除く。前述したように、使用されるフィ ルタは、直接形(DF)、有限インパルス応答(FIR)、および無限インパル ス応答(IIR)で実現されたフィルタを具備するが、それらに限定されるもの ではない。例えば、直接形フィルタは次の形をとり、 ここでは、フィルタ出力A(x)は、過去の出力A(x−k)がIIR係数ak と合成され、過去の入力はFIR係数bkと合成される。 現在の実施例では、下位(例えば、5−10個のゼロと極の)IIR But terworthフィルタが、DAC段への信号出力の直前に、実時間で信号テ ンプレートに適用される。Butterworthフィルタ処理技法は、その並 外れて平坦な通過帯域応答のために選ばれ)そのデジタル具現化で真の「れんが 壁」型フィルタに類似する。 要約すると、図3は、図1の弁別器10により数値プロセッサ12に提供され るカウント値のシーケンスを変形するために使用されるプロセスのシーケンスを 例証する。値Nは、最初に加重およびスケーリングが行われ(90)、その後で ウィンドウ平均化され(92)、それによってそれ以降の計算に渡されるデータ の転送率を引き下げる。実施例では、Hamming変形またはVon Han n変形(94)のようなウィンドウ変形技法が使用される。それから、データは 、DACステップ(98)に導入される直前に、低域通過フィルタによりフィル タ処理される(96)。 フィルタ処理の前にカウント値の加重とスケーリングを行うのが望ましく、こ のような加重とスケーリングの処理は、当業で周知のように、単純なアナログ回 路構成を使用し適切に実行することができる。 零交差間隔を測定するためのクロック速度は、歪みを最小限にとどめるために 、検出された最高音声周波数のNyquist速度の通常少なくとも8倍の速度 となるのが好ましい。 等式(1)の零交差期間T(t)は、カウントサンプル量子化の不明確さ、つ まり1クロック期間(例えば、約100ナノセカンド)の範囲内で等式(2)に より指定される。 復調する信号内でのノイズがある場合にさらに性能を改善するために、いわゆ る「抑制チェック」ルーチンが使用される。本発明の復調装置では、ノイズはカ ウントの異形として自らを表す。これらのカウント異形は、範囲NminからNmaX の範囲に該当する「帯域内ノイズ」を含めた完全な範囲のカウント値で発生する 。 このノイズにより引き起こされる問題を避けるために、数値プロセッサが抑制 チェックルーチンを実現し、そのルーチンが入信零交差カウントデータを通して 解析を行い、Nmin以下のデータがあるかどうかテストし、Nmax以上のデータが あるかどうかテストすることにより、NminからNmaxの範囲外に該当するデータ を識別する。任意の値がNminからNmaxの範囲外に該当するなら、それには対応 する極値、つまりFSN点またはFSP点での値が代入される。例えば、抑制チ ェックルーチンは、期間測定のステップ124の後に発生するステップ126と して、図3で示されている。ステップ128−136は、後述するように 、多項式の曲線適合方法でのそれ以降のステップを例証する。 等式(9)の線形の一次推定では、デジタル化された零交差サンプルが、デジ タル信号プロセッサ(DSP)などの数値プロセッサに入力される。ここでは、 これらはDSPの完全なn−ビットの範囲なを利用するために「カウントスケー リング」を受ける。等式(9)は、入信2進カウントデータと組み合わされ、信 号復調評価プロセスを表す。 図4は、等式(9)のプロットである。ここでは、Fclock=40 Mhz)I F=100 Khz、DFmax=20 Khz、FSP=−FSN=32760 であるため、Nmax=250およびNmin=166となる場合のパラメータである a=−780およびb=162,240である。また、N(i)=208では、 A(i)=0となる。ここでは、N(i)=208は「線形」IFとして参照さ れる。 等式(9)は、直線の等式で、等式(1)は逆関数の等式である。非常に短い 地域では、直線は充分に曲線を形作ることができる。ただし、ここで包含される 数の範囲は大きく、「線形適合」が適合の範囲の端点、つまりNminとNmaxの間 においてのみ優れた性能となり、この範囲の真中、つまり線形IFでは不十分な 性能となる可能性があることを示唆している。これは、N(i)が100 Kh z、IFに対応する場合にA(i)の値での適合を調べることによりテスト可能 である。IFでは、DF=0となり、零交差期間の幅は単に「IF周波数+DF 周波数」の量の2倍により割られたクロック周波数なので、N=200となる。 ただし、N=200の状態で等式(9)を解く上では、A(i)=6240で、 A(i)の値は約10%のエラーを伴う間違った応答を示す。このエラーは、線 形IFエラーについての信号の評価がほとんどの原因で引き起こされる。 ここでは、線形適合の不一致という前述の問題点に直接取り組み、解決する多 項式曲線適合方法を説明する。このアプローチは、等式(1)により指定される 形の関数と結びついた動作に非常に近くなる。 FSP値、FSN値、および中間値は、「最小自乗」という意味で等式(1) の式に「もっとも近い」線形等式となる係数で、二次非直線を作成するために使 用される。範囲NminからNmaxまでに範囲内でデータを推定するための係数は、 1990年10月のMATHWORKSによるPC−MATHLABユーサガイ ドに記載されるように、Vandermondeマトリックスを利用するなど最 小自乗適合プロセスを使用して見つけられる。多項式の解答は次の形をとり、 A(N)=co+c1N+c22、 (17) ここでは、c0、c1およびc2はそれぞれゼロ次、一次、二次の係数で、Nは 入信零交差カウント値である。 例えば、FSP=34760(Nmin=165),FSN=34760(Nmax =250)および中間値がゼロ(0)に等しい状態で、前のセクションの例のデ ータは、二次適合ルーチンに対する入力として使用された。図4は、データが曲 線が参照として上に置かれる線形等式に対応する状態で、166から250まで の零交差カウント値の範囲内での二次解答を示している。このようにして、線形 アプローチと非線形アプローチの間の差は大きい。 図4では、「二次適合」とマークされた曲線は、完全にカウント極値で終わる だけではなく、カウント中間点N(i)が曲線を求めるのに使用されたので、こ の点を直接通過する。複数の他の無作為な点が精度に関してオフラインで評価さ れ、予想された値の1%内に該当することが観測された。さらに、二次推定方法 の精度も、総高周波歪み(THD)解析器を使用して実時間テストで確証とされ た。 今日まで線形適合と関連するエラーを確認するためには、線形および二次適合 の間の差を格納するデータセットが作成された。結果は図5に示され、線形適合 の推定値のほぼ75%が少なくとも5%のエラーを被ると判断できる。 別の実施例では、いわゆる「逆数適合カウントスケーリング」方法が利用され 、線形カウントスケーリング方法より優れた性能を示し、最小自乗非線形カウン トスケーリング方法に関して性能が改善された。このように性能が改善されたた め、スケーリング精度が大幅に上がり、総高周波歪みが下がり、優れた信号対雑 音比を持った推定信号が提供される。実際、逆数カウントスケーリング方法は、 厳密に分析的な解答を提供し、この種のシステムから達成可能なもっとも正しく 、最適な結果を保証する。 正弦波が一時的に変調された信号の平均瞬時周波数F(t)を、等式(1)で のように、F(t)=1/(2*T(t))の場合、零交差間で測定される期間 T(t)の2倍の逆数で表すことができることを思い出す。 平均瞬時周波数F(t)の値は、DFminが−DFmaxに等しい場合、偏差周波 数極値DFmaxおよびDFminにより抑制される。前述したように、期間T(t) 内のカウントN(t)の数は、瞬時偏差周波数”IF+DF(t)”の状態のシ ステムクロック期間Tclockの積の逆数に正比例している。したがって、 N(t)=[2Tclock(IF+DF(t))]-1・ (18) その結果、期間T(t)内でのクロックカウントの最大可能数は、以下によって 指定される。 Nmax=[2Tclock(IF+DFmin)]-1・ (4) 同様に、期間T(t)内のクロックカウントの最小可能数は、以下によって指定 される。 Nmin=[2Tclock(IF+DFmax)]-1・ (5) カウント値N(t)は、スケーリングおよび加重を行った値を提供するために 、スケーリングおよび加重の一組の係数に従って、カウント値N(t)のスケー リングおよび加重を行う数値プロセッサ12に提供される。スケーリングと加重 の係数を得るには、数値プロセッサはその完全な「n−ビット」範囲を利用し、 線形適合方法、最小自乗適合方法、または逆数適合(RF)方法を適用すること ができる。 カウントスケーリングのRF方法は、通常、以下の等式により表される。 A(i)=a/N(i)+b (19) 等式(19)では、逆勾配パラメータaおよびy−切片パラメータbが、スケ ーリング係数および加重係数を表す。N(i)は、零交差「i−1」および「i 」の間の「i」番目の時間期間サンプルカウント値を表し、A(i)は、最大/ 最小極値±215の場合のスケーリングおよび加重を行った「i」番目のカウント 値を表す。 等式(19)は、入信2進カウントデータおよび事前に計算されたカウント値 についての知識と組み合わせて、完全な信号復調方法を表す。aとbの値を計算 すればいいだけである。 パラメータaおよびbは、全面的な正(FSP)数値プロセッサ値および全面 的な負(FSN)数値プロセッサ値を使用して見つけられる。数値プロセッサの FSP値およびFSN値は、「完全な範囲の」n−ビット値、つまり16ビット の場合は65536によって決定される。ここでは、FSPは「完全な範囲/2 −1」、およびFSNは「−完全な範囲/2」に等しい。したがって、aとbは 以下、 FSP=a/Nmin+b (20) および FSN=a/Nmax+b (21) によって評価されるため、 a=2*[(Nmin*Nmax)/(Nmin−Nmax)]*FSP (22) および b=−[(Nmin+Nmax)/(Nmin−Nmax)]*FSP (23) となる。これらの式を等式(19)のaおよびbに使用すると、A(i)は、以 下のように表すことができる。 A(i)=[FSP/(Nmin-Nmax)]*{2*Nmin*Nmax/Ni)−(Nmin+Nmin+Nmax)}. (24) 図6を参照すると、逆数適合スケーリング方法および最小自乗適合非線形スケ ーリング方法が、Fclock=10Mhz、IF=25 Khz、DFmax=5Kh z)およびFSP=−FSN=32760整数の場合のカウント入力値に対して スケーリングおよび適合が行われた出力値をプロットすることにより、比較され る。Nmax=250で、Nmin=166である。等式(22)および(23)か ら、a=390*83000、およびb=390*416である。これらの結果 を等式(24)で使用することにより、逆数適合の場合のA(i)の式は、以下に よって指定される。 A(i)=390*[(83000/N(i))−416]、 (25) 図6に例証されるように、最小自乗適合非線形スケーリング方法は、非常に高 レベルの信号解像度を提供し、理論上予測された最小自乗方法と厳密な逆数適合 スケーリング方法の間の差を明らかに取るに足らないものにする。特に、逆数適 合スケーリング方法と比較した場合の最小自乗近似値に結びついた理論上の平均 的なエラーは、0.20%、つまり0.02db差であるが、任意のデータ点と 結びついた理論上の最大エラーは1.0%、つまり0.1dbの差にすぎない。 これらの理論上の結果から、人が本能的にこの2つの方法が実質上同等であると 想定する結果となる可能性がある一方、実践では逆数適合スケーリング方法が約 1dbの信号対雑音比を改善する。したがって、逆数適合スケーリング方法は具 現化で不利を被らないため、最適な選択は逆数適合スケーリング方法である。 図3Aおよび3Bは、逆数適合ステップ102および112がそれぞれどのよ うにして本発明の方法の2つの実施例で発生するのかを示している。ステップ1 00、104−108、110および114−122は、図3の関係において前 述された。 それ以外の修正および実現が、請求される本発明の精神および範囲から逸脱す ることなく、当業者に発生する。従って、ここに掲げた説明は、前述の請求項に 示されるものを除き、本発明を制限するものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 900,367 (32)優先日 1992年6月18日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,SE),CA,JP,KR (72)発明者 ポーター,ロバート,ビー. アメリカ合衆国 33923 フロリダ州 ボ ニタ スプリングス サンシャイン ドラ イブ 10100 (72)発明者 クレゴ,チャールズ,アール. アメリカ合衆国 33919 フロリダ州 フ ォート メイヤーズ サマーリン ウッヅ ドライブ14900―11

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 一時的に変調された信号の効率のよい復調のためのデジタル復調装置で あって、復調装置は、 (a)一時的に変調された信号に反応し、前記一時的に変調された信号の零交差 事象を検出し、それにより零交差事象の情報を提供するのに役立つ零交差事象検 出器と、 (b)前記零交差検出器に接続され、前記零交差事象の情報を受け取り、前記零 交差事象間の期間を測定し、それにより期間測定値のシーケンスを提供するのに 役立つ期間測定器と、 (c)前記期間測定器に接続され、期間測定値の前記シーケンスを1個の復調信 号に変換する役割を果たす信号プロセッサと、 を具備するデジタル復調装置。 2. 請求項1記載のデジタル復調装置であって、前記期間測定器が、通常は 、前記一時的に変調された信号の最大検出周波数のNyquist速度の少なく とも8倍でのクロック速度に対応する解像度で、前記零交差事象間の期間を測定 するデジタル復調装置。 3. 請求項1記載のデジタル復調装置であって、前記信号プロセッサが、 (a)期間測定値の前記シーケンスを受け取り、前記復調信号を提供するデジタ ルからアナログへの変換器と、 を具備するデジタル復調装置。 4. 請求項1記載のデジタル復調装置であって、前記信号プロセッサが、 (a)期間測定値の前記シーケンスを受け取り、期間測定値の前記シーケンスよ り高い信号対雑音比を持つ変形デジタルデータストリームに期間測定値の前記シ ーケンスを変形する変換要素と、 (b)前記変形済みデジタルデータストリームを受け取り、前記復調信号を提供 するデジタルからアナログへの変換器と、 を具備するデジタル復調装置。 5. 請求項1記載のデジタル復調装置であって、前記信号プロセッサが、 (a)期間測定値の前記シーケンスを受け取り、前記復調信号のアナログバージ ョンを提供するデジタルからアナログへの変換器と、 (b)前記復調信号の前記アナログバージョンを受け取り、前記復調信号の前記 アナログバージョンからノイズを除去し、復調された信号に、前記復調信号の前 記アナログバージョンより高い信号対雑音比を与えるアナログフィルタと、 を具備するデジタル復調装置。 6. 一時的に変調された信号を復調するための方法であって、方法は、 (a)期間値のシーケンスを提供するために、変調信号の中間信号の零交差間の 期間を測定するステップと、 (b)復調信号を提供するために期間値の前記シーケンスを変形するステップと 、 を具備する方法。 7. 請求項6記載の方法であって、変形するステップが、 (a)期間値の前記シーケンスをフィルタ処理し、フィルタ処理済みの値のシー ケンスを提供するステップと、 (b)フィルタ済みの値の前記シーケンスを1個のアナログ信号に変換するステ ップと、 を具備する方法。 8. 請求項6記載の方法であって、変形するステップが、 (a)期間値の前記シーケンスを1個のアナログ信号に変換するステップと、 (b)前記アナログ信号をフィルタ処理し、復調信号に、前記アナログ信号より 高い信号対雑音比を与えるステップと、 を具備する方法。 9. 請求項6記載の方法であって、変形するステップが、 (a)最大期間値を超える各期間値に対して、前記期間値を前記最大期間値で置 き換えるステップと、 (b)最小期間値を超えない各期間値に対して、前記期間値を前記最小値で置き 換えるステップと、 を具備する方法。 10.一時的に変調された信号を復調するための方法であって、方法は、 (a)期間値のシーケンスを提供するために変換信号の中間信号の零交差間の期 間を測定するステップと、 (b)期間値の前記シーケンス内の各期間値の逆数を計算することにより逆数値 のシーケンスを取得するステップと、 (c)逆数値の前記シーケンスの各逆数値のスケーリングおよび加重を行い、ス ケーリングおよび加重を行った逆数値のシーケンスを提供するステップと、 (d)スケーリングおよび加重を行った値の前記シーケンスをフィルタ処理し、 フィルタ処理した値のシーケンスを提供するステップと、 (e)フィルタ処理した値の前記シーケンスを1個のアナログ信号に変換するス テップと、 を具備する方法。 11.一時的に変調された信号を復調するための方法であって、方法は、 (a)変調信号の中間信号の零交差間の期間を測定し、期間値のシーケンスを提 供するステップと、 (b)期間値の前記シーケンスの各期間値の逆数を計算することにより、逆数値 のシーケンスを取得するステップと、 (c)逆数値の前記シーケンスのスケーリングおよび加重を行い、スケーリング および加重を行った逆数値のシーケンスを提供するステップと、 (d)スライド式ウィンドウ内でスケーリングおよび加重を行った逆数値を平均 化し、ウィンドウ平均値のシーケンスを提供するステップと、 (e)ウィンドウ平均値のシーケンス上でVon Hannウィンドウ関数を実 行し、Von Hann値のシーケンスを提供するステップと、 (f)Von Hann値の前記シーケンスをフィルタ処理し、フィルタ処理し た値のシーケンスを提供するステップと、 (g)フィルタ処理した値の前記シーケンスを1個のアナログ信号に変換するス テップと、 を具備する方法。 12.一時的に変調された信号を復調するための方法であって、方法は、 (a)変調信号の中間信号の零交差間の期間を測定し、期間値のシーケンスを提 供するステップと、 (b)期間値の前記シーケンス内の各期間値の逆数を計算することにより、逆数 値のシーケンスを取得するステップと、 (c)逆数値の前記シーケンスのスケーリングおよび加重を行い、スケーリング および加重を行った逆数値を提供するステップと、 (d)スライド式ウィンドウ内でスケーリングおよび加重を行った逆数値を平均 化し、ウィンドウ平均値のシーケンスを提供するステップと、 (e)ウィンドウ平均値のシーケンス上でHammingウィンドウ関数を実行 し、Hamming値のシーケンスを提供するステップと、 (f)Hamming値の前記シーケンスをフィルタ処理し、フィルタ処理した 値のシーケンスを提供するステップと、 (g)フィルタ処理した値の前記シーケンスを1個のアナログ信号に変換するス テップと、 を具備する方法。 13.一時的に変調された信号を復調するための方法であって、方法は、 (a)変調信号の中間信号の零交差間の期間を測定し、期間値のシーケンスを提 供するステップと、 (b)期間値の前記シーケンスの各期間値の自乗およびスケーリングを行い、自 乗およびスケーリングを行った値のシーケンスを提供するステップと、 (c)期間値の前記シーケンスのスケーリングおよび加重を行い、スケーリング および加重を行った値のシーケンスを提供するステップと、 (d)自乗およびスケーリングを行った値を対応するスケーリングおよび加重を 行ったそれぞれの値に付加することにより、スケーリングおよび加重を行った値 の前記シーケンスを増加し、増加した値のシーケンスを提供するステップと、 (e)増加した値の前記シーケンスをフィルタ処理し、フィルタ処理した値のシ ーケンスを提供するステップと、 (f)フィルタ処理した値の前記シーケンスをアナログ信号に変換するステップ と、 を具備する方法。 14.請求項10、11、12、または13記載の方法であって、さらに、 (a)零交差間の期間を測定するステップの後で、最大期間値を超える各期間値 に対して、前記期間値を前記最大期間値で置き換えるステップと、最小期間値を 超えない各期間値に対して、前記期間値を前記最小期間値で置き換えるステップ と、 を具備する方法。 15.一時的に変調された信号の効率的な復調のためのデジタル復調装置であ って、復調装置は、 (a)一時的に変調された信号に反応して、一時的に変調された信号の零交差事 象を検出し、それにより零交差事象情報を提供するのに役立つ零交差事象検出器 と、 (b)前記零交差検出器に接続され、前記零交差事象情報を受け取り、前記零交 差事象間の期間を測定し、それにより期間測定値のシーケンスを提供する期間測 定器と、 (c)前記期間測定器に接続され、期間測定値の前記シーケンスを高い信号対雑 音比を持つ1個の復調信号に変換するのに役立つ数値プロセッサと、 を具備するデジタル復調装置。 16.請求項15記載のデジタル復調装置であって、前記数値プロセッサが、 (a)期間測定値の前記シーケンスを受信し、それを前記復調信号を表す1個の デジタルデータストリームに変換するデジタルデータストリーム生成装置と、 (b)前記デジタルデータストリームを受信し、前記復調信号を提供するデジタ ルからアナログへの変換器と、 を具備するデジタル復調装置。 17.請求項15記載のデジタル復調装置であって、前記数値プロセッサが期間 測定値の前記シーケンスを前記復調信号に実時間で変換するデジタル復調装置。 18.請求項15記載のデジタル復調装置であって、前記零交差検出器が、前記 一時的に変調された信号の零交差とつり合う零交差に、方形波のシーケンスとし て零交差事象情報を提供するデジタル復調装置。 19.請求項15記載のデジタル復調装置であって、前記期間測定装置が (a)クロックと、 (b)カウンタと、 (c)前記クロック、前記カウンタ、および前記零交差検出器に接続され、クロ ックパルスが、前記零交差検出器により提供される零交差事象情報に呼応して、 前記クロックから前記カウンタに伝搬できるようにするクロックパルスゲートと 、 を具備するデジタル復調装置。 20.請求項19記載のデジタル復調装置であって、さらに (a)前記クロックおよび前記零交差検出器に接続される第二のクロックパルス ゲートと、 (b)前記第二のクロックパルスゲートに接続される第二のカウンタと、 を具備するデジタル復調装置。 21.一時的に変調された信号を復調するための方法であって、方法は、 (a)変調信号の中間信号の零交差間の期間を測定し、期間値のシーケンスを提 供するステップと、 (b)期間値の前記シーケンスを数値的に処理し、変調信号に提供するステップ と、 を具備する方法。 22.請求項21記載の方法であって、数値的に処理するステップが、 (a)期間値の前記シーケンスの加重およびスケーリングを行い、加重およびス ケーリングが行われるシーケンスを提供するステップと、 (b)加重およびスケーリングを行った値の前記シーケンスをフィルタ処理し、 フィルタ処理した値のシーケンスを提供するステップと、 (c)フィルタ処理した値の前記シーケンスを1個のアナログ信号に変換するス テップと、 を具備する方法。 23.請求項22記載の方法であって、 (a)加重およびスケーリングのステップの後で、フィルタ処理を行うステップ の前に、スライド式ウィンドウ内での加重およびスケーリングを行った値を平均 化し、フィルタ処理される平均値のシーケンスを提供するステップと、 を具備する方法。 24.請求項23記載の方法であって、スライド式ウィンドウが2つの値を含 み、一度に2つの値進められる方法。 25.請求項22記載の方法であって、 (a)加重およびスケーリングのステップの後で、フィルタ処理を行うステップ の前に、加重およびスケーリング値のシーケンス上でHammingウィンドウ 関数を実行し、フィルタ処理される値のシーケンスを提供するステップと、を具 備する方法。 26.請求項22記載の方法であって、さらに、 (a)加重およびスケーリングのステップの後で、フィルタ処理を行うステップ の前に、加重およびスケーリング値のシーケンス上でVon Hannウィンド ウ関数を実行し、フィルタ処理されるシーケンスを提供するステップと、 を具備する方法。 27.請求項21記載の方法で、さらに、 (a)加重およびスケーリングのステップの後に、スライド式ウィンドウ内で加 重およびスケーリングを行った値を平均化し、平均値のシーケンスを提供するス テップと、 (b)フィルタ処理のステップの前に、加重およびスケーリングを行った値のシ ーケンス上でHammingウィンドウ関数を実行し、フィルタ処理される値の シーケンスを提供するステップと、 を具備する方法。 28.請求項21記載の方法で、数値的に処理するステップが、 (a)期間値の前記シーケンスの加重およびスケーリングを行い、加重およびス ケーリングを行った値のシーケンスを提供するステップと、 (b)スライド式ウィンドウ内で加重およびスケーリングを行った値を平均化し 、ウィンドウの平均値のシーケンスを提供するステップと、 (c)ウィンドウの平均値のシーケンスに対してVon Hannウィンドウ関 数を実行し、Von Hann値のシーケンスを提供するステップと、 (d)Von Hann値の前記シーケンスをフィルタ処理し、フィルタ処理し た値のシーケンスを提供するステップと、 (e)フィルタ処理した値の前記シーケンスを1個のアナログ信号に変換するス テップと、 を具備する方法。 29.請求項21記載の方法で、数値的に処理するステップが、 (a)期間値の前記シーケンスの加重およびスケーリングを行い、加重およびス ケーリングを行った値のシーケンスを提供するステップと、 (b)スライド式ウィンドウ内で、加重およびスケーリングを行った値を平均化 し、ウィンドウ平均値のシーケンスを提供するステップと、 (c)ウィンドウ平均値のシーケンス上でHammingウィンドウ関数を実行 し、Von Hann値のシーケンスを提供するステップと、 (d)Hamming値の前記シーケンスをフィルタ処理し、フィルタ処理した 値のシーケンスを提供するステップと、 (e)フィルタ処理した値のシーケンスを1個のアナログ信号に変換するステッ プと、 を具備する方法。 30.一時的に変調された信号の効率よい復調のためのデジタル復調装置であ って、復調装置が、 (a)一時的に変調された信号に反応して、前記一時的に変調された信号の零交 差事象を検出し、それにより零交差事象情報を提供するのに役立つ零交差事象検 出器と、 (b)前記零交差検出器に接続され、前記零交差事象情報を受け取り、前記零交 差事象間の期間を測定し、それによって復調信号を表す期間測定値のシーケンス を提供するのに役立つ期間測定器と、 を具備するデジタル復調装置。 31.請求項30記載のデジタル復調装置であって、さらに、 (a)期間測定値の前記シーケンスを受け取り、前記復調信号のアナログ形を提 供するデジタルからアナログへの変換器と、 を具備するデジタル復調装置。 32.請求項30記載のデジタル復調装置であって、前記零交差検出器が、前 記一時的に変調された信号の零交差とつり合う零交差を、方形波のシーケンスと して零交差事象情報に提供するデジタル復調装置。 33.請求項30記載のデジタル復調装置であって、前記期間測定器が、 (a)クロックと、 (b)カウンタと、 (c)前記クロック、前記カウンタ、および前記零交差検出器に接続され、クロ ックパルスが、前記クロックから前記カウンタまで、前記零交差検出器に提供さ れる零交差事象情報に応答して伝搬できるようにするクロックパルスゲートと、 を具備するデジタル復調装置。 34.請求項33記載のデジタル復調装置であって、さらに、 (a)前記クロックおよび前記零交差検出器に接続される第二のクロックパルス ゲートと、 (b)前記第二のクロックパルスゲートに接続される第二のカウンタと、 を具備するデジタル復調装置。 35.一時的に変調された信号を復調するための方法で、 (a)変調信号の中間信号の零交差間で期間を測定し、1個の復調信号を表す期 間値のシーケンスを提供するステップと、 を具備する方法。
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